JPH07273712A - ディジタル無線受信端末 - Google Patents
ディジタル無線受信端末Info
- Publication number
- JPH07273712A JPH07273712A JP6065854A JP6585494A JPH07273712A JP H07273712 A JPH07273712 A JP H07273712A JP 6065854 A JP6065854 A JP 6065854A JP 6585494 A JP6585494 A JP 6585494A JP H07273712 A JPH07273712 A JP H07273712A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- phase
- phase difference
- output
- circuit
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、位相変調信号と基準位相信号
との位相差を検出する手段において、消費電力を削減さ
せることが可能な位相差検出回路を備えたディジタル無
線受信端末を提供することにある。 【構成】位相変調方式の復調部で入力の位相変調信号と
基準位相信号の位相差を検出し、シンボルタイミング毎
に出力するディジタル復調器の位相差検出回路におい
て、基準位相信号612からシンボルタイミング613
毎に識別基準信号を作成する識別基準信号作成手段61
09を設ける。 【効果】位相検出を連続して行なわないので、従来の回
路技術に対して、位相差検出回路の消費電力を削減する
効果がある。特に、論理ゲートの入出力の変化回数によ
り消費電力が増減するCMOS−LSIを用いて回路を
構成する際には効果が大きい。
との位相差を検出する手段において、消費電力を削減さ
せることが可能な位相差検出回路を備えたディジタル無
線受信端末を提供することにある。 【構成】位相変調方式の復調部で入力の位相変調信号と
基準位相信号の位相差を検出し、シンボルタイミング毎
に出力するディジタル復調器の位相差検出回路におい
て、基準位相信号612からシンボルタイミング613
毎に識別基準信号を作成する識別基準信号作成手段61
09を設ける。 【効果】位相検出を連続して行なわないので、従来の回
路技術に対して、位相差検出回路の消費電力を削減する
効果がある。特に、論理ゲートの入出力の変化回数によ
り消費電力が増減するCMOS−LSIを用いて回路を
構成する際には効果が大きい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル無線受信端
末における復調回路の位相変調信号の位相差検出回路に
関し、特に消費電力の削減を図った位相差検出回路に関
する。
末における復調回路の位相変調信号の位相差検出回路に
関し、特に消費電力の削減を図った位相差検出回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル無線受信端末における位相差
検出回路の従来技術として、特開平4−68841号公
報に開示されている回路構成を図7に示す。この従来例
では位相変調信号611の搬送波周波数に設定された基
準位相信号612を順次シフトして、位相量子化ビット
数をnとしたときn本の基準位相信号を発生するn段の
シフトレジスタ6108と、各基準位相信号と位相変調
信号611との位相差を比較するためのn個の位相比較
器6106と、n本の位相比較結果から位相変調信号の
位相を判定する位相データ判定回路6107により構成
されている。
検出回路の従来技術として、特開平4−68841号公
報に開示されている回路構成を図7に示す。この従来例
では位相変調信号611の搬送波周波数に設定された基
準位相信号612を順次シフトして、位相量子化ビット
数をnとしたときn本の基準位相信号を発生するn段の
シフトレジスタ6108と、各基準位相信号と位相変調
信号611との位相差を比較するためのn個の位相比較
器6106と、n本の位相比較結果から位相変調信号の
位相を判定する位相データ判定回路6107により構成
されている。
【0003】ディジタル復調器では、位相変調信号の搬
送波周波数をfcとした場合、基準位相信号周波数は搬
送波周波数fcとほぼ一致する。従って、上記の従来技
術における位相差の検出はfcの周期で行なわれる。一
般に、変調速度周波数fbは搬送波周波数fcに対して
1/N倍(N>>1)の関係にあり、そのため、シンボ
ルタイミング1周期の間に複数回(N回)の位相差検出
が行なわれる。しかし、復調に必要な位相差データは、
1シンボルタイミング時刻で1個であるので、計測した
N個の位相差データの中からシンボルタイミングで有効
な1個の変調情報を選択する。
送波周波数をfcとした場合、基準位相信号周波数は搬
送波周波数fcとほぼ一致する。従って、上記の従来技
術における位相差の検出はfcの周期で行なわれる。一
般に、変調速度周波数fbは搬送波周波数fcに対して
1/N倍(N>>1)の関係にあり、そのため、シンボ
ルタイミング1周期の間に複数回(N回)の位相差検出
が行なわれる。しかし、復調に必要な位相差データは、
1シンボルタイミング時刻で1個であるので、計測した
N個の位相差データの中からシンボルタイミングで有効
な1個の変調情報を選択する。
【0004】この事から図8のタイムチャートに示すよ
うに、従来技術においては、位相変調信号と基準位相信
号との位相差検出を常に行なっているので、シフトレジ
スタ6108や位相比較器6106、位相データ判定回
路6107の論理回路が常時動作していた。
うに、従来技術においては、位相変調信号と基準位相信
号との位相差検出を常に行なっているので、シフトレジ
スタ6108や位相比較器6106、位相データ判定回
路6107の論理回路が常時動作していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の位相差
検出回路を具備したディジタル無線受信端末では、常時
位相差検出を行なっているために、消費電力が多く、特
に、低消費電力化が要求される小型携帯電話では、対策
が必要であった。
検出回路を具備したディジタル無線受信端末では、常時
位相差検出を行なっているために、消費電力が多く、特
に、低消費電力化が要求される小型携帯電話では、対策
が必要であった。
【0006】本発明の目的は、位相変調信号と基準位相
信号との位相差を検出する手段において、消費電力を削
減させることが可能な位相差検出回路を備えたディジタ
ル無線受信端末を提供することにある。
信号との位相差を検出する手段において、消費電力を削
減させることが可能な位相差検出回路を備えたディジタ
ル無線受信端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、ディジタル復調器の位相差検出回路において、
シンボルタイミング毎に位相差検出の動作開始を規定す
るための識別基準信号を作成する識別基準信号作成手段
を設ける。
ために、ディジタル復調器の位相差検出回路において、
シンボルタイミング毎に位相差検出の動作開始を規定す
るための識別基準信号を作成する識別基準信号作成手段
を設ける。
【0008】
【作用】ディジタル復調器の位相差検出回路において、
シンボルタイミング毎に識別基準信号を作成する識別基
準信号作成手段を設けることにより、1シンボルタイミ
ングの時間内に1回だけ位相差検出を行い、検出時以外
の時間では停止させる。これにより、従来技術に対し論
理回路の動作時間は1/Nとなり、特に回路デバイスと
してCMOSを用いた場合、低消費電力化を実現でき
る。
シンボルタイミング毎に識別基準信号を作成する識別基
準信号作成手段を設けることにより、1シンボルタイミ
ングの時間内に1回だけ位相差検出を行い、検出時以外
の時間では停止させる。これにより、従来技術に対し論
理回路の動作時間は1/Nとなり、特に回路デバイスと
してCMOSを用いた場合、低消費電力化を実現でき
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。図1において、1はアンテナ、2は第一周波数変換
器、3は第二周波数変換器、4はシンボルタイミング再
生回路、5はリミタアンプ、6はディジタル復調回路、
7は基準発信器、65はディジタルPLL、61は位相
差検出回路、62はデコーダ、63は位相誤差修正回
路、64は基準位相セレクタ、603は復調データ出力
端子、602はシンボルタイミング出力端子である。
る。図1において、1はアンテナ、2は第一周波数変換
器、3は第二周波数変換器、4はシンボルタイミング再
生回路、5はリミタアンプ、6はディジタル復調回路、
7は基準発信器、65はディジタルPLL、61は位相
差検出回路、62はデコーダ、63は位相誤差修正回
路、64は基準位相セレクタ、603は復調データ出力
端子、602はシンボルタイミング出力端子である。
【0010】次に動作を説明する。
【0011】アンテナ1で受信した無線周波数の受信信
号は第1周波数変換器2によって第一中間周波数に周波
数変換され第一中間周波フィルタ(図示せず)で帯域制
限されたのち、第二中間周波数変換器3で第二中間周波
数に変換される。さらに、第二中間周波フィルタ(図示
せず)で帯域制限された後、リミタアンプ5では中間周
波信号をログアンプ(図示せず)で増幅し、振幅制限を
かけて矩形波形の受信信号としてディジタル復調器6へ
出力する。次に遅延検波を行うディジタル復調器6の動
作を説明する。リミタアンプ5からの矩形信号は位相差
検出回路61に入力され1シンボル前の基準位相信号か
らの変化量を計測する。この位相変化量からデコーダ6
2で復号を行う。一方、位相誤差修正回路63では位相
差検出回路61の位相変化量から位相誤差を判定し、1
シンボルタイミング毎に基準位相データを基準位相セレ
クタ64へ、位相誤差データを605へそれぞれ出力す
る。基準位相セレクタ64では基準位相データに基づい
て新規の基準位相信号の位相を選択し、新規の基準位相
信号として位相差検出回路61に入力する。ディジタル
PLL65(以下DPLLと表す)はタイミング再生手
段4の検出したタイミングにロックしてシンボルタイミ
ング信号を発生する。シンボルタイミング信号は位相差
検出回路61に入力され、このタイミングで受信データ
がデータ出力端子603より出力される。図4にタイミ
ング再生手段4の一実施例を示す。
号は第1周波数変換器2によって第一中間周波数に周波
数変換され第一中間周波フィルタ(図示せず)で帯域制
限されたのち、第二中間周波数変換器3で第二中間周波
数に変換される。さらに、第二中間周波フィルタ(図示
せず)で帯域制限された後、リミタアンプ5では中間周
波信号をログアンプ(図示せず)で増幅し、振幅制限を
かけて矩形波形の受信信号としてディジタル復調器6へ
出力する。次に遅延検波を行うディジタル復調器6の動
作を説明する。リミタアンプ5からの矩形信号は位相差
検出回路61に入力され1シンボル前の基準位相信号か
らの変化量を計測する。この位相変化量からデコーダ6
2で復号を行う。一方、位相誤差修正回路63では位相
差検出回路61の位相変化量から位相誤差を判定し、1
シンボルタイミング毎に基準位相データを基準位相セレ
クタ64へ、位相誤差データを605へそれぞれ出力す
る。基準位相セレクタ64では基準位相データに基づい
て新規の基準位相信号の位相を選択し、新規の基準位相
信号として位相差検出回路61に入力する。ディジタル
PLL65(以下DPLLと表す)はタイミング再生手
段4の検出したタイミングにロックしてシンボルタイミ
ング信号を発生する。シンボルタイミング信号は位相差
検出回路61に入力され、このタイミングで受信データ
がデータ出力端子603より出力される。図4にタイミ
ング再生手段4の一実施例を示す。
【0012】入力端子401にはリミタアンプ5より出
力される受信信号強度信号から位相変調信号のエンベロ
ープ情報に含まれるシンボルタイミング成分のみを狭帯
域のバンドパスフィルタ41で抽出し、さらに電圧比較
器(コンパレータ)42でスライスしてディジタル信号
に変換している。ここでは受信信号強度信号からシンボ
ルタイミングの再生を行う例をあげたがリミタアンプ5
の出力する変調位相信号からシンボルタイミングを再生
してもよい。
力される受信信号強度信号から位相変調信号のエンベロ
ープ情報に含まれるシンボルタイミング成分のみを狭帯
域のバンドパスフィルタ41で抽出し、さらに電圧比較
器(コンパレータ)42でスライスしてディジタル信号
に変換している。ここでは受信信号強度信号からシンボ
ルタイミングの再生を行う例をあげたがリミタアンプ5
の出力する変調位相信号からシンボルタイミングを再生
してもよい。
【0013】次に、本発明の位相差検出回路61の一実
施例を図2および、図3のタイムチャートを用いて詳し
く説明する。ここで、図1と同一符号の端子、および手
段は図1と同一機能を持つものとする。入力端子611
から入力される変調位相信号は位相比較器6106に供
給される。入力端子614からは位相基準信号のn倍の
基準クロックが供給される。識別基準信号作成手段61
09では基準位相信号612とシンボルタイミング61
3からシンボルタイミング毎に1個の識別基準信号61
8を作成する。シフトレジスタ6108では、識別基準
信号618を基準クロックでシフトし、n相の識別基準
信号を位相比較器6106にそれぞれ供給し、変調位相
信号の位相データを出力する。図3のタイムチャート例
では位相比較器6106の出力は下位よりLLH...
となる。このデータがLからHに変化した位相データに
よって、位相データ判定回路6107は変調位相信号の
位相をデコードする。デコード方式は変調方式が例え
ば、π/4シフトQPSKの場合は、1シンボル期間の
移相角度に情報を担っているため、位相角度情報(π/
4[rad]、3π/4[rad]、ーπ/4[rad]、ー3π/4
[rad])をそれぞれ2ビットの情報(00、01、1
0、11)に復号する。データ保持回路6110ではシ
ンボルタイミング613で位相データ判定回路6107
の復号データ6107aを保持し、出力端子615より
出力する。
施例を図2および、図3のタイムチャートを用いて詳し
く説明する。ここで、図1と同一符号の端子、および手
段は図1と同一機能を持つものとする。入力端子611
から入力される変調位相信号は位相比較器6106に供
給される。入力端子614からは位相基準信号のn倍の
基準クロックが供給される。識別基準信号作成手段61
09では基準位相信号612とシンボルタイミング61
3からシンボルタイミング毎に1個の識別基準信号61
8を作成する。シフトレジスタ6108では、識別基準
信号618を基準クロックでシフトし、n相の識別基準
信号を位相比較器6106にそれぞれ供給し、変調位相
信号の位相データを出力する。図3のタイムチャート例
では位相比較器6106の出力は下位よりLLH...
となる。このデータがLからHに変化した位相データに
よって、位相データ判定回路6107は変調位相信号の
位相をデコードする。デコード方式は変調方式が例え
ば、π/4シフトQPSKの場合は、1シンボル期間の
移相角度に情報を担っているため、位相角度情報(π/
4[rad]、3π/4[rad]、ーπ/4[rad]、ー3π/4
[rad])をそれぞれ2ビットの情報(00、01、1
0、11)に復号する。データ保持回路6110ではシ
ンボルタイミング613で位相データ判定回路6107
の復号データ6107aを保持し、出力端子615より
出力する。
【0014】次に識別基準信号作成手段6109の一実
施例を図5、図6を用いて詳しく説明する。
施例を図5、図6を用いて詳しく説明する。
【0015】ここで、図2と同一符号の端子、および手
段は図2と同一機能を持つものとする。識別基準信号作
成手段6109はDータイプフリップフロップ(以下D
FFと表す)61091、61092、インバータ61
094およびアンドゲート61093より構成される。
入力端子617のシンボルタイミングは基準位相信号6
16でラッチされる。このデータはDFF61092に
入力され、これを基準位相信号616の逆極性信号でラ
ッチされる。アンドゲート61093ではDFF610
91とDFF61093の出力データの論理積を出力す
る。この回路により、シンボルタイミングに対していち
ばん近い基準位相クロックの選択を行うことができる。
段は図2と同一機能を持つものとする。識別基準信号作
成手段6109はDータイプフリップフロップ(以下D
FFと表す)61091、61092、インバータ61
094およびアンドゲート61093より構成される。
入力端子617のシンボルタイミングは基準位相信号6
16でラッチされる。このデータはDFF61092に
入力され、これを基準位相信号616の逆極性信号でラ
ッチされる。アンドゲート61093ではDFF610
91とDFF61093の出力データの論理積を出力す
る。この回路により、シンボルタイミングに対していち
ばん近い基準位相クロックの選択を行うことができる。
【0016】次に位相差検出回路61のその他の実施例
を図9および図10を用いて説明する。ここで、図1と
同一符号の端子、および手段は図1と同一機能を持つも
のとする。入力端子613から供給されたシンボルタイ
ミングは識別基準信号作成手段6104に供給され、入
力端子612から供給される基準位相信号によってラッ
チされる。識別基準信号作成手段6104は識別基準信
号をカウンタ制御手段6101に入力する。エッジ検出
手段6101aは基準発信器の信号によって識別基準信
号のエッジ検出を行い、位相差カウンタ6102をリセ
ットする。位相差回路6101bは識別基準信号と基準
位相信号との位相差を出力し、この期間カウンタの計測
動作を行う。図10において、黒塗りの部分はカウンタ
が動作していることを示す。DFF6103は位相差カ
ウンタ6102の出力をシンボルタイミング613毎に
ラッチする。本実施例では、識別基準信号作成段610
4にて識別基準信号61dを1シンボルタイミングに1
個作成することにより、61cで示すように有効データ
が得られない期間ではカウンタ等の論理回路の動作を停
止させることにより、低消費電力化を図っている。
を図9および図10を用いて説明する。ここで、図1と
同一符号の端子、および手段は図1と同一機能を持つも
のとする。入力端子613から供給されたシンボルタイ
ミングは識別基準信号作成手段6104に供給され、入
力端子612から供給される基準位相信号によってラッ
チされる。識別基準信号作成手段6104は識別基準信
号をカウンタ制御手段6101に入力する。エッジ検出
手段6101aは基準発信器の信号によって識別基準信
号のエッジ検出を行い、位相差カウンタ6102をリセ
ットする。位相差回路6101bは識別基準信号と基準
位相信号との位相差を出力し、この期間カウンタの計測
動作を行う。図10において、黒塗りの部分はカウンタ
が動作していることを示す。DFF6103は位相差カ
ウンタ6102の出力をシンボルタイミング613毎に
ラッチする。本実施例では、識別基準信号作成段610
4にて識別基準信号61dを1シンボルタイミングに1
個作成することにより、61cで示すように有効データ
が得られない期間ではカウンタ等の論理回路の動作を停
止させることにより、低消費電力化を図っている。
【0017】次に本発明のその他の実施例を図11に示
す。
す。
【0018】ここで、図1と同一符号の端子、および手
段は図1と同一機能を持つものとする。
段は図1と同一機能を持つものとする。
【0019】ただし、符号にダッシュ(’)が付いてい
るものは付いていないものと同じ機能を有するものとす
る。
るものは付いていないものと同じ機能を有するものとす
る。
【0020】図11は検波後選択ダイバーシティを用い
た場合のディジタル無線受信端末の構成を示す。
た場合のディジタル無線受信端末の構成を示す。
【0021】10は受信信号強度信号および位相誤差情
報または、そのどちらかによってどのブランチを選択す
るか決定するブランチ選択手段である。9はブランチ選
択手段10の出力するブランチ選択信号によって復調デ
ータとシンボルタイミングを選択するデータセレクタで
ある。ここで、タイミング再生手段4および4’は少な
くとも1つあればよい。
報または、そのどちらかによってどのブランチを選択す
るか決定するブランチ選択手段である。9はブランチ選
択手段10の出力するブランチ選択信号によって復調デ
ータとシンボルタイミングを選択するデータセレクタで
ある。ここで、タイミング再生手段4および4’は少な
くとも1つあればよい。
【0022】上記に示すように検波後合成ダイバーシテ
ィの構成においては、復調器が複数個存在するため、さ
らに省電力化に有効である。ここでは2波検波後合成ダ
イバーシティの例を示すが、2波以上でも同様な効果が
期待できるのは言うまでもない。
ィの構成においては、復調器が複数個存在するため、さ
らに省電力化に有効である。ここでは2波検波後合成ダ
イバーシティの例を示すが、2波以上でも同様な効果が
期待できるのは言うまでもない。
【0023】本実施例は、1シンボルタイミングの時間
内に、位相比較を1回しか行なわないことを説明するも
のであり、各信号間のタイミング関係は本発明を限定す
るものではない。
内に、位相比較を1回しか行なわないことを説明するも
のであり、各信号間のタイミング関係は本発明を限定す
るものではない。
【0024】
【発明の効果】位相検出を常時行わないので、従来の回
路技術に対して、位相差検出回路の消費電力を削減する
効果がある。特に、論理ゲートの入出力の変化回数によ
り消費電力が増減するCMOS−LSIを用いて回路を
構成する際には効果が大きい。
路技術に対して、位相差検出回路の消費電力を削減する
効果がある。特に、論理ゲートの入出力の変化回数によ
り消費電力が増減するCMOS−LSIを用いて回路を
構成する際には効果が大きい。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】一実施例の位相差検出手段61の構成図であ
る。
る。
【図3】一実施例の位相差検出手段61の回路動作を説
明するタイムチャートである。
明するタイムチャートである。
【図4】一実施例のタイミング再生手段4の構成図であ
る。
る。
【図5】一実施例の識別基準信号作成手段6109の構
成図である。
成図である。
【図6】一実施例の識別基準信号作成手段6109の回
路動作を説明するタイムチャートである。
路動作を説明するタイムチャートである。
【図7】位相差検出手段61の従来例の構成図である。
【図8】位相差検出手段61の従来例の動作を説明する
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図9】位相差検出手段61のその他の実施例の構成図
である。
である。
【図10】位相差検出手段61のその他の実施例の回路
動作を説明するタイムチャートである。
動作を説明するタイムチャートである。
【図11】本発明のその他の実施例の構成図である。
1…アンテナ、 2…第一周波数変換器、 3…第二周波数変換器、 4…シンボルタイミング再生回路、 5…リミタアンプ、 6…ディジタル復調回路、 7…基準発信器、 9…データセレクタ、 10…ブランチ選択手段、 41…バンドパスフィルタ、 42…コンパレータ、 43…基準電圧発生回路、 61…位相差検出回路、 62…デコーダ、 63…位相誤差修正回路、 64…基準位相セレクタ、 65…ディジタルPLL、 6101…カウンタ制御手段、 6102…位相差カウンタ、 6103…DFF、 6104…識別基準信号作成手段、 6106…位相比較器、 6107…位相データ判定回路、 6108…シフトレジスタ、 6109…識別基準信号作成手段、 6110…データ保持手段、 61091…DFF、 61092…DFF、 61093…アンドゲート、 61094…インバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 出 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地日立 通信システム株式会社内 (72)発明者 小林 豊 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地日立 通信システム株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】位相変調方式を用いたディジタル無線受信
端末において、 復調部に入力された位相変調信号と基準位相信号の位相
差を検出し、シンボルタイミング毎に出力する位相差検
出回路を備え、前記位相差検出回路には基準位相信号と
シンボルタイミングから1シンボルタイミング期間に少
なくとも1回、位相差検出回路の起動信号となる識別基
準信号を生成する識別基準信号作成手段を設けたことを
特徴とするディジタル無線受信端末。 - 【請求項2】前記位相差検出回路は、シンボルタイミン
グ信号を基準位相信号でラッチする第一のラッチ回路
と、前記第一のラッチ回路の出力を基準位相信号でラッ
チして逆極性で出力する第二のラッチ手段と、識別基準
信号作成手段として前記第一、第二のラッチ回路の出力
の論理積を出力するアンドゲートを備え、前記アンドゲ
ートの出力を識別基準信号として位相差検出動作を起動
することを特徴とする請求項1に記載のディジタル無線
受信端末。 - 【請求項3】前記位相差検出回路は、基準位相信号のn
倍(nは整数)の周波数の基準信号で基準位相信号と位
相変調信号の位相差をカウントする位相差カウンタと、
シンボルタイミング信号を基準位相信号でラッチする第
一のラッチ回路と、第一のラッチ回路出力の変化点を検
出して、基準位相信号周期より短い期間リセットパルス
を出力して前記位相差カウンタをリセットする位相差カ
ウンタ初期化手段と、前記第一のラッチ回路出力の変化
点から、位相変調信号の変化点までの期間、前記位相差
カウンタ動作を許可する位相差カウンタ制御手段と前記
位相差カウンタの出力結果をデコードして復号データを
出力する位相データ判定回路を備えたことを特徴とする
請求項1に記載のディジタル無線受信端末。 - 【請求項4】少なくとも2系統の請求項1に記載のディ
ジタル無線受信端末を備え、前記ディジタル受信端末の
出力する受信信号強度信号や位相誤差信号等の受信状態
を判別するデータを用いて、どの系統を選択するか決定
するブランチ選択手段とこの決定に従ってブランチを切
り替えるデータセレクタを備えたことを特徴とするディ
ジタル無線受信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065854A JPH07273712A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | ディジタル無線受信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065854A JPH07273712A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | ディジタル無線受信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07273712A true JPH07273712A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13299024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6065854A Pending JPH07273712A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | ディジタル無線受信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07273712A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001160837A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Nippon Signal Co Ltd:The | 受信装置 |
WO2010029954A1 (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-18 | 日本電気株式会社 | 復調器および復調方法 |
-
1994
- 1994-04-04 JP JP6065854A patent/JPH07273712A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001160837A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Nippon Signal Co Ltd:The | 受信装置 |
WO2010029954A1 (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-18 | 日本電気株式会社 | 復調器および復調方法 |
JP5510330B2 (ja) * | 2008-09-10 | 2014-06-04 | 日本電気株式会社 | 復調器および復調方法 |
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