JP2001160837A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
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- JP2001160837A JP2001160837A JP34345199A JP34345199A JP2001160837A JP 2001160837 A JP2001160837 A JP 2001160837A JP 34345199 A JP34345199 A JP 34345199A JP 34345199 A JP34345199 A JP 34345199A JP 2001160837 A JP2001160837 A JP 2001160837A
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 11
- 239000000284 extract Substances 0.000 abstract 2
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信したBPSK信号の波形のデューティ比
に乱れがあっても、安定してNRZ符号を読取れるよう
にする。 【解決手段】 BPSKからなる信号を受信する受信手
段と、所定のクロック信号を生成するクロック信号生成
手段と、生成されたクロック信号に基づいてBPSK信
号の波数をカウントするカウント手段と、カウントされ
たBPSK信号の波数の所定の範囲を用いてBPSK信
号のエッジを監視する監視範囲を設定する設定手段と、
設定された所定の監視範囲内で検出されたエッジを用い
てNRZ符号を抽出する抽出手段とからなる。
に乱れがあっても、安定してNRZ符号を読取れるよう
にする。 【解決手段】 BPSKからなる信号を受信する受信手
段と、所定のクロック信号を生成するクロック信号生成
手段と、生成されたクロック信号に基づいてBPSK信
号の波数をカウントするカウント手段と、カウントされ
たBPSK信号の波数の所定の範囲を用いてBPSK信
号のエッジを監視する監視範囲を設定する設定手段と、
設定された所定の監視範囲内で検出されたエッジを用い
てNRZ符号を抽出する抽出手段とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、無線通信
機能を備えたICカードからなる非接触式定期券と非接
触式自動改札機との間における無線通信において、受信
したサブキャリアを用いたBPSK(Binary Phase Shi
ft Keying )信号を効率よく解読して、そのBPSK信
号をNRZ符号へ安定してデコードできるようにした受
信装置に関する。
機能を備えたICカードからなる非接触式定期券と非接
触式自動改札機との間における無線通信において、受信
したサブキャリアを用いたBPSK(Binary Phase Shi
ft Keying )信号を効率よく解読して、そのBPSK信
号をNRZ符号へ安定してデコードできるようにした受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動改札機は、磁気券からなる乗
車券類を自動改札機の本体に投入して入出場処理する投
入型に構成されている。したがって、定期券の利用者
(旅客)は、入出場の度に定期券入れから定期券を出し
入れしなければならないという不便がある。
車券類を自動改札機の本体に投入して入出場処理する投
入型に構成されている。したがって、定期券の利用者
(旅客)は、入出場の度に定期券入れから定期券を出し
入れしなければならないという不便がある。
【0003】このような不便を解決するために、定期券
を無線通信機能を備えたICカードで構成し、自動改札
機の本体との間で非接触でデータ授受を行って入出場を
行う非接触式自動改札機が提案されている(例えば、特
開平11−66364号等)。したがって、非接触式自
動改札機が採用されると、利用者は、入出場の際、非接
触式定期券を自動改札機の本体のアンテナにかざすだけ
で入出場することができる利便が得られる。
を無線通信機能を備えたICカードで構成し、自動改札
機の本体との間で非接触でデータ授受を行って入出場を
行う非接触式自動改札機が提案されている(例えば、特
開平11−66364号等)。したがって、非接触式自
動改札機が採用されると、利用者は、入出場の際、非接
触式定期券を自動改札機の本体のアンテナにかざすだけ
で入出場することができる利便が得られる。
【0004】上述の非接触式の自動改札機には、非接触
式定期券側から送出されるデータを読取るとともに、そ
の非接触式定期券に対して新たな入出場等のデータを書
込むリーダ/ライタが設けられている。
式定期券側から送出されるデータを読取るとともに、そ
の非接触式定期券に対して新たな入出場等のデータを書
込むリーダ/ライタが設けられている。
【0005】このリーダ/ライタ10は、図4に示され
るように、アンテナ部11、アナログ処理部12及びデ
ジタル処理部13から構成されている。このうち、アン
テナ部11は、非接触式定期券Cとの間で電波を送受信
し、アナログ処理部12は、送信信号の増幅や変調処
理、受信信号の検波や復調処理を行うように構成されて
いる。デジタル処理部13は、非接触式の自動改札機の
本体を統括的に駆動制御する上位の制御機14とつなが
り、その上位の制御機14からのコマンドデータをNR
Z符号に変換し、アナログ処理部12へ送出し、また、
アナログ処理部12からのNRZ符号をレスポンスデー
タに変換し、上位の制御機14へ送出するように構成さ
れている。
るように、アンテナ部11、アナログ処理部12及びデ
ジタル処理部13から構成されている。このうち、アン
テナ部11は、非接触式定期券Cとの間で電波を送受信
し、アナログ処理部12は、送信信号の増幅や変調処
理、受信信号の検波や復調処理を行うように構成されて
いる。デジタル処理部13は、非接触式の自動改札機の
本体を統括的に駆動制御する上位の制御機14とつなが
り、その上位の制御機14からのコマンドデータをNR
Z符号に変換し、アナログ処理部12へ送出し、また、
アナログ処理部12からのNRZ符号をレスポンスデー
タに変換し、上位の制御機14へ送出するように構成さ
れている。
【0006】アンテナ部11に受信されるデータにより
位相の変調された信号、すなわち、BPSK信号の波形
は、図4の下部に示されているように、所定の通信速度
(図示の例では、211、875Kbps)を有し、所
定の周波数(図示の例では、874.5KHz)からな
り、データ“1”から“0”、“0”から“1”に変化
する位置において位相が反転する、NRZ符号のデータ
が含まれている。
位相の変調された信号、すなわち、BPSK信号の波形
は、図4の下部に示されているように、所定の通信速度
(図示の例では、211、875Kbps)を有し、所
定の周波数(図示の例では、874.5KHz)からな
り、データ“1”から“0”、“0”から“1”に変化
する位置において位相が反転する、NRZ符号のデータ
が含まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の受信装置におけるデジタルボードの受信側のインタ
ーフェースにおいては、位相の反転位置(エッジ)が一
定しないと、つまり、NRZ符号の立上り位置又は立下
り反転位置が一定していないと、読取エラーを生じると
いう問題点があった。
来の受信装置におけるデジタルボードの受信側のインタ
ーフェースにおいては、位相の反転位置(エッジ)が一
定しないと、つまり、NRZ符号の立上り位置又は立下
り反転位置が一定していないと、読取エラーを生じると
いう問題点があった。
【0008】すなわち、無線通信において、受信波形を
復調してデジタル回路への入力信号を得る場合、非接触
式定期券のような非接触式カードとリーダ/ライタとの
相互位置や相対速度によって、BPSKの波形のデュー
ティ比の乱れが大きくなり、読取不良を起こすおそれが
あった。
復調してデジタル回路への入力信号を得る場合、非接触
式定期券のような非接触式カードとリーダ/ライタとの
相互位置や相対速度によって、BPSKの波形のデュー
ティ比の乱れが大きくなり、読取不良を起こすおそれが
あった。
【0009】そこで、本発明は、BPSK信号の波形の
デューティが乱れても、BPSK信号をNRZ符号へ安
定してデコードすることのできる受信装置を提案するこ
とを目的としている。
デューティが乱れても、BPSK信号をNRZ符号へ安
定してデコードすることのできる受信装置を提案するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る受信装置
は、上記目的を達成するために、BPSKからなる信号
を受信する受信手段と、所定のクロック信号を生成する
クロック信号生成手段と、生成されたクロック信号に基
づいてBPSK信号の波数をカウントするカウント手段
と、カウントされたBPSK信号の波数の所定の範囲を
用いてBPSK信号のエッジを監視する監視範囲を設定
する設定手段と、設定された所定の監視範囲内で検出さ
れたエッジを用いてNRZ符号を抽出する抽出手段と、
を有することを特徴としている。
は、上記目的を達成するために、BPSKからなる信号
を受信する受信手段と、所定のクロック信号を生成する
クロック信号生成手段と、生成されたクロック信号に基
づいてBPSK信号の波数をカウントするカウント手段
と、カウントされたBPSK信号の波数の所定の範囲を
用いてBPSK信号のエッジを監視する監視範囲を設定
する設定手段と、設定された所定の監視範囲内で検出さ
れたエッジを用いてNRZ符号を抽出する抽出手段と、
を有することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るリー
ダ/ライタの受信装置部分のブロック図である。
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るリー
ダ/ライタの受信装置部分のブロック図である。
【0012】図1中、1は、PLDからなるデコーダで
あって、このデコーダ1には、図示しないデジタルボー
ドのチャンネルBからBPSK信号が入力されるように
構成されている。また、このデコーダ1には、発振回路
(OSC)2からの所定のクロック信号が入力されるよ
うに構成されている。
あって、このデコーダ1には、図示しないデジタルボー
ドのチャンネルBからBPSK信号が入力されるように
構成されている。また、このデコーダ1には、発振回路
(OSC)2からの所定のクロック信号が入力されるよ
うに構成されている。
【0013】図1中、3は、通信コントローラであっ
て、デコーダ1で生成されたNRZ符号及びクロック信
号と、発振回路2からの所定のクロック信号を分周回路
4で分周処理した所定のクロック信号とを非接触式の自
動改札機の本体を統括的に駆動制御するCPUを中心に
形成された上位の制御器へ送出できるように構成されて
いる。また、図1中、5は、デジタル処理部の制御CP
Uであって、PLDからなるデコーダ1及び通信コント
ローラ3の動作を制御できるように構成されている。な
お、図1中に示される具体的な数値は、本発明をより理
解しやすいように示された一例であり、これら数値によ
って本発明が限定されるものではない。
て、デコーダ1で生成されたNRZ符号及びクロック信
号と、発振回路2からの所定のクロック信号を分周回路
4で分周処理した所定のクロック信号とを非接触式の自
動改札機の本体を統括的に駆動制御するCPUを中心に
形成された上位の制御器へ送出できるように構成されて
いる。また、図1中、5は、デジタル処理部の制御CP
Uであって、PLDからなるデコーダ1及び通信コント
ローラ3の動作を制御できるように構成されている。な
お、図1中に示される具体的な数値は、本発明をより理
解しやすいように示された一例であり、これら数値によ
って本発明が限定されるものではない。
【0014】次に、図2を用いてデコーダ1の制御動作
について説明する。先ず、図2(a)において、左側の
休止は、図示しない非接触式定期券が図示しない自動改
札機のリーダ/ライタ10のアンテナ11にかざされる
前の待機状態、及び右側のキャリアオフは、非接触式定
期券がアンテナ11の通信範囲外に出た状態を意味して
いる。そして、これら両休止は、図2(b)の探索のス
テートにそれぞれ対応しているとともに、図2(c)の
探索のフロー及び同期確立のフローにそれぞれ相当して
いる。なお、図2(c)のバーは、その下に記載されて
いる内容の否定を意味している。
について説明する。先ず、図2(a)において、左側の
休止は、図示しない非接触式定期券が図示しない自動改
札機のリーダ/ライタ10のアンテナ11にかざされる
前の待機状態、及び右側のキャリアオフは、非接触式定
期券がアンテナ11の通信範囲外に出た状態を意味して
いる。そして、これら両休止は、図2(b)の探索のス
テートにそれぞれ対応しているとともに、図2(c)の
探索のフロー及び同期確立のフローにそれぞれ相当して
いる。なお、図2(c)のバーは、その下に記載されて
いる内容の否定を意味している。
【0015】図2中、探索ステートは、データなしの状
態からデータを探索しているステートであり、リセッ
ト信号、後述するBPSKカウントのタイムアウトに
よりデータなしが検出されたときにセットされ、データ
があったときにリセットされる。また、論理「1」定義
ステートは、データを探して論理「1」を定義するステ
ートであって、データ有り、2バイト以上連続して
論理「1」(例えば「1」が連続して8個)が検出され
るとともに、位相反転(エッジ)を検出していないとき
にセットされ、データなし(BPSKカウンタのタイ
ムアウト)、2バイト以上連続して論理1が検出され
るとともに、位相反転が検出されたときにリセットされ
る。
態からデータを探索しているステートであり、リセッ
ト信号、後述するBPSKカウントのタイムアウトに
よりデータなしが検出されたときにセットされ、データ
があったときにリセットされる。また、論理「1」定義
ステートは、データを探して論理「1」を定義するステ
ートであって、データ有り、2バイト以上連続して
論理「1」(例えば「1」が連続して8個)が検出され
るとともに、位相反転(エッジ)を検出していないとき
にセットされ、データなし(BPSKカウンタのタイ
ムアウト)、2バイト以上連続して論理1が検出され
るとともに、位相反転が検出されたときにリセットされ
る。
【0016】図2中、同期化進行ステートは、位相反転
を検出してプレアンブルデータを検出するステートで有
り、位相反転を検出したとき、所定のプレアンブル
データ“55h”を連続2回以上検出していないときに
セットされ、所定のプレアンブルデータ“55h”を
連続2回以上検出したとき、データなし(BPSKカ
ウンタのタイムアウト)のときにリセットされる。ま
た、同期確立ステートは、データ有りでセットされ、デ
ータなし(BPSKカウンタのタイムアウト)でリセッ
トされる。
を検出してプレアンブルデータを検出するステートで有
り、位相反転を検出したとき、所定のプレアンブル
データ“55h”を連続2回以上検出していないときに
セットされ、所定のプレアンブルデータ“55h”を
連続2回以上検出したとき、データなし(BPSKカ
ウンタのタイムアウト)のときにリセットされる。ま
た、同期確立ステートは、データ有りでセットされ、デ
ータなし(BPSKカウンタのタイムアウト)でリセッ
トされる。
【0017】次に、図3のBPSK受信号の波形図等を
用いてBPSK信号の位相反転(エッジ)検出制御動作
について説明する。
用いてBPSK信号の位相反転(エッジ)検出制御動作
について説明する。
【0018】図3(a)は、デコーダ11に受信される
BPSKの受信波形であり、同図(a′)は、そのうち
のイ部に当たる部分の拡大図に相当している。そして、
この図3(a′)の波形は、同図(a)と同様に位相反
転のない状態、つまり、通常時の状態として示されてい
る。
BPSKの受信波形であり、同図(a′)は、そのうち
のイ部に当たる部分の拡大図に相当している。そして、
この図3(a′)の波形は、同図(a)と同様に位相反
転のない状態、つまり、通常時の状態として示されてい
る。
【0019】図3(a″)は、上述のイ部において位相
反転が行われた位相時を示している。図中、ロは、その
位相反転位置を示している。
反転が行われた位相時を示している。図中、ロは、その
位相反転位置を示している。
【0020】図3(b)は、発振回路(OSC)2の出
力を基に生成されたクロック信号で、図示の例では、5
89.92ns=16tのクロック信号として示されて
いる。そして、この生成されたクロック信号を用いてB
PSK信号の波数がカウントされるように構成されてい
る。
力を基に生成されたクロック信号で、図示の例では、5
89.92ns=16tのクロック信号として示されて
いる。そして、この生成されたクロック信号を用いてB
PSK信号の波数がカウントされるように構成されてい
る。
【0021】図3(c)に示されるBPSKカウンタ
は、デコーダ1に含まれていて、上述のクロック信号を
カウントするように構成されている。そして、そのBP
SKカウンタの示す所定の範囲をBPSK波形のエッジ
(立上り,立下り)の監視範囲として設定されている。
すなわち、この監視範囲は、通常時のエッジから所定の
範囲を位相反転を検出する範囲として設定されている。
図3では、通常時のエッジから26t〜40tの範囲を
エッジ検出範囲Aとし、この間にBPSK波形のエッジ
の有無を監視し、また、通常時のエッジから41t〜5
5tの範囲をエッジ検出範囲Bとし、この間にBPSK
波形のエッジの有無を監視するように設定されている。
は、デコーダ1に含まれていて、上述のクロック信号を
カウントするように構成されている。そして、そのBP
SKカウンタの示す所定の範囲をBPSK波形のエッジ
(立上り,立下り)の監視範囲として設定されている。
すなわち、この監視範囲は、通常時のエッジから所定の
範囲を位相反転を検出する範囲として設定されている。
図3では、通常時のエッジから26t〜40tの範囲を
エッジ検出範囲Aとし、この間にBPSK波形のエッジ
の有無を監視し、また、通常時のエッジから41t〜5
5tの範囲をエッジ検出範囲Bとし、この間にBPSK
波形のエッジの有無を監視するように設定されている。
【0022】上述のように設定されたエッジ検出範囲
A,Bを用いて図3(a′),(a″)の波形を見てみ
ると、同図(a′)の波形は、エッジ検出範囲A内で立
上り、エッジ検出範囲B内で立下りが検出されている。
また、同図(a″)は、位相反転があるため(同図
(a″)のロ参照)、エッジ検出範囲Aでは波形の立下
がりが検出されず、エッジ検出範囲B内で波形の立上り
が検出されている。
A,Bを用いて図3(a′),(a″)の波形を見てみ
ると、同図(a′)の波形は、エッジ検出範囲A内で立
上り、エッジ検出範囲B内で立下りが検出されている。
また、同図(a″)は、位相反転があるため(同図
(a″)のロ参照)、エッジ検出範囲Aでは波形の立下
がりが検出されず、エッジ検出範囲B内で波形の立上り
が検出されている。
【0023】上述のように、BPSK波数に基づいて所
定のエッジ検出範囲A,Bを定め、その間の波形の変化
を検出するようにすると、BPSK波形のデューティ比
が乱れていても安定してNRZ符号を生成することがで
きる。
定のエッジ検出範囲A,Bを定め、その間の波形の変化
を検出するようにすると、BPSK波形のデューティ比
が乱れていても安定してNRZ符号を生成することがで
きる。
【0024】なお、上述の例では、受信装置を非接触式
の自動改札機に適用した例を示したが、マンチェスタ符
号を受信信号とするものであれば、他の装置に適用でき
ることはもちろんである。
の自動改札機に適用した例を示したが、マンチェスタ符
号を受信信号とするものであれば、他の装置に適用でき
ることはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る受信装置は、BPSKから
なる信号を受信する受信手段と、所定のクロック信号を
生成するクロック信号生成手段と、生成されたクロック
信号に基づいてBPSK信号の波数をカウントするカウ
ント手段と、カウントされたBPSK信号の波数の所定
の範囲を用いてBPSK信号のエッジを監視する監視範
囲を設定する設定手段と、設定された所定の監視範囲内
で検出されたエッジを用いてNRZ符号を抽出する抽出
手段と、を有するので、受信されたBPSK符号の波形
のデューティ比に乱れがあっても安定してNRZ符号を
読取ることができる。
なる信号を受信する受信手段と、所定のクロック信号を
生成するクロック信号生成手段と、生成されたクロック
信号に基づいてBPSK信号の波数をカウントするカウ
ント手段と、カウントされたBPSK信号の波数の所定
の範囲を用いてBPSK信号のエッジを監視する監視範
囲を設定する設定手段と、設定された所定の監視範囲内
で検出されたエッジを用いてNRZ符号を抽出する抽出
手段と、を有するので、受信されたBPSK符号の波形
のデューティ比に乱れがあっても安定してNRZ符号を
読取ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る受信装置のデコー
ダ部分のブロック図である。
ダ部分のブロック図である。
【図2】制御動作を示す説明図である。
【図3】BPSK波形等を示す説明図である。
【図4】リーダ/ライタの概略構成図である。
1 デコーダ 2 発振回路(OSC) 3 通信コントローラ 4 分周回路 5 デジタル処理部の制御CPU
Claims (1)
- 【請求項1】 BPSKからなる信号を受信する受信手
段と、 所定のクロック信号を生成するクロック信号生成手段
と、 生成されたクロック信号に基づいてBPSK信号の波数
をカウントするカウント手段と、 カウントされたBPSK信号の波数の所定の範囲を用い
てBPSK信号のエッジを監視する監視範囲を設定する
設定手段と、 設定された所定の監視範囲内で検出されたエッジを用い
てNRZ符号を抽出する抽出手段と、 を有することを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34345199A JP2001160837A (ja) | 1999-12-02 | 1999-12-02 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34345199A JP2001160837A (ja) | 1999-12-02 | 1999-12-02 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001160837A true JP2001160837A (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=18361627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34345199A Pending JP2001160837A (ja) | 1999-12-02 | 1999-12-02 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001160837A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62183247A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-11 | Hitachi Ltd | 位相変調信号復調方式 |
JPH03106238A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-02 | Sony Corp | デイジタル信号受信装置 |
JPH06181478A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Pioneer Electron Corp | Rds検出回路 |
JPH07273712A (ja) * | 1994-04-04 | 1995-10-20 | Hitachi Ltd | ディジタル無線受信端末 |
JPH09172468A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | 通信装置 |
JPH11355369A (ja) * | 1998-06-12 | 1999-12-24 | Nec Eng Ltd | 位相変調信号復調回路 |
-
1999
- 1999-12-02 JP JP34345199A patent/JP2001160837A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62183247A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-11 | Hitachi Ltd | 位相変調信号復調方式 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070731 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071211 |