JP4763536B2 - 通信システム、リーダ・ライタおよび通信方法 - Google Patents

通信システム、リーダ・ライタおよび通信方法 Download PDF

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Description

本発明は通信システム及び通信方法に関し、特に、無線通信を行うICタグ、リーダ・ライタを用いた通信システム及び通信方法に関する。
近年、例えば工場での物流管理や、小売店での物品管理などにおいて、RFID(Radio Frequency IDentification)に関する技術が注目されている。この技術は、商品の固有情報を書き込んだICを有するタグを商品などに貼り付けて、その情報を無線アンテナで読み取る技術である。
このような技術では、リーダ・ライタとRFID用のタグ(以下、ICタグと称す)が用いられる。リーダ・ライタは、データ、基準パルスおよび搬送波を含む変調された無線信号によってコマンドデータをICタグに送信し、ICタグから送信された無線信号を受信するものである。ICタグは受信した無線信号を復調し、受信したコマンドデータに基づいた処理を行う。また、ICタグは受信したコマンドデータが応答データを要求するものである場合には、返答データをリーダ・ライタに送信する。ここで、ICタグは、例えばICチップとアンテナとが一体化されたものである。
ICタグの中でもパッシブ型と呼ばれるICタグでは、リーダ・ライタから無線信号を受け取り、この無線信号により動作する電源電圧を生成している。すなわち、パッシブ型のICタグでは、リーダ・ライタとの間で通信に利用される無線信号が電力供給とデータ送受信に利用されている。また、リーダ・ライタから送信される無線信号には、所定期間ごとに基準パルスが重畳されている。ICタグは、この基準パルスに基づいて内部回路が動作するための内部クロックを生成している。つまりICタグ内では、この基準パルスの周波数に対応する周波数のクロックをICタグ内部の回路が動作するための基準クロックとしている。
ここで、RFIDに関わる通信システムでは、リーダ・ライタからICタグに対してコマンドデータや書き込みデータを送信する場合と、ICタグからリーダ・ライタに対して応答データを送信する場合がある。ここで、リーダ・ライタからICタグへ送信されるデータにはコマンドデータが含まれる、コマンドデータはほぼ常に送信されるのに対し、応答データは常に送信されるわけでないため、リーダ・ライタとICタグとの間で送受信されるデータ全体では、リーダ・ライタからの送信データの割合が高くなる。
尚、無線通信を行うシステムとしてICカードシステムが知られている。従来のICカードシステムとして、特許文献1が知られている。特許文献1では、ICカードからリーダ・ライタに対して送信を行う場合に、ICカード内で受信信号の搬送波周波数よりも高速な搬送波が生成される。そして、この高速な搬送波を利用してリーダ・ライタにデータが送信される。このようにしてICカードは内部で高速な搬送波を生成し、リーダ・ライタに対しての送信速度を向上させている。
特開平11−272814号公報
そのためRFIDに用いられるICタグでは、コマンドデータの受信およびデコードが出来る限り速やかに行われるのが好ましい。しかしながら、従来のRFIDに関わる通信システムでは、リーダ・ライタからのデータの送信、ICタグからの応答データの送信に関わらず、ICタグは一定間隔の基準パルスに基づいて動作を行っている。そのため、通信システム全体としての通信速度が低下してしまっていた。
本発明の1態様による通信システムは、受信する無線信号に基づいて動作するICタグと、前記ICタグで実行されるコマンドを前記無線信号により送信するリーダ・ライタとを有する通信システムであって、前記ICタグは、前記コマンドに対する処理の応答を前記リーダ・ライタへ送信し、前記リーダ・ライタは、前記ICタグへ前記コマンドを送信する場合は、第1の通信速度に対応する無線信号を前記ICタグへ送信し、前記ICタグの応答を受信する場合は、第2の通信速度に対応する無線信号を前記ICタグへ送信し、前記無線信号は、前記ICタグの動作する基準となる基準パルスを含み、前記基準パルスの周波数に基づいて前記第1の通信速度と前記第2の通信速度が決定されることを特徴とする
また、本発明の1態様による通信方法は、受信する無線信号に基づいて動作するICタグと、前記ICタグで実行されるコマンドを前記無線信号により送信するリーダ・ライタとの通信方法であって、前記ICタグは、前記コマンドに対する処理の応答を前記リーダ・ライタへ送信し、前記リーダ・ライタは、前記ICタグへ前記コマンドを送信する場合は、第1の通信速度に対応する無線信号を前記ICタグへ送信し、前記ICタグの応答を受信する場合は、第2の通信速度に対応する無線信号を前記ICタグへ送信し、前記無線信号は、前記ICタグの動作する基準となる基準パルスを含み、前記基準パルスの周波数に基づいて前記第1の通信速度と前記第2の通信速度が決定されることを特徴とする
この通信システム、通信方法により、システム全体としての通信速度を向上させることが可能である。
本発明の1態様による通信システムは、リーダ・ライタと、前記リーダ・ライタが送信する基準パルスに基づいて動作するICタグと、を有し、前記基準パルスに同期してデータの通信を行う通信システムであって、前記ICタグが前記リーダ・ライタへ応答データを送信する応答データ送信時には、前記リーダ・ライタは前記基準パルスの周波数を第1の周波数に設定し、前記応答データ送信時以外には、前記リーダ・ライタは前記基準パルスの周波数を前記第1の周波数よりも大きい第2の周波数に設定することを特徴とする。
本発明の1態様によるリーダ・ライタは、ICタグに対して前記ICタグが動作する基準パルスを送信するリーダ・ライタであって、前記ICタグからの応答データ受信時は、前記リーダ・ライタは第1の周波数の基準パルスを送信し、前記応答データ受信時以外には、前記リーダ・ライタは、前記第1の周波数よりも大きい第2の周波数の前記基準パルスを送信することを特徴とする。
本発明によれば、通信速度の切り替えが可能で、全体としての通信速度を向上させた通信方法及び通信システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は実施の形態にかかるRFIDに関するシステムを示す概略図である。このシステムはRFID用のICタグ1とリーダ・ライタ2を有している。なお、この実施の形態では、ICタグ1はリーダ・ライタ2と2.45GHz帯などの高い周波数で通信を行うシステムである。
リーダ・ライタ2は、データおよび搬送波(2.45GHz)を含む変調された無線信号をICタグ1に送信し、また、ICタグ1から送信された無線信号を受信する装置である。また、この実施の形態のリーダ・ライタ2は、ICタグ1に対してICタグ1が動作するときの基準となる同期信号(基準パルス)も送信している。
ICタグ1は受信した無線信号を復調し、そこに含まれるコマンドデータに基づいた処理を行う。また、ICタグ1は受信したコマンドデータに対する応答データなどをリーダ・ライタ2に送信する。この実施の形態のICタグ1は、内部に電源を有していないパッシブ型のICタグ1であり、半導体装置10とアンテナ11とが一体化されたものである。
図2は、本実施形態にかかるリーダ・ライタ2を示すブロック図である。図2に示すように、このリーダ・ライタ2は、アンテナ21、受信回路22、送信回路23及び信号処理回路24を有している。
アンテナ21は、ICタグ1と無線信号の送受信を行うものである。受信回路22は、アンテナ21によって受信された無線信号を検波し、検波出力として信号処理回路24に出力する。本実施の形態の受信回路22は、受信信号検出回路25およびASK検波回路26を有している。受信信号検出回路25は、ミキサ251、バンドパスフィルタ(BPF)252を有している。ミキサにはリーダ・ライタ2が送信する信号と、アンテナ21が受信した無線信号が入力されている。このミキサ251は、リーダ・ライタ2が送信した信号を利用して、アンテナ21が受信する無線信号から搬送波に相当する周波数成分を取り除いている。BPF252は、後述する副搬送波の周波数帯域を通過させた信号を出力している。
ASK検波回路26は、例えば抵抗とキャパシタからなる積分回路などで構成されている。ASK検波回路26の出力は、受信信号検出回路25の出力する信号から、ICタグ1から送信された応答データに基づいたレベルの信号を出力する。このASK検波回路26の出力が受信回路22の検波出力となる。
送信回路23は、信号処理回路24から出力されるデータ信号Sd、速度切り替え信号Sfに基づいて、ICタグ1に送信する無線信号を生成している。この送信回路23の出力する信号はアンテナ21を介してICタグ1に送信される。本実施の形態では、送信回路23は、パルス列出力回路27、ミキサ28および発振回路29を有している。
パルス列出力回路27は、信号処理回路24から出力されたデータ信号Sdに対応するパルス列と一定周期の基準パルスを重畳して出力する。そのため、このパルス列出力回路27は、図示しない基準パルス発振回路を有している。このパルス列出力回路27で重畳される基準パルスの周波数は、信号処理回路24から出力される速度切り替え信号Sfに基づいて決定される。この周波数の切替は、例えば基準パルス発振回路の発振周波数を分周して低速用基準パルスとする。あるいは低速用と高速用の2つの基準パルス発振回路を切り替えて私用することなどで実現可能である。なお、パルス列生成回路27で生成されるパルス列の詳細については後述する。発振回路29は、上記した搬送波(2.45GHz)に相当する発振を行う回路である。ミキサ28は、パルス列出力回路27の出力と搬送波を重畳し、変調された信号を生成する。この変調された信号はアンテナ21を介してICタグ1に送信される。
信号処理回路24は、送信回路23に対して送信データのデータ信号Sdおよび速度切り替え信号Sfを出力する。ここでデータ信号Sdは、2進数における「0」あるいは「1」を示す信号であり、速度切り替え信号Sfは、上記した基準パルスの周波数を決定する信号である。また、信号処理回路24には、受信回路22からの検波出力が入力されている。信号処理回路24は、その検波出力のレベルに基づいて受信した応答データが2進数における「0」、「1」(以後、それぞれ「データ0」。「データ1」と称す)のどちらかを判定し、受信データとして出力する。
図3は、この実施の形態のICタグ1を示すブロック図である。図3に示すように、ICタグ1は、アンテナ11と、半導体装置10とを有している。アンテナ11はリーダ・ライタ2との通信を行うものである。半導体装置10は、通信したデータの記憶や読み出し、送信する無線信号の作成などを行う。
半導体装置10は、受信回路12、基準クロック生成回路13、データ検出回路14、制御回路15、記憶回路16および送信回路17を有している。また、半導体装置10は、電源電圧生成回路18を有している。電源電圧生成回路18は、アンテナ11を介して与えられた無線信号から、電源電圧を生成し、半導体装置10の各部に供給している。
受信回路12は、リーダ・ライタ2からICタグ1が受信した無線信号を復調し、復調信号(受信パルス列)として出力する。基準クロック生成回路13は、復調信号に含まれる基準パルスから半導体装置10が動作するための基準クロックを生成し、各部に出力する。データ検出回路14は、復調信号に含まれているデータ0あるいはデータ1を示す信号を検出する。
制御回路15には、データ検出回路14からデータ0信号あるいはデータ1信号が連続して入力されている。制御回路15は、複数のデータ0信号あるいはデータ1信号からなるコマンドをデコードし、半導体装置10の動作を制御する部分である。記憶回路16は、制御回路15によって制御され、個別情報などを記憶する。
送信回路17は、送信データ生成回路171、変調回路172、スイッチング回路173を有している。送信データ生成回路171は、制御回路15や記憶回路16からパラレルデータとして与えられた送信データをシリアルデータに変換する。変調回路172は、送信データに対して、副搬送波成分で第1の変調を行う回路である。スイッチング回路173は、送信データに対応して受信している無線信号の反射の割合を変化させて、第2の変調を行う回路である。これらの回路の詳細については後述する。
ここで、図4を用いて、本実施の形態のリーダ・ライタ2からICタグ1へ送信される信号について説明する。図4(a)は、上記したパルス列出力回路27の出力するパルス列の例を示している。図4(b)は、図4(a)のパルス列を変調し無線信号として送受信される変調信号の例を示している。本実施の形態では、この変調にASK(Amplitude Shift Keying)変調が用いられている。なお、図4(a)および(b)を用いて示される信号は、リーダ・ライタ2からICタグ1へ送信する信号の1方式を示したのみであり、特に信号の送信方式を図4によって示される方式に限定するものではない。
本実施の形態において、リーダ・ライタ2からICタグ1に送信されるデータの有無およびデータの内容(データ0あるいはデータ1)は、フレームと呼ばれる単位時間内のパルスの数に応じて決定される。ここで、各フレームでは、フレームの区切りであることを示すフレームパルスと呼ばれるパルス信号が生成されている。このフレームパルスは、フレームという単位時間を示すために生成されるパルス信号である。そのため、このフレームパルスは、半導体装置10において、基準クロック生成回路13が基準クロックを生成するための同期信号として用いられている。つまり、本実施の形態では、このフレームパルスが上記した基準パルスに相当する。本実施の形態では、1フレーム内で、このフレームパルスの前にいくつのパルスが連続するかによって、データの有無およびデータ0、データ1が表現される。
仮に、1つのフレーム内で送信されるパルスがフレームパルスのみで、その他のパルスが送信されない場合、そのフレームにはデータが無いことを示している(図4(a)、右端部参照)。また、1つのフレームパルスの前に2つパルスが連続している場合は、データを有する信号であることを示し、本実施の形態では、データ1を示している(図4(a)、左端部参照)。1つのフレームパルスの前のパルスが1つである場合は、データ0を示している(図4(a)、中央部参照)。コマンドデータは、このデータ1とデータ0を複数組み合わせて構成される。上述したように、リーダ・ライタ2からICタグ1へ送信する信号は、この方式にとらわれず、パルス幅で、データ0、データ1を判別してもよい。また、同期信号となる基準パルスとデータの内容を示す信号は別々に送られるような方式であってもよい。詳細は後述するが、本実施の形態では、このフレームパルスで示されるフレームの単位時間が、リーダ・ライタ2がコマンドデータを送信する場合と、ICタグ1から応答データを受信する場合とで異なっている。
また、図5を用いて、本実施の形態のICタグ1からリーダ・ライタ2へ送信される信号について説明する。本実施の形態では、ICタグ1は、リーダ・ライタ2から受信した無線信号を反射させることで、送信するデータを生成している。また、この実施の形態では、ICタグ1からリーダ・ライタ2にデータを送信する際は、副搬送波と言うある周波数の信号をデータに基づいて第1の変調を行い、その第1の変調波で、さらに搬送波をASK(Amplitude Shift Keying)変調させた第2の変調波信号が送信されている。図5では、図5(a)が、ICタグ1から送信される応答データを示している。図5(b)が、上記の副搬送波を示している。図5(c)が、データを副搬送波で変調した波形(本実施の形態では、応答データと副搬送波の論理積波形)を示している。図5(d)が、ICタグ1内でのASK変調波を示している。また、図5(e)が、伝播路上で計測したICタグ1からデータが送信されているときの無線波形を示している。図5は、ICタグ1からリーダ・ライタ2に送信される信号の形式を説明するためのものであるため、フレームパルスは、省略されている。
副搬送波を用いた場合、まずデータにより、副搬送波を変調した第1の変調信号が生成される(図5(c)参照)。この第1の変調信号は、上記した変調回路172において、送信データの信号と、副搬送波に相当する信号との論理積をとることによって生成される。その後、この第1の変調信号で搬送波を変調してデータを送信するための第2の変調信号が生成される(図5(d)参照)。本実施の形態では、この第2の変調信号は、アンテナ11に接続される負荷を、第1の変調信号に基づいて変化させることにより生成される。これは、例えば、第1の変調信号により上記したスイッチング回路のオン、オフを制御して、受信している無線信号に対するインピーダンスマッチングを変化させることで実施することが可能である。ただし、図5(d)に示すのは、ICタグ1が、受信した搬送波を反射させることでデータを送信している場合に、受信した搬送波をICタグ1内で計測したときの波形である。つまり、無線信号に対してインピーダンスマッチングが取れた状態で受信すれば、搬送波の振幅全てを受信し、インピーダンスマッチングが取れない状態で受信すれば搬送波の一部を反射し、振幅が小さくなっている状態を示している。
そのため、ICタグ1とリーダ・ライタ2間の伝播路(つまり空中)で計測される無線信号の波形は図5(e)のようになる。例えば、ICタグ1が受信した搬送波の一部を反射することで、データ1をリーダ・ライタ2に送信する場合、伝播路上では送信している搬送波信号と反射された信号が重畳され、図5(e)に示すような波形となる。
したがって、この実施の形態でICタグ1からリーダ・ライタ2に送信される無線信号は搬送波をASK変調させたデータであるが、上記に説明したような副搬送波の成分を有し、さらに副搬送波によって反射された一部の搬送波が重畳された無線信号である。
ICタグ1からリーダ・ライタ2に対してデータ0信号を送信する場合、ICタグ1は搬送波に対して変調をかけない無線信号を送信する(図5(a)及び(e)参照)。ICタグ1からリーダ・ライタ2に対してデータ1信号を送信する場合、ICタグ1は搬送波に対してASK変調をかけた無線信号を送信する(図5(a)及び(e)参照)。
図6は、本実施の形態におけるリーダ・ライタ2の動作フローを示す図である。以下、図6を用いて、本実施の形態のリーダ・ライタ2の動作について説明する。
図6においてリーダ・ライタ2とICタグ1の通信が開始された瞬間は、例えば第2の通信速度(以下、低速通信と称す)に対応する周波数の基準パルスがパルス列出力回路27で生成されているとする。
ステップS601において、リーダ・ライタ2は、ICタグ1に対してコマンドデータの送信を開始するかどうかを判断する。ここで、リーダ・ライタ2がコマンドデータの送信を開始する場合は、ステップS602へと進み、コマンドデータの送信を行わない場合は、再びステップS601へと戻り、コマンドデータの送信開始を待つ。
ステップS601においてリーダ・ライタ2が、ICタグ1に対してコマンド送信を開始すると判断した場合、ステップS602において、信号処理回路24が基準パルスの周波数を第1の通信速度(以下高速通信と称す)に設定する速度切り替え信号Sfを出力する。また、信号処理回路24はコマンドデータに対応するデータ信号Sdをパルス列出力回路27に出力する。
ステップS603において、パルス列出力回路27は、信号処理回路24からの速度切り替え信号Sfに基づいて基準パルスの周波数を高速通信に対応する周波数に設定する。ここで、例えば高速通信(第1の通信速度)で用いられる基準パルスの周波数は、低速通信(第2の通信速度)で用いられる基準パルスの周波数よりも高い周波数である。つまり、速度切り替え信号Sfに基づいて、パルス列出力回路27に内蔵される基準パルス発振回路の発振周波数が高く設定される。また、パルス列出力回路27は、高速通信に対応した基準パルスとデータを示す信号Sdに基づいて、図4を用いて説明したようなパルス列を出力する。このパルス列出力回路27の出力に基づいて搬送波がASK変調されて出力される。
このステップS603では、リーダ・ライタ2がコマンドデータを全て送信した後でも、ICタグ1において、コマンドデータのデコードなどの論理処理が行われている期間中は、リーダ・ライタ2は、高速通信に対応する周波数の基準クロックを生成している。ICタグ1がコマンドをデコードしている期間では、高速通信用の基準クロックはデータを有さない無線信号(図4、右端部参照)としてICタグ1に供給されている。したがって、ICタグ1は、コマンド受信中及びコマンドのデコード中は高速な基準クロックに基づいて高速に動作する。そして、ステップS604において、リーダ・ライタ2からICタグ1に対するコマンドの送信及びICタグ1によるデコードの期間が終了し、次のステップでリーダ・ライタ2がICタグ1からの応答データを受信する場合に処理はステップS605へと進む。連続してコマンドを送信する場合、コマンドデータの送信及びICタグ1でコマンドのデコードが終了していない間はステップS603に戻り、コマンドの送信及び高速通信に対応する基準パルスの送信を継続する。
ステップS605では、リーダ・ライタ2がICタグ1からの応答データを受信するモードに移行するため、信号処理回路24が速度切り替え信号Sfを出力する。この速度切り替え信号Sfに基づいてパルス列出力回路27は、低速通信(第2の通信速度)に対応する周波数の基準パルス列を出力する。このとき、リーダ・ライタ2は、ICタグ1からの応答データを受信すればよいため、送信する無線信号はデータを有さない基準パルスのみの信号である(S606)。
ICタグ1は、リーダ・ライタ2から与えられる基準パルスに基づいて動作する。より正確には、ICタグ1は、基準パルスを元に生成した基準クロックに基づいて動作する。ICタグ1は、応答データに基づいて、搬送波に対して変調をかけない信号あるいは搬送波を変調した信号(搬送波を一部反射した信号)を送信する。ステップS607において、リーダ・ライタ2は、ICタグ1からの応答データを受信する。ステップS608において、ICタグ1からの応答データを全て受信したと判断された場合、リーダ・ライタ2とICタグ1の通信が終了する。ICタグ1からの応答データの受信が完了していない場合、ステップS607に戻り、応答データの受信を継続する。
図7は、上記したステップS603におけるコマンド送信時およびステップS606、607における応答データ受信時のタイミングを詳細に示す波形図である。図7(a)〜(c)は、リーダ・ライタ2からICタグ1へコマンドを送信する場合及びICタグ1が受信したコマンドをデコードしている場合のタイミングを示している(ステップS603参照)。図7(a)に示すようにリーダ・ライタ2は、送信するコマンドに応じたデータ0あるいはデータ1を示す信号と基準パルスを重畳した信号をICタグ1に送信している。この時、基準パルスの周期はたとえば高速通信の周波数に対応したT1である。また、リーダ・ライタ2は、コマンドデータを送信した後でも、ICタグ1が、受信したコマンドをデコードしている間は、高速通信に応じた基準パルスを生成して送信している。
ICタグ1では、受信した信号を元に、受信回路12がパルスを検出して図7(b)に示すパルス検出信号として出力している。データ検出回路14は、このパルス検出信号からデータ0またはデータ1を検出して出力している。また基準クロック生成回路13では送信される無線信号に含まれている基準パルスから基準クロックを生成して出力している(図7(c)参照)。ICタグ1は、データ検出回路14の検出するデータ及びこの基準クロックに基づいてコマンドで指定された処理を行う。
図7(d)〜(h)は、ICタグ1からの応答データ受信時のタイミングを示している(ステップS606、607参照)。図7(d)に示すように、リーダ・ライタ2は基準パルスのみをICタグ1に対して送信している。この時の基準パルスの周期は、低速通信の周波数に対応したT2である。ここで、応答データ受信時はコマンドデータの送信時よりも低い周波数の基準パルスを送信しているため、周期で言えばT1<T2となる。
ICタグ1では、このリーダ・ライタ2から送られてくる基準パルスを基に、図7(e)に示すような基準クロックを生成している。IC1タグは、送信する応答データがデータ0を示す場合は、リーダ・ライタ2から送信される無線信号に変調をかけずに、そのまま応答データの無線信号としている。応答データがデータ1を示す場合には、リーダ・ライタ2から送信される無線信号をASK変調して送信している。なお、ICタグ1の内部回路は、基準クロック生成回路13が生成する基準クロックに基づいて動作しているため、変調がかかり始めるタイミングは、タグ内部の基準クロックに同期している(図7(f)参照)。
リーダ・ライタ2では、受信回路12によってICタグ1から受信した信号から、搬送波、副搬送波の成分が除去され、検波出力として出力される。この時、ICタグ1からの応答データがデータ0に相当するのであれば、搬送波の成分に変調がかけられていないため、ほぼ一定の振幅となる。それに対し、応答データがデータ1を示す場合は、搬送波と搬送波の反射波が重畳された信号を受信するため、その振幅が増幅されている部分がある。そのため、受信回路12により搬送波、副搬送波の成分を取り除いた検波出力のレベルは、データ0とデータ1で異なっている。本実施の形態では、データ1を示す出力レベルの方がデータ0を示す出力レベルよりも大きくなっている。信号処理回路24では、リーダ・ライタ2が送信するRF信号の基準パルス生成時に、検波出力のレベルがあるしきい値に対して大きいか小さいかで応答データのデータ0あるいはデータ1を判断している(図7(d)、(g)、(h)参照)。
なお、この判定は、リーダ・ライタ2が生成する基準パルスのタイミングに合わせて行われている。図7(g)、(h)から分かるように、リーダ・ライタ2が基準パルスを生成したときに、しきい値よりも高い値となっていればデータ0と判定し、しきい値よりも低くなっていればデータ1と判定される。
ICタグ1では、その内部での起電力の低下などを最小限に抑えるため、ICタグ1で行うASK変調の変調度などはきわめて小さく設定されている。これはICタグ1内では、上記に図5(d)を用いて示した第2の変調波を用いて電源電圧を生成しているため、ICタグ1からの反射を大きくすると、ICタグ1側での信号の振幅が小さくなり、起電力が小さくなってしまうからである。また副搬送波による第1の変調を行うことで、振幅が減少する部分をさらに少なくしている
そのため、図7(d)に示すICタグ1からの応答データを含む無線信号から正確に応答データを検出するには、データが安定する時間が必要となる。応答データ図7(g)に示す検波出力を生成するためには、リーダ・ライタ2側にある程度の容量を有するキャパシタを設け、所定期間信号を受信して検波出力を確実に判断しなくてはならない。応答データ受信時にリーダ・ライタ2がICタグ1に対して送信する基準パルスは、このデータを判断するために必要な時間に基づいた周波数である。
なお、この応答時の基準パルスの周波数は、リーダ・ライタ2のASK検波回路26の出力を基準パルス送信時に一度オフ状態とし、その後、入力された応答データを含む無線信号に基づいてASK検波回路の出力が安定化するまでの時間に基づいている。基準パルス送信時にASK検波回路26を一度オフ状態とすることでASK検波回路には、基準パルス送信時に、送信回路からのノイズの回り込みが起こることが無く、基準パルスにあわせたオフ動作を行わなかった場合に比べて、応答データを検波して安定化するまでの時間を短縮することが可能となる。
このように、本実施の形態では、ICタグ1に対するコマンド送信及びICタグ1内の処理時には第1の通信速度に基づいた基準パルスをリーダ・ライタ2が出力している。そのため、ICタグ1のコマンドデータの受信及びICタグ1の動作基準となる基準クロックが高速に設定され、ICタグ1を高速に動作させることが可能となる。
それに対し、リーダ・ライタ2が応答データを受信する場合には、リーダ・ライタ2側で応答データを確実に判定できる時間をもとに基準パルスを生成し、この基準パルスに基づいて応答データの判定を行っているため、応答データの誤認識等も低減させることができる。また、RFIDを用いた通信システム全体として、通信速度が向上し、より高速な動作を実現することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は本発明の主旨を変更しない限り、種々の変形が可能である。例えば、ICタグによるコマンドのデコード時に基準パルスとして第3の通信速度を設定し、コマンドデコードの動作に最適な基準パルスを作成するようにしてもよい。例えば、コマンド受信後のデコード動作、書き込み、読み出し動作、応答信号作成動作などの個々の動作にあわせて種々の基準パルスを作成してもよい。
本発明にかかる通信システムの構成図である。 本発明にかかるリーダ・ライタの構成を示すブロック図である。 本発明にかかるICタグの構成を示すブロック図である。 本発明にかかるリーダ・ライタの出力する無線信号の波形を示す図である。 本発明にかかるICタグの出力する無線信号の波形を示す図である。 本発明にかかるリーダ・ライタの処理を示すフローチャートである。 本発明にかかる通信システムのタイミングを示す図である。
符号の説明
1 ICタグ 2 リーダ・ライタ 10 半導体装置
11 アンテナ 12 受信回路 13 基準クロック生成回路
14 データ検出回路 15 制御回路 16 記憶回路
17 送信回路
21 アンテナ 22 受信回路 23 送信回路
24 信号処理回路 25 受信信号検出回路 26 ASK検波回路
27 パルス列出力回路 28 ミキサ 29 発振回路
Sd データ信号
Sf 速度切り替え信号

Claims (15)

  1. 受信する無線信号に基づいて動作するICタグと、前記ICタグで実行されるコマンドを前記無線信号により送信するリーダ・ライタとを有する通信システムであって、
    前記ICタグは、前記コマンドに対する処理の応答を前記リーダ・ライタへ送信し、
    前記リーダ・ライタは、前記ICタグへ前記コマンドを送信する場合は、第1の通信速度に対応する無線信号を前記ICタグへ送信し、前記ICタグの応答を受信する場合は、第2の通信速度に対応する無線信号を前記ICタグへ送信し、
    前記無線信号は、前記ICタグの動作する基準となる基準パルスを含み、前記基準パルスの周波数に基づいて前記第1の通信速度と前記第2の通信速度が決定されることを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1の通信速度は、前記第2の通信速度よりも速いことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記リーダ・ライタは、前記ICタグによるコマンドデコード時に、前記第1の通信速度に対応する無線信号を送信することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の通信システム。
  4. 前記リーダ・ライタは、
    前記基準パルスの周波数を決定する速度切り替え信号を出力する信号処理回路と、
    前記速度切り替え信号に基づいて前記基準パルスを生成するパルス列出力回路とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記リーダ・ライタは、前記ICタグの応答を検波する検波回路を有し、前記基準パルスを送信するときに、当該検波回路をオフ状態にすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 受信する無線信号に基づいて動作するICタグと、前記ICタグで実行されるコマンドを前記無線信号により送信するリーダ・ライタとの通信方法であって、
    前記ICタグは、前記コマンドに対する処理の応答を前記リーダ・ライタへ送信し、
    前記リーダ・ライタは、前記ICタグへ前記コマンドを送信する場合は、第1の通信速度に対応する無線信号を前記ICタグへ送信し、前記ICタグの応答を受信する場合は、第2の通信速度に対応する無線信号を前記ICタグへ送信し、
    前記無線信号は、前記ICタグの動作する基準となる基準パルスを含み、前記基準パルスの周波数に基づいて前記第1の通信速度と前記第2の通信速度が決定されることを特徴とする通信方法。
  7. 前記第1の通信速度は、前記第2の通信速度よりも速いことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
  8. 前記リーダ・ライタは、前記ICタグによるコマンドデコード時に、前記第1の通信速度に対応する無線信号を送信することを特徴とする請求項6あるいは7に記載の通信方法。
  9. 前記リーダ・ライタは、前記ICタグの応答を検波する検波回路を有し、前記基準パルスを送信するときに、当該検波回路をオフ状態にすることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の通信方法。
  10. リーダ・ライタと、前記リーダ・ライタが送信する基準パルスに基づいて動作するICタグと、を有し、前記基準パルスに同期してデータの通信を行う通信システムであって、
    前記ICタグが前記リーダ・ライタへ応答データを送信する応答データ送信時には、前記リーダ・ライタは前記基準パルスの周波数を第1の周波数に設定し、
    前記応答データ送信時以外には、前記リーダ・ライタは前記基準パルスの周波数を前記第1の周波数よりも大きい第2の周波数に設定することを特徴とする通信システム。
  11. 前記応答データ送信時以外には、前記リーダ・ライタが前記ICタグへコマンドデータを送信するコマンドデータ送信時が含まれる、ことを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
  12. 前記リーダ・ライタは、前記ICタグからの応答データを検波する検波回路を有し、前記基準パルスを送信するときに、当該検波回路をオフ状態にすることを特徴とする請求項10又は11項に記載の通信システム。
  13. ICタグに対して前記ICタグが動作する基準パルスを送信するリーダ・ライタであって、
    前記ICタグからの応答データ受信時は、前記リーダ・ライタは第1の周波数の基準パルスを送信し、
    前記応答データ受信時以外には、前記リーダ・ライタは、前記第1の周波数よりも大きい第2の周波数の前記基準パルスを送信することを特徴とするリーダ・ライタ。
  14. 前記リーダ・ライタは、
    前記基準パルスの周波数を決定する速度切り替え信号を出力する信号処理回路と、
    前記速度切り替え信号に基づいて前記基準パルスを生成するパルス列出力回路とを有することを特徴とする請求項1に記載のリーダ・ライタ。
  15. 前記リーダ・ライタは、前記ICタグからの応答データを検波する検波回路を有し、前記基準パルスを送信するときに、当該検波回路をオフ状態にすることを特徴とする請求項13又は14に記載の通信システム。
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