JP4763406B2 - Icタグ用半導体装置、icタグシステムおよびicタグの制御方法 - Google Patents

Icタグ用半導体装置、icタグシステムおよびicタグの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置に関わり、特にリーダ・ライタなどと無線による通信を行いデータの送受信が行われるICタグ、ICタグを用いたデータ送受信方式、およびそのシステムに関する。
近年、例えば工場での物流管理や、小売店での物品管理などにおいて、RFID(Radio Frequency IDentification)に関する技術が注目されている。この技術は、商品の固有情報を書き込んだICを有するタグを商品などに貼り付けて、その情報を無線アンテナで読み取る技術である。
このような技術では、リーダ・ライタとRFID用のタグ(以下、ICタグと称す)が用いられる。リーダ・ライタは、データおよび搬送波を含む変調された無線信号によってコマンドデータをICタグに送信し、ICタグから送信された無線信号を受信するものである。ICタグは受信した無線信号を復調し、受信したコマンドデータに基づいた処理を行う。また、ICタグは受信したコマンドデータが応答データを要求するものである場合には、返答データをリーダ・ライタに送信する。ここで、ICタグは、例えばICチップとアンテナとが一体化されたものである。
ICタグの中でもパッシブ型と呼ばれるICタグでは、リーダ・ライタから無線信号を受け取り、この無線信号により動作する電源電圧を生成している。すなわち、パッシブ型のICタグでは、リーダ・ライタとの間で通信に利用される無線信号が電力供給とデータ送受信に利用されている。
このようなICタグは、リーダ・ライタと通信可能なエリアに入ったときにリーダ・ライタとの距離に応じた内部起電力が発生する。この内部起電力によって発生する電圧が予め設定された電圧に達すると、ICタグはパワーオンリセット(POR)動作を行う。このPOR動作により、ICタグが初期化される。初期化されたICタグは、リーダ・ライタから定期的に送信されるイニシャライズコマンド(以下、INITコマンドと称す)を受信し、INITコマンドを実行することで、リーダ・ライタから送信される種々のコマンドに対して送受信可能な状態となる。このようにリーダ・ライタと通信を行う技術としては例えば特許文献1のような技術が知られている。
従来、ICタグではPOR動作が終了すると、リーダ・ライタから送信される基準パルスなどに基づいて、予め設定された所定期間(INITコマンドに相当する期間)、受信動作を行う。その期間に、正常にINITコマンドが受信された場合は、INITコマンドが実行され、リーダ・ライタから送信される種々のコマンドに対して送受信可能な状態となる。
上記の所定期間で、INITコマンドが受信できなかった場合、ICタグは、ICタグ内部でエラー処理を行う。エラー処理終了後、ICタグは、再び基準クロックに基づいて、上記の所定期間の受信動作を行う。この受信動作時にINITコマンドが受信されない場合は、再びエラー処理、所定期間の受信動作が繰り返される。
しかしながら、従来のICタグにおけるINITコマンドの受信、実行においては以下のような問題が発生する場合があった。図9を用いて、従来のICタグにおけるINITコマンド受信に関する問題を説明する。図9は、リーダ・ライタがコマンドを送信するタイミングと、ICタグがリーダ・ライタの送信する信号を受信し、実行する処理のタイミングを示した図である。図9の上段に示すようにリーダ・ライタは、INITコマンドと送受信可能となったICタグを検出するためのタグ検出コマンドを周期的に送信している。ここで、図9にTx1で示す時刻にICタグがリーダ・ライタとの通信可能エリアに入ってきたとする。ICタグは、時刻Tx1よりPOR動作を開始し、図9に示す時刻Tx2でPOR動作を終了する。その後、時刻Tx2より、所定期間(INITコマンドに相当する期間)、リーダ・ライタから送信されてくる電波の受信動作を行う。図9に示した例では、ICタグは、INITコマンドの途中から受信動作を開始し、その後、INITコマンドに相当するデータがなくなった後でも、所定期間中は、受信動作を継続して行う。この場合、エラー処理終了後、ICタグは、時刻Tx3より、再び所定期間の受信動作を開始する。この時、ICタグは、タグ検出コマンドの途中のデータから信号を受信し、所定期間受信動作を継続する。この場合も、所定期間中にINITコマンドを正しく受信することが出来ていないため、ICタグはエラー処理を行う。
図9に示すような動作が継続した場合、ICタグは、ICタグが受信動作を開始するタイミングと、リーダ・ライタがINITコマンドを送信するタイミングが一致するX巡目まで正しくINITコマンドを受信できないという問題があった。これにより、ICタグが通信エリアに入った後に最初の数ループから数十ループの間、リーダ・ライタ側がICタグを認識できない状態を引き起こしていた。
特開2002−312738
上記したように、ICタグが通信エリア内に入った後も、リーダ・ライタがICタグを認識できない状態が存在することにより、RFIDシステムとしての通信時間の低下を招いていた。
本発明に関するICタグ用半導体装置は、受信した無線信号を復調し、復調信号を生成する受信回路と、前記復調信号に含まれるデータを検出し、データ信号を出力するデータ検出部と、前記復調信号にデータが含まれていないことを検出し、非データ検出信号を出力する非データ検出部と、前記データ信号が入力され、当該データ信号に基づいてコマンドを生成して制御回路へと出力するコマンド生成制御回路と、前記コマンドに基づいた動作を実行する制御回路とを有し、前記コマンド生成制御回路は、前記非データ検出信号が入力された場合には、入力された前記データ信号に基づいたコマンド生成を行わないことを特徴とする。
本発明に関するICタグシステムは、ICタグに対して無線信号を送信するリーダ・ライタと、前記無線信号に含まれるコマンドに基づいて動作するICタグとを有するICタグシステムであって、前記ICタグは、受信した無線信号を復調し、復調信号を生成する受信回路と、前記復調信号に含まれるデータを検出し、データ信号を出力するデータ検出部と、前記復調信号にデータが含まれていないことを検出し、非データ検出信号を出力する非データ検出部と、前記データ信号が入力され、当該データ信号に基づいてコマンドを生成して制御回路へと出力するコマンド生成制御回路と、前記コマンドに基づいた動作を実行する制御回路とを有し、前記コマンド生成制御回路は、前記非データ検出信号が入力された場合には、入力された前記データ信号に基づいたコマンド生成を行わないことを特徴とする。
本発明に関するICタグの制御方法は、リーダ・ライタから送信された無線信号に基づいて動作し、当該無線信号を復調した復調信号に含まれるコマンドを実行するICタグの制御方法であって、前記ICタグは、前記復調信号に含まれる複数のデータを検出し、前記複数のデータから構成される前記コマンドを生成し、前記コマンドを構成する複数のデータを受信中に、前記復調信号にデータが含まれていないことを検出した場合は当該コマンドの生成を中断する。
RFIDシステムとしての通信速度を向上させることが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は実施の形態にかかわるRFIDに関するシステムを示す概略図である。このシステムはRFID用のタグ1とリーダ・ライタ2を有している。なお、この実施の形態では、ICタグ1はリーダ・ライタ2と2.45GHz帯などの高い周波数で通信を行うシステムであるとする。
リーダ・ライタ2は、データおよび搬送波(2.45GHz)を含む変調された無線信号をICタグ1に送信し、また、ICタグ1から送信された無線信号を受信する装置である。また、本実施の形態のリーダ・ライタは、ICタグに対してICタグが動作するときの基準となる同期信号(基準パルス)も送信している。
ICタグ1は受信した無線信号を復調し、そこに含まれるコマンドデータに基づいた処理を行う。また、ICタグ1は受信したコマンドデータに対する応答データなどをリーダ・ライタ2に送信する。この実施の形態のICタグ1は、内部に電源を有していないパッシブ型のICタグ1であり、半導体装置10とアンテナとが一体化されたものである。
上述したように、このICタグ1は、受信したコマンドデータに対する返答などをデータとして含む無線信号をリーダ・ライタ2に送信する。
図2は、この実施の形態のICタグ1を示すブロック図である。図2に示すように、ICタグ1は、アンテナ20と、半導体装置10とを有している。アンテナ20はリーダ・ライタ2との通信を行うものである。半導体装置10は、通信したデータの記憶や読み出し、送信する無線信号の作成などを行う。
半導体装置10は、受信回路11、基準クロック生成回路12、データ検出回路13、非データ検出回路14、コマンド生成制御回路15、制御回路16、記憶回路17および送信回路18を有している。また、図示しないが半導体装置10は、電源電圧生成回路を有している。電源電圧生成回路は、アンテナを介して与えられた無線信号から、電源電圧を生成し、半導体装置10の各部に供給している。
受信回路11は、リーダ・ライタからICタグ1が受信した無線信号を復調し、復調信号として出力する。基準クロック生成回路12は、復調信号から半導体装置10が動作するための基準クロックを生成し、出力する。データ検出回路13は、復調信号に含まれている「0」あるいは「1」を示す2進数のデータ信号を検出する。データ検出回路13は、データ信号が「0」を示している場合はデータ0を示すデータ0信号を、データ信号が「1」を示している場合はデータ1を示すデータ1信号を出力する。非データ検出回路14は、復調信号にデータが含まれていないことを検出し、非データ検出信号を出力する。
コマンド生成制御回路15には、データ検出回路13からデータ0信号あるいはデータ1信号が連続して入力されている。このコマンド生成回路にデータ信号が入力されている間は、コマンド生成制御回路は、コマンド受信モードである。コマンド生成制御回路15は、データ検出回路13から入力されたデータ信号に基づいた複数ビットからなるデータが、コマンドデータであるかどうかを判定し、コマンドデータである場合には制御回路16に対してコマンドを出力する。また、データ検出回路13からデータが入力されている途中で、非データ検出回路14から非データ検出信号が入力された場合には、データ検出回路13からのデータ入力に基づいたコマンド生成は行わず、コマンド受信モードからスタンバイモードとなって次にデータ検出回路13からデータ信号が入力されるのを待つ。
制御回路16は、コマンド生成制御回路15からコマンドが出力された場合に、そのコマンドに基づいた動作を実行し、制御する部分である。記憶回路17は、制御回路16によって制御され、個別情報などを記憶する。送信回路18は、制御回路16によって制御され、ICタグ1からリーダ・ライタへデータを送信する場合に使用される回路である。
上記のデータ検出回路13、非データ検出回路14について、より詳細に説明する。まず、図3を用いて、本実施形態にかかるリーダ・ライタ2からICタグ1へ送信される信号について説明する。図3(a)は、リーダ・ライタ2からICタグ1へ送信されるコマンド等のデータを符号化したデータ信号(符号化信号)の例を示している。図3(b)は、図3(a)のデータ信号を変調し電波として送受信される変調信号の例を示している。なお、図3(a)および(b)を用いて示される信号は、リーダ・ライタからICタグへ送信する信号の1方式を示したのみであり、特に信号の送信方式を図3によって示される方式に限定するものではない。
本実施の形態において、データの有無およびデータの内容(「0」あるいは「1」)は、フレームと呼ばれる単位時間内のパルスの数に応じて決定される。ここで、各フレームでは、フレームの区切りであることを示すフレームパルスと呼ばれるパルス信号が生成されている。このフレームパルスは、フレームという単位時間を示すために生成されるパルス信号であるため、予め設定された時間ごとに周期的に生成されている。そのため、このフレームパルスは、半導体装置10において、基準クロック生成回路12が基準クロックを生成するための同期信号(基準パルス)として用いられている。本実施の形態では、1フレーム内で、このフレームパルスの前にいくつのパルスが連続するかによって、データの有無およびデータが2進数における「0」であるのか「1」であるのかが表現される。
仮に、1つのフレーム内で送信されるパルスがフレームパルスのみで、その他のパルスが送信されない場合、そのフレームにはデータが無いことを示している(図3(a)、右端部参照)。また、1つのフレームパルスの前に2つパルスが連続している場合は、データを有する信号であることを示し、本実施の形態では、2進数における「1」(以下、「データ1」と称す)を示している(図3(a)、左端部参照)。1つのフレームパルスの前のパルスが1つである場合は、2進数における「0」(以下「データ0」と称す)を示している(図3(a)、中央部参照)。コマンドデータは、このデータ1とデータ0を複数組み合わせて構成される。上述したように、リーダ・ライタ2からICタグ1へ送信する信号は、この方式にとらわれず、パルス幅で、データ0、データ1を判別してもよく、また同期信号となるパルスとデータの内容を示す信号は別々に送られるような方式であってもよい。
本実施の形態では、このように変調された信号を受信回路11において復調し、元のパルス信号(復調信号)としている。本実施の形態の半導体装置10では、データ検出回路13がこのパルス信号から図3(a)に示したデータ0、データ1に相当するパルスを検出し、データを示す信号として、コマンド生成制御回路15に出力している。また、非データ検出回路14はフレームパルスのみを含んだ信号を検出し、非データ検出信号として、コマンド生成制御回路15に出力している。
コマンド生成制御回路15のより詳細な構成について説明する。図4は、コマンド生成制御回路15の構成を示すブロック図である。コマンド生成制御回路15は、カウンタ151、シフトレジスタ152、コマンドデコーダ153およびコントローラ部154を有している。シフトレジスタに152には、データ検出回路13が検出したデータ0信号およびデータ1信号が入力されている。シフトレジスタ152は、この入力されたデータを一時的に保持するレジスタである。コントローラ部154は、データ検出回路13がデータを検出し、データの入力が開始されると、カウンタ151を動作させ、同期信号であるフレームパルスのカウントを開始する。また、シフトレジスタ152は、フレームパルスに同期して入力されるデータを順次記憶する。ここで、コントローラ部154は、カウンタ151のカウント値が所定値(例えばINITのコマンド長)に達した場合にコマンドデコーダ153に対して、シフトレジスタ152に保持されたデータからコマンドを生成する指示信号を出力する。コマンドデコーダでは、シフトレジスタに保持されたデータからチェックサムの確認などを行い、コマンドのデータが正確に取り込まれたかどうかなどの判断を行う。ここで、正確なコマンドのデータと確認された場合は、コマンドが生成され制御回路16転送される。
上記のシフトレジスタ152に対してのデータ取り込み時に、カウント値が所定値に達するよりも前に非データ検出回路14から、非データ検出信号が入力された場合、コントローラ部154は、カウンタのカウント値が所定値に達した場合でも、コマンド生成を指示する信号を出力せず、コマンドデコーダによるコマンド生成は行われない。
その後、再びデータ検出回路13が、データに対応する信号を出力し始めたときは、コントローラ部154は、カウンタ151に対してカウント値を初期値に戻す信号を出力し、カウント動作を初期値から再開する。その後、カウント値が所定値になった場合にコマンド生成を指示し、コマンドが生成される。
このように構成された、本実施形態のICタグの動作について、図4を用いて説明する。図5は、本実施の形態においてリーダ・ライタから送信される信号とICタグの動作について示したタイミングチャートである。
図5の上段に示すようにリーダ・ライタは、INITコマンドとタグ検出コマンドを周期的に送信している。上記したように、INITコマンドとは、ICタグを送受信可能な状態とするために初期化するためのコマンドであり、タグ検出コマンドとは、送受信可能なICタグをリーダ・ライタが認識するためのコマンドである。また、リーダ・ライタは、各コマンドを送信した後には、ICタグ1が送信したコマンドを実行するのに要する期間、データ0もデータ1も有していない、同期信号であるフレームパルス(基準パルス)のみを送信している。ここで、図5にT1で示す時刻にICタグがリーダ・ライタとの通信可能エリアに入ってきたとする。ICタグ1は、時刻T1よりPOR動作を開始し、図5に示す時刻T2でPOR動作を終了する。その後、時刻T2より、リーダ・ライタから送信されてくる電波の受信動作を行う。
図5に示した例では、ICタグは、タグ検出コマンドの途中から受信動作を開始する。このとき、データ検出回路13は、受信した信号にデータが含まれているため、コマンド生成制御回路15に対してデータに相当する信号を出力する。その後、リーダ・ライタは、時刻T3で、タグ検出コマンドの送信が終了するため、ICタグ1がタグ検出コマンドを実行するために必要な期間は同期信号であるフレームパルスのみを送信する。この時、ICタグ1では、非データ検出回路14がリーダ・ライタから送信された信号に、データが含まれない信号であることを検出する。非データ検出回路14は、非データ検出信号をコマンド生成制御回路15へと出力する。コマンド生成制御回路15は、非データ信号検出信号の出力に基づいて、スタンバイ状態へと移行する。ここで、スタンバイ状態とは、データ検出回路から次のデータ信号が入力されるまでの待ち受け状態を示している。つまり、上記したカウンタのリセットを行うために、再びデータが入力されるのを待つ状態となる。
その後、時刻T4においてリーダ・ライタが、INITコマンドの送信を開始する。データ検出回路13はデータを検出するためコマンド生成制御回路15に対して、データの出力を開始する。この時、コマンド生成制御回路15にはINITコマンドの1ビット目から正しく入力される。コマンド生成制御回路15内で、コマンドの確認が行われた結果、正常なコマンドであると認識され、制御回路に対してINITコマンドが出力される。制御回路ではINITコマンドが実行され、ICタグ1は正常なイニシャライズ動作を行う。このイニシャライズコマンドの受信によりICタグの内部は初期化動作が行われ、送受信可能となる。その後は、ICタグ内でのイニシャライズ動作が終了するタイミングに合わせて、リーダ・ライタからタグ検出コマンドが送信される。タグ検出コマンドに対しても、コマンド生成制御回路15において、コマンドの確認が行われ、ICタグはタグ検出コマンドを実行する。タグ検出コマンドを実行することで、ICタグはリーダ・ライタに対しICタグを識別するための固有データを送信し、リーダ・ライタがICタグを認識する。
このように本実施の形態によれば、ICタグ1が通信可能エリアに入り、データ信号の受信を開始した場合でも、非データ検出信号に基づいて、コマンド生成制御回路はデータの受信を中断し、新たなデータが入力されるのを待ち受けるスタンバイ状態とされる。その後、新たなデータ信号が入力されたのと同時にデータ入力を受け付けるように動作するため、少なくとも2ループ目ではINITコマンドを最初から正常に受信することが可能となる。よって、従来のように所定期間の受信動作を行うことによりデータ入力の受付開始と、リーダ・ライタからのコマンドの送信のタイミングが合うまでの数ループから数十ループという待ち時間を生成することがなく、RFIDシステムとして高速な動作が可能となる。これにより、例えばベルトコンベア上の品物などの移動中の物体に対してICタグを添付し、RFIDシステムを用いて個別情報を取得する場合などに、移動中の品物が通信可能なエリアに入ってきたことを即座に認識することが可能となる。
実施の形態2
図6は、本発明の実施の形態2のICタグを示すブロック図である。図7は、図5と同様にその動作の様子を示したタイミングチャートである。本実施の形態において、実施の形態1と同一の構成に関しては同一の符号を付し、その説明を省略する。図6に示されるように、本実施の形態のエラー処理回路30およびエラーフラグレジスタ31を有している。エラー処理回路30は、非データ検出回路14が非データを検出し、ICタグ1がスタンバイモードとなった場合に、エラー処理を行うとともに、エラーフラグレジスタ31に対してエラーフラグを書き込む回路である。このように、エラーフラグレジスタ31にエラーフラグを保持することで、通常動作中にリーダ・ライタがエラーフラグの有無を確認し、通信エリア内にICタグが進入したときにエラーが発生したのかどうかを確認することが可能である。そのため、RFIDシステムとして、通信エリア進入時のエラーフラグ発生の頻度などを確認することにより、ICタグが通信エリアに侵入するときの最適な条件などを決定することが可能となる。
実施の形態3
以下に、本発明の実施の形態3について説明する。なお、本実施の形態のブロック図は図2と同じになるため、図2を用いて本実施の形態について説明する。本実施の形態では、図2に示した非データ検出回路14の動作が実施の形態1と異なっている。実施の形態1における非データ検出回路14では復調信号がフレームパルスのみを有する場合を検出して非データ検出信号を出力する構成となっている。本実施の形態の非データ検出回路14では、フレームパルスのみの場合以外でも非データ検出信号が出力される。以下に、具体例を用いて本実施の形態における非データ検出回路14が非データ検出信号を出力する場合について説明する。
イニシャライズ動作を行った後、ICタグはリーダ・ライタから送信されるコマンドに基づいて例えばリード、ライトなどの動作を行っている。このコマンドはそれぞれ複数のデータから構成され、コマンド生成制御回路15はシフトレジスタに入力されたデータからコマンドを生成する。以下、例えばリードを示すコマンドが4ビットの「1010」で表され、ライトを示すコマンドが「1011」で表されると仮定して説明する。図8は、リーダ・ライタがリードコマンドを送信した場合のリーダ・ライタが送信するパルス信号とICタグが復調したパルス信号の例を示す図である。リードコマンドを送信する場合、リーダ・ライタは、図8(a)に示すようなパルス信号を送信する。ここで、ICタグで復調される信号が、ノイズなどの影響を受け、図8(b)のように復調された場合について説明する。
図8(b)に示した例では、ICタグが復調した信号にノイズなどの影響により余分なパルスが存在する場合を示している。図8(b)に示したような復調信号となった場合、ICタグ側では4ビット目を「1」と判断してしまうおそれがある。この場合、リーダ・ライタ側からリードコマンド(「1010」)として送信されたコマンドを。ICタグ側でライトコマンド(「1011」)と判断し、ライト動作をしてしまうおそれがある。そのため、本実施の形態では非データ検出回路14を利用して、このような誤動作を防止する。つまり、本実施の形態では復調した信号にフレームパルスのみが含まれる場合だけでなく、復調した信号をデータとして確定できない場合を検出して非データ検出信号を出力する。
ここで、データとして確定できない場合というのは、リーダ・ライタとICタグとでやり取りされる信号の方式によって異なるが、図8に示した場合を例に説明する。本実施の形態の非データ検出回路14は、復調された信号のパルス数とともにその振幅を測定する。ここで、復調された信号に含まれるパルスの振幅が所定の範囲内にある場合に非データ検出信号を出力する。分かりやすい数値を用いて説明すると、通常の復調信号に含まれるパルスの振幅が10であった場合、非データ検出回路14は、振幅が3〜7のパルスを含む復調信号が検出された場合に非データ検出信号を出力する。このように構成すると、本実施形態の非データ検出回路14は、図8に示すICタグでの復調信号の4ビット目のノイズによるパルス(図8(b)、斜線のパルス)を検出して、非データ検出信号を出力する。
非データ検出信号に基づくコマンド生成制御回路15の動作は、イニシャライズ時の動作と同様である。つまり、非データ検出信号が出力されたことに基づいて、入力されてシフトレジスタに保持されたデータからのコマンド生成が行われない。
本実施の形態のように非データ検出回路14が、データとして確定できない復調信号を検出した場合にも非データ検出信号を出力することで、イニシャライズ後の通常動作時においても、データを誤認したことによる誤動作を防ぎ、RFIDシステムとして安定した動作をさせることが可能となる。つまり、非データ検出信号を本実施の形態のように構成することで、イニシャライズ時にかかる時間を短縮できることに加え、誤動作を減少させたICタグを提供することが可能となる。
以上実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。例えばコマンド生成制御回路は、カウンタのカウント値が所定値に達した場合のシフトレジスタのデータからコマンドを生成する構成としたが、例えば非データ検出信号が出力されるたびに、カウンタおよびシフトレジスタをリセットし、カウンタのカウント値が所定値に達するまでシフトレジスタ内にデータが蓄積された場合に、コマンドデコーダにシフトレジスタが蓄積したデータを転送して、コマンド生成を行う構成などとしてもよい。また、実施の形態3においてデータを確定できない場合を検出する例として、パルス信号の振幅に基づいて判断しているが、例えばパルスの幅や、パルス同士の間隔などに基づいてもよく、リーダ・ライタとICタグの間で送受信される信号の方式に基づいて適宜変形することが可能である。
本発明の実施の形態にかかるICタグとリーダ・ライタとからなるRFIDシステムを示す模式図である。 本発明の実施の形態1にかかるICタグの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に関わる送信データの波形を示す図である。 コマンド生成制御回路を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかるリーダ・ライタの送信するコマンドとICタグの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2にかかるICタグの構成を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかるリーダ・ライタの送信するコマンドとICタグの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に関わるリーダ・ライタの送信するパルス信号とICタグの復調信号を示す図である。 従来のリーダ・ライタの送信するコマンドとICタグの動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 ICタグ
2 リーダ・ライタ
10 半導体装置
11 受信回路
12 基準クロック生成回路
13 データ検出回路
14 非データ検出回路
15 コマンド生成制御回路
16 制御回路
17 記憶回路
18 送信回路
20 アンテナ
30 エラー処理回路
31 エラーフラグレジスタ
151 カウンタ
152 シフトレジスタ
153 コマンドデコーダ
154 コントローラ部

Claims (21)

  1. 受信した無線信号を復調し、復調信号を生成する受信回路と、
    前記復調信号に含まれるデータを検出し、データ信号を出力するデータ検出部と、
    前記復調信号にデータが含まれていないことを検出し、非データ検出信号を出力する非データ検出部と、
    前記データ信号が入力され、当該データ信号に基づいてコマンドを生成するコマンド生成制御回路とを有し、
    前記コマンド生成制御回路は、前記非データ検出信号が入力された場合には、入力された前記データ信号に基づいたコマンド生成を行わないことを特徴とするICタグ用半導体装置。
  2. 前記コマンド生成制御回路は、前記非データ検出信号が入力された後、再びデータ信号が入力された場合に当該データ信号に基づいて前記コマンドを生成することを特徴とする請求項1に記載のICタグ用半導体装置。
  3. 前記データ検出部は、前記復調信号に含まれる2進数データを検出することを特徴とする請求項1あるいは2に記載のICタグ用半導体装置。
  4. 前記非データ検出部は、前記復調信号に2進数データが含まれていないことを検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のICタグ用半導体装置。
  5. 前記コマンド生成制御回路は、前記データ検出部の出力する複数のデータ信号に基づいて前記コマンドを生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のICタグ用半導体装置。
  6. 前記コマンド生成制御回路は、予め設定された所定数の前記データ信号に基づいて前記コマンドを生成し、当該予め決定された所定数は前記コマンド生成制御回路に供給される基準パルス数に対応して設定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のICタグ用半導体装置。
  7. 前記コマンド生成制御回路は、前記基準パルス数を計数するカウンタを有し、当該カウンタは前記データ信号が入力されたことに基づいて、前記基準パルス数の計数を開始することを特徴とする請求項6に記載のICタグ用半導体装置。
  8. 前記コマンド生成制御回路は、前記データ信号を一時保持するレジスタを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のICタグ用半導体装置。
  9. 前記ICタグ用半導体装置は、前記コマンドに基づいてイニシャライズ動作を行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のICタグ用半導体装置。
  10. 受信した無線信号を復調し、復調信号を生成する受信回路と、
    前記復調信号に含まれるデータを検出し、データ信号を出力するデータ検出部と、
    前記復調信号にデータが含まれていないことを検出し、非データ検出信号を出力する非データ検出部と、
    前記データ信号が入力され、当該データ信号に基づいてコマンドを生成するコマンド生成制御回路とを有し、
    前記コマンド生成制御回路は、前記データ検出回路から前記データ信号が入力されている場合は、コマンド受信モードとなり、複数の前記データ信号からなるコマンドを生成し、該受信モード時に前記非データ検出信号が入力された場合には、スタンバイモードとなり入力された前記データ信号に基づいたコマンド生成を行わないことを特徴とするICタグ用半導体装置。
  11. ICタグに対して無線信号を送信するリーダ・ライタと、
    前記無線信号に含まれるコマンドに基づいて動作するICタグとを有するICタグシステムであって、
    前記ICタグは、
    受信した無線信号を復調し、復調信号を生成する受信回路と、
    前記復調信号に含まれるデータを検出し、データ信号を出力するデータ検出部と、
    前記復調信号にデータが含まれていないことを検出し、非データ検出信号を出力する非データ検出部と、
    前記データ信号が入力され、当該データ信号に基づいてコマンドを生成して制御回路へと出力するコマンド生成制御回路と、
    前記コマンドに基づいた動作を実行する制御回路とを有し、
    前記コマンド生成制御回路は、前記非データ検出信号が入力された場合には、入力された前記データ信号に基づいたコマンド生成を行わないことを特徴とするICタグシステム。
  12. 前記コマンド生成制御回路は、前記非データ検出信号が入力された後、再びデータ信号が入力された場合に当該データ信号に基づいて前記コマンドを生成することを特徴とする請求項11に記載のICタグシステム。
  13. 前記データ検出部は、前記復調信号に含まれる2進数データを検出することを特徴とする請求項11あるいは12に記載のICタグ用システム。
  14. 前記非データ検出部は、前記復調信号に2進数データが含まれていないことを検出することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のICタグシステム。
  15. 前記コマンド生成制御回路は、前記データ検出部の出力する複数のデータ信号に基づいて前記コマンドを生成することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のICタグシステム。
  16. 前記コマンド生成制御回路は、予め設定された所定数の前記データ信号に基づいて前記コマンドを生成し、当該予め決定された所定数は前記コマンド生成制御回路に供給される基準パルス数に対応して設定されていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載のICタグシステム。
  17. 前記コマンド生成制御回路は、前記基準パルス数を計数するカウンタを有し、当該カウンタは前記データ信号が入力されたことに基づいて、前記基準パルス数の計数を開始することを特徴とする請求項16に記載のICタグシステム。
  18. 前記コマンド生成制御回路は、前記データ信号を一時保持するレジスタを有することを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載のICタグシステム。
  19. 前記ICタグ用半導体装置は、前記コマンドに基づいてイニシャライズ動作を行うことを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載のICタグシステム。
  20. リーダ・ライタから送信された無線信号に基づいて動作し、当該無線信号を復調した復調信号に含まれるコマンドを実行するICタグの制御方法であって、前記ICタグは、
    前記復調信号に含まれる複数のデータを検出し、
    前記複数のデータから構成される前記コマンドを生成し、
    前記コマンドを構成する複数のデータを受信中に、前記復調信号にデータが含まれていないことを検出した場合は当該コマンドの生成を中断するICタグの制御方法。
  21. 前記コマンドの生成を中断した後に、前記復調信号に含まれるデータを検出した場合は、前記コマンドの生成を再開することを特徴とする請求項20に記載のICタグの制御方法。
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