JPH11355186A - 非接触識別システム及びデータ通信方法 - Google Patents

非接触識別システム及びデータ通信方法

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JPH11355186A
JPH11355186A JP10160824A JP16082498A JPH11355186A JP H11355186 A JPH11355186 A JP H11355186A JP 10160824 A JP10160824 A JP 10160824A JP 16082498 A JP16082498 A JP 16082498A JP H11355186 A JPH11355186 A JP H11355186A
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data
circuit
modulation
ask
reader
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JP10160824A
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Hirohisa Furukawa
博久 古川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触識別システムにおいて無線伝送時のデ
ータの安全性を向上させること。 【解決手段】 リーダライタ10Aはデータキャリア1
1A側に第1の変調度でASK変調信号を出力する。デ
ータキャリア11Aは第1の変調度の信号を検波し、受
信データを得て通信ロジック回路24に入力する。デー
タキャリアからの送信信号はこれより浅い第2の変調度
で共振回路20の負荷を変化させることによって送出す
る。リーダライタ10AではコイルL1に得られる信号
からASK変調出力を減算することによって、データキ
ャリア側の負荷変動分を抽出し、検波して受信信号とし
ている。こうすれば全2重通信が可能となり、第三者に
データ内容を検出されにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触識別システム
に関し、特に通信状態における盗聴や解析を防止するこ
とができる非接触識別システム及びそのデータ通信方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来組立搬送ラインでの部品の識別や電
子回数券システム等においては、物品を識別して管理す
るシステムが必要となる。そこで特開平1−163991号の
ように識別対象物にメモリを有するデータキャリアを設
け、外部からデータ伝送によってデータキャリアに必要
な情報を書込んでおき、必要に応じてその情報を読出す
ようにした識別システムが提案されている。このような
データキャリアは物品等に取付けて用いられ、リーダラ
イタの通信領域に達したときにデータキャリアからデー
タを読出し、又はデータキャリアに必要なデータを書込
むように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのような非
接触識別システムを高い安全性が要求される用途に利用
する場合には、データキャリアとリーダライタ間の通信
信号が傍受され、データの改ざんやデータの偽造等の不
正が行われる可能性が懸念される。これを防止するため
にはスクランブルやRSA等の暗号化技術を用いて伝送
データを暗号化することが考えられる。しかしこのよう
な暗号化処理には高度なソフトウェア処理が要求され、
高性能のCPUを用いる必要があり、データキャリアの
低価格化を図るうえで障害となっていた。
【0004】無線通信においては異なった周波数を用い
て全2重通信により相互に同時に伝送することが行われ
ている。又全2重通信において2つの周波数を用いるこ
となく時分割で交互に送受信を行い、見かけ上全2重通
信を実現する方法も用いられている。この場合理想的に
はデータ伝送速度は一方向の無線伝送時の1/2の速度
となるが、実際には送受信切換えのためのオーバーヘッ
ドが生じるため、1/2以下の速度となってしまうとい
う問題点があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであって、非接触識別システムにおいて
1つの周波数を用いて時分割で全2重通信を行うと共
に、スクランブルや暗号通信を用いることなく第三者に
よる盗聴や解析を困難にして安全性を向上させることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、データキャリアと、データキャリアとの間で非接触
で全2重データ通信を行うリーダと、を有する非接触識
別システムにおけるデータ通信方法であって、前記リー
ダは、送信データに基づいて第1の変調度でキャリア信
号をASK変調し、データキャリアに送信データを送信
すると共に、第1の変調度と異なった第2の変調度によ
りASK変調された信号を抽出するものであり、前記デ
ータキャリアは、共振回路に得られる第1の変調度のA
SK変調信号から前記リーダの送信データを抽出すると
共に、前記共振回路の負荷を変化させることによって前
記第1の変調度と異なった第2の変調度によりASK変
調を行い、前記リーダにデータを送信することを特徴と
するものである。
【0007】本願の請求項2の発明は、データキャリア
と、データキャリアとの間で非接触で全2重データ通信
を行うリーダと、を有する非接触識別システムにおい
て、前記リーダは、一定周波数のキャリアを発生する発
振回路と、送信データに基づいて第1の変調度で前記発
振回路からのキャリア信号をASK変調するASK変調
回路と、前記ASK変調回路によって駆動されるコイル
と、前記コイルに得られる出力より前記ASK変調回路
の出力を減ずることによって前記データキャリアからの
信号を検出する減算回路と、前記減算回路の出力を検波
する第1の検波回路と、を有するものであり、前記デー
タキャリアは、コイル及びコンデンサから成る共振回路
と、前記共振回路の負荷を送信データに応じて変化させ
ることによって前記第1の変調度より浅い第2の変調度
でASK変調する送信回路と、前記共振回路に得られる
ASK信号を検波し、前記第1の変調度のASK信号を
抽出する第2の検波回路と、を有することを特徴とする
ものである。
【0008】本願の請求項3の発明は、データキャリア
と、データキャリアとの間で非接触で全2重データ通信
を行うリーダと、を有する非接触識別システムにおい
て、前記リーダは、一定周波数のキャリアを発生する発
振回路と、送信データに基づいて第1の変調度で前記発
振回路からのキャリア信号をASK変調するASK変調
回路と、前記ASK変調回路によって駆動されるコイル
と、前記コイルに得られるASK信号を検波し、前記第
1の変調度より深い第2の変調度のASK信号を抽出す
る第1の検波回路と、を有するものであり、前記データ
キャリアは、コイル及びコンデンサから成る共振回路
と、前記共振回路の負荷を送信データに応じて変化させ
ることによって前記第1の変調度より深い第2の変調度
でASK変調する送信回路と、前記共振回路に得られる
ASK信号を検波する第2の検波回路と、前記第2の検
波回路に得られる出力より前記送信データを減ずること
によって前記リーダからの信号を抽出する減算回路と、
を有することを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項4の発明は、データキャリア
と、データキャリアとの間で非接触で全2重データ通信
を行うリーダと、を有する非接触識別システムにおける
データ通信方法であって、前記リーダは、データクロッ
クに同期した送信データを生成し、データクロックの1
周期を第1,第2の期間に分割したうちの第1の期間を
送信データに対応させ、第2の期間を所定のレベルとな
るように整形して第1の変調度でASK変調して出力す
ると共に、前記データクロックの第2の期間のASK変
調波から前記データキャリアの送信データを抽出するも
のであり、前記データキャリアは、前記リーダから送出
された共振回路に得られるASK信号を検波し、前記デ
ータクロックの第1の期間のASK信号に基づいて前記
リーダから送出された信号を抽出すると共に、前記デー
タクロックの第2の期間を送信データに対応させ、第1
の期間を所定のレベルとなるように整形して前記第1の
ASK変調度とは異なった第2の変調度で共振回路の負
荷を変化させることによりASK変調して出力すること
を特徴とするものである。
【0010】本願の請求項5の発明は、データキャリア
と、データキャリアとの間で非接触で全2重データ通信
を行うリーダと、を有する非接触識別システムにおい
て、前記リーダは、クロック発生手段と、データクロッ
クの1周期を第1,第2の期間に分割したうちの第1の
期間を送信データに対応させ、第2の期間を所定レベル
となるように整形して第1の変調度でASK変調するA
SK変調回路と、前記ASK変調回路の出力によって駆
動されるコイルと、前記コイルに得られるASK変調波
を検波する第1の検波回路と、前記データクロックの第
2の期間で前記第1の検波回路の検波出力をサンプリン
グし、そのレベルに基づいて受信信号を再生する再生手
段と、を有するものであり、前記データキャリアは、コ
イル及びコンデンサから成る共振回路と、前記共振回路
の出力に基づいて前記リーダから送出されるデータクロ
ックを抽出するクロック抽出手段と、前記共振回路に得
られるASK変調波を検波する第2の検波回路と、デー
タクロックの第1の期間に得られる前記第2の検波回路
からの出力に基づいて前記リーダからの送信データを生
成する再生手段と、前記データクロックの第2の期間で
送信データに基づいて前記共振回路の負荷を変化させる
ことによって第1の変調度と異なった第2の変調度でA
SK変調する整形回路と、を有することを特徴とするも
のである。
【0011】本願の請求項6の発明は、請求項4のデー
タ通信方法において、前記リーダ及び前記データキャリ
アは、前記データクロックの第1,第2の期間をデータ
クロックの1周期の夫々前半及び後半と、後半及び前半
とに周期的に切換えることを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項7の発明は、請求項5の非接
触識別システムにおいて、前記リーダ及び前記データキ
ャリアは、前記データクロックの第1,第2の期間をデ
ータクロックの1周期の夫々前半及び後半と、後半及び
前半とに周期的に切換えることを特徴とするものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態に
ついて説明する。図1は本実施の形態による非接触識別
システムのリーダライタ及びデータキャリアの構成を示
すブロック図である。本図に示すようにリーダライタ1
0Aはデータキャリア11Aへのデータの書込み及び読
取りを制御するCPU12、及びCPU12からの送信
データを第1の変調度でASK変調するASK変調回路
13を有している。ASK変調回路13にはキャリア周
波数を発振する発振回路14が接続されており、ASK
変調回路13はASK変調出力を増幅回路15及び減算
回路16に与えるものである。増幅回路15はコンデン
サC1を介して接続される送受信コイルL1(以下、単
にコイルという)を駆動するものである。コイルL1に
は又減算回路16が接続される。減算回路16はコイル
L1に得られる信号から送信したASK変調信号を減算
することによって、データキャリアからの負荷変動に伴
う信号成分を抽出するものである。減算回路16の出力
は検波回路17に与えられる。検波回路17は減算出力
を検波し、波形整形することによって受信データを生成
するものであって、その出力はCPU12に与えられ
る。
【0014】一方データキャリア11Aは図1に示すよ
うに、コイルL2及びコンデンサC2から成る共振回路
20に整流回路21及び電源回路22が接続され、電源
回路22より各部に電源が供給される。第2の検波回路
23はASK変調された信号を検波し、波形整形するこ
とによってリーダライタ10Aからの信号を抽出するも
のであり、抽出して得られた受信信号を通信ロジック回
路24に出力する。通信ロジック回路24は、リーダラ
イタ10Aから与えられたデータやコマンドに従ってメ
モリ25にデータを書込み又は読出すものであり、読出
したデータは送信回路26に与えられる。送信回路26
は共振回路20の一端と接地端間に抵抗を接続するスイ
ッチング素子を駆動することによって、共振回路20の
負荷を変化させて、変調信号をリーダライタ10A側に
送信するものである。
【0015】次に本実施の形態の動作についてタイムチ
ャートを参照しつつ説明する。図2(a)〜(e),
(g),(h)は図1のa〜e,g,hの各部の波形を
示す波形図である。図2(a)はCPU12よりASK
変調回路13に与えられる送信データを示しており、A
SK変調回路13はこの送信データに基づいて発振回路
14のキャリアを変調することによって図2(b)に示
すASK変調信号を生成する。この信号は増幅回路15
を介してコイルL1よりデータキャリア側に送信され
る。このようにASK変調回路13は比較的深い第1の
変調度で送信データによりキャリアを変調するものとす
る。一方データキャリア11は図2(c)に示すよう
に、図2(a)の送信データと一致しないタイミングで
変化するデータを送出するものとする。この送信回路2
6は送信データに基づいてスイッチング素子の開閉を制
御することによって、データキャリアの共振回路20の
負荷を変化させて第2の変調度で変調する。この実施の
形態では第1の変調度を深く、第2の変調度はこれより
浅いものとする。このためデータキャリアの共振回路2
0に得られる信号は図2(d)に示すものとなり、この
信号がリーダライタ10AのコイルL1にも得られるこ
ととなる。データキャリア11Aでは検波回路23で共
振回路20に得られるASK変調波を検波する。このと
きデータキャリア内の送信回路26によって浅い変調が
重畳して加えられているため、検波回路23ではこの信
号を検波すると図2(e)に示す波形が得られる。そし
て波形整形する際に、この浅い変調を無視するような閾
値に設定しておくものとすれば、図2(b),(f)に
示すように、リーダライタ10A側から送出されたAS
K変調波を復調した信号のみが受信データとして得られ
ることとなる。
【0016】一方リーダライタ10A側では減算回路1
6によりコイルL1に得られる信号からASK変調信号
を減算する。こうすれば図2(g)に示すようにデータ
キャリア11側の共振回路の負荷変動に伴う振幅の変動
分のみが得られることとなる。この減算出力を検波回路
17によって増幅して検波し、波形整形することによっ
て、図2(h),(i)に示すように受信データが得ら
れることとなる。このように本実施の形態ではリーダラ
イタ側からデータキャリアを送信する変調度を深くし、
データキャリアでは負荷を変化させることによって浅い
変調を行って信号を変調する。このように第1,第2の
変調度を異ならせることによってリーダライタとデータ
キャリア間で全2重のデータ通信を行うことができる。
【0017】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。前述した第1の実施の形態では第1の変調度を
深くしているが、本実施の形態では第1の変調度を第2
の変調度より浅くしたものである。この場合には図3に
示すようにリーダライタ10BにはASK変調回路から
の出力をそのまま増幅回路15を介してコイルL1に与
え、コイルL1に得られる出力を検波回路17で検波す
る。検波回路17の閾値を第2の変調度による変化分の
みを取り出すように設定しておく。
【0018】一方データキャリア11Bはデータキャリ
アからの送信データによって第2の変調度でASK信号
を更に変調する。そしてデータキャリアの検波回路23
の出力を減算回路27に与える。そして減算回路27に
よって通信ロジック回路24より出力する送信データに
応じた信号を検波出力から減算する。このとき通信ロジ
ック回路24から減算回路27への信号レベルは、検波
回路23に得られる送信信号のレベルと一致させてお
く。そうすれば送信データの変化分が相殺されるため、
減算回路27よりリーダライタからの送信データのみが
得られることとなる。
【0019】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。この実施の形態ではリーダライタとデータキャ
リアのデータクロックを共通とし、1周期を前半と後半
に2分割し、データクロックの1周期のうちの一方をリ
ーダライタからデータキャリアへの送信用に、他方をデ
ータキャリアからリーダライタへの送信用に割り当てる
ようにしたものである。図4はこの実施の形態によるリ
ーダライタ10Cの構成を示すブロック図である。本図
においてリーダライタ10Cは送信データを生成するC
PU12の出力が整形回路31に与えられる。発振回路
32は一定の周波数の信号を発振するもので、その出力
は分周回路33及びASK変調回路34に与えられる。
この分周回路33は発振信号を分周してデータクロック
を生成するものであり、発振回路32と共にクロック発
生手段を構成している。この実施の形態ではデータクロ
ックの前半のタイミングT1を送信用の第1の期間、後
半のタイミングT2を受信用の第2の期間とする。デー
タクロックは整形回路31に加えて後述するサンプルホ
ールド回路にも与えられる。整形回路31はリーダライ
タ11Cの送信のタイミングT1では送信データをその
まま出力し、リーダライタが受信するタイミングT2で
は所定の論理レベル、例えばHレベルに固定するもので
ある。整形回路で整形された送信データはASK変調回
路34に与えられる。ASK変調回路34はこの送信デ
ータを第1の変調度でASK変調するものであり、増幅
回路35,コンデンサC1を介してコイルL1に出力す
る。又コイルL1には第1の検波回路36が接続されて
いる。検波回路36はコイルL1に得られる信号を検波
するもので、その出力はサンプルホールド回路37に与
えられる。サンプルホールド回路37は受信用サンプリ
ングクロックで入力をサンプリングするものである。サ
ンプルホールド回路37の出力は再生回路38に与えら
れる。再生回路38は入力を波形整形して受信データと
するものである。
【0020】次にデータキャリア11Cの構成について
図5を用いて説明する。データキャリア11Cはコイル
L2,コンデンサC2から成る共振回路20に、第1の
実施の形態と同様の整流回路21及び電源回路22が接
続される。又共振回路20には検波回路41,キャリア
抽出回路42が接続される。キャリア抽出回路42は得
られたキャリアを整形して抽出するものであり、分周回
路43はこれを分周してデータクロックと同一のクロッ
クを生成すると共に、これより位相を少しずらせた受信
用のサンプリングクロックを生成するものである。デー
タクロック及び受信用のサンプリングクロックは夫々整
形回路44及びサンプルホールド回路45に与えられ
る。サンプルホールド回路45はこの受信用サンプリン
グクロックに基づいて受信データをサンプリングするも
のであり、ホールドされたデータを再生回路46に出力
する。再生回路46はこの出力を波形整形して受信デー
タとして通信ロジック回路24に入力する。通信ロジッ
ク回路24から読出された送信データは整形回路44に
入力される。整形回路44はリーダライタの送信のタイ
ミングである第1の期間では、所定の論理レベル、例え
ばHレベルに固定し、後半のタイミングT2、即ち第2
の期間では通信ロジック回路24からの送信出力をその
まま出力するものである。こうして整形された出力は送
信回路26に与えられる。送信回路26はスイッチング
素子を駆動することによって共振回路20の負荷を変化
させ、第2の変調度でASK変調信号を更に変調するも
のである。
【0021】次にこの実施の形態の動作についてタイム
チャートを参照しつつ説明する。図6(a)は発振回路
32を分周したリーダライタ10Cのデータクロックを
示しており、整形回路31には図6(b)に示すように
これと同期した送信データが入力される。整形回路31
はデータクロックの前半のHレベルとなる期間T1で送
信データに一致させ、後半のT2期間ではHレベルに固
定した送信データを生成する。この送信データをASK
変調回路34で第1の変調度でASK変調することによ
って、図6(d)に示すようにASK変調信号が得られ
る。この信号を増幅回路35を介してコイルL1よりデ
ータキャリア11C側に送信する。データキャリア11
C側では得られた信号から後述するようにクロックを抽
出して、図6(a)と同一のデータクロックを生成す
る。そしてデータクロックと同期させて図6(e)に示
す送信データを生成する。整形回路44は前述したT1
のタイミングではHレベルに固定し、T2のタイミング
ではデータキャリアからの送信データに一致させ、図6
(f)に示す整形された送信データを生成して送信回路
26に与える。こうすれば送信データに基づいて共振回
路20の負荷が変動するため、図6,図7(g)に示す
ようにASK変調波を更に負荷の変動に応じて変調させ
た信号が得られる。負荷の変化による第2の変調度は第
1の変調度より浅いものとする。これらの信号はリーダ
ライタ10CのコイルL1及びデータキャリア11Cの
共振回路20の双方で検出される。
【0022】リーダライタ側の検波回路36はこの信号
を検波することにより、図7(h)に示す信号が得られ
る。データキャリア側の検波回路41でも同様にこの信
号が得られることとなる。リーダライタ側では図7
(i)に示すようにデータクロックから位相を90°ず
らせた受信サンプリングクロックを生成し、このクロッ
クの立上りの時点でサンプルホールド回路37でサンプ
リングする。こうすればサンプルホールド回路37より
図7(j)に示す信号が得られる。これを再生回路38
によって増幅し、波形整形することによって、図7
(k)に示す再生信号が得られる。
【0023】又データキャリア側では図7(l)に示す
ように図7(i)を反転した受信用のサンプリングクロ
ックを分周回路43より生成して、サンプルホールド回
路45に与える。こうすれば図7(m)に示すようにサ
ンプルホールド回路45に保持された信号が得られ、こ
れを波形整形することによって受信データが得られる。
このようにこの実施の形態では、変調度をASK変調及
び負荷変調により2つの異なったレベルとし、変調度を
互いに異ならせると共に、データクロックの前半と後半
とで送受信を変化させてサンプリングクロックに基づい
て受信データを得ている。こうすれば同時に双方向のデ
ータ伝送、即ち全2重のデータ伝送が可能となる。
【0024】尚この実施の形態ではデータクロックの1
周期を2分割し、その前半の期間T1では、リーダから
データキャリアにデータを伝送するタイミングとし、後
半の期間T2ではデータキャリアからリーダライタにデ
ータを伝送する期間としたが、これを逆転させておいて
もよいことはいうまでもない。
【0025】ここでデータクロックの同期をとる手法に
ついて、図8のタイムチャートを用いて説明する。図8
(a)〜(h)は夫々図6,図7(a)〜(h)に対応
するものである。さて図8(a)をリーダライタのデー
タクロックとし、送信データがないとき又は送信データ
を送る前に、リーダライタ10Cは図8(b)に示すよ
うに連続して「0」となる送信データを整形回路31に
出力する。こうすれば図8(c)に示すように整形回路
31によって整形された送信データはデータクロックと
逆位相のパルス波となる。図8(d)はこれに基づいて
ASK変調回路34より出力されるASK変調波を示し
ている。一方データキャリア11Cは送信データがなけ
れば送信データを連続してHレベルとする。こうすれば
スイッチ回路は動作せず負荷は一定となるため、ASK
変調された変調波はそのままデータキャリア11C側で
受信される。データキャリアは受信した変調波を検波回
路41によって包絡線検波し、図8(h)に示す受信信
号が得られる。この受信信号の立上り毎に分周回路43
をリセットすることにより、図8(c)に示す送信デー
タと逆位相の図8(n)に示すデータクロックを得るこ
とができる。これは図8(a)のリーダライタ側データ
クロックと同一である。即ちリーダライタとデータキャ
リアのクロックは周波数及び位相が同一となり、共通の
データクロックで動作させることができる。
【0026】このように変調度を変化させて全2重通信
を行っている場合には、第三者がこれを傍受しても不正
に情報を得ることは極めて困難となる。即ちリーダライ
タとデータキャリアが出力するデータの構造や変調度が
既知でなければ、図6(g)に示す信号から伝送されて
いるデータを得ることが極めて困難であるため、データ
伝送時の安全性を向上させることができる。
【0027】次に本発明の第4の実施の形態について説
明する。前述した第3の実施の形態では、1周期内の信
号の割当てが知られるとデコードされてしまう可能性が
ある。そのため本実施の形態では、1周期の前後でリー
ダライタ側からの送信する第1の期間とデータキャリア
側からの送信する第2の期間を夫々T1とT2に、又は
T2とT1に適当なタイミングで切換えることによっ
て、第三者による不正なデコードを防ぐようにしたもの
である。図9(a)はこの処理を行うためのリーダライ
タの動作を示すフローチャート、図9(b)はデータキ
ャリア側のフローチャート、図10はタイムチャートで
ある。夫々動作を開始すると、リーダライタはまずステ
ップS1において送信タイミングの前後の設定をデフォ
ルト値とする。前述した第3の実施の形態では、リーダ
ライタの送信タイミングである第1の期間をT1に、デ
ータキャリアの送信タイミングである第2の期間をT2
とする。データキャリア側でもステップS11におい
て、第3の実施の形態と同一のタイミングのデフォルト
値に設定する。そしてルーチンS2,S12において前
述したように相互に全2重データ送受信を行う。そして
所定時間又はランダムに決めた時間が経過すると、リー
ダライタはステップS3に進み、タイミング切換えの指
示をする。そしてステップS4において切換え処理を行
い、第2の期間をT1に、第1の期間をT2に逆転させ
る。データキャリア側ではステップS13において切換
え指示がなされるまで全2重通信を行い、切換え指示が
受信されるとステップS14においてタイミング切換え
処理を行う。そしてリーダライタはステップS5におい
て前述した図7(d)に示すように同期用パターンを送
信し、データキャリア側からの確認信号ACKを待受け
る。データキャリア側ではステップS15において同期
信号を受信すると、確認信号ACKを伝送する。こうし
て確認信号が得られればリーダライタはステップS2、
データキャリアはステップS12に戻って全2重で同様
の処理を繰り返す。こうすればデータ伝送のタイミング
割当てを適宜切換えつつ、相互に全2重データ伝送が可
能となる。こうすれば第三者による不正なデコードをよ
り効果的に防止することができる。
【0028】尚前述した各実施の形態では、データキャ
リアにデータを書込み又は読出すリーダライタとデータ
キャリアにより非接触識別システムを構成するようにし
ているが、リーダライタでなく単にデータキャリアから
のIDコードを読取る読取り専用のリーダを用いても構
成することができることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1〜7の発明によれば、非接触識別システムにおいてリ
ーダとデータキャリアとの間で全2重データ通信を行
い、しかもそのときの変調度が変化している。このため
第三者に盗聴されてもデータを解析される可能性が少な
くなり、比較的簡単な構成でデータ伝送の安全性を向上
させることができる。又請求項6,7の発明では、送信
部分の伝送信号のタイミング割当てを周期的に変化させ
ることによって、第三者による盗聴や解析を難しくする
ことができ、安全性をより向上させることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による非接触識別シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態による非接触識別シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態によるリーダライタ
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態によるデータキャリ
アの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による非接触識別シ
ステムの各部の波形を示す波形図(その1)である。
【図7】本発明の第3の実施の形態による非接触識別シ
ステムの各部の波形を示す波形図(その2)である。
【図8】本実施の形態のデータクロックを同期させると
きの動作を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態によるタイミング割
当ての変換処理を示すフローチャートである。
【図10】第4の実施の形態によるタイミング切換え処
理を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10A,10B,10C リーダライタ 11A,11B,11C データキャリア 12 CPU 13,34 ASK変調回路 14,32 発振回路 15 増幅回路 16,27 減算回路 17,23,36,41 検波回路 20 共振回路 21 整流回路 22 電源回路 24 通信ロジック回路 25 メモリ 26 送信回路 31,44 整形回路 37,45 サンプルホールド回路 38,46 再生回路 42 キャリア抽出回路 43 分周回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データキャリアと、データキャリアとの
    間で非接触で全2重データ通信を行うリーダと、を有す
    る非接触識別システムにおけるデータ通信方法であっ
    て、 前記リーダは、送信データに基づいて第1の変調度でキ
    ャリア信号をASK変調し、データキャリアに送信デー
    タを送信すると共に、第1の変調度と異なった第2の変
    調度によりASK変調された信号を抽出するものであ
    り、 前記データキャリアは、共振回路に得られる第1の変調
    度のASK変調信号から前記リーダの送信データを抽出
    すると共に、前記共振回路の負荷を変化させることによ
    って前記第1の変調度と異なった第2の変調度によりA
    SK変調を行い、前記リーダにデータを送信するもので
    あることを特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 データキャリアと、データキャリアとの
    間で非接触で全2重データ通信を行うリーダと、を有す
    る非接触識別システムにおいて、 前記リーダは、 一定周波数のキャリアを発生する発振回路と、 送信データに基づいて第1の変調度で前記発振回路から
    のキャリア信号をASK変調するASK変調回路と、 前記ASK変調回路によって駆動されるコイルと、 前記コイルに得られる出力より前記ASK変調回路の出
    力を減ずることによって前記データキャリアからの信号
    を検出する減算回路と、 前記減算回路の出力を検波する第1の検波回路と、を有
    するものであり、 前記データキャリアは、 コイル及びコンデンサから成る共振回路と、 前記共振回路の負荷を送信データに応じて変化させるこ
    とによって前記第1の変調度より浅い第2の変調度でA
    SK変調する送信回路と、 前記共振回路に得られるASK信号を検波し、前記第1
    の変調度のASK信号を抽出する第2の検波回路と、を
    有するものであることを特徴とする非接触識別システ
    ム。
  3. 【請求項3】 データキャリアと、データキャリアとの
    間で非接触で全2重データ通信を行うリーダと、を有す
    る非接触識別システムにおいて、 前記リーダは、 一定周波数のキャリアを発生する発振回路と、 送信データに基づいて第1の変調度で前記発振回路から
    のキャリア信号をASK変調するASK変調回路と、 前記ASK変調回路によって駆動されるコイルと、 前記コイルに得られるASK信号を検波し、前記第1の
    変調度より深い第2の変調度のASK信号を抽出する第
    1の検波回路と、を有するものであり、 前記データキャリアは、 コイル及びコンデンサから成る共振回路と、 前記共振回路の負荷を送信データに応じて変化させるこ
    とによって前記第1の変調度より深い第2の変調度でA
    SK変調する送信回路と、 前記共振回路に得られるASK信号を検波する第2の検
    波回路と、 前記第2の検波回路に得られる出力より前記送信データ
    を減ずることによって前記リーダからの信号を抽出する
    減算回路と、を有するものであることを特徴とする非接
    触識別システム。
  4. 【請求項4】 データキャリアと、データキャリアとの
    間で非接触で全2重データ通信を行うリーダと、を有す
    る非接触識別システムにおけるデータ通信方法であっ
    て、 前記リーダは、データクロックに同期した送信データを
    生成し、データクロックの1周期を第1,第2の期間に
    分割したうちの第1の期間を送信データに対応させ、第
    2の期間を所定のレベルとなるように整形して第1の変
    調度でASK変調して出力すると共に、前記データクロ
    ックの第2の期間のASK変調波から前記データキャリ
    アの送信データを抽出するものであり、 前記データキャリアは、前記リーダから送出された共振
    回路に得られるASK信号を検波し、前記データクロッ
    クの第1の期間のASK信号に基づいて前記リーダから
    送出された信号を抽出すると共に、前記データクロック
    の第2の期間を送信データに対応させ、第1の期間を所
    定のレベルとなるように整形して前記第1のASK変調
    度とは異なった第2の変調度で共振回路の負荷を変化さ
    せることによりASK変調して出力するものであること
    を特徴とするデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 データキャリアと、データキャリアとの
    間で非接触で全2重データ通信を行うリーダと、を有す
    る非接触識別システムにおいて、 前記リーダは、 クロック発生手段と、 データクロックの1周期を第1,第2の期間に分割した
    うちの第1の期間を送信データに対応させ、第2の期間
    を所定レベルとなるように整形して第1の変調度でAS
    K変調するASK変調回路と、 前記ASK変調回路の出力によって駆動されるコイル
    と、 前記コイルに得られるASK変調波を検波する第1の検
    波回路と、 前記データクロックの第2の期間で前記第1の検波回路
    の検波出力をサンプリングし、そのレベルに基づいて受
    信信号を再生する再生手段と、を有するものであり、 前記データキャリアは、 コイル及びコンデンサから成る共振回路と、 前記共振回路の出力に基づいて前記リーダから送出され
    るデータクロックを抽出するクロック抽出手段と、 前記共振回路に得られるASK変調波を検波する第2の
    検波回路と、 データクロックの第1の期間に得られる前記第2の検波
    回路からの出力に基づいて前記リーダからの送信データ
    を生成する再生手段と、 前記データクロックの第2の期間で送信データに基づい
    て前記共振回路の負荷を変化させることによって第1の
    変調度と異なった第2の変調度でASK変調する整形回
    路と、を有するものであることを特徴とする非接触識別
    システム。
  6. 【請求項6】 前記リーダ及び前記データキャリアは、
    前記データクロックの第1,第2の期間をデータクロッ
    クの1周期の夫々前半及び後半と、後半及び前半とに周
    期的に切換えることを特徴とする請求項4記載のデータ
    通信方法。
  7. 【請求項7】 前記リーダ及び前記データキャリアは、
    前記データクロックの第1,第2の期間をデータクロッ
    クの1周期の夫々前半及び後半と、後半及び前半とに周
    期的に切換えることを特徴とする請求項5記載の非接触
    識別システム。
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WO2014199477A1 (ja) * 2013-06-13 2014-12-18 Quadrac株式会社 非接触通信装置

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