JPH11355365A - 非接触カードの通信方法及び該通信に用いる集積回路 - Google Patents

非接触カードの通信方法及び該通信に用いる集積回路

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JPH11355365A
JPH11355365A JP15714498A JP15714498A JPH11355365A JP H11355365 A JPH11355365 A JP H11355365A JP 15714498 A JP15714498 A JP 15714498A JP 15714498 A JP15714498 A JP 15714498A JP H11355365 A JPH11355365 A JP H11355365A
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    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4904Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using self-synchronising codes, e.g. split-phase codes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑な位相同期ループを用いることなく符号を
再生し、カード上の集積回路の基準クロックを生成し、
且つ50%のデューティを満足する符号方式とそれを復
調する復調回路を提供することを課題とする。 【解決手段】立ち上がり又は立ち下がりがただ1つ存在
するデューティ50%の複数の波形A、Bを組み合わせ
により1、0を割り当てることで実現される。本発明に
より複雑なPLL回路を使用することなくクロックとデ
ータを同時に伝送し、容易に復調することが出来る。本
発明を試作したところ2V動作時において1桁以上の入
力周波数変動を許容する復調器が実現され、本特許の有
効性が確認された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触集積回路カー
ドの通信方法及びそれを実現する回路に関するもので、
容易にデータとクロックを分離できる符号を用いる通信
方法とそれを実現する回路ならびに該通信方法に用いる
送信機、受信機、および通信システムを提供するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、情報セキュリティ、信頼性、高付
加サービス、自動化の強化の観点より、キャッシュカー
ド、定期券、等の磁気カード、及び物流システムに適用
されているバーコードシステムを集積回路を内蔵したI
Cカードに置き換える需要が高まっている。これらのカ
ードのなかにはデータの読み取り装置と直接接触するこ
と無く、すなわち無線で、電磁波によってデータのやり
取りと電力の供給を行うものがあり、非接触形カードと
総称されている。
【0003】非接触カードにはセンサーに密着させて使
用する密着形、20cmくらい離して使用する近接形、
約50cm以上離して使用する遠隔形に分類される。密
着形は主にクレジットカード等に適用され、近接形は定
期券、IDカード等に適用され、遠隔形は物流システム
のTAG等に応用される。密着形、近接形は主に磁界に
よって情報、電力の供給を受け、遠隔形は電波によって
それらの供給を受ける。これら3種の非接触カードのう
ち、特に遠隔形は受信電力も微弱であり特に低消費電力
動作と高効率電力供給が開発の課題となっている。
【0004】図2に遠隔形非接触カードシステムの例を
示す。 ICカードはアンテナ、検波用、電源用ダイオ
ード、入力増幅器、クロック生成回路、復調回路、制御
用論理回路、メモリ、返信用ドライバ等より構成され
る。読み取り書き込み装置より、クロックとデータの情
報を含む振幅変調信号がカードに送信される。信号が受
信されると電力蓄積用コンデンサに電荷がためられ、コ
ンデンサの両端電圧を起電力としてカードは動作する。
検波回路にて検波された信号はクロック生成回路、復調
回路によりデータとクロックに分離され、制御論理回路
にて処理が行われる。カードが読み出し書き込み装置に
返信する場合は返信用ドライバにてアンテナのインピー
ダンスを変調することで行う。
【0005】従来の遠隔形非接触カードシステムにおい
ては例えばアイ、イー、イー、イー、1987年度国際
固体回路会議、論文番号、エス、エー、17.5(D. F
riedman, et.al, A Low-Power CMOS Integrated Circui
t for Field-Powered RadioFrequency Identification
Tags, IEEE, ISSCC97 SA.17.5, 1997)に述べられてい
るようにカードとデータ書き込み、読み取り装置の間で
のデータの交信にはマンチェスター符号が適用されてい
る。第3図にマンチェスター符号による変調波形を示
す。マンチェスター符号ではH(高電圧状態)からL
(低電圧状態)への遷移を1に割り当て、 L(低電圧
状態)からH(高電圧状態)への遷移を0に割り当て
る。H,Lの時間が等しくない場合、つまりデューティ
が50%でない場合はデータによりDCオフセットが発
生し、受信信号レベルが変動した場合読み取り誤りの大
きな原因となる。マンチェスター符号ではHとLの時間
を等しく設定し、50%デューティの信号を実現し、D
Cオフセットの発生しない、通信に好適な符号を実現し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
あるマンチェスター符号を復調するには、H、Lの状態
の出現順序によって0、1が決定されるためH、L各状
態を検出する必要がある。つまり1つの符号の周期の半
分以下の周期を持つクロック信号が必要となる。また図
3にも示すようにデータにより立ち下がり、立ち上がり
の状態遷移時刻の間隔が変化するためクロック信号の生
成には位相同期ループと発振器が必要となり、クロック
の収束に時間がかかる。位相同期ループの引き込み条件
は発振器の自走発振周波数がリファレンス信号の周波数
の±50%内であることである。この条件を満足するに
は温度、電源電圧、デバイスのプロセス変動等をキャン
セルする必要があり、複雑なリファレンス回路が必要と
なり消費電流が増加する。また電波状況などの影響で一
時的に通信が途絶えた場合にはクロックの収束に時間が
かかり長い引き込み時間を要するといった問題がある。
【0007】本発明の課題は複雑な位相同期ループとリ
ファレンス回路を用いることなく符号を再生し、カード
上の集積回路の基準クロックを生成し、且つ50%のデ
ューティを満足する符号を用いた通信方法とそれを実現
する回路ならびに該通信方法に用いる送信機、受信機、
および通信システムを提供するものである。
【0008】方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は立ち上がり又
は立ち下がりどちらか一方がほぼ中央に出現する、50
%のデューティを持つ複数の基本波形を、波形の接続部
に波形の中央と同じ状態遷移(立ち上がり、又は立ち下
がり)が発生しないように保つ波形の組み合わせにより
1、0を割り当てることで実現される。以下実施形態に
おいてその詳細を述べる。
【0010】
【発明の実施の形態】(1)本発明の第1の実施形態を
図1に示す。本実施例では送受信される波形において立
ち上がりの間隔を等間隔にしている。送受信される波形
は、波形Aと波形Bを合成して得られる。波形Aは、各
立ち上がりタイミング時間より、それぞれ正の時間方向
にH状態をT/2(Tは1周期時間)、負の時間方向に
L状態をT/2だけ伸ばした波形である。波形Bは、立
ち上がり時間から正の時間方向に時間t1だけH状態を
保持し、残りの中点までの時間t2をL状態に保持し、
負の時間方向にt1だけL状態を保持し、残りの中点ま
での時間t2をH状態に保持した波形である。 ここで
t1+t2=T/2とする。波形A,Bとも必ず中心に
立ち上がりの状態遷移が存在する。なお、波形A,B単
独に0、1を割り振ると図4に示すように波形Bが連続
した場合、波形の接続部に立ち上がり状態遷移が発生
し、立ち上がりタイミングを一つのデータに対応させる
ことが困難になる。波形Bが連続した場合波形の接続部
に立ち上がり状態遷移が発生するのは波形BがHレベル
で始まり、Lレベルで終わるためである。
【0011】本実施例では、波形Aが連続して2回続い
た場合を0に割り当て、波形Bの後にAが続いた場合1
を割り当てることを考える。この場合0にあたる波形A
の2連続波形はLレベルで始まりHレベルで終わり、1
に対応する波形B,Aの連続波形はHレベルで始まりH
レベルで終了する。00、01、10、11の4つの取
り得るすべての接続部の組み合わせを図5に示す。0
0、10の場合は立ち下がり遷移が発生し、01、11
の場合はHレベルが保たれる。このように任意の0、1
列に対応する波形をならべても波形の接続部に立ち上が
り遷移が発生することはない。従って立ち上がり遷移は
常にA,B各波形の中点でのみ発生する。立ち上がり遷
移を検出する回路を用いることで容易にデータと同期し
たクロック信号を発生することができる。
【0012】波形A、Bの組み合わせは図6にまとめる
ようにA、Bを入れ替えたもの、1を波形Aの後にBが
続いた場合に割り当てるなど多くのバリエーションを持
たせることが出来る。立ち上がりの間隔を一定にする組
み合わせは、Lレベルで始まりHレベルで終わる波形パ
タンとLまたはHレベルで始まり始めと同じレベルで終
わる波形の合成により実現される。立ち下がりの間隔を
一定にするには、Hレベルで始まりLレベルで終わる波
形パタンとLまたはHレベルで始まり始めと同じレベル
で終わる波形を組み合わせればよい。本実施例によりデ
ューティ50%の2種類の波形を組み合わせることで立
ち上がりまたは立ち下がり時間の間隔を等しくしながら
同時に1、0情報を送ることが可能になる。等間隔に発
生する状態遷移をトリガとして利用するならば位相同期
ループを使用せずとも容易にデータと同期したクロック
を得ることが出来る。
【0013】(2)本発明の第2の実施形態を図7に示
す。第1の実施例では立ち上がりあるいは立ち下がりの
間隔を一定値に固定したが、カード上の論理回路の動作
については必ずしも立上りタイミングが等間隔である必
要はない。図7に立上りタイミングの間隔は一定ではな
くともA、B両波形のデューティを50%に保てる波形
例を示す。図7に示すB波形ではt2a+t1b=t2b+t1aなる
関係を満足させており、立上りの時間が周期の中点から
ずれているものの、デューティは50%を保っている。
本実施例により立上りあるいは立ち下がりのタイミング
を一定にしなくてもデューティ50%を保ち、振幅変動
に対して御判定を最小にとどめることが可能であること
が示された。
【0014】(3)本発明第3の実施形態を図8、9、
10を用いて説明する。図8にカードシステムの検波回
路の概要を示す。ここでは非線形素子であるダイオード
を整流素子として使用する。変調方式はHigh状態時
にキャリア信号を送信し、Low状態時にキャリアを停
止させるASK(Amplitude Shift Keying)方式であ
る。 場合によってはLow状態時に完全にキャリアを
停止させるのではなく、低い振幅レベルで送信する場合
もあるが以下の議論にはその差は本質的ではない。図に
示すように変調された2.45GHzのRF信号は2つ
のダイオード対D1、D2より構成される半波整流回路
によって検波され、容量Cに電荷を蓄積する。検波され
た波形は前置増幅器によりCMOS論理信号レベルまで
増幅される。検波出力の立ち上がり時間はRF周波数と
1回の整流プロセスで流せる電流量により決定される。
これに対して立ち下がり時間は容量Cに蓄積された電荷
が波形整形用抵抗Rを介して放電する時間であり、立ち
上がり、立ち下がりそれぞれの時間を決定するのは異な
る要因に起因する。低消費電力動作のためRはなるべく
大きな方が望ましく、この場合立ち下がり時間の方が立
ち上がり時間よりも長くなる。立ち下がり時間が長くな
った場合の問題点を図9に示す。特に問題となるのは波
形Bを検波している場合である。波形Bの最初の立ち下
がり遷移と中央部の立ち上がり遷移の間は他の間隔に比
べ短く設定しており、立ち下がり時間が長引くとLレベ
ルを検出することが困難になる。これを改善するには先
に述べたRの値を小さくする必要があるがこれは低消費
電力化の観点から望ましくない。そこで図10に示すよ
うに実質的に波形Bを正しく検出するためt1aをt1
bに比べ長くすることで対応する。この波形は送信時に
は50%のデューティを満足するものではないが、検波
後の波形は50%のデューティに近づく。本実施形態の
波形によりダイオード検波回路の非対称な応答に対応し
つつ伝送信号のデューティを一定に保つことが出来る。
【0015】(4)本発明の符号を復号する具体的な回
路を本発明の第4の実施形態として図11に示す。また
回路の動作タイミングを図12に示す。回路はバッファ
として使用するインバータ回路と抵抗Rと容量Cより構
成される低域通過フィルタ、1ビットAD変換器として
動作するラッチ回路、立上りパルス発生回路、クロッ
ク、データ波形成形回路等より構成される。波形A、B
の識別は入力信号を低域通過形フィルタに通し、原波形
の立ち上がりエッジでラッチ回路を駆動し、信号を検出
することで実現する。波形Aでは立ち上がりタイミング
の前に長いL状態があるためラッチ出力はLとなる。波
形Bでは立ち上がりタイミングの前に長いH状態が続い
た後、期間の短いL状態が存在し、その後信号が立ち上
がる。このためフィルタの時定数に対してL状態の期間
を十分短くすれば検出結果はHとなる。ラッチ出力は波
形Bを受けた場合にH状態になり、次の波形Aを受ける
タイミングでLになる。このラッチ出力信号は、入力波
形の立ち下がりのタイミングで後段のラッチに取り込ま
れNB信号として出力される。NB信号をNE信号の立
上りのタイミングでデータ信号として出力し、NE信号
自身の反転信号をクロック信号とする。NE信号はN
C、ND信号の論理和で与えられる。NC信号はB波形
を受けた次のA波形の立上りタイミングでHになり、以
降H、Lを交互に出力する。このためNC信号の立上り
のタイミングでは必ず波形Aを受ける。ND信号はリセ
ット状態から初めてB波形を受けた次の波形Aの立上り
タイミングでHになり、以降H状態が保存される。本実
施例により位相同期ループを使用しない単純な回路でク
ロックと信号を弁別することが出来る。
【0016】(5)図11、12に示す実施例には更に
複次的な効果がある。この効果を第5の実施例としてそ
の詳細を図13を用いて説明する。図13はカードシス
テムとその動作タイミングを表す。本願発明の波形パタ
ンは図6に示すように多様な選択肢をもつが、特に本実
施例では立ち上がり遷移が等間隔で現れるパタンを採用
する。第3の実施形態でも述べたようにここで採用して
いる変調方式はHigh状態時にキャリア信号を送信
し、Low状態時にキャリアを停止させるASK(Ampl
itude Shift Keying)方式である。 このためカードは
High信号を受けている場合にのみ読み取り書き込み
装置より電力供給をうける。本実施形態では受信信号の
立上りのタイミングで状態遷移の起こるクロック信号を
使用する。多くの論理回路、メモリ回路は供給されるク
ロック信号の立上り又は立ち下がりのタイミングをトリ
ガにして動作する。このため本実施形態に示すタイミン
グで動作すると、大半の回路が動作する時にカードは読
み取り書き込み装置より電力を供給される。このため回
路の動作と電力供給のタイミングが一致しない場合に比
べ電源電圧変動を抑圧することが出来る。また特にクロ
ックの立上り信号に同期させた場合は、電力供給が減少
するB波形の立上りタイミングの後で回路が動作しない
ため、更に大きな効果が得られる。以上のように本実施
例は電源電圧変動を低減することで最低動作電圧に対す
るマージンを確保し、使用可能距離を増すものである。
【0017】(6)本発明の第6の実施形態を図14を
用いて説明する。本実施例は電源電圧が変動した場合
に、復調器が受ける影響を低減したものである。先にも
述べたようにカードシステムは電池を持たずに、信号を
検波し、平滑することで電源電圧を得ている。このため
回路の動作状況によって電源電圧が容易に変動する。こ
の変動が図10に示す復調回路に伝わると、変動によ
り、LPFを駆動するインバータ回路と信号をサンプル
するDラッチ回路の論理しきい値が変動する。LPFに
よる遅延のため、LPFの出力部、つまりDラッチ回路
の入力部には変動の伝搬に遅れが生じ、Dラッチ回路に
おけるデータの誤判定の要因となる。この遅延をさける
ため図14に示すようにLPFの容量を2分割し、接地
端子と電源端子の両端子に接続する。これにより電源電
圧の変動がインバータ、LPF出力端子、Dラッチのす
べての回路に同時に伝わるため誤判定が低減される。
【0018】
【発明の効果】本発明により複雑なPLL回路を使用す
ることなくクロックとデータを同時に伝送し、容易に復
調することが出来る。 各実施例の効果を要約すると以
下のようになる。
【0019】(1)振幅変動による御判定を最小にする
50%デューティの条件を満足しながら、立上り、ある
いは立ち下がりのタイミングを等間隔にし、複雑な同期
ループを用いずにデータとそれに同期するクロックを抽
出可能なコードを実現した。
【0020】(2)タイミング間隔を等しくしなくても
50%デューティを満足するコードを実現できることを
示した。
【0021】(3)ダイオード検波回路の立上り立ち下
がり特性を加味し、意図的に50%のデューティ比から
ずらし、検波後デューティ比が50%になる方法を示し
た。
【0022】(4)提案しているコードの復号、クロッ
ク抽出を実現する回路を低域通過フィルタと論理回路の
みで実現した。
【0023】(5)電源電圧変動を最小化し、最低動作
電圧に対するマージンを確保し、使用可能距離の増加を
実現した。
【0024】(6)電源電圧変動に対して誤動作の少な
い復号回路を実現した。
【0025】本願発明を検証するために0.8μmCM
OS標準プロセスにてテストチップの試作を行った。試
作チップにはメモリと検波用のダイオードを除いたすべ
ての回路が含まれる。復調回路内のRCフィルタも集積
化した。
【0026】集積したRCフィルタの素子ばらつきに対
するマージンを評価するために図1の波形Bのt1/t
2比を4に保ちながら伝送速度を変化させた所、2V、
30℃の条件で60kbpsから1.16Mbpsまで
の範囲でデコーダの良好な動作を確認した。このことに
より素子値ばらつきに対しては十分なマージンが存在す
ることが確認された。
【0027】伝送帯域幅を低減するためにt1/t2比
を4に保ちながら伝送速度を変化させた所、2V、30
℃の条件で150kbpsから2.9Mbpsまでの範
囲でデコーダの良好な動作を確認した。帯域を低減した
場合にも安定した動作をすることが確認された。
【0028】テストチップ全体の評価結果を表1にまと
める。
【0029】
【表1】
【0030】プロセス変動による±0.1VのVth変
動、−10℃〜90℃の温度範囲、1.8Vから4V以
上の電源電圧範囲において0.1Vpp入力に対して誤
り率1e−6以下の動作を確認した。入力信号振幅を電
源電圧レベルまで増加するとー30℃、1.6V電源で
も動作することが確認された。消費電流は動作状態に依
存するが2V、30℃の条件でおよそ15μAから70
μA消費しており、平均は40μAであることを確認し
た。
【0031】システム動作はダイオードとROMを搭載
したテストボードで行った。1.5mの通信距離に相当
する2.45Ghz、1mWの電力をダイオード検波回
路に印加した。この場合、ダイオード検波回路は約10
0μAの電流供給能力がある。この条件でいかなる外部
電源も用いること無くテストボードが動作したことを確
認した。以上の実験により本願発明の効果が実証され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態である符号。
【図2】一般的な非接触カードシステムブロック図。
【図3】従来例であるマンチェスター符号波形。
【図4】波形Bが連続した場合の問題点。
【図5】第1の実施形態である符号の接続部。
【図6】第1の実施形態に相当する符号リスト。
【図7】第2の実施形態である符号。
【図8】カードシステム検波回路動作説明図。
【図9】検波回路の非線形性による波形Bの消失。
【図10】第3の実施形態である符号。
【図11】第4の実施形態である復調回路。
【図12】第4の実施形態である復調回路のタイミング
波形。
【図13】本発明の第5の実施形態。
【図14】本発明の第6の実施形態。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 且洋 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の波形と第2の波形を用いる通信方法に
    おいて、前記第1の波形と第2の波形は、立ち上がり又は
    立ち下がりのうちいずれか一方の状態遷移を中央部に持
    つ複数の基本波形で形成され、前記第1の波形と第2の波
    形を用いて通信をする場合に、前記一方の状態遷移が前
    記基本波形の中央部以外では発生しないように通信する
    ことを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】第1の波形又は第2の波形を組み合わせた波
    形によって情報を伝達する通信方法において、前記組み
    合わせた波形は立ち上がり又は立ち下がりのうちいずれ
    か一方の状態遷移をほぼ等間隔に持ち、前記状態遷移の
    タイミングで低域透過フィルタを通した前記組み合わせ
    た波形を観測した場合に、前記第1の波形と前記第2の波
    形では異なる論理レベルが観測できることを特徴とする
    通信方法。
  3. 【請求項3】立上りあるいは立下りどちらか一方の共通
    した状態遷移を等間隔に持つ複数種類の波形によって論
    理状態を表現する符号を用いる通信方法において第1の
    波形と第2の波形に対し、それぞれの波形を低域通過フィ
    ルタに通し、共通に存在する状態遷移のタイミングでフィ
    ルタ出力を観測した場合、2つの波形で異なる論理レベ
    ルが選られる通信符号を用いることを特徴とする通信方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の通信方法において立上り
    あるいは立下りどちらか一方の共通した状態遷移を持つ
    複数種類の第1の波形と第2の波形に対し、第2の波形
    は第1の波形よりも状態遷移の階数が多く、第1の波形
    の初期状態が第1の状態であり、第1の波形の最終状態
    が第2の状態であり、複数の第2の波形の初期状態が第
    2の状態であり第2の波形の最終状態が第1の状態であ
    り、2回以上連続した第1の波形を第1の論理値に割り
    当て、第2の波形が連続して出現しない第2の波形と第
    1の波形の組み合わせを第2の論理値に割り当てた通信
    符号を用いることを特徴とする通信方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の通信方法において第1或
    は第2の波形に、各立ち上がりタイミング時間より、そ
    れぞれ正の時間方向に高レベル状態をT/2(Tは1周
    期時間)、負の時間方向に低レベル状態をT/2だけ伸
    ばした波形を対応させ、第2或は第1の波形に、立ち上
    がり時間から正の時間方向に時間t1だけ高レベル状態
    を保持し、残りの中点までの時間t2を低レベル状態に
    保持し、負の時間方向にt1だけ低レベル状態を保持
    し、残りの中点までの時間t2を高レベル状態に保持し
    た波形を割り当て、t1+t2=T/2なる条件をあて
    はめる通信符号を用いる通信方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の通信方法に置いて、立上
    りと立ち下がりを置換し、高レベル状態と低レベル状態
    を置換した通信符号を用いる通信方法。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の通信方法において、第2
    或は第1の波形に、立ち上がり時間から正の時間方向に
    時間t11だけ高レベル状態を保持し、残りの中点まで
    の時間t12を低レベル状態に保持し、負の時間方向に
    t21だけ低レベル状態を保持し、残りの中点までの時
    間t22を高レベル状態に保持した波形を割り当て、t
    11+t22=T/2なる条件と、t12+t21=T
    /2なる条件をあてはめた通信符号を用いる通信方法。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の通信方法に置いて、立上
    りと立ち下がりを置換し、高レベル状態と低レベル状態
    を置換した通信符号を用いる通信方法。
  9. 【請求項9】第1のバッファ回路と第1の低域通過フィ
    ルタと第1のラッチ回路と第1の立上りあるいは立ち下
    がりパルス発生回路よりなる電子回路において、バッフ
    ァ回路の第1の出力端子が低域通過フィルタ回路の入力
    に接続され、低域通過フィルタの出力端子がラッチ回路
    の入力端子に接続され、バッファ回路の第1の出力端
    子、あるいは第1の出力端子と同じ信号を出力する第2
    の端子をパルス発生回路の入力端子に接続し、パルス発
    生回路の出力をラッチのクロック入力端子に入力したこ
    とを特徴とする集積回路。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の集積回路において、低
    域通過フィルタ回路を第1の抵抗と第1の容量で構成
    し、第1の抵抗の第1端子を入力端子とし、該抵抗の第
    2端子を第1の容量の第1端子に接続し、該容量の第2
    端子を接地電位に接続し、該容量の第1端子をフィルタ
    の出力端子としたことを特徴とする集積回路。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の集積回路において、低
    域通過フィルタ回路を第1の抵抗と第1、第2の容量で
    構成し、第1の抵抗の第1端子を入力端子とし、該抵抗
    の第2端子を第1の容量の第1端子に接続し、該容量の
    第2端子を接地電位に接続し、第2の容量の第1端子を
    第1の抵抗の第2端子に接続し、第2の容量の第2端子
    を電源電位に接続し、第2の容量の第1端子をフィルタ
    の出力端子としたことを特徴とする集積回路。
  12. 【請求項12】請求項9、10、又は11に記載の集積
    回路に加え、第1、2、3のマスタースレーブフリップ
    フロップ、第2のラッチ回路、第1、2の論理和回路第
    1の論理積回路、第1、2のインバータ回路を設け、特
    許請求の範囲第6項記載の第1のラッチ回路の出力端子
    を第1の論理和回路の第1の入力端子に接続し、第1の
    論理和回路の出力を第1のマスタースレーブフリップフ
    ロップの入力に接続し、第1のマスタースレーブフリッ
    プフロップの出力を第1のインバータ回路の入力に接続
    し、第1のインバータ回路の出力を第1の論理和回路の
    第2の入力端子に接続し、第1のラッチ回路の出力端子
    を第2の論理和回路の第1の入力端子に接続し、第2の
    論理和回路の出力を第2のマスタースレーブフリップフ
    ロップの入力に接続し、第2のマスタースレーブフリッ
    プフロップの出力を第2の論理和回路の第2の入力端子
    に接続し、第1のラッチ回路の出力を第2のラッチ回路
    の入力端子に接続し、第2のラッチ回路の出力を第3の
    マスタースレーブフリップフロップ回路の入力端子に接
    続し、第3のマスタースレーブフリップフロップ回路の
    出力端子をデータ出力端子とし、第1のマスタースレー
    ブフリップフロップ回路の出力端子を第1の論理積回路
    の第1の入力に接続し、第2のマスタースレーブフリッ
    プフロップ回路の出力端子を第1の論理積回路の第2の
    入力に接続し、第1の論理積回路の第1の出力端子を第
    3のマスタースレーブフリップフロップ回路のクロック
    入力端子に接続し、第1の論理積回路の第1の出力端子
    を第2のインバータ回路に接続し、第2のインバータ回
    路の出力をシステムクロック出力端子とし、第1のバッ
    ファ回路の第1の出力端子の出力信号と逆相の信号を第
    1、2のマスタースレーブフリップフロップのマスター
    部及び第2のラッチ回路のクロック入力端子に入力し、
    第1のバッファ回路の第1の出力端子の出力信号と同相
    の信号を第1、2のマスタースレーブフリップフロップ
    のスレーブ部に入力したことを特徴とする集積回路。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第9、10、又は11項
    記載の集積回路に加え、第1のラッチ回路の出力状態が
    高レベル状態になった場合にセットされる1ビットカウ
    ンタと、高レベル状態になった場合にセットされるレジ
    スタと、第1のラッチ回路と逆相で駆動され、かつ第1
    のラッチ回路の出力信号を入力とする第2のラッチ回路
    と、第2のラッチ回路の出力信号を入力とするマスター
    スレーブフリップフロップを具備し、カウンタとレジス
    タの出力の論理積をマスタースレーブフリップフロップ
    のクロック信号とすることを特徴とした集積回路。
  14. 【請求項14】請求項9、10、11、12、又は13
    に記載の集積回路において、立上り、立ち下がり、論理
    の高レベル、低レベルの関係が反転したことを特徴とす
    る集積回路。
  15. 【請求項15】振幅変調を伴う集積化カードシステムに
    おいて、変調信号の立上りのタイミングに同期して内部
    クロックの遷移が起き、内部の論理回路がその遷移に同
    期して動作することを特徴とする集積化カードシステ
    ム。
  16. 【請求項16】第1の波形と第2の波形を形成し、前記第
    1の波形と第2の波形を送信する送信機において、前記第
    1の波形と第2の波形は立ち上がり又は立ち下がりのうち
    いずれか一方の状態遷移を中央部に持つ複数の基本波形
    で形成し、前記第1の波形と第2の波形を送信する場合
    に、前記一方の状態遷移が前記基本波形の中央部以外で
    は発生しないように組み合わせた波形を送信することを
    特徴とする送信機。
  17. 【請求項17】第1の波形と第2の波形を受信する受信機
    において、前記第1の波形と第2の波形は立ち上がり又は
    立ち下がりのうちいずれか一方の状態遷移を中央部に持
    つ複数の基本波形で形成され、前記一方の状態遷移が前
    記基本波形の中央部以外では発生しないように前記第1
    の波形と第2の波形との組み合わせた波形を受信するこ
    とを特徴とする受信機。
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