JPH11196148A - ディジタル復調器 - Google Patents

ディジタル復調器

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JPH11196148A
JPH11196148A JP9366907A JP36690797A JPH11196148A JP H11196148 A JPH11196148 A JP H11196148A JP 9366907 A JP9366907 A JP 9366907A JP 36690797 A JP36690797 A JP 36690797A JP H11196148 A JPH11196148 A JP H11196148A
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憲一 白石
Akihiro Horii
昭浩 堀井
Shoji Matsuda
昇治 松田
Soichi Shinjo
壮一 新城
Hisakazu Kato
久和 加藤
Akinori Hashimoto
明記 橋本
Tomohiro Saito
知弘 斉藤
Fumiaki Minematsu
史明 峯松
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶対位相化回路が不要となるディジタル復調
器を提供する。 【解決手段】 複数の変調方式による被変調波が時間軸
多重されて伝送されるディジタル被変調波を受信するデ
ィジタル放送受信機のディジタル復調器において、既知
パターンのBPSK信号に基づいて反転指示信号発生回
路6から出力される〃0〃または〃1〃の反転指示信号
によって選択的に復調ベースバンド信号を反転回路7に
て反転させ、反転回路7からの出力復調ベースバンド信
号の信号点位置の位相と絶対位相との位相差に基づく位
相誤差電圧をキャリア再生用位相誤差検出回路8によっ
て求め、位相誤差電圧をローパスフィルタからなるキャ
リアフィルタ9を介した出力により、信号点位置から求
めた位相が位相収束点に来るように再生キャリアの周波
数を制御してキャリア再生を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BSディジタル放
送を受信するディジタル放送受信機に用いるディジタル
復調器に関し、さらに詳細には、必要とするC/N(搬
送波電力対雑音電力比)値が異なる複数の変調方式によ
る被変調波が時間軸多重されて伝送されるディジタル被
変調波を受信するディジタル放送受信機に用いるディジ
タル復調器に関する。
【0002】
【従来の技術】BSディジタル放送方式では必要とする
C/N値が異なる複数の変調方式で伝送されてくるディ
ジタル被変調波、例えば主信号である8PSK変調波、
QPSK変調波およびBPSK変調波が時間毎に組み合
わされ、フレーム毎に繰り返し伝送される階層化伝送方
式に加えるに低C/N値での受信を可能とするバースト
シンボル信号が挿入された方式が採用される。バースト
シンボル信号は既知のPN符号でBPSK変調された信
号である。
【0003】さらに、かかる階層化伝送方式ではフレー
ム同期パターンおよびスーパーフレーム識別信号もまた
予め定められたパターンであり、BPSK変調されてい
る。また、ディジタル放送受信機では、復調されたベー
スバンド信号のデコーダによるデコード等のために受信
位相を送信側の位相と一致させる絶対位相化がディジタ
ル復調器で行われている。そこで、階層化伝送方式では
フレーム同期信号、伝送多重構成識別のための後記TM
CC信号およびバーストシンボル信号をBPSK復調
し、受信したフレーム同期パターンの受信位相(絶対位
相受信、逆相位相受信)から絶対位相化を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディジ
タル復調器の集積化に際して絶対位相化回路のためにデ
ィジタル復調器の必要面積が増大するという問題点があ
った。
【0005】本発明は、絶対位相化回路が不要となるデ
ィジタル復調器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるディジタ
ル復調器は、複数の変調方式による被変調波が時間軸多
重されて伝送されるディジタル被変調波を受信するディ
ジタル放送受信機のディジタル復調器において、予め用
意した既知パターンのBPSK信号に基づいて選択的に
復調ベースバンド信号を反転させる反転手段と、位相収
束点が絶対位相の位相誤差テーブルを備えて、前記反転
手段からの出力復調ベースバンド信号の信号点位置から
求めた位相と位相収束点との位相差に基づく位相誤差出
力を送出するキャリア再生用位相誤差検出手段と、を備
え、前記信号点位置の位相が位相収束点に来るように再
生キャリアの周波数を制御してキャリア再生を行うこと
を特徴とする。
【0007】本発明にかかるディジタル復調器では、予
め用意した既知パターンのBPSK信号の位相に基づい
て選択的に復調ベースバンド信号が反転させられる。こ
の結果、選択的に反転された復調ベースバンド信号の信
号点の基準位置は絶対位相となる。また、反転しない信
号点の基準位置は絶対位相である。キャリア再生用位相
誤差検出手段において位相誤差テーブルが参照されて、
選択的に反転された復調ベースバンド信号の信号点位置
から求めた位相と絶対位相の位相収束点との位相誤差に
基づく位相誤差出力がキャリア再生用位相誤差検出手段
から送出されて、位相誤差出力に基づいて信号点位置か
ら求めた位相が位相収束点に来るように再生キャリアの
周波数が制御されてキャリア再生が行われるため、受信
信号の位相点が絶対位相に収束するために受信信号が絶
対位相化されて、絶対位相化回路が不要となる。
【0008】本発明にかかるディジタル復調器は、さら
に、キャリア再生用位相誤差検出手段からの位相誤差出
力を入力し、TMCC期間、主信号BPSK信号期間、
QPSK信号期間および8PSK信号期間はフィルタ動
作を停止するローパスフィルタからなるキャリアフィル
タを備えて、キャリアフィルタの出力に基づいてキャリ
ア再生を行うことを特徴とする。
【0009】本発明にかかるディジタル復調器は、ロー
パスフィルタからなるキャリアフィルタを備えて、TM
CC期間、主信号BPSK信号期間、QPSK信号期間
および8PSK信号期間においてはフィルタ動作が停止
されるため、主信号BPSK信号期間、QPSK信号期
間および8PSK信号期間における復調ベースバンド信
号の信号点位置から求めた位相と絶対位相とが比較され
るが、この間はキャリアフィルタはフィルタ動作を停止
しているために不都合は生じない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるディジタル
復調器を実施の形態によって説明する。
【0011】図1は本発明の実施の一形態にかかるディ
ジタル復調器の構成を示すブロック図である。
【0012】本発明の実施の一形態にかかるディジタル
復調器の説明の前に階層化伝送方式のフレーム構成につ
いて説明する。図2(a)は階層化伝送方式におけるフ
レーム構成の一例を示す図である。1フレームは、1つ
のヘッダ部192シンボルと、複数の203シンボルと
4シンボルからなる対とで形成された39936シンボ
ルで構成されている。
【0013】さらに詳細には、フレーム同期パターン
(BPSK)32シンボル(内、前20シンボルを用い
る)、伝送多重構成識別のためのTMCC(Transmissio
n andMultiplexing Configuration Control)パターン
(BPSK)128シンボル、スーパーフレーム識別情
報パターン32シンボル(内、前20シンボルを用い
る)、主信号(TC8PSK)203シンボル、1フレ
ーム期間毎にセットされる疑似ランダム信号でBPSK
変調されるバーストシンボル信号(図2(a)において
BSと記載してある)4シンボル、主信号(TC8PS
K)203シンボル、バーストシンボル信号4シンボ
ル、……、主信号(QPSK)203シンボル、バース
トシンボル信号4シンボル、主信号(BPSK)203
シンボル、バーストシンボル信号4シンボルの順序で形
成されている。ここで、8フレームをスーパーフレーム
と称し、スーパーフレーム識別情報パターンはスーパー
フレーム識別のための情報である。
【0014】図1に示した本発明の実施の一形態にかか
るディジタル復調器に戻って説明する。本発明の実施の
一形態にかかるディジタル復調器には、演算回路1、数
値制御発振器2、ディジタルフィルタからなるレイズド
コサイン特性のロールオフフィルタ3、フレーム同期タ
イミング回路4、伝送モード判別回路5、既知パターン
のBPSK信号に基づき〃0〃または〃1〃の反転指示
信号を出力する反転指示信号発生回路6、反転指示信号
発生回路6から出力される反転指示信号を受けて、復調
されたベースバンド信号IDおよびQDを選択的に同時
に反転させるための反転回路7、位相収束点が絶対位相
のキャリア再生用位相誤差テーブルを備えたキャリア再
生用位相誤差検出回路8、ローパスディジタルフィルタ
からなるキャリアフィルタ9、AFC回路10およびキ
ャリアフィルタ9の動作を制御するアンド回路11を備
えている。
【0015】数値制御発振器2は図3に示すように、互
いに逆位相の正弦波データ23a、23bを出力する正
弦波テーブル23と、余弦波データ24a、24bを出
力する余弦波テーブル24とを備えて、AFC回路10
からの出力に基づいて互いに逆極性の正弦波データ23
a、23bおよび余弦波データ24a、24bを出力さ
せて、AFC回路10と協働して実質的に再生キャリア
を形成する互いに逆極性の正弦波信号および余弦波信号
を出力する。
【0016】演算回路1は図3に示すように、準同期検
波されたI軸のベースバンド信号iと正弦波データ23
aとを乗算する乗算器1aと、ベースバンド信号iと余
弦波データ24aとを乗算する乗算器1bと、準同期検
波されたQ軸のベースバンド信号qと逆極性の正弦波デ
ータ23bとを乗算する乗算器1dと、ベースバンド信
号qと余弦波データ24bとを乗算する乗算器1eと、
乗算器1bの出力と乗算器1dの出力とを加算してベー
スバンド信号Iとして出力する加算器1cと、乗算器1
aの出力と乗算器1eの出力とを加算してベースバンド
信号Qとして出力する加算器1fとを備えて、数値制御
発振器2からの出力受けてベースバンド信号i、qを周
波数同調させて、周波数同調出力であるベースバンド信
号I、Qがそれぞれロールオフフィルタ3へ送出され
る。
【0017】フレーム同期タイミング回路4はロールオ
フフィルタ3から出力されるベースバンド信号ID、Q
Dを受けて、TMCCパターンを伝送モード判定回路5
へ送出する。伝送モード判定回路5はTMCCパターン
をデコードした結果に基づいて高階層信号である8PS
K信号(8PSK被変調波を復調した復調出力を8PS
K信号と記す)、低階層信号であるQPSK信号(QP
SK被変調波を復調した復調出力をQPSK信号と記
す)、BPSK信号(BPSK被変調波を復調した復調
出力をBPSK信号と記す)に対応して2ビットの伝送
モード信号をフレーム同期タイミング回路4へ送出す
る。
【0018】フレーム同期タイミング回路4は、ベース
バンド信号ID、QDを受けてフレーム同期パターンを
検出してフレーム同期信号FSYNCをAFC回路10
へ出力して、AFC回路10においてフレーム毎にAF
C動作をさせると共に、伝送モード判定回路5から出力
される伝送モード信号を受けて、フレーム同期パターン
の先頭に同期する図2(b)に示す信号Rs、BPSK
信号期間高電位の図2(c)に示す信号A1と、フレー
ム同期パターン区間とスーパーフレーム識別パターン区
間とバーストシンボル信号区間とQPSK信号期間高電
位の図2(d)に示す信号A0と、フレーム同期パター
ン期間高電位の図2(e)に示す信号Asと、バースト
シンボル信号期間高電位の図2(f)に示す信号Bs
と、スーパーフレーム識別パターン期間高電位の図2
(g)とに示す信号SFを出力する。
【0019】次に、スーパーフレーム識別パターンにつ
いて説明する。図4(a)はスーパーフレーム識別パタ
ーンの説明図であって、W1はフレーム同期パターンを
表示しており、全フレームに対して同一のパターンであ
る。図4において、パターンW2およびW3がスーパーフ
レーム識別パターンを表示し、各フレームからフレーム
同期パターンとスーパーフレーム識別パターンとを抽出
して示してある。先頭フレームに対してはスーパーフレ
ーム識別パターンはW2のパターンであり、第2フレー
ムから第8フレームまでの7フレーム全てのスーパーフ
レーム識別パターンはW3であって、パターンW3はW2
の反転パターンに形成されている。
【0020】フレーム同期タイミング回路4は、図4
(b)に示す、先頭フレームのスーパーフレーム識別パ
ターンW2の期間低電位で、引き続く7フレームのスー
パーフレーム識別パターンW3の期間高電位であるスー
パーフレーム識別パターンを識別するための信号である
スーパーフレーム識別パターン識別信号を送出する。
【0021】反転指示信号発生回路6は、フレーム同期
パターン発生回路61、スーパフレーム識別パターン発
生回路62、バーストシンボルパターン発生回路63、
排他論理和回路64、オアゲート回路65を備えて、オ
アゲート回路65から反転指示信号を送出する。
【0022】フレーム同期パターン発生回路61は、信
号Rsにてリセットされ、信号Asすなわちフレーム同
期パターン期間の信号をイネーブル信号として受けて、
ビットクロック信号に同期してフレーム同期パターンを
構成する信号を順次オアゲート回路65を介して反転指
示信号として送出される。例えばビットが〃1〃のとき
反転指示となる。
【0023】スーパーフレーム識別パターン発生回路6
2は、信号Rsにてリセットされ、信号SFすなわちス
ーパーフレーム識別パターン期間の信号をイネーブル信
号として受けて、ビットクロック信号に同期して先頭フ
レームを構成するスーパーフレーム識別パターンW2
順次排他論理和回路64へ送出し、フレーム同期タイミ
ング回路4から出力されるスーパーフレーム識別パター
ン識別信号と排他論理和演算してオアゲート回路65へ
送出する。したがって、スーパーフレーム識別パターン
識別信号によって排他論理和回路64から先頭フレーム
に対するW2のスーパーフレーム識別パターン、引き続
く7フレームに対してパターンW2を反転したパターン
3の信号が送出される。この結果、排他論理和回路6
4から図4(a)に示したスーパーフレーム識別パター
ンの信号W2、W3、W3、W3、W3、W3、W3、W3が先
頭フレームから第8フレームまで各フレームごとにオア
ゲート回路65を介して反転指示信号として送出され
る。例えばビットが〃1〃のとき反転指示となる。
【0024】バーストシンボルパターン発生回路63
は、信号Rsにてリセットされ、信号Bsすなわちバー
ストシンボルパターン期間の信号をイネーブル信号とし
て受けて、ビットクロック信号に同期してバーストシン
ボル信号が順次オアゲート回路65を介して反転指示信
号として送出する。したがって、バーストシンボルパタ
ーン発生回路63からバーストシンボル信号は反転指示
信号として送出される。例えばビットが〃1〃のとき反
転指示となる。
【0025】この結果、反転指示信号発生回路6から
は、フレーム同期パターン期間はフレーム同期パターン
の信号が反転指示信号の〃1〃として出力され、スーパ
ーフレーム識別パターン期間はフレームごとにフレーム
の番号に対応する図4(a)に示した信号の〃1〃が反
転指示信号として出力され、バーストシンボルパターン
期間はバーストシンボル信号の〃1〃が反転指示信号と
して出力されることになる。
【0026】反転回路7は反転指示信号発生回路6から
出力される反転指示信号によって、ロールオフフィルタ
3から出力されるベースバンド信号IDおよびIQが選
択的に同時に反転される。すなわち、反転指示信号が低
電位のときにはベースバンド信号IDおよびIQがその
ままキャリア再生用位相誤差検出回路8へ送出され、反
転指示信号が高電位のときにはベースバンド信号IDお
よびIQが同時に反転されてキャリア再生用位相誤差検
出回路8へ送出される。
【0027】キャリア再生用位相誤差検出回路8は反転
回路7を介したベースバンド信号ID、QDを受けて、
反転回路7を介したベースバンド信号ID、QDによる
信号点位置から求めた位相と絶対位相との位相誤差を検
出し位相誤差に基づく位相誤差電圧値を送出する。
【0028】さらに詳細には、キャリア再生用位相誤差
検出回路8には絶対位相の位相収束点(0(2π)ラジ
アン)を有する図5(a)に示すキャリア再生用位相誤
差テーブルを備えて、反転回路7を介したベースバンド
信号ID、QDの信号点位置から位相を求め、該位相に
対する位相誤差電圧がキャリア再生用位相誤差テーブル
から求められて、キャリアフィルタ9へ送出される。
【0029】ロールオフフィルタ3から出力されるベー
スバンド信号ID、IQの信号点位置の位相の基準点は
0(2π)ラジアン、またはπラジアンの2つである。
しかしながら、反転指示信号として反転指示信号発生回
路6から出力されるフレーム同期パターン期間、スーパ
ーフレーム識別パターン期間およびバーストシンボル期
間における信号が高電位のときには、ロールオフフィル
タ3から出力されるベースバンド信号ID、IQが同時
に反転されて、反転されたベースバンド信号ID、IQ
の信号点位置の位相の基準点は0(2π)ラジアンとな
り、反転指示信号として反転指示信号発生回路6から出
力されるフレーム同期パターン期間、スーパーフレーム
識別パターン期間およびバーストシンボル期間における
信号が低電位のときには、ロールオフフィルタ3から出
力されるベースバンド信号ID、IQが反転されず、そ
のまま反転回路7から出力されてベースバンド信号I
D、IQの信号点位置から求めた位相の基準点は0(2
π)ラジアンとなっている。
【0030】したがって、キャリア再生用位相誤差検出
回路に入力されるベースバンド信号ID、IQの信号点
位置から求めた位相の基準点は0(2π)ラジアンであ
り、図5に示すキャリア再生用位相誤差テーブルによっ
て位相誤差が検出されることになる。
【0031】そこで、反転回路7を介して入力されるベ
ースバンド信号ID、IQの信号点位置から求められた
位相がπラジアン以上から0(2π)ラジアンまでの増
加方向の位相のときは位相に対して図5(a)および
(b)に示す負の位相誤差電圧値が、位相がπラジアン
未満から0(2π)ラジアンまでの減少方向の位相のと
きは位相に対して図5(a)および(b)に示す正の位
相誤差電圧値が出力され、この位相誤差電圧が供給され
たAFC回路10による制御のもとに、信号点位置から
求められた位相が図5(b)に示すように0(2π)ラ
ジアンに収束される。この場合において位相誤差電圧値
は位相がπラジアンのときが+方向最大値または−方向
最大値である。
【0032】ベースバンド信号ID、QDの信号点位置
から求めた位相に基づきキャリア再生用位相誤差検出回
路8から出力された位相誤差電圧は、ディジタルローパ
スフィルタからなるキャリアフィルタ9に供給され位相
誤差電圧が平滑化される。この場合においてアンド回路
11にて信号A1と信号A0とが論理積演算された信号
によってキャリアフィルタ制御信号(CRFLGP)と
して供給されて、フレーム同期パターン期間、スーパー
フレーム識別パターン期間およびバーストシンボル信号
期間のみキャリアフィルタ9によるフィルタ動作が行わ
れ、主信号のBPSK信号期間、QPSK信号期間およ
び8PSK信号期間においてはアンド回路11から低電
位の出力が送出されて、キャリアフィルタ9は動作を停
止し停止直前におけるフィルタ動作時のフィルタ出力に
保持される。キャリアフィルタ9からの出力はAFC回
路10へチューニング電圧として供給される。
【0033】そこで、キャリア再生用位相誤差検出回路
8に、主信号のBPSK信号、QPSK信号および8P
SK信号に基づくベースバンド信号が供給されても、基
準点が0(2π)のキャリア再生用位相誤差テーブル
(図5参照)によって位相誤差電圧が検出されるが、こ
の場合は上記のようにキャリアフィルタ9がイネーブル
にされないために問題はない。
【0034】上記した本発明の実施の一形態にかかるキ
ャリア再生回路の作用について説明する。
【0035】BSディジタル放送受信機において、一般
的に指定されたチャンネル内の希望信号をAFC回路1
0のスキャンニング動作によってスキャンイングし、キ
ャリアを捕捉するように作用させる。本発明の実施の一
形態にかかるディジタル復調器においては、希望信号を
受けて準同期検波方式により直交復調され、復調された
ベースバンド信号i、qは演算回路1に供給されて、数
値制御発振器2からの出力データと演算され、ベースバ
ンド信号I、Qに変換される。
【0036】ベースバンド信号I、Qはロールオフフィ
ルタ3に供給され、ロールオフフィルタ3を介したベー
スバンド信号ID、QDは反転回路7を介してキャリア
再生用位相誤差検出回路8に供給されて、反転回路7を
介したベースバンド信号ID、QDに基づく信号点位置
から求めた位相に基づくキャリア再生のための位相誤差
電圧を得て、位相誤差電圧はキャリアフィルタ9によっ
て平滑化されてチューニング電圧としてAFC回路10
に供給され、AFC回路10の出力が数値制御発振器2
に与えられて、位相誤差電圧が0になるようにキャリア
の周波数が制御されてキャリア再生が行われる。
【0037】一方、ベースバンド信号ID、QDはフレ
ーム同期タイミング回路4に供給されて、フレーム同期
パターンが検出されて、フレーム同期が捕捉されフレー
ムタミングが確立されると、フレーム同期パターン、T
MCCパターン、スーパーフレーム識別パターン、バー
ストシンボル信号のそれぞれの時系列的な位置が判明
し、TMCCパターンが伝送モード判定回路5に送出さ
れてデコードされ、伝送モード判定回路5から出力され
る伝送モード信号を受けて、フレーム同期タイミング回
路4から信号Rs、A1、A0、As、BsおよびSF
が送出される。
【0038】フレーム同期タイミング回路4から送出さ
れた信号Rs、As、Bs、SFおよびスーパフレーム
認識パターン識別信号を受けて、反転指示信号発生回路
6からフレーム同期パターンの信号、スーパーフレーム
識別パターンの信号、バーストシンボル信号の受信位相
および時間的な位置からそれぞれの時間毎の受信位相点
が認識されて、受信位相点が認識された受信位相点に基
づく高電位、または低電位の信号が反転指示信号として
反転回路7に送出される。
【0039】反転指示信号を受けて反転回路7におい
て、低電位の反転指示信号のときはベースバンド信号I
D、QDがそのまま、高電位の反転指示信号のときはベ
ースバンド信号ID、QDが反転される。この結果、反
転回路7から出力されるベースバンド信号ID、QDの
信号点位置から求めた位相の基準位相は0(2π)ラジ
アンに統一されて、キャリア再生用位相誤差検出回路8
へ送出される。
【0040】反転回路7から出力されるベースバンド信
号ID、QDが供給されたキャリア再生用位相誤差検出
回路8では、各ベースバンド信号ID、QDの信号点位
置から求めた位相と位相誤差テーブルの収束点0(2
π)ラジアンとの差に基づく位相誤差電圧が図5に示す
位相誤差テーブルから得られ、キャリアフィルタ9へ送
出される。
【0041】この状態において、信号A1と信号A0と
の論理積演算出力、すなわちフレーム同期パターン期
間、スーパーフレーム識別パターン期間およびバースト
シンボル信号期間高電位になる信号がキャリアフィルタ
制御制御信号(CRFLGP)として供給されて、キャ
リアフィルタ制御制御信号(CRFLGP)が高電位の
期間、位相誤差電圧がキャリアフィルタ9によって平滑
化され、キャリアフィルタ9からの出力はAFC回路1
0へ送出されて、キャリアフィルタ9からの出力に基づ
きキャリアの周波数制御が行われて、バースト受信によ
るキャリア再生が行われる。
【0042】主信号BPSK信号期間、QPSK信号期
間および8PSK信号期間においては、キャリアフィル
タ制御制御信号(CRFLGP)は低電位であって、キ
ャリアフィルタ制御制御信号(CRFLGP)が低電位
の期間はフィルタ動作が停止させられ、キャリアフィル
タ9からフィルタ動作停止直前の出力状態が保持され
て、キャリア再生がなされる。
【0043】上記したように本発明の実施の一形態にか
かるディジタル復調器において、収束点が1つの位相誤
差テーブルによって求めた位相誤差電圧に基づいてキャ
リア再生が行われるため、受信信号の位相点が1つの位
相点に収束するために受信信号が絶対位相化されて、絶
対位相化回路が不要となる。この結果ディジタル復調器
の集積回路化に際して必要とする面積は少なくて済むこ
とになる。
【0044】なお、キャリア再生用位相誤差検出回路8
に、主信号のBPSK信号、QPSK信号および8PS
K信号に基づくベースバンド信号ID、QDが供給され
ても、基準点が0(2π)のキャリア再生用位相誤差テ
ーブル(図5参照)によって位相誤差電圧が検出される
が、この場合はキャリアフィルタ制御制御信号(CRF
LGP)が低電位であって、キャリアフィルタ9がイネ
ーブルにされないために、問題はないことは前記のとお
りである。また、バーストシンボルの一部はデータが送
出される場合もあるが、その場合、データが送出されな
い区間を使用することになる。
【0045】なお、上記実施の一形態において反転回路
7を設けて、反転指示信号に基づいて復調ベースバンド
信号ID、QDを選択的に同時に反転する場合を例示し
たが、キャリア再生用位相誤差検出回路に図5に示した
位相誤差テーブルと、さらに位相収束点がπラジアンの
位置にある位相誤差テーブルを備えて、反転指示信号の
〃0〃、〃1〃に基づき図5に示す位相誤差テーブルと
上記の位相収束点がπラジアンの位置にある位相誤差テ
ーブルとの一方を選択するようにすることによって、反
転回路7を削除することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるディ
ジタル復調器によれば、既知のパターンの信号受信期間
に、キャリア再生用位相誤差検出に収束点が1つの位相
誤差テーブルを用いて受信信号の受信位相に基づく位相
誤差を検出し、該位相誤差に基づきキャリア再生を行う
ために、受信信号が絶対位相化されて、絶対位相化回路
が不要となって、ディジタル復調器の集積回路化に際し
て必要面積が少なくて済むという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるディジタル復調
器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるディジタル復調
器に供給される信号のフレーム構成図および信号Rs、
A1、A0、As、Bs、SFの波形図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるディジタル復調
器における演算回路および数値制御発振器の構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるディジタル復調
器に供給される信号のフレーム中のスーパーフレーム識
別パターンの説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるディジタル復調
器における位相誤差テーブルの説明図である。
【符号の説明】
1 演算回路 2 数値制御発振器 3 ロールオフフィルタ 4 フレーム同期タイミング回路 5 伝送モード判定回路 6 反転指示信号発生回路 7 反転回路 8 キャリア再生用位相誤差検出回路 9 キャリアフィルタ 10 AFC回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】反転回路7は反転指示信号発生回路6から
出力される反転指示信号によって、ロールオフフィルタ
3から出力されるベースバンド信号IDおよびQDが選
択的に同時に反転される。すなわち、反転指示信号が低
電位のときにはベースバンド信号IDおよびQDがその
ままキャリア再生用位相誤差検出回路8へ送出され、反
転指示信号が高電位のときにはベースバンド信号IDお
よびQDが同時に反転されてキャリア再生用位相誤差検
出回路8へ送出される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】ロールオフフィルタ3から出力されるベー
スバンド信号ID、QDの信号点位置の位相の基準点は
0(2π)ラジアン、またはπラジアンの2つである。
しかしながら、反転指示信号として反転指示信号発生回
路6から出力されるフレーム同期パターン期間、スーパ
ーフレーム識別パターン期間およびバーストシンボル期
間における信号が高電位のときには、ロールオフフィル
タ3から出力されるベースバンド信号ID、QDが同時
に反転されて、反転されたベースバンド信号ID、QD
の信号点位置の位相の基準点は0(2π)ラジアンとな
り、反転指示信号として反転指示信号発生回路6から出
力されるフレーム同期パターン期間、スーパーフレーム
識別パターン期間およびバーストシンボル期間における
信号が低電位のときには、ロールオフフィルタ3から出
力されるベースバンド信号ID、QDが反転されず、そ
のまま反転回路7から出力されてベースバンド信号I
D、QDの信号点位置から求めた位相の基準点は0(2
π)ラジアンとなっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】したがって、キャリア再生用位相誤差検出
回路に入力されるベースバンド信号ID、QDの信号点
位置から求めた位相の基準点は0(2π)ラジアンであ
り、図5に示すキャリア再生用位相誤差テーブルによっ
て位相誤差が検出されることになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】そこで、反転回路7を介して入力されるベ
ースバンド信号ID、QDの信号点位置から求められた
位相がπラジアン以上から0(2π)ラジアンまでの増
加方向の位相のときは位相に対して図5(a)および
(b)に示す負の位相誤差電圧値が、位相がπラジアン
未満から0(2π)ラジアンまでの減少方向の位相のと
きは位相に対して図5(a)および(b)に示す正の位
相誤差電圧値が出力され、この位相誤差電圧が供給され
たAFC回路10による制御のもとに、信号点位置から
求められた位相が図5(b)に示すように0(2π)ラ
ジアンに収束される。この場合において位相誤差電圧値
は位相がπラジアンのときが+方向最大値または−方向
最大値である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】上記した本発明の実施の一形態にかかる
ィジタル復調器の作用について説明する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】この状態において、信号A1と信号A0と
の論理積演算出力、すなわちフレーム同期パターン期
間、スーパーフレーム識別パターン期間およびバースト
シンボル信号期間高電位になる信号がキャリアフィル
御信号(CRFLGP)として供給されて、キャリア
フィルタ制御信号(CRFLGP)が高電位の期間、位
相誤差電圧がキャリアフィルタ9によって平滑化され、
キャリアフィルタ9からの出力はAFC回路10へ送出
されて、キャリアフィルタ9からの出力に基づきキャリ
アの周波数制御が行われて、バースト受信によるキャリ
ア再生が行われる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】主信号BPSK信号期間、QPSK信号期
間および8PSK信号期間においては、キャリアフィル
タ制御信号(CRFLGP)は低電位であって、キャリ
アフィルタ制御信号(CRFLGP)が低電位の期間は
フィルタ動作が停止させられ、キャリアフィルタ9から
フィルタ動作停止直前の出力状態が保持されて、キャリ
ア再生がなされる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】なお、キャリア再生用位相誤差検出回路8
に、主信号のBPSK信号、QPSK信号および8PS
K信号に基づくベースバンド信号ID、QDが供給され
ても、基準点が0(2π)のキャリア再生用位相誤差テ
ーブル(図5参照)によって位相誤差電圧が検出される
が、この場合はキャリアフィルタ制御信号(CRFLG
P)が低電位であって、キャリアフィルタ9がイネーブ
ルにされないために、問題はないことは前記のとおりで
ある。また、バーストシンボルの一部はデータが送出さ
れる場合もあるが、その場合、データが送出されない区
間を使用することになる。
フロントページの続き (72)発明者 松田 昇治 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 新城 壮一 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 加藤 久和 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 橋本 明記 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 斉藤 知弘 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 峯松 史明 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の変調方式による被変調波が時間軸多
    重されて伝送されるディジタル被変調波を受信するディ
    ジタル放送受信機のディジタル復調器において、 予め用意した既知パターンのBPSK信号に基づいて選
    択的に復調ベースバンド信号を反転させる反転手段と、 位相収束点が絶対位相の位相誤差テーブルを備えて、前
    記反転手段からの出力復調ベースバンド信号の信号点位
    置から求めた位相と位相収束点との位相差に基づく位相
    誤差出力を送出するキャリア再生用位相誤差検出手段
    と、 を備え、 前記信号点位置の位相が位相収束点に来るように再生キ
    ャリアの周波数を制御してキャリア再生を行うことを特
    徴とするディジタル復調器。
  2. 【請求項2】請求項1記載のキャリア再生回路におい
    て、キャリア再生用位相誤差検出手段からの位相誤差出
    力を入力し、主信号BPSK信号期間、QPSK信号期
    間および8PSK信号期間はフィルタ動作を停止するロ
    ーパスフィルタからなるキャリアフィルタを備えて、キ
    ャリアフィルタの出力に基づいてキャリア再生を行うこ
    とを特徴とするディジタル復調器。
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