JPH0234552B2 - - Google Patents

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JPH0234552B2
JPH0234552B2 JP59044970A JP4497084A JPH0234552B2 JP H0234552 B2 JPH0234552 B2 JP H0234552B2 JP 59044970 A JP59044970 A JP 59044970A JP 4497084 A JP4497084 A JP 4497084A JP H0234552 B2 JPH0234552 B2 JP H0234552B2
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JP
Japan
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signal
phase
carrier wave
circuit
synchronization
Prior art date
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Application number
JP59044970A
Other languages
English (en)
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JPS60189354A (ja
Inventor
Susumu Sasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0234552B2 publication Critical patent/JPH0234552B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は多値、多位相の変調を施された信号を
用いて情報を伝送するための通信方式に関するも
のである。
従来技術と問題点 多値(振幅)、多位相の変調信号を用いる通信
方式は、伝送路の伝送量を増加することができる
ため、次第に広く用いられようとしている。この
ような多値、多位相の変調方式の一つとして、多
値交振幅変調方式(QAM方式)があり、例えば
64QAM方式、128QAM方式等が提案されてい
る。これらはそれぞれ64、128等の、同一搬送波
に対する振幅、位相の組合せ、すなわち信号点に
よつて情報を伝送することにより通信を行うもの
である。
このような多値、多位相の変調信号を復調する
際には同期検波用の基準搬送波を必要とするが、
一般に2、4、8、16相位相変調方式等の場合に
は、位相選択制御機能を有する搬送波再生回路を
用いることによつて受信変調信号から搬送波を再
生することができるが、多値、多位相の変調信号
の場合、このような変調信号自体から搬送波を再
生することや、再生搬送波におけるジツタのの抑
圧等の点から困難であり、そのため上述のごとき
多値、多位相の変調信号を用いた通信システム
は、実用性に乏しいものとされていた。
発明の目的 本発明はこのような従来技術の問題点を解決し
ようとするものであつて、その目的は、多値、多
位相の変調信号を用いる通信システムにおいて、
受信信号から基準搬送波を安定に再生することが
でき、従つてこのような多値、多位相の変調信号
の復調を容易に行うことができる復調方式を提供
することにある。
発明の実施例 第1図は多値、多位相の変調信号の一例とし
て、64QAM変調信号における信号点の分布を、
I成分とQ成分とによつて模式的に示したもので
ある。同図において・印は信号点を示し、第1象
限のみを主として示しているが、他の象限におけ
る分布も同様である。通常の64QAM変調方式に
おいては、このような64個の信号点をすべてデー
タの伝送に利用するが、本発明の方式においては
×印で示される最外側の4ビツトすなわち、4相
信号A、B、C、Dを4相PSK信号として、搬
送波成分伝送用情報ビツトに用いる。この搬送波
成分伝送用情報ビツトは各信号点中振幅最大であ
るから、受信側において振幅弁別に行うことによ
つて、容易に分離することができ、分離された信
号から従来の4相の搬送波再生回路を利用して、
容易に搬送波再生を行うことができるものであ
る。
第2図は本発明の方式によつた場合における変
調信号を示すフレーム構成である。同図において
aは1フレームの信号を示し、そのうちNで示さ
れた部分はQAM変調信号に対応する信号であ
る。1は前述の4相PSK信号からなる搬送波成
分伝送用情報に対応する部分を示し、1シンボル
からなつていることが示されている。
第3図は本発明の復調方式の一実施例の構成を
示したものである。同図において、1はハイブリ
ツド(H)、2はクロツク再生回路(BTR)、3は搬
送波再生回路(CR)、4は復調器を表している。
受信信号は中間周波(IF)信号に変換されて
第3図の回路に入力される。入力信号はハイブリ
ツド2において2分され、その一部はクロツク再
生回路2に加えられて、クロツク成分を抽出され
る。搬送波再生回路3はこの再生クロツク信号
と、復調器4で復調されて生じたベースバンド信
号とを加えられることによつて、搬送波を再生す
る。一方復調器4はハイブリツド1で分岐された
入力信号と搬送波再生回路3で再生された搬送波
とを加えられることによつて、入力IF信号を復
調して、ベースバンド信号を再生する。
第4図は第3図に示された構成のうち、搬送波
再生回路3の部分をさらに詳細に示したものであ
る。同図において、11はハイブリツド(H)、1
2,13は位相検波器、14はベースバンド処理
回路、15は識別器、16は同期確立回路、17
はサンプルホールド回路、18は電圧制御発振器
(VCO)、19は移相器(90゜)である。
第4図において、電圧制御発振器18は再生搬
送波を発生するものであり、再生搬送波は一方は
そのまま、他方は移相器19において90゜移相さ
れて、それぞれ位相検波器12,13に加えられ
ている。IF信号はハイブリツド11に加えられ
て2分され、それぞれ位相検波器12,13に加
えられる。位相検波器12,13のそれぞれの位
相検波出力(変調出力Iおよび変調出力Q)は一
定しきい値によつて識別されて最大振幅の信号を
とり出されてベースバンド処理回路14に加えら
れ、4相のベースバンド処理(例えばコスタス
形)を受けて位相成分としてcos4θおよびsin4θの
成分を発生する。ここでθは入力信号と搬送波と
の位相差である。
サンプルホールド回路17は同期確立回路16
からの同期信号に応じてサンプルホールドを行
う。電圧制御発振器18は同期信号時のみサンプ
ルホールド回路17においてサンプルホールドさ
れた制御信号(sin4θの出力)によつて、その位
相を制御されて正弦波信号を発生する。この正弦
波信号は前述のように、位相検波器12,13に
おいて復調の目的に用いられる。
一方、ベースバンド処理回路14のcos4θの成
分は識別器15において一定しきい値によつて識
別され、識別器15はcos4θ成分がしきい値を超
えているとき出力を発生し、同期確立回路16は
これによつて同期信号を発生する。
このような動作が搬送波の1周期ごとに繰り返
されることによつて、識別回路15の出力は次第
に減少し、識別回路15の出力が発生しなくなつ
たとき、定常状態に達して電圧制御発振器18は
一定周波数、一定位相の搬送波を発生する。この
搬送波出力は第1図における復調器4において、
64QAM変調信号に対する同期検波の目的に用い
られる。なお、搬送波成分伝送用情報ビツトは、
4相のPSK信号であつて、2ビツトの情報を同
時に伝送することができるので、これを例えばオ
ーダワイヤ等の制御情報の伝送に利用することが
できる。
第5図は第4図における同期確立回路16の具
体的構成例を示している。同図において、N1
N2,……,Nnはn段のシフトレジスタ、Gはア
ンド回路である。
第5図において、シフトレジスタN1,N2,…
…,Nnはクロツク再生回路2からのクロツクに
よつて動作し、識別回路15の出力をデータとし
て加えられている。シフトレジスタN1,N2,…
…,Nnの段数は搬送波の1周期におけるクロツ
クの数に等しい。アンド回路Gは各段の出力がす
べてハイレベルになつたとき出力を発生し、この
出力は前述のようにサンプルホールド回路17に
対する同期信号として用いられる。
第6図は本発明の復調方式における各部信号を
示すタイムチヤートである。同図において1は搬
送波成分伝送用情報ビツトを示している。2はこ
の信号によつてベースバンド処理回路14を経て
出力されたcos4θの成分を示し、3は同じくベー
スバンド処理回路14を経て出力されたsin4θの
成分である。
第6図において3に示すsin4θの成分における
↑で示される位置のとき、1に示される搬送波成
分伝送用情報ビツトが発生するので、このときの
2で示すsin4θの位相成分を搬送波の制御用とし
て用いる。第6図2においてFthはこの場合の識
別回路15におけるしきい値を示したものであ
る。
このように本発明の通信方式では、多値、多位
相の変調信号に対し、4相の搬送波再生を行うの
で、ジツタの少ない安定な搬送波を再生すること
ができる。従つて多値、多位相の変調信号を用い
た通信システムの構成が容易に行われる。
本発明の方式ではサンプルホールド回路を用い
て搬送波制御信号をサンプルホールドしているの
で、搬送波制御信号出力にフイルタを使用しなく
ても、ジツタを低減した出力を得ることができ、
回路構成が簡略化される。
なお以上の実施例は64QAM変調方式の場合に
ついて説明したが、これに限るものではなくいか
なる多値、多位相の変調信号に対しても適用でき
るものである。
発明の効果 以上説明したように、本発明の復調方式によれ
ば、送信側において変調信号における最大振幅の
4信号点で2相または4相PSK変調を施して送
出し、受信側において受信信号中の2相または4
相PSK信号を復調して直交成分に分離して出力
する復調手段と、受信信号から抽出したクロツク
の搬送波信号における位相を記憶して該記憶され
た位相のクロツクを搬送波周期ごとに出力し直交
成分の一方のレベルが一定しきい値を超えている
とき搬送波の1周期ごとに同期信号を発生する同
期確立回路と、該同期確立回路の同期信号に応じ
て復調手段の他方の成分のレベルを保持するサン
プルホールド手段と、サンプルホールド手段に保
持された値によつて制御されて搬送波を発生する
電圧制御発振器とを具え、この電圧制御発振器の
出力搬送波によつて多値、多位相変調された受信
信号を復調するようにしたので、多値、多位相の
変調信号を用いる通信システムにおいて、受信信
号から基準搬送波を安定に再生することができ、
従つてこのような多値、多位相の変調信号の復調
を容易に行うことができるだけでなく、その場合
に必要とする回路構成も簡単であつて、甚だ効果
的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は64QAM変調信号における信号点の分
布を模式的に示す図、第2図は本発明の方式によ
つた場合における変調信号を示すフレーム構成
図、第3図は本発明の復調方式の一実施例の構成
を示す図、第4図は搬送波再生回路の部分の詳細
構成を示す図、第5図はシフタの具体的構成例を
示す図、第6図は本発明の復調方式における各部
信号を示すタイムチヤートである。 1:ハイブリツド(H)、2:クロツク再生回路
(BTR)、3:搬送波再生回路(CR)、4:復調
器、11:ハイブリツド、12,13:位相検波
器、14:ベースバンド処理回路、15:識別
器、16:同期確立回路、17:サンプルホール
ド回路、18:電圧制御発振器(VCO)、19:
移相器(90゜)、N1,N2,……,Nn:n段のシフ
トレジスタ、G:アンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多値、多位相変調された変調信号を用いて情
    報の授受を行う通信方式において、送信側におい
    て該変調信号における最大振幅を有する4信号点
    で2相または4相PSK変調を施して送出し、受
    信側において受信信号中の2相または4相PSK
    信号を復調して直交成分に分離して出力する復調
    手段と、受信信号から抽出したクロツクの搬送波
    信号における位相を記憶して該記憶された位相の
    クロツクを搬送波周期ごとに出力し前記直交成分
    の一方のレベルが一定しきい値を超えているとき
    搬送波の1周期ごとに同期信号を発生する同期確
    立回路と、該同期確立回路の同期信号に応じて前
    記復調手段の他方の成分のレベルを保持するサン
    プルホールド手段と、該サンプルホールド手段に
    保持された値によつて制御されて搬送波を発生す
    る電圧制御発振器とを具え、該電圧制御発振器の
    出力搬送波によつて多値、多位相変調された受信
    信号を復調することを特徴とする通信方式。
JP59044970A 1984-03-09 1984-03-09 通信方式 Granted JPS60189354A (ja)

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JPS62206949A (ja) * 1986-03-06 1987-09-11 Fujitsu Ltd セカンダリチヤンネル方式
JPH0831888B2 (ja) * 1989-03-22 1996-03-27 沖電気工業株式会社 無線通信装置

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