JP3300040B2 - 位相不確定除去装置 - Google Patents

位相不確定除去装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期検波を使用した直
交振幅変調(QAM)信号復調器の不確定復調搬送波位
相を除去する位相不確定除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を遠隔地に伝送する場合
には、搬送波を変調して伝送させる方法が一般に使用さ
れている。また、ディジタル信号を伝送させるときの使
用周波数帯を有効に利用できることから、変調方式とし
てはQAMが広く使用されている。
【0003】QAM信号を復調するには受信したQAM
信号の搬送波に同期した搬送波を加える必要があり、こ
の搬送波を再生するために搬送波再生回路が使用され
る。受信するQAM信号の搬送波の位相は0,π/2,
πおよび3π/2の4種類の位相が存在するが、受信し
たQAM信号がどの位相のものであるかは判別できず、
QAM信号の搬送波再生回路では、この4種類の中の1
つの位相に同期した搬送波を再生する。
【0004】搬送波再生回路で再生した搬送波の位相と
受信したQAM信号の搬送波の位相との位相差が0の場
合は、復調ディジタル信号は原の入力ディジタル信号と
一致するが、位相差がある場合は入力と復調出力のディ
ジタル信号は一致しない。このため、伝送される入力信
号の1シンボル前の信号と差動論理をとった信号を伝送
させ、復調出力信号より1シンボル前の信号との差動解
除論理をとった原ディジタル信号を得るようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、ディ
ジタル信号をQAMして伝送させるには入力ディジタル
信号を差動論理処理を行って伝送させるようにしてい
た。このため、複雑な差動論理および差動を解除する論
理回路を必要とする。また差動論理を行って伝送させた
場合は、差動論理を解除するとき、伝送された信号の1
ビットの誤りが2ビットなって発生、ビット誤り率を悪
くする。
【0006】本発明は、復調時に加える搬送波の位相を
送出された搬送波の位相と同じようにする位相不確定除
去装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明が採用した手段を説明する 請求項1の発
明においては、受信信号の搬送波周波数と非同期の搬送
波を加え て検波した信号の前記搬送波周波数差にもとづ
く位相ずれを補正して2系列の信号を復調するQAM復
調器の位相不確定除去装置であって、 前記復調された2
系列の信号より正規のディジタル信号が再生されたか否
かを検出する検出手段と、 前記検出手段で正規ディジタ
ル信号の再生が検出されるように、前記位相ずれを補正
する位相回転回路に加える搬送波発生回路の出力搬送波
位相を補正する搬送波位相補正手段と、を備え、 前記位
相回転回路よりの位相誤差にもとづく誤差信号を累積し
てアドレスとし、メモリより読出されたデータ値を出力
搬送波信号として送出するように前記搬送波発生回路を
構成し、前記累積したアドレス値に0、出力搬送波位相
π/2、πおよび3π/2が加算されるアドレス値を順
次加算し、前記検出手段で正規ディジタル信号の再生が
検出された加算アドレス値を固定する。
【0008】請求項2の発明においては、受信信号の搬
送波周波数と非同期の搬送波を加えて検波した信号の前
記搬送波周波数差にもとづく位相ずれを補正して2系列
の信号を復調するQAM復調器の位相不確定除去装置で
あって、 前記復調された2系列の信号より正規のディジ
タル信号が再生されたか否かを検出する検出手段と、
記検出手段で正規ディジタル信号の再生が検出されるよ
うに、前記位相ずれを補正する位相回転回路に加える搬
送波発生回路の出力搬送波位相を補正する搬送波位相補
正手段と、を備え、 前記位相回転回路よりの位相誤差に
もとづく誤差信号を累積してアドレスとし、メモリより
読出されたデータ値を出力搬送波信号として送出するよ
うに前記搬送波発生回路を構成し、前記累積させる誤差
信号に出力搬送波位相がπ/2加算されるアドレス値を
前記検出手段で正規ディジタル信号の再生が検出される
まで加算を続ける。
【0009】請求項3の発明においては、受信信号の搬
送波周波数と非同期の搬送波を加えて検波した信号の前
記搬送波周波数差にもとづく位相ずれを補正して2系列
の信号を復調するQAM復調器の位相不確定除去装置で
あって、 前記復調された2系列の信号より正規のディジ
タル信号が再生されたか否かを検出する検出手段と、
記検出手段で正規ディジタル信号の再生が検出されるよ
うに、前記位相ずれを補正する位相回転回路に加える搬
送波発生回路の出力搬送波位相を補正する搬送波位相補
正手段と、を備え、 前記位相回転回路よりの位相誤差に
もとづく誤差信号を累積してアドレスとし、メモリより
読出されたデータ値を出力搬送波信号として送出するよ
うに前記搬送波発生回路を構成し、前記検出手段で検出
される正規のディジタル信号が再生されたか否かを示す
検出結果により不確定位相差を検出し、検出された位相
差に対応するアドレス値を前記累積したアドレス値に加
算する。
【0010】
【作用】搬送波位相補正手段は検出段で正規ディジ
タル信号の再生が検出されるよう、搬送波発生回路よ
位相回転回路に供給する搬送波の位相を補正する。
【0011】すなわち、搬送波発生回路より送出される
搬送波の位相がθt+π/2、θt+πおよびθt+3
π/2のときは、位相を補正してθt+0とする。位相
回転回路3にθt+0の位相の搬送波が入力されれば正
規のディジタル信号が再生される。
【0012】以上説明したように、正規ディジタル信号
の再生が検出されるように搬送波発生回路より出力され
る搬送波の位相を補正するようにしたので、変復調器の
構成が簡易化され、伝送したディジタル信号の誤りを少
なくすることができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図を参照して説明す
る。図は本発明の構成図である。図において、10
正規ディジタル信号が検出されたか否かを検出する検
出手段として用意されたフレームパターンを検出するフ
レームパターン検出回路、20は搬送波発生回路4より
送出される搬送波の位相を補正する搬送波位相補正回
路、3は位相回転回路である。
【0014】まず、図1の動作説明の前に原理を説明す
る。QAM信号S(t) は S(t) =AI (t) cos(ws t)+AQ (t) sin(ws t) … (1) ただし、AI (t)およびAQ (t) は16QAMの場合
は、入力ディジタル信号に対応して±1および±3の中
の1値を取るで表わされる。
【0015】復調器では、入力信号S(t) に対して、入
力信号S(t) の搬送波ws に近いwl の搬送波を加えて
非同期検波する。すなわち、S(t) に cos(wl t)よお
び sin(wl t)を乗算して低域通過濾波を通過させ、I
(t) およびQ(t) なる信号を得る。
【0016】I(t) およびQ(t) は、 I(t) =S(t) cos(wl t) =〔AI (t) cos(θt)+AQ (t) sin(θt)〕/2 … (2) Q(t) =S(t) sin(wl t) =〔−AI (t) sin(θt)+AQ (t) cos(θt)〕/2 … (3) ただし、θ=ws −wl で表わされる。
【0017】目的とする復調信号はAI (t)およびAQ
(t) であり、式(2)および(3)で示されるI(t) お
よびQ(t) にはθなる角速度で回転させる sin(θt)お
よびcos(θt)が含まれるため、位相回転回路では次の
演算を行なわす。 I(t) cos(θt)+Q(t) sin(θt)=AI (t) … (4) −I(t) sin(θt)+Q(t) cos(θt)=AQ (t) … (5) 式(4)の左辺の演算を行なわすことによってAI (t)
が、また、式(5)の左辺の演算を行なわすことによっ
てAQ (t)が得られる。なお式(4)および(5)の c
os(θt)および sin(θt)は搬送波発生回路より加えら
れる。
【0018】式(4)および(5)で示した搬送波発生
回路より供給する搬送波は sin(θt)および cos(θt)
であるが、搬送波発生回路より供給する搬送波はθt+
0の他にθt+π/2、θt+πおよびθt+3π/2
のいづれかの位相を持った場合もある。
【0019】搬送波がθt+0以外のものが位相回転回
路に供給された場合は、式(4)および(5)の演算結
果はAI (t)およびAQ (t)とはならず、原信号を復調
することができない。そこで、フレームパターン検出
の助けを借りる。ディジタル信号を伝送する場合は、
多重される信号またはデータの単位を受信側で分離する
ために必要なフレーム信号が付加される。フレーム信号
は決められた一定間隔毎に同一のパターンで構成され
る。
【0020】したがって、フレームパターン検出回路
正規のフレームパターンが検出されるように搬送波発生
回路より発生する搬送波位相を補正すれば良い。
【0021】つぎに図1の動作説明に戻る。搬送波発生
回路4の入力には式(2)および(3)で示すI(t) お
よびQ(t)なる信号が入力され、搬送波発生回路4より
供給される直交する2つの搬送波との間で式(4)およ
び(5)の左辺で示す演算を行って出力する。搬送波発
生回路4および搬送波補正回路20の第1の具体例を図
を参照して説明する。
【0022】搬送波発生回路4はメモリ41、加算器4
2および位相誤差検出器43で構成される。また、搬送
波位相補正回路20はメモリ21、4進カウンタ22、
アンド回路23および加算器24で構成される。まず、
搬送波発生回路4について説明する。
【0023】メモリ41は、発生する搬送波の位相角を
アドレスに対応させ、対応させたアドレスを位相角とす
る sinおよび cosの値が格納されている。すなわち、例
えばアドレスを0より359とした場合、アドレスxに
は sin(x)及び cos(X)の値が格納されている。
【0024】位相誤差検出器43には位相回転回路3よ
りの出力、すなわち、式(4)および(5)の左辺の演
算結果AI (t)およびAQ (t)が入力され、次式で示す
演算を行って位相誤差出力PDを出力する。 PD=SGM{AI (t)}・ER{AQ (t)} +SGM{AQ (t)}・ER{AI (t)} … (6) ただし、SGM{A(t)}はA(t)の正または負を示す
極性 ER{A(t)}はA(t)の正規値よりの誤差を示す。
【0025】位相誤差検出器43よりの出力値PDは加
算器42に入力され、加算器42で加算されて保持され
ている値に加算される。なお加算器43はメモリ41の
アドレス値を法とした加算が行なわれる。すなわち、前
述したようにメモリ41のアドレスが0より359なら
ば、加算器42の加算値が360ならば0、361なら
ば1となり360を法とする加算が行なわれる。
【0026】加算器42の加算値はアドレスとしてメモ
リ41入力され、アドレスに対応する sinおよび cos値
を読出して位相回転回路3に出力する。また、搬送波位
相補正回路20のメモリ21はアドレスが4個のメモリ
で構成され、アドレス0には0、アドレス1には搬送波
発生回路4のメモリ41の角度が90度となるアドレス
値が、アドレス2には180度、アドレス3には270
度となるアドレス値が格納されている。
【0027】アンド回路23には、フレームパターン検
出回路10より正規のフレームパターンが検出されなか
ったとき“1”となる信号と、フレームパターンが伝送
される周期より長い周期でパルスを発生する低周波クロ
ックパルスが入力される。4進カウンタ22はアンド回
路23よりのパルスを加算する。
【0028】メモリ21は4進カウンタ22のカウンタ
値をアドレスとしてデータを読出し、加算器24で加算
器42より出力されるデータ値に加算してメモリ41の
アドレスとする。アンド回路23に入力されるフレーム
パルス検出回路10よりの信号が“1”ならば低周波ク
ロックパルスがアンド回路23を通過して4進カウンタ
22のカウント値を+1する。
【0029】4進カウンタ22のカウント値が+1され
るとメモリ21より読出されるデータ値は、以前のデー
タ値より90度多くなるデータ値となるため、メモリ4
1より読出される搬送波の位相は90度追加される。こ
の状態でもフレームパターン検出回路10で正規のフレ
ームパターンが検出されなければ、アンド回路23に
“1”が出力され、4進カウンタ22のカウント値を+
1する。
【0030】フレームパターン検出回路10で正規のフ
レームパターンが検出されるとアンド回路23には
“0”が出力され、4進カウンタ22への低周波クロッ
クパルスの通過を阻止する。次に図を参照して第2の
具体例を説明する。図において搬送波発生回路4は図
と同様であるので説明を省略する。
【0031】搬送波位相補正回路20はアンド回路2
3、加算器24およびπ/2アドレス発生器で構成され
る。π/2アドレス発生器24はメモリ41より出力す
る搬送波の位相が90度進むアドレス値を発生する。す
なわち、前記した例のようにメモリ41のアドレスが0
より359の場合は90を発生する。
【0032】第1の具体例でも説明したように、フレー
ムパターン検出回路10よりアンド回路23に“1”が
出力され、低周波クロックパルスが通過してπ/2アド
レス発生回路24に入力されると、90が出力されて加
算器24で位相誤差検出器43よりの信号と加算され
る。
【0033】π/2アドレス発生器25よりの出力は、
加算器24で位相誤差検出器43よりの出力と加算が行
なわれると、その後は0を出力する。したがって、アン
ド回路23よりの低周波クロックパルスが出力されるた
びに、メモリ41より読出される搬送波の位相は通常の
場合に比べて90度異なった値にジャンプする。
【0034】次に図を参照して第3の具体例を説明す
る。図において、搬送波発生回路4は図と同様であ
るので説明を省略する。搬送波位相補正回路20はメモ
リ21、加算器24および4値変換器26で構成され、
メモリ21および加算器24は図3で説明したとおりで
ある。
【0035】第3の具体例では、先ず位相回転回路3に
入力される式(2)および(3)で示す搬送波の位相
と、搬送波発生回路4より供給される搬送波の位相との
差を検出する。この位相差の検出は次のようにして行
う。
【0036】フレームパターンは、前述したように、一
定間隔で同一のパターンが伝送される。そこで、パター
ンの中の1ビットが正常(搬送波の位相差が0)のと
き、AI =0、AQ =0であったとすれば、搬送波の位
相が90度、180度および270度異なっている場合
は次式のように受信される。
【0037】 位相差 0度:AI =0、AQ =0 位相差 90度:AI =0、AQ =1 位相差 180度:AI =1、AQ =1 位相差 270度:AI =1、AQ =0 … (7) ただし、AI およびAQ は式(1)のAI およびAQ
正負の極性を表わす符号であって、0は負、1は正を示
す。
【0038】以上のように、フレームパターン検出回路
10で検出されるフレームパターンのビットを使用する
ことによって位相差を検出することができる。4値変換
器26は位相差が0度の場合は0、90度の場合は1、
180度の場合は2、270度の場合は3が出力される
ように変換する。
【0039】式(7)で示した例では、4値変換器26
は、AI を2進数の21 、AQ を2進数の20 に見たて
て、出力値D1 およびD0 を D1 =AI 0 =AI ◎AQ … (8) ただし、◎は排他的論理和を示すに変換すれば良い。す
なわち、位相差が180度の場合は270度、270度
のときに180度のときの符号に変換することになる。
【0040】以上のように4値に変換された信号は、図
の第1の具体例で説明した4進カウンタ22の出力値
と同じになり、搬送波発生回路4よりの出力を正しい位
相に補正することができる。以上、本発明の一実施例に
ついて説明したが、本発明はこの実施例に限定されるも
のではなく、その発明の主旨に従った各種変形が可能で
ある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。正規ディジタル信号の再生が検出さ
れるように搬送波発生回路より出力される搬送波の位相
を補正するようにしたので、変復調器の構成が簡易化さ
れ、伝送したディジタル信号の誤りを少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】同実施例の搬送波発生回路および搬送波位相補
正回路の第1の具体例である。
【図3】同実施例の搬送波発生回路および搬送波位相補
正回路の第2の具体例である。
【図4】同実施例の搬送波発生回路および搬送波位相補
正回路の第3の具体例である。
【符号の説明】
3 位相回転回路 4 搬送波発生回路 10 フレームパターン検出回路 20 搬送波位相補正回路 21,41 メモリ 22 4進カウンタ 23 アンド回路 24,42 加算器 25 π/2アドレス発生器 26 4値変換器 43 位相誤差検出器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の搬送波周波数と非同期の搬送
    波を加えて検波した信号の前記搬送波周波数差にもとづ
    く位相ずれを補正して2系列の信号を復調するQAM復
    調器の位相不確定除去装置であって、 前記復調された2系列の信号より正規のディジタル信号
    が再生されたか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段で正規ディジタル信号の再生が検出される
    ように、前記位相ずれを補正する位相回転回路に加える
    搬送波発生回路の出力搬送波位相を補正する搬送波位相
    補正手段と、 を備え、 前記位相回転回路よりの位相誤差にもとづく誤差信号
    積してアドレスとし、メモリより読出されたデータ値
    を出力搬送波信号として送出するように前記搬送波発生
    路を構成し、前記累積したアドレス値に0、出力搬送
    波位相π/2、πおよび3π/2が加算されるアドレス
    値を順次加算し、前記検出段で正規ディジタル信号の
    再生が検出された加算アドレス値を固定するようにした
    ことを特徴とする位相不確定除去装置。
  2. 【請求項2】 受信信号の搬送波周波数と非同期の搬送
    波を加えて検波した信号の前記搬送波周波数差にもとづ
    く位相ずれを補正して2系列の信号を復調するQAM復
    調器の位相不確定除去装置であって、 前記復調された2系列の信号より正規のディジタル信号
    が再生されたか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段で正規ディジタル信号の再生が検出される
    ように、前記位相ずれを補正する位相回転回路に加える
    搬送波発生回路の出力搬送波位相を補正する搬送波位相
    補正手段と、 を備え、 前記位相回転回路よりの位相誤差にもとづく誤差信号
    積してアドレスとし、メモリより読出されたデータ値
    を出力搬送波信号として送出するように前記搬送波発生
    路を構成し、前記累積させる誤差信号に出力搬送波位
    相がπ/2加算されるアドレス値を前記検出段で正規
    ディジタル信号の再生が検出されるまで加算を続けるよ
    うにしたことを特徴とする位相不確定除去装置。
  3. 【請求項3】 受信信号の搬送波周波数と非同期の搬送
    波を加えて検波した信号の前記搬送波周波数差にもとづ
    く位相ずれを補正して2系列の信号を復調するQAM復
    調器の位相不確定除去装置であって、 前記復調された2系列の信号より正規のディジタル信号
    が再生されたか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段で正規ディジタル信号の再生が検出される
    ように、前記位相ずれを補正する位相回転回路に加える
    搬送波発生回路の出力搬送波位相を補正する搬送波位相
    補正手段と、 を備え、 前記位相回転回路よりの位相誤差にもとづく誤差信号
    積してアドレスとし、メモリより読出されたデータ値
    を出力搬送波信号として送出するように前記搬送波発生
    路を構成し、前記検出段で検出される正規のディジ
    タル信号が再生されたか否かを示す検出結果により不確
    定位相差を検出し、検出された位相差に対応するアドレ
    ス値を前記累積したアドレス値に加算するようにしたこ
    とを特徴とする位相不確定除去装置。
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