JPH10162040A - 大規模集積回路装置の製造方法及び大規模集積回路装置 - Google Patents
大規模集積回路装置の製造方法及び大規模集積回路装置Info
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- JPH10162040A JPH10162040A JP8318928A JP31892896A JPH10162040A JP H10162040 A JPH10162040 A JP H10162040A JP 8318928 A JP8318928 A JP 8318928A JP 31892896 A JP31892896 A JP 31892896A JP H10162040 A JPH10162040 A JP H10162040A
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- G06F30/30—Circuit design
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Abstract
リングと特性抽出を行う手法を提供する。 【解決手段】所定の機能を有するマクロコアを有し入力
端子と出力端子の近傍に境界セルを付加したマクロに対
して、該入力端子と出力端子に該境界セルの遅延特性デ
ータを属性データとして与えた論理ライブラリデータを
生成してファイルに格納する工程と、少なくとも複数の
セルと前記マクロを有し、前記セルが該マクロの入力端
子及び出力端子に接続された境界セルを介して前記マク
ロコアに接続される論理回路を設計する工程と、設計さ
れた論理回路について、該遅延特性データに基づいてマ
クロの遅延時間を演算する工程と、演算して求めた該遅
延時間にしたがって該設計された論理回路の論理シミュ
レーションを行う工程とを有することを特徴とする大規
模集積回路装置の製造方法。上記の遅延特性データは、
入力スルーレートに依存する遅延時間特性についてのデ
ータである。
Description
置(LSI)の製造方法及び大規模集積回路装置にかか
り、特に、LSIの設計段階における論理シミュレーシ
ョン工程において行われる遅延時間計算工程に関する。
り、LSIは大規模化がより進んでいる。その結果、1
つのチップ内にシステムとしての機能を作り込むことが
可能になってきている。例えば、従来であれば1チップ
内で構成されていた機能マクロが、それ以外の論理回路
と共に1チップに設けられるようになる。かかる機能マ
クロは、例えば、CPU、乗算器、マイクロコンピュー
タの周辺回路等、それ自体で1つのチップとしての機能
を有するものである。通常のマクロは、ゲートやフリッ
プフロップであるセルやメモリを複数個有する比較的大
きな固まりの回路である。
準化されたものが多く見受けられる様になり、LSIを
設計して製造するメーカーによる独自設計のもの以外に
も、種々の設計会社により設計されて市場に流通するも
のがある。従って、これらの機能マクロはある意味でブ
ラックボックス化され、それを利用する者にとって内部
の詳細な構成を考慮せず単にその機能さえ満足されれば
良いという性格のものになってきている。
クロがブラックボックス化されるに伴い、LSIの設計
上必要な論理シミュレーション工程での遅延時間計算を
正確に行うことができないという新たな問題が出てき
た。即ち、LSIの製造工程には、大きく分けて回路設
計をして論理シミュレーションによりその動作を確認す
る工程と、実際のLSIのマスクパターンを設計する工
程と、そして最後に実際の半導体ウエハ上にそのパター
ンを焼き付けてLSIチップとする工程等からなる。
大なコストを要するウエハ工程を無駄にしない為には必
須の工程である。そして、その論理シミュレーション工
程ではチップ内のセルやマクロの論理動作が確認される
が、その為には回路接続された各セルやマクロの遅延時
間を計算により求め、その遅延時間に基づいて論理動作
の確認のシミュレーションが行われる。
されることによって、その機能マクロにおける遅延時間
の算出が困難になっている。それ自体で膨大な規模をも
つ機能マクロは、内部の基本的な遅延時間は設計された
段階でほぼ確定されているが、そのマクロの入力端子に
入力される入力スルーレートに依存して入力部での遅延
時間が変動し、更にそのマクロの出力に接続される負荷
容量に依存して出力部での遅延時間が変動する。この変
動の原因は、微細化に伴い従来考慮する必要がなかった
入力スルーレートに依存したセルの遅延時間や出力スル
ーレート、配線部分の遅延時間、そして、遅延判定の信
号レベルの違いからくる遅延時間等であり、機能マクロ
がチップ内に作り込まれることと密接な関係にある。
な遅延時間に加算することによって、チップ内に設けら
れたマクロの全体の遅延時間を正確に計算することが可
能になる。ところが、ブラックボックス化されたマクロ
の入力段の回路構成は千差万別であり、また出力段での
回路構成も同様にマクロ毎に異なる。従って、市場に流
通するマクロを利用して論理回路設計をする場合、その
遅延時間の正確な計算は容易ではない。
決するため、ブラックボックス化されたマクロに対して
も、回路の設計者がその遅延時間を正確に計算すること
が容易にできるようにするマクロのモデリング方法を提
供し、より効率的な大規模集積回路装置の製造方法及び
大規模集積回路装置を提供することにある。
よれば、所定の機能を有するマクロコアを有し入力端子
と出力端子の近傍に境界セルを付加したマクロに対し
て、該入力端子と出力端子に該境界セルの遅延特性デー
タを属性データとして与えた論理ライブラリデータを生
成してファイルに格納する工程と、少なくとも複数のセ
ルと前記マクロを有し、前記セルが該マクロの入力端子
及び出力端子に接続された境界セルを介して前記マクロ
コアに接続される論理回路を設計する工程と、該設計さ
れた論理回路について、該遅延特性データに基づいてマ
クロの遅延時間を演算する工程と、演算して求めた該遅
延時間にしたがって該設計された論理回路の論理シミュ
レーションを行う工程とを有することを特徴とする大規
模集積回路装置の製造方法を提供することにより達成さ
れる。
る境界セルの遅延特性データは、入力スルーレートに依
存する遅延時間特性についてのデータであることを特徴
とする。さらに、前記遅延時間特性についてのデータ
は、遅延時間の計算に必要な特性パラメータであること
を特徴とする。また、前記遅延時間特性についてのデー
タは、該入力端子に接続されるセルの遅延時間判定レベ
ルと前記マクロコアの遅延時間判定レベルとに整合した
遅延時間特性であることを特徴とする。
接続される境界セルの遅延特性データは、出力駆動能力
についてのデータであることを特徴とする。さらに、前
記出力駆動能力についてのデータは、入力スルーレート
及び負荷容量に依存した出力スルーレート、及び入力ス
ルーレートと負荷容量に依存した遅延時間であることを
特徴とする。また、前記出力駆動能力についてのデータ
は、該出力端子に接続されるセルの遅延時間判定レベル
と前記マクロコアの遅延時間判定レベルとに整合した遅
延時間特性であることを特徴とする。
ルと、所定の機能を有するマクロとを有する大規模集積
回路装置において、前記マクロは、複数の入力端子と出
力端子と、上記所定の機能を有するマクロコアと、該入
力端子及び出力端子と該マクロコアとの間に設けられ該
入力端子及び出力端子毎に接続された境界セルとを有
し、前記セルが境界セルを介して該マクロコアに接続さ
れてなることを特徴とする大規模集積回路装置を提供す
ることにより達成される。
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
ーチャートの一例である。まず、目的としているLSI
の論理回路の設計が行われる(S1)。この工程では、
論理ライブラリにある複数種類のセル、マクロ等を配置
して接続することにより行われる。そして、設計された
論理回路に対して、遅延時間の計算が行われる(S
2)。この遅延時間計算工程は、通常遅延時間計算プロ
グラムといわれるツールによりコンピュータによって行
われる。遅延時間の計算には、論理回路を構成する各セ
ルやマクロの遅延特性、あるいは遅延時間計算の為のパ
ラメータが論理ライブラリから取り出されて利用され
る。例えば、前段のセルやマクロの出力駆動能力にした
がう入力スルーレートが計算され、その入力スルーレー
トと上記遅延特性などからそのセルやマクロの遅延時間
が求められる。
に基づいて論理回路の論理シミュレーションが行われる
(S3)。この論理シミュレーションもシミュレーショ
ンプログラムにより行われるが、論理設計を行った者に
より作成された所定の入力パターンとそれに対応する期
待される出力パターンからなるテストパターンが使用さ
れる。論理シミュレーション工程において、各セルやマ
クロがステップS2で求めた遅延時間で動作することを
前提にして、期待通りの論理動作を行うか否かのチェッ
クが行われる。即ち、入力パターンに対して出力される
パターンが上記の期待出力パターンと一致するか否かの
チェックが行われる。
クロのレイアウトパターンに従って具体的なチップレイ
アウトが作成される(S4)。そして、レイアウト図か
らより正確な抵抗値や容量値が抽出される(S5)。そ
の抽出した抵抗、容量に従って、再度遅延時間の計算が
行われ(S6)、論理シミュレーションが行われる(S
7)。この2つの検証工程は、チップレイアウトに基づ
いたより正確な動作チェックの為に行われるものであ
る。それを合格すると、最後にLSIの製造が行われる
(S8)。
論理回路を構成するセルやマクロの特性、特に遅延時間
計算に必要な特性やパラメータ、論理シミュレーション
に必要な特性やパラメータを事前に抽出して論理ライブ
ラリ化しておくことが必要である。図中のステップS9
が、その論理ライブラリの作成工程である。
ムの全体構成図である。CPU10に各ファイル11〜
16がアクセス可能に接続されている。ファイルには前
記した論理ライブラリのファイル11、各セルやマクロ
の回路パターンが格納されている物理ライブラリのファ
イル12、設計された論理回路データのファイル13、
テストパターンのファイル14、設計された論理回路デ
ータをもとに物理ライブラリの回路パターンをあてはめ
て生成されるレイアウトデータのファイル15等があ
る。
ル用ファイル16に格納されている様に、例えば、各セ
ルやマクロの特性、特性パラメータを抽出するキャラク
タライズプログラム、マクロ等のパスの遅延時間を求め
るパス解析ツール、遅延時間計算プログラム、論理シミ
ュレーションプログラム、レイアウトプログラム、レイ
アウト図から抵抗や容量を抽出するプログラム等が利用
される。
すべき点と、それに伴い通常のセルからなる回路内にマ
クロを埋め込む場合に考慮すべき点について以下に説明
する。
存するセルの遅延時間を説明する図である。この入力ス
ルーレート依存性は、微細化技術が進んだことにより遅
延時間計算の為に考慮する必要が出てきたものである。
図3(a)にはセル20の入力端子21に立ち上がり波
形が異なる入力Tsin1,2,3が入力され、出力端
子22に負荷容量CLが接続された例が示されている。
ここで、入力スルーレートとは入力信号の立ち上がりに
要する時間であり、入力信号が急峻に立ち上がると入力
スルーレートが短くなり、立ち上がりが鈍いと入力スル
ーレートが長くなる。
時間Tpdが示されている。出力端子22に接続される
負荷容量CLが大きくなるに伴い遅延時間Tpdが増加
する。また、入力スルーレートが異なると、セル20の
トランジスタが反転する閾値Vtに達する時間が異な
り、入力の立ち上がりが遅いとセル内の駆動トランジス
タの不完全なオン状態が長くなり、図中23の様に遅延
時間波形が緩慢な波形になる。即ち、負荷容量が大きく
なると、入力スルーレートの長いTsin3では駆動ト
ランジスタの不完全状態が長くなり遅延時間Tpdが大
きくなる。そして、負荷容量がさらに大きくなると遅延
時間は単純に容量値に比例する。図3(b)の特性は、
セルによって異なる。
と、前段のセルの駆動能力や回路接続の状態によって、
入力端子への入力スルーレートが決定され、その入力ス
ルーレートに依存してセルの遅延時間が異なることにな
る。負荷容量も同様である。従って、セル20の特性と
して、その遅延時間計算に必要なパラメータ或いは図3
(b)の如き遅延特性が入出力パス毎に予め求められて
登録されている必要がある。パラメータ値の例として
は、以下の如きα値であり、かかるα値があれば遅延時
間の計算を行うことができる。
−Tsin1) α2=(T03−T02)/(Tsin3−Tsin
2) 或いは、図3(b)の遅延時間特性は、図中の点の部分
の値をテーブルの形でデータ化されることもある。
イ)Tlineを説明する図である。微細化技術の進歩
により高集積化が進み、配線幅が細くなりセルの面積に
比べて配線の占める面積が大きくなり、相対的に配線容
量による遅延時間が無視できなくなっている。図4に示
される通り、配線の抵抗Rと寄生容量Cに比例して配線
遅延時間が長くなる。
の接続部での遅延時間の誤差を説明する図である。LS
Iチップ100内にセル26、27とマクロ30とが接
続されている。マクロが市場を流通することに伴い、独
自の遅延判定レベルにもとづいて遅延時間が定義される
ことがある。その為、図5の如き接続をした場合、セル
26,27とマクロ30との遅延判定レベルVtが異な
り、遅延時間に誤差が発生する。
定の判定レベルVtに達してから出力信号が同様の判定
レベルVtに達するまでの時間として定義される。例え
ば、セル26,27が立ち上がり電圧の20%程度の判
定レベルVt1で定義され、マクロが50%程度の判定
レベルVt2で定義されていたとする。すると、セル2
6とマクロ30の入力端子INとの間では、信号24の
Vt1からVt2までのΔt1の時間が遅延時間から抜
けてしまう。更に、マクロ30の出力端子OUTとセル
27との間では、信号25のVt1からVt2までのΔ
t2の時間が遅延時間として重複してしまう。
の入力スルーレートとセル27の入力信号25の入力ス
ルーレートとは、そこに接続される負荷容量や前段の駆
動能力により異なるので、単純に相殺しあうことはでき
ない。従って、マクロの遅延時間がセル26,27と異
なる判定レベルで定義されている場合は、上記したΔt
1とΔt2の分が遅延時間の計算に含めることができず
不正確な遅延時間となってしまう。
んだ場合の問題点を説明する図である。この例では、L
SIチップ100内でセルA,B,Cとマクロ30とが
接続されている。マクロを埋め込む場合、マクロ内の基
本的な遅延時間に加えて、入力端子MA,MBでの入力
スルーレートに依存した遅延時間と出力端子MXでの負
荷容量に伴う遅延及び配線による遅延時間を考慮する必
要がある。マクロ30内で入力信号が一端バッファリン
グされると、内部ではその入力に対する出力の遅延時間
は固定的であるので、基本遅延時間として画一的に登録
しておくことができる。入力スルーレートに依存した遅
延時間と出力端子MXでの負荷容量に伴う遅延及び配線
による遅延時間とが、この場合外部の回路に依存した変
動要素である。即ち、入力部での入力端子MA、MBで
の入力スルーレートと出力端子MXでの負荷容量CL
は、論理回路の設計をして初めて特定されるファクタで
ある。
クロ30の入力端子に接続される内部回路の例をみる
と、第一に、入力端子MAに対してセルOとセルPとが
接続されている。従って、入力スルーレートから求めら
れる遅延時間の特性パラメータ或いは遅延特性をセルO
にすべきかセルPにすべきかという問題が生じる。論理
ライブラリに登録されるマクロの属性データとして、入
力端子MAにおける遅延時間計算の為のパラメータまた
は遅延特性を与える必要がある。しかし、図6の端子M
Aの場合は、セルO,Pのどちらにすべきか決定でき
ず、一方のパラメータを与えると、他方のセルへのパス
の遅延時間が不正確なものになる。
の初段のセルQまでの配線TlineBが長い為、その
配線ディレイを属性データとして与える必要があるが、
セルSに対しては不要なディレイであり、入力端子MB
に与えるパラメータとしては不適切である。
Rとの間の配線TlineRが長いと、その遅延時間を
出力端子MXの属性データとして与える必要がある。そ
して、第四に前述したセルA,B,Cとマクロの遅延時
間判定レベルに不整合があると、図5で説明したような
不整合に伴う遅延時間の調整を行うことが必要である。
クス化されたマクロを埋め込む場合に、内部回路の構成
にかかわりなく入力端子や出力端子に遅延時間計算に必
要な属性データを与えておくことが必要である。ところ
が、上記4つの例で示した通り、正しく属性データを与
えることが困難である。
たマクロを示す図である。この例では、図6に示したマ
クロ30をマクロコア35として取り扱い、そのマクロ
コア35の入力端子36、37と出力端子38に境界セ
ル31、32、33を追加して、新たなマクロ34とし
ている。即ち、論理ライブラリにマクロを登録する場合
に、そのマクロ30をマクロコア35とし、更に境界セ
ル31、32、33を入力初段セルと出力最終段セルと
して付加したマクロ34を登録するのである。更に、境
界セル31、32、33は、新たなマクロ34の入力端
子MA,MBと出力端子MXの近傍に配置し、前述した
入力段と出力段での配線長による遅延時間を考慮する必
要がない様にする。
と出力端子MXの近傍に追加してマクロ34を登録する
ことにより、第一にマクロの入力端子と境界セルとが1
対1になり、入力スルーレートに依存した遅延時間は境
界セルの特性、または特性パラメータを利用することで
簡単に且つ正確に計算することができる。従って、図6
で説明した端子MAに対する特性をセルOかPかのどち
らにするかの問題はなくなる。
A,MB,MXの近傍に配置することにより、入力スル
ーレートに依存する遅延時間の計算工程では、マクロ3
0の外部端子MBからマクロの初段のセルQまでの配線
TlineBの遅延を無視することができる。そして、
図7におけるマクロコア35の端子37と初段セルQま
での配線TlineBの遅延時間は、入力端子MBにあ
たえられる信号の入力スルーレートに依存せず、単純に
マクロ内の遅延時間として固定的に取り扱うことができ
る。従って、その分の遅延時間をマクロコア内の固定遅
延として取り扱うことができ、マクロ34の境界部分の
遅延時間から切り離すことができる。この点は、出力端
子MXの場合も、同等の理由で配線遅延TlineRを
無視して遅延時間の計算を行うことができる。
は、入力側の境界セル31、32では、入力側の判定レ
ベルをマクロ外部のセルA,Bと同じレベルにし、出力
側の判定レベルをマクロコア35と同じレベルにする。
また、出力側の境界セル33では、入力側の判定レベル
をマクロコア35と同じレベルにし、出力側の判定レベ
ルをマクロ外部のセルCと同じレベルにする。その様に
境界セルをそれぞれ定義して付加することにより、遅延
時間の判定レベルVtの不整合による不正確な遅延時間
をなくすことができる。
ロ30に対して、上記の如き特性で定義される境界セル
を周辺に追加して新たなマクロ34とすることにより、
マクロ30(マクロコア35)の内部回路を考慮するこ
となく、マクロを埋め込んだことに伴う境界部分での遅
延特性(または特性パラメータ)を属性データとして与
えることができ、その特性の属性データに従って正確な
遅延時間の計算を行うことができる。
い。通常のNAND,AND,NOR,ORゲート、フ
リップフロップ、双方向セル等、任意の回路が選択され
る。
チャートである。このフローチャートは、図1で示した
ステップS9における工程を詳述したものである。上記
の考え方にしたがって、ブラックボックス化されたマク
ロの特性抽出(キャラクタライズ)が行われる。
登録されたセルやマクロが適宜使用される。そして、そ
の論理ライブラリに登録されている属性データにしたが
って遅延時間計算工程、論理シミュレーション工程が行
われる。通常、論理回路設計者により遅延時間の計算工
程と論理シミュレーション工程が実行される。従って、
マクロの内部が完全にブラックボックス化されて、マク
ロの入力端子での遅延特性と出力端子での駆動能力(遅
延特性)とがそれぞれの端子の属性データとして単純に
与えられることが必要である。
あたり、例として図9に示したマクロ30を図10に示
したLSIチップ100内にセルA,B,Cと共に埋め
込む論理回路を設計するとする。従って、本発明により
図10での論理ライブラリ内のマクロ34は境界セルを
追加したマクロである。
理回路設計に使用されるセルの特性抽出(キャラクタラ
イズ)が行われる。このセルの特性のうち遅延時間の計
算に必要な特性は、図3で示した様な特性のテーブルで
ある。或いは、前述した通りの特性パラメータ(α値)
である。この様な特性テーブル或いは特性パラメータ
は、セルの入出力のパス毎に登録される。セルの属性デ
ータとしては、かかる特性テーブルまたはパラメータの
他に、例えば図14に示される様に論理データ、入力端
子容量、出力駆動能力等である。
イズ)を行う為にマクロの周辺に追加する境界マクロの
特性の抽出を行う(S11)。図11は、かかる境界セ
ルの抽出される特性を説明する図である。この例は、境
界セル31がバッファタイプの場合であり、図11
(a)に示される通り、境界セル31の入力端子39に
異なる入力スルーレート(入力信号がLからHレベルに
立ち上がるのに要する時間)Tsin1,2,3の信号
が入力し、出力端子40に負荷容量CLが接続される。
その場合、入力スルーレートに依存する遅延時間Tpd
の特性(図11(b))と、同様に依存する出力スルー
レートTsoutの特性(図11(c))が抽出され
る。この特性は更に遅延時間計算用の特性パラメータ
(α値)として抽出される。
ルがマクロの入力端子に接続される場合は入力スルーレ
ートに依存する遅延時間Tpdが簡単に計算でき、また
境界セルが出力端子に接続される場合はマクロの外部に
ある次段のセルの入力スルーレートを求めることができ
る。
判定レベルがそれぞれ接続される前段または後段の判定
レベルに合わせられて抽出される。例えば、図12には
マクロの外部のLSIチップ100内のセル42の遅延
時間とマクロ30の遅延時間を判定するレベルの例が示
されている。即ち、図12の例では、セル42の遅延時
間Tpdを判定する電圧レベルが入出力共に1Vであり
(図12(a))、一方、マクロ30の遅延時間Tpd
を判定する電圧レベルが入出力共に1.65Vである
(図12(b))。
示す。図13(a)がマクロの入力端子に接続される境
界セルの例であり、入力信号の判定レベルはセル42の
判定レベルの1Vに設定され出力信号の判定レベルはマ
クロ30の判定レベルの1.65Vに設定される。この
様にして定義された遅延時間Tpdが、図11(b)の
特性として定義される。図13(b)はマクロの出力端
子に接続される境界セルの例であり、入力信号の判定レ
ベルはマクロ30の判定レベルの1.65Vに設定され
出力信号の判定レベルはセル42の判定レベルの1Vに
設定される。
が終わると、マクロ30の周辺に境界セルが配置され、
新たなマクロが形成される(S12)。即ち、図7で示
したマクロ34の構成が形成される。入力用の境界セル
31、32はマクロコアの入力端子36、37と入力端
子MA,MBとの間に追加される。出力用の境界セル3
3がマクロコアの出力端子38と出力端子MXとの間に
追加される。そして、前述の通り、境界マクロ31、3
2、33はそれぞれの入力端子MA,MBや出力端子M
Xの近傍に配置される。
セルが追加された新しいマクロ34に対して特性抽出
(キャラクタライズ)が行われる。マクロの遅延時間計
算に利用される特性は、図11(b)で示した入力スル
ーレートに依存する遅延時間の特性パラメータである。
この特性パラメータは、入力端子MA,MB毎に属性デ
ータとして与えられる。出力端子MXに与えられるパラ
メータは図11(b)と更に、図11(c)で示した出
力スルーレートの特性である。この特性は出力駆動能力
の属性データとして出力端子MX毎に与えられる。
ルA,B,CとマクロD(34)の属性データの構成例
である。マクロの属性データとしては、上記の特性パラ
メータD2、出力駆動能力D3に加えて、入力スルーレ
ートに依存しない基本遅延時間D4がある。D1はマク
ロDの論理データであり、論理シミュレーションで使用
される属性データである。図14の如きマクロの属性デ
ータが与えられると、そのデータが論理ライブラリとし
て、ファイル11内に格納される。このファイル11
は、コンピュータにより読みとり可能は記録媒体であれ
ば、磁気テープ、磁気ディスク、その他光磁気を利用し
たファイル、半導体記憶装置などで実現される。
マクロとセルにより論理回路が設計されると(S1)、
遅延時間計算プログラムにしたがって設計された論理回
路内の各遅延時間の計算が行われる。上記の様にマクロ
34がライブラリに登録されているので、論理回路の遅
延時間の計算は簡単でかつ正確に行われる。マクロ34
内の回路構成を考慮することなく、ブラックボックスと
して扱うことができる。即ち、入力端子MA,MBに対
しては、入力パラメータに依存する遅延時間を求める為
の特性パラメータが属性データとして与えられているの
で、単純にその特性パラメータに従って遅延時間を計算
することができる。出力端子MXに対しては、駆動能力
として負荷に対する遅延時間の特性(負荷依存性)と出
力スルーレートの特性が属性データとして与えられてい
るので、出力端子MXに接続される負荷による遅延時間
の増加分と出力端子MXに接続される次段のセルCに与
えられる入力スルーレートが簡単に計算される。
側の境界セルの遅延時間及び出力側の負荷による遅延時
間の増分をマクロの基本遅延時間D4に加えることで、
マクロ34全体の遅延時間を求めることができる。その
後は、既に説明した論理シミュレーション工程S3、レ
イアウト工程S4、抵抗と容量抽出工程S5、遅延時間
計算と論理シミュレーション工程S6,7を経て、LS
Iの製造工程S8へと移っていく。
埋め込んだLSIは、その完成された構成には、マクロ
の入出力端子の近傍にかならず境界セルが設けられるこ
とになる。
ラックボックス化されたマクロの周辺に入出力端子と1
対1に対応して境界セルが付加されて、マクロとしての
特性の抽出が行われる。従って、入力端子の特性パラメ
ータ、出力端子の駆動能力等の属性データを単純に割り
当てることができる。よってそのようなマクロをライブ
ラリから引き出して論理回路の設計が行われる場合は、
その後の遅延時間の計算工程が極めて単純になり、より
正確な遅延時間の計算を行うことが可能になる。
一例である。
遅延時間を説明する図である。
る図である。
遅延時間の誤差を説明する図である。
題点を説明する図である。
す図である。
る。
す図である。
を示す図である。
る。
るレベルの例を示す図である。
属性データの構成例である。
Claims (9)
- 【請求項1】所定の機能を有するマクロコアを有し入力
端子と出力端子の近傍に境界セルを付加したマクロに対
して、該入力端子と出力端子に該境界セルの遅延特性デ
ータを属性データとして与えた論理ライブラリデータを
生成してファイルに格納する工程と、 少なくとも複数のセルと前記マクロを有し、前記セルが
該マクロの入力端子及び出力端子に接続された境界セル
を介して前記マクロコアに接続される論理回路を設計す
る工程と、 該設計された論理回路について、該遅延特性データに基
づいてマクロの遅延時間を演算する工程と、 演算して求めた該遅延時間にしたがって該設計された論
理回路の論理シミュレーションを行う工程とを有するこ
とを特徴とする大規模集積回路装置の製造方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の大規模集積回路装置の製
造方法において、 前記入力端子に接続される境界セルの遅延特性データ
は、入力スルーレートに依存する遅延時間特性について
のデータであることを特徴とする。 - 【請求項3】請求項2に記載の大規模集積回路装置の製
造方法において、 前記遅延時間特性についてのデータは、遅延時間の計算
に必要な特性パラメータであることを特徴とする。 - 【請求項4】請求項2に記載の大規模集積回路装置の製
造方法において、 前記遅延時間特性についてのデータは、該入力端子に接
続されるセルの遅延時間判定レベルと前記マクロコアの
遅延時間判定レベルとに整合した遅延時間特性であるこ
とを特徴とする。 - 【請求項5】請求項1に記載の大規模集積回路装置の製
造方法において、 前記出力端子に接続される境界セルの遅延特性データ
は、出力駆動能力についてのデータであることを特徴と
する。 - 【請求項6】請求項5に記載の大規模集積回路装置の製
造方法において、 前記出力駆動能力についてのデータは、入力スルーレー
ト及び負荷容量に依存した出力スルーレートのデータ
と、入力スルーレート及び負荷容量に依存した遅延時間
であることを特徴とする。 - 【請求項7】請求項5に記載の大規模集積回路装置の製
造方法において、 前記出力駆動能力についてのデータは、該出力端子に接
続されるセルの遅延時間判定レベルと前記マクロコアの
遅延時間判定レベルとに整合した遅延時間特性であるこ
とを特徴とする。 - 【請求項8】複数のセルと、所定の機能を有するマクロ
とを有する大規模集積回路装置において、 前記マクロは、 複数の入力端子と出力端子と、 上記所定の機能を有するマクロコアと、 該入力端子及び出力端子と該マクロコアとの間に設けら
れ該入力端子及び出力端子毎に接続された境界セルとを
有し、 前記セルが境界セルを介して該マクロコアに接続されて
なることを特徴とする大規模集積回路装置。 - 【請求項9】コンピュータにより読み取り可能な記録媒
体に格納され、複数種類のセルとマクロのデータを有す
る論理ライブラリにおいて、 前記セルのデータは、その属性データとして、少なくと
もその論理データ、入力スルーレートに依存した遅延時
間特性データ及び出力駆動能力データとを有し、 前記マクロは、所定の機能を有するマクロコアと、入力
端子及び出力端子と、該入力端子及び出力端子の近傍に
付加された境界セルとを有し、 前記マクロのデータは、その属性データとして、少なく
ともその論理データ、該入力端子に接続された境界セル
の入力スルーレートに依存した遅延時間特性データ、該
出力端子に接続された境界セルの駆動能力データとを有
することを特徴とする論理ライブラリを格納した記憶媒
体。
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