JP4526596B2 - 信号遅延評価プログラム、信号遅延評価方法、および信号遅延評価装置 - Google Patents
信号遅延評価プログラム、信号遅延評価方法、および信号遅延評価装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4526596B2 JP4526596B2 JP2009507314A JP2009507314A JP4526596B2 JP 4526596 B2 JP4526596 B2 JP 4526596B2 JP 2009507314 A JP2009507314 A JP 2009507314A JP 2009507314 A JP2009507314 A JP 2009507314A JP 4526596 B2 JP4526596 B2 JP 4526596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay
- signal
- inter
- circuit block
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 title claims description 22
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 143
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 95
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 58
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 55
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 34
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 10
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 43
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 39
- 238000013461 design Methods 0.000 description 26
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- RKUAZJIXKHPFRK-UHFFFAOYSA-N 1,3,5-trichloro-2-(2,4-dichlorophenyl)benzene Chemical compound ClC1=CC(Cl)=CC=C1C1=C(Cl)C=C(Cl)C=C1Cl RKUAZJIXKHPFRK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000011960 computer-aided design Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/30—Circuit design
- G06F30/32—Circuit design at the digital level
- G06F30/33—Design verification, e.g. functional simulation or model checking
- G06F30/3308—Design verification, e.g. functional simulation or model checking using simulation
- G06F30/3312—Timing analysis
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2119/00—Details relating to the type or aim of the analysis or the optimisation
- G06F2119/12—Timing analysis or timing optimisation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- Geometry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Description
図15に示す半導体装置(SoC)500は、例として、それぞれ同一のプラットフォーム上で設計された2つの回路モジュールM1およびM2を備えている。回路モジュールM1は、バッファ111〜114とラッチ回路FF1とから構成される。半導体装置500の入力端子IN1に対する入力データは、回路モジュールM1の入力端子A1を介してバッファ111、ラッチ回路FF1、およびバッファ112を伝達し、出力端子X1から回路モジュールM2に出力される。また、半導体装置500のクロック入力端子CKからのクロックは、回路モジュールM1のクロック入力端子CK1を介してバッファ113および114を伝達し、クロック出力端子CKO1から回路モジュールM2に出力される。なお、ラッチ回路FF1は、バッファ113の出力クロックにより動作する。
図16では、ライブラリに登録されている回路ブロックの例として、2段のCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)インバータからなるバッファ140を挙げている。この図に示すように、遅延検証に用いられるライブラリ中のパラメータとしては、端子間遅延Tpd、およびスルーレート(Slew-rate)が代表的である。なお、入力スルーレートTsin、出力スルーレートTsoutは、それぞれ回路ブロックの入力側、出力側に対応する。
ライブラリにおいては、上記の「スルー依存性の信号遅延」および「出力負荷容量依存性の信号遅延」を考慮して、図17(A)のように、出力負荷容量CLおよび入力スルーレートTsinと端子間遅延Tpdとを対応付けたTpdテーブルと、図17(B)のように、出力負荷容量CLおよび入力スルーレートTsinと出力スルーレートTsoutとを対応付けたTsoutテーブルとが、回路ブロック内のセルごとに保持される。
第1の検証ステップとしては、各半導体チップの設計時に、チップ外部からの入力信号や出力負荷容量などの情報を制約条件として定義し、それらの情報を基に半導体チップごとに信号遅延を計算し、シミュレーションやSTAを実行する。例えば、図19における半導体チップCP1については、ボード外部からの信号を考慮した入力スルーレートTsinおよびスキューを求め、入力側の制約条件として定義する(図中、ステップS21)。また、半導体チップCP2の入力ピン容量やそこまでの配線容量を考慮して半導体チップCP1の出力負荷容量を求め、出力側の制約条件として定義する(ステップS22)。これにより、半導体チップCP1内の各セルの端子間遅延Tpdが求められる。
第2の検証ステップとしては、各回路ブロックの入出力経路と伝送線路モデルを用いて、ボードシミュレータによるPCBのタイミング検証を行う。ここでは、図20に示すように、半導体チップCP1の出力バッファ115および116と、半導体チップCP2の入力バッファ125および126とを切り出し、ボードシミュレータを用いて信号伝達タイミングを検証する。このとき、半導体チップCP1におけるスルーレートやスキューの情報を、半導体チップCP2の入力側の制約条件として定義する(図中、ステップS31)。そして、半導体チップCP2の入力バッファ125および126を介して出力される信号を観測し、タイミングを検証する(ステップS32)。
図21では、例として、図18における半導体チップCP1と半導体チップCP2との間でのディレイ情報の誤差を模式的に示している。ここでは、半導体チップCP1については、端子間遅延Tpdの判定しきい値を全振幅の50%、スルーレートの判定しきい値を20%〜80%とし、半導体チップCP2については、端子間遅延Tpdの判定しきい値を60%、スルーレートの判定しきい値を10%〜90%としている。
図1は、実施の形態に係る信号遅延評価プログラムの機能について説明する機能ブロック図である。
図2に示すPCB100は、2つの半導体チップCP1およびCP2を備えている。半導体チップCP1は、バッファ111〜114とラッチ回路FF1とから構成される。PCB100の入力端子IN1に対する入力データは、入力端子A1から半導体チップCP1に入力され、バッファ111、ラッチ回路FF1、およびバッファ112を伝達して、出力端子X1から半導体チップCP2に出力される。また、PCB100のクロック入力端子CKからのクロックは、半導体チップCP1のクロック入力端子CK1からバッファ113および114を伝達し、クロック出力端子CKO1から半導体チップCP2に出力される。なお、ラッチ回路FF1は、バッファ113の出力クロックにより動作する。
半導体装置の設計時には、以下のように、チップ外部からの入力信号や出力負荷容量などの情報を制約条件として定義し、それらの情報を基に半導体チップごとに信号遅延を計算し、シミュレーションやSTAを実行する。図3では例として、上記のPCB100内のデータの伝送路を示している。
以下、半導体チップCP1およびCP2のプラットフォームおよび各セルのスペックを、この図4に示すようなものと仮定して、上記の補正処理の具体例について説明する。なお、ここでは、チップ内の各セルの信号遅延特性が、チップごとに共通であるものとする。また、出力負荷容量に対する依存性を無視するものとする。
この図5では、半導体チップCP1からの出力波形を示している。補正領域130では、前後の半導体チップCP1およびCP2の各プラットフォームの情報と、前段の半導体チップCP1の出力波形におけるディレイ情報、具体的には、バッファ112の出力スルーレートTsout_1および端子間遅延Tpd_1とを基に、後段回路に制約条件として与えるスルーレートを補正し、また、Tpd誤差を求める。
Tsout_1’
={Tsout_1/(Vth_e1−Vth_s1)}×(Vth_e2−Vth_s2)
={60/(80−20)}×(90−10)=80[ps] ……(1)
また、Tpd誤差(図中のTpd_err)については、以下のように求められる。前後の回路における端子間遅延Tpdの判定しきい値には10%の差があるが、この差は出力負荷容量に依存するTpd誤差と等価と考えることができる。このため、前段の出力波形の傾き、すなわち出力スルーレートTsout_1から、Tpd誤差を求めることができる。補正値算出手段14は、次の式(2)によりTpd誤差を算出する。
Tpd_err
={Tsout_1/(Vth_e1−Vth_s1)}×(Vth_2−Vth_1)
={60/(80−20)}×(60−50)=10[ps] ……(2)
図6は、PCBにおけるシステム全体の信号遅延量の計算について説明するための図である。
Tpd_total
=Tpd_1+Tpd_1+Tpd_1+Tpd_err+Tpd_2+Tpd_2+Tpd_2
=610[ps] ……(3)
以上説明した信号遅延の評価手法によれば、ベンダやライブラリの仕様、遅延計算に用いる計算式などのプラットフォームが異なる回路ブロックが半導体装置内に混在している場合でも、システム全体を通じた信号遅延量を、各回路ブロックのライブラリを基に直接的に計算することができる。従って、例えば従来のように、回路ブロックごとのタイミング検証と、回路ブロック間のつなぎ目におけるタイミング検証の2つの検証処理によって、半導体装置の全体におけるタイミングを保証する手法と比較して、簡単な処理手順によりシステム全体の正確な信号遅延量を求めることが可能となり、高機能でかつ動作精度の高い半導体装置を設計・製造することができるようになる。
図8に示すプラットフォーム情報421には、回路ブロックの端子間遅延Tpdの判定しきい値の情報、およびスルーレートの判定しきい値の情報が、プラットフォーム名ごとに格納されている。また、各判定しきい値の情報は、さらに、CMOS回路あるいはシュミットトリガ回路などの回路ブロックの入出力インタフェースの種類ごとに用意されている。
図9は、補正用のディレイ計算プログラム320による処理手順を示すフローチャートである。
〔ステップS102〕CPU211は、サブルーチン321の1つであるディレイ補正区間確定ルーチンを実行する。このディレイ補正区間確定ルーチンについては後の図10で詳述するが、この処理により、半導体装置内の回路ブロック間の領域のそれぞれに対して、識別コードが付された境界情報が生成され、ディレイ情報の補正が必要な区間が確定される。
〔ステップS103〕CPU211は、処理対象区間の識別コードが“02”であるか否かを判定する。“02”である場合はステップS107の処理を実行し、それ以外の場合はステップS104の処理を実行する。
〔ステップS121〕CPU211は、処理対象の半導体装置についての設計データを読み込む。
〔ステップS123〕CPU211は、半導体装置内の回路ブロック間の境界のうちの1つに、プラットフォーム情報を関連付ける。
〔ステップS126〕CPU211は、プラットフォーム情報421に基づき、対象の境界において、出力側の出力インタフェースと入力側の入力インタフェースとが同じであるか否かを判定する。同じと判定した場合はステップS128の処理を実行し、異なると判定した場合はステップS127の処理を実行する。
〔ステップS128〕CPU211は、境界情報に識別コード“00”を定義する。
〔ステップS129〕CPU211は、識別コードをすべての境界について定義したか否かを判定する。定義されていない場合、次の境界を処理対象としてステップS123からの処理を再度実行する。全境界について定義されていた場合は、ステップS130の処理を実行する。
〔ステップS141〕CPU211は、処理対象の区間(境界)において、その出力側の出力スルーレートの判定しきい値と、入力側の入力スルーレートの判定しきい値とを、プラットフォーム情報421から読み込む。
〔ステップS143〕CPU211は、処理対象区間の出力側の出力スルーレートの値を読み込む。
〔ステップS145〕CPU211は、補正後の出力スルーレートを出力し、例えば制約条件420に関連付けて、外部記憶装置213に記憶する。
〔ステップS151〕CPU211は、処理対象の区間(境界)において、その出力側および入力側の各端子間遅延Tpdの判定しきい値を、プラットフォーム情報421から読み込む。また、出力側の出力スルーレートの判定しきい値と、入力側の入力スルーレートの判定しきい値も読み込む。
〔ステップS154〕CPU211は、算出した判定しきい値の差と、出力スルーレートとを基に、式(2)に従ってTpd補正値(すなわち、上述したTpd誤差)を計算する。
図13は、制約条件生成ルーチンによる処理手順を示すフローチャートである。
〔ステップS162〕CPU211は、対象の信号端子が出力端子であるか否かを判定する。出力端子であればステップS166の処理を実行し、そうでなければステップS163の処理を実行する。
〔ステップS165〕CPU211は、対象の信号端子がバスであるか否かを判定する。バスである場合はステップS166の処理を実行し、そうでない場合はステップS168の処理を実行する。
〔ステップS167〕CPU211は、対象の信号端子(出力端子)に対して、ステップS166で読み込んだ外部負荷容量を定義する。
図14は、メインのディレイ計算プログラム310による処理手順を示すフローチャートである。
〔ステップS172〕CPU211は、例えばユーザによる入力操作に応じて、対象の半導体装置のセル構成に対応するディレイ情報の入力を受ける。このディレイ情報には、上述したTpd補正値算出ルーチンの処理によるTpd補正値が含まれる。また、半導体装置内の各回路ブロックに対応する制約条件も入力される。この制約条件は、スルーレート補正値算出ルーチンの処理による補正が反映されたものとなっている。
2 遅延評価用ライブラリ
11 プラットフォーム判別手段
12 スルーレート補正手段
13 条件設定手段
14 補正値算出手段
15 遅延量算出手段
Tpd 端子間遅延
Tsin 入力スルーレート
Tsout 出力スルーレート
Claims (11)
- 複数の回路ブロックを備えた半導体装置での信号伝達の遅延を評価する信号遅延評価プログラムにおいて、
第1の回路ブロックのスルーレートと、前記第1の回路ブロックからの出力信号の供給を受ける第2の回路ブロックのスルーレートとが、伝送される信号レベルに対する異なるレベル基準値により定義されたものか否かを判別するプラットフォーム判別工程と、
前記プラットフォーム判別工程において前記各レベル基準値が異なると判別された場合に、前記各レベル基準値の差に応じたスルーレート誤差に基づいて、前記第1の回路ブロックからの出力信号における出力スルーレートを補正するスルーレート補正工程と、
を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする信号遅延評価プログラム。 - 前記レベル基準値とは、信号の立ち上がりまたは立ち下がりの開始および終了の各タイミングを信号レベルから判定するための開始判定しきい値および終了判定しきい値であることを特徴とする請求項1記載の信号遅延評価プログラム。
- 前記スルーレート補正工程では、前記第1の回路ブロックに対応する前記開始判定しきい値と前記終了判定しきい値との差分値に対する、前記第2の回路ブロックに対応する前記開始判定しきい値と前記終了判定しきい値との差分値の割合を求め、前記第1の回路ブロックからの前記出力スルーレートに対して前記各差分値の割合を乗じた値を前記出力スルーレートの補正値として出力することを特徴とする請求項2記載の信号遅延評価プログラム。
- 前記第1の回路ブロック内のセルと、前記第2の回路ブロック内のセルのそれぞれに対応する入出力端子間遅延データとが、伝送される信号レベルに対する異なる端子間遅延用レベル基準値により定義されたものか否かを判別する端子間遅延プラットフォーム判別工程と、
前記端子間遅延プラットフォーム判別工程において前記各端子間遅延用レベル基準値が異なると判別された場合に、前記各端子間遅延用レベル基準値の差に応じた前記入出力端子間遅延データの誤差を算出し、端子間遅延補正値として出力する補正値算出工程と、
をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の信号遅延評価プログラム。 - 前記第1の回路ブロックおよび前記第2の回路ブロックの全体の信号遅延量を計算する際に、前記第1の回路ブロック内のセル、および前記第2の回路ブロック内のセルのそれぞれの前記端子間遅延データに基づく信号遅延量を、前記補正値算出工程における前記端子間遅延補正値によって補正する遅延量算出工程、
をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項4記載の信号遅延評価プログラム。 - 前記端子間遅延用レベル基準値は、伝送される信号の全振幅に対する割合として表され、
スルーレートに対応する前記レベル基準値は、信号の立ち上がりまたは立ち下がりの開始および終了の各タイミングを判定するための信号レベルを、それぞれ信号の全振幅に対する割合で示した開始判定しきい値および終了判定しきい値として表され、
前記補正値算出工程は、前記第1の回路ブロックからの出力信号における前記出力スルーレートに対応する前記開始判定しきい値と前記終了判定しきい値との差分値で、当該出力スルーレートを除算した除算値に対して、前記第2の回路ブロックに対応する前記端子間遅延用レベル基準値から前記第1の回路ブロックに対応する前記端子間遅延用レベル基準値を差し引いた差分値を乗じることで、前記端子間遅延補正値を算出し、
前記遅延量算出工程は、前記第1の回路ブロック内のセル、および前記第2の回路ブロック内のセルのそれぞれの前記端子間遅延データに基づく信号遅延量に対して、前記端子間遅延補正値を加算する、
ことを特徴とする請求項5記載の信号遅延評価プログラム。 - 複数の回路ブロックを備えた半導体装置での信号伝達の遅延を評価する信号遅延評価プログラムにおいて、
第1の回路ブロック内のセルと、前記第1の回路ブロックからの出力信号の供給を受ける第2の回路ブロック内のセルのそれぞれについての入出力端子間遅延データが、伝送される信号レベルに対する異なる端子間遅延用レベル基準値により定義されたものか否かを判別する端子間遅延プラットフォーム判別工程と、
前記端子間遅延プラットフォーム判別工程において前記各端子間遅延用レベル基準値が異なると判別された場合に、前記各端子間遅延用レベル基準値の差に応じた前記入出力端子間遅延データの誤差を算出し、端子間遅延補正値として出力する補正値算出工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする信号遅延評価プログラム。 - 複数の回路ブロックを備えた半導体装置での信号伝達の遅延を評価するための信号遅延評価方法において、
情報処理装置が備えるプラットフォーム判別手段が、第1の回路ブロックのスルーレートと、前記第1の回路ブロックからの出力信号の供給を受ける第2の回路ブロックのスルーレートとが、伝送される信号レベルに対する異なるレベル基準値により定義されたものか否かを判別し、
前記プラットフォーム判別手段により前記各レベル基準値が異なると判別された場合に、前記情報処理装置が備えるスルーレート補正手段が、前記各レベル基準値の差に応じたスルーレート誤差に基づいて、前記第1の回路ブロックからの出力信号における出力スルーレートを補正する、
ことを特徴とする信号遅延評価方法。 - 複数の回路ブロックを備えた半導体装置での信号伝達の遅延を評価するための信号遅延評価方法において、
情報処理装置が備える端子間遅延プラットフォーム判別手段が、第1の回路ブロック内のセルと、前記第1の回路ブロックからの出力信号の供給を受ける第2の回路ブロック内のセルのそれぞれについての入出力端子間遅延データが、伝送される信号レベルに対する異なる端子間遅延用レベル基準値により定義されたものか否かを判別し、
前記端子間遅延プラットフォーム判別手段により前記各端子間遅延用レベル基準値が異なると判別された場合に、前記情報処理装置が備える補正値算出手段が、前記各端子間遅延用レベル基準値の差に応じた前記入出力端子間遅延データの誤差を算出し、端子間遅延補正値として出力する、
ことを特徴とする信号遅延評価方法。 - 複数の回路ブロックを備えた半導体装置での信号伝達の遅延を評価する信号遅延評価装置において、
第1の回路ブロックのスルーレートと、前記第1の回路ブロックからの出力信号の供給を受ける第2の回路ブロックのスルーレートとが、伝送される信号レベルに対する異なるレベル基準値により定義されたものか否かを判別するプラットフォーム判別手段と、
前記プラットフォーム判別手段により前記各レベル基準値が異なると判別された場合に、前記各レベル基準値の差に応じたスルーレート誤差に基づいて、前記第1の回路ブロックからの出力信号における出力スルーレートを補正するスルーレート補正手段と、
を有することを特徴とする信号遅延評価装置。 - 複数の回路ブロックを備えた半導体装置での信号伝達の遅延を評価する信号遅延評価装置において、
第1の回路ブロック内のセルと、前記第1の回路ブロックからの出力信号の供給を受ける第2の回路ブロック内のセルのそれぞれについての入出力端子間遅延データが、伝送される信号レベルに対する異なる端子間遅延用レベル基準値により定義されたものか否かを判別する端子間遅延プラットフォーム判別手段と、
前記端子間遅延プラットフォーム判別手段により前記各端子間遅延用レベル基準値が異なると判別された場合に、前記各端子間遅延用レベル基準値の差に応じた前記入出力端子間遅延データの誤差を算出し、端子間遅延補正値として出力する補正値算出手段と、
を有することを特徴とする信号遅延評価装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2007/056688 WO2008120322A1 (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 信号遅延評価プログラム、信号遅延評価方法、および信号遅延評価装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2008120322A1 JPWO2008120322A1 (ja) | 2010-07-15 |
JP4526596B2 true JP4526596B2 (ja) | 2010-08-18 |
Family
ID=39807915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009507314A Expired - Fee Related JP4526596B2 (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 信号遅延評価プログラム、信号遅延評価方法、および信号遅延評価装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8713500B2 (ja) |
JP (1) | JP4526596B2 (ja) |
WO (1) | WO2008120322A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5117170B2 (ja) * | 2007-11-20 | 2013-01-09 | 株式会社リコー | 回路設計支援装置、回路設計支援方法、回路設計支援プログラム及び記録媒体 |
JP5569237B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-08-13 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 情報処理装置、プログラム、および設計支援方法 |
US8997031B2 (en) * | 2013-03-13 | 2015-03-31 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Timing delay characterization method, memory compiler and computer program product |
US10984165B1 (en) * | 2020-01-29 | 2021-04-20 | International Business Machines Corporation | Digital Rights Management for printed circuit boards |
CN116822450A (zh) * | 2023-06-27 | 2023-09-29 | 上海奎芯集成电路设计有限公司 | 在验证训练流程时制造线上延迟的方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0863509A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | シミュレーション方法 |
JPH10162040A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Fujitsu Ltd | 大規模集積回路装置の製造方法及び大規模集積回路装置 |
JPH10270564A (ja) * | 1997-03-27 | 1998-10-09 | Fujitsu Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4306194A (en) * | 1979-10-11 | 1981-12-15 | International Business Machines Corporation | Data signal detection circuit |
US4641246A (en) * | 1983-10-20 | 1987-02-03 | Burr-Brown Corporation | Sampling waveform digitizer for dynamic testing of high speed data conversion components |
US4513207A (en) * | 1983-12-27 | 1985-04-23 | General Electric Company | Alternating comparator circuitry for improved discrete sampling resistance control |
US5481129A (en) * | 1991-10-30 | 1996-01-02 | Harris Corporation | Analog-to-digital converter |
US5369309A (en) * | 1991-10-30 | 1994-11-29 | Harris Corporation | Analog-to-digital converter and method of fabrication |
US5377202A (en) * | 1993-05-03 | 1994-12-27 | Raytheon Company | Method and apparatus for limiting pin driver offset voltages |
JPH0765041A (ja) | 1993-08-25 | 1995-03-10 | Hitachi Ltd | 信号遅延評価方法 |
JP3351651B2 (ja) * | 1995-04-07 | 2002-12-03 | 富士通株式会社 | 会話型回路設計装置 |
US6304998B1 (en) | 1997-03-27 | 2001-10-16 | Fujitsu Limited | Method of manufacturing integrated circuit device |
WO2000003338A1 (fr) * | 1998-07-09 | 2000-01-20 | Seiko Epson Corporation | Procede et appareil de verification d'un circuit integre a semiconducteur |
JP2000286342A (ja) | 1999-03-30 | 2000-10-13 | Hitachi Ltd | コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、半導体集積回路の設計方法、ならびに半導体装置の設計方法 |
JP4087572B2 (ja) * | 2001-01-24 | 2008-05-21 | 富士通株式会社 | カスタムlsiにおける遅延特性解析方法 |
JP2002232271A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-16 | Fujitsu Ltd | Dcオフセットキャンセル回路、光−電気パルス変換回路、及びパルス整形回路 |
US6571376B1 (en) * | 2002-01-03 | 2003-05-27 | Intel Corporation | Method and apparatus for analog compensation of driver output signal slew rate against device impedance variation |
WO2004075414A1 (en) * | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Mcdonald James J Iii | Circuitry to reduce pll lock acquisition time |
US7215274B2 (en) * | 2005-07-29 | 2007-05-08 | Agere Systems Inc. | Reference voltage pre-charge in a multi-step sub-ranging analog-to-digital converter |
GB2429351B (en) * | 2005-08-17 | 2009-07-08 | Wolfson Microelectronics Plc | Feedback controller for PWM amplifier |
US7523430B1 (en) * | 2005-09-09 | 2009-04-21 | Altera Corporation | Programmable logic device design tool with simultaneous switching noise awareness |
US20070136705A1 (en) * | 2005-12-09 | 2007-06-14 | Fujitsu Limited | Timing analysis method and device |
US8115508B2 (en) * | 2007-01-09 | 2012-02-14 | International Business Machines Corporation | Structure for time based driver output transition (slew) rate compensation |
US7992119B1 (en) * | 2008-06-06 | 2011-08-02 | Altera Corporation | Real-time background legality verification of pin placement |
-
2007
- 2007-03-28 WO PCT/JP2007/056688 patent/WO2008120322A1/ja active Application Filing
- 2007-03-28 JP JP2009507314A patent/JP4526596B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-09-01 US US12/552,015 patent/US8713500B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0863509A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | シミュレーション方法 |
JPH10162040A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Fujitsu Ltd | 大規模集積回路装置の製造方法及び大規模集積回路装置 |
JPH10270564A (ja) * | 1997-03-27 | 1998-10-09 | Fujitsu Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2008120322A1 (ja) | 2010-07-15 |
WO2008120322A1 (ja) | 2008-10-09 |
US20090319972A1 (en) | 2009-12-24 |
US8713500B2 (en) | 2014-04-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080034338A1 (en) | Timing analysis method and device | |
US7949977B2 (en) | Method and device for estimating simultaneous switching noise in semiconductor device, and storage medium | |
US20070136705A1 (en) | Timing analysis method and device | |
CN112417798B (zh) | 一种时序测试方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JP4526596B2 (ja) | 信号遅延評価プログラム、信号遅延評価方法、および信号遅延評価装置 | |
CN111858412B (zh) | 调整时序的方法、装置、计算机设备及介质 | |
KR20150145179A (ko) | 정적 타이밍 분석의 타이밍 디레이트 조정방법 | |
US7562266B2 (en) | Method and device for verifying timing in a semiconductor integrated circuit | |
US8250510B2 (en) | Jitter amount estimating method, method for calculating correlation between amount of simultaneously operating signal noise and jitter amount, and recording medium | |
US8671374B2 (en) | Information processing apparatus | |
US10963610B1 (en) | Analyzing clock jitter using delay calculation engine | |
JP4962084B2 (ja) | 回路設計検証システム、方法、及び、プログラム | |
US8073670B2 (en) | Method for calculating delay time, program for calculating delay time and device for calculating delay time | |
US20090150840A1 (en) | Method for acquiring basic characteristic of simultaneous switching noise in method for estimating simultaneous switching noise on semiconductor device | |
JP4992468B2 (ja) | 検証方法、検証装置及びプログラム | |
US12073159B2 (en) | Computing device and method for detecting clock domain crossing violation in design of memory device | |
US20090037860A1 (en) | Apparatus, system and method for simulating operation of circuit | |
CN115455880A (zh) | 时序路径筛查方法及设备 | |
JP5338919B2 (ja) | 集積回路の消費電力算出方法、消費電力算出プログラム及び消費電力算出装置 | |
TWI783773B (zh) | 用來建立關於電路特性之製程飄移模型以供進行電路模擬之方法及電路模擬系統 | |
JP2002259488A (ja) | クロックスキュー検証方法 | |
US8484008B2 (en) | Methods and systems for performing timing sign-off of an integrated circuit design | |
US20070130550A1 (en) | Semiconductor integrated circuit and design method thereof | |
JP2001175699A (ja) | 半導体集積回路のクロックツリー設計方法 | |
US20100175037A1 (en) | Method, apparatus, and program for correcting hold error |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100601 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100601 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140611 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |