JPH10144880A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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JPH10144880A
JPH10144880A JP8300102A JP30010296A JPH10144880A JP H10144880 A JPH10144880 A JP H10144880A JP 8300102 A JP8300102 A JP 8300102A JP 30010296 A JP30010296 A JP 30010296A JP H10144880 A JPH10144880 A JP H10144880A
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entire surface
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
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    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
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Abstract

(57)【要約】 【課題】HSG型のスタックト・キャパシタを有するD
RAMの形成において、ストレージ・ノード電極の機械
的強度を保持しつつ加工性に支障を生じさせず、ホール
ド不良を低減する。 【解決手段】LTO膜とBPSG膜とに対して700℃
程度での第1の熱処理による焼きしめにより酸化シリコ
ン膜116,BPSG膜111に変換し、これら積層膜
からなる第2の層間絶縁膜を形成し、BPSG膜111
を覆うLTO膜122を形成し、例えば800℃で90
分の炉アニールからなる第2の熱処理によりLTO膜1
22を焼きしめて酸化シリコン膜123に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置の製
造方法に関し、特に(非晶質シリコン膜パターンに所要
の熱処理を施してこれを多結晶化するとともにこの表面
を半球形状グレイン(HSG)に変換してストレージ・
ノード電極を形成する)HSG型のスタックト・キャパ
シタを有するDRAMの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置の微細化,高集積
化は邁進しており、特にDRAMにおいては64Mビッ
ト,256Mビット,1Gビットと3年毎に4倍の集積
化が行なわれている。この集積化傾向に伴なってメモリ
・セルのセル・サイズも縮小しており、例えば64Mビ
ットでは〜1.0μm2 程度,256Mビットでは〜
0.55μm2 程度のセル・サイズになる。このような
セル・サイズの縮小によりセル容量の確保が難かしくな
ってきたことから、3次元化された形状のストレージ・
ノード電極を有するスタックト・キャパシタが主流にな
り、このストレージ・ノード電極の3次元化に伴なって
ビット線をキャパシタより下の位置に設ける(COB構
造)等の工夫が行なわれている。このようなCOB構造
のメモリ・セルでは、キャパシタの下地をゲッタリング
する等の目的から、ビット線とキャパシタとの間の層間
絶縁膜にはBPSG膜が多用されている。
【0003】ストレージ・ノード電極の2次元的な上面
および側面の露出表面自体を微細な3次元的な表面に変
換することによりセル容量の増大を計る技術を、本出願
人は特開平3−272165号公報として先に出願し
た。上記公開公報によるスタックト・キャパシタのスト
レージ・ノード電極は、以下のとおりに形成される。非
晶質シリコンから多結晶シリコンへの相転移温度より多
少高い温度のもとで非晶質シリコン膜パターンの表面に
対する処理が行なわれ、この非晶質シリコン膜パターン
が多結晶シリコン膜パターンに変換されるとともにこの
多結晶シリコン膜パターン表面が半球形状グレイン(H
SG)により覆われて、ストレージ・ノード電極が形成
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】HSG型のスタックト
・キャパシタを有するDRAMのメモリ・セルの形成で
は、上記温度でのHSG処理に先だって非晶質シリコン
膜パターン表面の自然酸化膜を除去しておくことが必須
である。この自然酸化膜の除去は、例えば本出願人によ
る特開平5−67730号公報に記載したように、希弗
酸より行なわれる。ストレージ・ノード電極がBPSG
膜からなる層間絶縁膜上に設けられるCOB構造のメモ
リ・セルでは、以下の不具合が生じる。
【0005】ストレージ・ノード電極となる非晶質シリ
コン膜パターンがBPSG膜の表面上に直接に形成され
た場合、非晶質シリコン膜パターン表面の上記自然酸化
膜を除去する希弗酸処理の際に、非晶質シリコン膜パタ
ーンに覆われていない部分のBPSG膜のエッチングも
進行し、非晶質シリコン膜パターン底部にBPSG膜の
アンダー・カットが生じ、非晶質シリコン膜パターンも
しくはHSG化された多結晶シリコン膜パターン(すな
わちストレージ・ノード電極)の機械的な強度が劣化し
てこれらが欠けやすくなり、以降の製造工程での加工性
に支障を生じることになる。BPSG膜の表面をAPC
VD法等の低温化学気相成長法による酸化シリコン膜
(LTO膜)で覆った場合にも、(アンダー・カットの
度合等は多少緩和されるものの)このような機械的な強
度の劣化を抑制することは困難である。
【0006】BPSG膜の表面を(容量絶縁膜よりも充
分に厚い膜厚を有した)窒化シリコン膜もしくは高温化
学気相成長法による酸化シリコン膜(HTO膜)により
覆っておくならば、このような機械的強度の劣化の抑制
は容易になる。しかしながらこれらの場合には、メモリ
・セルを構成するNチャネルMOSトランジスタ(トラ
ンスファー・トランジスタ)のしきい値(VTH)が低い
値にばらつくことになり、ホールド不良が生じやすくな
る。BPSG膜の表面を窒化シリコン膜により覆う場合
に上記現象が起るのは、後工程でおこなわれる水素アロ
イの際に、充分に膜厚の厚い窒化シリコン膜の存在のた
め、水素がNチャネルMOSトランジスタのゲート酸化
膜とP型シリコン基板との界面に到達しにくくなり、こ
れら界面での界面準位に捕獲された界面電荷を減少させ
ることが困難になる等の結果である。HTO膜によりB
PSG膜の表面を覆う場合には、このHTO膜の形成に
800℃程度の温度にNチャネルMOSトランジスタが
長時間保持される結果、N型ソース・ドレイン領域の不
純物の再分布によるショート・チャネル効果の顕在化に
よりVTHが設計目標値より低下することになる。HTO
膜の形成は、モノ・シラン(SiH4 )と亜酸化窒素
(N2 O)とによる減圧化学気相成長(LPCVD)法
でもある800℃程度の高温化学気相成長法により行な
われる。このとき、HTO膜の実質的な成膜時間自体は
比較的に短かいが、成膜装置への出し入れの時間を含め
ると3時間程度の時間が必要になる。
【0007】したがって本発明の半導体記憶装置の製造
方法の目的は、COB構造でHSG型のスタックト・キ
ャパシタを有するDRAMの形成において、ストレージ
・ノード電極の機械的強度を保持しつつ加工性に支障を
生じさせず、(トランスファー・トランジスタのVTH
低い値にばらつくのを抑制して)ホールド不良を低減す
る製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
の製造方法の第1の態様は、P型シリコン基板の表面上
にゲート酸化膜を介してワード線を兼たゲート電極を形
成し、これらのゲート電極の側面を覆う絶縁膜スペーサ
を形成し、高温化学気相成長法による第1の酸化シリコ
ン膜を全面に形成し、このP型シリコン基板の表面にN
型不純物のイオン注入等によりN型ソース・ドレイン領
域を形成し、第1の層間絶縁膜を全面に形成し、この第
1の層間絶縁膜およびこの第1の酸化シリコン膜を貫通
してこれらのN型ソース・ドレイン領域の一方に達する
ビット・コンタクト孔を形成し、ビット線を形成する工
程と、低温化学気相成長法による第2の酸化シリコン膜
を全面に形成し、BPSG膜を全面に形成し、第1の熱
処理によりこの第2の酸化シリコン膜およびBPSG膜
を焼きしめてこれらの積層膜からなる第2の層間絶縁膜
を形成する工程と、低温化学気相成長法による第3の酸
化シリコン膜を全面に形成し、第2の熱処理によりこの
第3の酸化シリコン膜を焼きしめる工程と、焼きしめら
れた第3の酸化シリコン膜,第2の層間絶縁膜,第1の
層間絶縁膜および第1の酸化シリコン膜を貫通して上記
N型ソース・ドレイン領域の他方に達するノード・コン
タクト孔を形成する工程と、成膜段階でN型にドープさ
れた非晶質シリコン膜を全面に形成し、これらの非晶質
シリコン膜をパターニングして非晶質シリコン膜パター
ンを形成し、希弗酸によりこれらの非晶質シリコン膜パ
ターンの表面の自然酸化膜を除去する工程と、第3の熱
処理により上記非晶質シリコン膜パターンを表面が半球
形状グレイン(HSG)からなるN型多結晶シリコン膜
パターンに変換してストレージ・ノード電極を形成し、
容量絶縁膜を形成し、セル・プレート電極を形成する工
程とを有することを特徴とする。好ましくは、上記低温
化学気相成長法がAPCVD法もしくはPECVD法で
あり、上記第2の熱処理が750℃〜950℃のRTA
法もしくは750℃〜800℃の炉アニール法であり、
上記ノード・コンタクト孔を形成した後にこれらのノー
ド・コンタクト孔を充填するコンタクト・プラグを形成
する工程を有する。さらに好ましくは、上記ノード・コ
ンタクト孔を形成した後にこれらのノード・コンタクト
孔の口径の1/2より薄い膜厚のノン・ドープの多結晶
シリコン膜を全面に形成し、N型不純物のイオン注入等
によりこの多結晶シリコン膜を第1のN型多結晶シリコ
ン膜に変換し、第2のN型多結晶シリコン膜を全面に形
成し、この第2および第1のN型多結晶シリコン膜をエ
ッチバックする工程を有する。
【0009】本発明の半導体記憶装置の製造方法の第2
の態様は、P型シリコン基板の表面上にゲート酸化膜を
介してワード線を兼たゲート電極を形成し、これらのゲ
ート電極の側面を覆う絶縁膜スペーサを形成し、高温化
学気相成長法による第1の酸化シリコン膜を全面に形成
し、このP型シリコン基板の表面にN型不純物のイオン
注入等によりN型ソース・ドレイン領域を形成し、全面
に第1の層間絶縁膜を形成し、この第1の層間絶縁膜お
よびこの第1の酸化シリコン膜を貫通してこれらのN型
ソース・ドレイン領域の一方に達するビット・コンタク
ト孔を形成し、ビット線を形成する工程と、低温化学気
相成長法による第2の酸化シリコン膜を全面に形成し、
BPSG膜を全面に形成し、第1の熱処理によりこの第
2の酸化シリコン膜およびBPSG膜を焼きしめてこれ
らの積層膜からなる第2の層間絶縁膜を形成する工程
と、低温化学気相成長法による第3の酸化シリコン膜を
全面に形成し、第2の熱処理によりこの第3の酸化シリ
コン膜を焼きしめる工程と、焼きしめられた第3の酸化
シリコン膜,第2の層間絶縁膜,焼きしめられた第2の
酸化シリコン膜,第1の層間絶縁膜および第1の酸化シ
リコン膜を貫通して上記N型ソース・ドレイン領域の他
方に達するノード・コンタクト孔を形成する工程と、上
記ノード・コンタクト孔の口径の1/2より薄い膜厚の
ノン・ドープの多結晶シリコン膜を全面に形成し、N型
不純物のイオン注入等によりこの多結晶シリコン膜を第
1のN型多結晶シリコン膜に変換し、第2のN型多結晶
シリコン膜を全面に形成し、成膜段階でN型にドープさ
れた非晶質シリコン膜を全面に形成し、この非晶質シリ
コン膜,第2および第1のN型多結晶シリコン膜をパタ
ーニングして非晶質シリコン膜パターン,第2および第
1のN型多結晶シリコン膜パターンを形成し、希弗酸に
より第2並びに第1のN型多結晶シリコン膜パターンの
表面およびこれらの非晶質シリコン膜パターンの表面の
自然酸化膜を除去する工程と、第3の熱処理により上記
非晶質シリコン膜パターンを表面がHSGからなる第3
のN型多結晶シリコン膜パターンに変換して上記第1,
上記第2およびこれらの第3のN型多結晶シリコン膜パ
ターンからなるストレージ・ノード電極を形成し、容量
絶縁膜を形成し、セル・プレート電極を形成する工程と
を有することを特徴とする。好ましくは、上記低温化学
気相成長法がAPCVD法もしくはPECVD法であ
り、上記第2の熱処理が750℃〜950℃のRTA法
もしくは750℃〜800℃の炉アニール法である。
【0010】本発明の半導体記憶装置の製造方法の第3
の態様は、P型シリコン基板の表面上にゲート酸化膜を
介してワード線を兼たゲート電極を形成し、これらのゲ
ート電極の側面を覆う絶縁膜スペーサを形成し、高温化
学気相成長法による第1の酸化シリコン膜を全面に形成
し、このP型シリコン基板の表面にN型不純物のイオン
注入等によりN型ソース・ドレイン領域を形成し、第1
の層間絶縁膜を全面に形成し、この第1の層間絶縁膜お
よびこの第1の酸化シリコン膜を貫通してこれらのN型
ソース・ドレイン領域の一方に達するビット・コンタク
ト孔を形成し、ビット線を形成する工程と、低温化学気
相成長法による第2の酸化シリコン膜を全面に形成し、
BPSG膜を全面に形成し、第1の熱処理によりこの第
1の酸化シリコン膜およびBPSG膜を焼きしめてこれ
らの積層膜からなる第2の層間絶縁膜を形成する工程
と、低温化学気相成長法による第3の酸化シリコン膜を
全面に形成し、第2の熱処理によりこの第3の酸化シリ
コン膜を焼きしめる工程と、焼きしめられた第3の酸化
シリコン膜,第2の層間絶縁膜,焼きしめられた第2の
酸化シリコン膜,第1の層間絶縁膜および第1の酸化シ
リコン膜を貫通して上記N型ソース・ドレイン領域の他
方に達するノード・コンタクト孔を形成する工程と、成
膜段階でN型にドープされた第1の非晶質シリコン膜と
PSG膜とを順次全面に形成し、このPSG膜および第
1の非晶質シリコン膜を順次パターニングしてPSG膜
パターンおよび第1の非晶質シリコン膜パターンを形成
し、成膜段階でN型にドープされた第2の非晶質シリコ
ン膜を全面に形成し、この第2の非晶質シリコン膜をエ
ッチバックしてこのPSG膜パターン並びに第1の非晶
質シリコン膜パターンの側面を覆う第2の非晶質シリコ
ン膜パターンを形成する工程と、希弗酸により上記PS
G膜パターンを除去するとともに上記第1並びに第2の
非晶質シリコン膜パターンの表面の自然酸化膜を除去す
る工程と、第3の熱処理により上記第1および第2の非
晶質シリコン膜パターンをそれぞれ表面がHSGからな
る第1および第2のN型多結晶シリコン膜パターンに変
換してストレージ・ノード電極を形成し、容量絶縁膜を
形成し、セル・プレート電極を形成する工程とを有する
ことを特徴とする。好ましくは、上記低温化学気相成長
法がAPCVD法もしくはPECVD法であり、上記第
2の熱処理が750℃〜950℃のRTA法もしくは7
50℃〜800℃の炉アニール法であり、上記ノード・
コンタクト孔を形成した後にこれらのノード・コンタク
ト孔を充填するコンタクト・プラグを形成する工程を有
する。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態の説明
に先だって、本発明に到った技術検討の経緯と本発明の
構成とについて説明する。具体的には種々の実験測定に
より、まず、希弗酸による非晶質シリコン膜パターンの
表面の自然酸化膜の除去に関連して、加工性の観点から
非晶質シリコン膜パターンが直接に接する層間絶縁膜の
上面に対する好ましい条件(および制約条件)の選別を
行ない、続いて、これらの条件のうち、DRAMのメモ
リ・セルのホールド特性を劣化させない条件の明確化を
行なった。
【0012】HSG型のスタックト・キャパシタのスト
レージ・ノード電極の形成は、層間絶縁膜の表面上に形
成された成膜段階で(in−situ)高濃度のN型の
非晶質シリコン膜をパターニングし、これらの非晶質シ
リコン膜パターンの表面の自然酸化膜を除去してから所
要の熱処理によりこれらを多結晶化するとともにこれら
の表面を半球形状グレイン(HSG)に変換して行なわ
れる。この熱処理は例えば590℃程度のように非晶質
シリコンから多結晶シリコンへの相転移温度より多少高
い温度で行なわれ、この温度で133Paのもとに2分
間程度ジ・シラン(Si2 6 )にさらされて表面がH
SG化される。590℃,2分間では多結晶化が不十分
なので、さらに例えば引き続き590℃のもとに10分
間程度非酸化雰囲気に保持されて多結晶化の進行が計ら
れる。
【0013】例えばストレージ・ノード電極の露出面の
面積が2.46μm2 ,容量絶縁膜の膜厚が酸化シリコ
ン膜厚換算で5nmの場合、HSG化処理がなされない
ときのセル容量は〜20fF/cellである。上記非
晶質シリコン膜パターンに対して充分なHSG化処理が
行なわれるとストレージ・ノード電極の露出面積が実効
的に2倍程度になり、セル容量が〜40fF/cell
となる。HSG化処理が充分か否かは自然酸化膜の除去
に関連する。非晶質シリコン膜パターン表面の自然酸化
膜の除去をHF:H2 O=1:100の希弗酸により行
なう場合について図1を参照して説明する。図1に示す
ように、UV光を垂直に入射したときの非晶質シリコン
膜パターン上面での反射率は希弗酸処理時間とともに減
少し,3分〜4分を経過すると0.1程度の値に収束す
る。このようにUV光の反射率が収束する段階で非晶質
シリコン膜パターンの(露出)表面の自然酸化膜が概ね
除去されたことになる。これは、図1に示したように、
希弗酸処理時間に伴なってセル容量の値が増加して収束
することに対応している。これらの結果から、1:10
0の組成の希弗酸による希弗酸処理時間は少なくとも4
分間程度であることが好ましい。
【0014】焼きしめられたBPSG膜に対する上記組
成での希弗酸によるエッチング速度は35nm/min
〜40nm/minである。このため、上記非晶質シリ
コン膜パターンが直接にBPSG膜の表面上に設けられ
ている場合、上記4分間程度の希弗酸処理により、隣接
した2つの非晶質シリコン膜パターンの間のBPSG膜
の表面には深さが0.15μm前後の窪みが形成され,
これら非晶質シリコン膜パターンの底面に接触したBP
SG膜のアンダー・カットも生じる。0.25μmデザ
イン・ルールを想定した場合、非晶質シリコン膜パター
ン(ストレージ・ノード電極)の上面の短辺は0.3μ
m〜0.35μm程度であるから、(本発明の解決すべ
き課題の欄にも記載したように)この希弗酸処理による
BPSG膜のアンダー・カットにより非晶質シリコン膜
パターン(ストレージ・ノード電極)の底面の大部分が
露出することになり、加工性の観点からは好ましくな
い。0.25μmデザイン・ルールを想定した場合、こ
の加工性の観点からは、このような希弗酸処理により生
じる窪みの深さは高々60nm程度であることが好まし
い。したがって、上記組成での希弗酸によるエッチング
速度は、高々15nm/minであることが好ましい。
【0015】モノ・シランと亜酸化窒素とを原料ガスと
した800℃での(LPCVD法でもある)高温化学気
相成長法によるHTO膜に対しては、上記組成の希弗酸
によるエッチング速度は〜10nm/minである。こ
のため、BPSG膜からなる層間絶縁膜の表面をHTO
膜で覆っておくならば、加工性の観点からは問題を生じ
ない。モノ・シランと酸素(O2 )とを原料ガスとした
350℃〜400℃でのAPCVD法による(成膜時点
の)LTO膜,あるいはTEOS(テトラ・エトキシ・
シラン;Si(OC2 5 4 )とオゾン(O3 )とを
原料とした350℃〜400℃でのAPCVD法による
(成膜時点の)LTO膜に対しては、上記組成の希弗酸
によるエッチング速度は〜30nm/minである。こ
のため、BPSG膜からなる層間絶縁膜の表面を単に成
膜段階のままのLTO膜で覆うのであれば、希弗酸処理
に対するエッチングのストッパ機能は期待できないこと
になる。
【0016】本発明者等は、このようなBPSG膜から
なる層間絶縁膜の表面にAPCVD法によるLTO膜を
設けた構造に対して熱処理を加えることによりエッチン
グ・ストッパ機能を向上させることを試みた。図2に検
討結果の一部を示す。700℃,800℃,850℃お
よび900℃の熱処理温度をパラメータとしたとき、
(RTA法による)熱処理時間に対して上記組成の希弗
酸によるエッチング速度は、図2に示すように、1分間
程度の熱処理の間にエッチング速度は急激に減少し、そ
の後は処理時間の増加に伴なって緩やかに減少する。図
2に示した結果等から、本発明者等はこの熱処理が75
0℃以上であることが好ましいという結果を得た。ま
た、PECVD法によるLTO膜に対しても同様の結果
が得られている。なお、APCVD法もしくはPECV
D法によるLTO膜の代りにTEOSのみもしくはTE
OSに微量の酸素を添加したLPCVD法による酸化シ
リコン膜を採用することは好ましくない。このような酸
化シリコン膜の場合、上記のような熱処理を行なった場
合、熱処理時間に対するエッチング速度の減少の度合は
上記LTO膜に比べて極めて緩慢である。
【0017】続いて、LTO膜を上記条件で熱処理した
とき、メモリ・セルを構成するNチャネルMOSトラン
ジスタ(トランスファー・トランジスタ)のVTHがどの
ように変化するかの測定を行なって、それぞれの熱処理
温度での適正な処理時間の算出を試みた。測定に供した
DRAMのメモリ・セルの構造は次のようになってい
る。
【0018】トランスファー・トランジスタは表面不純
物濃度が2×1017cm-3程度のP型シリコン基板の表
面に設けられている。トランスファー・トランジスタの
設計上のゲート長Lおよびゲート幅Wはそれぞれ0.2
5μmおよび0.3μmであり、ゲート酸化膜の膜厚は
8nmである。ワード線を兼たゲート電極は膜厚100
nm程度の高濃度のN型多結晶シリコン膜に膜厚100
nm程度のタングステン・シリサイド膜が積層したタン
グステン・ポリサイド膜からなり、ゲート電極の間隔は
0.35μmである。ゲート電極の側面は膜厚100n
m程度の酸化シリコン膜もしくは窒化シリコン膜からな
る絶縁膜スペーサにより覆われている。N型ソース・ド
レイン領域を含めてトランスファー・トランジスタの表
面は膜厚20nm程度のHTO膜(第1の酸化シリコン
膜)により覆われている。このHTO膜は膜厚800n
m程度の第1のBPSGからなる第1の層間絶縁膜によ
り覆われている。第1の層間絶縁膜にはN型ソース・ド
レイン領域の一方に達するビット・コンタクト孔が設け
られ、ビット・コンタクト孔はコンタント・プラグによ
り充填され、第1の層間絶縁膜の表面には膜厚100n
m程度の高濃度のN型多結晶シリコン膜に膜厚100n
m程度のタングステン・シリサイド膜が積層したタング
ステン・ポリサイド膜からなるビット線が設けられてい
る。
【0019】上記N型ソース・ドレイン領域はこのHT
O膜を形成した後にイオン注入等により形成される。第
1のBPSG膜はTEOS,TMP(トリ・メチル・フ
ォスフェート;PO(OCH3 3 ),TMB(トリ・
メチル・ボレート;B(OCH3 3 )およびオゾンを
原料とした350℃〜400℃のAPCVD法により形
成される(なお、このBPSG膜は、成膜後に700
℃,20分の熱処理により焼きしめられる)。
【0020】ビット線を含めて第1の層間絶縁膜の表面
は膜厚100nm程度の第2の酸化シリコン膜により覆
われており、この第2の酸化シリコン膜は膜厚800n
m程度の第2のBPSG膜により覆われている。第2の
層間絶縁膜はこれらの第2の酸化シリコン膜と第2のB
PSG膜との積層膜からなる。第2の層間絶縁膜は10
0nm程度の膜厚の第3の酸化シリコン膜により覆われ
ている。第3の酸化シリコン膜,第2および第1の層間
絶縁膜等を貫通してN型ソース・ドレイン領域の他方に
達するノード・コンタクト孔が設けられ、これらのノー
ド・コンタクト孔を介してN型ソース・ドレイン領域に
接続されるHSG型のストレージ・ノード電極が設けら
れている。ストレージ・ノード電極は酸化シリコン膜厚
換算で5nm程度の容量絶縁膜により覆われ、容量絶縁
膜はセル・プレート電極により覆われている。さらにセ
ル・プレート電極は第3の層間絶縁膜により覆われてい
る。
【0021】第2の酸化シリコン膜は成膜段階でLTO
膜であり、第2のBPSG膜を形成した後、800℃で
30分間の第1の熱処理が施される。この第1の熱処理
により、第2の酸化シリコン膜および第2のBPSG膜
が焼きしめられ、これらの積層膜からなる第2の層間絶
縁膜が形成される。第3の酸化シリコン膜も成膜段階で
LTO膜であり、この第3の酸化シリコン膜は第2の熱
処理により焼きしめられる。ストレージ・ノード電極の
形成にはHSG化処理のための590℃で10分強の第
3の熱処理が必要である。容量絶縁膜の形成には800
℃で30分程度の熱処理が必要であり、さらに第3の層
間絶縁膜の形成には700℃で20分程度の熱処理が必
要となる。すなわち、測定に供されるメモリ・セルは、
700℃,590℃での熱処理等を無視しても、(第2
の熱処理の条件を別としても)800℃で少なくとも1
時間の熱処理は受けていることになる。
【0022】しきい値電圧(VTH)のゲート長L(但し
設計値)に対する依存性を示すグラフである図3を参照
して、上記第2の熱処理の適正条件を説明する。ここで
のVTHの測定は、基板バック・バイアスVSUB =−1
V,電源電圧VCC=2.5Vのもとに行なっている。こ
こでの第2の酸化シリコン膜(LTO膜)はAPCVD
法により形成しているが、PECVD法により形成した
LTO膜も概ね同じ測定結果が得られる。なお、上記第
2の酸化シリコン膜を膜厚100nm程度のHTO膜で
形成したメモリ・セルのVTH特性を参考試料として記載
しておく。800℃でのHTO膜の成長速度は〜2nm
/minであることから、この膜厚のHTO膜の成膜の
みに費やされる時間は50分程度である。しかしながら
前述したように、成長装置への出し入れを加味すると8
00℃の温度に合計3時間程度保持されることになる。
【0023】設計上のゲート長Lが0.25μmの場
合、VTH=0.9V±0.1Vであることが要求される
ことから、800℃での第2の熱処理は30分程度が好
ましく、(図示は省略したが)1時間程度が限界である
〔図3(a)〕。850℃での第2の熱処理は5分程度
が好ましい〔図3(b)〕。900℃での第2の熱処理
は1分程度が限界である〔図3(c)〕。第2の熱処理
を750℃〜800℃で行なう場合には炉アニールある
いはRTAで行なえるが、850℃,900℃での第2
の熱処理はRTAに限定される。
【0024】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0025】半導体記憶装置の製造工程の断面模式図で
ある図4を参照すると、本発明の第1の実施の形態の一
実施例によるDRAMのメモリ・セルの形成は、以下の
とおりになる。なお、図4では図面の煩雑さを回避する
ために、非晶質シリコン膜およひ絶縁膜のみにハッチン
グを施してある。
【0026】まず、P型シリコン基板101表面の素子
分離領域には膜厚300nm程度のLOCOS型のフィ
ールド酸化膜102が形成され、素子形成領域には膜厚
8nmのゲート酸化膜103が熱酸化により形成され
る。P型シリコン基板101とゲート酸化膜103との
界面における表面不純物濃度は5×1017cm-2程度で
ある。全面に膜厚100nm程度の高濃度のN型多結晶
シリコン膜および膜厚100nm程度のタングステン・
シリサイド膜が形成される。これらの積層導電体膜が反
応性イオン・エッチング(RIE)等の異方性エッチン
グを用いたフォト・リソグラフィ技術によりパターニン
グされてタングステン・ポリサイド膜からなるゲート電
極104が形成される。ゲート電極104はワード線を
兼ており、ゲート電極104の線幅(ゲート長L)およ
び間隔の設計値は0.25μmおよび0.35μmであ
り、一定の方向に概ね平行に設けられている。全面に膜
厚100nm程度の絶縁膜(これは酸化シリコン膜もし
くは窒化シリコン膜からなる)が形成され、これが異方
性ドライ・エッチングによりエッチ・バックされてゲー
ト電極104の側面を覆う絶縁膜スペーサ105が形成
される。このとき、ゲート電極104並びに絶縁膜スペ
ーサ105の直下を除いた部分のゲート酸化膜103も
除去される。膜厚20nm程度のHTO膜106が全面
に形成された後、50KeVで2×1013cm-2の燐の
イオン注入等が行なわれて低濃度のN型ソース・ドレイ
ン領域107,108が形成される。N型ソース・ドレ
イン領域107,108の接合の深さは0.1μm程度
である。HTO膜106によりトランスファー・トラン
ジスタを覆ったのは後に形成される第1の層間絶縁膜か
らトランスファー・トランジスタを保護するためであ
り、また、HTO膜106を用いたのは段差被覆性に優
れているためである。HTO膜106の形成はN型ソー
ス・ドレイン領域107,108の形成の前に行なわれ
るので、これはN型ソース・ドレイン領域107,10
8の接合の深さの増大には関与しない。
【0027】次に、膜厚800nm程度の第1のBPS
G膜111からなる第1の層間絶縁膜が形成される。こ
の第1のBPSG膜111は、TEOS,TMP,TM
Bおよびオゾンを原料としたAPCVD法による成膜の
後に700℃で20分程度の焼きしめ(さらには化学機
械研磨(CMP)等)が行なわれて形成される。この焼
きしめを行なう目的は次工程でのコンタクト孔形成のた
めのエッチングを配慮したためであり、この焼きしめに
よりN型ソース・ドレイン領域107,108の不純物
の活性化も行なわれる。RIE等の異方性ドライ・エッ
チングを用いたフォト・リソグラフィ技術により、第1
のBPSG膜111およびHTO膜106を貫通してN
型ソース・ドレイン領域107に達するビット・コンタ
クト孔112が形成される。ビット・コンタクト孔11
2の口径の設計値は0.25μmであるが、ビット・コ
ンタクト孔112の実際の(上端部での)口径は0.2
μm程度である。ビット・コンタクト孔112は、高濃
度の燐を含んだN型多結晶シリコン膜からなるコンタク
ト・プラグ113により充填される。このN型多結晶シ
リコン膜は成膜段階でN型であることが好ましい。全面
に膜厚100nm程度の高濃度のN型多結晶シリコン膜
および膜厚100nm程度のタングステン・シリサイド
膜が形成される。これらの積層導電体膜がRIE等を用
いたフォト・リソグラフィ技術によりパターニングさ
れ、タングステン・ポリサイド膜からなるビット線11
4が形成される。ビット線114は概ねゲート電極10
4に直交する方向に平行に設けられている〔図4
(a)〕。
【0028】次に、膜厚100nm程度の第1のLTO
膜(図に明示せず)が全面に形成され、APCVD法に
より第2のBPSG膜が形成される。第1のLTO膜を
形成する段階では、N型ソース・ドレイン領域が既に形
成されていることから、これの代りに(前述したよう
に)HTO膜を形成することは好ましくない。続いて、
800℃,30分間の第1の熱処理が施されて、第1の
LTO膜およびBPSG膜はそれぞれ焼きしめられた酸
化シリコン膜116およびBPSG膜121になり、こ
れら積層絶縁膜からなる第2の層間絶縁膜の形成がなさ
れる。この第1の熱処理により、コンタクト・プラグ1
13から燐が熱拡散されて、N型ソース・ドレイン領域
107は低濃度の領域と高濃度の領域とを含んだN型ソ
ース・ドレイン領域107aになる。第2のBPSG膜
の下に第1のLTO膜を設けておいたのは、この第1の
熱処理の際に、第2のBPSG膜からビット線114を
構成するタングステン・シリサイド膜中にボロンが拡散
するのを防ぐためである。タングステン・シリサイド膜
にボロンが拡散されると電気特性の劣化が発生する。な
おこの第1の熱処理に際して、BPSG膜111は既に
焼きしめられているため、このBPSG膜111からの
ビット線114へのボロンの拡散はほとんど無視でき
る。続いて、APCVD法もしくはPECVD法によ
り、膜厚100nm程度の第2のLTO膜122が全面
に形成される〔図4(b)〕。
【0029】次に、図3を参照して説明した熱処理時間
の条件のもとで、例えば800℃で30分間の炉アニー
ルのような(750℃〜800℃での炉アニールもしく
は750℃〜900℃でのRTAによる)第2の熱処理
が行なわれ、第2のLTO膜122が焼きしめられて酸
化シリコン膜123になる。RIE等の異方性ドライ・
エッチングを用いたフォト・リソグラフィ技術により、
酸化シリコン膜123,BPSG膜121,酸化シリコ
ン膜116,BPSG膜111およびHTO膜106を
貫通してN型ソース・ドレイン領域108に達するノー
ド・コンタクト孔124が形成される〔図4(c)〕。
【0030】次に、ジ・シランとホスフィン(PH3
とを原料とした500℃〜550℃でのLPCVD法に
より、膜厚600nm程度の成膜段階で高濃度のN型の
非晶質シリコン膜(図に明示せず)が全面に形成され
る。この非晶質シリコン膜がRIE等の異方性ドライ・
エッチングを用いたフォト・リソグラフィ技術によりパ
ターニングされ、非晶質シリコン膜パターン143aが
形成される。非晶質シリコン膜パターン143aの上面
の短辺は少なくとも0.3μmである。続いて、上述の
組成の希弗酸より4分間程度エッチングされ、非晶質シ
リコン膜パターン143a表面の自然酸化膜が除去され
る。このとき、隣接した2つの非晶質シリコン膜パター
ン143aの間に露出した酸化シリコン膜123の表面
には、高々60nm程度の深さの窪み131が形成され
る〔図4(d)〕。
【0031】なお、本第1の実施の形態では、上記非晶
質シリコン膜の形成に先だって、ノード・コンタクト孔
124を充填するコンタクト・プラグを形成しておいて
もよい。ノード・コンタクト孔124の形成のフォト・
リソグラフィ工程の途中でコンタクト・イオン注入を行
なっておくならば、非シリコン系の導電体膜によりこの
コンタクト・プラグを形成することができる。ノード・
コンタクト孔124の形成のフォト・リソグラフィ工程
の後にこのコンタクト・プラグを形成する場合には、高
濃度のN型多結晶シリコン膜によりこのコンタクト・プ
ラグを形成することが好ましい。このときには、ノード
・コンタクト孔124のアスペクト比が高く,かつこの
深さが深いことから、このコンタクト・プラグの形成は
例えば次のようになされる。ノード・コンタクト孔12
4の口径(0.2μm程度)の1/2より薄い膜厚(例
えば50nm)のノン・ドープの多結晶シリコン膜を全
面に形成し、20KeV〜30KeVで1×1015cm
-2程度の燐のイオン注入によりこの多結晶シリコン膜を
第1のN型多結晶シリコン膜に変換し、成膜段階で高濃
度の第2のN型多結晶シリコン膜を全面に形成し、第2
および第1のN型多結晶シリコン膜をエッチバックす
る。このときの燐のイオン注入では、酸化シリコン膜1
23中に燐が注入されるように条件設定をすることが必
要である。
【0032】次に、第3の熱処理が施され、非晶質シリ
コン膜パターン143aが変換されてなるN型多結晶シ
リコン膜パターンによるストーレージ・ノード電極13
2が形成される。この熱処理は前述したように、例えば
590℃程度のように非晶質シリコンから多結晶シリコ
ンへの相転移温度より多少高い温度での2段階の熱処理
からなり、まず、この温度で133Paのもとに2分間
程度ジ・シラン雰囲気にさらされて表面がHSG化さ
れ、さらに例えば引き続き590℃のもとに10分間程
度非酸化雰囲気に保持されて非晶質シリコン膜パターン
がN型多結晶シリコン膜パターンに変換される。続い
て、モノ・シランとアンモニア(NH3 )とを原料にし
た650℃でのLPCVD法により、全面に窒化シリコ
ン膜(図に明示せず)が形成される。酸素と水素
(H2 )とを800℃で燃焼させたバーニング雰囲気で
30分間この窒化シリコン膜の表面が酸化され、酸化シ
リコン膜厚換算で5nm程度の容量絶縁膜133が形成
される。この窒化シリコン膜の酸化の際にストレージ・
ノード電極132からの燐の拡散が生じ、N型ソース・
ドレイン領域108は低濃度の領域と高濃度の領域とを
含んだN型ソース・ドレイン領域108aになる。続い
て、ジ・シランとホスフィンとを原料としてLPCVD
法により100nm程度の膜厚のN型多結晶シリコン膜
が全面に形成され、さらに800℃で10秒程度のRT
Aが行なわれてセル・プレート電極134が形成される
〔図4(e)〕。その後、第3のBPSG膜の成膜,7
00℃で20分程度の熱処理による第3のBPSG膜の
焼きしめ等により、この第3のBPSG膜を含んでなる
第3の層間絶縁膜が全面に形成される。
【0033】本第1の実施の形態の一実施例は、図1〜
図3を参照して行なった検討結果に基づく適正条件を満
たしていることから、COB構造でHSG型のスタック
ト・キャパシタを有するDRAMの形成において、スト
レージ・ノード電極の機械的強度を保持しつつ加工性に
支障を生じさせず、(トランスファー・トランジスタの
THが低い値にばらつくのを抑制して)ホールド不良を
低減することが容易になる。
【0034】半導体記憶装置の製造工程の断面模式図で
ある図5,図6を参照すると、本発明の第2の実施の形
態の一実施例によるDRAMのメモリ・セルの形成は、
以下のとおりになる。
【0035】まず、上記第1の実施の形態の一実施例と
同様の方法により、P型シリコン基板201表面の素子
分離領域には膜厚300nm程度のLOCOS型のフィ
ールド酸化膜202が形成され、素子形成領域には膜厚
8nmのゲート酸化膜203が形成される。全面に膜厚
100nm程度の高濃度のN型多結晶シリコン膜および
膜厚100nm程度のタングステン・シリサイド膜が形
成され、これらの積層導電体膜がパターニングされてワ
ード線を兼たゲート電極204が形成される。全面に膜
厚100nm程度の絶縁膜が形成され、これがエッチ・
バックされてゲート電極204の側面を覆う絶縁膜スペ
ーサ205が形成される。膜厚20nm程度のHTO膜
206が全面に形成された後、燐のイオン注入等が行な
われて低濃度のN型ソース・ドレイン領域の一方(図に
明示せず)および低濃度のN型ソース・ドレイン領域2
08が形成される。膜厚800nm程度の第1のBPS
G膜211からなる第1の層間絶縁膜が形成される。第
1のBPSG膜211およびHTO膜206を貫通して
N型ソース・ドレイン領域の一方に達するビット・コン
タクト孔212が形成される。ビット・コンタクト孔2
12は、高濃度の燐を含んだN型多結晶シリコン膜から
なるコンタクト・プラグ213により充填される。全面
に膜厚100nm程度の高濃度のN型多結晶シリコン膜
および膜厚100nm程度のタングステン・シリサイド
膜が形成され、これらの積層導電体膜がパターニングさ
れてビット線214が形成される。
【0036】次に、膜厚100nm程度の第1のLTO
膜(図に明示せず)が全面に形成され、APCVD法に
より第2のBPSG膜が形成される。続いて、800
℃,30分間の第1の熱処理が施されて、第1のLTO
膜およびBPSG膜はそれぞれ焼きしめられた酸化シリ
コン膜216およびBPSG膜221になり、これら積
層絶縁膜からなる第2の層間絶縁膜の形成がなされる。
この第1の熱処理により、低濃度のソース・ドレイン領
域の一方は、低濃度の領域と高濃度の領域とを含んだN
型ソース・ドレイン領域207aになる。続いて、AP
CVD法もしくはPECVD法により、膜厚100nm
程度の第2のLTO膜(図に明示せず)が全面に形成さ
れる。上記第1の実施の形態の一実施例と同様の条件に
より、第2の熱処理が行なわれ、第2のLTO膜が焼き
しめられて酸化シリコン膜223になる。酸化シリコン
膜223,BPSG膜221,酸化シリコン膜216,
BPSG膜211およびHTO膜206を貫通してN型
ソース・ドレイン領域208に達する(0.2μm程度
の口径を有した)ノード・コンタクト孔224が形成さ
れる。
【0037】続いて、膜厚50nm程度のノン・ドープ
の多結晶シリコン膜(図に明示せず)が全面に形成さ
れ、20KeV〜30KeVで1×1015cm-2程度の
燐のイオン注入によりこの多結晶シリコン膜が第1のN
型多結晶シリコン膜241に変換される。このとき、酸
化シリコン膜223に燐が注入されないようにイオン注
入エネルギーの設定が行なわれている〔図5(a)〕。
次に、ジ・シランとホスフィンとを原料としたLPCV
D法により、膜厚20nm程度の成膜段階で高濃度の第
2のN型多結晶シリコン膜242が全面に形成される
〔図5(b)〕。上記N型多結晶シリコン膜242が膜
厚50nm程度になるまでエッチ・バックされ、N型多
結晶シリコン膜242aが残置される。次に、ジ・シラ
ンとホスフィンとを原料とした500℃〜550℃での
LPCVD法により、膜厚600nm程度の成膜段階で
高濃度のN型の非晶質シリコン膜243が全面に形成さ
れる〔図5(c)〕。
【0038】非晶質シリコン膜242,N型多結晶シリ
コン膜242aおよびN型多結晶シリコン膜241がR
IE等の異方性ドライ・エッチングを用いたフォト・リ
ソグラフィ技術により順次パターニングされ、非晶質シ
リコン膜パターン243a,N型多結晶シリコン膜パタ
ーン242aaおよびN型多結晶シリコン膜パターン2
41aが残置形成される。非晶質シリコン膜パターン2
43aの上面の短辺は少なくとも0.3μmである。続
いて、HF:H2 O=1:100の組成の希弗酸より4
分間程度エッチングされ、非晶質シリコン膜パターン2
43a,N型多結晶シリコン膜パターン242aa並び
にN型多結晶シリコン膜パターン241aの露出表面の
自然酸化膜が除去される。このとき、隣接した2つの非
晶質シリコン膜パターン243aの間に露出した酸化シ
リコン膜223の表面には、高々60nm程度の深さの
窪み231が形成される〔図5(d)〕。
【0039】次に、上記第1の実施の形態の一実施例と
同様の第3の熱処理が施され、非晶質シリコン膜パター
ン243aは表面がHSG化されたN型多結晶シリコン
膜パターン244に変換される。これにより、N型多結
晶シリコン膜パターン244,N型多結晶シリコン膜パ
ターン242aaおよびN型多結晶シリコン膜パターン
241aからなるストレージ・ノード電極232が形成
される。続いて、モノ・シランとアンモニアとを原料に
した650℃でのLPCVD法により、全面に窒化シリ
コン膜(図に明示せず)が形成される。800℃での3
0分間のバーニングによりこの窒化シリコン膜の表面が
酸化され、酸化シリコン膜厚換算で5nm程度の容量絶
縁膜233が形成される。この窒化シリコン膜の酸化の
際にストレージ・ノード電極232からの燐の拡散が生
じ、N型ソース・ドレイン領域208は低濃度の領域と
高濃度の領域とを含んだN型ソース・ドレイン領域20
8aになる。続いて、ジ・シランとホスフィンとを原料
としてLPCVD法により100nm程度の膜厚のN型
多結晶シリコン膜が全面に形成され、さらに800℃で
10秒程度のRTAが行なわれてセル・プレート電極2
34が形成される〔図6〕。その後、第3のBPSG膜
の成膜,700℃で20分程度の熱処理による第3のB
PSG膜の焼きしめ等により、この第3のBPSG膜を
含んでなる第3の層間絶縁膜が全面に形成される。
【0040】本第2の実施の形態の一実施例は、上記第
1の実施の形態の有した効果を有している。さらに、本
発明者等が先に出願した特願平7−336803号に記
載したように、本第2の実施の形態の一実施例では、非
晶質シリコン膜パターン243aがN型多結晶シリコン
膜パターン242aaの表面上に設けられていることか
ら、非晶質シリコン膜パターン243aのHSG化,容
量絶縁膜233の形成に伴なう燐の拡散がN型多結晶シ
リコン膜パターン242aaにより抑制されることにな
り、N型拡散層208aでの接合リークが上記第1の実
施の形態より低くなり、第1の実施の形態よりホールド
特性の優れたメモリ・セルが得られることになる。
【0041】半導体記憶装置の製造工程の断面模式図で
ある図7,図8を参照すると、本発明の第3の実施の形
態の一実施例によるDRAMのメモリ・セルの形成は、
以下のとおりになる。
【0042】まず、上記第1,第2の実施の形態の一実
施例と同様の方法により、P型シリコン基板301表面
の素子分離領域には膜厚300nm程度のLOCOS型
のフィールド酸化膜302が形成され、素子形成領域に
は膜厚8nmのゲート酸化膜303が形成される。タン
グステン・ポリサイド膜からなるゲート電極304が形
成され、ゲート電極304の側面を覆う絶縁膜スペーサ
305が形成される。膜厚20nm程度のHTO膜30
6が全面に形成された後、燐のイオン注入等が行なわれ
て低濃度のN型ソース・ドレイン領域の一方(図に明示
せず)および低濃度のN型ソース・ドレイン領域308
が形成される。膜厚800nm程度の第1のBPSG膜
311からなる第1の層間絶縁膜が形成される。第1の
BPSG膜311およびHTO膜306を貫通してN型
ソース・ドレイン領域の一方に達するビット・コンタク
ト孔312が形成される。ビット・コンタクト孔312
は、高濃度の燐を含んだN型多結晶シリコン膜からなる
コンタクト・プラグ313により充填される。タングス
テン・ポリサイド膜からなるビット線314が形成され
る。
【0043】次に、膜厚100nm程度の第1のLTO
膜(図に明示せず)が全面に形成され、APCVD法に
より第2のBPSG膜が形成される。続いて、800
℃,30分間の第1の熱処理が施されて、第1のLTO
膜およびBPSG膜はそれぞれ焼きしめられた酸化シリ
コン膜316およびBPSG膜321になり、これら積
層絶縁膜からなる第2の層間絶縁膜の形成がなされる。
この第1の熱処理により、低濃度のソース・ドレイン領
域の一方は低濃度の領域と高濃度の領域とを含んだN型
ソース・ドレイン領域307aになる。続いて、APC
VD法もしくはPECVD法により、膜厚100nm程
度の第2のLTO膜(図に明示せず)が全面に形成され
る。上記第1,第2の実施の形態の一実施例と同様の条
件により、第2の熱処理が行なわれ、第2のLTO膜が
焼きしめられて酸化シリコン膜323になる。酸化シリ
コン膜323,BPSG膜321,酸化シリコン膜31
6,BPSG膜311およびHTO膜306を貫通して
N型ソース・ドレイン領域308に達するノード・コン
タクト孔324が形成される。ノード・コンタクト孔3
24が高濃度のN型多結晶シリコン膜からなるコンタク
ト・プラグ330により充填される。次に、膜厚100
nm程度の成膜段階で高濃度のN型の第1の非晶質シリ
コン膜343がジ・シランとホスフィンとを原料とした
500℃〜550℃でのLPCVD法により全面に形成
され、さらに、膜厚400nm程度のPSG膜345が
APCVD法により全面に形成される〔図7(a)〕。
【0044】次に、PSG膜345および非晶質シリコ
ン膜343RIE等を用いたフォト・リソグラフィ技術
により順次パターニングされ、PSG膜パターン345
aおよび非晶質シリコン膜パターン343aが残置形成
される。隣接する2つのPSG膜パターン345aの間
隔は0.25μm程度である。膜厚100nm程度の成
膜段階で高濃度のN型の第2の非晶質シリコン膜(図に
明示せず)がジ・シランとホスフィンとを原料とした5
00℃〜550℃でのLPCVD法により全面に形成さ
れる。この第2の非晶質シリコン膜に対してRIEによ
る選択的なエッチ・バックが行なわれ、PSG膜パター
ン345a並びに非晶質シリコン膜パターン343aの
側面を覆う非晶質シリコン膜パターン346aが残置形
成される〔図7(b)〕。
【0045】次に、HF:H2 O=1:100の組成の
希弗酸よる4分間程度のエッチングが施される。熱処理
を受けていないPSG膜の希弗酸によるエッチング速度
は140nm/min〜190nm/minであるた
め、この4分間のエッチングによりPSG膜パターン3
45aが除去される。さらに、非晶質シリコン膜パター
ン346a並びに非晶質シリコン膜パターン343aの
露出表面の自然酸化膜が除去される。さらにまた、隣接
した2つの非晶質シリコン膜パターン346aの間に露
出した酸化シリコン膜323の表面には、高々60nm
程度の深さの窪み331が形成される〔図5(d)〕。
【0046】次に、上記第1,第2の実施の形態の一実
施例と同様の第3の熱処理が施され、非晶質シリコン膜
パターン346a,343aは表面がHSG化されたN
型多結晶シリコン膜パターン347,344に変換され
る。これにより、N型多結晶シリコン膜パターン347
およびN型多結晶シリコン膜パターン344からなるス
トレージ・ノード電極332が形成される。続いて、モ
ノ・シランとアンモニアとを原料にした650℃でのL
PCVD法により、全面に窒化シリコン膜(図に明示せ
ず)が形成される。800℃での30分間のバーニング
によりこの窒化シリコン膜の表面が酸化され、酸化シリ
コン膜厚換算で5nm程度の容量絶縁膜333が形成さ
れる。この窒化シリコン膜の酸化の際にコンタクト・プ
ラグ330からの燐の拡散が生じ、N型ソース・ドレイ
ン領域308は低濃度の領域と高濃度の領域とを含んだ
N型ソース・ドレイン領域308aになる。続いて、ジ
・シランとホスフィンとを原料としてLPCVD法によ
り100nm程度の膜厚のN型多結晶シリコン膜が全面
に形成され、さらに800℃で10秒程度のRTAが行
なわれてセル・プレート電極334が形成される〔図
7〕。その後、第3のBPSG膜の成膜,700℃で2
0分程度の熱処理による第3のBPSG膜の焼きしめ等
により、この第3のBPSG膜を含んでなる第3の層間
絶縁膜が全面に形成される。
【0047】本第2の実施の形態の一実施例は、上記第
1の実施の形態の有した効果を有している。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体記憶
装置の製造方法によると、COB構造でHSG型のスタ
ックト・キャパシタを有するDRAMの形成において、
ビット線を第1のLTO膜とBPSG膜とにより覆い、
700℃程度での第1の熱処理によりこれら積層膜を焼
きしめて第2の層間絶縁膜を形成し、第2の層間絶縁膜
を覆う第2のLTO膜を形成し、750℃〜950℃の
RTA法もしくは750℃〜800℃の炉アニール法か
らなる第2の熱処理によりこの第2のLTO膜を焼きし
めておくため、ストレージ・ノード電極の機械的強度を
保持しつつ加工性に支障を生じさせず、(トランスファ
ー・トランジスタのVTHが低い値にばらつくのを抑制し
て)ホールド不良を低減することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成,効果を説明するための図であ
り、希弗酸処理時間に対する非晶質シリコン膜パターン
上面でのUV光の反射率の変化とセル容量の変化とを示
すグラフである。
【図2】本発明の構成,効果を説明するための図であ
り、LTO膜に施された熱処理時間に対する希弗酸での
エッチング速度の変化を示すグラフである。
【図3】本発明の構成,効果を説明するための図であ
り、各熱処理条件に対するVTHのゲート長L依存性を示
すグラフである。
【図4】本発明の第1の実施の形態の一実施例の製造工
程の断面模式図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の一実施例の製造工
程の断面模式図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の一実施例の製造工
程の断面模式図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の一実施例の製造工
程の断面模式図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の一実施例の製造工
程の断面模式図である。
【符号の説明】
101,201,301 P型シリコン基板 102,202,302 フィールド酸化膜 103,203,303 ゲート酸化膜 104,204,304 ゲート電極 105,205,305 絶縁膜スペーサ 106,206,306 HTO膜 107,107a,108,108a,207a,20
8,208a,307a,308,308a N型ソ
ース・ドレイン領域 111,121,211,221,311,321
BPSG膜 112,212,312 ビット・コンタクト孔 113,213,313,330 コンタクト・プラ
グ 114,214,314 ビット線 116,123,216,223,316,313
酸化シリコン膜 122 LTO膜 124,224,324 ノード・コンタクト孔 131,231,331 窪み 132,232,332 ストレージ・ノード電極 133,233,333 容量絶縁膜 134,234,334 セル・プレート電極 143a,243a,343a,346a 非晶質シ
リコン膜パターン 241,242,242a N型多結晶シリコン膜 241a,242aa,244,344,347 N
型多結晶シリコン膜パターン 243,343 非晶質シリコン膜 345 PSG膜 345a PSG膜パターン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P型シリコン基板の表面上にゲート酸化
    膜を介してワード線を兼たゲート電極を形成し、該ゲー
    ト電極の側面を覆う絶縁膜スペーサを形成し、高温化学
    気相成長法による第1の酸化シリコン膜を全面に形成
    し、該P型シリコン基板の表面にN型不純物のイオン注
    入等によりN型ソース・ドレイン領域を形成し、第1の
    層間絶縁膜を全面に形成し、該第1の層間絶縁膜および
    該第1の酸化シリコン膜を貫通して該N型ソース・ドレ
    イン領域の一方に達するビット・コンタクト孔を形成
    し、ビット線を形成する工程と、 低温化学気相成長法による第2の酸化シリコン膜を全面
    に形成し、BPSG膜を全面に形成し、第1の熱処理に
    より該第2の酸化シリコン膜およびBPSG膜を焼きし
    めてこれらの積層膜からなる第2の層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 低温化学気相成長法による第3の酸化シリコン膜を全面
    に形成し、第2の熱処理により該第3の酸化シリコン膜
    を焼きしめる工程と、 焼きしめられた前記第3の酸化シリコン膜,前記第2の
    層間絶縁膜,前記第1の層間絶縁膜および前記第1の酸
    化シリコン膜を貫通して前記N型ソース・ドレイン領域
    の他方に達するノード・コンタクト孔を形成する工程
    と、 成膜段階でN型にドープされた非晶質シリコン膜を全面
    に形成し、該非晶質シリコン膜をパターニングして非晶
    質シリコン膜パターンを形成し、希弗酸により該非晶質
    シリコン膜パターンの表面の自然酸化膜を除去する工程
    と、 第3の熱処理により前記非晶質シリコン膜パターンを表
    面が半球形状グレイン(HSG)からなるN型多結晶シ
    リコン膜パターンに変換してストレージ・ノード電極を
    形成し、容量絶縁膜を形成し、セル・プレート電極を形
    成する工程とを有することを特徴とする半導体記憶装置
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記低温化学気相成長法が、常圧化学気
    相成長(APCVD)法もしくはプラズマ励起化学気相
    成長(PECVD)法であることを特徴とする請求項1
    記載の半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の熱処理が、750℃〜950
    ℃の急速加熱(RTA)法もしくは750℃〜800℃
    の炉アニール法であることを特徴とする請求項1記載あ
    るいは請求項2の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ノード・コンタクト孔を形成した後
    に、該ノード・コンタクト孔を充填するコンタクト・プ
    ラグを形成する工程を有することを特徴とする請求項
    1,請求項2あるいは請求項3記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ノード・コンタクト孔を形成した
    後、該ノード・コンタクト孔の口径の1/2より薄い膜
    厚のノン・ドープの多結晶シリコン膜を全面に形成し、
    N型不純物のイオン注入等により該多結晶シリコン膜を
    第1のN型多結晶シリコン膜に変換し、第2のN型多結
    晶シリコン膜を全面に形成し、該第2および第1のN型
    多結晶シリコン膜をエッチバックする工程を有すること
    を特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 P型シリコン基板の表面上にゲート酸化
    膜を介してワード線を兼たゲート電極を形成し、該ゲー
    ト電極の側面を覆う絶縁膜スペーサを形成し、高温化学
    気相成長法による第1の酸化シリコン膜を全面に形成
    し、該P型シリコン基板の表面にN型不純物のイオン注
    入等によりN型ソース・ドレイン領域を形成し、第1の
    層間絶縁膜を全面に形成し、該第1の層間絶縁膜および
    該第1の酸化シリコン膜を貫通して該N型ソース・ドレ
    イン領域の一方に達するビット・コンタクト孔を形成
    し、ビット線を形成する工程と、 低温化学気相成長法による第2の酸化シリコン膜を全面
    に形成し、BPSG膜を全面に形成し、第1の熱処理に
    より該第2の酸化シリコン膜およびBPSG膜を焼きし
    めてこれらの積層膜からなる第2の層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 低温化学気相成長法による第3の酸化シリコン膜を全面
    に形成し、第2の熱処理により該第3の酸化シリコン膜
    を焼きしめる工程と、 焼きしめられた前記第3の酸化シリコン膜,前記第2の
    層間絶縁膜,前記第1の層間絶縁膜および前記第1の酸
    化シリコン膜を貫通して前記N型ソース・ドレイン領域
    の他方に達するノード・コンタクト孔を形成する工程
    と、 前記ノード・コンタクト孔の口径の1/2より薄い膜厚
    のノン・ドープの多結晶シリコン膜を全面に形成し、N
    型不純物のイオン注入等により該多結晶シリコン膜を第
    1のN型多結晶シリコン膜に変換し、第2のN型多結晶
    シリコン膜を全面に形成し、成膜段階でN型にドープさ
    れた非晶質シリコン膜を全面に形成し、該非晶質シリコ
    ン膜,第2および第1のN型多結晶シリコン膜をパター
    ニングして非晶質シリコン膜パターン,第2および第1
    のN型多結晶シリコン膜パターンを形成し、希弗酸によ
    り第2並びに第1のN型多結晶シリコン膜パターンの表
    面および該非晶質シリコン膜パターンの表面の自然酸化
    膜を除去する工程と、 第3の熱処理により前記非晶質シリコン膜パターンを表
    面がHSGからなる第3のN型多結晶シリコン膜パター
    ンに変換して前記第1,前記第2および該第3のN型多
    結晶シリコン膜パターンからなるストレージ・ノード電
    極を形成し、容量絶縁膜を形成し、セル・プレート電極
    を形成する工程とを有することを特徴とする半導体記憶
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記低温化学気相成長法が、APCVD
    法もしくはPECVD法であることを特徴とする請求項
    6記載の半導体記憶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の熱処理が、750℃〜950
    ℃のRTA法もしくは750℃〜800℃の炉アニール
    法であることを特徴とする請求項6記載あるいは請求項
    7の半導体記憶装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 P型シリコン基板の表面上にゲート酸化
    膜を介してワード線を兼たゲート電極を形成し、該ゲー
    ト電極の側面を覆う絶縁膜スペーサを形成し、高温化学
    気相成長法による第1の酸化シリコン膜を全面に形成
    し、該P型シリコン基板の表面にN型不純物のイオン注
    入等によりN型ソース・ドレイン領域を形成し、第1の
    層間絶縁膜を全面に形成し、該第1の層間絶縁膜および
    該第1の酸化シリコン膜を貫通して該N型ソース・ドレ
    イン領域の一方に達するビット・コンタクト孔を形成
    し、ビット線を形成する工程と、 低温化学気相成長法による第2の酸化シリコン膜を全面
    に形成し、BPSG膜を全面に形成し、第1の熱処理に
    より該第1の酸化シリコン膜およびBPSG膜を焼きし
    めてこれらの積層膜からなる第2の層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 低温化学気相成長法による第3の酸化シリコン膜を全面
    に形成し、第2の熱処理により該第3の酸化シリコン膜
    を焼きしめる工程と、 焼きしめられた前記第3の酸化シリコン膜,前記第2の
    層間絶縁膜,前記第1の層間絶縁膜および前記第1の酸
    化シリコン膜を貫通して前記N型ソース・ドレイン領域
    の他方に達するノード・コンタクト孔を形成する工程
    と、 成膜段階でN型にドープされた第1の非晶質シリコン膜
    とPSG膜とを順次全面に形成し、該PSG膜および第
    1の非晶質シリコン膜を順次パターニングしてPSG膜
    パターンおよび第1の非晶質シリコン膜パターンを形成
    し、成膜段階でN型にドープされた第2の非晶質シリコ
    ン膜を全面に形成し、該第2の非晶質シリコン膜をエッ
    チバックして該PSG膜パターン並びに第1の非晶質シ
    リコン膜パターンの側面を覆う第2の非晶質シリコン膜
    パターンを形成する工程と、 希弗酸により前記PSG膜パターンを除去するとともに
    前記第1並びに第2の非晶質シリコン膜パターンの表面
    の自然酸化膜を除去する工程と、 第3の熱処理により前記第1および第2の非晶質シリコ
    ン膜パターンをそれぞれ表面がHSGからなる第1およ
    び第2のN型多結晶シリコン膜パターンに変換してスト
    レージ・ノード電極を形成し、容量絶縁膜を形成し、セ
    ル・プレート電極を形成する工程とを有することを特徴
    とする半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記低温化学気相成長法が、APCV
    D法もしくはPECVD法であることを特徴とする請求
    項9記載の半導体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の熱処理が、750℃〜95
    0℃のRTA法もしくは750℃〜800℃の炉アニー
    ル法であることを特徴とする請求項9記載あるいは請求
    項10の半導体記憶装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記ノード・コンタクト孔を形成した
    後に、該ノード・コンタクト孔を充填するコンタクト・
    プラグを形成する工程を有することを特徴とする請求項
    9,請求項10あるいは請求項11記載の半導体記憶装
    置の製造方法。
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