JPH0947265A - ハンバーグの製造方法及び調理方法 - Google Patents

ハンバーグの製造方法及び調理方法

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JPH0947265A
JPH0947265A JP7225890A JP22589095A JPH0947265A JP H0947265 A JPH0947265 A JP H0947265A JP 7225890 A JP7225890 A JP 7225890A JP 22589095 A JP22589095 A JP 22589095A JP H0947265 A JPH0947265 A JP H0947265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hamburger
raw
raw material
heated
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP7225890A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Funakoshi
元煕 船越
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SANREI KK
Original Assignee
SANREI KK
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Publication date
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 解凍後の保型性がよく、ハンバーグ独特の旨
みを保持したハンバーグの製造及び調理方法を提供す
る。 【解決手段】 生のひき肉及びみじん切りされた玉ねぎ
を含むハンバーグ素材を混合練成して成形した生地の表
面に焦げ目を付し、解凍後内部を生の状態で保持するよ
うに焦熱加工し、焦熱加工後の生地を冷凍する。また冷
凍保存された生地を加熱加工して調理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はハンバーグの製造
方法と調理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来店頭販売されるハンバーグには生地
を成形したままの生ハンバーグと、成形後の生地を表面
に焦げ目を付し且つ内部まで加熱されるように加熱加工
し、あるいは表面のみ焦げ目を付すように焦成した後、
内部は蒸煮により加熱した焼ハンバーグとが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記生ハンバー
グは家庭等でフライパンやオーブン等による熱調理をす
ると調理に長時間を要するほか、調理に馴れない者にと
っては程よい加熱加減が難しいという問題がある。一方
電子レンジによるマイクロ波加熱を行った場合、表面が
柔らかいまま加熱するのでハンバーグステーキ独特の香
ばしさや歯ざわりが得られないほか、内部加熱で発生す
る水蒸気により型崩れが生じ易い等の欠点がある。
【0004】また焼ハンバーグは一旦内部迄加熱され且
つ表面に焦げ目が形成されているので、上記のような問
題は改善されるが、内部加熱されたものを一旦冷却した
ものを再加熱するので、生の生地を加熱調理した場合の
ようなハンバーグステーキ独特のジューシー感,風味,
食感等が消失するという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決するための本発明の方法は、生のひき肉及びみじん切
りされた玉ねぎを含むハンバーグ素材を混合練成して成
形した生地の表面に焦げ目を付し、内部を生の状態で保
持するように焦熱加工し、焦熱加工後の生地を冷凍し、
またはこれを再加熱して調理することを特徴としてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき詳
述すると、まずひき肉,パン粉,鶏卵,塩,ナツメグ,
コショウ,化学調味料,中位の玉ねぎのみじん切り等そ
れぞれ適量ずつをよく混ぜあわせて成形可能に練った
後、生地を小判型か円形に成型する。
【0007】上記成形生地の表裏両面を予め220℃位
に加熱された鉄板又はセラミックスプレート等からなる
加熱プレートに、片面をそれぞれ1分30秒前後接触さ
せ、各面に程よい焦げ目が形成される程度に加熱(焦
熱)する。この焦熱により表面に焦げ目が形成されるの
は勿論であるが、表面約0.5〜1.0mm程度が加熱
硬化して殻状の表皮により、その内部は生の生地のまま
保存される。そしてこの表皮により成形生地自体の形崩
れが防止される。
【0008】上記のように両面を焦熱された成形生地は
直ちに冷凍し、冷凍生地としてパッケージングされた
後、冷凍状態のままで保存流通され、店頭販売に供され
る。
【0009】そして消費者は表面に焦げ目が付され且つ
硬化された状態の冷凍生地を購入し、家庭では解凍加熱
するだけで食用可能に調理することができ、この時表面
は既に一度熱通しされているので、これを内部から加熱
されるマイクロ波(電子レンジ)加熱又は内部まで十分
に加熱されるオーブン加熱等により調理すれば、生の生
地のまま加熱するより短時間で調理できることになる。
【0010】また上記ハンバーグは表面は一度熱通しさ
れて加熱硬化しているが、内部は生のひき肉,玉ねぎ,
鶏卵等がミックスされたままで初めて加熱調理されるの
で、各材料が相互に調味された出来上がりのハンバーグ
独特の味,風味,食感をもっており、しかも加熱による
型崩れや香ばしさの消失等の問題もない。
【0011】なお、上記方法により製造したハンバーグ
と生ハンバーグ及び焼ハンバーグを中蒸ししたものの各
冷凍品とをそれぞれマイクロ波(電子レンジ)加熱して
試食した結果、味及び食感の点では本案のものが表面が
程よい堅さを保って内部がジューシー感に富んだ味であ
るのに対し、生ハンバーグの場合内部がジューシー感に
富んでいるものの、本案のもの以外はいずれも水っぽく
ベタついた食感で、焼ハンバーグは味覚的にハンバーグ
本来の味に乏しく生ひき肉や玉ねぎ,鶏卵の混ざり合っ
た独特の味が消失していた。
【0012】また生ハンバーグは他の2者に比して外観
上も仕上がりが焼物より煮物の色に近く且つ解凍後の保
型性に乏しいという欠点があるほか、調理時間も長くな
った。
【0013】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の方法に
よれば、上表面が焼かれて薄皮状に硬化しているので取
り扱い時及び加熱調理時に型崩れが防止されるととも
に、表面の焦げ目によって食した時の香ばしさ歯ざわ
り,食感も良好であるほか、内部は生の状態で加熱する
ため内部は柔らかさを保って旨みも消失することなく、
ハンバーグ本来のジューシー感をもった味を備えてい
る。また調理時間も生のものに比して短時間ですむとい
う利点がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生のひき肉及びみじん切りされた玉ねぎ
    を含むハンバーグ素材を混合練成して成形した生地の表
    面に焦げ目を付し、内部を生の状態で保持するように焦
    熱加工し、焦熱加工後の生地を冷凍するハンバーグの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 冷凍保存された生地を加熱加工するハン
    バーグの調理方法。
JP7225890A 1995-08-10 1995-08-10 ハンバーグの製造方法及び調理方法 Pending JPH0947265A (ja)

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JP (1) JPH0947265A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004045294A1 (ja) * 2002-11-19 2004-06-03 Nakai, Ritsuko 食品の予備加熱調理方法および加熱調理用食品
JP2007195540A (ja) * 2005-12-12 2007-08-09 Prima Meat Packers Ltd ハンバーグの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004045294A1 (ja) * 2002-11-19 2004-06-03 Nakai, Ritsuko 食品の予備加熱調理方法および加熱調理用食品
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