JP2000245397A - 新規なハンバーグ及びその製造法 - Google Patents

新規なハンバーグ及びその製造法

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JP2000245397A
JP2000245397A JP11052144A JP5214499A JP2000245397A JP 2000245397 A JP2000245397 A JP 2000245397A JP 11052144 A JP11052144 A JP 11052144A JP 5214499 A JP5214499 A JP 5214499A JP 2000245397 A JP2000245397 A JP 2000245397A
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Masatoshi Miyazaki
正俊 宮崎
Seiji Morikawa
誠司 森川
Junko Harimoto
順子 針本
Tsutomu Katayama
務 片山
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Fuji Oil Co Ltd
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Fuji Oil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンバーグ等の食肉練り惣菜は、喫食時の調
理加熱後、冷えるとかたくなる傾向にある。かまぼこ的
な固い食感がジューシーでソフト感のある食感で、さら
に冷えてもかたくならないハンバ−グを提供すること。 【解決手段】 ハンバーグの生地に野菜を40〜80重
量%練り込み、生地中のつなぎ材に対する挽肉の重量比
が3以下で、成型後ロ−ルがけして、加熱時に少なくと
もフライ、蒸煮の二工程を実施する製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はハンバーグ生地中
に野菜を40重量%以上含有するハンバーグ及びその製
造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハンバーグは、主原料の挽肉等と共に、
玉ねぎ、パン粉、卵、調味料、香辛料等を混和した後、
成型し、焼成するポピュラーな挽肉料理である。従来の
ハンバーグでは、加熱時に肉が熱凝固しかたくなること
や冷却時にも肉がかたくなるため、調理加熱後の時間経
過とともに食感がかたくなる傾向にあった。
【0003】このようなハンバーグの開発の例は多岐に
及んでおり、各種のハンバ−グの開発例が報告されてい
る。ここで、それらの開発例をいくつか例示すると、脂
肪含有の挽肉に粉末状蛋白をまぶした挽肉加工食品の製
造法(特開平8−56615号公報)、また、挽肉にプ
ロテアーゼを作用させた後に酵素を加熱失活させ、得ら
れた挽肉を使用した挽肉加工食品の製造法(特開平7―
111881)等が提案されている。
【0004】また、可溶性澱粉及びデキストリンを使用
する事によりハンバーグ様食品の表面の光沢を増強させ
た照り焼きハンバーグ様食品の製造法(特願平6−27
9686)等が提案されている。しかし、それらの内容
は、特殊な素材からなるハンバーグ製品の品質面の改善
等を中心にしたものがほとんどであり、野菜を多量に用
いる場合に、生地とともにうまく加工処理することを教
えるものではない。
【0005】本発明者らは、野菜を40重量%以上含
み、ジューシーでソフト感のあるハンバーグで、かつ冷
蔵、冷凍またはレトルト処理してから保管後、喫食時に
電子レンジ等で調理加熱した後にも柔らかい食感が保持
できるような方法がないか等を課題として種々検討を行
い、本発明に到達した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンバーグで
は、加熱時に肉が凝固するため、調理加熱後時間が経過
すると食感がかたくなる傾向にあった。本発明の目的
は、野菜が従来にない程多く含有し、調理加熱後時間が
経過しても食感がかたくならない品質を有するハンバー
グを提供することを課題とする。さらに、調理加熱後時
間が経過しても食感がかたくならない品質を有するハン
バーグを工業的に大量生産する製造法を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、加
熱後に凝固する肉の相当部分をつなぎ材として用い、水
分の多い結着力のない野菜であって、配合量が40重量
%以上ある野菜をつなぎ材とともに加熱固化する方法
で、更に当該加熱方法として少なくともフライ工程と蒸
煮工程の二工程を有することを特徴とするハンバーグの
製造法である。
【0008】
【発明の実施の形態】ハンバ−グを工業的に大量生産す
る一般的な製造工程は次の通りである。原料処理−混合
−成型−加熱−冷蔵、冷凍またはレトルト処理−保管。
喫食者はこれを調理加熱して喫食する。
【0009】本発明に用いる野菜とはかぼちゃ、ごぼ
う、たまねぎ、にんじん等の根菜類、さつまいも、さと
いも、じゃがいも等の芋類、枝豆、いんげん、小豆、大
豆(黒豆)、ぎんなん等の種実類、キャベツ、ねぎ等の
葉菜類である。特に、成型することにより水分がでる野
菜は、本発明では、形を崩すことなく製品に含めること
ができる。尚、しいたけ、きくらげ等のきのこ類は公知
では野菜でないが、本発明においては野菜の一部として
含めることができる。野菜は、5mm以上の径のもの、
好ましくは8〜15mmの径のものを含んでいる野菜を
用いるが、このことにより、含まれている野菜を視覚的
にも食感的にも顕在化させ、彩りによって製品の色彩を
冴えたものにすることができる。この発明において勿論
小さい野菜を大きな野菜と併せ含む事を妨げない。この
野菜は、粒のままであってもよいし、さいの目切り、乱
切りした状態であってもよい。
【0010】本発明における野菜の配合量とは、加熱前
の生地中の配合量をさし、野菜は切る前に水に漬けてお
いたもの、もしくは切った後に水に漬けておいたものを
含む。尚、加熱工程であるフライ工程、蒸煮工程、焼成
工程で水分の移動があるため、製品中の野菜の配合量は
加熱前の野菜の60重量%から99重量%に低下する場
合もある。
【0011】本発明におけるハンバーグとは日本農林規
格の調理冷凍食品の日本農林規格のハンバーグステーキ
(食肉40重量%以上)、フィッシュハンバーグ(魚肉
40重量%以上)及び、これら以外のハンバーグも含
む。
【0012】次に、つなぎ材は小麦粉、でん粉、卵、粉
末状大豆たん白、挽肉、食肉ペースト、魚肉、魚肉すり
身等加熱固化(ヒートセット)するものなら何でもよい
が、水切りをした豆腐をすったやまのいもとともに用い
たものでもよい。また大豆たん白、特に分離大豆たん白
は、水との水和物、油脂と水からなる乳化物等の形にし
て使用できる。また、生地中のつなぎ材に対する挽肉の
重量比は3以下、好ましく2以下がよく、更に好ましく
は1以下がよい。該重量比が3を越えると製品のジュー
シー感が乏しくなる。
【0013】野菜はつなぎ材と合わせ混合して生地と
し、必要に応じて成型し、加熱固化するが、野菜の割合
は、生地中40〜80重量%、好ましくは50〜75重
量%が良く、野菜の割合が40重量%未満では、調理加
熱後、時間経過とともに食感のジューシーさがなくな
り、所期の効果を達成することができなくなる。また、
野菜の割合が80重量%を越えると、生地がやわらかく
なりすぎ成型ができず、所期の効果を得ることができな
くなる。従って、このような意味で、本発明における野
菜の添加量は、食感との関わりにおいて決定される重要
なものである。
【0014】また成型は、ドラム成型、モールディング
成型など任意である。成型の後で行うロールがけとは、
成型後加熱前の生地を搬送コンベヤー上で厚みを薄く
し、小判状にする工程をいい、搬送コンベヤーまたは搬
送ネット上でロ−ルがけしたり、ロールとロ−ルの間に
生地を通してロ−ルがけしたりする。ロ−ルがけは1回
でも良いし、2回以上行っても良い。本工程により、円
形、楕円形等任意の形に変えることが可能であり、手作
り感を賦与出来る。
【0015】フライ工程は油温度が130℃以上、より
好ましくは、130から220℃、さらに好ましくは1
50から190℃の温度帯、10秒から5分、好ましく
は30秒から2分の時間がよい。蒸煮工程は中心温度が
75℃以上にならないと、製品状態での具材が火のとお
りのよい状態にはならず、中心温度が、好ましくは、7
5〜100℃、より好ましくは75〜85℃になるまで
行うのがよい。蒸煮後、フライ工程を実施してもジュー
シーな食感は得られるが、加熱工程のフライヤー中の油
脂の劣化防止上、フライを先行実施し、蒸煮を後行実施
するのが望ましい。焼成工程は200℃以上、好ましく
は200から250℃、より好ましくは220から23
0℃の温度帯で実施するのが望ましい。
【0016】本発明における加熱とは生の生地の1回目
の加熱を指し、調理加熱とは喫食者が喫食時に加熱する
2回目の加熱を指す。
【0017】また、本発明による商品の製品形態として
は、冷蔵、冷凍またはレトルトのいずれかの形態が推奨
される。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明の実施様態を具体的
に説明するが、本発明がこれらによってその技術範囲が
限定されるものではない。
【0019】 (表1) 配合表(単位;重量%) 原 料 実施例1 比較例1 実施例3 実施例4 実施例2 比較例5 比較例8 比較例2 比較例6 比較例9 比較例3 比較例7 比較例10 比較例4 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 粉末状大豆たん白 3 2 3 2 水 7 4 6 4 鶏卵 5 − 4 3 鶏挽肉 20 − 16 9 牛挽肉 − 28 − − 豚挽肉 − 28 − − 食塩 1 1 1 1 キャベツ 25 − − − さつまいも − − 27 − 枝豆 − − − 38 にんじん 7 − 16 21 たまねぎ 20 29 17 16 調味料 2 2 2 1 でん粉 2 − 1 1 卵白 1 1 1 1 豚脂 4 − 4 1 粒状大豆たん白 3 − 2 2 パン粉 − 5 − − −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100 100 100 100
【0020】実施例1〜2及び比較例1 粉末状大豆たん白3重量部(以下、部と記す)、水7
部、鶏卵5部をサイレントカッターでカッティングし、
エマルジョンを調製した。このエマルジョンに鶏挽肉1
0部、食塩1部を加えたつなぎ材を得た。ミキサーに1
0ミリ角にカッティングしたキャベツ25部、鶏挽肉1
0部、5ミリのダイス状にカットしたにんじん7部、5
ミリのダイス状にカットしたたまねぎ20部、調味料2
部、でん粉2部、卵白1部、豚脂4部、粒状大豆たん白
3部を投入し、さらに上記のつなぎ材26部を加え混合
し、生地を得た。この生地を30gのまんじゅう型に成
型し、ロールに通した後、油温度180℃で1分間フラ
イし、更に85℃で13分間蒸煮した。(実施例1) 実施例1と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、実施例1と加熱方法の順序を逆にして、先に85
℃で13分蒸煮した後に180℃で1分間フライした。
(実施例2) 粉末状大豆たん白2部、水4部をサイレントカッターで
カッティングし、エマルジョンを調製した。このエマル
ジョンに牛挽肉4部、豚挽肉4部、食塩1部を加えたつ
なぎ材を得た。牛挽肉24部、豚挽肉24部、5ミリの
ダイス状にカットしたたまねぎ29部、調味料2部、卵
白1部、パン粉5部を投入し、さらに上記のつなぎ材1
5部を加え混合し、生地を得た。この生地を30gのま
んじゅう型に成型し、ロールに通した後、油温度180
℃で1分間フライし、更に85℃で13分間蒸煮した。
(比較例1)
【0021】冷凍保管後、1ヶ月経過したハンバーグ2
個を電子レンジ(500〜600W)で約1分30秒調
理加熱後、および3時間経過後の食感評価を熟練したパ
ネラー9名で5点評価法(5点柔らかい、4点やや柔ら
かい、3点普通、2点やや固い、1点固い)で行い、平
均値をとった結果を表2に示した。 (表2)食感評価(ジューシーさ) 実施例1 実施例2 比較例1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 調理加熱後 4.5 4.2 3.6 3時間経過後 4.0 3.8 2.4
【0022】実施例1及び2のハンバーグは電子レンジ
調理加熱後、及び室温でラップをかけない状態で3時間
経過後も明らかに柔らかい食感であった。一方、比較例
1については実施例1及び2と異なり、明らかにかたい
食感であった。
【0023】比較例2〜4 実施例1と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、230℃で6分間焼成した。(比較例2) 実施例1と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、230℃で4分間焼成後、85℃で13分間蒸煮
した。(比較例3) 実施例1と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、180℃で1分間フライ後、230℃で2分間焼
成した。(比較例4)
【0024】 (表3)加熱方法 比較例2 比較例3 比較例4 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− フライ 無し 無し 180℃1分 焼成 230℃6分 230℃4分 230℃2分 蒸煮 無し 85℃13分 無し
【0025】冷凍保管後、1ヶ月経過したハンバーグ2
個を電子レンジ(500〜600W)で約1分30秒調
理加熱後、および3時間経過後の食感評価を熟練したパ
ネラー9名で5点評価法(5点柔らかい、4点やや柔ら
かい、3点普通、2点やや固い、1点固い)で行い、平
均値をとった結果を表4に示した。 (表4)食感評価(ジューシーさ) 比較例2 比較例3 比較例4 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 調理加熱後 2.6 3.8 3.4 3時間経過後 2.2 2.9 2.7
【0026】比較例2〜4のハンバーグは上記実施例1
のそれに比べ、電子レンジ調理加熱後、及び室温でラッ
プをかけない状態で3時間経過後も明らかにかたい食感
であった。
【0027】実施例3及び比較例5〜7 粉末状大豆たん白3部、水6部、鶏卵4部をサイレント
カッターでカッティングし、エマルジョンを調製した。
このエマルジョンに鶏挽肉8部、食塩1部を加えたつな
ぎ材を得た。ミキサーに10ミリのダイス状にカットし
たさつまいも27部、鶏挽肉8部、5ミリのダイス状に
カットしたにんじん16部、5ミリのダイス状にカット
したたまねぎ17部、調味料2部、でん粉1部、卵白1
部、豚脂4部、粒状大豆たん白2部を投入し、さらに上
記のつなぎ材22部を加え混合し、生地を得た。この生
地を30gのまんじゅう型に成型し、ローラーに通した
後、油温度180℃で1分間フライし、更に85℃で1
3分間蒸煮した。(実施例3) 実施例3と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、230℃で6分間焼成した。(比較例5) 実施例3と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、230℃で4分間焼成後、85℃で13分間蒸煮
した。(比較例6) 実施例3と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、180℃で1分間フライ後、230℃で2分間焼
成した。(比較例7)
【0028】 (表5)加熱方法 実施例3 比較例5 比較例6 比較例7 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− フライ 180℃1分 無し 無し 180℃1分 焼成 無し 230℃6分 230℃4分 230℃2分 蒸煮 85℃13分 無し 85℃13分 無し
【0029】冷凍保管後、1ヶ月経過したハンバーグ2
個を電子レンジ(500〜600W)で約1分30秒調
理加熱後、および3時間経過後の食感評価を熟練したパ
ネラー9名で5点評価法(5点柔らかい、4点やや柔ら
かい、3点普通、2点やや固い、1点固い)で行い、平
均値をとった結果を表6に示した。 (表6)食感評価(ジューシーさ) 実施例3 比較例5 比較例6 比較例7 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 調理加熱後 4.2 2.1 3.4 2.6 3時間経過後 3.7 1.6 2.7 2.1
【0030】実施例3のハンバーグは比較例5〜7のそ
れに比べ、電子レンジ調理加熱後、及び室温でラップを
かけない状態で3時間経過後、明らかに柔らかい食感で
あった。
【0031】実施例4及び比較例8〜10 粉末状大豆たん白2部、水4部、鶏卵3部をサイレント
カッターでカッティングし、エマルジョンを調製した。
このエマルジョンに鶏挽肉6部、食塩1部を加えたつな
ぎ材を得た。ミキサーに10ミリのダイス状にカットし
た枝豆38部、鶏挽肉3部、5ミリのダイス状にカット
したにんじん21部、5ミリのダイス状にカットしたた
まねぎ16部、調味料1部、でん粉1部、卵白1部、豚
脂1部、粒状大豆たん白2部を投入し、さらに上記のつ
なぎ材16部を加え混合し、生地を得た。この生地を3
0gのまんじゅう型に成型し、ローラーに通した後、油
温度180℃で1分間フライし、更に85℃で13分間
蒸煮した。(実施例4) 実施例4と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、230℃で6分間焼成した。(比較例8) 実施例4と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、230℃で4分間焼成後、85℃で13分間蒸煮
した。(比較例9) 実施例4と同様に調製した野菜入りの生地を30gに成
型し、180℃で1分間フライ後、230℃で2分間焼
成した。(比較例10)
【0032】 (表7)加熱方法 実施例4 比較例8 比較例9 比較例10 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− フライ 180℃1分 無し 無し 180℃1分 焼成 無し 230℃6分 230℃4分 230℃2分 蒸煮 85℃13分 無し 85℃13分 無し
【0033】冷凍保管後、1ヶ月経過したハンバーグ2
個を電子レンジ(500〜600W)で約1分30秒調
理加熱後、および3時間経過後の食感評価を熟練したパ
ネラー9名で5点評価法(5点柔らかい、4点やや柔ら
かい、3点普通、2点やや固い、1点固い)で行い、平
均値をとった結果を表8に示した。 (表8)食感評価(ジューシーさ) 実施例4 比較例8 比較例9 比較例10 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 調理加熱後 3.8 1.7 3.2 2.1 3時間経過後 3.2 1.2 2.2 1.7
【0034】実施例4のハンバーグは比較例8〜10の
それに比べ、電子レンジ調理加熱後、及び室温でラップ
をかけない状態で3時間経過後、明らかに柔らかい食感
であった。
【0035】
【発明の効果】本発明により、野菜を40重量%以上含
有するハンバーグで電子レンジの調理加熱でジューシー
な食感に仕上がり、3時間経過後も柔らかい食感を保っ
ていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 務 大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目1番5 号 不二製油株式会社内 Fターム(参考) 4B042 AC05 AD20 AE03 AG01 AG12 AH01 AK11 AP03 AP05 AP21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンバーグ生地中に野菜を40重量%以上
    含有することを特徴とするハンバーグの製造法。
  2. 【請求項2】生地中のつなぎ材に対する挽肉の重量比が
    3以下である請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】生地の加熱時に、少なくともフライ工程と
    蒸煮工程の2工程を有する請求項1または2に記載の製
    造法。
  4. 【請求項4】該製造工程中、成型後、加熱工程前でロー
    ルがけを実施する請求項1から3のいずれかに記載の製
    造法。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載の製造法
    により得られたハンバーグ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289463A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Asahi Broiler:Kk 鶏ひき肉の加工食品及びその製造方法

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