JPH05103643A - 凹凸表面を有する具材衣被覆食品 - Google Patents
凹凸表面を有する具材衣被覆食品Info
- Publication number
- JPH05103643A JPH05103643A JP3292387A JP29238791A JPH05103643A JP H05103643 A JPH05103643 A JP H05103643A JP 3292387 A JP3292387 A JP 3292387A JP 29238791 A JP29238791 A JP 29238791A JP H05103643 A JPH05103643 A JP H05103643A
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- JP
- Japan
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- ingredient
- core
- binder
- bread
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- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Grain Derivatives (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 具材衣で被覆して表面を凹凸状の粗面に形成
した食品に関し、細切りした衣具材の凹凸形状をそのま
ま浮き出させるとともに、芯具材と衣具材の二層に仕上
げることで新規な味覚と表面の装飾性を提供する。 【構成】 芯具材を衣具材と異なる材料で構成し、保形
性のある芯具材に結着剤を付着し、切片状に細切りした
衣具材を結着剤を介して芯具材の表面にまぶし付け、全
体を加熱処理して、具材衣に切片状具材の細かい凹凸形
状を浮き出させる。これにより、具材衣の細かい素材形
状をそのまま浮き立たせて装飾的形状を付与するととも
に、表面の衣具材と中身の芯具材とを異なる材料で構成
して、食する際の意外性と味覚の新規性を引き出せる。
した食品に関し、細切りした衣具材の凹凸形状をそのま
ま浮き出させるとともに、芯具材と衣具材の二層に仕上
げることで新規な味覚と表面の装飾性を提供する。 【構成】 芯具材を衣具材と異なる材料で構成し、保形
性のある芯具材に結着剤を付着し、切片状に細切りした
衣具材を結着剤を介して芯具材の表面にまぶし付け、全
体を加熱処理して、具材衣に切片状具材の細かい凹凸形
状を浮き出させる。これにより、具材衣の細かい素材形
状をそのまま浮き立たせて装飾的形状を付与するととも
に、表面の衣具材と中身の芯具材とを異なる材料で構成
して、食する際の意外性と味覚の新規性を引き出せる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、具材衣で被覆して表面
を凹凸状の粗面に形成した食品に関し、細切りした衣具
材の凹凸形状をそのまま浮き出させるとともに、芯具材
と衣具材の二層に仕上げることで新規な味覚と表面の装
飾性を楽しめる食品を提供する。
を凹凸状の粗面に形成した食品に関し、細切りした衣具
材の凹凸形状をそのまま浮き出させるとともに、芯具材
と衣具材の二層に仕上げることで新規な味覚と表面の装
飾性を楽しめる食品を提供する。
【０００２】
【従来技術及びその課題】表面に食材の形状を残す食品
としては「焼きおにぎり」などがあるが、市販品は成形品
的で表面がほとんどフラットに近く、装飾性はない。ま
た、表面に凹凸状の衣材を纏わせた代表的な食品にはコ
ロッケなどのフライがあるが、フライの衣材としてはパ
ン粉が一般的であり、微細なパン屑から成るフライ衣の
表面は顕著な凹凸形状にはほど遠く、やはり装飾性には
乏しい。
としては「焼きおにぎり」などがあるが、市販品は成形品
的で表面がほとんどフラットに近く、装飾性はない。ま
た、表面に凹凸状の衣材を纏わせた代表的な食品にはコ
ロッケなどのフライがあるが、フライの衣材としてはパ
ン粉が一般的であり、微細なパン屑から成るフライ衣の
表面は顕著な凹凸形状にはほど遠く、やはり装飾性には
乏しい。
【０００３】例えば、上記フライには「ライスコロッケ」
というアイテムがあり、これはコロッケの中身を一般的
なマッシュポテトからチキンライスのボール成形物に置
き換えたもので、中身の面白さは若干あるが、チキンラ
イスをパン粉のフライ衣で包むので外観的には従来のコ
ロッケとなんら変わりがなく、視覚の意外性はない。本
発明は、食材表面の凹凸形状を強調するとともに、食品
としての味覚の新規性を付与することを技術的課題とす
る。
というアイテムがあり、これはコロッケの中身を一般的
なマッシュポテトからチキンライスのボール成形物に置
き換えたもので、中身の面白さは若干あるが、チキンラ
イスをパン粉のフライ衣で包むので外観的には従来のコ
ロッケとなんら変わりがなく、視覚の意外性はない。本
発明は、食材表面の凹凸形状を強調するとともに、食品
としての味覚の新規性を付与することを技術的課題とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は、コロッケや
食パンなどの食材に、野菜やハムなどの細切り片を片栗
粉などで付着させて、凹凸状の衣を纏わせることで、表
面の装飾性を強調できるとともに、中身の意外性を引き
出せることに着目した。即ち、本発明１は、中身の芯具
材と表面の衣具材との二層から成り、芯具材を衣具材と
異なる材料で構成し、保形性のある芯具材に結着剤を付
着し、切片状に細切りした衣具材を結着剤を介して芯具
材の表面にまぶし付け、全体を加熱処理して、具材衣に
切片状具材の細かい凹凸形状を浮き出させたことを特徴
とする凹凸表面を有する具材衣被覆食品である。本発明
２は、上記本発明１において、衣具材が肉類、野菜類、
パン類、穀物類などであることを特徴とするものであ
る。本発明３は、上記本発明１において、結着剤が卵液
か糖類の少なくともいずれかであることを特徴とするも
のである。本発明４は、上記本発明１において、芯具材
がパン類、おにぎり類、コロッケ、ハンバーグ、豆腐、
ステーキなどであることを特徴とするものである。本発
明５は、上記本発明１において、加熱処理が、蒸煮、油
揚げ、焙焼などであることを特徴とするものである。
食パンなどの食材に、野菜やハムなどの細切り片を片栗
粉などで付着させて、凹凸状の衣を纏わせることで、表
面の装飾性を強調できるとともに、中身の意外性を引き
出せることに着目した。即ち、本発明１は、中身の芯具
材と表面の衣具材との二層から成り、芯具材を衣具材と
異なる材料で構成し、保形性のある芯具材に結着剤を付
着し、切片状に細切りした衣具材を結着剤を介して芯具
材の表面にまぶし付け、全体を加熱処理して、具材衣に
切片状具材の細かい凹凸形状を浮き出させたことを特徴
とする凹凸表面を有する具材衣被覆食品である。本発明
２は、上記本発明１において、衣具材が肉類、野菜類、
パン類、穀物類などであることを特徴とするものであ
る。本発明３は、上記本発明１において、結着剤が卵液
か糖類の少なくともいずれかであることを特徴とするも
のである。本発明４は、上記本発明１において、芯具材
がパン類、おにぎり類、コロッケ、ハンバーグ、豆腐、
ステーキなどであることを特徴とするものである。本発
明５は、上記本発明１において、加熱処理が、蒸煮、油
揚げ、焙焼などであることを特徴とするものである。
【０００５】上記衣具材に使用する肉類としてはハム、
ベーコン、或はエビなどの魚介類が挙げられる。野菜類
にはピーマン、にんじん、グリンピース、コーン、フラ
イドポテトなどが挙げられる。パン類には、食パンのミ
ミ、フランスパンなどが挙げられる。穀類には、米飯、
ヒエ、アワ、ゴマ、或はナッツ、ピーナツ、クルミ等の
果実などのように粒状或は粗砕片状を保形するものが挙
げられる。上記結着剤の仕様としては、通常の小麦粉、
片栗粉、米粉などを粉体のまま芯具材に付着し、さらに
溶き卵の液に浸けてから衣具材をまぶし付けるようにし
ても良いし、卵液、或は片栗粉などの糖類液を直接的に
芯具材に付着してこれに衣具材をまぶすようにしても差
し支えない。
ベーコン、或はエビなどの魚介類が挙げられる。野菜類
にはピーマン、にんじん、グリンピース、コーン、フラ
イドポテトなどが挙げられる。パン類には、食パンのミ
ミ、フランスパンなどが挙げられる。穀類には、米飯、
ヒエ、アワ、ゴマ、或はナッツ、ピーナツ、クルミ等の
果実などのように粒状或は粗砕片状を保形するものが挙
げられる。上記結着剤の仕様としては、通常の小麦粉、
片栗粉、米粉などを粉体のまま芯具材に付着し、さらに
溶き卵の液に浸けてから衣具材をまぶし付けるようにし
ても良いし、卵液、或は片栗粉などの糖類液を直接的に
芯具材に付着してこれに衣具材をまぶすようにしても差
し支えない。
【０００６】
【作用及び効果】芯具材の表面にまぶし付けた具材衣に
切片状具材の細かい素材形状を凹凸状にそのまま浮き立
たせるので、従来の微細なパン粉衣とは異なり、顕著な
装飾的形状を楽しめるとともに、食品にスナック感覚を
持たせられる。この場合、具材にピーマン、にんじん、
グリンピース、コーンなどの色彩豊かな有色野菜類、穀
類を使用すると、食品にカラフルな美観を付与できる。
また、表面の衣具材と中身の芯具材とは異なる材料で構
成するので、例えば、野菜などの衣具材の中にコロッケ
をセットしたり、米飯類の衣具材にパン類をセットする
などの外、おにぎり類、ハンバーグ、豆腐、ステーキな
どの芯具材に異種の衣具材を纏わせることで、食する際
の意外性や、外観の予測を越えた味覚の新規性を引き出
せる。この場合、衣具材に食パンのミミやフランスパン
の切片、或は米飯等を使用して焙焼すると、香ばしい味
覚と、カリッとした歯触りを楽しめる。
切片状具材の細かい素材形状を凹凸状にそのまま浮き立
たせるので、従来の微細なパン粉衣とは異なり、顕著な
装飾的形状を楽しめるとともに、食品にスナック感覚を
持たせられる。この場合、具材にピーマン、にんじん、
グリンピース、コーンなどの色彩豊かな有色野菜類、穀
類を使用すると、食品にカラフルな美観を付与できる。
また、表面の衣具材と中身の芯具材とは異なる材料で構
成するので、例えば、野菜などの衣具材の中にコロッケ
をセットしたり、米飯類の衣具材にパン類をセットする
などの外、おにぎり類、ハンバーグ、豆腐、ステーキな
どの芯具材に異種の衣具材を纏わせることで、食する際
の意外性や、外観の予測を越えた味覚の新規性を引き出
せる。この場合、衣具材に食パンのミミやフランスパン
の切片、或は米飯等を使用して焙焼すると、香ばしい味
覚と、カリッとした歯触りを楽しめる。
【０００７】しかも、例えば、コロッケなどのような衣
を纏った食品は、業務的には自動衣付け機を用いて量産
しているが、衣を従来のパン粉から本発明の衣具材に替
えても、操作手順などに変更がないことから本発明を既
存の量産システムに充分に適用可能であるので、設備投
資のコストを低減して、安価に実施できる。
を纏った食品は、業務的には自動衣付け機を用いて量産
しているが、衣を従来のパン粉から本発明の衣具材に替
えても、操作手順などに変更がないことから本発明を既
存の量産システムに充分に適用可能であるので、設備投
資のコストを低減して、安価に実施できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を順次述べる。 《実施例１》野菜などの衣具材で包まれたコロッケの実
施例を述べる。ピーマン、コーン、にんじん、グリンピ
ースなどの有色野菜、ハム、エビ、食パンのミミ及びフ
ライドポテトを略５ミリ角に細切りして混ぜ合わせ、衣
具材を調製した。ジャガ芋をよく洗って茹で、皮を剥い
てマッシュにした。みじん切りにした玉ねぎと牛ひき肉
を炒め、塩、こしょうなどで軽く味付けしてから、マッ
シュしたジャガ芋にこれらを混ぜて全体を棒状に成形
し、芯具材を調製した。小麦粉の入ったバット、溶き卵
のバット及び前記衣具材のバットを用意し、上記芯具材
の全体に小麦粉を付着し、溶き卵に浸けてから、この小
麦粉並びに卵液を結着剤として芯具材に前記衣具材を均
一にまぶし付け、高温の天ぷら油で揚げた。本実施例１
では、一般的なパン粉のフライ衣に替えて、野菜、パン
のミミやフライドポテトなどの各素材の切片がそのまま
浮き出た凹凸状の衣に仕上げられるので、外観の装飾性
を楽しめるとともに、パンやフライドポテトなどが焦げ
目となってカリッとした香ばしい風味を醸し出せる。
施例を述べる。ピーマン、コーン、にんじん、グリンピ
ースなどの有色野菜、ハム、エビ、食パンのミミ及びフ
ライドポテトを略５ミリ角に細切りして混ぜ合わせ、衣
具材を調製した。ジャガ芋をよく洗って茹で、皮を剥い
てマッシュにした。みじん切りにした玉ねぎと牛ひき肉
を炒め、塩、こしょうなどで軽く味付けしてから、マッ
シュしたジャガ芋にこれらを混ぜて全体を棒状に成形
し、芯具材を調製した。小麦粉の入ったバット、溶き卵
のバット及び前記衣具材のバットを用意し、上記芯具材
の全体に小麦粉を付着し、溶き卵に浸けてから、この小
麦粉並びに卵液を結着剤として芯具材に前記衣具材を均
一にまぶし付け、高温の天ぷら油で揚げた。本実施例１
では、一般的なパン粉のフライ衣に替えて、野菜、パン
のミミやフライドポテトなどの各素材の切片がそのまま
浮き出た凹凸状の衣に仕上げられるので、外観の装飾性
を楽しめるとともに、パンやフライドポテトなどが焦げ
目となってカリッとした香ばしい風味を醸し出せる。
【０００９】《実施例２》野菜などの衣具材に包まれた
ハンバーグの実施例を述べる。軽く炒めたみじん切りの
玉ねぎと水分でふやかしたパン粉をひき肉に加え、さら
に牛乳、ナツメグ、塩、こしょうなどを加えて練り上
げ、ハンバーグ形状に成形して芯具材を調製した。衣具
材は前記実施例１と同様に調製した。上記芯具材の全体
に小麦粉を付着し、溶き卵に浸けてから、衣具材をまぶ
し付けて、フライパンに油を敷いて焼いた。
ハンバーグの実施例を述べる。軽く炒めたみじん切りの
玉ねぎと水分でふやかしたパン粉をひき肉に加え、さら
に牛乳、ナツメグ、塩、こしょうなどを加えて練り上
げ、ハンバーグ形状に成形して芯具材を調製した。衣具
材は前記実施例１と同様に調製した。上記芯具材の全体
に小麦粉を付着し、溶き卵に浸けてから、衣具材をまぶ
し付けて、フライパンに油を敷いて焼いた。
【００１０】《実施例３》野菜などの衣具材で包まれた
パンの実施例を述べる。ミミを落とした食パンを５ｃｍ
×１０ｃｍの矩形状に切り、これを芯具材とした。前記
実施例１の衣具材にフランスパンの細切り片を加えるこ
とにより新たな衣具材とした。上記芯具材を溶き卵の入
ったバットに浸し、全卵液の付着した芯具材に衣具材を
まぶし付けて、油で揚げた。上記食パンに替えて、卵、
ハムやツナの各サンドイッチを芯具材にすることもでき
る。加熱処理は、油で揚げずに蒸煮しても良い。
パンの実施例を述べる。ミミを落とした食パンを５ｃｍ
×１０ｃｍの矩形状に切り、これを芯具材とした。前記
実施例１の衣具材にフランスパンの細切り片を加えるこ
とにより新たな衣具材とした。上記芯具材を溶き卵の入
ったバットに浸し、全卵液の付着した芯具材に衣具材を
まぶし付けて、油で揚げた。上記食パンに替えて、卵、
ハムやツナの各サンドイッチを芯具材にすることもでき
る。加熱処理は、油で揚げずに蒸煮しても良い。
【００１１】一方、野菜類に替えて米飯を衣具材として
使用することもできる。即ち、炊飯済みの米飯を粗熱を
とってから水洗して表面のヌメリを除去し、４０時間程
度冷蔵したものは適度に乾燥してパラパラの状態になる
ので、衣具材として好ましい。この米飯衣を纏ったパン
は、米飯の粒子が互いに独立して表面に大きく浮き出る
ので、フラットな外観を呈する従来の焼きおにぎりとは
異なり、装飾的な美観を呈する。また、おにぎりの外観
を有しながらパン材を中身とするので、食する際の意外
性と、味覚の新規性を併せ持つ。
使用することもできる。即ち、炊飯済みの米飯を粗熱を
とってから水洗して表面のヌメリを除去し、４０時間程
度冷蔵したものは適度に乾燥してパラパラの状態になる
ので、衣具材として好ましい。この米飯衣を纏ったパン
は、米飯の粒子が互いに独立して表面に大きく浮き出る
ので、フラットな外観を呈する従来の焼きおにぎりとは
異なり、装飾的な美観を呈する。また、おにぎりの外観
を有しながらパン材を中身とするので、食する際の意外
性と、味覚の新規性を併せ持つ。
【００１２】《実施例４》果実片などの衣具材で包まれ
たおにぎりの実施例を述べる。炊き上げた米飯を棒状に
成形して芯具材とした。前記実施例１の衣具材にアーモ
ンド、ココナッツ、クルミなどの果実の粗砕片及びジャ
コの切片を加えて新たに衣具材とした。米飯粉を溶いた
バットを用意し、これに芯具材を浸し、米飯液の付着し
た芯具材に衣具材をまぶし付けて、焙焼した。上記芯具
材は、通常の米飯に替えて、チキンライス、ピラフ、五
目ご飯、ドライカレーなどの調理ライス類の成形物であ
っても良い。結着剤は上記米飯液に替えて、全卵液でも
差し支えない。
たおにぎりの実施例を述べる。炊き上げた米飯を棒状に
成形して芯具材とした。前記実施例１の衣具材にアーモ
ンド、ココナッツ、クルミなどの果実の粗砕片及びジャ
コの切片を加えて新たに衣具材とした。米飯粉を溶いた
バットを用意し、これに芯具材を浸し、米飯液の付着し
た芯具材に衣具材をまぶし付けて、焙焼した。上記芯具
材は、通常の米飯に替えて、チキンライス、ピラフ、五
目ご飯、ドライカレーなどの調理ライス類の成形物であ
っても良い。結着剤は上記米飯液に替えて、全卵液でも
差し支えない。
【００１３】《実施例５》パン材の衣具材に包まれたお
にぎりの実施例を述べる。炊き上げた米飯を棒状に成形
して芯具材とした。食パンのミミ或はフランスパンを５
ミリ角に細切りして衣具材を調製した。上記芯具材を溶
き卵の入ったバットに浸し、全卵液の付着した芯具材に
衣具材をまぶし付けて、電子レンジで加熱した。本おに
ぎりは、パン材の中に米飯を包み込むので、前記実施例
３の変形例で示したパン材を米飯衣で包んだ食品と同様
に、食する際の意外性と、味覚の新規性を引き出せる。
にぎりの実施例を述べる。炊き上げた米飯を棒状に成形
して芯具材とした。食パンのミミ或はフランスパンを５
ミリ角に細切りして衣具材を調製した。上記芯具材を溶
き卵の入ったバットに浸し、全卵液の付着した芯具材に
衣具材をまぶし付けて、電子レンジで加熱した。本おに
ぎりは、パン材の中に米飯を包み込むので、前記実施例
３の変形例で示したパン材を米飯衣で包んだ食品と同様
に、食する際の意外性と、味覚の新規性を引き出せる。
Claims (5)
- 【請求項１】 中身の芯具材と表面の衣具材との二層か
ら成り、芯具材を衣具材と異なる材料で構成し、 保形性のある芯具材に結着剤を付着し、切片状に細切り
した衣具材を結着剤を介して芯具材の表面にまぶし付
け、全体を加熱処理して、具材衣に切片状具材の細かい
凹凸形状を浮き出させたことを特徴とする凹凸表面を有
する具材衣被覆食品。 - 【請求項２】 衣具材が肉類、野菜類、パン類、穀物類
などであることを特徴とする凹凸表面を有する具材衣被
覆食品。 - 【請求項３】 結着剤が卵液か糖類の少なくともいずれ
かであることを特徴とする凹凸表面を有する具材衣被覆
食品。 - 【請求項４】 芯具材がパン類、おにぎり類、コロッ
ケ、ハンバーグ、豆腐、ステーキなどであることを特徴
とする凹凸表面を有する具材衣被覆食品。 - 【請求項５】 加熱処理が、蒸煮、油揚げ、焙焼などで
あることを特徴とする凹凸表面を有する具材衣被覆食
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292387A JPH05103643A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 凹凸表面を有する具材衣被覆食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292387A JPH05103643A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 凹凸表面を有する具材衣被覆食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05103643A true JPH05103643A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17781135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3292387A Pending JPH05103643A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 凹凸表面を有する具材衣被覆食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05103643A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001065952A1 (fr) * | 2000-03-06 | 2001-09-13 | Als Co., Ltd. | Denrees alimentaires enrobees et denrees alimentaires destinees a etre emballees |
| FR2813011A1 (fr) * | 2000-08-18 | 2002-02-22 | Fleury Michon | Procede de fabrication d'aliments a la facon des sushis |
| JP2005348601A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Katokichi Co Ltd | フライ用衣付き食品及びその製造方法 |
| CN108013351A (zh) * | 2016-11-01 | 2018-05-11 | 黄卫东 | 一种馅料外现食品及其制作方法 |
| JP2020089333A (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | 日本水産株式会社 | 野菜細片を含む衣用組成物及びその使用方法 |
| JP2021193937A (ja) * | 2020-06-15 | 2021-12-27 | 株式会社ニップン | 乾燥野菜を含むブレッダーミックス |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP3292387A patent/JPH05103643A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001065952A1 (fr) * | 2000-03-06 | 2001-09-13 | Als Co., Ltd. | Denrees alimentaires enrobees et denrees alimentaires destinees a etre emballees |
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| JP4580691B2 (ja) * | 2004-06-08 | 2010-11-17 | テーブルマーク株式会社 | フライ用衣付き食品及びその製造方法 |
| CN108013351A (zh) * | 2016-11-01 | 2018-05-11 | 黄卫东 | 一种馅料外现食品及其制作方法 |
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