JP7406493B2 - 衣付き食品の製造方法 - Google Patents

衣付き食品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7406493B2
JP7406493B2 JP2020537106A JP2020537106A JP7406493B2 JP 7406493 B2 JP7406493 B2 JP 7406493B2 JP 2020537106 A JP2020537106 A JP 2020537106A JP 2020537106 A JP2020537106 A JP 2020537106A JP 7406493 B2 JP7406493 B2 JP 7406493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blender
mass
ingredients
liquid
batter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020537106A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020036219A1 (ja
Inventor
貴史 伊東
泰義 石川
総一郎 樋渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Welna Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Welna Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Welna Inc filed Critical Nisshin Seifun Welna Inc
Publication of JPWO2020036219A1 publication Critical patent/JPWO2020036219A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7406493B2 publication Critical patent/JP7406493B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L5/00Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
    • A23L5/10General methods of cooking foods, e.g. by roasting or frying
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/157Farinaceous granules for dressing meat, fish or the like

Description

本発明は、衣付き食品の製造方法に関する。
衣付き食品は、具材の表面に粉末状又は液体状の衣材を付着させ、油ちょうすることで得られる食品である。衣付き食品の衣材は、一般に、穀粉又は澱粉を主な原料として、これに種々の成分を配合することで調製される。粉末状の衣材はブレダー、液体状の衣材はバッターとも呼ばれる。衣付き食品としては、バッターを衣材に用いる天ぷら、バッターの上からパン粉を付着させたフライ、バッターやブレダーを単独又は組み合わせて衣材に用いる唐揚げなどがある。様々な配合の衣材を用いることにより、衣の厚みを変えたり、衣の味を変えたりすることで、衣付き食品に好みの食感や風味を与えることができる。
衣付き食品は、調理作業に手間がかかるため、家庭での調理が敬遠される傾向がある。そのため近年は、油ちょう済みの衣付き食品が広く販売されている。一方で、衣付き食品は、調理後に時間が経過すると、具材の水分が衣に移行してサクミが低下するとともに、衣と具材が剥がれやすくなって外観と食感が低下する。このような衣付き食品の性質は、店舗などでの油ちょう済み衣付き食品の販売にとって不都合である。
特許文献1には、具材の外側の米粉、コーンフラワー、パン粉、骨粉、卵殻粉末、食用カルシウム粉末から選ばれた1種又は2種以上を含む層と、その外側のバッター層と、その外側のブレダー層からなる3層構造の衣を有する冷凍フライ類が記載されている。特許文献2には、具材の外側に、エマルジョン及び/又は食用保水性物質を含む油剤で形成される層、第1ブレダー層、エマルジョン層、及び第2ブレダー層が順次形成されている冷凍フライ類が記載されている。特許文献3には、具材の外側に順次形成された第1バッター層、ブレダー層、油脂含有第2バッター層、及びパン粉層からなる衣を有するフライ類が記載されている。特許文献4には、鶏肉に乾燥した第1の衣材、次いで液状の第2の衣材を付着させた後油ちょうし、得られた鶏唐揚げに液状の味付け材料を付着させて凍結する鶏唐揚げの製造方法が記載されている。特許文献5には、食材に保水性粉末、卵タンパク質含有液、次いで衣材を付着させて油ちょう又は油と焼成する衣付き食品の製造方法が記載されている。
特開昭62-228242号公報 特開平7-255402号公報 特開2007-6770号公報 特開2013-17400号公報 特開2015-126706号公報
油ちょうから時間が経過しても、油ちょう直後のような衣のサクミのある食感を有し、かつ具材への衣の付着が良く、良好な外観を有する衣付き食品が求められている。
本発明者らは、具材にブレダーを付着させた後、水を主体とする液体を付着させ、次いで再びブレダーを付着させ、油ちょうすることによって製造された衣付き食品が、調理から時間が経過しても良好な食感と外観を有することを見出した。
本発明は、以下を提供する。
〔1〕衣付き食品の製造方法であって、
具材に第1のブレダーを付着させること、
該具材に付着した第1のブレダーに、水を主体とする液体を、該具材100質量部に対して0.5~5質量部の量で付着させること、及び
該第1のブレダー及び液体を付着させた具材に第2のブレダーを付着させ、次いで油ちょうすること、
を含み、
該水を主体とする液体における穀粉及び澱粉の含有量が合計で2質量%未満である、
方法。
〔2〕前記水を主体とする液体が水を90質量%以上含有する、〔1〕記載の方法。
〔3〕前記第1のブレダーの付着量が、前記具材100質量部に対して8~20質量部である、〔1〕又は〔2〕記載の方法。
〔4〕前記第2のブレダーの付着量が、前記具材100質量部に対して4~16質量部である、〔1〕~〔3〕のいずれか1項記載の方法。
〔5〕前記第1のブレダー及び前記第2のブレダーが、穀粉及び澱粉から選択される1種以上を合計で80質量%以上含有する、〔1〕~〔4〕のいずれか1項記載の方法。
〔6〕前記第1のブレダー及び前記第2のブレダーの少なくとも一方が馬鈴薯澱粉を80質量%以上含有する、〔1〕~〔5〕のいずれか1項記載の方法。
〔7〕前記水を主体とする液体が、糖類、アミノ酸、塩類、ミネラル、蛋白質、増粘剤、乳化剤、調味料、ビタミン、アルコール及び色素からなる群より選択される1種以上を含有する、〔1〕~〔6〕のいずれか1項記載の方法。
本発明により製造された衣付き食品は、油ちょうから時間が経過しても、衣のサクミを保ち、かつ具材への衣の付着が良く、良好な食感と外観を有する。
本発明による衣付き食品の製造方法は、
具材に第1のブレダーを付着させること、
該具材に付着した第1のブレダーに、水を主体とする液体を付着させること、及び
該第1のブレダー及び液体を付着させた具材に第2のブレダーを付着させ、次いで油ちょうすること、
を含む。
本発明の方法において、衣付き食品の具材としては、特に限定されず、例えば、鶏、豚、牛、羊、ヤギ等の肉類、イカ、エビ、アジ等の魚介類、野菜類、などが挙げられる。本発明の方法で製造される衣付き食品は、好ましくは唐揚げ又は竜田揚げである。
本発明の方法で用いる第1のブレダー及び第2のブレダー(以下、まとめて単に「ブレダー」ともいう)としては、衣付き食品に通常用いられるブレダーを利用することができる。好適には、本発明の方法で用いるブレダーは、穀粉や澱粉類を主成分とする粉である。当該穀粉としては、限定ではないが、小麦粉、米粉等が挙げられる。当該澱粉類としては、限定ではないが、タピオカ澱粉、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ等の澱粉、及び該澱粉に加工処理を施した加工澱粉が挙げられる。さらに該ブレダーは、油脂類、粉乳、色素、香料、食塩、乳化剤、乾燥全卵、乾燥卵黄、植物蛋白、小麦グルテン粉末、増粘剤、卵殻カルシウム、酵素、呈味剤、香辛料等の衣材に通常用いられる材料を適宜含有することができる。好ましくは、該ブレダーは、穀粉及び澱粉類から選択される1種以上を、合計で80質量%以上含有する。より好ましくは、該第1のブレダー及び第2のブレダーの少なくとも一方が、馬鈴薯澱粉を80質量%以上含有する。より好ましくは、該第1のブレダー及び第2のブレダーの両方が、馬鈴薯澱粉を80質量%以上含有する。当該第1のブレダー及び第2のブレダーには、共通のブレダーを用いてもよく、又は異なるブレダーを用いてもよい。
本発明で用いるブレダーの粒子径は、好ましくは、D90が500μm未満である。より好ましくは、本発明で用いるブレダーのD90は440μm未満、さらに好ましくは390μm未満である。なお通常の衣材に使われるパン粉のD90は500μm~1mm径以上である。ブレダーのD90を小さくすることで、衣付き食品における衣の付着性をより向上させることができる。本明細書において、「D90」とは、乾式のレーザー回折・散乱法により算出された、粒子径分布の累積90%の値をいう。D90は、市販のレーザー回折式粒度分布測定装置(例えば、日機装株式会社製、マイクロトラックMT3000II)を用いて常法に従って測定することができる。
本発明の方法においては、まず具材に第1のブレダーを付着させる。該第1のブレダーを付着させる前に、必要に応じて該具材に下味(調味液など)、打ち粉、又はつなぎ液(水、牛乳、卵液、バッター液等)を付着させることもできるが、必ずしもそうしなくともよい。具材に第1のブレダーを付着させる方法としては、衣付き食品の製造に一般に用いられる操作を採用することができる。例えば、具材の上方から第1のブレダーを振り掛ける、具材と第1のブレダーとを袋の中で振る、第1のブレダーを皿等に広げて具材をその上で転動する、などの操作により、具材に第1のブレダーを付着させればよい。
具材に対する該第1のブレダーの付着量は、該具材100質量部に対して、好ましくは8~20質量部、より好ましくは11~18質量部である。付着量がこの範囲であると、該ブレダーの具材に対する付着性、及び得られた衣付き食品の食感の点で好ましい。ブレダーの付着量は、上述したブレダーの付着操作の中で、適宜調整することができる。
本発明の方法においては、上記の具材に付着した第1のブレダーに液体を付着させる。該液体は、水を主体とする液体である。該液体は、水でもよく、水以外の材料を含んでいてもよい。該水以外の材料としては、例えば、糖類、アミノ酸、塩類、ミネラル、蛋白質、増粘剤、乳化剤、調味料、ビタミン、色素、アルコールなどからなる群より選択される1種以上が挙げられる。さらに、該水を主体とする液体は穀粉又は澱粉を含んでいてもよいが、穀粉又は澱粉の含有は、得られた衣付き食品の衣がネチャついた食感となるため好ましくない。好ましくは、該液体における穀粉及び澱粉の含有量は、合計で2質量%未満、より好ましくは1質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以下である。また好ましくは、該液体は、卵液や卵粉末などの卵タンパク質の含有量が2質量%以下、より好ましくは1質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以下であり、さらに好ましくは、該液体は卵タンパク質を含まない。また好ましくは、該液体は、油脂を含んでいてもよいが乳化液ではなく、より好ましくは油脂の含有量が2質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以下であり、さらに好ましくは、該液体は油脂を含まない。
取り扱い性の観点からは、該水を主体とする液体の固形分含量は、10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましく、さらに好ましくは2質量%以下、さらに好ましくは1%質量以下、さらに好ましくは0.5質量%以下である。なお、該液体の固形分含量とは、該液体を乾固するまで乾燥し、乾燥前後の質量比から算出した数値である。したがって、該液体は、水を好ましくは70質量%以上、より好ましくは90質量%以上、さらに好ましくは92質量%以上、さらに好ましくは95質量%以上、さらに好ましくは98質量%以上、さらに好ましくは99質量%以上、さらに好ましくは99.5質量%以上含有する。
該具材に付着した第1のブレダーに付着させる該水を主体とする液体の付着量は、該具材(そこに付着したブレダーを含まない)100質量部に対して、好ましくは0.5~5質量部、より好ましくは1.5~3質量部である。付着量が0.5質量部より少ないと、後述する第2のブレダーの付着性が低下するか、得られた衣付き食品の食感が低下することがある。一方、付着量が5質量部より多いと、該第1のブレダーが具材に付着しにくくなったり、剥がれやすくなる。該水を主体とする液体を第1のブレダーに付着させる方法としては、例えば、具材に付着した第1のブレダーの上から該液体を噴霧又は塗布する方法、第1のブレダーが付着した具材を該液体に浸漬する方法、第1のブレダーが付着した具材を該液体で蒸す方法、などが挙げられる。好ましい付着方法は噴霧である。
次いで、第1のブレダー及び液体が付着した具材に、第2のブレダーを付着させる。該第2のブレダーの具材への付着は、上述した第1のブレダーを付着させる方法と同様に行うことができる。該具材に対する第2のブレダーの付着量は、該具材(そこに付着した第1のブレダー及び液体を含まない)100質量部に対して、好ましくは4~16質量部、より好ましくは7~13質量%である。付着量がこの範囲であると、該ブレダーの具材に対する付着性、及び得られた衣付き食品の食感の点で好ましい。
以上のようにして、具材に対して第1のブレダー、水を主体とする液体、及び第2のブレダーを順に付着させた具材を得る。次いで、該具材を油ちょうすることで、本発明の衣付き食品を製造することができる。本発明の方法においては、該第2のブレダーを付着させた具材は、これにさらに衣材や液体を付着させることなく油ちょうされ得る。油ちょうは常法に従って、例えば、多量の油でのディープフライや少量の油での揚げ焼きにより、行えばよい。
本発明の衣付き食品は、油ちょうから時間が経過しても、衣のサクミを保ち、かつ具材への衣の付着が良く、良好な食感と外観を有する。したがって、本発明の衣付き食品は、調理後に一定時間保管した後に喫食する揚げ物、例えば店舗などで販売される調理済み揚げ物として適している。製造後の本発明の衣付き食品は、喫食まで、ウォーマー(好ましくは約30~50℃)、室温下(好ましくは約15~30℃)、冷蔵温度下(好ましくは約0~15℃)、冷凍温度下(好ましくは0℃以下)等で保管することができる。保管後の本発明の衣付き食品を喫食する際には、必要に応じて電子レンジ、オーブンや再油ちょうにより加熱してもよい。
以下、実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
(製造例1~6)
表1に示す材料を混合して、第1のブレダー、液体、及び第2のブレダーをそれぞれ調製した。鶏もも肉は、1個当たり30gとなるように切り分けて成型した。鶏もも肉に、第1のブレダーを表1の量でまぶして付着させた。次いで、該第1のブレダーの上に液体を霧吹きで噴霧して表1の量で付着させ、続いてその上に第2のブレダーを表1の量でまぶして付着させた。得られた衣付き具材を、170℃に熱したサラダ油で4分間油ちょうして鶏唐揚げを製造した。
(比較例1~2)
製造例1と同様の手順で、ただし第1のブレダー及び液体のいずれかを付着させずに鶏唐揚げを製造した。
(比較例3~4)
製造例1と同様の手順で、ただし澱粉又は穀粉を添加した液体を用いて鶏唐揚げを製造した。
(比較例5)
鶏もも肉に、馬鈴薯澱粉と水を1:1で混合したバッター液を表2の量で付着させ、続いてその上に第2のブレダーを表2の量でまぶして付着させた。得られた衣付き具材を製造例1と同様の手順で油ちょうして鶏唐揚げを製造した。
(試験例1)
製造例、比較例の各鶏唐揚げを10個ずつ、室温で2時間冷却し、さらに45℃のウォーマーで4時間保管した。保管後の各鶏唐揚げの外観及び食感を、訓練された10人のパネラーにより下記の評価基準に従って評価し、平均値を求めた。結果を表1~2に示す。なお、表中の付着量は、具材の質量を100%としたときのブレダー又は液体の質量の割合を表す。
(衣の外観の評価基準)
5 衣がザラザラとして且つ乾いており、具材への衣の付着が極めて良好
4 衣がザラザラと乾いた感じがあり、具材への衣の付着が良好
3 衣はザラザラとした感はあるがやや湿った感じがあり、具材への衣の付着がやや悪い
2 衣に湿った感じがあり、具材への衣の付着が不良
1 衣に湿った感じが強く、具材への衣の付着が極めて不良
(衣の食感の評価基準)
5 衣が非常にサクサクとし、極めて良好
4 衣がサクサクとしており、良好
3 衣がややサクサク感に物足りない食感
2 衣がややしっとりしており、ややネチャついた食感があり、不良
1 衣がしっとりしてネチャつきが強く、極めて不良
Figure 0007406493000001
Figure 0007406493000002
(試験例2)
製造例1と同様の手順で、ただし第1のブレダー、液体、及び第2のブレダーの付着量をそれぞれ表3~4のように変えて鶏唐揚げを製造した。得られた鶏唐揚げを試験例1と同様に評価した。結果を表3~4に示す。なお表3~4には製造例1の結果を再掲する。
Figure 0007406493000003
Figure 0007406493000004

Claims (5)

  1. 衣付き食品の製造方法であって、
    具材に第1のブレダーを、該具材100質量部に対して8~20質量部付着させること、
    該具材に付着した第1のブレダーに、水を主体とする液体を、該具材100質量部に対して0.5~5質量部の量で付着させること、及び
    該第1のブレダー及び液体を付着させた具材に第2のブレダーを、該具材(そこに付着した第1のブレダー及び液体を含まない)100質量部に対して4~16質量部付着させ、次いで油ちょうすること、
    を含み、
    該水を主体とする液体における穀粉及び澱粉の含有量が合計で2質量%未満である、
    方法。
  2. 前記水を主体とする液体が水を90質量%以上含有する、請求項1記載の方法。
  3. 前記第1のブレダー及び前記第2のブレダーが、穀粉及び澱粉から選択される1種以上を合計で80質量%以上含有する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記第1のブレダー及び前記第2のブレダーの少なくとも一方が馬鈴薯澱粉を80質量%以上含有する、請求項1~のいずれか1項記載の方法。
  5. 前記水を主体とする液体が、糖類、アミノ酸、塩類、ミネラル、蛋白質、増粘剤、乳化剤、調味料、ビタミン、アルコール及び色素からなる群より選択される1種以上を含有する、請求項1~のいずれか1項記載の方法。
JP2020537106A 2018-08-17 2019-08-16 衣付き食品の製造方法 Active JP7406493B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018153500 2018-08-17
JP2018153500 2018-08-17
PCT/JP2019/032128 WO2020036219A1 (ja) 2018-08-17 2019-08-16 衣付き食品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020036219A1 JPWO2020036219A1 (ja) 2021-08-12
JP7406493B2 true JP7406493B2 (ja) 2023-12-27

Family

ID=69524766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020537106A Active JP7406493B2 (ja) 2018-08-17 2019-08-16 衣付き食品の製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7406493B2 (ja)
CN (1) CN112566509A (ja)
WO (1) WO2020036219A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013017400A (ja) 2011-07-07 2013-01-31 Tori Ichiban Food Service:Kk 鶏唐揚げの製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62228242A (ja) * 1986-03-27 1987-10-07 Okumoto Seifun Kk 冷凍フライ類とその製造方法
US5433961A (en) * 1993-02-16 1995-07-18 The Procter & Gamble Company Continuous preparation of non-aggregated edible cores with crisp farinaceous coatings
JP3370199B2 (ja) * 1994-02-01 2003-01-27 株式会社ニチレイ マイクロ波調理用冷凍フライ基材及びマイクロ波調理用冷凍フライ類
JPH10309171A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Nitto Seifun Kk フライ食品及びその製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013017400A (ja) 2011-07-07 2013-01-31 Tori Ichiban Food Service:Kk 鶏唐揚げの製造方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
カリッとサクッと鶏の唐揚げ,Cookpad [online],2011年04月28日, [検索日 2019.10.30],インターネット: <URL:https://cookpad.com/recipe/1421752>, 「作り方」の欄
小麦粉と片栗粉の順番 からあげ、教えて!goo[online]、2011年12月6日(検索日:2023年6月26日)、<URL:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7173571.html>

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2020036219A1 (ja) 2021-08-12
CN112566509A (zh) 2021-03-26
WO2020036219A1 (ja) 2020-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4068009A (en) Bread crumb coating composition and process
JP3603232B2 (ja) 衣付着食品及びその食品の製造方法
US3656969A (en) Breaded vegetable method
US4496601A (en) Processing for preparing a coating mix containing a fried component
JPS63317056A (ja) 冷凍揚げ物食品の製造法
JP3782711B2 (ja) 冷凍揚げ物の製造方法
JP2002051718A (ja) 揚げ物用衣組成物
EP0109226A1 (en) Improved product and process for imparting fried taste to baked foodstuffs
JPH0797971B2 (ja) ねり粉被覆またはねり粉とパン粉被覆の下にソ−スを塗布した食品の製法
NL2016173B1 (nl) Gecoat kruimdeeltje voor het bedekken van voedingsmiddelen.
US20220071245A1 (en) Dusting flour mix for fried food
JP4734046B2 (ja) パン粉付けフライ食品及びその製造法
JP5755468B2 (ja) から揚げの製造方法
GB2097646A (en) Coated edible products and processes for their preparation
JP7406493B2 (ja) 衣付き食品の製造方法
JP2008228607A (ja) 油ちょう済み冷凍揚げ物及びその製造方法
JP7406494B2 (ja) 揚げ物食品の製造方法
JP2717413B2 (ja) フライ用食品及びその製造方法
CN116744803A (zh) 油炸食品用撒粉混合料
JP4723134B2 (ja) 揚げ物用食品素材およびそれを用いた揚げ物食品
JP3316055B2 (ja) 油ちょう済フライ食品およびその製造方法
WO2019107539A1 (ja) 衣付き食品の製造方法
Perera et al. Texture design for breaded and battered foods
CA1063421A (en) Dry mix for coating foods and process
JPH0889194A (ja) フライ用ミックス組成物及びこれで被覆されてなる加熱調理用被覆食品材料、並びに食品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7406493

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150