JPH10309171A - フライ食品及びその製造法 - Google Patents
フライ食品及びその製造法Info
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- JPH10309171A JPH10309171A JP9137910A JP13791097A JPH10309171A JP H10309171 A JPH10309171 A JP H10309171A JP 9137910 A JP9137910 A JP 9137910A JP 13791097 A JP13791097 A JP 13791097A JP H10309171 A JPH10309171 A JP H10309171A
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- fried
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フライした後、必要に応じて冷凍し、電子レ
ンジやオーブン等で温め直して食べても、サクサクした
クリスピーな衣の食感を維持できるフライ食品及びその
製造法を提供する。 【解決手段】 具材表面に、アルカリ剤と油脂とを含有
する1次バッター液を付着させ、穀粉、蛋白素材、澱
粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれた少なくとも1種
を含有する1次ブレッダーを付着させ、更に2次バッタ
ー液を付着させ、穀粉、蛋白素材、澱粉、パン粉、クラ
ッカー粉から選ばれた少なくとも1種を含有する2次ブ
レッダーを付着させてフライし、必要に応じて冷凍する
ことにより、フライ食品を得る。
ンジやオーブン等で温め直して食べても、サクサクした
クリスピーな衣の食感を維持できるフライ食品及びその
製造法を提供する。 【解決手段】 具材表面に、アルカリ剤と油脂とを含有
する1次バッター液を付着させ、穀粉、蛋白素材、澱
粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれた少なくとも1種
を含有する1次ブレッダーを付着させ、更に2次バッタ
ー液を付着させ、穀粉、蛋白素材、澱粉、パン粉、クラ
ッカー粉から選ばれた少なくとも1種を含有する2次ブ
レッダーを付着させてフライし、必要に応じて冷凍する
ことにより、フライ食品を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライした後、必
要に応じて冷凍し、電子レンジやオーブン等で温め直し
て食べるのに適したフライ食品及びその製造法に関す
る。
要に応じて冷凍し、電子レンジやオーブン等で温め直し
て食べるのに適したフライ食品及びその製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、フライした後、冷蔵又は冷凍保存
し、電子レンジやオーブン等で温め直して食べるように
した冷蔵又は冷凍食品が多く作られるようになってき
た。ところが、フライ食品は、フライ後に時間が経過す
ると、フライ直後のサクサクした衣の食感が失われ、お
いしさが著しく低下してしまうという問題点があった。
し、電子レンジやオーブン等で温め直して食べるように
した冷蔵又は冷凍食品が多く作られるようになってき
た。ところが、フライ食品は、フライ後に時間が経過す
ると、フライ直後のサクサクした衣の食感が失われ、お
いしさが著しく低下してしまうという問題点があった。
【0003】この問題点を解決するため、各種の提案が
なされている。その一つとして、例えば、特開平2−1
6937号には、食品基材の外側に、少なくとも、バッ
ター層、第1ブレッダー層、エマルジョン層及び第2ブ
レッダー層がこの順に形成されているか、又は、エマル
ジョン層、第1ブレッダー層、バッター層及び第2ブレ
ッダー層がこの順に形成された電子レンジ用フライ食品
が開示されている。この場合、バッター層としては、穀
粉類、澱粉類、大豆粉類、調味料、膨剤等を含むものが
使用され、エマルジョン層としては、食用油脂、乳化安
定剤、穀粉類、澱粉類、調味料、膨剤等を含むものが使
用され、第1及び第2ブレッダー層としては、パン粉又
はパン粉代替物を含むものが使用されている。
なされている。その一つとして、例えば、特開平2−1
6937号には、食品基材の外側に、少なくとも、バッ
ター層、第1ブレッダー層、エマルジョン層及び第2ブ
レッダー層がこの順に形成されているか、又は、エマル
ジョン層、第1ブレッダー層、バッター層及び第2ブレ
ッダー層がこの順に形成された電子レンジ用フライ食品
が開示されている。この場合、バッター層としては、穀
粉類、澱粉類、大豆粉類、調味料、膨剤等を含むものが
使用され、エマルジョン層としては、食用油脂、乳化安
定剤、穀粉類、澱粉類、調味料、膨剤等を含むものが使
用され、第1及び第2ブレッダー層としては、パン粉又
はパン粉代替物を含むものが使用されている。
【0004】また、特開平7−255402号には、食
用油脂と、水と、特定の保水性を有する食用保水性物質
と、特定の起泡力を有する起泡剤と、乳化安定剤とを含
むエマルジョンからなる冷凍フライ類用のバッター液が
開示されている。また、具材の外側に、エマルジョン層
又は保水性物質を含む油剤と、第1ブレッダー層と、上
記バッター液と、第2ブレッダー層とを順次形成したマ
イクロ波調理用冷凍フライ類が開示されている。
用油脂と、水と、特定の保水性を有する食用保水性物質
と、特定の起泡力を有する起泡剤と、乳化安定剤とを含
むエマルジョンからなる冷凍フライ類用のバッター液が
開示されている。また、具材の外側に、エマルジョン層
又は保水性物質を含む油剤と、第1ブレッダー層と、上
記バッター液と、第2ブレッダー層とを順次形成したマ
イクロ波調理用冷凍フライ類が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−16937号に示されるフライ食品は、例えばフラ
イして冷凍した後、1週間程度の保存期間であれば、電
子レンジ解凍しても衣のクリスピー感がある程度維持さ
れるが、冷凍期間が1箇月とか3箇月のように長期間に
なると、上記効果が十分に得られない傾向があった。
2−16937号に示されるフライ食品は、例えばフラ
イして冷凍した後、1週間程度の保存期間であれば、電
子レンジ解凍しても衣のクリスピー感がある程度維持さ
れるが、冷凍期間が1箇月とか3箇月のように長期間に
なると、上記効果が十分に得られない傾向があった。
【0006】また、特開平7−255402号に示され
るフライ食品においても、フライして冷凍した後の保存
期間が長くなると、衣の食感がフライ直後のものと比べ
ると明らかに低下し、十分に満足できる効果があるとは
言えなかった。
るフライ食品においても、フライして冷凍した後の保存
期間が長くなると、衣の食感がフライ直後のものと比べ
ると明らかに低下し、十分に満足できる効果があるとは
言えなかった。
【0007】したがって、本発明の目的は、フライした
後、必要に応じて冷凍し、電子レンジやオーブン等で温
め直して食べるフライ食品の衣の食感を、従来のものに
比べてより顕著に改善できるフライ食品及びその製造法
を提供することにある。
後、必要に応じて冷凍し、電子レンジやオーブン等で温
め直して食べるフライ食品の衣の食感を、従来のものに
比べてより顕著に改善できるフライ食品及びその製造法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明の第1は、具材表面に、アルカリ剤と
油脂とを含有する1次バッター液と、穀粉、蛋白素材、
澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれた少なくとも1
種を含有する1次ブレッダーと、2次バッター液と、穀
粉、蛋白素材、澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれ
た少なくとも1種を含有する2次ブレッダーとを順次付
着させ、フライしてなる揚げ衣が形成されていることを
特徴とするフライ食品を提供するものである。
になされた本発明の第1は、具材表面に、アルカリ剤と
油脂とを含有する1次バッター液と、穀粉、蛋白素材、
澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれた少なくとも1
種を含有する1次ブレッダーと、2次バッター液と、穀
粉、蛋白素材、澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれ
た少なくとも1種を含有する2次ブレッダーとを順次付
着させ、フライしてなる揚げ衣が形成されていることを
特徴とするフライ食品を提供するものである。
【0009】本発明の第2は、前記第1の発明におい
て、前記フライした状態で、冷凍されているフライ食品
を提供するものである。
て、前記フライした状態で、冷凍されているフライ食品
を提供するものである。
【0010】本発明の第3は、前記第1又は第2の発明
において、前記1次バッター液が、アルカリ剤と油脂と
食物繊維とを含有するものであるフライ食品を提供する
ものである。
において、前記1次バッター液が、アルカリ剤と油脂と
食物繊維とを含有するものであるフライ食品を提供する
ものである。
【0011】本発明の第4は、前記第1〜3の発明のい
ずれかにおいて、前記1次バッター液のアルカリ剤が、
カルシウム塩であるフライ食品を提供するものである。
ずれかにおいて、前記1次バッター液のアルカリ剤が、
カルシウム塩であるフライ食品を提供するものである。
【0012】本発明の第5は、前記1〜4の発明のいず
れかにおいて、前記2次バッター液が、膨剤と乳化剤と
を含有するものであるフライ食品を提供するものであ
る。
れかにおいて、前記2次バッター液が、膨剤と乳化剤と
を含有するものであるフライ食品を提供するものであ
る。
【0013】本発明の第6は、具材表面に、アルカリ剤
と油脂とを含有する1次バッター液を付着させた後、穀
粉、蛋白素材、澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれ
た少なくとも1種を含有する1次ブレッダーを付着さ
せ、次いで2次バッター液を付着させ、更に穀粉、蛋白
素材、澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれた少なく
とも1種を含有する2次ブレッダーを付着させた後、フ
ライすることを特徴とするフライ食品の製造法を提供す
るものである。
と油脂とを含有する1次バッター液を付着させた後、穀
粉、蛋白素材、澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれ
た少なくとも1種を含有する1次ブレッダーを付着さ
せ、次いで2次バッター液を付着させ、更に穀粉、蛋白
素材、澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれた少なく
とも1種を含有する2次ブレッダーを付着させた後、フ
ライすることを特徴とするフライ食品の製造法を提供す
るものである。
【0014】本発明の第7は、前記第6の発明におい
て、前記フライした後、冷凍するフライ食品の製造法を
提供するものである。
て、前記フライした後、冷凍するフライ食品の製造法を
提供するものである。
【0015】本発明の第8は、前記第6又は7の発明に
おいて、前記1次バッター液が、アルカリ剤と油脂と食
物繊維とを含有するものであるフライ食品の製造法を提
供するものである。
おいて、前記1次バッター液が、アルカリ剤と油脂と食
物繊維とを含有するものであるフライ食品の製造法を提
供するものである。
【0016】本発明の第9は、前記第6〜8の発明のい
ずれかにおいて、前記1次バッター液のアルカリ剤が、
カルシウム塩であるフライ食品の製造法を提供するもの
である。
ずれかにおいて、前記1次バッター液のアルカリ剤が、
カルシウム塩であるフライ食品の製造法を提供するもの
である。
【0017】本発明の第10は、前記第6〜9の発明の
いずれかにおいて、前記2次バッター液が、膨剤と乳化
剤とを含有するものであるフライ食品の製造法を提供す
るものである。
いずれかにおいて、前記2次バッター液が、膨剤と乳化
剤とを含有するものであるフライ食品の製造法を提供す
るものである。
【0018】上記第1及び第6の発明によれば、1次バ
ッター液がアルカリ剤と油脂とを含有しているので、1
次バッター液によって形成される衣の最内層が、アルカ
リ剤によって強化され、かつ、油脂によって水分を通し
にくくなる。また、バッター液及びブレッダーを交互に
2度付けしたことにより、衣のクリスピーな食感をより
向上させることができる。その結果、フライした後、冷
蔵又は冷凍して長期間保存し、電子レンジやオーブン等
で温め直して食しても、衣のサクサクした良好な食感が
維持されたフライ食品を提供できる。
ッター液がアルカリ剤と油脂とを含有しているので、1
次バッター液によって形成される衣の最内層が、アルカ
リ剤によって強化され、かつ、油脂によって水分を通し
にくくなる。また、バッター液及びブレッダーを交互に
2度付けしたことにより、衣のクリスピーな食感をより
向上させることができる。その結果、フライした後、冷
蔵又は冷凍して長期間保存し、電子レンジやオーブン等
で温め直して食しても、衣のサクサクした良好な食感が
維持されたフライ食品を提供できる。
【0019】上記第2及び第7の発明によれば、必要な
ときに冷凍庫から取り出して、家庭や飲食店で電子レン
ジやオーブンで温め直すことにより、手軽に食べること
ができるおいしいフライ食品を提供することができる。
ときに冷凍庫から取り出して、家庭や飲食店で電子レン
ジやオーブンで温め直すことにより、手軽に食べること
ができるおいしいフライ食品を提供することができる。
【0020】上記第3及び第8の発明によれば、1次バ
ッター液が食物繊維を含有することにより、衣の最内層
がより強化されると共に、クリスピー感が増大し、衣の
食感改善効果を更に高めることができる。
ッター液が食物繊維を含有することにより、衣の最内層
がより強化されると共に、クリスピー感が増大し、衣の
食感改善効果を更に高めることができる。
【0021】上記第4及び第9の発明によれば、前述し
た衣の食感改善効果が得られると共に、カルシウムを補
強して栄養的にも優れた食品を提供することができる。
た衣の食感改善効果が得られると共に、カルシウムを補
強して栄養的にも優れた食品を提供することができる。
【0022】上記第5及び第10の発明によれば、2次
バッター液に含まれる膨剤によって衣の中間部が多孔質
でサク味に富んだ食感となり、更に乳化剤を含有させた
ことにより、サク味を増大させて食感を改善する効果を
高めることができる。
バッター液に含まれる膨剤によって衣の中間部が多孔質
でサク味に富んだ食感となり、更に乳化剤を含有させた
ことにより、サク味を増大させて食感を改善する効果を
高めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明のフライ食品の具材として
は、例えば、豚肉、鶏肉、メンチ等の肉類、魚、イカ、
エビ、カニ、貝等の魚介類、ジャガイモ等の野菜類、卵
類、きのこ類、果実類など、各種のものが使用できる。
これらの具材は、その種類に応じて予め加熱調理したも
のを用いてもよく、生のまま用いてもよい。
は、例えば、豚肉、鶏肉、メンチ等の肉類、魚、イカ、
エビ、カニ、貝等の魚介類、ジャガイモ等の野菜類、卵
類、きのこ類、果実類など、各種のものが使用できる。
これらの具材は、その種類に応じて予め加熱調理したも
のを用いてもよく、生のまま用いてもよい。
【0024】1次バッター液としては、少なくともアル
カリ剤と油脂とを含有するものが用いられる。アルカリ
剤としては、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウ
ム、酸化カルシウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸ナト
リウム等の食品に添加できるものであれば特に限定され
ないが、衣の食感改善効果及び栄養的な見地からカルシ
ウム塩が好ましく、特に炭酸カルシウムが好ましい。ア
ルカリ剤の添加量は、1次バッター液の水以外の成分中
で0.05〜5.0 重量%とすることが好ましく、0.1〜3.0
重量%とすることが更に好ましい。アルカリ剤の添加量
が0.05重量%未満ではフライ後の時間が経過したときの
衣の食感改善効果が十分に得られず、5.0重量%を超え
ると硬い食感となるという問題が生じる。
カリ剤と油脂とを含有するものが用いられる。アルカリ
剤としては、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウ
ム、酸化カルシウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸ナト
リウム等の食品に添加できるものであれば特に限定され
ないが、衣の食感改善効果及び栄養的な見地からカルシ
ウム塩が好ましく、特に炭酸カルシウムが好ましい。ア
ルカリ剤の添加量は、1次バッター液の水以外の成分中
で0.05〜5.0 重量%とすることが好ましく、0.1〜3.0
重量%とすることが更に好ましい。アルカリ剤の添加量
が0.05重量%未満ではフライ後の時間が経過したときの
衣の食感改善効果が十分に得られず、5.0重量%を超え
ると硬い食感となるという問題が生じる。
【0025】油脂としては、例えばショートニング、サ
ラダ油、バター等の各種のものが使用できる。油脂の添
加量は、1次バッター液の水以外の成分中で3〜90重量
%とすることが好ましく、5〜80重量%とすることが更
に好ましい。油脂の添加量が3重量%未満ではフライ後
の時間が経過したときの衣の食感改善効果が十分に得ら
れず、90重量%を超えると油っぽい食感となるという問
題が生じる。
ラダ油、バター等の各種のものが使用できる。油脂の添
加量は、1次バッター液の水以外の成分中で3〜90重量
%とすることが好ましく、5〜80重量%とすることが更
に好ましい。油脂の添加量が3重量%未満ではフライ後
の時間が経過したときの衣の食感改善効果が十分に得ら
れず、90重量%を超えると油っぽい食感となるという問
題が生じる。
【0026】1次バッター液中には、更に食物繊維を含
有させることが好ましい。ここで食物繊維とは、A.O.A.
C.法(プロスキー法)による食物繊維含量が40%以上の
素材を意味し、例えばコーンファイバー、小麦ふすま、
大豆繊維等の各種のものを使用することができる。食物
繊維の添加量は、1次バッター液の水以外の成分中で0.
05〜5.0 重量%とすることが好ましい。食物繊維の添加
量が0.05重量%未満では、フライ後の時間が経過したと
きの衣の食感改善効果が十分に得られず、5.0重量%を
超えると歯切れの悪い食感となるという問題が生じる。
有させることが好ましい。ここで食物繊維とは、A.O.A.
C.法(プロスキー法)による食物繊維含量が40%以上の
素材を意味し、例えばコーンファイバー、小麦ふすま、
大豆繊維等の各種のものを使用することができる。食物
繊維の添加量は、1次バッター液の水以外の成分中で0.
05〜5.0 重量%とすることが好ましい。食物繊維の添加
量が0.05重量%未満では、フライ後の時間が経過したと
きの衣の食感改善効果が十分に得られず、5.0重量%を
超えると歯切れの悪い食感となるという問題が生じる。
【0027】1次バッター液には、上記の他に、小麦
粉、澱粉、植物蛋白素材、卵白、調味料、香料、香辛
料、乳化剤、膨剤等を添加してもよい。
粉、澱粉、植物蛋白素材、卵白、調味料、香料、香辛
料、乳化剤、膨剤等を添加してもよい。
【0028】1次ブレッダーとしては、例えば小麦粉、
米粉等の穀粉、各種の澱粉、大豆粉等の蛋白素材、パン
粉、クラッカー粉などから選ばれた1種又は2種以上を
適宜選択して使用することができる。1次ブレッダー
は、具材の水分が衣材の外側に移行するのを防ぐと共
に、2次バッターの付着性を高める作用を有している。
1次ブレッダーの粒径は、6メッシュより細かいものが
好ましく、10メッシュより細かいものがより好まし
い。6メッシュより粗いと、表面を均一に覆うことがで
きず、隙間ができて水分移行を防止する効果が乏しくな
る。
米粉等の穀粉、各種の澱粉、大豆粉等の蛋白素材、パン
粉、クラッカー粉などから選ばれた1種又は2種以上を
適宜選択して使用することができる。1次ブレッダー
は、具材の水分が衣材の外側に移行するのを防ぐと共
に、2次バッターの付着性を高める作用を有している。
1次ブレッダーの粒径は、6メッシュより細かいものが
好ましく、10メッシュより細かいものがより好まし
い。6メッシュより粗いと、表面を均一に覆うことがで
きず、隙間ができて水分移行を防止する効果が乏しくな
る。
【0029】2次バッター液としては、好ましくは膨剤
を含有するものが用いられる。膨剤としては、例えば、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等のpH
7.0以上の炭酸水素塩と、ミョウバン、酒石酸水素カ
リウム、フマル酸等の酸又は酸性反応を示す塩類との混
合物が好ましく用いられる。膨剤の添加量は、2次バッ
ター液の水以外の成分中で0.01〜5.0 重量%とすること
が好ましく、0.1 〜3.0重量%とすることが更に好まし
い。膨剤の添加量が0.01重量%未満では膨化剤を添加す
ることの効果が乏しく、5.0 重量%を超えると作業性が
低下するという問題が生じる。
を含有するものが用いられる。膨剤としては、例えば、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等のpH
7.0以上の炭酸水素塩と、ミョウバン、酒石酸水素カ
リウム、フマル酸等の酸又は酸性反応を示す塩類との混
合物が好ましく用いられる。膨剤の添加量は、2次バッ
ター液の水以外の成分中で0.01〜5.0 重量%とすること
が好ましく、0.1 〜3.0重量%とすることが更に好まし
い。膨剤の添加量が0.01重量%未満では膨化剤を添加す
ることの効果が乏しく、5.0 重量%を超えると作業性が
低下するという問題が生じる。
【0030】2次バッター液は、膨剤の他に乳化剤を含
有することが好ましい。乳化剤としては、例えば乳酸、
クエン酸、コハク酸、ジアセチル酒石酸等の有機酸モノ
グリセライドが好ましく用いられる。乳化剤の添加量
は、2次バッター液の水以外の成分中で0.01〜5.0 重量
%とすることが好ましく、0.1 〜3.0 重量%とすること
が更に好ましい。乳化剤の添加量が0.01重量%未満では
乳化剤を添加することの効果が十分に得られず、5.0 重
量%を超えると油っぽい食感となるという問題が生じ
る。
有することが好ましい。乳化剤としては、例えば乳酸、
クエン酸、コハク酸、ジアセチル酒石酸等の有機酸モノ
グリセライドが好ましく用いられる。乳化剤の添加量
は、2次バッター液の水以外の成分中で0.01〜5.0 重量
%とすることが好ましく、0.1 〜3.0 重量%とすること
が更に好ましい。乳化剤の添加量が0.01重量%未満では
乳化剤を添加することの効果が十分に得られず、5.0 重
量%を超えると油っぽい食感となるという問題が生じ
る。
【0031】2次バッター液中には、上記の他に、小麦
粉、澱粉、植物蛋白素材、卵白、油脂、食物繊維、調味
料、香料、香辛料等を添加してもよい。
粉、澱粉、植物蛋白素材、卵白、油脂、食物繊維、調味
料、香料、香辛料等を添加してもよい。
【0032】2次ブレッダーとしては、例えば小麦粉、
米粉等の穀粉、各種の澱粉、大豆粉等の蛋白素材、パン
粉、クラッカー粉などから選ばれた1種又は2種以上を
適宜選択して使用することができる。フライ食品の場
合、通常はパン粉、クラッカー粉などが用いられるが、
パン粉等の粒径が比較的粗い原料に、小麦粉等の粒径が
比較的細かい原料を混合したものであってもよい。
米粉等の穀粉、各種の澱粉、大豆粉等の蛋白素材、パン
粉、クラッカー粉などから選ばれた1種又は2種以上を
適宜選択して使用することができる。フライ食品の場
合、通常はパン粉、クラッカー粉などが用いられるが、
パン粉等の粒径が比較的粗い原料に、小麦粉等の粒径が
比較的細かい原料を混合したものであってもよい。
【0033】本発明のフライ食品は、具材表面に、1次
バッター液、1次ブレッダー、2次バッター液、2次ブ
レッダーを順次付着させ、常法に従って油で揚げること
により製造することができる。フライの温度及び時間
は、具材の種類や大きさ等に応じて適宜設定すればよい
が、通常は170 〜180 ℃にて1〜10分程度フライするこ
とが好ましい。
バッター液、1次ブレッダー、2次バッター液、2次ブ
レッダーを順次付着させ、常法に従って油で揚げること
により製造することができる。フライの温度及び時間
は、具材の種類や大きさ等に応じて適宜設定すればよい
が、通常は170 〜180 ℃にて1〜10分程度フライするこ
とが好ましい。
【0034】こうしてフライした後、得られたフライ食
品を冷蔵又は冷凍保存することが好ましい。冷凍保存
は、できるだけ急速に凍結させた後、通常の冷凍庫に入
れて保存することができる。具材から衣への水分移行
は、冷凍保存中も進行するが、本発明のフライ食品で
は、例えば3箇月以上の長期に亘って保存しても、衣の
食感を良好に維持することができる。なお、本発明のフ
ライ食品は、冷蔵又は冷凍することなく放置した場合
も、衣の食感を良好に維持する効果を有するので、冷蔵
又は冷凍しないで惣菜などとして提供されるフライ食品
などにも適用するメリットがある。
品を冷蔵又は冷凍保存することが好ましい。冷凍保存
は、できるだけ急速に凍結させた後、通常の冷凍庫に入
れて保存することができる。具材から衣への水分移行
は、冷凍保存中も進行するが、本発明のフライ食品で
は、例えば3箇月以上の長期に亘って保存しても、衣の
食感を良好に維持することができる。なお、本発明のフ
ライ食品は、冷蔵又は冷凍することなく放置した場合
も、衣の食感を良好に維持する効果を有するので、冷蔵
又は冷凍しないで惣菜などとして提供されるフライ食品
などにも適用するメリットがある。
【0035】
(1)バッター液の調製 表1に示す配合の1次バッター液及び2次バッター液を
調製し、これらを表1に示す組み合わせで以下の試験例
に用いた。実施例1〜4は、本発明によるバッター液の
組み合わせであり、比較例1〜4は、本発明に該当しな
いバッター液の組み合わせである。
調製し、これらを表1に示す組み合わせで以下の試験例
に用いた。実施例1〜4は、本発明によるバッター液の
組み合わせであり、比較例1〜4は、本発明に該当しな
いバッター液の組み合わせである。
【0036】
【表1】
【0037】(2)試験例1(トンカツへの応用) 50gの豚肉に、小麦粉100%の打粉を付け、次いで
1次バッターを付け、8メッシュのドライパン粉をまぶ
し、更に2次バッターを付け、3メッシュの生パン粉を
付けた後、175℃のサラダ油中で6分間フライした。
こうして得られたトンカツを常温で6時間放置し、電子
レンジで温め直して15名のパネラーによって食感の評
価を行った。
1次バッターを付け、8メッシュのドライパン粉をまぶ
し、更に2次バッターを付け、3メッシュの生パン粉を
付けた後、175℃のサラダ油中で6分間フライした。
こうして得られたトンカツを常温で6時間放置し、電子
レンジで温め直して15名のパネラーによって食感の評
価を行った。
【0038】衣の食感の評価は、◎…非常にクリスピー
でサクサク感あり、○…クリスピーでサクサク感あり、
△…油っぽくやや硬い食感、×…油っぽくガミーな食
感、という基準で行い、各パネラーの平均で表した。こ
の結果を表2に示す。
でサクサク感あり、○…クリスピーでサクサク感あり、
△…油っぽくやや硬い食感、×…油っぽくガミーな食
感、という基準で行い、各パネラーの平均で表した。こ
の結果を表2に示す。
【0039】(3)試験例2(ポテトコロッケへの応
用) 予めじゃがいもと豚挽肉とを常法によって調理した30
gの冷凍ポテトコロッケの中種に、1次バッターを付
け、30メッシュのコーングリッツをまぶし、更に2次
バッターを付け、5メッシュのドライパン粉を付着させ
て、175℃のサラダ油中で4分間フライした。
用) 予めじゃがいもと豚挽肉とを常法によって調理した30
gの冷凍ポテトコロッケの中種に、1次バッターを付
け、30メッシュのコーングリッツをまぶし、更に2次
バッターを付け、5メッシュのドライパン粉を付着させ
て、175℃のサラダ油中で4分間フライした。
【0040】フライ後、ブラストフリーザーで急速凍結
し、−18℃にて4箇月間冷凍保存した後、電子レンジ
で解凍加熱して、15人のパネラーによって食感の評価
を行った。
し、−18℃にて4箇月間冷凍保存した後、電子レンジ
で解凍加熱して、15人のパネラーによって食感の評価
を行った。
【0041】衣の食感の評価は、◎…非常にクリスピー
でサクサク感あり、○…クリスピーでサクサク感あり、
△…弱く、ウェットな食感、×…ウェットで歯切れの悪
い食感、という基準で行い、各パネラーの平均で表し
た。この結果を表2に示す。
でサクサク感あり、○…クリスピーでサクサク感あり、
△…弱く、ウェットな食感、×…ウェットで歯切れの悪
い食感、という基準で行い、各パネラーの平均で表し
た。この結果を表2に示す。
【0042】(4)試験例3(白身魚のフライへの応
用) 凍結したタラの切身40gに、小麦粉100%の打粉を
付け、次いで1次バッターを付け、12メッシュのクラ
ッカー粉をまぶし、更に2次バッターを付け、4メッシ
ュの生パン粉を付着させた後、175℃のサラダ油中で
3分間フライした。
用) 凍結したタラの切身40gに、小麦粉100%の打粉を
付け、次いで1次バッターを付け、12メッシュのクラ
ッカー粉をまぶし、更に2次バッターを付け、4メッシ
ュの生パン粉を付着させた後、175℃のサラダ油中で
3分間フライした。
【0043】フライ後、ブラストフリーザーで急速凍結
し、−18℃にて4箇月間冷凍保存した後、オーブンで
解凍加熱して、15人のパネラーによって食感の評価を
行った。
し、−18℃にて4箇月間冷凍保存した後、オーブンで
解凍加熱して、15人のパネラーによって食感の評価を
行った。
【0044】衣の食感の評価は、◎…非常にクリスピー
でサクサク感あり、○…クリスピーでサクサク感あり、
△…油っぽくウェットな食感、×…ウェットで歯切れの
悪い食感という基準で行い、各パネラーの平均で表し
た。この結果を表2に示す。
でサクサク感あり、○…クリスピーでサクサク感あり、
△…油っぽくウェットな食感、×…ウェットで歯切れの
悪い食感という基準で行い、各パネラーの平均で表し
た。この結果を表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】表2の結果から、アルカリ剤(炭酸カルシ
ウム)を含有する1次バッターを用いた実施例1〜4
は、いずれも衣の食感が良好に維持されている。特に、
1次バッター中に食物繊維を含有し、2次バッター中に
膨剤(炭酸水素ナトリウム+ミョウバン)及び乳化剤を
含有するものを用いた実施例3は、より優れた食感が得
られる。
ウム)を含有する1次バッターを用いた実施例1〜4
は、いずれも衣の食感が良好に維持されている。特に、
1次バッター中に食物繊維を含有し、2次バッター中に
膨剤(炭酸水素ナトリウム+ミョウバン)及び乳化剤を
含有するものを用いた実施例3は、より優れた食感が得
られる。
【0047】これに対して、1次バッターだけを用いた
比較例1及び2、1次バッター中にアルカリ剤を含まな
い比較例3及び4では、いずれも衣の食感が明らかに劣
ることがわかる。
比較例1及び2、1次バッター中にアルカリ剤を含まな
い比較例3及び4では、いずれも衣の食感が明らかに劣
ることがわかる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
具材の表面に、アルカリ剤と油脂と好ましくは食物繊維
とを含有する1次バッター液と、1次ブレッダーと、2
次バッター液と、2次ブレッダーとを順次付着させてフ
ライすることにより、フライした後に時間が経過してか
ら、あるいは冷凍して長期間保存してから、電子レンジ
やオーブン等で温め直して食しても、サクサクしたクリ
スピーな衣の食感が維持されたフライ食品を提供でき
る。
具材の表面に、アルカリ剤と油脂と好ましくは食物繊維
とを含有する1次バッター液と、1次ブレッダーと、2
次バッター液と、2次ブレッダーとを順次付着させてフ
ライすることにより、フライした後に時間が経過してか
ら、あるいは冷凍して長期間保存してから、電子レンジ
やオーブン等で温め直して食しても、サクサクしたクリ
スピーな衣の食感が維持されたフライ食品を提供でき
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】2次バッター液としては、好ましくは膨剤
を含有するものが用いられる。膨剤としては、例えば、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等のpH
7.0以上の炭酸水素塩と、ミョウバン、酒石酸水素カ
リウム、フマル酸等の酸又は酸性反応を示す塩類との混
合物が好ましく用いられる。膨剤の添加量は、2次バッ
ター液の水以外の成分中で0.01〜5.0重量%とす
ることが好ましく、0.1〜3.0重量%とすることが
更に好ましい。膨剤の添加量が0.01重量%未満では
膨剤を添加することの効果が乏しく、5.0重量%を超
えると作業性が低下するという問題が生じる。
を含有するものが用いられる。膨剤としては、例えば、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等のpH
7.0以上の炭酸水素塩と、ミョウバン、酒石酸水素カ
リウム、フマル酸等の酸又は酸性反応を示す塩類との混
合物が好ましく用いられる。膨剤の添加量は、2次バッ
ター液の水以外の成分中で0.01〜5.0重量%とす
ることが好ましく、0.1〜3.0重量%とすることが
更に好ましい。膨剤の添加量が0.01重量%未満では
膨剤を添加することの効果が乏しく、5.0重量%を超
えると作業性が低下するという問題が生じる。
Claims (10)
- 【請求項1】 具材表面に、アルカリ剤と油脂とを含有
する1次バッター液と、穀粉、蛋白素材、澱粉、パン
粉、クラッカー粉から選ばれた少なくとも1種を含有す
る1次ブレッダーと、2次バッター液と、穀粉、蛋白素
材、澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれた少なくと
も1種を含有する2次ブレッダーとを順次付着させ、フ
ライしてなる揚げ衣が形成されていることを特徴とする
フライ食品。 - 【請求項2】 前記フライした状態で、冷凍されている
請求項1記載のフライ食品。 - 【請求項3】 前記1次バッター液が、アルカリ剤と油
脂と食物繊維とを含有するものである請求項1又は2記
載のフライ食品。 - 【請求項4】 前記1次バッター液のアルカリ剤が、カ
ルシウム塩である請求項1〜3のいずれか1つに記載の
フライ食品。 - 【請求項5】 前記2次バッター液が、膨剤と乳化剤と
を含有するものである請求項1〜4のいずれか1つに記
載のフライ食品。 - 【請求項6】 具材表面に、アルカリ剤と油脂とを含有
する1次バッター液を付着させた後、穀粉、蛋白素材、
澱粉、パン粉、クラッカー粉から選ばれた少なくとも1
種を含有する1次ブレッダーを付着させ、次いで2次バ
ッター液を付着させ、更に穀粉、蛋白素材、澱粉、パン
粉、クラッカー粉から選ばれた少なくとも1種を含有す
る2次ブレッダーを付着させた後、フライすることを特
徴とするフライ食品の製造法。 - 【請求項7】 前記フライした後、冷凍する請求項6記
載のフライ食品の製造法。 - 【請求項8】 前記1次バッター液が、アルカリ剤と油
脂と食物繊維とを含有するものである請求項6又は7記
載のフライ食品の製造法。 - 【請求項9】 前記1次バッター液のアルカリ剤が、カ
ルシウム塩である請求項6〜8のいずれか1つに記載の
フライ食品の製造法。 - 【請求項10】 前記2次バッター液が、膨剤と乳化剤
とを含有するものである請求項6〜9のいずれか1つに
記載のフライ食品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9137910A JPH10309171A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | フライ食品及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9137910A JPH10309171A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | フライ食品及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309171A true JPH10309171A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15209546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9137910A Pending JPH10309171A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | フライ食品及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10309171A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003061604A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-04 | Showa Sangyo Co Ltd | 揚げ物用食品素材およびそれを用いた揚げ物食品 |
JP2008228607A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Tootaku:Kk | 油ちょう済み冷凍揚げ物及びその製造方法 |
JP2012080817A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Nippon Flour Mills Co Ltd | まぶしタイプのノンフライから揚げ用ミックス粉 |
WO2013073227A1 (ja) * | 2011-11-18 | 2013-05-23 | 株式会社ニチレイフーズ | 揚げ物用バッター、揚げ物及び揚げ物の製造方法 |
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JP2015126706A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | ハウス食品株式会社 | 衣付き食品の製造方法 |
JP2018064534A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 日本製粉株式会社 | 揚げ物用衣材 |
WO2020036219A1 (ja) * | 2018-08-17 | 2020-02-20 | 日清フーズ株式会社 | 衣付き食品の製造方法 |
WO2020036221A1 (ja) * | 2018-08-17 | 2020-02-20 | 日清フーズ株式会社 | から揚げの製造方法 |
WO2020036220A1 (ja) * | 2018-08-17 | 2020-02-20 | 日清フーズ株式会社 | 揚げ物食品の製造方法 |
JP2020124140A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 即席食品用乾燥天ぷらの製造方法 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP9137910A patent/JPH10309171A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2020036219A1 (ja) * | 2018-08-17 | 2021-08-12 | 日清フーズ株式会社 | 衣付き食品の製造方法 |
JP2020124140A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 即席食品用乾燥天ぷらの製造方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040507 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050309 |
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