JPH0931333A - シリカ質セラミックス形成用組成物、同セラミックスの形成方法及び同セラミックス膜 - Google Patents
シリカ質セラミックス形成用組成物、同セラミックスの形成方法及び同セラミックス膜Info
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- JPH0931333A JPH0931333A JP7200584A JP20058495A JPH0931333A JP H0931333 A JPH0931333 A JP H0931333A JP 7200584 A JP7200584 A JP 7200584A JP 20058495 A JP20058495 A JP 20058495A JP H0931333 A JPH0931333 A JP H0931333A
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Abstract
セラミックス形成用組成物及び同セラミックスの形成方
法及び同セラミックス膜を提供する。 【解決手段】 ポリシラザン(変性物)にアミン類又は
/及び酸類を添加してなるシリカ質セラミックス形成用
組成物、該組成物を水蒸気と接触させるシリカ質セラミ
ックスの製造方法、ポリシラザン(変性物)をアミン類
又は/及び酸類を含む水溶液中に浸漬するか、又は該水
溶液から発生する蒸気と接触させるシリカ質セラミック
スの製造方法及びアミン類を含有してなるシリカ質セラ
ミックス膜。
Description
性、耐蝕性等に優れたシリカ質セラミックスを低温で形
成できる組成物、シリカ質セラミックスの低温形成方
法、及びシリカ質セラミックス膜に関する。
前駆体ポリマーであるポリシラザンは、耐熱性、耐摩耗
性、耐蝕性等に優れたセラミックコーティング膜が得ら
れるため、注目されている。従来、このシリカ質セラミ
ックス系コーティングの形成方法としては、PVD(ス
パッタ法等)、CVD、ゾルーゲル法、ポリチタノカル
ボシラン系塗料、ポリ(ジシル)シラザン系塗料、ポリ
シラザン系塗料、ポリメタロシラザン系塗料などが知ら
れている。
グ法には、いずれも問題がある。すなわち、PVD、C
VD法では装置が高価である。ゾルーゲル法では、必要
焼成温度が500℃以上と高い。ポリチタノカルボシラ
ン系塗料では低温焼成(400℃以下)における表面強
度が不十分である。ポリ(ジシル)シラザン系重合体を
用いたものは、施工に難があり、クラックが発生する。
ポリシラザン、ポリメタロシラザンコーティングでは、
200〜500℃で焼成できるが、300℃未満の焼成
では膜厚が必ずしも良好でない。
題を解決するために、本発明者らは、先に、ポリシラザ
ン(又はその変成物)を150℃以下で熱処理した後、
水蒸気雰囲気にさらす又は(及び)触媒を含有した蒸留
水中に浸すことにより、従来より低い焼成温度で良好な
セラミックス、特にコーティング膜を得る方法を提案し
た(特願平6−313425号)。ただ、電子部品、プ
ラスチック等への容易なコーティングを可能とするに
は、更なる低温、高速でのセラミックスへの転化が望ま
れる。
でシリカ質セラミックスに転化することが可能な組成
物、同セラミックスの低温形成方法及び同セラミックス
膜を提供することにある。
重ねた結果、アミン類又は/及び酸類を添加したポリシ
ラザンを水蒸気と接触させると、又はポリシラザンをア
ミン類又は/及び酸類を含む水溶液中に浸漬するか若し
くは該水溶液から発する蒸気と接触させると、50℃以
下の低温で緻密なシリカ質セラミックスが生成すること
を見い出し、本発明に到達した。もちろん、50℃以上
の温度においてもセラミックス化は進行し、従来法と比
較して、高速でシリカ質セラミックスへの転化が起こ
る。
して下記一般式(I)
子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
リール基、若しくはこれらの基以外でフルオロアルキル
基等のケイ素に直結する基が炭素である基、アルキルシ
リル基、アルキルアミノ基又はアルコキシ基を表す。但
し、R1、R2及びR3の少なくとも1つは水素原子であ
る。)で表される構造単位からなる骨格を有する数平均
分子量が約100〜50,000のポリシラザン又はそ
の変性物に、アミン類又は/及び酸類を添加してなるこ
とを特徴とするシリカ質セラミックス形成用組成物が提
供される。第二に、主として下記一般式(I)
子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
リール基、若しくはこれらの基以外でフルオロアルキル
基等のケイ素に直結する基が炭素である基、アルキルシ
リル基、アルキルアミノ基又はアルコキシ基を表す。但
し、R1、R2及びR3の少なくとも1つは水素原子であ
る。)で表される構造単位からなる骨格を有する数平均
分子量が約100〜50,000のポリシラザン又はそ
の変性物に、アミン類又は/及び酸類を添加してなる組
成物を、水蒸気と接触させることを特徴とするシリカ質
セラミックスの形成方法が提供される。第三に、主とし
て下記一般式(I)
子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
リール基、若しくはこれらの基以外でフルオロアルキル
基等のケイ素に直結する基が炭素である基、アルキルシ
リル基、アルキルアミノ基又はアルコキシ基を表す。但
し、R1、R2及びR3の少なくとも1つは水素原子であ
る。)で表される構造単位からなる骨格を有する数平均
分子量が約100〜50,000のポリシラザン又はそ
の変性物を、アミン類又は/及び酸類を含む水溶液中に
浸漬するか、又は該水溶液から発する蒸気と接触させる
ことを特徴とするシリカ質セラミックスの形成方法が提
供される。第四に、アミン類を含有してなることを特徴
とするシリカ質セラミックス膜が提供される。
する。本発明で用いるポリシラザンは、分子内に少なく
ともSi−H結合、あるいはN−H結合を有するポリシ
ラザンであればよく、ポリシラザン単独は勿論のこと、
ポリシラザンと他のポリマーとの共重合体やポリシラザ
ンと他の化合物との混合物でも利用できる。用いるポリ
シラザンには、鎖状、環状、あるいは架橋構造を有する
もの、あるいは分子内にこれら複数の構造を同時に有す
るものがあり、これら単独でもあるいは混合物でも利用
できる。
のようなものがあるが、これらに限定されるものではな
い。一般式(I)でR1、R2及びR3に水素原子を有す
るものは、ペルヒドロポリシラザンであり、その製造方
法は例えば特開昭60−145903号公報、D.Se
yferthらCommunication of A
m.Cer.Soc.,C−13,January 1
983.に報告されている。これらの方法で得られるも
のは、種々の構造を有するポリマーの混合物であるが、
基本的には分子内に鎖状部分と環状部分を含み、
すと下記の如くである。
3にメチル基を有するポリシラザンの製造方法は、D.
SeyferthらPolym.Prepr.Am.C
hem.Soc.,Div.Polym.Chem,.
25,10(1984)に報告されている。この方法に
より得られるポリシラザンは、繰り返し単位が−(Si
H2NCH3)−の鎖状ポリマーと環状ポリマーであり、
いずれも架橋構造をもたない。
3に有機基を有するポリオルガノ(ヒドロ)シラザンの
製造法は、D.SeyferthらPolym.Pre
pr.Am.Chem.Soc.,Div.Poly
m.Chem,.25,10(1984)、特開昭61
−89230号公報に報告されている。これら方法によ
り得られるポリシラザンには、−(R2SiHNH)−
を繰り返し単位として、主として重合度が3〜5の環状
構造を有するものや(R3SiHNH)x〔(R2SiH)
1.5N〕1-X(0.4<X<1)の化学式で示される分子
内に鎖状構造と環状構造を同時に有するものがある。
に有機基を有するポリシラザン、またR1及びR2に有機
基、R3に水素原子を有するものは−(R1R2SiN
R3)−を繰り返し単位として、主に重合度が3〜5の
環状構造を有している。
(I)以外のものの代表例を挙げる。ポリオルガノ(ヒ
ドロ)シラザンの中には、D.SeyferthらCo
mmunication of Am.Cer.So
c.C−132,July 1984.が報告されてい
る様な分子内に架橋構造を有するものもある。一例を示
すと下記の如くである。
告されている様なR1SiX3(X:ハロゲン)のアンモ
ニア分解によって得られる架橋構造を有するポリシラザ
ンR1Si(NH)x、あるいはR1SiX3及びR2 2Si
X2の共アンモニア分解によって得られる下記の構造を
有するポリシラザンも出発材料として用いることができ
る。
(I)で表される単位からなる主骨格を有するが、一般
式(I)表される単位は、上記にも明らかな如く環状化
することがあり、その場合にはその環状部分が末端基と
なり、このような環状化がされない場合には、主骨格の
末端はR1、R2、R3と同様の基又は水素原子であるこ
とができる。
下記の構造(式中、側鎖の金属原子であるMは架橋をな
していてもよい)のように金属原子を含むポリメタロシ
ラザンも出発材料として用いることができる。
に報告されているような繰り返し単位が〔(SiH2)n
(NH)m〕及び〔(SiH2)rO〕(これら式中、
n、m、rはそれぞれ1、2又は3である)で表される
ポリシロキサザン、特開平2−84437号公報に報告
されているようなポリシラザンにボロン化合物を反応さ
せて製造する耐熱性に優れたポリボロシラザン、特開昭
63−81122号、同63−191832号、特開平
2−77427号各公報に報告されているようなポリシ
ラザンとメタルアルコキシドとを反応させて製造するポ
リメタロシラザン、特開平1−138108号、同1−
138107号、同1−203429号、同1−203
430号、同4−63833号、同3−320167号
各公報に報告されているような分子量を増加させたり
(上記公報の前4者)、耐加水分解性を向上させた(後
2者)、無機シラザン高重合体や改質ポリシラザン、特
開平2−175726号、同5−86200号、同5−
331293号、同3−31326号各公報に報告され
ているようなポリシラザンに有機成分を導入した厚膜化
に有利な共重合シラザン、特開平5−238827号公
報、特願平4−272020号、同5−93275号、
同5−214268号、同5−30750号、同5−3
38524号に報告されているようなポリシラザンにセ
ラミックス化を促進するための触媒的化合物を付加又は
添加したプラスチックスやアルミニウムなどの金属への
施工が可能で、より低温でセラミックス化する低温セラ
ミックス化ポリシラザンなども同様に使用できる。
ミックス化ポリシラザンを使用することできる。例え
ば、本願出願人による特願平4−39595号明細書に
記載されているケイ素アルコキシド付加ポリシラザンが
挙げられる。この変性ポリシラザンは、前記一般式
(I)で表されるポリシラザンと、下記一般式(IV): Si(OR4)4 (IV) (式中、R4は、同一でも異なっていてもよく、水素原
子、炭素原子数1〜20個を有するアルキル基又はアリ
ール基を表し、少なくとも1個のR4は上記アルキル基
又はアリール基である)で表されるケイ素アルコキシド
を加熱反応させて得られる、アルコキシド由来ケイ素/
ポリシラザン由来ケイ素原子比が0.001〜3の範囲
内且つ数平均分子量が約200〜50万のケイ素アルコ
キシド付加ポリシラザンである。
として、本出願人による特開平6−122852号公報
に記載されているグリシドール付加ポリシラザンが挙げ
られる。この変性ポリシラザンは、前記一般式(I)で
表されるポリシラザンとグリシドールを反応させて得ら
れる、グリシドール/ポリシラザン重量比が0.001
〜2の範囲内且つ数平均分子量が約200〜50万のグ
リシドール付加ポリシラザンである。
の例として、本願出願人による特願平5−35604号
明細書に記載されているアセチルアセトナト錯体付加ポ
リシラザンが挙げられる。この変性ポリシラザンは、前
記一般式(I)で表されるポリシラザンと、金属として
ニッケル、白金、パラジウム又はアルミニウムを含むア
セチルアセトナト錯体を反応させて得られる、アセチル
アセトナト錯体/ポリシラザン重量比が0.00000
1〜2の範囲内且つ数平均分子量が約200〜50万の
アセチルアセトナト錯体付加ポリシラザンである。前記
の金属を含むアセチルアセトナト錯体は、アセチルアセ
トン(2,4−ペンタジオン)から酸解離により生じた
陰イオンacac-が金属原子に配位した錯体であり、
一般に式(CH3COCHCOCH3)nM〔式中、Mは
n価の金属を表す〕で表される。
の例として、本願出願人による特願平5−93275号
明細書に記載されている金属カルボン酸塩付加ポリシラ
ザンが挙げられる。この変性ポリシラザンは、前記一般
式(I)で表されるポリシラザンと、ニッケル、チタ
ン、白金、ロジウム、コバルト、鉄、ルテニウム、オス
ミウム、パラジウム、イリジウム、アルミニウムの群か
ら選択される少なくとも1種の金属を含む金属カルボン
酸塩を反応させて得られる、金属カルボン酸塩//ポリ
シラザン重量比が0.000001〜2の範囲内且つ数
平均分子量が約200〜50万の金属カルボン酸塩付加
ポリシラザンである。上記金属カルボン酸塩は、式(R
COO)nM〔式中、Rは炭素原子数1〜22個の脂肪
族基又は脂環式基であり、Mは上記金属群から選択され
る少なくとも1種の金属を表し、そしてnは金属Mの原
子価である〕で表される化合物である。上記金属カルボ
ン酸塩は無水物であっても水和物であってもよい。ま
た、金属カルボン酸塩/ポリシラザン重量比は好ましく
は0.001〜1、より好ましくは0.01〜0.5で
ある。金属カルボン酸塩付加ポリシラザンの調製につい
ては、上記特願平5−93275号明細書を参照された
い。
物は、前記したようなポリシラザンあるいはポリシラザ
ンの変成物にアミン類又は/及び酸類が添加されたもの
である。ここで用いられるアミン類には、例えば下記一
般式(II)で表されるアミン類に加えて、ピリジン類や
DBU、DBNなども含まれるし、酸類には有機酸や無
機酸が含まれる。
(II)で表されるものが挙げられる。一般式(II) R4R5R6N (II) (式中、R4〜R6はそれぞれは水素原子、アルキル基、
アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アルキ
ルシリル基、アルキルアミノ基又はアルコキシ基を表
す。) その具体例としては、次のものが挙げられる。メチルア
ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、プロピルアミ
ン、ジプロピルアミン、トリプロピルアミン、ブチルア
ミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、ペンチルア
ミン、ジペンチルアミン、トリペンチルアミン、ヘキシ
ルアミン、ジヘキシルアミン、トリヘキシルアミン、ヘ
プチルアミン、ジヘプチルアミン、オクチルアミン、ジ
オクチルアミン、トリオクチルアミン、フェニルアミ
ン、ジフェニルアミン、トリフェニルアミン等。(な
お、炭化水素鎖は直鎖でも分枝鎖でもよい。)
ジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコリン、ピ
ペリジン、ルチジン、ピリミジン、ピリダジン等が挙げ
られ、更に、DBU(1,8−ジアザビシクロ〔5,
4,0〕7−ウンデセン)、DBN(1,5−ジアザビ
シクロ〔4,3,0〕5−ノネン)なども使用できる。
酪酸、吉草酸、マレイン酸、ステアリン酸等の有機酸や
塩酸、硝酸、硫酸、過酸化水素等の無機酸が挙げられ
る。
成方法について説明する。本発明の方法は、前記ポリ
シラザン(変性物)にアミン類又は/及び酸類を添加し
た本発明の組成物を、水蒸気と接触させるか、前記ポ
リシラザン(変性物)を、アミン類又は/及び酸類を含
む水溶液中に浸漬するか、又は前記ポリシラザン(変
性物)を、アミン類又は/及び酸類を含む水溶液から発
する蒸気と接触させるという方法からなる。
/及び酸類をポリシラザン(変性物)又は水に添加する
に当たっては、前記ポリシラザン(変成物)単独又はそ
れを溶剤(例えば、ベンゼン、キシレン、トルエン、ジ
クロロメタン、THF、エーテル類など)に溶解した溶
液に、添加する。ポリシラザン単独の場合、その形態は
任意であり、薄膜状、繊維状、バルク状、粉末状のいず
れでもよい。この場合、アミン類や酸類は、単独である
いは上記と同様の溶剤に希釈して、添加してもよい。ア
ミン類と酸類の両方を添加する場合には、添加する順序
は任意である。また、添加する時の温度、圧力、雰囲気
は特に制限されるものではない。
ラザンに対する添加量は、ポリシラザンの重量に対して
1ppm以上であればよく、好ましくは100ppm〜
100%である。なお、塩基性度(水溶液中でのpKb
値)及び沸点が高いアミンほど、少量の添加で成形時に
大きな加速効果を示す傾向がある。なお、及びの方
法においては、アミン類としては水に可溶なものが好ま
しい。水溶液中のアミン類濃度としては、100ppm
〜アミン類の溶解度限界の範囲内で任意に選択できる。
酸類の種類によっては、アミン類が不要な場合もある。
また、温度はの方法においては0〜100℃、の方
法においては20〜500℃の範囲で任意に選択され
る。
ポリシラザンに対する添加量又は水溶液中の濃度は、ポ
リシラザンの重量に対して0.1ppm以上であればよ
く、好ましくは10ppm〜10%である。アミン類の
種類によっては、酸類が不要な場合もある。なお、この
セラミックス形成用組成物には必要に応じて各種の添加
剤、充填剤を含めることができる。
セラミックス形成用組成物を、水蒸気と接触させること
により、50℃以下の低温で緻密なシリカ質セラミック
スを生成することができる。もちろん、50℃以上でも
可能で、速度を速めることが可能である。本発明上記
〜の方法で形成されるセラミックスは三次元成形物で
もよいが、特に低温でセラミックス化できる利点を生か
したセラミックスコーティング膜の形成に適している。
コーティング膜を形成させるには、上記の方法におい
ては、本発明のシリカ質セラミックス形成用組成物を基
板に1回又は2回以上繰り返し塗布した後、水蒸気と接
触させればよいし、上記の方法においては、前記ポリ
シラザン(変性物)を基板に1回又は2回以上繰り返し
塗布した後、前記アミン類又は/及び酸類を含む水溶液
中に浸漬すればよいし、また上記の方法においては、
前記ポリシラザン(変性物)を基板に1回又は2回以上
繰り返し塗布した後、前記アミン類又は/及び酸類を含
む水溶液から発する蒸気と接触させればよい。
物)を塗布する基板は、特に限定させず、金属、セラミ
ックス、プラスチック等のいずれでもよい。塗布手段と
しては、通常の塗布方法、つまり浸漬、ロール塗り、バ
ー塗り、刷毛塗り、スプレー塗り、フロー塗り等が用い
られる。また、塗布前に基板をヤスリがけ、脱脂、各種
ブラスト等で表面処理しておくと、本発明の組成物やポ
リシラザン変性物の付着性能が向上する。
加湿炉やスチームを用いて行うのが、一般的である。低
温の場合には、単に水蒸気を含む容器内で行っても、ま
た大気中で行ってもよい。水蒸気と接触させる温度範囲
は20℃〜500℃であり、また、湿度範囲は、0.1
%RH〜100%RHである。
/及び酸類含有水溶液中での浸漬処理、あるいはアミン
類又は/及び酸類含有水溶液からの蒸気との接触処理に
よって、ポリシラザン(変性物)中のSi−N、Si−
H、N−H結合等は消失し、Si−O結合を主体とする
強靱なセラミックス、特にセラミックスコーティング膜
の形成が可能となる。
て、アミン類を用いた場合には、得られるセラミックス
膜中には微量のアミン類が存在するという特徴がある。
なお、得られたSiO2被膜をアミン類の沸点以上に加
熱すれば、膜中のアミン類を除去することが可能であ
る。
するが、本発明の技術的範囲がこれらにより限定される
ものではない。
成] 内容積1lの四つ口フラスコにガス吹き込み管、メカニ
カルスターラー、ジュワーコンデンサーを装着した。反
応器内部を脱酸素した乾燥窒素で置換した後、四つ口フ
ラスコに脱気した乾燥ピリジンを490ml入れ、これ
を氷冷した。次に、ジクロロシラン51.9gを加える
と、白色固体状のアダクト(SiH2Cl2・2C5H
5N)が生成した。反応混合物を氷冷し、撹拌しながら
水酸化ナトリウム管及び活性炭管を通して精製したアン
モニア51.0gを吹き込んだ後、100℃で加熱し
た。
燥ピリジンを用いて洗浄した後、更に乾燥窒素雰囲気下
で濾過して濾液850mlを得た。濾液5mlから溶媒
を減圧除去すると、樹脂状固体ペルヒドロポリシラザン
0.102gが得られた。
点降下法で(溶媒:乾燥ベンゼン)により測定したとこ
ろ、1120であった。IR(赤外吸収)スペクトル
(溶媒:乾燥o−キシレン;ペルヒドロポリシラザンの
濃度:10.2g/l)は、波数(cm-1)3390、
及び1180のN−Hに基づく吸収:2170のSi−
Hに基づく吸収:1040〜800のSi−N−Siに
基づく吸収を示した。IRスペクトルを図1に示す。
の合成] 内容積500mlの四つ口フラスコにガス吹き込み管、
メカニカルスターラー、ジュワーコンデンサーを装着し
た。反応器内部を脱酸素した乾燥窒素で置換した後、四
つ口フラスコにメチルジクロロシラン(CH3SiHC
l2、24.3g,0.221mol)と乾燥ジクロロ
メタン300mlを入れた。反応混合物を氷冷し、撹拌
しながら乾燥アンモニア20.5g(1.20mol)
を窒素ガスと共に吹き込んでアンモニア分解を行った。
後、濾過した。濾液から溶媒を減圧除去し、ポリメチル
(ヒドロ)シラザンを無色の液体として8.79g得
た。生成物の数平均分子量を凝固点降下法で(溶媒:乾
燥ベンゼン)により測定したところ、310であった。
導入管、温度計、コンデンサー及び滴下ロートを装着
し、反応系内をアルゴンガスで置換した。四つ口フラス
コにテトラヒドロフラン12ml及び水酸化カリウム
0.189g(4.71mol)を入れ、磁気撹拌を開
始した。滴下ロートに上述のポリメチル(ヒドロ)シラ
ザン5.00g及び乾燥テトラヒドロフラン50mlを
入れ、これを水酸化カリウムに滴下した。室温で1時間
反応させた後、滴下ロートにヨウ化メタン1.60g
(11.3mmol)、及び乾燥テトラヒドロフラン1
mlを入れ、これを反応溶液に滴下した。室温で3時間
反応させた後、反応混合物の溶媒を減圧除去し、乾燥n
−ヘキサン40mlを加えて遠心分離し、濾過した。濾
液の溶媒を減圧除去すると、ポリメチル(ヒドロ)シラ
ザンが白色粉末として4.85g得られた。
0であった。IR(赤外吸収)スペクトル〔溶媒:乾燥
o−キシレン;ポリメチル(ヒドロ)シラザンの濃度:
43.2g/l〕は、波数(cm-1)3380、及び1
170のN−Hに基づく吸収:2140のSi−Hに基
づく吸収:1250のSi−CH3に基づく吸収を示し
た。IRスペクトルを図2に示す。
に溶解し(20wt%)、これを直径4インチ、厚さ
0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーターを用
いて塗布し(1000rpm、20秒)、室温で乾燥さ
せた(30分)。この時のIRスペクトルは図1のペル
ヒドロポリシラザンのIRスペクトルと同等であった。
続いて、このペルヒドロポリシラザンを塗布したシリコ
ン板を95℃、80%RHの恒温恒湿器中で10時間加
湿処理した。
図3に示す。図1と比較すると波数(cm-1)1100
のSi−Oに基づく吸収の成長が見られるが、未反応の
ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)3350、及び
1200のN−Hに基づく吸収:2190のSi−Hに
基づく吸収:1020〜820のSi−N−Siに基づ
く吸収が多く残存している。
に溶解し(20wt%)、この溶液10gに撹拌しなが
らプロピオン酸20mgとトリブチルアミン500mg
を室温で徐々に添加した。これを直径4インチ、厚さ
0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーターを用
いて塗布し(1000rpm、20秒)、50℃、80
%RHの恒温恒湿器中で3時間加湿処理した。
図4に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)3
390、及び1180のN−Hに基づく吸収:2170
のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−N
−Siに基づく吸収は消失し、波数(cm-1)3700
〜3100のO−Hに基づく吸収:1180、460の
Si−Oに基づく吸収が確認された。
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは11
00Å/minであった。
シレンに溶解し(20wt%)、この溶液10gに撹拌
しながらプロピオン酸20mgとトリブチルアミン50
0mgを室温で徐々に添加した。これを直径4インチ、
厚さ0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーター
を用いて塗布し(1000rpm、20秒)、50℃、
80%RHの恒温恒湿器中で3時間加湿処理した。
図5に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)3
380、及び1170のN−Hに基づく吸収:2140
のSi−Hに基づく吸収は消失し、波数(cm-1)37
00〜3300のO−Hに基づく吸収:1270のSi
−CH3に基づく吸収:1130、440のSi−Oに
基づく吸収が確認された。
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは15
00Å/minであった。
に溶解し(20wt%)、この溶液10gに撹拌しなが
ら酢酸20mgとトリブチルアミン500mgを室温で
徐々に添加した。これを直径4インチ、厚さ0.5mm
のシリコンウェハー上にスピンコーターを用いて塗布し
(1000rpm、20秒)、50℃、80%RHの恒
温恒湿器中で3時間加湿処理した。
図6に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)3
390、及び1180のN−Hに基づく吸収:2170
のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−N
−Siに基づく吸収は消失し、波数(cm-1)3700
〜3100のO−Hに基づく吸収:1190、460の
Si−Oに基づく吸収が確認された。
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは10
00Å/minであった。
に溶解し(20wt%)、この溶液10gに撹拌しなが
らプロピオン酸20mgとジペンチルアミン500mg
を室温で徐々に添加した。これを直径4インチ、厚さ
0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーターを用
いて塗布し(1000rpm、20秒)、50℃、80
%RHの恒温恒湿器中で3時間加湿処理した。
図7に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)3
390、及び1180のN−Hに基づく吸収:2170
のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−N
−Siに基づく吸収は消失し、波数(cm-1)3700
〜3000のO−Hに基づく吸収:1180、460の
Si−Oに基づく吸収が確認された。
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは12
00Å/minであった。
に溶解し(20wt%)、この溶液10gに撹拌しなが
らプロピオン酸100mgを室温で徐々に添加した。こ
れを直径4インチ、厚さ0.5mmのシリコンウェハー
上にスピンコーターを用いて塗布し(1000rpm、
20秒)、95℃、80%RHの恒温恒湿器中で5時間
加湿処理した。
図8に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)3
390、及び1180のN−Hに基づく吸収:2170
のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−N
−Siに基づく吸収はほぼ消失し、波数(cm-1)21
70のSi−Hに基づく吸収:3700〜3200のO
−Hに基づく吸収:1180、460のSi−Oに基づ
く吸収が確認された。
に溶解し(20wt%)、この溶液10gに撹拌しなが
らトリペンチルアミン500mgを室温で徐々に添加し
た。これを直径4インチ、厚さ0.5mmのシリコンウ
ェハー上にスピンコーターを用いて塗布し(1000r
pm、20秒)、95℃、80%RHの恒温恒湿器中で
1時間加湿処理した。
図9に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)3
390、及び1180のN−Hに基づく吸収:2170
のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−N
−Siに基づく吸収はほぼ消失し、波数(cm-1)21
70のSi−Hに基づく吸収:3700〜3000のO
−Hに基づく吸収:1170、450のSi−Oに基づ
く吸収が確認された。また、FT−IRの積算によりノ
イズを低減し、2900cm-1近辺を拡大したところ、
トリペンチルアミンのC−Hに基づく、わずかな吸収
(2820〜2950cm-1)が確認された(図10参
照)。
に溶解し(20wt%)、これを直径4インチ、厚さ
0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーターを用
いて塗布した(1000rpm、20秒)。次に、容量
2000mlのビーカーにトリエチルアミン50gと純
水950gを注入し、撹拌しながらマントルヒーターで
50℃に加熱した。これにペルヒドロポリシラザンを塗
布したシリコンウェハーを15分間浸漬した。
図11に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)
3390、及び1180のN−Hに基づく吸収:217
0のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−
N−Siに基づく吸収がほぼ消失し、波数(cm-1)3
600〜3100のO−Hに基づく吸収:1000〜1
250、440のSi−Oに基づく吸収が確認された。
なお、波数(cm-1)2400付近の吸収は、雰囲気中
のCO2のものである。(図12〜15においても同
様。)
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは25
00Å/minであった。
に溶解し(20wt%)、これを直径4インチ、厚さ
0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーターを用
いて塗布した(1000rpm、20秒)。次に、容量
2000mlのビーカーにn−ブチルアミン50gと純
水950gを注入し、室温(20℃)で撹拌した。これ
にペルヒドロポリシラザンを塗布したシリコンウェハー
を1時間浸漬した。
図12に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)
3390、及び1180のN−Hに基づく吸収:217
0のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−
N−Siに基づく吸収が減少し、波数(cm-1)360
0〜3200のO−Hに基づく吸収:1000〜125
0、460のSi−Oに基づく吸収が確認された。
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは30
00Å/minであった。
に溶解し(20wt%)、これを直径4インチ、厚さ
0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーターを用
いて塗布した(1000rpm、20秒)。次に、容量
2000mlのビーカーに酢酸5gとn−ペンチルアミ
ン50gと純水950gを注入し、撹拌しながらマント
ルヒーターで50℃に加熱した。
シリコンウェハーを1時間浸漬した。この後にIRスペ
クトルを測定した結果を図13に示す。ポリシラザン、
すなわち波数(cm-1)3390、及び1180のN−
Hに基づく吸収:2170のSi−Hに基づく吸収:1
040〜800のSi−N−Siに基づく吸収がほぼ消
失し、波数(cm-1)3600〜3100のO−Hに基
づく吸収:1000〜1250、440のSi−Oに基
づく吸収が確認された。
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは22
00Å/minであった。
に溶解し(20wt%)、これを直径4インチ、厚さ
0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーターを用
いて塗布した(1000rpm、20秒)。次に、容量
2000mlのビーカーにトリエチルアミン5gと純水
95gを注入し、撹拌しながらマントルヒーターで50
℃に加熱した。このビーカーの気相部分にペルヒドロポ
リシラザンを塗布したシリコンウェハーを30分間つる
した。
図14に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)
3390、及び1180のN−Hに基づく吸収:217
0のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−
N−Siに基づく吸収がほぼ消失し、波数(cm-1)3
600〜3100のO−Hに基づく吸収:1000〜1
250、450のSi−Oに基づく吸収が確認された。
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは22
00Å/minであった。
に溶解し(20wt%)、これを直径4インチ、厚さ
0.5mmのシリコンウェハー上にスピンコーターを用
いて塗布した(1000rpm、20秒)。次に、容量
2000mlのビーカーに濃度30%の過酸化水素水1
000gを注入し、撹拌しながらマントルヒーターで5
0℃に加熱した。これにペルヒドロポリシラザンを塗布
したシリコンウェハーを30分間浸漬した。
図15に示す。ポリシラザン、すなわち波数(cm-1)
3390、及び1180のN−Hに基づく吸収:217
0のSi−Hに基づく吸収:1040〜800のSi−
N−Siに基づく吸収がほぼ消失し、波数(cm-1)3
600〜2900のO−Hに基づく吸収:1000〜1
300、450のSi−Oに基づく吸収が確認された。
(エッチングレート)測定によって評価した。60%硝
酸100mlと50%フッ酸1mlを混合した腐食液に
得られた皮膜を2分間浸漬し、浸漬前後の膜厚をエリプ
ソメーターで測定したところ、エッチングレートは20
00Å/minであった。
組成物は、主として前記一般式(I)で表される構造単
位からなる骨格を有する数平均分子量が約100〜5
0,000のポリシラザン又はその変性物に、アミン類
又は/及び酸類を添加してなるものとしたことから、低
温、高速でシリカ系セラミックスに転化することが可能
なものとなる。
法は、主として前記一般式(I)で表される構造単位か
らなる骨格を有する数平均分子量が約100〜50,0
00のポリシラザン又はその変性物に、アミン類又は/
及び酸類を添加してなる組成物を、水蒸気と接触させる
という構成としたことから、本方法によると、100℃
以下、更には50℃以下の低温で緻密なセラミックス、
特にセラミックスコーティング膜を形成することができ
る。従って、従来必要であった焼成設備が不要になり、
しかも高温の焼成処理のゆえに従来適用できなかった基
材(プラスチック、電子部品など)へのセラミックスコ
ーティングが可能となる。
法は、主として前記一般式(I)で表される構造単位か
らなる骨格を有する数平均分子量が約100〜50,0
00のポリシラザン又はその変性物を、アミン類又は/
及び酸類を含む水溶液中に浸漬するか、又は該水溶液か
ら発する蒸気と接触させるという構成としたことから、
本方法によると、請求項2の方法と同様に低温で緻密な
セラミックス、特にセラミックスコーティング膜を形成
することができる。従って、従来必要であった焼成設備
が不要になり、しかも高温の焼成処理のゆえに従来適用
できなかった基材(プラスチック、電子部品など)への
セラミックスコーティングが可能となる。
ン類を含有してなることを特徴とするが、高温熱覆歴を
経ないでしかも緻密なものである。
IRスペクトル図である。
ザンのIRスペクトル図である。
ペクトル図である。
スペクトル図である。
スペクトル図である。
スペクトル図である。
スペクトル図である。
スペクトル図である。
スペクトル図である。
Rスペクトル図の2900cm-1近辺の拡大図である。
Rスペクトル図である。
Rスペクトル図である。
Rスペクトル図である。
IRスペクトル図である。
IRスペクトル図である
Claims (4)
- 【請求項1】 主として下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2及びR3は、それぞれ独立に水素原
子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
リール基、若しくはこれらの基以外でフルオロアルキル
基等のケイ素に直結する基が炭素である基、アルキルシ
リル基、アルキルアミノ基又はアルコキシ基を表す。但
し、R1、R2及びR3の少なくとも1つは水素原子であ
る。)で表される構造単位からなる骨格を有する数平均
分子量が約100〜50,000のポリシラザン又はそ
の変性物に、アミン類又は/及び酸類を添加してなるこ
とを特徴とするシリカ質セラミックス形成用組成物。 - 【請求項2】 主として下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2及びR3は、それぞれ独立に水素原
子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
リール基、若しくはこれらの基以外でフルオロアルキル
基等のケイ素に直結する基が炭素である基、アルキルシ
リル基、アルキルアミノ基又はアルコキシ基を表す。但
し、R1、R2及びR3の少なくとも1つは水素原子であ
る。)で表される構造単位からなる骨格を有する数平均
分子量が約100〜50,000のポリシラザン又はそ
の変性物に、アミン類又は/及び酸類を添加してなる組
成物を、水蒸気と接触させることを特徴とするシリカ質
セラミックスの形成方法。 - 【請求項3】 主として下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2及びR3は、それぞれ独立に水素原
子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
リール基、若しくはこれらの基以外でフルオロアルキル
基等のケイ素に直結する基が炭素である基、アルキルシ
リル基、アルキルアミノ基又はアルコキシ基を表す。但
し、R1、R2及びR3の少なくとも1つは水素原子であ
る。)で表される構造単位からなる骨格を有する数平均
分子量が約100〜50,000のポリシラザン又はそ
の変性物を、アミン類又は/及び酸類を含む水溶液中に
浸漬するか、又は該水溶液から発する蒸気と接触させる
ことを特徴とするシリカ質セラミックスの形成方法。 - 【請求項4】 アミン類を含有してなることを特徴とす
るシリカ質セラミックス膜。
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