JPH09300943A - 空調用レジスタ - Google Patents
空調用レジスタInfo
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- JPH09300943A JPH09300943A JP12032896A JP12032896A JPH09300943A JP H09300943 A JPH09300943 A JP H09300943A JP 12032896 A JP12032896 A JP 12032896A JP 12032896 A JP12032896 A JP 12032896A JP H09300943 A JPH09300943 A JP H09300943A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気供給路内にエネルギ−の小さい3次元的
な渦を生成する渦生成部材を設けることにより、風切り
音(エオルス音)の発生を抑制する。 【解決手段】 リテ−ナ51により形成される空気供給
路の下流側には上下方向調節羽根53及び左右方向調節
羽根54が配置された風向調節バレル52が取り付けら
れ、上流側にはダンパ58が取り付けられている。空気
供給路の内壁面にはエネルギ−の小さい3次元的な渦を
生成する凹凸形状等の渦生成部材10が形成されてい
る。あるいは、ダンパ58に渦生成部材11が形成され
ている。この渦生成部材10あるいは11により生成さ
れたエネルギ−の小さい3次元的な渦によって、渦生成
部材10、11より下流側に配置されている風向調節バ
レル52、上下方向調節羽根53、左右方向調節羽根5
4、連結部材57等における流れの剥離が防止され又は
流れの剥離点が下流側に下げられるので、エネルギ−の
大きい2次元的な渦によるエオルス音の発生を抑制する
ことができる。
な渦を生成する渦生成部材を設けることにより、風切り
音(エオルス音)の発生を抑制する。 【解決手段】 リテ−ナ51により形成される空気供給
路の下流側には上下方向調節羽根53及び左右方向調節
羽根54が配置された風向調節バレル52が取り付けら
れ、上流側にはダンパ58が取り付けられている。空気
供給路の内壁面にはエネルギ−の小さい3次元的な渦を
生成する凹凸形状等の渦生成部材10が形成されてい
る。あるいは、ダンパ58に渦生成部材11が形成され
ている。この渦生成部材10あるいは11により生成さ
れたエネルギ−の小さい3次元的な渦によって、渦生成
部材10、11より下流側に配置されている風向調節バ
レル52、上下方向調節羽根53、左右方向調節羽根5
4、連結部材57等における流れの剥離が防止され又は
流れの剥離点が下流側に下げられるので、エネルギ−の
大きい2次元的な渦によるエオルス音の発生を抑制する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、自動車室内等に
温度調整用の空気を吹き込む空調用レジスタに関する。
温度調整用の空気を吹き込む空調用レジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調用レジスタに関しては、図6
に示すような構造の空調用レジスタ50が知られてい
る。空調用レジスタ50は、空気供給路を形成する内壁
面を有するリテ−ナ51と、リテ−ナ51の空気吹出側
に取り付けられた風向調節バレル52と、空気供給路を
開閉するダンパ58を主体として構成されている。ダク
ト等から空調用レジスタ50へ送られた空気Fは、ダン
パ58により風量を調節され、風向調節バレル52によ
り風向を調節されて空調用レジスタ50の空気吹出口か
ら、例えば車両室内等に吹き出される。リテ−ナ51
は、断面が略方形の筒状体に形成されており、その中空
部が空気供給路を形成している。風向調節バレル52
は、空気の風向を調節するための風向調節部材が配置さ
れており、リテ−ナ51に対して上下方向に回動可能に
取り付けられている。風向調節部材としては、空気Fの
上下方向の風向を調節するための上下方向調節羽根53
と、空気Fの左右方向の風向を調節するための左右方向
調節羽根54が配置されている。上下方向調節羽根53
は、風向調節バレル52の空気吹出側(空気の下流側)
に上下方向に並列状に複数枚固定されている。したがっ
て、上下方向調節羽根53自体は回動することはなく、
風向調節バレル52の上下方向の回動とともに回動し、
これによって空気Fの上下方向の風向が調節されること
になる。また、左右方向調節羽根54は、風向調節バレ
ル52の空気流入側(空気の上流側)に左右方向に並列
状に複数枚、支持軸55により風向調節バレル52に対
して左右方向に回動可能に取り付けられている。左右方
向調節羽根54はそれぞれ連結部材57を介して連結さ
れており、回動ノブ56の左右方向の操作とともに連結
部材57を介して各左右方向調節羽根54が左右方向に
回動し、これによって空気Fの左右方向の風向が調節さ
れる。ダンパ58は、支持軸60によりリテ−ナ51に
回動可能に取り付けられており、また、リテ−ナ51の
内壁面側端部にはダンパシ−ル59が装着されている。
このダンパ58を回動させると、ダンパシ−ル59とリ
テ−ナ51の内壁面との間の隙間が変化し、これによっ
て空気Fの通過量が調節される。
に示すような構造の空調用レジスタ50が知られてい
る。空調用レジスタ50は、空気供給路を形成する内壁
面を有するリテ−ナ51と、リテ−ナ51の空気吹出側
に取り付けられた風向調節バレル52と、空気供給路を
開閉するダンパ58を主体として構成されている。ダク
ト等から空調用レジスタ50へ送られた空気Fは、ダン
パ58により風量を調節され、風向調節バレル52によ
り風向を調節されて空調用レジスタ50の空気吹出口か
ら、例えば車両室内等に吹き出される。リテ−ナ51
は、断面が略方形の筒状体に形成されており、その中空
部が空気供給路を形成している。風向調節バレル52
は、空気の風向を調節するための風向調節部材が配置さ
れており、リテ−ナ51に対して上下方向に回動可能に
取り付けられている。風向調節部材としては、空気Fの
上下方向の風向を調節するための上下方向調節羽根53
と、空気Fの左右方向の風向を調節するための左右方向
調節羽根54が配置されている。上下方向調節羽根53
は、風向調節バレル52の空気吹出側(空気の下流側)
に上下方向に並列状に複数枚固定されている。したがっ
て、上下方向調節羽根53自体は回動することはなく、
風向調節バレル52の上下方向の回動とともに回動し、
これによって空気Fの上下方向の風向が調節されること
になる。また、左右方向調節羽根54は、風向調節バレ
ル52の空気流入側(空気の上流側)に左右方向に並列
状に複数枚、支持軸55により風向調節バレル52に対
して左右方向に回動可能に取り付けられている。左右方
向調節羽根54はそれぞれ連結部材57を介して連結さ
れており、回動ノブ56の左右方向の操作とともに連結
部材57を介して各左右方向調節羽根54が左右方向に
回動し、これによって空気Fの左右方向の風向が調節さ
れる。ダンパ58は、支持軸60によりリテ−ナ51に
回動可能に取り付けられており、また、リテ−ナ51の
内壁面側端部にはダンパシ−ル59が装着されている。
このダンパ58を回動させると、ダンパシ−ル59とリ
テ−ナ51の内壁面との間の隙間が変化し、これによっ
て空気Fの通過量が調節される。
【0003】また、図7に示すような構造のレジスタ8
0も知られている。レジスタ80は、空気供給路を形成
するリテ−ナ81と、リテ−ナ81の空気吹出側に取り
付けられた風向調節部材と、空気供給路を開閉するダン
パ(図示せず)を主体として構成されている。風向調節
部材としては、空気Fの上下方向の風向を調節するため
の上下方向調節羽根82と、空気Fの左右方向の風向を
調節するための左右方向調節羽根84が配置されてい
る。上下方向調節羽根82は、リテ−ナ81の空気吹出
側に上下方向に並列状に複数枚、支持軸83によりリテ
−ナ81に対して上下方向に回動可能に配置されてい
る。また、左右方向調節羽根84は、上下方向調節羽根
82の後方(空気の上流側)に左右方向に並列状に複数
枚、支持軸85によりリテ−ナ81に対して左右方向に
回動可能に配置されている。上下方向調節羽根82およ
び左右方向調節羽根84は、図6に示した左右方向調節
羽根54と同様に、それぞれ連結部材(図示せず)を介
して連結されており、回動ノブ(図示せず)を操作する
ことによってそれぞれ上下方向、左右方向に回動され
る。
0も知られている。レジスタ80は、空気供給路を形成
するリテ−ナ81と、リテ−ナ81の空気吹出側に取り
付けられた風向調節部材と、空気供給路を開閉するダン
パ(図示せず)を主体として構成されている。風向調節
部材としては、空気Fの上下方向の風向を調節するため
の上下方向調節羽根82と、空気Fの左右方向の風向を
調節するための左右方向調節羽根84が配置されてい
る。上下方向調節羽根82は、リテ−ナ81の空気吹出
側に上下方向に並列状に複数枚、支持軸83によりリテ
−ナ81に対して上下方向に回動可能に配置されてい
る。また、左右方向調節羽根84は、上下方向調節羽根
82の後方(空気の上流側)に左右方向に並列状に複数
枚、支持軸85によりリテ−ナ81に対して左右方向に
回動可能に配置されている。上下方向調節羽根82およ
び左右方向調節羽根84は、図6に示した左右方向調節
羽根54と同様に、それぞれ連結部材(図示せず)を介
して連結されており、回動ノブ(図示せず)を操作する
ことによってそれぞれ上下方向、左右方向に回動され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、周知のよう
に、物体の周囲を粘性流体である空気が所定方向に流れ
る場合、空気の粘性によって物体の表面での流速が相対
的に遅くなり、空気の流れに速度勾配が生じ易くなる。
特に空気の流速が速い場合には、物体の表面近傍の空気
がもはや層流を形成できなくなって不連続面が発生し、
物体の下流側において流れの剥離が生じて渦を生じ易く
なる。この状態を図5aに示す。すなわち、空気Fの流
速が速くなって流れ場中の物体30により空気Fに不連
続面31が発生し、この不連続面31により物体30の
下流側に規則的(2次元的)な渦V1が生成される。特
に、大きなエネルギ−の2次元的な渦V1が物体の下流
側に生成される場合、この渦V1の急激な移動によって
空気Fの一部に急激な圧力変動等が生じ、いわゆる「風
切り音(エオルス音)」が発生する。上記した従来の空
調用レジスタの空気供給路内の空気の流れは、複雑な形
状のダクト等を通過してくる関係から一様な流れではな
く、エネルギ−の大きな渦をもった流れと想定される。
しかしながら、全体から見ればエネルギ−の大きな渦で
あっても、部分的に見れば一様な流れであり、これによ
って空調用レジスタの空気供給路内の部材の下流側にお
いてエオルス音が発生する。図6に示した空調用レジス
タ50において、エオルス音が発生し易い部材は、例え
ば○印を付した風向調節バレル52、風向調節羽根5
3、54、連結部材57等の先端部である。本願発明
は、上記問題点を解決するために創案されたものであ
り、空調用レジスタ内でのエネルギ−の大きな規則的
(2次元的)な渦の生成を防止でき、ひいては風切り音
(エオルス音)の発生を防止できる空調用レジスタを提
供することを課題とする。
に、物体の周囲を粘性流体である空気が所定方向に流れ
る場合、空気の粘性によって物体の表面での流速が相対
的に遅くなり、空気の流れに速度勾配が生じ易くなる。
特に空気の流速が速い場合には、物体の表面近傍の空気
がもはや層流を形成できなくなって不連続面が発生し、
物体の下流側において流れの剥離が生じて渦を生じ易く
なる。この状態を図5aに示す。すなわち、空気Fの流
速が速くなって流れ場中の物体30により空気Fに不連
続面31が発生し、この不連続面31により物体30の
下流側に規則的(2次元的)な渦V1が生成される。特
に、大きなエネルギ−の2次元的な渦V1が物体の下流
側に生成される場合、この渦V1の急激な移動によって
空気Fの一部に急激な圧力変動等が生じ、いわゆる「風
切り音(エオルス音)」が発生する。上記した従来の空
調用レジスタの空気供給路内の空気の流れは、複雑な形
状のダクト等を通過してくる関係から一様な流れではな
く、エネルギ−の大きな渦をもった流れと想定される。
しかしながら、全体から見ればエネルギ−の大きな渦で
あっても、部分的に見れば一様な流れであり、これによ
って空調用レジスタの空気供給路内の部材の下流側にお
いてエオルス音が発生する。図6に示した空調用レジス
タ50において、エオルス音が発生し易い部材は、例え
ば○印を付した風向調節バレル52、風向調節羽根5
3、54、連結部材57等の先端部である。本願発明
は、上記問題点を解決するために創案されたものであ
り、空調用レジスタ内でのエネルギ−の大きな規則的
(2次元的)な渦の生成を防止でき、ひいては風切り音
(エオルス音)の発生を防止できる空調用レジスタを提
供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、空気供給路を形成するリ
テ−ナと、前記空気供給路の空気吹出側に配置された風
向調節部材とを備えた空調用レジスタにおいて、前記空
気供給路内に3次元的な渦を生成する渦生成部材を設け
る。前記請求項1に記載の空調用レジスタは、渦生成部
材によって空気供給路内にエネルギ−の小さい不規則
(3次元的)な渦が生成されるので、下流側に配置され
ている風向調節部材等からの流れの剥離が防止され又は
流れが剥離する位置(剥離点)が下流側に下げられる。
これにより、主流により生成される2次元的な渦のエネ
ルギ−が減少し、エオルス音の発生を抑制することがで
きる。また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空調用レジスタにおいて、前記渦生成部材として前記
リテ−ナの内壁面に凹凸形状を形成する。前記請求項2
に記載の空調用レジスタは、リテ−ナの内壁面に凹凸形
状を形成するのみの簡単な構造でエオルス音の発生を抑
制することができる。また、請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の空調用レジスタにおいて、前記空気供
給路を開閉するダンパを設け、前記渦生成部材として前
記ダンパに凹凸形状を形成する。前記請求項3に記載の
空調用レジスタは、空気供給路に設けられたダンパに凹
凸形状を形成するのみの簡単な構造でエオルス音の発生
を抑制することができる。また、請求項4に記載の発明
は、請求項3に記載の空調用レジスタにおいて、前記渦
生成部材として前記リテ−ナの内壁面及び前記ダンパに
凹凸形状を形成する。前記請求項4に記載の空調用レジ
スタは、リテ−ナの内壁面及びダンパに凹凸形状を形成
したので、空気供給路の吹出口全域にエネルギ−の小さ
い3次元的な渦を生成することができ、エオルス音の発
生を一層抑制することができる。
に、請求項1に記載の発明は、空気供給路を形成するリ
テ−ナと、前記空気供給路の空気吹出側に配置された風
向調節部材とを備えた空調用レジスタにおいて、前記空
気供給路内に3次元的な渦を生成する渦生成部材を設け
る。前記請求項1に記載の空調用レジスタは、渦生成部
材によって空気供給路内にエネルギ−の小さい不規則
(3次元的)な渦が生成されるので、下流側に配置され
ている風向調節部材等からの流れの剥離が防止され又は
流れが剥離する位置(剥離点)が下流側に下げられる。
これにより、主流により生成される2次元的な渦のエネ
ルギ−が減少し、エオルス音の発生を抑制することがで
きる。また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空調用レジスタにおいて、前記渦生成部材として前記
リテ−ナの内壁面に凹凸形状を形成する。前記請求項2
に記載の空調用レジスタは、リテ−ナの内壁面に凹凸形
状を形成するのみの簡単な構造でエオルス音の発生を抑
制することができる。また、請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の空調用レジスタにおいて、前記空気供
給路を開閉するダンパを設け、前記渦生成部材として前
記ダンパに凹凸形状を形成する。前記請求項3に記載の
空調用レジスタは、空気供給路に設けられたダンパに凹
凸形状を形成するのみの簡単な構造でエオルス音の発生
を抑制することができる。また、請求項4に記載の発明
は、請求項3に記載の空調用レジスタにおいて、前記渦
生成部材として前記リテ−ナの内壁面及び前記ダンパに
凹凸形状を形成する。前記請求項4に記載の空調用レジ
スタは、リテ−ナの内壁面及びダンパに凹凸形状を形成
したので、空気供給路の吹出口全域にエネルギ−の小さ
い3次元的な渦を生成することができ、エオルス音の発
生を一層抑制することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本願発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。まず、本願発明の原理を図5を用
いて説明する。図5aに示すように、空気Fの流速が速
くなると、流れ場中の物体30の下流側にエネルギ−の
大きい2次元的な渦V1が発生し、この渦V1によって
エオルス音が発生する。ここで、図5bに示すように、
空気Fの供給路に凹凸形状等の渦生成部材35を設ける
と、これらの渦生成部材35によってエネルギ−の小さ
い不規則(3次元的)な渦V2が生成される。渦V2の
広がり幅、消滅までの距離は、渦生成部材35の数、高
さ、空気Fの流速等によって変化する。このエネルギ−
の小さい3次元的な渦V2中に物体30を置くと、エネ
ルギ−の小さい3次元的な渦V2がちょうど砂利のよう
な役割を果して物体30における流れの剥離が防止され
又は流れが剥離する位置(剥離点)が下流側に下げられ
る。流れの剥離点が下流側に移動すると、空気Fの主流
により生成される2次元的な渦V1のエネルギ−が減少
し、したがって2次元的な渦V1による発生するエオル
ス音が抑制される。なお、渦生成部材35は、渦生成部
材35によって生成される渦V2によって騒音が発生し
ない構造にする必要がある。
面を用いて説明する。まず、本願発明の原理を図5を用
いて説明する。図5aに示すように、空気Fの流速が速
くなると、流れ場中の物体30の下流側にエネルギ−の
大きい2次元的な渦V1が発生し、この渦V1によって
エオルス音が発生する。ここで、図5bに示すように、
空気Fの供給路に凹凸形状等の渦生成部材35を設ける
と、これらの渦生成部材35によってエネルギ−の小さ
い不規則(3次元的)な渦V2が生成される。渦V2の
広がり幅、消滅までの距離は、渦生成部材35の数、高
さ、空気Fの流速等によって変化する。このエネルギ−
の小さい3次元的な渦V2中に物体30を置くと、エネ
ルギ−の小さい3次元的な渦V2がちょうど砂利のよう
な役割を果して物体30における流れの剥離が防止され
又は流れが剥離する位置(剥離点)が下流側に下げられ
る。流れの剥離点が下流側に移動すると、空気Fの主流
により生成される2次元的な渦V1のエネルギ−が減少
し、したがって2次元的な渦V1による発生するエオル
ス音が抑制される。なお、渦生成部材35は、渦生成部
材35によって生成される渦V2によって騒音が発生し
ない構造にする必要がある。
【0007】渦生成部材として凹凸形状を形成した実施
の形態を図1に示す。図1において、図6に示した空調
用レジスタと同符号を付したものは同じ要素であるので
説明を省略する。図6に示した空調用レジスタと異なる
点は、エオルス音を発生させる部材、例えば図6に○印
を付した風向調節バレル54、上下方向調節羽根53、
左右方向調節羽根54、連結部材57等の上流側のリテ
−ナ51の空気供給路を形成する内壁面に凹凸形状10
を形成した点である。凹凸形状10の構造例を図3に示
す。図3aは立方体を含む直方体の例であり、図3bは
円柱の例であり、図3cは三角柱の例であり、図3dは
凹部ディンプルの例であり、図3eは凸部ディンプルの
例である。また、図3fに示すように、角錐、円錐、三
角錐等の先端が細くなる形状でもよい。なお、各凹凸形
状10の大きさは特に限定されない。また、凹凸形状1
0の配列は規則的でもよいし不規則でもよい。また、図
3gに示すように、段階的に凹凸形状を形成してもよ
い。このような凹凸形状10が、空気供給路を形成する
内壁面に形成されたリテ−ナ51の断面斜視図を図2に
示す。凹凸形状10は、リテ−ナ51の内壁面の上下及
び左右の両面に形成してもよいし上下あるいは左右の一
方にのみ形成してもよい。また、各面の全面に形成して
もよいし一部にのみ形成してもよい。リテ−ナ51の空
気供給路を形成する内壁面に凹凸形状10を形成する
と、図5bに示すように凹凸形状10の下流側にエネル
ギ−の小さい3次元的な渦V2が生成される。これによ
り、渦V2中に置かれている風向調節バレル54、上下
方向調節羽根53、左右方向調節羽根54、連結部材5
7等における流れの剥離が防止され又は流れの剥離点が
下流側に下げられる。したがって、空気Fにより形成さ
れる2次元的な渦V1のエネルギ−が減少し、渦V1に
よるエオルス音の発生が抑制される。
の形態を図1に示す。図1において、図6に示した空調
用レジスタと同符号を付したものは同じ要素であるので
説明を省略する。図6に示した空調用レジスタと異なる
点は、エオルス音を発生させる部材、例えば図6に○印
を付した風向調節バレル54、上下方向調節羽根53、
左右方向調節羽根54、連結部材57等の上流側のリテ
−ナ51の空気供給路を形成する内壁面に凹凸形状10
を形成した点である。凹凸形状10の構造例を図3に示
す。図3aは立方体を含む直方体の例であり、図3bは
円柱の例であり、図3cは三角柱の例であり、図3dは
凹部ディンプルの例であり、図3eは凸部ディンプルの
例である。また、図3fに示すように、角錐、円錐、三
角錐等の先端が細くなる形状でもよい。なお、各凹凸形
状10の大きさは特に限定されない。また、凹凸形状1
0の配列は規則的でもよいし不規則でもよい。また、図
3gに示すように、段階的に凹凸形状を形成してもよ
い。このような凹凸形状10が、空気供給路を形成する
内壁面に形成されたリテ−ナ51の断面斜視図を図2に
示す。凹凸形状10は、リテ−ナ51の内壁面の上下及
び左右の両面に形成してもよいし上下あるいは左右の一
方にのみ形成してもよい。また、各面の全面に形成して
もよいし一部にのみ形成してもよい。リテ−ナ51の空
気供給路を形成する内壁面に凹凸形状10を形成する
と、図5bに示すように凹凸形状10の下流側にエネル
ギ−の小さい3次元的な渦V2が生成される。これによ
り、渦V2中に置かれている風向調節バレル54、上下
方向調節羽根53、左右方向調節羽根54、連結部材5
7等における流れの剥離が防止され又は流れの剥離点が
下流側に下げられる。したがって、空気Fにより形成さ
れる2次元的な渦V1のエネルギ−が減少し、渦V1に
よるエオルス音の発生が抑制される。
【0008】前記実施の形態では、空気供給路に設けら
れたダンパを空気の流量を調節する手段として用いた空
調用レジスタに適用したが、ダンパを用いていない空調
用レジスタ、例えば、空気供給路に供給する空気の流量
をファン等によって調節する空調用レジスタに対しても
適用可能である。
れたダンパを空気の流量を調節する手段として用いた空
調用レジスタに適用したが、ダンパを用いていない空調
用レジスタ、例えば、空気供給路に供給する空気の流量
をファン等によって調節する空調用レジスタに対しても
適用可能である。
【0009】また、風向調節バレル54、上下方向調節
羽根53、左右方向調節羽根54、連結部材57等のエ
オルス音を発生させる部材の上流側のリテ−ナ51の空
気供給路を形成する内壁面に凹凸形状10を形成した
が、エオルス音を発生させる部材の上流側に配置されて
いるダンパ58に凹凸形状11を形成してもよい。ダン
パ58に形成する凹凸形状11としては、図3に示した
ような構造のものでよく、また、リテ−ナ51の空気供
給路を形成する内壁面に形成する凹凸形状10と異なる
構造のものを用いてもよい。また、凹凸形状11は、ダ
ンパ58の上流側及び下流側の両面に形成してもよいし
上流側あるいは下流側の一方の面にのみ形成してもよ
い。また、各面の全面に形成してもよいし一部にのみ形
成してもよい。上流側及び下流側の両面に凹凸形状11
を形成したダンパ58の斜視図を図4aに示す。図4a
に示したダンパ58を用いた場合、ダクト等から供給さ
れる空気Fは、ダンパ58の両端部に装着されているダ
ンパシ−ル59の縁部と空気供給路の内壁面との隙間を
介して下流側に流れる。そして、図4cに示すように、
空気Fがダンパ58に形成された凹凸形状11に沿って
流れるときにエネルギ−の小さい3次元的な渦V2が生
成される。この3次元的な渦V2によってダンパ58の
下流側に配置されている部材における流れの剥離が防止
され又は流れの剥離点が下流側に下げられるので、エオ
ルス音の発生が抑制される。
羽根53、左右方向調節羽根54、連結部材57等のエ
オルス音を発生させる部材の上流側のリテ−ナ51の空
気供給路を形成する内壁面に凹凸形状10を形成した
が、エオルス音を発生させる部材の上流側に配置されて
いるダンパ58に凹凸形状11を形成してもよい。ダン
パ58に形成する凹凸形状11としては、図3に示した
ような構造のものでよく、また、リテ−ナ51の空気供
給路を形成する内壁面に形成する凹凸形状10と異なる
構造のものを用いてもよい。また、凹凸形状11は、ダ
ンパ58の上流側及び下流側の両面に形成してもよいし
上流側あるいは下流側の一方の面にのみ形成してもよ
い。また、各面の全面に形成してもよいし一部にのみ形
成してもよい。上流側及び下流側の両面に凹凸形状11
を形成したダンパ58の斜視図を図4aに示す。図4a
に示したダンパ58を用いた場合、ダクト等から供給さ
れる空気Fは、ダンパ58の両端部に装着されているダ
ンパシ−ル59の縁部と空気供給路の内壁面との隙間を
介して下流側に流れる。そして、図4cに示すように、
空気Fがダンパ58に形成された凹凸形状11に沿って
流れるときにエネルギ−の小さい3次元的な渦V2が生
成される。この3次元的な渦V2によってダンパ58の
下流側に配置されている部材における流れの剥離が防止
され又は流れの剥離点が下流側に下げられるので、エオ
ルス音の発生が抑制される。
【0010】なお、ダンパ58が空気供給路を完全に閉
じない隙間を有する位置に回動されている場合、ダンパ
58の下流側端部に装着されているダンパシ−ル59の
縁部のエッジから流れの剥離により2次元的な渦が生成
され、この2次元的な渦が下流側に配置されている風向
調節バレル52、連結部材57の縁等に衝突して笛吹音
(エッジ音)が発生することがある。本願発明では、リ
テ−ナ51の空気供給路を形成する内壁面に形成された
凹凸形状10あるいはダンパ58に形成された凹凸形状
11によってこのような笛吹音の発生も抑制することが
できる。すなわち、リテ−ナ51の空気供給路を形成す
る内壁面の、ダンパ58の下流側端部に装着されている
ダンパシ−ル59と係合する位置より上流側に形成され
ている凹凸形状10、ダンパ58の上流側の面に形成さ
れている凹凸形状11によって、ダンパ58の下流側端
部に装着されているダンパシ−ル59の縁部から流れの
剥離により生成される2次元的な渦のエネルギ−が抑制
されるので、笛吹音の発生が抑制される。また、リテ−
ナ51の空気供給路を形成する内壁面の、ダンパ58の
下流側端部に装着されているダンパシ−ル59と係合す
る位置より下流側に形成されている凹凸形状10によっ
て、ダンパ58の下流側端部に装着されているダンパシ
−ル59の縁部から流れの剥離により生成される2次元
的な渦がエネルギ−の小さい3次元的な渦に分断、変成
されるので、笛吹音の発生が抑制される。
じない隙間を有する位置に回動されている場合、ダンパ
58の下流側端部に装着されているダンパシ−ル59の
縁部のエッジから流れの剥離により2次元的な渦が生成
され、この2次元的な渦が下流側に配置されている風向
調節バレル52、連結部材57の縁等に衝突して笛吹音
(エッジ音)が発生することがある。本願発明では、リ
テ−ナ51の空気供給路を形成する内壁面に形成された
凹凸形状10あるいはダンパ58に形成された凹凸形状
11によってこのような笛吹音の発生も抑制することが
できる。すなわち、リテ−ナ51の空気供給路を形成す
る内壁面の、ダンパ58の下流側端部に装着されている
ダンパシ−ル59と係合する位置より上流側に形成され
ている凹凸形状10、ダンパ58の上流側の面に形成さ
れている凹凸形状11によって、ダンパ58の下流側端
部に装着されているダンパシ−ル59の縁部から流れの
剥離により生成される2次元的な渦のエネルギ−が抑制
されるので、笛吹音の発生が抑制される。また、リテ−
ナ51の空気供給路を形成する内壁面の、ダンパ58の
下流側端部に装着されているダンパシ−ル59と係合す
る位置より下流側に形成されている凹凸形状10によっ
て、ダンパ58の下流側端部に装着されているダンパシ
−ル59の縁部から流れの剥離により生成される2次元
的な渦がエネルギ−の小さい3次元的な渦に分断、変成
されるので、笛吹音の発生が抑制される。
【0011】以上の実施の形態では、渦生成部材とし
て、リテ−ナ51の空気供給路を形成する内壁面に形成
された凹凸形状10又はダンパ58に形成した凹凸形状
11の一方を用いたが、凹凸形状10及び11の双方を
用いてもよい。リテ−ナ51の空気供給路を形成する内
壁面及びダンパに凹凸形状を形成した場合には、リテ−
ナ51の空気吹出口全域に渡って3次元的な渦が生成さ
れるので、下流側に配置されている風向調節バレル5
4、上下方向調節羽根53、左右方向調節羽根54、連
結部材57等によるエオルス音の発生を一層抑制するこ
とができる。
て、リテ−ナ51の空気供給路を形成する内壁面に形成
された凹凸形状10又はダンパ58に形成した凹凸形状
11の一方を用いたが、凹凸形状10及び11の双方を
用いてもよい。リテ−ナ51の空気供給路を形成する内
壁面及びダンパに凹凸形状を形成した場合には、リテ−
ナ51の空気吹出口全域に渡って3次元的な渦が生成さ
れるので、下流側に配置されている風向調節バレル5
4、上下方向調節羽根53、左右方向調節羽根54、連
結部材57等によるエオルス音の発生を一層抑制するこ
とができる。
【0012】また、渦生成部材として凹凸形状を用いた
が、渦生成部材としては3次元的な渦を生成することが
できれば種々の構造が可能である。例えば、リテ−ナ5
1の空気供給路を形成する内壁面あるいはダンパに、空
気の流れとほぼ平行に形成された複数のリブ等を用いて
もよい。リブは離散的に配置してもよい。リブの形状は
種々の形状が可能である。また、風向調節羽根について
は、上下方向調節羽根53及び左右方向調節羽根54と
も風向調節バレル52に対して回動可能としてもよい。
また、風向調節羽根は手動あるいは自動のいずれで回動
させてもよい。
が、渦生成部材としては3次元的な渦を生成することが
できれば種々の構造が可能である。例えば、リテ−ナ5
1の空気供給路を形成する内壁面あるいはダンパに、空
気の流れとほぼ平行に形成された複数のリブ等を用いて
もよい。リブは離散的に配置してもよい。リブの形状は
種々の形状が可能である。また、風向調節羽根について
は、上下方向調節羽根53及び左右方向調節羽根54と
も風向調節バレル52に対して回動可能としてもよい。
また、風向調節羽根は手動あるいは自動のいずれで回動
させてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の空調用
レジスタを用いれば、渦生成部材によって空気供給路内
にエネルギ−の小さい3次元的な渦が生成されて下流側
に配置されている部材からの流れの剥離が防止され又は
流れの剥離点が下流側に下げられるので、エオルス音の
発生を抑制することができる。また、請求項2及び請求
項3に記載の空調用レジスタを用いれば、簡単な構造で
エオルス音の発生を抑制することができる。また、請求
項4に記載の空調用レジスタを用いれば、空気供給路の
吹出口全域にエネルギ−の小さい3次元的な渦が生成さ
れるので、エオルス音の発生を一層抑制することができ
る。
レジスタを用いれば、渦生成部材によって空気供給路内
にエネルギ−の小さい3次元的な渦が生成されて下流側
に配置されている部材からの流れの剥離が防止され又は
流れの剥離点が下流側に下げられるので、エオルス音の
発生を抑制することができる。また、請求項2及び請求
項3に記載の空調用レジスタを用いれば、簡単な構造で
エオルス音の発生を抑制することができる。また、請求
項4に記載の空調用レジスタを用いれば、空気供給路の
吹出口全域にエネルギ−の小さい3次元的な渦が生成さ
れるので、エオルス音の発生を一層抑制することができ
る。
【図1】本願発明の空調用レジスタの断面図である。
【図2】凹凸形状が形成されたリテ−ナの断面斜視図で
ある。
ある。
【図3】凹凸形状の例を示す図である。
【図4】凹凸形状が形成されたダンパの斜視図及び動作
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本願発明の原理を説明する図である。
【図6】従来の空調用レジスタの断面図である。
【図7】従来の空調用レジスタの断面図である。
10、11;渦生成部材(凹凸形状) 50、80;空調用レジスタ 51、81;リテ−ナ 52;風向調節バレル 53、82;上下方向調節羽根 54、84;左右方向調節羽根 56;回動ノブ 57;連結部材 58;ダンパ 59;ダンパシ−ル
Claims (4)
- 【請求項1】 空気供給路を形成するリテ−ナと、前記
空気供給路の空気吹出側に配置された風向調節部材とを
備えた空調用レジスタにおいて、前記空気供給路内に3
次元的な渦を生成する渦生成部材を設けたことを特徴と
する空調用レジスタ。 - 【請求項2】 前記渦生成部材は、前記リテ−ナの内壁
面に形成された凹凸形状であることを特徴とする請求項
1に記載の空調用レジスタ。 - 【請求項3】 前記空気供給路を開閉するダンパを備
え、前記渦生成部材は、前記ダンパに形成された凹凸形
状であることを特徴とする請求項1に記載の空調用レジ
スタ。 - 【請求項4】 前記渦生成部材は、前記リテ−ナの内壁
面及び前記ダンパに形成された凹凸形状であることを特
徴とする請求項3に記載の空調用レジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12032896A JPH09300943A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 空調用レジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12032896A JPH09300943A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 空調用レジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09300943A true JPH09300943A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14783545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12032896A Pending JPH09300943A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 空調用レジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09300943A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-05-15 JP JP12032896A patent/JPH09300943A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040224 |