JPH0354254B2 - - Google Patents
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- JPH0354254B2 JPH0354254B2 JP60036913A JP3691385A JPH0354254B2 JP H0354254 B2 JPH0354254 B2 JP H0354254B2 JP 60036913 A JP60036913 A JP 60036913A JP 3691385 A JP3691385 A JP 3691385A JP H0354254 B2 JPH0354254 B2 JP H0354254B2
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- JP
- Japan
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- flow
- nozzle
- flow divider
- divider
- flow path
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/06—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
- F24F13/065—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser formed as cylindrical or spherical bodies which are rotatable
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
- F24F11/72—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
- F24F11/79—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling the direction of the supplied air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/08—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
- F24F13/10—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/24—Means for preventing or suppressing noise
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、空調装置等の吹出口に設けられ、送
風源からの流れを任意の方向に偏向させて吹き出
させるための流れ方向制御装置に関するものであ
る。
風源からの流れを任意の方向に偏向させて吹き出
させるための流れ方向制御装置に関するものであ
る。
従来の技術
近年、空調機器が冷・暖房を兼ねるようになつ
て、部屋の温度分布を快適性と経済性の両面か
ら、使用者の要望に応じて自由に制御できること
が望まれている。一般には、快適性のために空調
機器の吹き出し風向は、暖房時には温風を下向き
に、冷房時には冷風を上向きに分散して送り、空
調される部屋の温度分布を均一化させるほうが良
い。
て、部屋の温度分布を快適性と経済性の両面か
ら、使用者の要望に応じて自由に制御できること
が望まれている。一般には、快適性のために空調
機器の吹き出し風向は、暖房時には温風を下向き
に、冷房時には冷風を上向きに分散して送り、空
調される部屋の温度分布を均一化させるほうが良
い。
また、最近需要家から要望されているゾーン冷
暖房のように、経済性を考慮して部屋の中で人が
生活している空間の一部領域だけをスポツト的に
空調できるように、空調機器の設置位置に制約さ
れずに広範囲に気流を偏向し、集中送風もできる
ことが望ましい。
暖房のように、経済性を考慮して部屋の中で人が
生活している空間の一部領域だけをスポツト的に
空調できるように、空調機器の設置位置に制約さ
れずに広範囲に気流を偏向し、集中送風もできる
ことが望ましい。
このような目的を達成するために、偏向板を用
いた送風制御機構が用いられてきた。
いた送風制御機構が用いられてきた。
以下図面を参照しながら、上述した従来の流れ
方向制御装置の一例について説明する。
方向制御装置の一例について説明する。
第６図、第７図は従来の流れ方向制御装置の正
面断面図および横断面図を示すものである。
面断面図および横断面図を示すものである。
第６図及び第７図において、１は案内壁、２は
冷温風を吹出すノズル、３は軸４によつて回転す
る偏向板である。
冷温風を吹出すノズル、３は軸４によつて回転す
る偏向板である。
以上のように構成された従来の流れ方向制御装
置について、以下その動作について説明する。
置について、以下その動作について説明する。
まず、送風器（図示せず）より送られて来た流
れは管内流路（図示せず）を通つて流路端に設置
された流れ方向制御装置の偏向板３により吹出し
風の偏向作用を受けて、ノズル２から出た流れは
案内壁１に付着し偏向される。偏向板３を回転す
ると流れが付着する案内壁１が回転し、吹出し風
向が変化する。
れは管内流路（図示せず）を通つて流路端に設置
された流れ方向制御装置の偏向板３により吹出し
風の偏向作用を受けて、ノズル２から出た流れは
案内壁１に付着し偏向される。偏向板３を回転す
ると流れが付着する案内壁１が回転し、吹出し風
向が変化する。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、流路中で
最も流路断面積が狭くなるノズル２の入口部分の
位置に偏向板３を設けるために、高い通風抵抗に
なるとともに、風速が高い位置での偏向のため偏
向角度が大きくとれない、という問題点を有して
いた。しかも、偏向角度を大きくとろうとして偏
向板４の角度を増加させると、通風抵抗が増大す
ると同時に偏向板３の下流に大きな乱流渦域が発
生し、乱流騒音の発生原因となつていた。
最も流路断面積が狭くなるノズル２の入口部分の
位置に偏向板３を設けるために、高い通風抵抗に
なるとともに、風速が高い位置での偏向のため偏
向角度が大きくとれない、という問題点を有して
いた。しかも、偏向角度を大きくとろうとして偏
向板４の角度を増加させると、通風抵抗が増大す
ると同時に偏向板３の下流に大きな乱流渦域が発
生し、乱流騒音の発生原因となつていた。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の流れ方向
制御装置は、管内流路の出口端に設けられ、流路
の中心軸から流路外壁へ向けて流れを分散させる
分流器と、前記分流器の下流側近傍に設けられ、
前記分流器の外径寸法より小さな吹出口を有し、
かつ前記吹出口より下流側に漸次拡大形状をした
案内壁とで構成された拡大ノズルと、前記拡大ノ
ズルと前記分流器底面との間に設けられ、前記分
流器を支持し、かつ前記拡大ノズル内部に内蔵さ
れ、独立して収納または伸長することにより前記
分流器を任意の方向へ任意の角度だけ自由に傾斜
させる制御棒という構成を備えたものである。
制御装置は、管内流路の出口端に設けられ、流路
の中心軸から流路外壁へ向けて流れを分散させる
分流器と、前記分流器の下流側近傍に設けられ、
前記分流器の外径寸法より小さな吹出口を有し、
かつ前記吹出口より下流側に漸次拡大形状をした
案内壁とで構成された拡大ノズルと、前記拡大ノ
ズルと前記分流器底面との間に設けられ、前記分
流器を支持し、かつ前記拡大ノズル内部に内蔵さ
れ、独立して収納または伸長することにより前記
分流器を任意の方向へ任意の角度だけ自由に傾斜
させる制御棒という構成を備えたものである。
作 用
本発明は上記の構成によつて、管内流路の出口
端まで流出したきた流れは分流器によつて管内流
路周辺に分流され、その直後に前記分流器底面と
拡大ノズル上流端面にはさまれた流路によつて再
び中心方向へ向けられ、拡大ノズル吹出口を通つ
て外界へ放出される。このとき、前記分流器によ
つて上流からの流れの乱れが整流され、さらに前
記制御棒の伸縮によつて前記分流器が任意の方向
に任意の角度だけ傾き、流れの方向が制御され
る。即ち、前記分流器が中央に位置しているとき
前記分流器底面と前記拡大ノズル上流端面より成
る流路によつて中心方向へ向かうバイアス流れが
生成され、中心部分に集められた流れはバイアス
流れの全圧がつまりあつているために拡大ノズル
吹出口より鉛直方向に放出される。
端まで流出したきた流れは分流器によつて管内流
路周辺に分流され、その直後に前記分流器底面と
拡大ノズル上流端面にはさまれた流路によつて再
び中心方向へ向けられ、拡大ノズル吹出口を通つ
て外界へ放出される。このとき、前記分流器によ
つて上流からの流れの乱れが整流され、さらに前
記制御棒の伸縮によつて前記分流器が任意の方向
に任意の角度だけ傾き、流れの方向が制御され
る。即ち、前記分流器が中央に位置しているとき
前記分流器底面と前記拡大ノズル上流端面より成
る流路によつて中心方向へ向かうバイアス流れが
生成され、中心部分に集められた流れはバイアス
流れの全圧がつまりあつているために拡大ノズル
吹出口より鉛直方向に放出される。
ところが、分流器が制御棒により傾けられる
と、傾けた方向の分流器と拡大ノズル上流端面と
で成る流路が狭まり、その領域を流れるバイアス
流れの一部が遮られ、そのために吹出口での周方
向全圧分布がアンバランスとなる その結果、流路の狭まりによつて遮られた領域
近傍の拡大ノズル案内壁の吹出口付近に、周囲か
らのバイアス流れが全圧力差分だけ作用し拡大ノ
ズル吹出口から吹出した流れは拡大ノズル案内壁
上をコアンダ効果による流れの付着現象を引き起
こして、傾いた分流器の方向へ大きく偏向され
る。また、分流器の角度が変化することにより、
流路間隙が変化し、案内壁への流れの付着の強さ
が変化する。この結果、吹出し流れは分流器の偏
向角度および翼の偏向位置に応じて３次元的に全
ての方向に流れの吹出し風向を制御することが可
能となる。
と、傾けた方向の分流器と拡大ノズル上流端面と
で成る流路が狭まり、その領域を流れるバイアス
流れの一部が遮られ、そのために吹出口での周方
向全圧分布がアンバランスとなる その結果、流路の狭まりによつて遮られた領域
近傍の拡大ノズル案内壁の吹出口付近に、周囲か
らのバイアス流れが全圧力差分だけ作用し拡大ノ
ズル吹出口から吹出した流れは拡大ノズル案内壁
上をコアンダ効果による流れの付着現象を引き起
こして、傾いた分流器の方向へ大きく偏向され
る。また、分流器の角度が変化することにより、
流路間隙が変化し、案内壁への流れの付着の強さ
が変化する。この結果、吹出し流れは分流器の偏
向角度および翼の偏向位置に応じて３次元的に全
ての方向に流れの吹出し風向を制御することが可
能となる。
実施例
以下本発明の一実施例の流れ方向制御装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例における流れ方向制
御装置の斜視図を示すものである。
御装置の斜視図を示すものである。
第１図において、５は送風機（図示せず）より
送られてきた流れを誘導する流路外壁６の端部に
設けられ、かつ前記流路外壁６の外径より小さな
内径を有する吹出口７と、前記吹出口７より下流
側へ漸次拡大形状を有する案内壁８とで構成され
た拡大ノズルである。この拡大ノズル５の上流側
に、前記流路外壁６内の流れを流路の中心軸に対
して外方向へ分散させる分流器９が設けられ、前
記拡大ノズル５の上流端面１０と前記分流器９の
底面１１とで構成された流路の絞りの作用により
中心方向へ向けて流れるバイアス流れが再び集め
られ、流れが整流される。さらに前記分流器９内
に内蔵され、各々独立して伸縮できる制御棒１２
が埋め込まれ、この制御棒１２によつて、前記分
流器９が前記拡大ノズル上流端面１０上に連動し
て、あるいは単独に伸縮長の変化を駆動・制御す
ることによつて任意の方向及び任意の角度に傾斜
できるように固定される。
送られてきた流れを誘導する流路外壁６の端部に
設けられ、かつ前記流路外壁６の外径より小さな
内径を有する吹出口７と、前記吹出口７より下流
側へ漸次拡大形状を有する案内壁８とで構成され
た拡大ノズルである。この拡大ノズル５の上流側
に、前記流路外壁６内の流れを流路の中心軸に対
して外方向へ分散させる分流器９が設けられ、前
記拡大ノズル５の上流端面１０と前記分流器９の
底面１１とで構成された流路の絞りの作用により
中心方向へ向けて流れるバイアス流れが再び集め
られ、流れが整流される。さらに前記分流器９内
に内蔵され、各々独立して伸縮できる制御棒１２
が埋め込まれ、この制御棒１２によつて、前記分
流器９が前記拡大ノズル上流端面１０上に連動し
て、あるいは単独に伸縮長の変化を駆動・制御す
ることによつて任意の方向及び任意の角度に傾斜
できるように固定される。
以上のように構成された流れ方向制御装置につ
いて、以下第２図から第５図を用いてその動作を
説明する。
いて、以下第２図から第５図を用いてその動作を
説明する。
まず第２図は断面図を示すものであつて、分流
器底面１１が拡大ノズル上流端面１０に図の右側
で接触している場合について説明する。この場
合、流路に入つた流れFIは分流器９の作用によ
り、外方に向かう流れFOとなる。この結果、流
れは流路外壁６に衝突し、拡大ノズル上流端面１
０と分流器底面１１に沿つた流れとなり、絞りの
作用によつて流路の軸の方向に向かうバイアス流
れFBとなる。ここで図の右側においてもバイア
ス流れが発生するが、分流器９の傾きによつて拡
大ノズル上流端面１０と接触することによる遮蔽
効果により、バイアス流れFBは遮られる。この
ため拡大ノズル５の吹出口７から出る流れFAは
図の左側からのバイアス流れFBに押されて右側
の案内壁８の方向に向けられる。この結果、拡大
ノズル５から出る流れFAは案内壁８と干渉し、
コアンダ効果によつて案内壁８表面に沿つて流
れ、風量をほとんど低下させずに広角に偏向す
る。この場合、最大偏向角度は案内壁８の形状に
よつて任意に設定できる。
器底面１１が拡大ノズル上流端面１０に図の右側
で接触している場合について説明する。この場
合、流路に入つた流れFIは分流器９の作用によ
り、外方に向かう流れFOとなる。この結果、流
れは流路外壁６に衝突し、拡大ノズル上流端面１
０と分流器底面１１に沿つた流れとなり、絞りの
作用によつて流路の軸の方向に向かうバイアス流
れFBとなる。ここで図の右側においてもバイア
ス流れが発生するが、分流器９の傾きによつて拡
大ノズル上流端面１０と接触することによる遮蔽
効果により、バイアス流れFBは遮られる。この
ため拡大ノズル５の吹出口７から出る流れFAは
図の左側からのバイアス流れFBに押されて右側
の案内壁８の方向に向けられる。この結果、拡大
ノズル５から出る流れFAは案内壁８と干渉し、
コアンダ効果によつて案内壁８表面に沿つて流
れ、風量をほとんど低下させずに広角に偏向す
る。この場合、最大偏向角度は案内壁８の形状に
よつて任意に設定できる。
次に第３図に示すように、分流器９の左側部分
を傾け、その先端を接触させた場合について説明
する。この場合、図中の左側のバイアス流れFB
が遮られ、拡大ノズル５の吹出口７から出る流れ
FAは左側に傾き、左側の案内壁８に沿つて広角
に左側に偏向する。
を傾け、その先端を接触させた場合について説明
する。この場合、図中の左側のバイアス流れFB
が遮られ、拡大ノズル５の吹出口７から出る流れ
FAは左側に傾き、左側の案内壁８に沿つて広角
に左側に偏向する。
すなわち、分流器９の傾きによる遮蔽位置に応
じて、遮蔽位置の存在する方向に流れは広角に偏
向することになる。
じて、遮蔽位置の存在する方向に流れは広角に偏
向することになる。
また、流れFOよりも上流の流れについては全
て第２図と同一であるため、以下は省略する。
て第２図と同一であるため、以下は省略する。
次に第４図に示すように、分流器９をａだけ傾
け、分流器先端をわずかな間隙を設けた場合につ
いて説明する。
け、分流器先端をわずかな間隙を設けた場合につ
いて説明する。
この場合、このわずかな間隙を通過する流れ
FBLが発生し、この作用により拡大ノズル５の、
吹出口７から出る流れFAの傾き力が小さくなる。
この結果、案内壁８への付着の度合も減少し、偏
向角度も第３図に比較して小さくなる。そして、
この間隙を序々に大きくしていくように傾き角度
ａを小さくしていくと、流れの偏向角度はしだい
に小さくなり、最終的には第５図に示すように偏
向角度はついに零となる。
FBLが発生し、この作用により拡大ノズル５の、
吹出口７から出る流れFAの傾き力が小さくなる。
この結果、案内壁８への付着の度合も減少し、偏
向角度も第３図に比較して小さくなる。そして、
この間隙を序々に大きくしていくように傾き角度
ａを小さくしていくと、流れの偏向角度はしだい
に小さくなり、最終的には第５図に示すように偏
向角度はついに零となる。
即ち、分流器９の傾斜角度αを変化させること
によつて、流れの偏向角度を任意に設定すること
ができる。
によつて、流れの偏向角度を任意に設定すること
ができる。
発明の効果
以上のように本発明は、管内流路の出口端に設
けられ、流路の中心軸から流路外壁へ向けて流れ
を分散させる分流器と、前記分流器の下流側近傍
に設けられ、前記分流器の外径寸法より小さな吹
出口を有し、かつ前記吹出口より下流側に漸次拡
大形状をした案内壁とで構成された拡大ノズル
と、前記拡大ノズルと前記分流器底面との間に設
けられ、前記分流器を支持し、かつ前記拡大ノズ
ル内部に内蔵され独立して収納または伸長するこ
とにより前記分流器を任意の方向へ任意の角度だ
け自由に傾斜させる制御棒とを設けることによ
り、流れを収束させて任意の方向と任意の角度に
自由に偏向させて吹き出させるものである。さら
に、吹出し流れの流路上流に流れを乱す平板等が
無いため、拡大ノズルを出た吹出し流れは案内壁
上にコアンダ効果による良好な付着を示し、広角
かつ広範囲にわたつて偏向が得られる。しかも、
分流器の絞りの作用により、流路の中心部分を通
過する流れがバイアス流れとなるため、案内壁へ
の付着動作が確実に行なわれることとなり、偏向
特性が向上するとともに、乱流騒音も低下するこ
とができる。
けられ、流路の中心軸から流路外壁へ向けて流れ
を分散させる分流器と、前記分流器の下流側近傍
に設けられ、前記分流器の外径寸法より小さな吹
出口を有し、かつ前記吹出口より下流側に漸次拡
大形状をした案内壁とで構成された拡大ノズル
と、前記拡大ノズルと前記分流器底面との間に設
けられ、前記分流器を支持し、かつ前記拡大ノズ
ル内部に内蔵され独立して収納または伸長するこ
とにより前記分流器を任意の方向へ任意の角度だ
け自由に傾斜させる制御棒とを設けることによ
り、流れを収束させて任意の方向と任意の角度に
自由に偏向させて吹き出させるものである。さら
に、吹出し流れの流路上流に流れを乱す平板等が
無いため、拡大ノズルを出た吹出し流れは案内壁
上にコアンダ効果による良好な付着を示し、広角
かつ広範囲にわたつて偏向が得られる。しかも、
分流器の絞りの作用により、流路の中心部分を通
過する流れがバイアス流れとなるため、案内壁へ
の付着動作が確実に行なわれることとなり、偏向
特性が向上するとともに、乱流騒音も低下するこ
とができる。
第１図は本発明の一実施例における流れ方向制
御装置の斜視図、第２図〜第５図はそれぞれ同流
れ方向制御装置における異なる方向の送風を行う
ための動作説明図、第６図は従来の流れ方向制御
装置の正面断面図、第７図は同流れ方向制御装置
の側面断面図である。 ５……拡大ノズル、６……流路外壁、７……吹
出口、８……案内壁、９……分流器、１２……静
止翼。
御装置の斜視図、第２図〜第５図はそれぞれ同流
れ方向制御装置における異なる方向の送風を行う
ための動作説明図、第６図は従来の流れ方向制御
装置の正面断面図、第７図は同流れ方向制御装置
の側面断面図である。 ５……拡大ノズル、６……流路外壁、７……吹
出口、８……案内壁、９……分流器、１２……静
止翼。
Claims (1)
- １ 管内流路の出口端に設けられ、流路の中心軸
から流路外壁へ向けて流れを分散させる分流器
と、前記分流器の下流側近傍に設けられ、前記分
流器の外径寸法より小さな吹出口を有し、かつ前
記吹出口より下流側に漸次拡大形状をした案内壁
とで構成された拡大ノズルと、前記拡大ノズルと
前記分流器底面との間に設けられ、前記分流器を
支持し、かつ前記拡大ノズル内部に内蔵され、独
立して収納または伸長することにより前記分流器
を任意の方向へ任意の角度だけ自由に傾斜させる
制御棒とを備えた流れ方向制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60036913A JPS61195235A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 流れ方向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60036913A JPS61195235A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 流れ方向制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61195235A JPS61195235A (ja) | 1986-08-29 |
| JPH0354254B2 true JPH0354254B2 (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=12483005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60036913A Granted JPS61195235A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 流れ方向制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61195235A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR9306093A (pt) * | 1992-03-17 | 1997-11-18 | Bowles Fluidics Corp | Bocal para descarga de ar e método |
| FR2872260B1 (fr) * | 2004-06-24 | 2008-10-03 | Faurecia Interieur Ind Snc | Aerateur |
| JP5201663B2 (ja) * | 2008-02-28 | 2013-06-05 | 宮川化成工業株式会社 | 風向調整機構 |
| GB2575066B (en) | 2018-06-27 | 2020-11-25 | Dyson Technology Ltd | A nozzle for a fan assembly |
| GB2575063B (en) | 2018-06-27 | 2021-06-09 | Dyson Technology Ltd | A nozzle for a fan assembly |
| GB2578617B (en) * | 2018-11-01 | 2021-02-24 | Dyson Technology Ltd | A nozzle for a fan assembly |
| GB2578616B (en) * | 2018-11-01 | 2021-02-24 | Dyson Technology Ltd | A nozzle for a fan assembly |
| DE102018127506A1 (de) * | 2018-11-05 | 2020-05-07 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Luftausströmer für einen Kraftwagen, insbesondere für einen Personenkraftwagen, sowie Kraftwagen |
| DE102019118243A1 (de) | 2019-07-05 | 2021-01-07 | Fischer Automotive Systems Gmbh & Co. Kg | Luftausströmer |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP60036913A patent/JPS61195235A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61195235A (ja) | 1986-08-29 |
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