JPS6135402B2 - - Google Patents

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JPS6135402B2
JPS6135402B2 JP762479A JP762479A JPS6135402B2 JP S6135402 B2 JPS6135402 B2 JP S6135402B2 JP 762479 A JP762479 A JP 762479A JP 762479 A JP762479 A JP 762479A JP S6135402 B2 JPS6135402 B2 JP S6135402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
blade
guide wall
control device
downward
Prior art date
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Expired
Application number
JP762479A
Other languages
English (en)
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JPS55100403A (en
Inventor
Motoyuki Nawa
Norio Sugawara
Yutaka Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP762479A priority Critical patent/JPS55100403A/ja
Publication of JPS55100403A publication Critical patent/JPS55100403A/ja
Publication of JPS6135402B2 publication Critical patent/JPS6135402B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流れの方向変化に対して大巾な風量低
下を生じることなく、広角の偏向を達成すること
を目的としたものである。又、さらに流れのパタ
ーン変化およびそれに基づく流速の増減の達成も
可能ならしめることを目的としたものである。
従来、コアンダ効果を利用して流れの偏向を行
なうものとして第1図に示すような装置が知られ
ている。
第1図において、1は従来の流れ偏向装置本
体、2は上側折り曲げ部、3は供給口、4は案内
壁である。又、羽根5は軸6を中心として回動可
能に構成されている。
第1図における構成の場合、上側折り曲げ部2
により発生させられる下方向きの流れA1は流れ
Bと合流した流れCを案内壁4に付着させて、下
方偏向させる場合(羽根5を下方に向けた場合)
には有効に働くが、第1図のごとく流れCを水平
方向に吹き出す場合にはむしろ妨げになるもので
あつた。又、上側折り曲げ部自体が流れAの直進
に対する抵抗となつているのみならず流れAのベ
クトルを打ち消すように羽根5を上方傾斜させ、
流れA2を形成するため羽根5による流れ抵抗も
増大し水平方向への流れ形成時において風量抵抗
が大きいものであつた。上記問題点を解決するた
めに、本発明の流れ方向制御装置は、流れの流入
する入口部とその後流側に位置した出口部とを備
え、前記出口部の一方の側は流路幅が下流側にむ
かつて漸次拡大形状の案内壁を備え他方側は、入
口部を形成する上側板の下流端に配置した第1の
支点部と、この支点部を中心として回動可能な第
1の羽根とを備え、前記入口部から前記出口部に
至る流路中に第2の軸を中心として回動可能は第
2の羽根を有し、前記第2の羽根は少なくともそ
〓〓〓
の一部が前記入口部に存在すると共に、前記第2
の軸を中心とする回動動作により前記第2の羽根
と前記案内壁との間の流れの案内壁に対する付着
動作を制御する様な位置に配置する様、構成した
ものである。
本発明は上記した構成により、流れを水平に向
ける時に第1の羽根と第2の羽根を水平に向けて
少ない風量抵抗で水平方向への流れを形成し、下
方に向ける時は、それぞれの羽根を下方に向けて
流れの案内壁に対する付着効果により、少ない風
量抵抗で下方向への流れを形成するものである。
また第1の羽根を水平、第2の羽根を下方に向け
ることによる二方向分流、さらに第2の羽根を水
平、第1の羽根を下方に向けることによる、流速
の増加も実現するものである。
第2図においては、7は流れ方向制御装置本体
である。8は上側板、9は下側板であり、これら
は側板10,11と組みあわさつて箱体を形成し
ている。
12は第1の羽根であり、その軸13,13′
はそれぞれ側板10,11を貫通すると共に軸1
3,13′を中心として回動可能から任意位置に
て係止可能に構成されている。
14は供給口であり、段差15を有して漸次下
流側へ流路巾を拡大する様な曲面状の案内壁16
に結合している。
17は第2の羽根であり、その軸18,18′
はそれぞれ側板10,11を貫通すると共に軸1
8,18′を中心として回動可能かつ任意位置に
て係止可能に構成されている。
第3図aにて示すごとく上側板8は下側板9な
らびに供給口14と相まつて入口部19を形成し
ている。又、それにより下流側は出口部20とし
て定められ、第3図aにおいては案内壁16にて
画されている部分がそれにあたる。
第2の羽根17は少なくともその一部が入口部
に存在するように配置されている。
次に動作を説明する。
第3図aは第1の羽根12を水平方向に設定し
第2の羽根17も水平方向に設定した場合であ
る。入口部19より流入する流れa0において第2
の羽根17の上側流れa1は直進し、又第2の羽根
17の下側流れa2も第2の羽根17の方向に規制
され直進する。したがつて合流流れaは直進し水
平方向に向かう。
第3図bは第1の羽根12と第2の羽根17を
共に向けた場合である。
入口部19より流入する流れb0において第2の
羽根17の下側流れb2は第2の羽根17の方向規
制により下方へ向かい、案内壁16にコアンダ効
果にて付着し下方へ偏向される。又、第2の羽根
17の上側流れは第1の羽根12により下方へ方
向づけられた流れb2となる。流れb2はb1に合流し
て下方へ大きく偏向された流れbとなる。
第3図cは第1の羽根12を水平方向に設定
し、第2の羽根17を下方向きに設定した場合で
ある。
入口部19より流入する流れc0のうち第2の羽
根17の下側を通過する流れc2′は第2の羽根1
7にて下方へ方向づけられ、案内壁16に付着し
たのちc2の方向へ流れ去る。一方、第2の羽根1
2の上側流れc1′には方向を変更するための力が
働かないため、c1の方向に直進する。したがつ
て、この場合流れは二方向へ分離される。この時
第2の羽根17の傾きを小さく設定すると、第2
の羽根17の下側流れは案内壁16に沿うことな
く水平方向に近い流れとなり、全体として分散し
た流れ(流れの幅が増大し流速が減少した状態)
を達成することも可能なものである。
第3図dは第1の羽根12をやゝ下方に傾斜さ
せ、第2の羽根17を水平に設定した場合であ
る。
入口部19に流入する流れのうち第2の羽根1
7の下側流れd2は直進する。又、第2の羽根17
の上側流れは第1の羽根12により下方偏向を受
けるが、羽根12の傾斜は小さいためほゞ直進方
向を維持する流れd1となる。流れd1とd2とは合流
し水平方向の流れdとなる。この時、第3図aの
場合と比較すると、第2の羽根17の上側流路巾
1dはw1aより小さくなり絞られた状態となつて
いる。すなわち、第3図aの場合よりも増速され
た状態を呈することになるものである。
以上、第1図と比較すればわかるごとく下方偏
向に対しては第3図bに示すごとく第1図に示す
従来例の下方偏向時の場合と同様の偏向性能を維
持しつゝ、かつ水平吹きについては第3図aに示
すごとく第1図の従来例よりも風量抵抗が小さく
なるものである。
〓〓〓
次に別な実施例について説明する。
第4図は第3図に示した流れ方向制御装置と同
様のものにおいて第1の羽根12と第2の羽根1
7のそれぞれの下流端部にて側方に延長された連
結軸20,21を連結桟22にてリンク結合した
ものである。この時、第1の羽根12の長さ
と第2の羽根17の下流部の長さとは等しく
してある。
次に動作を述べる。
第4図は第2の羽根17を下方に向けた場合で
あり、連結桟22により第1の羽根12が第2の
羽根17とリンク結合されているため第1の羽根
12も同時に下方向けに設定される。この時全体
の流れ作動は第3図bとほゞ同様の状態となる。
すなわち、入口部19に流入する流れe0のうち、
第2の羽根17の下を通る流れe2は案内壁16に
付着し下方へ偏向される。一方、第2の羽根17
の上側流れe1は第1の羽根12により下方偏向を
受け、流れe2に合流して全体の流れは最終的には
下方偏向した流れeとなる。
第2の羽根17の傾斜を緩やかにしていくと、
第1の羽根12の傾斜も同時に緩やかになる。し
たがつて流れe2の方向がやゝ下方になり案内壁1
6による偏向が少なくなると共に流れe1の下方偏
向もやゝ緩和され、全体として流れeよりもやゝ
水平方向に近い流れとなる。
さらに第2の羽根17の傾斜を緩やかにして水
平にすると第1の羽根12も水平方向に設定され
る。この時、流れ状態は第3図aと同様になり全
体の流れは水平方向に向かう。
すなわち、流れe2の方向変化とe1の方向変化が
対応して生じるため、第1図に示した従来例のご
とく水平吹きの流れになるに従つて上側折り曲げ
部による風量抵抗が増加するといつた欠点を生じ
ないものである。
次に本発明による流れ方向制御装置を空気調和
装置吹出口に応用した例について説明する。
第6図において、23は空気調和装置室内ユニ
ツトである。24は熱交換器、25はクロスフロ
ーフアンである。26,27はそれぞれクロスフ
ローフアン25のスタビライザー、リヤガイダー
であり、これらによりクロスフローフアン25の
通風路が形成されている。その吹出し口部28が
流れ方向制御装置を形成するように構成されてい
る。
吹出し口部28において29が第1の羽根であ
り、30が第1の軸である。31は第2の羽根で
あり、32は第2の軸である。案内壁33はその
上流部に段差34を有する突起部35を有してい
る。
吹出し口部28(流れ方向制御装置)におい
て、上流部36はスタビライザー26およびリヤ
ガイダー27の出口がそれに該当する。
37は室内ユニツト23を正面から見た場合に
流れを左右に偏向させるためのたて羽根である。
38は露受け皿である。39は前面グリルであ
り、40は前面グリル39に設けられた吸い込み
部である。41は外ケースである。
次に作動を述べる。
電源を投入してフアンモーターを起動させると
クロスフローフアン25が回転を始め、室内より
の流れFは熱交換器24を通過し、吹出し口部2
8より流出する。
第1の羽根29および第2の羽根31はそれぞ
れ軸30,軸32を中心として別個に回動可能に
なつている。これらの羽根による流れの偏向動作
は第3図a,b,c,dに示すのと同様である。
すなわち、第1の羽根29、第2の羽根31を共
にほゞ水平方向に配置する時流れはIに示すごと
く水平方向に向かい、共に下方向に向ける時流れ
は案内壁33に付着しGに示すごとく下方向にむ
かう。又、共にやゝ下方向に向けた場合はHに示
すごとくやゝ下方向に向かう。
又、第1の羽根29を水平に配置し、第2の羽
根31を下方向きに配置する時、流れは分離又は
分散する。さらに第1の羽根29をやゝ下方に向
け、第2の羽根31をほゞ水平に向けることによ
り流速は増加される。
第6図に示す空調機への応用において吹き出し
口部28は第4図に示す様に第1の羽根29と第
2の羽根31とを連動することも可能である。
特に本空気調和装置23のごとくクロスフロー
フアン25を用いたものにおいては、フアンの風
量−風圧特性による第1図に示すごとき従来例の
ものでは風量抵抗が大きく適用が困難であつた
が、本発明による流れ方向制御装置により適用が
可能となつたものである。
本発明は上記に示した空気調和装置のみなら
〓〓〓
ず、他の形式のフアンを有する空気調和装置ある
いはダクト吹出し口への適用も可能なものであ
る。
以上に示すごとく流れの中におかれた一枚の羽
根に加えて流れの方向づけを行なうもう1枚の羽
根を使用することにより大巾な風量低下を生じる
ことなく広角への偏向が可能となるものである。
又、2枚の羽根の傾斜角を変化させてくみあわ
せることにより、種々の流れパターンを形成する
ことができ、これを空気調和装置に応用した場合
には流れの分散、流速の増減等により好みによる
空気環境の実現が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の流れ方向制御装置の断面図、第
2図は本発明の実施例における流れ方向制御装置
の斜視図、第3図a,b,c,dはそれぞれ第2
図に示した流れ方向制御装置のそれぞれ異なる流
れ状態を示す断面図、第4図は本発明の他の実施
例における断面図、第5図は第4図における流れ
方向制御装置の正面図、第6図は本発明の第1の
実施例を空気調和装置の吹出し口に配置した断面
図である。 1……流れ方向制御装置、2……上側折り曲げ
部、3……供給口、4……案内壁、5……羽根、
6……軸、7……流れ方向制御装置、12……第
1の羽根、13,13′……第1の軸(1の支点
部)、14……供給口、15……段差、16……
案内壁、17……第2の羽根、18,18′……
第2の軸、19……入口部、20……出口部、2
2……連結桟、23……空気調和装置本体室内ユ
ニツト、24……熱交換器、25……クロスフロ
ーフアン、26……スタビライザー、27……リ
ヤガイダー、28……吹出し口部(流れ方向制御
装置)、29……第1の羽根、31……第2の羽
根、33……案内壁、34……段差、35……突
起部、36……入口部。 〓〓〓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流れを絞る様に形成された供給口、および上
    側板とにより区画形成された流れの流入する入口
    部と、その後流側に位置した出口部とを備え、該
    出口部においてその一方側は流路巾が下流側にむ
    かつて漸次拡大形状になる如く形成された案内壁
    にて構成され、他方側は前記上側板の下流端に配
    置した第1の支点部とこの支点部を中心として回
    動可能な第1の羽根とを流れ方向が制御可能な位
    置に配置した構成とし、該入口部から該出口部に
    至る流路中において第2の軸を中心として回動可
    能な第2の羽根を有し、該第2の羽根は少なくと
    もその一部が該入口部に存在すると共に該第2の
    軸を中心とする回動動作により該第2の羽根と該
    案内壁との間の流れの案内壁に対する付着動作を
    制御する様な位置に配置されたことを特徴とする
    流れ方向制御装置。 2 第1の羽根と第2の羽根とが連動して動作す
    るように構成されたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の流れ方向制御装置。
JP762479A 1979-01-24 1979-01-24 Flow direction controller Granted JPS55100403A (en)

Priority Applications (1)

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JP762479A JPS55100403A (en) 1979-01-24 1979-01-24 Flow direction controller

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JP762479A JPS55100403A (en) 1979-01-24 1979-01-24 Flow direction controller

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Publication Number Publication Date
JPS55100403A JPS55100403A (en) 1980-07-31
JPS6135402B2 true JPS6135402B2 (ja) 1986-08-13

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ID=11670969

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JP762479A Granted JPS55100403A (en) 1979-01-24 1979-01-24 Flow direction controller

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Families Citing this family (8)

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FR3121075A1 (fr) * 2021-03-25 2022-09-30 Valeo Systemes Thermiques Module de refroidissement pour véhicule automobile électrique ou hybride à turbomachine tangentielle

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JPS55100403A (en) 1980-07-31

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