JPS6242161B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6242161B2
JPS6242161B2 JP52128044A JP12804477A JPS6242161B2 JP S6242161 B2 JPS6242161 B2 JP S6242161B2 JP 52128044 A JP52128044 A JP 52128044A JP 12804477 A JP12804477 A JP 12804477A JP S6242161 B2 JPS6242161 B2 JP S6242161B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
flow path
section
outlet
inlet
Prior art date
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Expired
Application number
JP52128044A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5460663A (en
Inventor
Norio Sugawara
Motoyuki Nawa
Yutaka Takahashi
Kenichi Takagi
Masao Kurachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP12804477A priority Critical patent/JPS5460663A/ja
Publication of JPS5460663A publication Critical patent/JPS5460663A/ja
Publication of JPS6242161B2 publication Critical patent/JPS6242161B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気調和装置に関するものであり、流
量抵抗を必要以上に増加させることなく、前記空
気調和装置からの吹出し流れの可偏向角度範囲を
大きくとることを目的とするものである。
従来、空気吹き出し流れの偏向は、羽根に流れ
を衝突させ、吹き出し方向変化させるようにして
いた、通常、羽根は複数枚であり、その方向変化
は羽根のみにより行なわれている。この場合、可
偏向角度範囲は約20゜〜30゜程度であり、非常に
制限されたものであつた。この従来のものにおい
て、可偏向角度範囲を増加しようとすると、羽根
巾を広げれば良いが、この時は、風量抵抗、騒音
が増加し、実用上役に立たないものであつた。
本発明は、上記従来の欠点を解消した空気調和
装置を提供するものであり、以下に図面を参考に
説明する。
第1図において、1は空気調和装置(天井吊り
形パツケージエアコンの室内側本体)である。2
は送風機、3は熱交換器、4はヒーターである。
5は調和空気の吹き出し部であり、流路6を形
成する上カバー7は、下側への傾斜部8と、この
傾斜部8より下流側に位置し下方に突出する折り
曲げ部9とを有する形状となつている。
上カバー7の内側面には、断熱材10が貼付さ
れている。又、折り曲げ部9は、傾斜部8に貼付
されている断熱材10に沿う流れが、折り曲げ部
9に下方へ向かう様に傾斜部8との間で相対位置
関係をなすよう形成されている。
また、吹き出し部5の流路6を形成する下側面
は、流路巾が漸次減少するような断面ほぼ円弧状
の入口部11と、この入口部につらなり流路巾が
漸次拡大するような断面ほぼ円弧状の出口部12
より形成されており、出口部12の表面には、断
熱材13が貼付されており、この出口部13に図
面から明らかなように折り曲げ部9を対応させて
いる。
14は入口部11の近傍に設けられた羽根であ
り、図中紙面に垂直な軸15を中心にして回動自
在に設けられ、かつ、任意の回動位置において、
空気流の風圧程度では動かない様に固定可能とし
てある。羽根14は、入口部11と共に、ノズル
aを形成し、該ノズルaからの流れが、出口部1
2にコアンダ効果により付着可能な様な位置に配
置されている。
16は、吹出流の水平方向への偏向を行なう縦
羽根である。
17は下カバー、18は断熱材、19はフイル
ターである。
第4図は本発明の他の実施例を示したものであ
り、この第4図において20は空気調和装置(床
置き形ヒートポンプの室内側本体)である。
21は送風機、22は熱交換器、23はヒータ
ーである。24は吹き出し部であり、流路25を
形成する右側板26は出口部近傍に位置して折り
曲げ部27を有している。
この右側板26の内側には、断熱材28が貼付
されている。又、折り曲げ部27は、右側板26
に貼付されている断熱材28に沿う流れが、この
折れ曲げ部27にて、内側へ向う様に内側の突出
形成されている。
吹き出し部24の流路25を形成する図中左側
面は、流路巾が漸次縮少するような断面ほぼ円弧
状の入口部29と、これにつらなり流路巾が漸次
械大するような断面ほぼ円弧状の出口部30とよ
り形成されており、出口部30の表面には断熱部
31が形成されている。
32は入口部29の近傍に設けられた羽根であ
り、図中紙面に垂直な軸33を中心にして回動自
在に設けられ、かつ任意の回動位置において、空
気流の風圧程度では動かない様に、固定可能とし
てある。羽根32は入口部29と共に、ノズル
a′を形成し、このノズルa′よりの流れが出口部3
0にコアンダ効果により付着可能な様な位置にな
るよう配置されている。
34は、第4図において紙面に対し、垂直方向
に空気の吹出方向を偏向させる羽根である。
35は左側板、36は断熱材、37はエアフイ
ルターである。
次に作動の説明をする。
第1図において、送風機2を運転すると、室内
空気は、フイルター19を通過し、送風機2によ
り熱交換器3、ヒーター4を通過して調和された
のち、吹き出し部5の流路6を経て、室内に送ら
れる。
吹き出し部5における流れ方向の偏向動作を、
第2図及び第3図により説明する。
第2図は、流れを下方向に大きく偏向させる場
合であり、この場合には、羽根14を通過した流
れが下方に偏向するよう傾斜した位置で固定され
ている。
羽根14と入口部11との間に形成される部分
を通過する流れは、羽根14の傾斜により、下方
に方向づけられ、さらに、出口部12にコアンダ
効果を生じて付着し、十分に偏向されて矢印A方
向へ向かう。
一方、羽根14の上側の流れは、傾斜部8と折
り曲げ部9とにより、下方へ方向づけられる。こ
の流れは、前記流れAとの間で、流れ相互間の吸
引作用が生じ、最終的には矢印Aに沿う如く矢印
Bの方向へ向けられる。
以上により、流路6を通過する流れは、矢印
A,Bの流れが合流し、全体として十分下方へ偏
向されたものとなる。この流れの偏向効果は、矢
印Aなるわずかな流れの偏向効果により、全体の
流れを方向づけるものであり、全体の流れを複数
枚の羽根にて強制的に偏向させるものよりも、は
るかに風量抵抗が少なくてすむものである。又、
コアンダ効果を利用しているため、単に羽根のみ
で偏向するよりもはるかに偏向角度を大きくとれ
る。
次に、第3図において、流れを水平方向に向け
る場合を説明する。この場合は、羽根14は流れ
の下流側において、上側を向く様な傾斜角度で固
定されている。
羽根14の上側流れは、傾斜部8と折り曲げ部
9とにより、下方へ方向づけられるが、羽根14
に沿う部分は、上方へ方向づけられるため、全体
としては水平方向Bへ向かう。
一方、羽根14と入口部11との間に形成され
る部分を通過する流れは、入口部11が流路巾を
漸次縮少するように形成されているため、入口部
11により方向づけられ、上方へ向かう流れとな
り、流れBとの間の相互吸引作用により、流れA
となる。
以上より流路6を通過する流れは、矢印A,B
で示す流れが合流し、全体として水平方向へ向か
うものである。
第2図と第3図との中間位置における羽根状態
においては、羽根の傾斜に応じて流れの出口部1
2に対する付着状態が変化するため全体の流れ方
向は任意の方向をとりうるものである。
第4図の他の実施例において、送風機21を運
転すると、室内空気は、フイルター37を通過
し、送風機21により熱交換器22、ヒーター2
3を通過して調和されたのち、吹き出し部24の
流路25を経て室内に送られる。
吹き出し部25における流れ偏向機能は、第2
図及び第3図に示す場合と同様である。
即わち、羽根32が第4図に示す状態の時、羽
根32と入口部29との間を通過する流れは、出
口部30の円弧状面にコアンダ効果により付着す
る。一方羽根32より右側の流れは、折り曲げ部
材27の左方偏向効果の助けにより前記流れに合
流し、十分に左方向へ偏向する。
又、羽根32が流れの下流において、流れを右
方へ偏向させるよう傾斜している場合、羽根32
より右側の流れは羽根32の傾斜により折り曲げ
部27の効果を上まわつて流れを上方へ直進させ
る。一方、羽根32と入口部29との間を通過す
る流れは、入口部29によりやゝ右方へ偏向さ
れ、全体として前記流れと共に上方へ向かう。
羽根32の傾斜に対応して空気流れ偏向方向
は、連続的に変化させることができる。
なお、傾斜部8は機器構成上第1図の如き形態
をとる場合は折りまげ部9との相対関係を考慮す
ると良いが流れの偏向に関しては本質的なもので
はない。
以上の実施例の説明から明らかなように本発明
の空気調和装置によれば、吹出し部を一枚の羽根
と断面ほぼ円弧状の出口部とにより、流れの一部
を方向づけて、全体の流れの偏向を行なうように
しているため、流量抵抗が小さくて、大きな角度
範囲での連続的な偏向が可能となる。このため、
流出流体の及ぶ範囲が非常に広いものとなる等の
効果を奏する。又、入口部の形状を、流路巾が漸
次縮少する様に形成しており、この結果流れが水
平方向に向かう時の動作を確実にしている。
また本発明では吹出し部における流路の一方側
に、入口部と出口部を設けるとともに、前記流路
の他方側の前記出口部に対応する部分に、流れの
一部を流れの内側に偏向させる突出部を設け、さ
らにこの状態において前記流路の入口部に対応す
る部分に一枚の回動自在な羽根を配置し、羽根の
回動状態に応じて流れを偏向するものであるの
で、つまり羽根は入口部に、突出部は出口部にそ
れぞれ対応させているので、突出部により出口部
方向へ偏向される風が羽根で妨げられることはな
くなり、よつて羽根の回動状態に応じて流れをス
ムーズに大きな角度範囲で連続的に偏向すること
が可能になるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空気調和機
の断面図、第2図及び第3図は同空気調和機の吹
き出し部における異なつた作動状態での断面図、
第4図は本発明の他の実施例における流体流偏向
装置を備えた空気調和機の断面図である。 1,20……空気調和装置、2……送風機、3
……熱交換器、5……吹き出し部、6……流路、
9……折り曲げ部(突出部)、11……入口部、
12……出口部、14……羽根、21……送風
機、22……熱交換器、25……流路、27……
折り曲げ部(突出部)、29……入口部、30…
…出口部、33……羽根。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送風機・熱交換器および吹出し部を備え、こ
    の吹出し部における流路の一方側には、流路巾が
    漸次縮少するような、断面ほゞ円弧状の入口部と
    それにつながり、流路巾が漸次拡大するような、
    断面ほゞ円弧状の出口部とを形成し、他方側の前
    記出口部に対応する部分にはその出口端において
    流れの一部を流れの内側に偏向させる突出部を形
    成し、前記出口部と前記突出部により単一の出口
    を形成すると共に、前記流路中の前記入口部に対
    応する部分には一枚の回動自在な羽根を配置した
    空気調和装置。 2 突出部に至る傾斜部が流れを制限する方向に
    傾斜している特許請求の範囲第1項に記載の空気
    調和装置。
JP12804477A 1977-10-24 1977-10-24 Fluid stream direction controller Granted JPS5460663A (en)

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JP12804477A JPS5460663A (en) 1977-10-24 1977-10-24 Fluid stream direction controller

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JP12804477A JPS5460663A (en) 1977-10-24 1977-10-24 Fluid stream direction controller

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Publication Number Publication Date
JPS5460663A JPS5460663A (en) 1979-05-16
JPS6242161B2 true JPS6242161B2 (ja) 1987-09-07

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ID=14975115

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JP12804477A Granted JPS5460663A (en) 1977-10-24 1977-10-24 Fluid stream direction controller

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016163193A1 (ja) * 2015-04-08 2016-10-13 株式会社デンソー 空気吹出装置

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