JPH0338500B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0338500B2
JPH0338500B2 JP7961685A JP7961685A JPH0338500B2 JP H0338500 B2 JPH0338500 B2 JP H0338500B2 JP 7961685 A JP7961685 A JP 7961685A JP 7961685 A JP7961685 A JP 7961685A JP H0338500 B2 JPH0338500 B2 JP H0338500B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
pair
blades
guide walls
blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP7961685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61237960A (ja
Inventor
Norio Sugawara
Motoyuki Nawa
Takeshi Natsumeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7961685A priority Critical patent/JPS61237960A/ja
Publication of JPS61237960A publication Critical patent/JPS61237960A/ja
Publication of JPH0338500B2 publication Critical patent/JPH0338500B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空調装置等から吹出す流れを任意の
方向偏向させる流れ方向制御装置において、特に
横長の吐出口の左右方向へ流れを大きく偏向させ
るものに関する。
従来の技術 第9図と第10図に示すように、アスペクト比
H/W(HとWは第2図参照)が小さい場合の従
来の流れ方向制御装置は、複数枚の曲面状の回転
羽根1を一列に並べたものであつた。2は上下方
向へ流れを偏向させるための上下偏向羽根であ
る。(図では二点鎖線で示す)。3および4はそれ
ぞれ左および右側の壁である。そして曲面状の羽
根1を回転することによつて左右へ流れを偏向さ
せるものである。
発明が解決しようとする問題点 従来の流れ方向制御装置においては、曲面羽根
が左側を向いているため左方向には流れは良く偏
向するが、右方向に偏向させようとすると風量抵
抗が増大し、大きく偏向させることはできない。
また、左側に流れを偏向させる場合においても、
上下偏向羽根等を配置するための壁3に流れが衝
突し、有効に流れを大きく偏向させることは難し
い。以上の2つの問題点があつた。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、通路の
長手方向の両端に設けられ外方に拡がる形状の左
右一対の案内壁と、前記それぞれの案内壁の近傍
に配置され、流れに対向する部分が鋭角をなし、
かつ前記流れに対向する部分の下流側は凹面と凸
面とで形成され、前記凹面は前記一対の案内壁の
それぞれに流れを沿わせる方向にわん曲した翼形
でかつ回転自在な一対の羽根と、前記一対の羽根
の間に互いに間隔を有して一列に配置された、前
記一対の羽根と同一あるいはほぼ相似形状の回転
自在な複数枚の羽根とを備えたものである。
作 用 上記の構成によつて、羽根を近傍の案内壁の方
向に傾けた場合に、それぞれの羽根の間を通過す
る流れはそれぞれの羽根の凹面に押され、対向す
る羽根の凸面に付着して大幅に偏向すると共に、
案内壁近傍の流れは左右一対の羽根の凹面の作用
によつて案内壁に付着し、全体の流れは案内壁の
拡大方向に大きく偏向することになる。この時、
流れは曲面への付着効果によつて偏向するもので
あるため風量の低下は殆ど生ぜず、風量を殆ど変
化させずに大きく流れを偏向させることが可能と
なる。また、羽根は流れに対向する部分が鋭角を
なし下流に向かつて広がる形状であるため羽根の
凹面による、対向する凸面への押し付け効果が強
くなり、流れは凸面に良好に付着して大きく偏向
する。また、それぞれの羽根は互いに反対方向を
向いているため、左右どちらの方向にも広角に流
れを偏向させることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図を用
いて説明する。第1図〜第3図において、5は矩
形断面の吹出通路で入口6と出口7とを有してい
る。8と9は、出口7の長手方向の両端に設けら
れ外方に拡がる形状の左右一対の案内壁である。
この案内壁は、図においては曲面状であるが、直
線状であつても効果は少なくなるが作動はほぼ同
様に行なえる。10と11は第3図に拡大図を示
すように(この場合、左右対称なので左側部分の
み図示している。)案内壁8,9の近傍に配置さ
れ、流れに対向する部分10a,11aが鋭角を
なし、下流に向かつて拡大し、かつこの下流側は
凹面10b,11bおよび凸面10c,11cと
で形成され、前記凹面10b,11bは一対の案
内壁8,9のそれぞれに流れを沿わせる方向にわ
ん曲した形状でかつ回転自在な一対の羽根であ
る。12,13は前記一対の羽根10,11とほ
ぼ相似形状の回転自在な複数枚の羽根である。前
記羽根12,13は、それぞれの羽根の間を通過
する流れが、それぞれの羽根の凸側の曲面12
c,13cに付着するのを促進するようにほぼ同
一軸上に配置され、かつ羽根どおしの間隔Hを羽
根の弦の長さlよりも小となるように設定されて
いる。なお風量抵抗を考慮すると、羽根枚数はで
きる限り少ないほうが良いため、間隔Hと弦の長
さlとはほぼ等しいことが望ましい。
上記構成において、第4図に示すような羽根1
0,11および12,13の回転位置において
は、流れは羽根の間をそのまま直進し、吹出し後
の左側の流れFLも右側の流れFRも共に直進する。
次に第5図に示すように、羽根10と11および
12と13をそれぞれ案内壁8と9の方向に傾け
た場合について説明する。この状態は第3図と同
様である。第3図においてaの流れは羽根10の
凹面10bの作用によつて案内壁8に付着して流
れる。bの流れは羽根の間隔Hが羽根の弦の長さ
lよりも小さくなつているため、羽根12の凹面
12bの作用によつて凸面10cに付着して流れ
る。この時、羽根10および12の形状は下流に
向かつて拡大する形状であるため、凸面10cよ
りも凹面12bのほうが図の左側に向かう傾きが
大きく、流れの押し付け効果が増大するため、凸
面10への流れの付着が良好になる。この結果b
は大きな偏向角度が得られる。同様にcの流れは
凸面12cに付着して大きく偏向して流れる。こ
れら羽根の凸面に付着した流れは、今度はaの流
れと同様に案内壁8に付着し、広角に偏向して流
れ出る。また、羽根10および12の上流端10
aおよび12aは流れに向かつて鋭角をなしてい
るため、流れの衝突による抵抗が少なく、風量抵
抗が最小限に押さえられる。
つぎに、第6図に示すように、羽根11および
13を案内壁9から遠ざかる方向に傾けた場合
は、流れは案内壁に付着することなくやや左側に
向かつて流れ出る。以上のように羽根10と11
および12と13の回転に応じて流れを広角に左
右に偏向させたり正面に吹出させたりすることが
可能となる。また、この偏向作用は流れの付着効
果を利用するために、風量を殆ど変化させずに広
角な偏向ができるという利点を有する。また、羽
根10,12と11,31は互いに反対方向を向
いているため、左右方向に通常の2倍の幅に負角
に流れを偏向させることができる。
また、羽根12と13との枚数の比を変えるこ
とによつて左側の流れFLと右側の流れFRとの比
を変えることができ、目的に応じて最適な吹出し
制御を行なうことが可能となる。
第7図と第8図には上記の実施例を壁掛け形ヒ
ートポンプエアコンに応用した場合を示す。図に
おいて、14はエアコン室内側本体、15はクロ
スフローフアン、16は熱交換器、17は上下偏
向用ルーバ、18と19は羽根10と11および
12と13のそれぞれを同時に回転させるための
連結さん、20と21は羽根10と11および1
2と13を回転させるためのレバーである。この
構成においてクロスフローフアン15が回転する
と流れは熱交換器16を通つて吸い込まれ、本発
明の流れ方向制御装置によつて左右に広角に偏向
され、17は上下偏向ルーバによつて上下に偏向
されて流れ出る。そして、レバー20と21を操
作して羽根10と11および12と13を回転さ
せることにより、流れを任意の方向に広角に偏向
させることができ、空調装置の設置位置に関わら
ず快適な空調を実現することができる。
発明の効果 以上のように本発明の流れ方向制御装置によれ
ば、左右一対の案内壁と、前記一対の案内壁の近
傍にそれぞれ配置され、流れに対向する部分が鋭
角をなし、下流に向かつて広がる形状であり、か
つ前記流れに対向する部分の下流側は凹面と凸面
とで形成され、前記凹面は前記一対の案内壁のそ
れぞれに流れを沿わせる方向にわん曲した形状で
かつ回転自在な一対の羽根と、前記一対の羽根の
間に互いに間隔を有して一列に配置された、前記
一対の羽根とほぼ同一あるいは相似形状の回転自
在な複数枚の羽根とを備えたものであるため、わ
ん曲した羽根の凸面への流れの付着効果と案内壁
への流れの付着効果とを利用することにより、風
量を殆ど変化させずに流れを任意の位置に広角に
偏向させることが可能となる。また羽根の流れに
対向する部分が鋭角をなす形状であるため、流れ
の衝突による風量低下が少ない。そのうえ、羽根
は下流に向かつて広がる形状であるため、流れに
対する羽根凸面への押し付け効果が大きくなり、
大きな偏向角度を得ることができる。また、それ
ぞれの羽根は左右に反対方向を向いているため、
通常の2倍の幅に広角に流れを偏向させることが
できる。この結果、空調装置等に応用した場合に
は、空調装置の設置位置に関わらず広範囲な領域
に空調流を送ることができ、多大な空調効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流れ方向制御
装置の平面断面図、第2図は第1図の正面図、第
3図は第1図の部分拡大図、第4図〜第6図は同
流れ方向制御装置の平面断面図、第7図は同装置
を壁掛け形ヒートポンプに応用した場合の正面断
面図、第8図は同側面断面図、第9図は従来の流
れ方向制御装置の平面断面図、第10図は第9図
の正面図である。 5……通路、6……入口、7……出口、8,9
……案内壁、10,11,12,13……羽根。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入口と出口を有する通路の出口の対向する両
    端に設けられ外方に広がる形状の左右一対の案内
    壁と、前記一対の案内壁の近傍にそれぞれ配置さ
    れ、流れに対向する部分が鋭角をなし、かつ前記
    流れに対向する部分の下流側は凹面と凸面とで形
    成され、前記凹面は前記一対の案内壁のそれぞれ
    に流れを沿わせる方向にわん曲した形状でかつ回
    転自在な一対の羽根と、前記一対の羽根の間に互
    いに間隔を有して一列に配置された、前記一対の
    羽根とほぼ同一あるいは相似形状の回転自在な複
    数枚の羽根とを備えた流れ方向制御装置。 2 左右一対の案内壁と複数枚の羽根との形状お
    よび配置を左右対称にした特許請求の範囲第1項
    記載の流れ方向制御装置。
JP7961685A 1985-04-15 1985-04-15 流れ方向制御装置 Granted JPS61237960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7961685A JPS61237960A (ja) 1985-04-15 1985-04-15 流れ方向制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7961685A JPS61237960A (ja) 1985-04-15 1985-04-15 流れ方向制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61237960A JPS61237960A (ja) 1986-10-23
JPH0338500B2 true JPH0338500B2 (ja) 1991-06-10

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ID=13694987

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JP7961685A Granted JPS61237960A (ja) 1985-04-15 1985-04-15 流れ方向制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5189428B2 (ja) * 2008-07-24 2013-04-24 パナソニック株式会社 空気調和機
JP6298566B2 (ja) * 2017-08-10 2018-03-20 シャープ株式会社 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置
JP6375074B2 (ja) * 2018-02-13 2018-08-15 シャープ株式会社 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置

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JPS61237960A (ja) 1986-10-23

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