JPS6259329A - 流れ方向制御装置 - Google Patents
流れ方向制御装置Info
- Publication number
- JPS6259329A JPS6259329A JP19973885A JP19973885A JPS6259329A JP S6259329 A JPS6259329 A JP S6259329A JP 19973885 A JP19973885 A JP 19973885A JP 19973885 A JP19973885 A JP 19973885A JP S6259329 A JPS6259329 A JP S6259329A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- guide wall
- deflection
- inlet portion
- flow group
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は流れ方向を上下、左右、任意の方向に広角偏向
制御する製造に関する゛ものであり空調機器の吹出し口
等、空調分野への応用が可能なものである。
制御する製造に関する゛ものであり空調機器の吹出し口
等、空調分野への応用が可能なものである。
従来の技術
従来この種の流体吹出口としては、実開昭56−148
544号公報に示される様なものが示されていた。この
例では左右方向には下流に向かって漸次流路幅が拡大す
る曲面上の側壁を有しており、上下方向には、複数枚の
ルーバで偏向を行なう構成となりていた。
544号公報に示される様なものが示されていた。この
例では左右方向には下流に向かって漸次流路幅が拡大す
る曲面上の側壁を有しており、上下方向には、複数枚の
ルーバで偏向を行なう構成となりていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記の様な構成では、左右方向への広角偏
向は達成できても、上下方向の広角偏向は達成しえない
ものであり、従って上下、左右任意の方向への広角偏向
が達成できないという問題点を有していた。
向は達成できても、上下方向の広角偏向は達成しえない
ものであり、従って上下、左右任意の方向への広角偏向
が達成できないという問題点を有していた。
本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、上下、
左右、任意方向への広角偏向を実現するものである。
左右、任意方向への広角偏向を実現するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の流れ方向制御装置
は、断面が矩形状の入口部に、上下、左右それぞれ一対
の案内壁にて形成される出口部を配置し、矩形状入口部
の短辺に近接する案内壁の少なくとも一方の、下流方向
における、流れの軸心に関する流路幅拡大率を、長辺に
近接する案内壁の少なくとも一方の、下流方向における
、流れの軸心に関する流路幅拡大率よりも小さく設定し
、入口部から出口部に至る流路中に、上下および左右の
案内壁に対する付着を制御する偏向羽根を配置した構成
を備えたものである。
は、断面が矩形状の入口部に、上下、左右それぞれ一対
の案内壁にて形成される出口部を配置し、矩形状入口部
の短辺に近接する案内壁の少なくとも一方の、下流方向
における、流れの軸心に関する流路幅拡大率を、長辺に
近接する案内壁の少なくとも一方の、下流方向における
、流れの軸心に関する流路幅拡大率よりも小さく設定し
、入口部から出口部に至る流路中に、上下および左右の
案内壁に対する付着を制御する偏向羽根を配置した構成
を備えたものである。
作 用
本発明は上記した構成により、矩形状入口部より流出す
る流れの短辺に近接する案内壁への付着と、長辺に近接
する案内壁への付着とがいずれも効果的に形成されるた
め、上下、左右への偏向の組合わせに基づく任意方向へ
の広角の偏向が可能となるものである。
る流れの短辺に近接する案内壁への付着と、長辺に近接
する案内壁への付着とがいずれも効果的に形成されるた
め、上下、左右への偏向の組合わせに基づく任意方向へ
の広角の偏向が可能となるものである。
実施例
第1図〜第5図において本発明の詳細な説明する。
1は流れ方向制御装置である。2は入口部であり、第2
図において左右方向は側板3.4により区画されており
、上下方向は第3図に示す如く側板5.6により区画さ
れている。入口部2はその断面が矩形状であり、側板3
.4.5.6により二次元状の矩形ダクトとして形成さ
れている。
図において左右方向は側板3.4により区画されており
、上下方向は第3図に示す如く側板5.6により区画さ
れている。入口部2はその断面が矩形状であり、側板3
.4.5.6により二次元状の矩形ダクトとして形成さ
れている。
人口部2の下流側には、第2図に示す如く左右方向に拡
大した案内壁7.8および第3図に示す如く上下方向に
拡大した案内壁9.10を有しており、案内壁7.8.
9.10により区画された領域にて出口部11を形成し
ている。
大した案内壁7.8および第3図に示す如く上下方向に
拡大した案内壁9.10を有しており、案内壁7.8.
9.10により区画された領域にて出口部11を形成し
ている。
第2図において、入口部2の軸心eの方向は側板3の延
長方向であり、では案内壁7の上流端より始まるものと
する。また、案内壁7よ)この軸心lにおろした垂線の
長さをWHとする。軸心上で、WH二〇なる点をX=O
としこの点から、案内壁7の下流端に至るまでのXに関
するWHの変化を流路幅拡大率と定義する。同様に、第
3図において、入口部2の軸心mの方向は、側板6の延
長方向と平行な方向であり、mは案内壁9の上流端より
始まるものとする。また、案内壁9よりこの軸心mにお
ろした垂線の長さをWvとする。軸心上で下流方向にX
軸をとり案内壁9がこの軸心mから離れ始める点をX二
〇とする。案内壁9の下流端に至るまでのXに対するW
Vの変化を流路幅拡大率と定義する。XとWH,xとW
Vの関係を示したものが第4図である。本実施例では第
5図に示す如<、WHの拡大率がWVの拡大率よりも小
さくなる様に設定している。
長方向であり、では案内壁7の上流端より始まるものと
する。また、案内壁7よ)この軸心lにおろした垂線の
長さをWHとする。軸心上で、WH二〇なる点をX=O
としこの点から、案内壁7の下流端に至るまでのXに関
するWHの変化を流路幅拡大率と定義する。同様に、第
3図において、入口部2の軸心mの方向は、側板6の延
長方向と平行な方向であり、mは案内壁9の上流端より
始まるものとする。また、案内壁9よりこの軸心mにお
ろした垂線の長さをWvとする。軸心上で下流方向にX
軸をとり案内壁9がこの軸心mから離れ始める点をX二
〇とする。案内壁9の下流端に至るまでのXに対するW
Vの変化を流路幅拡大率と定義する。XとWH,xとW
Vの関係を示したものが第4図である。本実施例では第
5図に示す如<、WHの拡大率がWVの拡大率よりも小
さくなる様に設定している。
12は左右方向への偏向を行なうための偏向羽根であり
これらは二次元矩形ダクト状に形成された入口部2の中
に配置されており、軸13.14を中心として回動可能
に構成されている。また、15は上下方向への偏向を行
なうための偏向羽根′であり、この羽根15は第3図に
示すごとくその上流端16が入口部2の中に位置する様
装置されている。この羽根15は軸16.17を中心と
して回動可能に構成されている。
これらは二次元矩形ダクト状に形成された入口部2の中
に配置されており、軸13.14を中心として回動可能
に構成されている。また、15は上下方向への偏向を行
なうための偏向羽根′であり、この羽根15は第3図に
示すごとくその上流端16が入口部2の中に位置する様
装置されている。この羽根15は軸16.17を中心と
して回動可能に構成されている。
案内壁9.10はその上流端において、入口部2より外
側に偏向する様、セットパック18.19を有している
。
側に偏向する様、セットパック18.19を有している
。
次に作動を述べる。
偏向羽根12を第2図に示す如く左方へ傾斜させ、偏向
羽根15を第3図に示す如く下方へ傾斜させた場合につ
いて考える。
羽根15を第3図に示す如く下方へ傾斜させた場合につ
いて考える。
入口部2に流入する流れAは、偏向羽根12により左方
に偏向されたB1、B2・・・の流れを形成する。これ
らの流れは偏向羽根15により、第3図において偏向羽
根16の上側の流れ群C1と、下側の流れ群C2とに分
けられる。C2の流れ群は偏向羽根15の傾斜により下
方へ方向づけられる。他方C1の流れ群は、偏向羽根1
5の傾斜時に、その上流端16と、側板5との距離りが
小さくなる様設定されているため、C2の流れ群に誘引
されて下方へ向かう。以上により、入口部2より流入し
た流れは第1図において全体として左斜め下方に向かう
。この流れの下方に対する偏向は、案内壁9への付着に
より行なわれる。この方向に対する流れは、アスペクト
比(W/)()が太きいため、付着は生じやすい。他方
、左方に対する偏向は案内壁7への付着により行なわれ
る。こちらについては、流れのアスペクト比(H/W
)は小さく案内壁7への付着は生じにくい。本発明では
そのため、案内壁7の流路幅拡大率を案内壁9の流路幅
拡大率よりも小さく設定している。これにより、流れの
案内壁7に対する付着効果が有効に作用し、左方への偏
向も広角に行なわれる。すなわち、出口部11より流出
する流れは、第1図において大きく左下方へ偏向した状
態で流出する。
に偏向されたB1、B2・・・の流れを形成する。これ
らの流れは偏向羽根15により、第3図において偏向羽
根16の上側の流れ群C1と、下側の流れ群C2とに分
けられる。C2の流れ群は偏向羽根15の傾斜により下
方へ方向づけられる。他方C1の流れ群は、偏向羽根1
5の傾斜時に、その上流端16と、側板5との距離りが
小さくなる様設定されているため、C2の流れ群に誘引
されて下方へ向かう。以上により、入口部2より流入し
た流れは第1図において全体として左斜め下方に向かう
。この流れの下方に対する偏向は、案内壁9への付着に
より行なわれる。この方向に対する流れは、アスペクト
比(W/)()が太きいため、付着は生じやすい。他方
、左方に対する偏向は案内壁7への付着により行なわれ
る。こちらについては、流れのアスペクト比(H/W
)は小さく案内壁7への付着は生じにくい。本発明では
そのため、案内壁7の流路幅拡大率を案内壁9の流路幅
拡大率よりも小さく設定している。これにより、流れの
案内壁7に対する付着効果が有効に作用し、左方への偏
向も広角に行なわれる。すなわち、出口部11より流出
する流れは、第1図において大きく左下方へ偏向した状
態で流出する。
偏向羽根15を水平にした状態では、流れは左方へのみ
広角偏向し、偏向羽根12を傾斜させない状態では、流
れは下方へのみ広角偏向する。この様に本発明に示す構
成では偏向羽根12と15との傾斜のくみあわせにより
、三次元的に任意の方向へ広角偏向することが可能とな
る。
広角偏向し、偏向羽根12を傾斜させない状態では、流
れは下方へのみ広角偏向する。この様に本発明に示す構
成では偏向羽根12と15との傾斜のくみあわせにより
、三次元的に任意の方向へ広角偏向することが可能とな
る。
次に第2の実施例について説明する。
第5図は、第1の実施例のうち、上側の案内壁10のみ
が直線になりたものである。この直線壁を20、案内壁
7.8.9.20で区画された出口部を21としその他
はすべて第1の実施例と同じ番号にしている。
が直線になりたものである。この直線壁を20、案内壁
7.8.9.20で区画された出口部を21としその他
はすべて第1の実施例と同じ番号にしている。
次に作動を説明する。
この場合も偏向羽根12を第2図と同様の方向に傾斜し
、偏向羽根15を第3図と同様の方向に傾斜した場合の
偏向は第1の実施例の場合と同様である。この例は上方
への広角偏向が不要な場合の例であって、上方は案内壁
20の水平方向までの偏向となるものである。それ以外
の方向については、広角偏向が第1の実施例と同様に実
現される。
、偏向羽根15を第3図と同様の方向に傾斜した場合の
偏向は第1の実施例の場合と同様である。この例は上方
への広角偏向が不要な場合の例であって、上方は案内壁
20の水平方向までの偏向となるものである。それ以外
の方向については、広角偏向が第1の実施例と同様に実
現される。
発明の効果
以上に示したごとく本発明の流れ方向制御装置によれば
次の様な効果が得られる。
次の様な効果が得られる。
矩形状入口部の短辺に近接する案内壁の流路幅拡大率を
長辺に近接する案内壁の流路幅拡大率より小さくしであ
るため、いずれの案内壁に対する付着も効果的に行われ
、上下、左右への偏向の組合わせによる任意方向への広
角偏向が実現できる。
長辺に近接する案内壁の流路幅拡大率より小さくしであ
るため、いずれの案内壁に対する付着も効果的に行われ
、上下、左右への偏向の組合わせによる任意方向への広
角偏向が実現できる。
第1図は本発明の一実施例を示す流れ方向制御装置の斜
視図、−第2図は第1図の水平断面図、第3図は第1図
の垂直断面図、第4図は流路幅拡大率を示す図、第5図
は本発明の第2の実施例を示す垂直断面図である。 1・・・・・・流れ方向制御装置、2・・・・・・入口
部、7.8.9.10・・・・・・案内壁、11・・・
・・・出口部、12.15・・・・・・偏向羽根、20
・・・・・・案内壁、21・・・・・・出口部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名J
“ 第2図 第3図 第4図 第5図
視図、−第2図は第1図の水平断面図、第3図は第1図
の垂直断面図、第4図は流路幅拡大率を示す図、第5図
は本発明の第2の実施例を示す垂直断面図である。 1・・・・・・流れ方向制御装置、2・・・・・・入口
部、7.8.9.10・・・・・・案内壁、11・・・
・・・出口部、12.15・・・・・・偏向羽根、20
・・・・・・案内壁、21・・・・・・出口部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名J
“ 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 断面が矩形状に形成された入口部、下流に向かって流路
幅が漸次拡大する上下、左右それぞれ一対の案内壁にて
形成された出口部を有し、矩形状入口部の短辺に近接す
る前記案内壁のうち少なくとも一方の、下流方向におけ
る、流れの軸心に関する流路幅拡大率を長辺に近接する
前記案内壁のうち少なくとも一方の、下流方向における
流れの軸心に関する流路幅拡大率よりも小さく設定し、
前記入口部から前記出口部に至る流路中に、上下および
左右の前記案内壁に対する付着を制御する偏向羽根を配
置した流れ方向制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19973885A JPH07113479B2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 流れ方向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19973885A JPH07113479B2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 流れ方向制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259329A true JPS6259329A (ja) | 1987-03-16 |
JPH07113479B2 JPH07113479B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=16412806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19973885A Expired - Lifetime JPH07113479B2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 流れ方向制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113479B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017149301A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 株式会社デンソー | 車両用空気吹き出し装置 |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP19973885A patent/JPH07113479B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017149301A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 株式会社デンソー | 車両用空気吹き出し装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07113479B2 (ja) | 1995-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |