JPS6135403B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135403B2 JPS6135403B2 JP8886379A JP8886379A JPS6135403B2 JP S6135403 B2 JPS6135403 B2 JP S6135403B2 JP 8886379 A JP8886379 A JP 8886379A JP 8886379 A JP8886379 A JP 8886379A JP S6135403 B2 JPS6135403 B2 JP S6135403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- blade
- guide wall
- downstream end
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流れ方向制御装置に関するものであ
り、特に、少ない風量抵抗で広角の偏向角度を得
ることを目的とするものである。
り、特に、少ない風量抵抗で広角の偏向角度を得
ることを目的とするものである。
第1,第2図に従来の流れ方向制御装置による
偏向動作を示す。
偏向動作を示す。
第1図において、1は円弧状入口部、2は円弧
状出口部である。3は上側流路形成壁であり、そ
の下流端には、折り曲げ部4が形成されている。
7は折り曲げ部4の上流端である。5は羽根であ
り、軸6を中心として回動可能に構成されてい
る。8は羽根5の下流端、9は上流端である。第
1図に示す如く、羽根5を下方傾斜させた場合A
方向より流入した流れのうち、羽根5の下側流れ
は、コアンダ効果にて出口部2に付着し、B方向
へ流れ去る。他方、羽根5の上側流れは、折り曲
げ部4にて下方へ偏向され、C方向の流れとな
り、B方向の流れに合流する。この場合、折り曲
げ部4の上流端7は、羽根5の下流端8より下流
側にあるため、羽根5上流端9にて、はく離を生
じた流れは、羽根5に付着するに至らない。この
はく離状態は流れの損失を増大せしめるものであ
つた。
状出口部である。3は上側流路形成壁であり、そ
の下流端には、折り曲げ部4が形成されている。
7は折り曲げ部4の上流端である。5は羽根であ
り、軸6を中心として回動可能に構成されてい
る。8は羽根5の下流端、9は上流端である。第
1図に示す如く、羽根5を下方傾斜させた場合A
方向より流入した流れのうち、羽根5の下側流れ
は、コアンダ効果にて出口部2に付着し、B方向
へ流れ去る。他方、羽根5の上側流れは、折り曲
げ部4にて下方へ偏向され、C方向の流れとな
り、B方向の流れに合流する。この場合、折り曲
げ部4の上流端7は、羽根5の下流端8より下流
側にあるため、羽根5上流端9にて、はく離を生
じた流れは、羽根5に付着するに至らない。この
はく離状態は流れの損失を増大せしめるものであ
つた。
第2図に示す如く、羽根5を上方に傾斜させた
場合、A方向より流入した流れのうち、羽根5の
上側流れは、羽根5の上方傾斜による方向づけに
より、折り曲げ部4における下方偏向効果を相殺
し、ほぼ水平のC方向に向かう。他方、羽根5の
下側流れは円弧状入口部1の出口端にて自由な流
れとなり、ほぼ水平のB方向に向かい、C方向の
流れと合流する。この場合、折り曲げ部4の上流
端7が、羽根5の下流端8より下流側にあるた
〓〓〓
め、折り曲げ部4による下方偏向効果を相殺する
ための、羽根5の傾斜角γは大きくせねばなら
ず、この時も流れの損失が増大するものであつ
た。上記問題点を解決するために、本発明の流れ
方向制御装置は入口部および出口部を備えた吹出
し口流路において、一方の壁はほぼ直線状に形成
すると共に、下流側に上側出口部案内壁を形成す
る直線部を残して、前記流路内側へ流れを方向づ
ける突起を有し、他方の壁は下流に向かつて漸次
拡大形状の案内壁にて形成し、前記流路中には軸
を中心として回動可能な1枚の羽根を有し、前記
羽根の回動動作により、前記羽根と案内壁との間
を通過する流れの案内壁に対する付着動作を制御
して全体の流れ偏向を行なうごとく前記羽根位置
を定めると共に、前記突起は、前記羽根下流端よ
り上流側に配置した構成としたものである。
場合、A方向より流入した流れのうち、羽根5の
上側流れは、羽根5の上方傾斜による方向づけに
より、折り曲げ部4における下方偏向効果を相殺
し、ほぼ水平のC方向に向かう。他方、羽根5の
下側流れは円弧状入口部1の出口端にて自由な流
れとなり、ほぼ水平のB方向に向かい、C方向の
流れと合流する。この場合、折り曲げ部4の上流
端7が、羽根5の下流端8より下流側にあるた
〓〓〓
め、折り曲げ部4による下方偏向効果を相殺する
ための、羽根5の傾斜角γは大きくせねばなら
ず、この時も流れの損失が増大するものであつ
た。上記問題点を解決するために、本発明の流れ
方向制御装置は入口部および出口部を備えた吹出
し口流路において、一方の壁はほぼ直線状に形成
すると共に、下流側に上側出口部案内壁を形成す
る直線部を残して、前記流路内側へ流れを方向づ
ける突起を有し、他方の壁は下流に向かつて漸次
拡大形状の案内壁にて形成し、前記流路中には軸
を中心として回動可能な1枚の羽根を有し、前記
羽根の回動動作により、前記羽根と案内壁との間
を通過する流れの案内壁に対する付着動作を制御
して全体の流れ偏向を行なうごとく前記羽根位置
を定めると共に、前記突起は、前記羽根下流端よ
り上流側に配置した構成としたものである。
本発明は上記した構成により、流れを下方に向
ける場合に、突起が羽根の下流端により上流側に
あるため、羽根上側の流れは羽根に付着して、大
きくはく離域を生じることなく、すなわち流れの
損失を増大することなく、下方吹きが形成され
る。また、流れを水平に向ける場合、上側出口部
案内壁を形成する直線部に流れが付着するため少
ない損失での水平吹きが形成されるものである。
ける場合に、突起が羽根の下流端により上流側に
あるため、羽根上側の流れは羽根に付着して、大
きくはく離域を生じることなく、すなわち流れの
損失を増大することなく、下方吹きが形成され
る。また、流れを水平に向ける場合、上側出口部
案内壁を形成する直線部に流れが付着するため少
ない損失での水平吹きが形成されるものである。
第3図は、本発明による流れ方向制御装置の斜
視図であり、第4,5図に、その作動状態を断面
図にて示す。
視図であり、第4,5図に、その作動状態を断面
図にて示す。
第3,4図において、10は流れ方向制御装置
である。流路は、下側入口部流路壁11および、
下側出口部案内壁12と、上側入口部流路壁13
および上側出口部案内壁14とにより形成されて
いる。
である。流路は、下側入口部流路壁11および、
下側出口部案内壁12と、上側入口部流路壁13
および上側出口部案内壁14とにより形成されて
いる。
流路壁11の下流端と、案内壁12の上流端と
の間には段差11′が設けてある。
の間には段差11′が設けてある。
流路壁11および13にて区画された部分が入
口部22であり、案内壁12および14にて区画
された部分が出口部23である。
口部22であり、案内壁12および14にて区画
された部分が出口部23である。
左右端は、側板15,16にて区画されてい
る。この流路中には、羽根17が配置されてお
り、羽根17に固定された軸18は側板15,1
6を貫通している。羽根17は、軸18を中心と
して回動かつ任意の位置に固定可能となつてい
る。
る。この流路中には、羽根17が配置されてお
り、羽根17に固定された軸18は側板15,1
6を貫通している。羽根17は、軸18を中心と
して回動かつ任意の位置に固定可能となつてい
る。
19,20はそれぞれ羽根17の上流端および
下流端である。
下流端である。
21は上側入口部流路壁13の下流端に設けら
れた突起であり、流れを内側に方向づける手段で
ある。その位置は、羽根17の下流端20より上
流側に設定してある。
れた突起であり、流れを内側に方向づける手段で
ある。その位置は、羽根17の下流端20より上
流側に設定してある。
次に作動を述べる。
第4図に羽根17を下方に向けた場合を示す。
a1より流入した流れのうち、羽根17の下側流れ
b1は、案内壁12にコアンダ効果を生じ、下方へ
流れ去る。他方羽根17の上側流れc1は、突起2
1により内側へ方向づけられる。この時、突起2
1の位置は羽根17の下流端20より上流に位置
しているため、流れc1は、羽根17に付着を生
じ、大きなはく離領域が形成されることなく流れ
b1に合流し、下方偏向した流れd1となる。
a1より流入した流れのうち、羽根17の下側流れ
b1は、案内壁12にコアンダ効果を生じ、下方へ
流れ去る。他方羽根17の上側流れc1は、突起2
1により内側へ方向づけられる。この時、突起2
1の位置は羽根17の下流端20より上流に位置
しているため、流れc1は、羽根17に付着を生
じ、大きなはく離領域が形成されることなく流れ
b1に合流し、下方偏向した流れd1となる。
第5図に、羽根17を水平よりやや上方に向け
た場合を示す。
た場合を示す。
a2より流入した流れのうち、羽根17の上側流
れc2は突起21により、いつたん、はく離する
が、案内壁14に再び付着して、水平方向に向か
う。この時、突起21が羽根17の下流端20よ
り上流側にあるため、突起21が下流端20より
下流にある場合よりも羽根17による流れの方向
づけが有効に働く。したがつて、より小さな傾斜
角αでの水平吹きが達成される。
れc2は突起21により、いつたん、はく離する
が、案内壁14に再び付着して、水平方向に向か
う。この時、突起21が羽根17の下流端20よ
り上流側にあるため、突起21が下流端20より
下流にある場合よりも羽根17による流れの方向
づけが有効に働く。したがつて、より小さな傾斜
角αでの水平吹きが達成される。
この場合、羽根17の下側流れb2は、段差1
1′の存在により案内壁12から分離すると共に
羽根17の下側に付着し、ほぼ水平方向に流れ、
全体として合流したd2は水平方向に向かう。
1′の存在により案内壁12から分離すると共に
羽根17の下側に付着し、ほぼ水平方向に流れ、
全体として合流したd2は水平方向に向かう。
以上に示した如く、下方偏向の場合には羽根1
7上側流れに大きなはく離を生じることがない。
また、水平吹きの場合には、羽根17を大きく傾
斜させる必要がないため、より少ない風量抵抗に
おいて、広角偏向の達成が可能となる。
7上側流れに大きなはく離を生じることがない。
また、水平吹きの場合には、羽根17を大きく傾
斜させる必要がないため、より少ない風量抵抗に
おいて、広角偏向の達成が可能となる。
第6,7図に第2の実施例を示す。17′は羽
根であり、19′はその上流端、20′は下流端で
ある。又、18′は軸である。その他の数字は第
4,5図に示すものと同じ数字を使用している。
根であり、19′はその上流端、20′は下流端で
ある。又、18′は軸である。その他の数字は第
4,5図に示すものと同じ数字を使用している。
この場合には、羽根17の形状を曲面状に形成
し、下方偏向時の偏向性能を向上させたものであ
る。
し、下方偏向時の偏向性能を向上させたものであ
る。
第6図において、羽根17′の軸18′と、下流
端20′とを結ぶ直線の水平に対する傾斜角を
β′とする。第4図の平板状羽根17の傾斜角を
〓〓〓〓
βとして、β=β′とする。
端20′とを結ぶ直線の水平に対する傾斜角を
β′とする。第4図の平板状羽根17の傾斜角を
〓〓〓〓
βとして、β=β′とする。
この時、羽根17′は曲面状に形成されている
ため、軸18′より上流側は第4図平板状羽根1
7の場合よりも、流れに対する抵抗が少ない状態
となる。
ため、軸18′より上流側は第4図平板状羽根1
7の場合よりも、流れに対する抵抗が少ない状態
となる。
同時に、a3より流入する流れのうち、羽根1
7′下側の流れb3はより滑らかに方向変換させる
ため、抵抗損失が小さい。また、羽根17′の上
側流れc3においても、羽根17′の上流端19′に
て、はく離を生じることなく羽根17′の上面に
付着を生じた流れとなる。
7′下側の流れb3はより滑らかに方向変換させる
ため、抵抗損失が小さい。また、羽根17′の上
側流れc3においても、羽根17′の上流端19′に
て、はく離を生じることなく羽根17′の上面に
付着を生じた流れとなる。
今、β=β′としたが、実際に羽根17′の下流
端20′における接線角は、β′より大きくなる。
端20′における接線角は、β′より大きくなる。
したがつて、第4図に示した場合よりも、より
抵抗損失の少ない状態で、より広角の偏向が達成
されるものである。
抵抗損失の少ない状態で、より広角の偏向が達成
されるものである。
第7図は、水平吹きの場合である。この時、羽
根17′の上側流れc4は、羽根17′の形状が曲面
状をしているため、下流端20′の接線方向に向
かい、やや下方偏向しようとする。しかし、案内
壁14に対する付着効果が有効に働くため、流れ
は水平方向に向かう。羽根17′下側の流れb4も
段差11′の存在により案内壁12から完全に分
離され水平方向に向かい、全体として水平方向の
流れd4が達成されるものである。
根17′の上側流れc4は、羽根17′の形状が曲面
状をしているため、下流端20′の接線方向に向
かい、やや下方偏向しようとする。しかし、案内
壁14に対する付着効果が有効に働くため、流れ
は水平方向に向かう。羽根17′下側の流れb4も
段差11′の存在により案内壁12から完全に分
離され水平方向に向かい、全体として水平方向の
流れd4が達成されるものである。
第8,9図に第3の実施例を示す。
17″は羽根であり、19″はその上流端であ
る。下流部は曲げ部24を有している。20″は
下流端である。その他の数字は第4図に示したも
のと全く同じである。
る。下流部は曲げ部24を有している。20″は
下流端である。その他の数字は第4図に示したも
のと全く同じである。
第8図において、羽根17″を下方に向けた場
合、羽根17″の形状、位置を曲げ部24を除い
て第6図と全く同一に設定すると、羽根17″下
側の流れb5の巾W′は、曲げ部24により、第4
図のWより小さくなる。b5の流れ巾が、案内壁1
2の半径Rに比して小さくなればなるほど付着効
果は向上することが、知られており、流れb5の水
平に対する偏向角は、大きくなる。したがつて、
羽根17″上側流れc5と合流した流れd5の偏向角
θも大きく値が得られるものである。
合、羽根17″の形状、位置を曲げ部24を除い
て第6図と全く同一に設定すると、羽根17″下
側の流れb5の巾W′は、曲げ部24により、第4
図のWより小さくなる。b5の流れ巾が、案内壁1
2の半径Rに比して小さくなればなるほど付着効
果は向上することが、知られており、流れb5の水
平に対する偏向角は、大きくなる。したがつて、
羽根17″上側流れc5と合流した流れd5の偏向角
θも大きく値が得られるものである。
第9図において、羽根17″を上方に向けた場
合、羽根17″上側の流れc6は、突起21の効果
により羽根17″に付着する。しかし、羽根1
7″の下流端に曲げ部24が存在するため、流れ
は、羽根17″の下流端20″まで付着することな
く水平に向かう。この傾向は案内壁14に対する
流れの付着により一層促進される。羽根17″下
側の流れb6は段差11′により案内壁12に付着
することなく水平方向に向かいその結果、全体の
流れd6は水平方向に向かう。
合、羽根17″上側の流れc6は、突起21の効果
により羽根17″に付着する。しかし、羽根1
7″の下流端に曲げ部24が存在するため、流れ
は、羽根17″の下流端20″まで付着することな
く水平に向かう。この傾向は案内壁14に対する
流れの付着により一層促進される。羽根17″下
側の流れb6は段差11′により案内壁12に付着
することなく水平方向に向かいその結果、全体の
流れd6は水平方向に向かう。
第10図に、第2の実施例を空気調和装置に適
用した例を示す。
用した例を示す。
25は空気調和装置である。
26は熱交換器、27はヒータである。28は
送風機(クロスフローフアン)であつて、29が
スタビライザー、30がリヤガイダーである。
送風機(クロスフローフアン)であつて、29が
スタビライザー、30がリヤガイダーである。
31は吹出口部であり、32はその入口部であ
る。
る。
吹出口部は、第6図に示したものと同一であり
対応する部品は、同一の数字で示してある。
対応する部品は、同一の数字で示してある。
36は空気調和装置25を正面から見た場合、
流れを左右に偏向する偏向羽根である。流路壁1
1および13はそれぞれリヤガイダー30、およ
びスタビライザー29に接合されている。
流れを左右に偏向する偏向羽根である。流路壁1
1および13はそれぞれリヤガイダー30、およ
びスタビライザー29に接合されている。
33は露受け皿、34は前面グリル、35は外
箱である。
箱である。
作動を説明する。
送風機(クロス・フローフアン)28が回転す
ると、室内より吸入された流れxは熱交換器2
6、ヒータ27を通過して吹出口部31より流出
する。
ると、室内より吸入された流れxは熱交換器2
6、ヒータ27を通過して吹出口部31より流出
する。
ヒート・ポンプ運転の場合、運転開始時、サー
モ・オフ時、デイアイス時等、吹出し温度が低い
場合は、羽根17′をやや上方に向け、水平のz
方向に吹き出し、吹出し温度が所定の温度に達す
ると下方向のy方向へ吹出す。一般にクロス・フ
ローフアン28の特性は負荷の増加に対して、特
性の悪化が著しい。特に、近年の如く、空気調和
装置奥行き寸法の薄形化に伴ない、吹出口の流れ
偏向動作による背圧が、フアン特性に大きく影響
を及ぼす様な状態になつてくると、抵抗変化の少
ない流れ偏向方式が望まれるが、本実施例はその
要望をみたすものである。
モ・オフ時、デイアイス時等、吹出し温度が低い
場合は、羽根17′をやや上方に向け、水平のz
方向に吹き出し、吹出し温度が所定の温度に達す
ると下方向のy方向へ吹出す。一般にクロス・フ
ローフアン28の特性は負荷の増加に対して、特
性の悪化が著しい。特に、近年の如く、空気調和
装置奥行き寸法の薄形化に伴ない、吹出口の流れ
偏向動作による背圧が、フアン特性に大きく影響
を及ぼす様な状態になつてくると、抵抗変化の少
ない流れ偏向方式が望まれるが、本実施例はその
要望をみたすものである。
本発明では前記実施例で示したごとく、流れ偏
向角度θを大きくとることができ、暖風を十分下
方に到達させ、温度分布の均一化がはかれる。
向角度θを大きくとることができ、暖風を十分下
方に到達させ、温度分布の均一化がはかれる。
また、冷房時には、羽根17′を揺動すること
により、広角のエアスイングが可能となる。
により、広角のエアスイングが可能となる。
〓〓〓〓
第11図は本発明へ流れ偏向装置を空気調和装
置に適用した第2の実施例を示したものである。
第11図は本発明へ流れ偏向装置を空気調和装
置に適用した第2の実施例を示したものである。
この場合、スタビライザー29の下流側傾斜部
37が流れを内側に方向づける手段となつてい
る。その下流端は、上側段差38を有したのち、
ほぼ直線状に延長された案内壁39を有してい
る。
37が流れを内側に方向づける手段となつてい
る。その下流端は、上側段差38を有したのち、
ほぼ直線状に延長された案内壁39を有してい
る。
その他の部品は第10図と同一の数字で示して
ある。
ある。
作動は、第10図と同一である。この場合には
第10図における突起21を必要としないため、
より少ない風量抵抗にて、第10図に示すのと同
様の偏向が可能である。
第10図における突起21を必要としないため、
より少ない風量抵抗にて、第10図に示すのと同
様の偏向が可能である。
また、案内壁39の長さを長くとることが、で
きるため、より安定した水平吹き動作が得られる
ものである。
きるため、より安定した水平吹き動作が得られる
ものである。
本発明により、より少ない風量抵抗で大きな偏
向角度の得られる流れ方向制御装置が構成され
た。又、本発明の流れ方向制御装置を空気調和装
置にくみこむことにより、空気調和装置の送風機
性能に影響を及ぼすことなく広角の偏向が可能と
なつた。
向角度の得られる流れ方向制御装置が構成され
た。又、本発明の流れ方向制御装置を空気調和装
置にくみこむことにより、空気調和装置の送風機
性能に影響を及ぼすことなく広角の偏向が可能と
なつた。
第1図、第2図はそれぞれ従来の流れ方向制御
装置における動作を示す断面図、第3図は本発明
による流れ方向制御装置の斜視図、第4図、第5
図は第3図の側断面図において偏向動作を示した
断面図、第6図、第7図は第2の実施例における
偏向動作を示した断面図、第8図、第9図は第3
の実施例における偏向動作を示した断面図、第1
0図は本発明による流れ方向制御装置に空気調和
装置に適用した断面図、第11図は本発明による
流れ方向制御装置を空気調和装置に適用した第2
の実施例を示す断面図である。 10……流れ方向制御装置、11……下側入口
部流路壁、11′……段差、12……下側出口部
案内壁、13……上側入口部流路壁、14……上
側出口部案内壁、17,17′,17″……羽根、
18,18′,18″……軸、19,19′,1
9″……上流端、20,20′,20″……下流
端、21……突起、(方向づけ手段)、22……入
口部、23……出口部、24……曲げ部、25…
…空気調和装置、26……熱交換器、28……送
風機、29……スタビライザー、30……リヤガ
イダー、31……吹出口部、32……吹出口入口
部、37……下流側傾斜部(方向づけ手段)。 〓〓〓〓
装置における動作を示す断面図、第3図は本発明
による流れ方向制御装置の斜視図、第4図、第5
図は第3図の側断面図において偏向動作を示した
断面図、第6図、第7図は第2の実施例における
偏向動作を示した断面図、第8図、第9図は第3
の実施例における偏向動作を示した断面図、第1
0図は本発明による流れ方向制御装置に空気調和
装置に適用した断面図、第11図は本発明による
流れ方向制御装置を空気調和装置に適用した第2
の実施例を示す断面図である。 10……流れ方向制御装置、11……下側入口
部流路壁、11′……段差、12……下側出口部
案内壁、13……上側入口部流路壁、14……上
側出口部案内壁、17,17′,17″……羽根、
18,18′,18″……軸、19,19′,1
9″……上流端、20,20′,20″……下流
端、21……突起、(方向づけ手段)、22……入
口部、23……出口部、24……曲げ部、25…
…空気調和装置、26……熱交換器、28……送
風機、29……スタビライザー、30……リヤガ
イダー、31……吹出口部、32……吹出口入口
部、37……下流側傾斜部(方向づけ手段)。 〓〓〓〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入口部および出口部を備えた吹出し口の流路
を形成する一方の壁はほぼ直線状に形成されると
共に、下流側に上側出口部案内壁を形成する直線
部を残して該流路内側へ流れを方向づける突起を
有し他方の壁は、下流に向つて漸次拡大形状の案
内壁にて形成され、該流路中には軸を中心として
回動可能な一枚の羽根を有し、該羽根の回動動作
により、該羽根と、案内壁との間を通過する流れ
の案内壁に対する付着動作を制御して、全体の流
れ偏向を行なうごとく、該羽根位置を定めると共
に、前記突起は該羽根下流端より上流側に配置さ
れたことを特徴とする流れ方向制御装置。 2 該羽根が曲面状に形成されたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の流れ方向制御装
置。 3 該羽根下流端部に曲げ部を有したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の流れ方向制御
装置。 4 該案内壁において該入口部下流端と、該出口
部上流端との間に段差を設けたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の流れ方向制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8886379A JPS5614611A (en) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | Flow direction controller |
AU60075/80A AU525234B2 (en) | 1979-07-12 | 1980-07-03 | Fluid deflecting assembly |
GB8022755A GB2056051B (en) | 1979-07-12 | 1980-07-11 | Fluid deflecting assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8886379A JPS5614611A (en) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | Flow direction controller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5614611A JPS5614611A (en) | 1981-02-12 |
JPS6135403B2 true JPS6135403B2 (ja) | 1986-08-13 |
Family
ID=13954831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8886379A Granted JPS5614611A (en) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | Flow direction controller |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5614611A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6248804A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-03-03 | Fujitsu Ltd | マイクロ波増幅器 |
JPS6477202A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-23 | Fujitsu Ltd | Semiconductor device for millimeter wave band |
JPH0234002A (ja) * | 1988-07-23 | 1990-02-05 | Nec Corp | 同軸導波管変換器 |
JPH0590808A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-09 | Sharp Corp | 導波管入力部構造 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5618109A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Controlling device for direction of flow |
JPS582548A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
JPS594509U (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-12 | 日本板硝子株式会社 | 光ファイバー端子 |
CA1257117A (en) * | 1984-02-02 | 1989-07-11 | William T. Plummer | Widely spaced fiber optic connector |
JPH0330750Y2 (ja) * | 1984-10-24 | 1991-06-28 | ||
US4891169A (en) * | 1988-11-16 | 1990-01-02 | Amsted Industries Inc. | Transition duct for centrifugal fan |
JP4646040B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-03-09 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
JP5923871B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2016-05-25 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機用室内機 |
-
1979
- 1979-07-12 JP JP8886379A patent/JPS5614611A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6248804A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-03-03 | Fujitsu Ltd | マイクロ波増幅器 |
JPS6477202A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-23 | Fujitsu Ltd | Semiconductor device for millimeter wave band |
JPH0234002A (ja) * | 1988-07-23 | 1990-02-05 | Nec Corp | 同軸導波管変換器 |
JPH0590808A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-09 | Sharp Corp | 導波管入力部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5614611A (en) | 1981-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6219601B2 (ja) | ||
JP5120482B1 (ja) | 空調室内機 | |
AU729725B2 (en) | Air conditioner | |
JPS6135403B2 (ja) | ||
JP3116874B2 (ja) | 空気調和装置の空気吹出口構造 | |
JPS6135402B2 (ja) | ||
JP3473788B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPS6211268B2 (ja) | ||
JP2615495B2 (ja) | 空気調和機の風向偏向装置 | |
JPH0979656A (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JPS6120720B2 (ja) | ||
JPS6364642B2 (ja) | ||
JPS604368B2 (ja) | 流体の流れ方向制御装置 | |
JPH06307711A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2000320885A (ja) | 空気調和機 | |
JPH07234006A (ja) | 空気調和機の風向変更装置 | |
JPH0338500B2 (ja) | ||
JPH089557Y2 (ja) | 空気調和機の吹出グリル | |
JP2008215758A (ja) | 熱交換器 | |
JPS604367B2 (ja) | 流体の流れ方向制御装置 | |
JPS6219602B2 (ja) | ||
JPH0323821B2 (ja) | ||
JPH03158647A (ja) | 空気調和機の風向偏向装置 | |
JPS6127443A (ja) | 流れ方向制御装置 | |
JPH0338499B2 (ja) |