JP2016085023A - 吹出口装置 - Google Patents
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Abstract
Description
新幹線や飛行機、バスや自動車内といった狭い空間で人のすぐ近くに吹出し口がある場合は問題にならないが、通常のオフィスビルの天井に設置することを考えると吹出口方向と斜め気流の中心風速の方向に相違が生じる。
居室内で執務者が在席する領域であるタスク領域に向けて空調空気を個別に吹き出すノズル部と、
前記ノズル部を支持するノズル支持部と、を備えた吹出口装置であって、
前記ノズル部は、このノズル部を貫通する筒孔であるタスク用気流路を有するとともに、ピッチ軸によって傾動可能に支持されており、
前記ノズル支持部は、前記ノズル部がピッチング方向に傾動可能になるように前記ピッチ軸を支持し、さらに、この吹出口装置が取り付けられる天井または壁に垂直であるヨー軸回りで前記ノズル部が回転可能になるように当該ノズル部を支持し、
前記タスク用気流路は、その内壁面に、前記ピッチ軸に平行な平坦面を少なくとも一つ有する
ことを特徴とする。
前記タスク用気流路は、35mm以上の長さを有する
ことが好ましい。
前記タスク用気流路の出口側の開口部の一辺を基準にしたとき、前記タスク用気流路の長さは0.8倍以上である
ことが好ましい。
前記タスク用気流路は、角柱状の筒孔である
ことが好ましい。
円形の取付穴を有し、居室の天井または壁に嵌め込まれるパネル部をさらに備え、
前記ノズル支持部は、
内側で前記ノズル部を支持する筒状であって前記取付穴よりも径小の筒本体部と、
前記取付穴よりも径大のフランジ部と、を有し、
前記フランジ部が前記取付穴の周縁に引っ掛かり、当該ノズル支持部は前記パネル部の前記取付穴に回動可能に取り付けられている
ことが好ましい。
前記ノズル部は、その外形が短円筒状であるノズル本体部を有し、
前記筒本体部は、その内側に、筒の貫通を阻止するように遮蔽板を有し、前記遮蔽板は、前記ノズル本体部が遊嵌する内穴を有する
ことが好ましい。
前記筒本体部は、外穴を有する蓋を有し、この外穴から前記ノズル部の一部が前記筒本体部の外に出て、
前記ノズル部が前記外穴の縁に当接することで前記ノズル部の最大傾斜角が規制されている
ことが好ましい。
前記ノズル部は、前記タスク用気流路に連通し、前記タスク用気流路の入り口を外側に向けて漏斗状に広げる広口開口部を有する
ことが好ましい。
ダクトと接続される接続口を側面に有するとともに、一面が開口した中空のチャンバーボックスと、前記チャンバーボックスの開口を閉塞するように取り付けられるパネル部と、を備え、
前記チャンバーボックスは、その開口の縁が末広がりに広がった外コーン部を有し、前記パネル部は、その外周が末広がりに広がった内コーン部を有し、前記パネル部が前記チャンバーボックスの開口に取り付けられたときに、前記外コーン部と前記内コーン部との間に生じる隙間がアンビエント用吹出口となり、
前記パネル部は、その外周に沿って立設された側壁を有し、
前記チャンバーボックスの開口に前記パネル部が取り付けられたときに前記側壁と前記チャンバーボックスの内面とが隙間を介して対向し、
前記接続口がある側面と反対側にある前記側壁を第1側壁とし、前記接続口がある側面にある前記側壁を第2側壁とするとき、
第2側壁の高さT2は、第1側壁の高さT1よりも高い
ことが好ましい。
前記接続口がある側面に交差する側にある前記側壁の高さは、前記第2側壁の高さよりも高い
ことが好ましい。
(第1実施形態)
図1は、吹出口装置100を天井に設置した状態を示す図である。
吹出口装置100は、チャンバーボックス110と、下面パネル部120と、タスク用吹出部200と、を備える。
下面パネル部120は、チャンバーボックス110の下面開口111を閉塞するように取り付けられるものである。下面パネル部120は、樹脂または金属からなる矩形の薄板である。下面パネル部120は、その略中央に円形の穴121を有する。この穴121はタスク用吹出部200を取り付けるためのものであるので、この穴を取付穴121と称することにする。
本実施形態では、タスク用気流路230の長さLNを60mmとしている。ちなみに、開口部235は45mm角の正方形である。開口部235の一辺の長さを基準に考えるとすると、タスク用気流路230の長さLNは0.8倍以上必要であり、好ましくは、1.0倍以上、より好ましくは1.2倍以上、さらに好ましくは1.3倍以上とするのがよい。なお上限を限定するものではないが、本発明者らの実験によれば、タスク用気流路230の長さを60mmを超えて長くしたとしても吹出し気流の指向性はそれほど上がらなかった。したがって、タスク用気流路230の長さLNは精々70mm、長くても75mm程度に留めることがよいと考えられる。
この点、ノズル部210が斜めになったとしても広口開口部240により空気の流入を十分確保できる。また、本実施形態においては、広口開口部240はノズル部210の最大傾斜角度を規制するためのストッパも兼ねるものであるが、この点は後述する。
ノズル支持部300は、ノズル部210のピッチ軸PXを支持し、さらに、水平面内で鉛直軸YXを回転中心としてノズル部210を360度回転可能にするものである。
本明細書では、この鉛直軸YXをヨー軸YXと称することにする。
遮蔽板340には長方形の穴341が空いており、この穴341にはノズル部210がちょうど嵌まる。(もちろん、この穴341とノズル部210との間には、空気の漏れが十分少なくなる程度であってかつノズル部210の傾動を許容できる隙間をわずかに残す。)この穴を内穴341と称することにする。
外筒本体部370は、内筒本体部320よりも一回り大きい筒であり、内筒本体部320の外側に被さる。外筒本体部370の上面には矩形の穴372を有する蓋371があり、この穴372から広口開口部240の全体およびノズル本体部220の一部が筒の外に出る。この穴を外穴372と称することにする。
図8のように、居室内の執務者に向けて吹出し気流を当てたいとする。ノズル部210のタスク用気流路230の出口を執務者に向ければよいのであるが、ノズル部210の回動軸はピッチ軸PXとヨー軸YXとに分離しているので、ピッチ角とヨー角とをそれぞれ別々に調整する必要がある。ピッチ角を合わせてからヨー角を合わせてもよく、その逆でもよく、合わせる順序は問わない。
(1)本実施形態によれば、吹出し気流の指向性を格段に高めることができる。すなわち、タスク用気流路230を十分に長くとっているので、タスク用気流路230に沿う方向に気流を方向付けることができる。天井に吹出口装置100を設置したとしても、指向性を保った気流が居室内で座っている執務者まで十分に到達するようになる。
図7を見て分かるように、チャンバーボックス110内を鉛直下向きに流れて来た気流は、タスク用気流路230に入るとタスク用気流路230の内面に当たり、吹出し方向に向けて反射する(跳ね返る)。本実施形態のように角柱状の気流路としたことで、タスク用気流路230内に流入した空調空気が平面で反射し、強く吹き出す。
これは、タスク用気流路230の長さを十分に長くとったことと、タスク用気流路230を角柱状にしたことと、が合わさって得られる効果である。
まず、円筒状のノズル(丸型ノズル)と角柱状のノズル(角型ノズル)とを用意した。丸型ノズルと角型ノズルとは同じ長さであり、さらに、有効開口面積が同じになるようにした。そして、図9のようにノズル(210)の角度を34度にセットした状態で、最大風速を示す気流の角度と、そのときの風速と、を測定した。
しかしながら、タスク用気流路230内で複雑に何度も反射が生じるようになってしまうと、この効果が減殺される恐れがある。例えば図12に示すように、ノズル部210の傾斜角度を過度に大きくしてしまうと(ここでは45度に描いている)、タスク用気流路230のなかで複数回の反射が生じて気流が複雑になる恐れがある。タスク用気流路230の長さと開口面積との兼ね合いなので一概に上限角度を特定することはできない。が、主な気流がタスク用気流路230に入って、内面で一回だけ反射し、その後干渉を受けることなく出口からスムースに吹き出していけるようにタスク用気流路230の長さ、開口面積および最大傾斜角度を設計することが好ましい。
この点、本実施形態では、ピッチ軸回りの傾動もヨー軸回りの回転も構造がシンプルであるので、過度に高い加工精度が要求されるものでもない。結果として、吹出口装置100としては格段に安価に製造することができるようになった。
上記第1実施形態では、タスク用気流路230は角柱状(四角柱状)であるとした。ここで肝心なことは、タスク用気流路230に流れ込んできた気流をタスク用気流路230内の平面で吹出し方向に強く反射することである。同等の作用効果を発揮できれば、タスク用気流路230は角柱状(四角柱状)でなくてもよい。要は、ピッチ軸PXに平行な平面が少なくとも一つあればよい。(実際に意味があるかや作り易いかは別にして)、タスク用気流路230を三角柱状(図14)や半円柱状(図15)にしてもよい。ただ、ピッチ軸PXに平行な平面が一つしかないと不便であると予想できる。例えば、図16(A)のように右向きに傾斜した状態から図16(B)のように左向きの傾斜に姿勢を変更したいとする。この場合、ピッチ軸回りの回転(傾動)に加え、ヨー軸回りに180度回転させる必要がある(図16(C))。要は、ピッチ軸PXに平行な辺(面)が下方にくるようにしなければならない。(念のため、図16ではピッチ軸PXを鉛直方向にして描いているが、これは図を見やすくするための処置である。)
上記第1実施形態では、ノズル本体部220の形状を短円筒状であるとした。ノズル部210をピッチ軸回りで傾動させたときに内穴341とノズル本体部220との隙間が変わらないようにしたい。このためには、ノズル本体部220の外形を短円筒状にすることは理に適っている。ただし、ノズル部210と内筒部310との間を適切に遮蔽できるならば、ノズル部210の形状を短円筒状に限定しなくてもよい。例えば、図17に示すように、ノズル部210の外形を角柱状にしてもよい。この場合、例えば、ピッチ軸PXと遮蔽板340とが略同じ高さにあれば、ノズル部210が傾動したとしても内穴341とノズル部210との隙間があまり変わらないようにできる。
上記実施形態では、ノズル本体部220を貫通する角孔をタスク用気流路230と称したが、ノズル本体部220および出口縁部250を貫通する気流路を合わせて「タスク用気流路230」と考えてもよい。例えば、ノズル本体部220の径を短くするなどの設計変更により、ノズル本体部220の貫通孔だけではタスク用気流路230の長さを十分に確保できなくなる。この場合、出口縁部250の高さ(長さ)を高くする(長くする)ことにより、タスク用気流路230の長さを稼ぐようにしてもよい。さらには、図18に示すように広口開口部240とノズル本体部220との間に中間部260を設け、中間部260、ノズル本体部220および出口縁部250を貫通する孔をタスク用気流路230としてもよい。
次に本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態においては、さらに、アンビエント用吹出部を備えている。図19は、第2実施形態に係る吹出口装置400を天井に設置した状態を示す図である。タスク用吹出部200からのタスク用気流に加え、チャンバーボックス110と下面パネル部120との間からアンビエント用の気流が四方に均等に吹き出す。
図20は、チャンバーボックス110を下面パネル部120から外した状態を示す図である。
チャンバーボックス110は、その下端に、末広がりに広がる外コーン部113を有する。下面パネル部120も、その外周に、下方に向けて末広がりに広がる内コーン部122を有する。下面パネル部120をチャンバーボックス110の下面開口111に取り付けたときに、外コーン部113と内コーン部122との間に隙間を残す。この隙間がアンビエント用吹出口151、152、153、154になる。
これら隙間をアンビエント用気流路141、142、143、144と称することにする。
第1側壁131とチャンバーボックス110の内壁との間の気流路を第1アンビエント用気流路141とする。
第2側壁132とチャンバーボックス110の内壁との間の気流路を第2アンビエント用気流路142とする。
第3側壁133とチャンバーボックス110の内壁との間の気流路を第3アンビエント用気流路143とする。
第4側壁134とチャンバーボックス110の内壁との間の気流路を第4アンビエント用気流路144とする。
第1アンビエント用気流路141と連通するアンビエント用吹出し口を第1アンビエント用吹出し口151とする。
第2アンビエント用気流路142と連通するアンビエント用吹出し口を第2アンビエント用吹出し口152とする。
第3アンビエント用気流路143と連通するアンビエント用吹出し口を第3アンビエント用吹出し口153とする。
第4アンビエント用気流路144と連通するアンビエント用吹出し口を第4アンビエント用吹出し口154とする。
アンビエント用吹出し口151、152、153、154から空調空気が吹き出すにあたり、空調空気はアンビエント用気流路141、142、143、144を通過することになる。そして、アンビエント用気流路141、142、143、144を通過する間に空調空気は、アンビエント用気流路141、142、143、144に沿う向きに強く方向付けられる。アンビエント用気流路141、142、143、144による方向付けの強さは、アンビエント用気流路141、142、143、144の長さに比例するとまでは言わないが、正の相関を持つと考えられる。
(実際の気流はもっと複雑であるが、本発明の作用効果の説明のため、分かり易いように単純化してある。)
さて、ダクト接続口112がチャンバーボックス110の側面にある。この接続口112から空調空気が勢いよくチャンバーボックス110に供給されることになる。チャンバーボックス110に供給された空調空気は、接続口112に対向する内壁に当たり、主な気流としては、この内壁面に沿ってそのまま下方に落ちると予想される。
この気流の一部は、第1アンビエント用気流路141に流入し、第1アンビエント用気流路141で鉛直下向きの方向付けが加えられ、そして、第1アンビエント用吹出し口151から吹き出していく。ここで、第1アンビエント用気流路141に流入する気流はもともと鉛直下向きに強い勢いを持つベクトル成分を持っている。そこで、第1アンビエント用気流路141は、他のアンビエント用気流路142、143、144に比べて相対的に短くする。
したがって、第1アンビエント用気流路141を通る気流の風速と第2アンビエント用気流路142を通る気流の風速とを略同じに揃えるため、第2アンビエント用気流路142を第1アンビエント用気流路141よりも相対的に長くする。
こうなると、第3アンビエント用気流路143および第4アンビエント用気流路144に到達した気流は、鉛直下向きのベクトルをほとんど持たないと予想できる。したがって、第1アンビエント用気流路141や第2アンビエント用気流路142を通過する気流と風速を合わせるには、第3アンビエント用気流路143および第4アンビエント用気流路144を長くとる必要がある。
この点、上記に説明したように、接続口112の位置やチャンバーボックス110内の気流を考慮して第1から第4アンビエント用気流路141、14、143、144の長さを調整しておくことでアンビエント用吹出し口151、152、153、154から出る気流の速さを均等にすることができる。このように、アンビエント用吹出気流が均等に揃うことで居室内の気温が均質になる。
スペース効率の向上を図るため、一つの下面パネル部120に二つ以上、例えば3つや4つのタスク用吹出部200を取り付けもよい。
例えば、第1フランジ部を取付穴に回転可能に取り付けることができれば、二枚のフランジ部で下面パネル部を挟み込む構造は必須ではない。
(取付穴の周囲に円形の溝を穿設して、第1フランジ部に突設したピンを前記溝に係合させるなど、その他の例は種々有り得る。)
Claims (10)
- 居室内で執務者が在席する領域であるタスク領域に向けて空調空気を個別に吹き出すノズル部と、
前記ノズル部を支持するノズル支持部と、を備えた吹出口装置であって、
前記ノズル部は、このノズル部を貫通する筒孔であるタスク用気流路を有するとともに、ピッチ軸によって傾動可能に支持されており、
前記ノズル支持部は、前記ノズル部がピッチング方向に傾動可能になるように前記ピッチ軸を支持し、さらに、この吹出口装置が取り付けられる天井または壁に垂直であるヨー軸回りで前記ノズル部が回転可能になるように当該ノズル部を支持し、
前記タスク用気流路は、その内壁面に、前記ピッチ軸に平行な平坦面を少なくとも一つ有する
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項1に記載の吹出口装置において、
前記タスク用気流路は、35mm以上の長さを有する
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項1に記載の吹出口装置において、
前記タスク用気流路の出口側の開口部の一辺を基準にしたとき、前記タスク用気流路の長さは0.8倍以上である
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の吹出口装置において、
前記タスク用気流路は、角柱状の筒孔である
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の吹出口装置において、
円形の取付穴を有し、居室の天井または壁に嵌め込まれるパネル部をさらに備え、
前記ノズル支持部は、
内側で前記ノズル部を支持する筒状であって前記取付穴よりも径小の筒本体部と、
前記取付穴よりも径大のフランジ部と、を有し、
前記フランジ部が前記取付穴の周縁に引っ掛かり、当該ノズル支持部は前記パネル部の前記取付穴に回動可能に取り付けられている
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項5に記載の吹出口装置において、
前記ノズル部は、その外形が短円筒状であるノズル本体部を有し、
前記筒本体部は、その内側に、筒の貫通を阻止するように遮蔽板を有し、前記遮蔽板は、前記ノズル本体部が遊嵌する内穴を有する
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項5または請求項6に記載の吹出口装置において、
前記筒本体部は、外穴を有する蓋を有し、この外穴から前記ノズル部の一部が前記筒本体部の外に出て、
前記ノズル部が前記外穴の縁に当接することで前記ノズル部の最大傾斜角が規制されている
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の吹出口装置において、
前記ノズル部は、前記タスク用気流路に連通し、前記タスク用気流路の入り口を外側に向けて漏斗状に広げる広口開口部を有する
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項1から請求項8のいずれかに記載の吹出口装置において、
ダクトと接続される接続口を側面に有するとともに、一面が開口した中空のチャンバーボックスと、前記チャンバーボックスの開口を閉塞するように取り付けられるパネル部と、を備え、
前記チャンバーボックスは、その開口の縁が末広がりに広がった外コーン部を有し、前記パネル部は、その外周が末広がりに広がった内コーン部を有し、前記パネル部が前記チャンバーボックスの開口に取り付けられたときに、前記外コーン部と前記内コーン部との間に生じる隙間がアンビエント用吹出口となり、
前記パネル部は、その外周に沿って立設された側壁を有し、
前記チャンバーボックスの開口に前記パネル部が取り付けられたときに前記側壁と前記チャンバーボックスの内面とが隙間を介して対向し、
前記接続口がある側面と反対側にある前記側壁を第1側壁とし、前記接続口がある側面にある前記側壁を第2側壁とするとき、
第2側壁の高さT2は、第1側壁の高さT1よりも高い
ことを特徴とする吹出口装置。 - 請求項9に記載の吹出口装置において、
前記接続口がある側面に交差する側にある前記側壁の高さは、前記第2側壁の高さよりも高い
ことを特徴とする吹出口装置。
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