JP2010168039A - 雑音低減構造を備えるhvac装置 - Google Patents

雑音低減構造を備えるhvac装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010168039A
JP2010168039A JP2010011517A JP2010011517A JP2010168039A JP 2010168039 A JP2010168039 A JP 2010168039A JP 2010011517 A JP2010011517 A JP 2010011517A JP 2010011517 A JP2010011517 A JP 2010011517A JP 2010168039 A JP2010168039 A JP 2010168039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
air flow
wall
hvac device
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010011517A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5758578B2 (ja
Inventor
Darius Kurniawan
クルニアワン ダリウス
Norbert Bikos
ビコス ノーバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Climate Control Corp
Original Assignee
Valeo Climate Control Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valeo Climate Control Corp filed Critical Valeo Climate Control Corp
Publication of JP2010168039A publication Critical patent/JP2010168039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5758578B2 publication Critical patent/JP5758578B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/24Means for preventing or suppressing noise
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre
    • F24F13/1406Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre characterised by sealing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2221/00Details or features not otherwise provided for
    • F24F2221/46Air flow forming a vortex

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 雑音低減手段を有するHVAC装置を提供する。
【解決手段】 このHVAC装置は、少なくとも1つの壁を有するハウジングと、少なくとも部分的に、この壁によって画定されている空気流路と、空気流路内に配置されているドアとを備えている。ドアは、閉鎖位置にあるときに、空気流が空気流路を通過することを阻止し、閉鎖位置以外の位置にあるときに、空気流が空気流路を通過するように構成されている。ドアが、閉鎖位置以外の位置にあるときに、ドアと壁との間に、ギャップが形成される。雑音低減手段は、壁の少なくとも一部分の上に配置されており、かつギャップを通過する空気流がドアの端部に接したときに形成される空気流を、より小さないくつかの部分に分裂させ、それによって、ギャップにおける空気振動を減少させて、HVAC装置の作動中にHVAC装置の雑音を低減させるようにする。
【選択図】図1A

Description

本発明は、一般的には、HVAC(Heating, Ventilating, Air Conditioning:冷暖房空調)装置に関し、より詳細には、雑音低減構造を備えるHVAC装置に関する。
HVAC装置は、例えば自動車の室内エリアの環境制御のためによく用いられている。HVAC装置は、通常、ハウジング内に配置された少なくとも1つの熱交換器を有するHVACユニットとして構成されているが、場合によっては、HVACユニットにHVAC分配装置が、機能的に連結されている。HVAC装置は、さらに、例えばHVACユニットおよび/またはHVAC分配装置に、またはそれから、および/または、中で空気を流すための1つ以上の空気流路を備えている。さらに、HVAC装置は、HVACユニット、および/またはHVAC分配装置に、またはそれから、および/または、中を流れる空気量を制御するために、空気流路と機能的に組み合わされた1つ以上のドアを備えている。ドアの1つが、部分的に開いているときには、実質的に層状の、高速の空気流が、そのドアとハウジング壁との間の空気流路内に形成されたギャップを通過する。このとき、この層状の高速な空気流が、HVAC装置内で、好ましくない雑音(例えばヒューッという音やシューという音)を発生させる場合がある。
本発明は、この問題を解決するために、雑音低減構造を有するHVAC装置を提供することを目的とするものである。
このHVAC装置は、少なくとも1つの壁を有するハウジングと、少なくとも部分的に、少なくとも1つの壁によって画定されている空気流路と、空気流路内に配置されているドアであって、i)このドアが少なくとも1つの閉鎖位置にあるときに、空気流が空気流路を通過することを阻止し、かつii)ドアが、少なくとも1つの閉鎖位置以外の位置にあるときに、空気流が空気流路を通過することを可能にするように構成されているドアとを備えている。ドアが、少なくとも1つの閉鎖位置以外の位置にあるときに、ドアと壁との間に、ギャップが形成される。このHVAC装置は、さらに、ギャップを通過する空気流がドアの端部に接したときに形成される空気流構造を、より小さないくつかの構造に分裂させ、それによって、ギャップにおける空気振動を減少させて、HVAC装置の作動中におけるHVAC装置の雑音を低減させるように構成されている雑音低減部を備えている。
本発明によるHVAC装置の一例の一部分の略断面図である。 本発明によるHVAC装置の別の一例の一部分の略断面図である。 雑音低減構造の一例を備える、図1のハウジング壁の略平面図である。 図2の3−3線に沿う、雑音低減部の略断面図である。 丸くふくらんだ形状のドアシールまたはドア端部の一例を示す略図である。 丸くふくらんだ形状のドアシールまたはドア端部の別の例を示す略図である。 ある角度で曲がった形状のドアシールまたはドア端部の一例を示す略図である。 ある角度で曲がった形状のドアシールまたはドア端部の別の例を示す略図である。 T字形状のドアシールまたはドア端部の一例を示す略図である。 T字形状のドアシールまたはドア端部の別の例を示す略図である。 L字形状のドアシールまたはドア端部の一例を示す略図である。 L字形状のドアシールまたはドア端部の別の例を示す略図である。 HVAC装置の一部分の別の例の断面略図である。 図5AのHVAC装置の一部分の斜視略図である。 雑音低減部を備えていないHVAC装置の雑音スペクトルを示す図である。 雑音低減部を備えているHVAC装置の雑音スペクトルを示す図である。
添付図面を参照して、以下の詳細な説明を読むことによって、本発明の実施形態の特徴および利点が明らかになると思う。完全に同じものではなくても、同種または同様のものには、同様の符号を付してある。説明を簡潔にするために、前に説明したのと同じ作用をする要素には、それらが表れている図面に関連付けて説明する場合もあるし、関連付けないで説明する場合もある。
本発明のHVAC装置の実施形態は、HVAC装置のドアとハウジングの壁との間の空気流路内に形成されたギャップを通過する空気流によって発生する可聴雑音を低減させるように構成された雑音低減装置を備えている。この雑音低減装置は、可聴雑音(例えばヒューッという音やシューという音などの)を、例えば10デシベル(dB)程度、低減させうるものであることが好ましい。この雑音低減装置は、HVAC装置に容易に組み込まれるだけではなく、例えばドアまたはHVAC装置内部の他の部品の作動を含む、HVAC装置の正常な動作を実質的に妨げないものであることが望ましい。
ここで図面を参照すると、図1Aおよび図1Bは、HVAC装置10、10’の一部分の例を概略的に示している。本明細書において用いる、用語「HVAC装置」は、HVACユニット、このHVAC分配装置、またはそれらの両方の組み合わせを意味している。HVAC装置は、例えば自動車(図示せず)に用いることができるものである。HVAC装置10、10’は、少なくとも1つの壁14を有するハウジング12を備えている。HVAC装置がHVACユニットである場合には、少なくとも1つの熱交換器(図示せず)が、ハウジング12内に配置されており、少なくとも部分的に壁14によって画定されている空気流路18と機能的に流体連絡している。HVAC装置がHVAC分配装置である場合には、一次空気流を通過させるための空気流路18は、少なくとも部分的にハウジング12の壁14によって画定され、1つ以上の空気吹き出し口、空気吸い込み口、分配路または分配ダクト、および/または1つ以上の自動車運転装置と機能的に流体的に連絡している。空気流路18は、さらに、1つ以上の仕切り板19(図1Aおよび図1Bに、1つの仕切り板19が示されている)によって、2つ以上の空気流路に分割してもよい。一例として、例えば自動車室内の右側と左側とに空気を供給するために、仕切り板19は、空気流路18を流れる空気流を、右側空気流と左側空気流とに分割するようになっている。
HVAC装置10、10’は、さらに、空気流路18内に配置されたドア20、20’を備えている。ドア20、20’は、HVAC装置10、10’において用いられる、いかなるドアであってもよく、その非限定的な例としては、空気吸い込みドア、空気混合ドア、空気分配ドア、空気誘導ドア(例えば空気を自動車の室内に誘導するドア、または空気を霜/曇り除去装置に誘導するドアなどの)など、またはそれらの組み合わせが含まれる。ドア20、20’は、一般に、少なくとも1つの閉鎖位置にあるときに、空気流路18を通る空気流を遮断するように構成されている。例えばドア20、20’が、空気吸い込みドアである場合には、ドア20、20’は、単一の閉鎖位置しか有していなくてもよい。すなわち、HVAC装置10、10’内への空気の流入を防ぐための閉鎖位置しか有していなくてもよい。ドア20、20’が、空気分配ドアである場合には、ドア20、20’は、2つ以上の閉鎖位置を有している。例えばドア20、20’は、2つ以上の空気流路を閉じるようになっていてもよい(空気を、例えば霜除去装置と通風装置と車両客室との間に分配するために)。本明細書において用いられる用語「閉鎖位置」は、ドア20、20’の端部22がハウジングの壁14に当接しており、それによって、空気流路18を通る空気流を大幅に制限しているか、さらには遮断しているときの、空気流路18内に配置されているドアの位置を指している。ドア20、20’は、さらに、ドア20、20’が閉鎖位置以外の位置にあるときに、空気流路18に空気流を流すように構成されている。本明細書において用いられる限りにおいて、用語「閉鎖位置以外の位置」は、ドア20、20’の端部22がハウジングの壁14に当接しておらず、そのために、空気流路18に空気流が流れることができるときの、ドア20、20’の位置を指している。用語「閉鎖位置以外の位置」には、空気流路18に空気流が流れることができるときの、ドア20、20’のあらゆる位置が含まれることに注意されたい。したがって、その非限定的な例には、完全開放位置、および部分的開放位置が含まれる。さらに、ドア20、20’が部分的開放位置にあるとき、ドア20、20’は、例えば99%開いていてもよいし、0.1%しか開いていなくてもよく、またそれらの中間のいかなる位置にあってもよいことに注意されたい。
ドア20、20’は、曲面状、平面状、バレル形状、または同様の形状を含む、多種類の形状を有していてもよいが、それらに限定されるものではない。図1Aは、バレル形状のドア20の例を示している。図1Bは、平面状のドア20’の例を示している。
さらに、ドア20、20’の端部22は、ドアリムおよびドアシールを有していることに注意されたい。図1Aに示す例においては、ドア20は、ドアシール25によってぴったりと覆われている、あらかじめ定められた形状のドアリム23を有している。図1Bに示す例においては、ドア20’は、ドアリム23、およびドアリム23上に配置された、あらかじめ定められた形状のドアシール25’を有している。いずれにしても、ドアリム23および/またはドアシール25は、少なくともその一部分が、端部30を形成している限り、いかなる形状を有していてもよい。図1Aおよび図1Bに示す例においては、ドアリム23およびドアシール25は、いずれもV字状をなしている。しかしながら、ドアリムおよびドアシールには、図面に示されていない他の形状であってもよい。ドアシールのいくつかの例が、図4A〜図4Hに示されている。図4A〜図4Hは、ドアシールとして示されているが、図示の形状のドアシールを、ドア端部自体として具体化してもよいことに留意されたい。図4Aおよび図4Bは、丸くふくらんだ形状をなすドアシール25Bおよび25B1を示している。図4Cおよび図4Dは、ある角度で曲がっているドアシール25Aおよび25A1を示している。図4Eおよび図4Fは、T字形状のドアシール25Tおよび25T1を示している。図4Gおよび図4Hは、L字形状のドアシール25Lおよび25L1を示している。
再度、図1A、図1Bを参照すると、ドア20、20’が、閉鎖位置以外の位置にあるときに、壁14とドアシール25、25’との間に、ギャップ24が形成される。ドア20、20’が、この位置にあるときには、空気が、ギャップ24を通過することができる。この空気流は、空気流路18と流体連絡する二次空気流である。この二次空気流は、空気流路18を通過する一次空気流の一部であることに留意されたい。一実施形態においては、ギャップ24を通過する空気流は、約35m/secまでの速度を有する、実質的に層状の空気流である。一方、空気流の基準速度は、約2〜約10m/secの範囲にある。
ギャップ24を通過する層状の空気流は、ドア20、20’の閉鎖の割合、空気流路18を通過する空気の速度、ハウジングの壁14のなめらかさ、空気流路18内の極端な屈曲部や湾曲部やその他の歪みのなさに、少なくとも部分的に依存する。ギャップ24を通過する層状の空気流に影響を与えるおそれのある他の因子としては、例えば空気の粘性および空気の密度が含まれる。
ギャップ24を通過する実質的に層状の高速の空気流は、HVAC装置の作動中に、前述の好ましくないヒューッという音や、その他の可聴雑音の原因になる可能性があることに注意されたい。詳しく言うと、空気が、ギャップ24を高速で通り、ドアシール25、25’の端部に接する。図1Aおよび図1Bに示す例においては、空気(図1Aおよび図1Bにおいて右側から左側に流れる)は、ギャップ24の上流側で、ドアシール25、25’の端部30に接し、それによって、なんらかの空気流構造が発生する。空気流構造の非限定的な例には、層状の空気流、空気流渦、せん断された空気流、および/または同様の空気流が含まれる。一実施形態においては、発生する空気流構造は空気流渦である。この空気流構造は、周囲の空気粒子を振動させて、ギャップ24内および/または近傍に、好ましくない音波(すなわち雑音)を発生させる。ドアシールの形状が、2つ以上の唇状部32(図1Aおよび図1Bに示すように、例えばV字形状などの)、および2つの唇状部32の間に形成されたくぼみ(図1Aおよび図1Bにおいて参照数字34が付されている)を有するような形状である場合には、空気流は、くぼみ34内で、垂直方向の空気脈動によって強化され、そのために、空気流によって生成された、好ましくない音波の振幅が、ギャップ24内で増幅されることとなる。
いかなる理論にも束縛されることなく、空気流構造を、より小さないくつかの構造に分裂させることによって、ギャップ24を通過する(したがって、ドアリム23またはドアシール25に接する)、実質的に層状の高速の空気流によって発生する雑音を低減させることができると考えられる。例えば空気流構造が空気流渦である場合には、その空気流渦を、より小さないくつかの空気流渦に分裂させることによって、層状の高速な空気流は低減する。このような状態が生じると、ギャップ24内における空気振動が大幅に低減し、そのために、HVAC装置における雑音が低減する。より小さないくつかの構造(空気流構造を分裂させることによって形成される)によって、ギャップ24を通過する空気の乱流が生成されることに注意されたい。ここで、再度、図1Aおよび図1Bを参照すると、壁14の少なくとも一部分上に、雑音低減構造を配置することによって、乱流を生じさせることができる。雑音低減構造の少なくとも一部分は、ギャップ24内に位置している。
一実施形態において、雑音低減構造は、ハウジングの壁14の少なくとも一部分上に配置された複数の突起28を有している。図2および図3に示すように、これらの突起28は、ハウジングの壁14と平行な平面Bに実質的に平行である平面A内において、例えば実質的に円形の断面を有していてもよい(図3において、平面AおよびBは、紙面の前後左右に延在している)。しかしながら、突起28は、他の断面形状を有していてもよく、その非限定的な例には、小判形断面、楕円形断面、長方形断面、正方形断面、ダイヤモンド形断面、または同様の形状の断面が含まれる。さらに、長方形断面、正方形断面、またはダイヤモンド形断面を、それらのかどの部分が丸まっている限りにおいて用いることができることにも注意されたい。いかなる理論にも束縛されることなく、長方形断面、正方形断面、またはダイヤモンド形断面の鋭い(丸められていない)角は、突起28間における空気の滑らかな流れを阻害すると考えられる。それによって、恐らく、ハウジングの壁14上に配置された、隣接し合う突起28間に、好ましくない空気流構造が発生する(以下に、さらに詳細に説明するように)。この空気流構造も、好ましくない雑音を発生させることとなる。
非限定的な一例においては、多数の突起28が、ハウジングの壁14上に、実質的に一様に配置されている。例えば図2および図3に示すように、突起28は、一様の配置をなすように、例えば1つの突起28の中心点Pから、隣接した突起28の中心点Pまでの距離D1が一定である、複数の列をなすように設けられている。別の非限定的な一例においては、多数の突起28が、ハウジングの壁14上に、ランダムに配置されている。
突起28の配置がどのようなものであろうとも、突起28はすべて、非限定的な例として、実質的に同一のサイズを有していてもよい。非限定的なさらなる一例として、突起28が、円形断面を有する場合には、各突起28は、約1〜約3mmの範囲の直径D2、および約0.5〜約2mmの範囲の高さHを有していてもよい。突起28の形状、高さ、および/または直径を調整することによって、i)ノイズの所望どおりの低減と、ii)ギャップ24を通過する許容可能な空気流量とを達成することができる。さらに、壁14上に突起28を配置するために、HVAC装置10、10’内で利用可能なスペースに応じて、突起28の形状、高さ、および/または直径を調整可能である。
一例として、突起28は、ドア20、20’の上方の壁14上に形成される(図1Aおよび図1Bに示されているように)。しかしながら、i)ドア20、20’の下方に、またはii)ドア20、20’の上方と下方との両方に、突起28を形成してもよい。
さらに、それに代えて、ドアの側部の近傍に位置する壁14の少なくとも一部分上に、突起を形成してもよい。例えば、符号10’’で表わされているHVAC装置の別の一実施形態が、図5Aおよび図5Bに示されている。この例においては、ドア20’’は、2つの壁14、14’の間に配置されたバレル形状のドアである。ドア20’’は、その端部22に、ドアシール25’を備えている。ドア20’’が、閉鎖位置以外の位置にあるとき、壁14とドアシール25’との間に、1つのギャップ24が形成され、壁14’とドアシール25’との間に、別の1つのギャップ24’が形成される。この例においては、突起28は、ドア20’’の側部40の近傍に位置する壁14、14’の一部分上に形成されている。
一実施形態において、突起28は、壁14、14’と一体に形成されている。これは、ハウジングの壁14、14’を形成するために用いられる鋳型に、突起28のパターンを組み込むことによって達成することができる。より詳細には、突起28のパターンを組み込むための、あらかじめ定められたエリアにおいて、鋳型材料を取り除く。次いで、鋳型への壁材料(例えばプラスチック材料、またはハウジングの壁14、14’に適した他の材料)を注入することによって、突起28を有する壁14、14’が形成される。
別の一実施形態においては、突起28は、例えば射出成形などの、なんらかの適切な形成プロセスによって、個別の成分として形成される。次いで、この個別の成分を、適切な付着手段によって、ハウジングの壁14、14’に付着させる。非限定的な一例においては、この付着手段は接着剤である。非限定的な別の例として、付着手段は、例えば熱板溶接、超音波溶接、ヒートステーキング、または同様のプロセスに用いられる既存の溶接材料である。非限定的なさらに別の例として、付着手段は、例えばインターロック式、スナップ式、固着式などの機械的な取り付け手段であってもよい。
さらに別の一実施形態として、突起28は、壁14、14’の作製後の機械加工プロセスによって、壁14、14’上に形成される。適切な機械加工プロセスの非限定的な例には、フライス加工、レーザ加工、またはその他同様の加工プロセスが含まれる。
本発明は、さらに、HVAC装置の雑音を低減させる方法にも関する。上述のHVAC装置の実施形態を作動させるために、本発明は、空気流路18に空気を導き入れるステップと、空気が雑音低減構造に接したときに空気の乱流を発生させるステップとを含んでいる。
上述のように、発生した乱流は、HVAC装置10、10’、10’’の雑音を低減させる。例えば図6Aおよび図6Bは、ドアが約25%開いているときの、雑音低減構造を備えていないHVAC装置の雑音スペクトル(図6A)、および雑音低減構造を備えているHVAC装置の雑音スペクトル(図6B)を示している。各雑音スペクトルの横軸は、ギャップ24を通過する空気流(図1Aおよび図1Bに示されている)によって発生した雑音の可聴周波数f(Hz)を示している。縦軸は、デシベルを単位とした音圧レベル(基準音圧:20μPa)を示している。
雑音低減構造を備えていないHVAC装置の雑音スペクトル(すなわち図6A)においては、ギャップ24を通過する空気流によって発生した雑音は、約1200Hzの周波数において、約35dBの測定音圧レベルを示している。しかしながら、雑音低減構造を備えているHVAC装置の雑音スペクトル(すなわち図6B)は、約1200Hzの周波数において、測定音圧レベルが減少している(約10dB)ことを示している。これは、雑音が低減していることを示している。
用語「上方」「下方」「側部の近傍」、または同様の用語は、空間的な方向を示すことに限定されず、また、必ずしも空間的な方向を意味するものではなく、任意の空間的な方向(上端、下端、側部、角度的なオフセットなど)における、ドア20、20’、20’’と相対的な、突起28の各位置の違いを説明するために用いられていることに留意されたい
以上いくつかの実施形態について詳細に説明したが、開示されている実施形態を変更することができること、および/または他の実施形態が可能であることは、当業者には明白なことと思う。したがって、上述の実施形態は、本発明を限定するものではなく、単に例示するものであると考えるべきである。
10、10’、10’’ HVAC装置
12 ハウジング
14、14’ 壁
18 空気流路
19 仕切り板
20、20’、20’’ ドア
22、30 端部
23 ドアリム
24、24’ ギャップ
25、25’、25A、25A1、25B、25B1、25L、25L1、25T、25T1 ドアシール
28 突起
32 唇状部
34 くぼみ
40 側部
A、B 平面
1 距離
2 直径
H 高さ
P 中心点

Claims (20)

  1. 少なくとも1つの壁を有するハウジングと、
    少なくとも部分的に、前記少なくとも1つの壁によって画定されている空気流路と、
    前記空気流路内に配置されているドアであって、i)ドアが少なくとも1つの閉鎖位置にあるときに、空気流が前記空気流路を通過することを阻止し、かつii)ドアが、前記少なくとも1つの閉鎖位置以外の位置にあるときに、前記空気流が前記空気流路を通過することを可能にするように構成されているドアと、
    前記ドアが、前記少なくとも1つの閉鎖位置以外の位置にあるときに、前記ドアと前記少なくとも1つの壁との間に形成されるギャップと、
    前記少なくとも1つの壁の少なくとも一部分の上に配置されており、かつ前記ギャップを通過する空気流が前記ドアの端部に接したときに形成される空気流の構造を、より小さないくつかの部分に分裂させ、それによって、前記ギャップにおける空気振動を減少させて、HVAC装置の作動中に、該HVAC装置の雑音を低減させるようになっている雑音低減構造とを備えているHVAC装置。
  2. 前記雑音低減構造は、複数の突起を有している、請求項1に記載のHVAC装置。
  3. 前記複数の突起の各々は、前記少なくとも1つの壁が有している1つの平面と実質的に平行な平面において、実質的に円形、小判形、楕円形、長方形、正方形、ダイヤモンド形のうちの少なくとも1つの形状の断面を有する、請求項2に記載のHVAC装置。
  4. 前記複数の突起が、実質的に長方形、正方形、ダイヤモンド形のうちの少なくとも1つの形状の断面を有する場合には、前記複数の各突起の隅は、丸まっている、請求項3に記載のHVAC装置。
  5. 前記複数の突起は、前記少なくとも1つの壁の少なくとも一部分の上に、実質的に一様に配置されている、請求項2に記載のHVAC装置。
  6. 前記複数の突起は、前記少なくとも1つの壁の少なくとも一部分の上に、ランダムに配置されている、請求項2に記載のHVAC装置。
  7. 前記複数の突起の各々は、約1〜約3mmの範囲の直径を有する、請求項2に記載のHVAC装置。
  8. 前記複数の突起の各々は、約0.5〜約2mmの範囲の高さを有する、請求項2に記載のHVAC装置。
  9. 前記ドアは、空気吸い込みドア、空気混合ドア、空気分配ドア、空気誘導ドア、またはそれらの組み合わせである、請求項1に記載のHVAC装置。
  10. 前記ドアの端部に、少なくとも1つのドアリムまたはドアシールが備えられており、かつ該少なくとも1つのドアリムまたはドアシールは、V字形状、L字形状、T字形状、ある角度で曲がった形状、丸くふくらんだ形状、またはそれらを組み合わせた形状を呈している、請求項1に記載のHVAC装置。
  11. 前記少なくとも1つのドアリムまたはドアシールは、少なくとも1つの端部を有しており、この少なくとも1つの端部は、前記ギャップを通過する空気がこの少なくとも1つの端部に接したときに、前記空気流を発生させるように構成されている、請求項1に記載のHVAC装置。
  12. 前記ドアは、曲面形状、平面形状、バレル形状、またはそれらを組み合わせた形状を呈している、請求項1に記載のHVAC装置。
  13. 少なくとも1つの壁を有するハウジングと、
    少なくとも部分的に、前記少なくとも1つの壁によって画定されている空気流路と、
    前記空気流路内に配置されているドアであって、i)該ドアが少なくとも1つの閉鎖位置にあるときに、空気流が前記空気流路を通過することを阻止し、かつii)該ドアが、前記少なくとも1つの閉鎖位置以外の位置にあるときに、前記空気流が前記空気流路を通過することを可能にするように構成されているドアと、
    前記ドアが、前記少なくとも1つの閉鎖位置以外の位置にあるときに、前記ドアと前記少なくとも1つの壁との間に形成されるギャップと、
    前記少なくとも1つの壁の少なくとも一部分の上に配置されている雑音低減手段とを
    備えているHVAC装置を作動させるための、
    前記空気流路に空気を導き入れるステップと、
    該空気が前記ギャップを流れて、前記ドアの端部に接したときに形成される空気流を、より小さないくつかの構造に分裂させ、それによって、前記ギャップにおける空気振動を減少させて、前記HVAC装置の雑音を低減させるステップとを含む
    HVAC装置の雑音を低減させる方法。
  14. 前記空気流路に導き入れられた空気は、前記雑音低減手段に接する前に、実質的に層状の、高速の空気流を形成するようになっている、請求項13に記載の方法。
  15. 前記空気流を構成している各空気流の渦を、より小さないくつかの空気流の渦に分裂させるステップをさらに含んでいる、請求項13に記載の方法。
  16. 空気流の渦を、より小さないくつかの空気流の渦に分裂させる前記ステップによって、前記ギャップを通過する空気流を乱流とする、請求項15に記載の方法。
  17. 少なくとも1つの壁を有するハウジングを用意するステップと、
    少なくとも部分的に、前記少なくとも1つの壁によって、空気流路を画定するステップと、
    前記空気流路内にドアを配置するステップであって、ドアは、i)ドアが少なくとも1つの閉鎖位置にあるときに、空気流が前記空気流路を通過することを阻止し、かつii)ドアが、前記少なくとも1つの閉鎖位置以外の位置にあるときに、前記空気流が前記空気流路を通過することを可能にするように構成されており、また、ドアが、前記少なくとも1つの閉鎖位置以外の位置にあるときに、ドアと前記少なくとも1つの壁との間に、ギャップが形成されるステップと、
    前記ギャップを通過する空気流が前記ドアの端部に接したときに形成される空気流を、より小さないくつかの構造に分裂させ、それによって、前記ギャップにおける空気振動を減少させて、HVAC装置の作動中に該HVAC装置の雑音を低減させるように構成されている雑音低減手段を、前記少なくとも1つの壁の少なくとも一部分の上に配置するステップとを含む、HVAC装置を製造する方法。
  18. 前記雑音低減手段は、複数の突起を有しており、雑音低減手段を少なくとも1つの壁の少なくとも一部分の上に配置する前記ステップは、前記少なくとも1つの壁を形成するための成形プロセス中に遂行される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記雑音低減手段は複数の突起を有しており、雑音低減手段を少なくとも1つの壁の少なくとも一部分の上に配置する前記ステップは、
    複数の突起を、個別の成分として形成するステップと、
    該個別の成分を、前記少なくとも1つの壁に据えるステップとによって
    遂行される、請求項17に記載の方法。
  20. 前記雑音低減手段は、複数の突起を有しており、雑音低減手段を少なくとも1つの壁の少なくとも一部分の上に配置する前記ステップは、該複数の突起を、前記少なくとも1つの壁に機械加工によって形成するステップによって遂行される、請求項17に記載の方法。
JP2010011517A 2009-01-23 2010-01-22 雑音低減構造を備えるhvac装置 Active JP5758578B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/359,278 US9581353B2 (en) 2009-01-23 2009-01-23 HVAC system including a noise-reducing feature
US12/359,278 2009-01-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010168039A true JP2010168039A (ja) 2010-08-05
JP5758578B2 JP5758578B2 (ja) 2015-08-05

Family

ID=42111721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010011517A Active JP5758578B2 (ja) 2009-01-23 2010-01-22 雑音低減構造を備えるhvac装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9581353B2 (ja)
EP (1) EP2211120B1 (ja)
JP (1) JP5758578B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254704A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Denso Corp 空力騒音低減装置および型
JP2016159751A (ja) * 2015-02-28 2016-09-05 株式会社ヴァレオジャパン 騒音発生を防止した車両用空調装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5724827B2 (ja) * 2011-02-16 2015-05-27 株式会社デンソー 空力音低減装置
DE102011007904A1 (de) * 2011-04-21 2012-10-25 Behr Gmbh & Co. Kg Dichtlippe für eine Lüftungsklappe einer Fahrzeugklimaanlage und Lüftungsklappe mit Dichtlippe
US9276449B2 (en) * 2012-10-12 2016-03-01 Kmc Controls, Inc. HVAC actuator noise reducer
US10226981B2 (en) 2015-02-02 2019-03-12 Denso International America, Inc. HVAC door indents for noise reduction

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4249571A (en) * 1979-04-06 1981-02-10 Wehr Corporation Air control mechanism having noise suppression means
US4726563A (en) * 1980-11-28 1988-02-23 Carrier Corporation Low frequency noise and turbulence reducer
JPH0966735A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Howa Kasei Kk 空調用レジスタの笛吹き音防止構造
JPH09300943A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Howa Kasei Kk 空調用レジスタ
JPH1113500A (ja) * 1997-06-27 1999-01-19 Nippon Soken Inc スロットル弁の気流騒音防止装置
JPH11294199A (ja) * 1998-04-06 1999-10-26 Hitachi Ltd 吸入空気流量制御弁
US20020168933A1 (en) * 2001-05-11 2002-11-14 Monson Robert James Low noise duct system
JP2004226024A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JP2006159924A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Valeo Thermal Systems Japan Corp 自動車用空調装置
US20060252362A1 (en) * 2003-11-04 2006-11-09 Masahiro Ito Air passage opening and closing device capable of preventing uncomfortable noise

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3605797A (en) * 1970-05-18 1971-09-20 Dunham Bush Inc Shut off damper assembly for high velocity ducted air type conditioning system
US3839950A (en) * 1973-12-26 1974-10-08 White Sales Corp Graham Hingeless ventilator
US4031862A (en) * 1976-03-10 1977-06-28 Smith Frank J Economizer
US4100938A (en) * 1976-12-16 1978-07-18 Wehr Corporation Flow control unit for air distribution system
US4196849A (en) * 1977-11-07 1980-04-08 Environmental Elements Corporation Variable volume control assembly
US4316522A (en) * 1979-11-07 1982-02-23 Industrial Acoustics Company, Inc. Acoustic filter silencer
CA1188227A (en) * 1980-11-28 1985-06-04 Stephen C. Inglis Low frequency noise and turbulence reducer
US4953655A (en) * 1988-04-04 1990-09-04 Yamaha Corporation Acoustic apparatus
JP2547279B2 (ja) * 1989-12-15 1996-10-23 株式会社マスダハーモ 空気循環装置
FI91995C (fi) * 1990-11-20 1994-09-12 Valmet Paper Machinery Inc Absorptiivinen äänenvaimennin, etenkin paperitehtaiden ilmakanaviin
JPH0868490A (ja) * 1994-08-26 1996-03-12 Excel Kk 消音器部を有する中空成形体
JP3622299B2 (ja) * 1995-12-05 2005-02-23 株式会社デンソー 車両用空調装置
US5679073A (en) * 1996-01-16 1997-10-21 Ford Motor Company Door assembly for a motor vehicle climate control system
SE513093C2 (sv) * 1997-06-27 2000-07-03 Flaekt Ab Fläktmodul för renrumstillämpningar
US6132666A (en) * 1997-06-30 2000-10-17 Interface, Inc. Method for making formed fabric treatments
US5964658A (en) * 1998-03-31 1999-10-12 Denso Corporation Air passage opening/closing system for air conditioning apparatus
US6139423A (en) * 1999-05-14 2000-10-31 Sikorsky Aircraft Corporation Noise reducing bleed air heat ejection device for a heating system
US6811744B2 (en) * 1999-07-07 2004-11-02 Optomec Design Company Forming structures from CAD solid models
WO2003006390A1 (en) * 2001-07-11 2003-01-23 Feracitas Oy Method for conducting heat to a glass sheet
US6614339B2 (en) * 2001-07-31 2003-09-02 Eaton Corporation Exhaust control device for use with circuit interrupter
SE525044C2 (sv) * 2002-02-28 2004-11-16 Vasab Vaegg & Akustik System A Ventilationskanal innefattande ljuddämpande material med olik densiteter och spjäll med perforerat blad
US20040048027A1 (en) * 2002-09-06 2004-03-11 Hayes Michael W. Honeycomb cores for aerospace applications
US6752240B1 (en) * 2002-11-05 2004-06-22 Brunswick Corporation Sound attenuator for a supercharged marine propulsion device
US7198062B2 (en) * 2002-11-21 2007-04-03 The Boeing Company Fluid control valve
US6920959B2 (en) * 2003-05-30 2005-07-26 M & I Heat Transfer Products Ltd. Inlet and outlet duct units for air supply fan
JP4153457B2 (ja) * 2004-03-30 2008-09-24 三菱電機株式会社 流路装置、冷凍サイクル装置
JP2006103664A (ja) * 2004-09-08 2006-04-20 Denso Corp 車両用空調装置
DE102005007454A1 (de) * 2005-02-18 2006-08-31 Bayerische Motoren Werke Ag Klimaanlage für Fahrzeuge
DE102005046728A1 (de) * 2005-09-29 2007-04-12 Airbus Deutschland Gmbh Geräuscharme Durchflussdrosselung fluidführender Rohre
US7520804B2 (en) * 2005-11-30 2009-04-21 Ford Motor Company Climate control system having noise reduction door
US7472774B1 (en) * 2006-01-27 2009-01-06 Lockheed Martin Corporation Versatile engine muffling system
GB0611213D0 (en) * 2006-06-07 2006-07-19 Wozair Ltd Blast wave damper
RU2451244C2 (ru) * 2006-08-18 2012-05-20 Белимо Холдинг Аг Воздушный клапан для регулирования расхода воздуха в воздуховоде
US7575511B2 (en) * 2006-11-07 2009-08-18 Visteon Global Technologies, Inc. Temperature door for a vehicle and heating, ventilation, and air conditioning system
JP5529364B2 (ja) * 2007-01-26 2014-06-25 三菱重工業株式会社 ダンパ、空気調和ユニットおよび車両用空気調和装置
WO2008113160A1 (en) * 2007-03-16 2008-09-25 E.H. Price Ltd. Single duct silencing terminal unit
US20100029189A1 (en) * 2007-03-27 2010-02-04 Wood Jeffrey H Methods for stiffening thin wall direct manufactured structures
US20090133957A1 (en) * 2007-11-26 2009-05-28 Robert Lee Owens Sound attenuating air vent
DE102008025389B4 (de) * 2007-12-21 2013-02-28 Airbus Operations Gmbh Verfahren zum Isolieren einer Flugzeugkabinenwand bzw. zum Abkühlen oder Aufwärmen von Flugzeugkabinenluft und dazu geeignete Flugzeugkabinenwand
US8381458B2 (en) * 2008-12-17 2013-02-26 Genpak Llc Vent baffles
FR2975254B1 (fr) * 2011-05-13 2013-06-28 Airbus Operations Sas Procede de repartition d'air de refroidissement pour equipement electrique monte en baie avionique et aeronef equipe d'une telle baie

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4249571A (en) * 1979-04-06 1981-02-10 Wehr Corporation Air control mechanism having noise suppression means
US4726563A (en) * 1980-11-28 1988-02-23 Carrier Corporation Low frequency noise and turbulence reducer
JPH0966735A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Howa Kasei Kk 空調用レジスタの笛吹き音防止構造
JPH09300943A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Howa Kasei Kk 空調用レジスタ
JPH1113500A (ja) * 1997-06-27 1999-01-19 Nippon Soken Inc スロットル弁の気流騒音防止装置
JPH11294199A (ja) * 1998-04-06 1999-10-26 Hitachi Ltd 吸入空気流量制御弁
US20020168933A1 (en) * 2001-05-11 2002-11-14 Monson Robert James Low noise duct system
JP2004226024A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
US20060252362A1 (en) * 2003-11-04 2006-11-09 Masahiro Ito Air passage opening and closing device capable of preventing uncomfortable noise
JP2006159924A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Valeo Thermal Systems Japan Corp 自動車用空調装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254704A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Denso Corp 空力騒音低減装置および型
JP2016159751A (ja) * 2015-02-28 2016-09-05 株式会社ヴァレオジャパン 騒音発生を防止した車両用空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2211120A2 (en) 2010-07-28
US20100190431A1 (en) 2010-07-29
EP2211120A3 (en) 2014-09-17
JP5758578B2 (ja) 2015-08-05
US9581353B2 (en) 2017-02-28
EP2211120B1 (en) 2019-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5758578B2 (ja) 雑音低減構造を備えるhvac装置
US10330339B2 (en) Aerodynamic sound decreasing apparatus
WO2012046438A1 (ja) 空気調和機
US9476520B2 (en) HVAC door with intersecting surface configurations
KR20080013799A (ko) 차량공조용 에어덕트 및 차량용 공조장치
JP2005138629A (ja) 空気通路開閉装置
EP3023274B1 (en) Vehicle air-conditioning apparatus
US10704575B2 (en) Motor vehicle
JP2002307930A (ja) 空気ダクト
JP2007001542A (ja) 車両用空調装置
JP5101221B2 (ja) 車両用空調装置
JP6167894B2 (ja) 空調用レジスタ
JP6448264B2 (ja) 空調設備用の吹き出し装置及び吸込み装置
CN109306925B (zh) 消音装置
WO2019225293A1 (ja) 吸音構造体
JP4193966B2 (ja) 一様流吹き出し装置
JP2014213801A (ja) 送風装置
US10989440B2 (en) Air-conditioning apparatus
JP2014224643A (ja) 送風装置
KR100863304B1 (ko) 에어컨 유로 가이드 장치
JP2012166758A (ja) 騒音低減装置
JP2005003218A (ja) 低騒音空気調和機の消音チャンバー
JP2019215110A (ja) 消音チャンバ設計方法、及び、消音チャンバ
JP2021018357A (ja) 吸音装置
JP2001328420A (ja) 空気案内ダクト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140305

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140327

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140401

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140501

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5758578

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250