JP2004226024A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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JP2004226024A JP2003015713A JP2003015713A JP2004226024A JP 2004226024 A JP2004226024 A JP 2004226024A JP 2003015713 A JP2003015713 A JP 2003015713A JP 2003015713 A JP2003015713 A JP 2003015713A JP 2004226024 A JP2004226024 A JP 2004226024A
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Futoshi Yamada
太志 山田
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Abstract

【課題】送風ファンによって吸い込まれ仕切板に沿って流れる空気流の送風騒音を抑え送風性能を向上できるようにした空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】背面側に吸込口6を、正面側に吹出口7を備えた外胴8を底板1に被着し、同底板1上に立設された仕切板2により熱交換器室と圧縮機室とに区画し、前記熱交換器室に、前記吸込口6に対向した熱交換器3および前記吹出口7に対向した送風ファン4を夫々配設すると共に、前記圧縮機室に圧縮機5を配設してなる空気調和機の室外機において、前記仕切板2の前記熱交換器室側に多数のディンプル11を突設した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機の室外機に係わり、より詳細には、送風ファンによって吸い込まれ仕切板に沿って流れる空気流の送風騒音を抑え送風性能を向上できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気調和機における通風に起因する騒音低減を、簡素な構成で低コストに実現するものとして、通風路の壁面に、風の流れ方向と平行に複数のリブレットを形成し、これにより摩擦抵抗を減少させ、風性能を向上させるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上記リブレットの微小凹凸条を、風の流れ方向に略平行に延設したことによって、空気調和機の室内ユニットの通風路における摩擦抵抗が減少し、風性能が向上することから、通風に起因する騒音が減少するようになっていた。
【0004】
しかしながら、例えば底板上を、図4(A)および図4(B)で示すような板金製でなる平板状の仕切板2によって、熱交換器室と圧縮機室とに区画した構成でなる空気調和機の室外機においては、上記説明のように、通風路における摩擦抵抗を減少させることが困難であることから、風性能を向上させて通風に起因する騒音を減少させるような対策を講じることが望まれていた。
【0005】
そのため、例えば図5(A)および図5(B)で示すように、絞り加工により上下に延びる複数の凸条部12を形成する場合があったが、こうした凸条部12には形状および寸法に加工上の限界もあって充分に整流することができず、送風時の騒音の発生を防止する上でも不充分であった。
【0006】
【特許文献1】
実開平5ー40717号公報(要約及び第4頁、第1図及び第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、送風ファンによって吸い込まれ仕切板に沿って流れる空気流の送風騒音を抑え送風性能を向上できるようにした空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、背面側に吸込口を、正面側に吹出口を備えた外胴を底板に被着し、同底板上に立設された仕切板により熱交換器室と圧縮機室とに区画し、前記熱交換器室に、前記吸込口に対向した熱交換器および前記吹出口に対向した送風ファンを夫々配設すると共に、前記圧縮機室に圧縮機を配設してなる空気調和機の室外機において、
前記仕切板の前記熱交換器室側に多数のディンプルを突設してなる構成となっている。
【0009】
また、前記ディンプルが、前記仕切板の少なくとも前記吸込口近傍の上下全域にわたって形成されてなる構成となっている。
【0010】
また、前記仕切板が板金製でなり、前記ディンプルが絞り加工により半球面状に形成されてなる構成となっている。
【0011】
更に、前記仕切板が合成樹脂製でなり、前記ディンプルが半球面状に一体成形されてなる構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の室外機の断面図であり、図2は本発明による空気調和機の室外機の分解斜視図であり、図3は本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は底板上に立設した仕切板の上方からの矢視図、(B)は仕切板の側面図である。
【0013】
本発明による空気調和機の室外機は、図1および図2で示すように、底板1上が、同底板1上に立設された仕切板2により熱交換器室と圧縮機室とに区画されている。
【0014】
前記熱交換器室には、熱交換器3とこれに対向する送風ファン4とが配設され、前記圧縮機室には圧縮機5が配設され、前記底板1には、前記熱交換器3を臨ませた背面側の吸込口6と、前記送風ファン4を臨ませた正面側の吹出口7とを備えた外胴8が被着されている。
【0015】
前記外胴8は、図2で示すように、前記吹出口7に対応する吹出グリル9と前記送風ファン4を囲繞するファンリング10とを備えた前面パネル8aと、両側部を構成する側面パネル8bと、背面側を構成する背面パネル8cと、上部を構成する上面パネル8dとからなり、前記背面パネル8cおよび前記一方の側面パネル8bには前記吸込口6が設けられている。
【0016】
前記仕切板2は、図1で示すように、平面視でく字状に湾曲形成された構成となっており、これによって、前記熱交換器3の一側を前記圧縮機5の背面側近傍まで延出させることができるようになっている。
【0017】
一方、前記仕切板2が湾曲形成されていることから、前記吸込口6から吸い込まれ前記熱交換器3の一側部を通過した空気の一部が前記仕切板2の湾曲部に沿って流通する際、該個所で乱流が生じやすくなって送風騒音が大きくなってしまう恐れがあった。
【0018】
そのため、前記仕切板2に沿って流通する空気流を充分に整流することができて、該個所における送風騒音が大きくなってしまわないようにするため、前記仕切板2に、前記熱交換器室側に突出するディンプル11が等間隔により多数突設されてなる構成となっている。
【0019】
前記多数のディンプル11は、前記送風ファン4の能力や前記熱交換器室を通過する空気流速などを勘案して、所定の大きさおよび間隔(ピッチ)で形成されるようになっており、また、図1および図3で示すように、前記仕切板2の少なくとも前記吸込口6近傍の上下方向全域にわたって形成されてなる構成となっているので、前記仕切板2の全域に沿って流通する空気流を効果的に整流することができるようになり、送風騒音を効果的に低減できるようになっている。
【0020】
なお、前記仕切板2の前記吹出口7近傍については、該個所に前記ファンリング10の一部が近接していることから、流通する空気流に乱流が生じたり送風騒音が発生するおそれがないので、前記ディンプル11を突設しなくてもよい。
【0021】
また、前記ディンプル11は、前記送風ファン4の能力や前記熱交換器室を通過する空気流速などに対応して、半球面状および、または略円錐状に形成して前記熱交換器室側に突出させるようにしてもよい。
【0022】
例えば、前記仕切板2が板金製でなり、前記ディンプル11が絞り加工により半球面状および、または略円錐状に形成されてなる構成にすることにより、前記仕切板2に、上記に説明したように空気流を効果的に整流する機能をもたせると共に、前記ディンプル11を形成したことによって平板状の場合よりも機械的強度を増強させることができる。
【0023】
または、前記仕切板2が合成樹脂製でなり、前記ディンプル11が半球面状および、または略円錐状に一体成形されてなる構成にして、前記仕切板2のコストを低減できるようにすると共に、上記に説明したように空気流を効果的に整流する機能をもたせることができるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、送風ファンによって吸い込まれ仕切板に沿って流れる空気流の送風騒音を抑え送風性能を向上できるようにした空気調和機の室外機となる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の室外機の断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の室外機の分解斜視図である。
【図3】本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は底板上に立設した仕切板の上方からの矢視図であり、(B)は仕切板の側面図である。
【図4】従来例による空気調和機の室外機の一例を示す要部説明図で、(A)は底板上に立設した仕切板の上方からの矢視図であり、(B)は仕切板の側面図である。
【図5】従来例による空気調和機の室外機の他の例を示す要部説明図で、(A)は底板上に立設した仕切板の上方からの矢視図であり、(B)は仕切板の側面図である。
【符号の説明】
1 底板
2 仕切板
3 熱交換器
4 送風ファン
5 圧縮機
6 吸込口
7 吹出口
8 外胴
8a 前面パネル
8b 側面パネル
8c 背面パネル
8d 上面パネル
9 吸込グリル
10 ファンリング
11 ディンプル

Claims (4)

  1. 背面側に吸込口を、正面側に吹出口を備えた外胴を底板に被着し、同底板上に立設された仕切板により熱交換器室と圧縮機室とに区画し、前記熱交換器室に、前記吸込口に対向した熱交換器および前記吹出口に対向した送風ファンを夫々配設すると共に、前記圧縮機室に圧縮機を配設してなる空気調和機の室外機において、
    前記仕切板の前記熱交換器室側に多数のディンプルを突設してなることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記ディンプルが、前記仕切板の少なくとも前記吸込口近傍の上下全域にわたって形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記仕切板が板金製でなり、前記ディンプルが絞り加工により半球面状に形成されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記仕切板が合成樹脂製でなり、前記ディンプルが半球面状に一体成形されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室外機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168039A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Valeo Climate Control Corp 雑音低減構造を備えるhvac装置
JP2014070816A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外機
JP2015014456A (ja) * 2014-10-20 2015-01-22 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室外機
JP2016164468A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 三菱重工業株式会社 空気調和機用室外機

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