JP3027797B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3027797B2
JP3027797B2 JP07079728A JP7972895A JP3027797B2 JP 3027797 B2 JP3027797 B2 JP 3027797B2 JP 07079728 A JP07079728 A JP 07079728A JP 7972895 A JP7972895 A JP 7972895A JP 3027797 B2 JP3027797 B2 JP 3027797B2
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flow fan
heat exchanger
cross flow
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力 内田
英晴 渋木
横山  稔
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Corona Corp
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Corona Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は横流ファンにより送風
を行う空気調和機の、特に吹出口を形成するノーズ面の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例として図5に示すように、横流フ
ァンを収納する空気調和機に於いて、横流ファンの回転
にともなって吹出口から送風されるが、吹出口を形成す
るノーズ面13’に横流ファンから送風される風の一部
が衝突して再びファン内に吸い込まれることが多い。即
ちノーズ面13’によって横流ファンに対して偏心した
風の渦流が生じ、この渦流は翼ピッチ音と呼ばれる騒音
の原因であり、ノーズ面13’の形状及び横流ファンと
ノーズ面との間隙によって変化する。この間隙を小さく
すると送風効率は上がるが翼ピッチ音が大きくなり、間
隙を大きくすると翼ピッチ音は小さくなるが送風効率が
低下してしまう。この種の騒音を低減させるために従来
よりノーズ面13’を長手方向に沿って一定間隔で凹凸
14’させたり、送風方向にスリットを設けたりして種
々の工夫がなされてきたが充分なものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空気調和機に必要な熱
交換風量を充分確保すると共に、このようなノーズ面と
横流ファンの間隙から発生する騒音の低減をはかるもの
である。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、空気調和
機本体内の前面側に熱交換器を設け、この熱交換器の背
面側に対向して配設される横流ファンと、前記熱交換器
の下部に設けられるドレンパンと、このドレンパンに一
体に設けられ前記横流ファン吹出側に突出し背面板との
間に通風路を形成するノーズ面とから成り、このノーズ
面はドレンパンの長手方向に沿って複数の凹部が設けら
れ、この凹部には略円錐形状又は半球形状の突起を設け
たものである。
【0005】
【作用】横流ファン10を回転駆動することにより前吸
込口4と上吸込口6より吸い込まれた空気はフィルタ8
を通過し熱交換器9に熱交換され通風路12を介して吹
出口7より吹き出される。この時ノーズ面13に沿って
必然的に渦流が形成されるが凹部14に設けた突起15
よってノーズ面13に発生する渦流を砕いて小さな渦流
に分散させることによって騒音の低減がはかれるもので
ある。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例を図1〜図4をもとに説
明すれば、1は前面パネル2と背面板3によって構成す
る空気調和機の室内ユニットで、前記前面パネル2の前
面中央には横長の前吸込口4を備え、この前吸込口4を
格子状のグリル5で覆うものであり、上面には上吸込口
6を設けられ、前記前吸込口4の下方には吹出口7が形
成されている。
【0007】前記室内ユニット1の内部には前面パネル
2側より順に樹脂の網から成るフィルタ8とフィンチュ
ーブ式の熱交換器9と室内ファンモータ(図示せず)に
よって駆動する横流ファン10を設けている。前記熱交
換器9は略中央部より上下にくの字型に横流ファン10
を囲むように折り曲げて設けられ、また前記フィルタ8
は上吸込口6と前吸込口4の内側をまとめて覆うように
湾曲して形成されている。
【0008】11は冷房運転時に前記熱交換器9の下部
に配置し熱交換器9より発生する結露水を受けるドレン
パンで、前記横流ファン10吹出側に突出し背面板3と
の間に通風路12を形成するノーズ面13を備えてい
る。前記ノーズ面13はドレンパン11の長手方向に沿
って複数の凹部14が設けられ、この凹部14には略円
錐形状または半球形状の突起15を設けている。
【0009】又ノーズ面13と横流ファン10とは所定
間隔の間隙16が設けられ、ノーズ面13によって横流
ファン10に対して偏心した風の渦流が生じ、この渦流
は翼ピッチ音と呼ばれる騒音を発生するが、前記凹部1
4に設けた突起15によってノーズ面13に発生する渦
流を砕いて小さな渦流に分散させ騒音の低減がはかれる
ものである。又前記突起15はドレンパン11成形時に
一緒に成形する事で簡単に設けることができるものであ
る。
【0010】17は前記吹出口7に備えた上下風向板
で、ルーバーモータ(図示せず)によって回動され吹出
口7より吹き出される風の方向を上下に変えるものであ
る。18は前記上下風向板17の後方に備えた左右風向
板で、吹出口7より吹き出される風の左右方向を変える
ものであり、取付板19によって前記背面板3の下端に
取付けられるものである。
【0011】20は前記室内ユニット1を壁面に据え付
けるための据付板で、木ネジや釘等により壁面に取付け
られ上端と中央稍下方の舌片20a・20bを前記背面
板3の背面に備えた穴3aおよび突部3bに引っかけて
据え付けるものである。21は室外ユニット(図示せ
ず)へ接続される冷媒配管である。
【0012】作動について説明すれば、横流ファン10
を回転駆動することにより前吸込口4と上吸込口6より
吸い込まれた空気はフィルタ8を通過し熱交換器9に熱
交換され通風路12を介して吹出口7より吹き出され
る。この時ノーズ面13に沿って必然的に渦流が形成さ
れるが凹部14に設けた突起15よってノーズ面13に
発生する渦流を砕いて小さな渦流に分散させることによ
って騒音の低減がはかれるものである。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、空気調
和機本体内の前面側に熱交換器を設け、この熱交換器の
背面側に対向して配設される横流ファンと、前記熱交換
器の下部に設けられるドレンパンと、このドレンパンに
一体に設けられ前記横流ファン吹出側に突出し背面板と
の間に通風路を形成するノーズ面とから成り、このノー
ズ面はドレンパンの長手方向に沿って複数の凹部が設け
られ、この凹部には略円錐形状又は半球形状の突起を設
けたので、比較的簡単な構造によってノーズ面に発生す
る騒音の低減がはかれる空気調和機を提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例の断面図。
【図2】同要部の斜視図。
【図3】同要部の断面図。
【図4】他の実施例の断面図。
【図5】従来例の斜視図。
【符号の説明】
9 熱交換器 10 横流ファン 11 ドレンパン 12 通風路 13 ノーズ面 14 凹部 15 突起

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機本体内の前面側に熱交換器9
    を設け、この熱交換器9の背面側に対向して配設される
    横流ファン10と、前記熱交換器9の下部に設けられる
    ドレンパン11と、このドレンパン11に一体に設けら
    れ前記横流ファン10吹出側に突出し背面板3との間に
    通風路12を形成するノーズ面13とから成り、このノ
    ーズ面13はドレンパン11の長手方向に沿って複数の
    凹部14が設けられ、この凹部14には略円錐形状又は
    半球形状の突起15を設けた事を特徴とする空気調和
    機。
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JP4553812B2 (ja) * 2005-08-26 2010-09-29 三菱電機株式会社 空気調和機
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