JP2001317759A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JP2001317759A JP2001317759A JP2000135630A JP2000135630A JP2001317759A JP 2001317759 A JP2001317759 A JP 2001317759A JP 2000135630 A JP2000135630 A JP 2000135630A JP 2000135630 A JP2000135630 A JP 2000135630A JP 2001317759 A JP2001317759 A JP 2001317759A
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気吹出口の高さ方向の開口寸法が比較的大
きい場合であっても、空気吹出口全体として吹出空気の
均一な速度分布を確保することができるとともに、空気
吹出口から発せられる騒音を効果的に低減させることが
できる空気調和装置を提供すること。 【解決手段】 ケーシングＣの上部に空気吸込口１０
を、下部に空気吹出口１をそれぞれ備え、ケーシングＣ
内に熱交換器１２及び送風機１３を配設した空気調和装
置において、空気吹出口１の上流側に、奥行き寸法を下
方のものほど段階的に長くなるように形成した複数枚の
ガイド板６，７，８，９を、空気吹出口１の高さ方向に
所定の間隔をあけて取り付けるとともに、ガイド板７，
８，９の表面に吸音材１４を配設するようにする。
きい場合であっても、空気吹出口全体として吹出空気の
均一な速度分布を確保することができるとともに、空気
吹出口から発せられる騒音を効果的に低減させることが
できる空気調和装置を提供すること。 【解決手段】 ケーシングＣの上部に空気吸込口１０
を、下部に空気吹出口１をそれぞれ備え、ケーシングＣ
内に熱交換器１２及び送風機１３を配設した空気調和装
置において、空気吹出口１の上流側に、奥行き寸法を下
方のものほど段階的に長くなるように形成した複数枚の
ガイド板６，７，８，９を、空気吹出口１の高さ方向に
所定の間隔をあけて取り付けるとともに、ガイド板７，
８，９の表面に吸音材１４を配設するようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
し、特に、ケーシングの上部に空気吸込口を、下部に空
気吹出口をそれぞれ備え、ケーシング内に熱交換器及び
送風機を配設した空気調和装置において、空気吹出口の
速度分布を均一化するとともに、空気吹出口から発せら
れる騒音の低減を図るようにした空気調和装置に関する
ものである。
し、特に、ケーシングの上部に空気吸込口を、下部に空
気吹出口をそれぞれ備え、ケーシング内に熱交換器及び
送風機を配設した空気調和装置において、空気吹出口の
速度分布を均一化するとともに、空気吹出口から発せら
れる騒音の低減を図るようにした空気調和装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】下吹き出し形の空気調和装置として、図
５に示すように、ケーシングＣの上部に空気吸込口１０
を、下部に空気吹出口１をそれぞれ備え、ケーシングＣ
内に熱交換器１２及び送風機１３を配設した空気調和装
置が実用化されている。
５に示すように、ケーシングＣの上部に空気吸込口１０
を、下部に空気吹出口１をそれぞれ備え、ケーシングＣ
内に熱交換器１２及び送風機１３を配設した空気調和装
置が実用化されている。
【０００３】そして、この空気調和装置は、空気吹出口
１の内側に、整流板２を配して、空気吹出口１の吹出空
気の速度分布の均一化を図るとともに、ケーシングＣを
構成する背面板３、底板４及び側面板の内面に、合成樹
脂発泡板、グラスウール等の吸音材５を配設して、空気
吹出口１から発せられる騒音を低減させるように、さら
に、空気吸込口１０には、フィルター１１を配して、吸
引された空気の除塵を行うように構成されている。
１の内側に、整流板２を配して、空気吹出口１の吹出空
気の速度分布の均一化を図るとともに、ケーシングＣを
構成する背面板３、底板４及び側面板の内面に、合成樹
脂発泡板、グラスウール等の吸音材５を配設して、空気
吹出口１から発せられる騒音を低減させるように、さら
に、空気吸込口１０には、フィルター１１を配して、吸
引された空気の除塵を行うように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の下吹
き出し形の空気調和装置においては、特に、空気吹出口
１の高さ方向の開口寸法Ｈが大きい場合、空気吹出口１
の内側に整流板２を配するようにしても、吹出空気の速
度分布において、図６に示すように、空気吹出口１の下
部位置において（＋）の領域が形成され、一方、上部位
置において（−）の領域が形成され、空気吹出口１全体
として吹出空気の均一な速度分布を確保することができ
にくいという問題があった。
き出し形の空気調和装置においては、特に、空気吹出口
１の高さ方向の開口寸法Ｈが大きい場合、空気吹出口１
の内側に整流板２を配するようにしても、吹出空気の速
度分布において、図６に示すように、空気吹出口１の下
部位置において（＋）の領域が形成され、一方、上部位
置において（−）の領域が形成され、空気吹出口１全体
として吹出空気の均一な速度分布を確保することができ
にくいという問題があった。
【０００５】また、空気吹出口１から発せられる騒音を
低減させるために採用されている、ケーシングＣを構成
する背面板３及び側面板４の内面に、合成樹脂発泡板、
グラスウール等の吸音材５を配設する方法は、吸音材５
を配設する位置が限られるため、得られる吸音効果に限
度があるという問題があった。
低減させるために採用されている、ケーシングＣを構成
する背面板３及び側面板４の内面に、合成樹脂発泡板、
グラスウール等の吸音材５を配設する方法は、吸音材５
を配設する位置が限られるため、得られる吸音効果に限
度があるという問題があった。
【０００６】本発明は、上記従来の空気調和装置の有す
る問題点に鑑み、空気吹出口の高さ方向の開口寸法が比
較的大きい場合であっても、空気吹出口全体として吹出
空気の均一な速度分布を確保することができるととも
に、空気吹出口から発せられる騒音を効果的に低減させ
ることができる空気調和装置を提供することを目的とす
る。
る問題点に鑑み、空気吹出口の高さ方向の開口寸法が比
較的大きい場合であっても、空気吹出口全体として吹出
空気の均一な速度分布を確保することができるととも
に、空気吹出口から発せられる騒音を効果的に低減させ
ることができる空気調和装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和装置は、ケーシングの上部に空気
吸込口を、下部に空気吹出口をそれぞれ備え、ケーシン
グ内に熱交換器及び送風機を配設した空気調和装置にお
いて、空気吹出口の上流側に、奥行き寸法を下方のもの
ほど段階的に長くなるように形成した複数枚のガイド板
を、空気吹出口の高さ方向に所定の間隔をあけて取り付
けるとともに、ガイド板の表面に吸音材を配設したこと
を特徴とする。
め、本発明の空気調和装置は、ケーシングの上部に空気
吸込口を、下部に空気吹出口をそれぞれ備え、ケーシン
グ内に熱交換器及び送風機を配設した空気調和装置にお
いて、空気吹出口の上流側に、奥行き寸法を下方のもの
ほど段階的に長くなるように形成した複数枚のガイド板
を、空気吹出口の高さ方向に所定の間隔をあけて取り付
けるとともに、ガイド板の表面に吸音材を配設したこと
を特徴とする。
【０００８】この空気調和装置は、空気吹出口の上流側
に、奥行き寸法を下方のものほど段階的に長くなるよう
に形成した複数枚のガイド板を、空気吹出口の高さ方向
に所定の間隔をあけて取り付けるようにしているため、
送風機からの空気流がガイド板によって強制的に分割さ
れ、空気吹出口の高さ方向の開口寸法が比較的大きい場
合であっても、空気吹出口全体として吹出空気の均一な
速度分布を確保することができる。また、ガイド板の表
面に吸音材を配設するようにしているため、空気吹出口
から発せられる騒音を効果的に低減させることができ
る。
に、奥行き寸法を下方のものほど段階的に長くなるよう
に形成した複数枚のガイド板を、空気吹出口の高さ方向
に所定の間隔をあけて取り付けるようにしているため、
送風機からの空気流がガイド板によって強制的に分割さ
れ、空気吹出口の高さ方向の開口寸法が比較的大きい場
合であっても、空気吹出口全体として吹出空気の均一な
速度分布を確保することができる。また、ガイド板の表
面に吸音材を配設するようにしているため、空気吹出口
から発せられる騒音を効果的に低減させることができ
る。
【０００９】この場合において、ガイド板の表面に多数
の孔を形成することができる。
の孔を形成することができる。
【００１０】これにより、ガイド板の表面での音の反射
を少なくすることができ、空気吹出口から発せられる騒
音を一層効果的に低減させることができる。
を少なくすることができ、空気吹出口から発せられる騒
音を一層効果的に低減させることができる。
【００１１】また、ガイド板のうち最上段のガイド板に
は、吸音材を配設しないようにすることができる。
は、吸音材を配設しないようにすることができる。
【００１２】これにより、送風機からの空気流が吸音材
に強く当たることによって風切音が発生することを防止
することができる。
に強く当たることによって風切音が発生することを防止
することができる。
【００１３】また、空気吹出口とガイド板の間に整流板
を配することができる。
を配することができる。
【００１４】これにより、ガイド板によって強制的に分
割された送風機からの空気流を整流することができ、空
気吹出口全体として吹出空気の一層均一な速度分布を確
保することができる。
割された送風機からの空気流を整流することができ、空
気吹出口全体として吹出空気の一層均一な速度分布を確
保することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気調和装置の実
施の形態を図面に基づいて説明する。
施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１６】図１〜図４に、本発明の空気調和装置の一
実施例を示す。この空気調和装置は、ケーシングＣの上
部に空気吸込口１０を、下部に空気吹出口１をそれぞれ
備え、ケーシングＣ内に熱交換器１２及び送風機１３を
配設した、従来の下吹き出し形の空気調和装置と同様の
基本構造をしている。
実施例を示す。この空気調和装置は、ケーシングＣの上
部に空気吸込口１０を、下部に空気吹出口１をそれぞれ
備え、ケーシングＣ内に熱交換器１２及び送風機１３を
配設した、従来の下吹き出し形の空気調和装置と同様の
基本構造をしている。
【００１７】そして、この空気調和装置は、空気吹出口
１の内側に、多数の透孔を形成した整流板２を配して、
空気吹出口１の吹出空気の速度分布の均一化を図るとと
もに、ケーシングＣを構成する背面板３、底板４及び側
面板の内面に、合成樹脂発泡板、グラスウール等の吸音
材５を配設して、空気吹出口１から発せられる騒音を低
減させるように、さらに、空気吸込口１０には、フィル
ター１１を配して、吸引された空気の除塵を行うように
構成されている。
１の内側に、多数の透孔を形成した整流板２を配して、
空気吹出口１の吹出空気の速度分布の均一化を図るとと
もに、ケーシングＣを構成する背面板３、底板４及び側
面板の内面に、合成樹脂発泡板、グラスウール等の吸音
材５を配設して、空気吹出口１から発せられる騒音を低
減させるように、さらに、空気吸込口１０には、フィル
ター１１を配して、吸引された空気の除塵を行うように
構成されている。
【００１８】この場合において、ケーシングＣ内の送風
機１３の下方には、送風機１３からの空気流が導入され
る空気吹出室Ｒを形成し、吹出室Ｒの前面に整流板２を
介在するようにして空気吹出口１を形成するようにす
る。
機１３の下方には、送風機１３からの空気流が導入され
る空気吹出室Ｒを形成し、吹出室Ｒの前面に整流板２を
介在するようにして空気吹出口１を形成するようにす
る。
【００１９】そして、整流板２の上流側、すなわち、空
気吹出室Ｒ内に、奥行き寸法を下方のものほど段階的に
長くなるように形成した複数枚のガイド板６，７，８，
９を、空気吹出口の高さ方向に所定の間隔をあけて、略
水平又は上方の整流板２の上流側をやや上方になるよう
に傾斜させて取り付けるとともに、最上段のガイド板６
を除く他のガイド板７，８，９の表面に吸音材１４を配
設するようにする。
気吹出室Ｒ内に、奥行き寸法を下方のものほど段階的に
長くなるように形成した複数枚のガイド板６，７，８，
９を、空気吹出口の高さ方向に所定の間隔をあけて、略
水平又は上方の整流板２の上流側をやや上方になるよう
に傾斜させて取り付けるとともに、最上段のガイド板６
を除く他のガイド板７，８，９の表面に吸音材１４を配
設するようにする。
【００２０】このガイド板６，７，８，９は、図４に示
すように、表面に多数の孔を形成して、ガイド板６，
７，８，９の表面での音の反射を少なくするようにする
とともに、その端縁を折り曲げて上面又は下面が開口し
た箱状に形成し、この中に合成樹脂発泡板、グラスウー
ル等の吸音材１４を配設するようにする。
すように、表面に多数の孔を形成して、ガイド板６，
７，８，９の表面での音の反射を少なくするようにする
とともに、その端縁を折り曲げて上面又は下面が開口し
た箱状に形成し、この中に合成樹脂発泡板、グラスウー
ル等の吸音材１４を配設するようにする。
【００２１】このように、奥行き寸法を下方のものほど
段階的に長くなるように形成した複数枚のガイド板６，
７，８，９を、空気吹出口１の高さ方向に所定の間隔を
あけて水平に取り付けるようにしているため、送風機１
３からの空気流がガイド板６，７，８，９によって強制
的に分割され、空気吹出口１の高さ方向の開口寸法Ｈが
比較的大きい場合であっても、空気吹出口１全体として
吹出空気の均一な速度分布を確保することができるもの
となる。また、最上段のガイド板６を除く他のガイド板
７，８，９の表面に吸音材１４を配設するようにしてい
るため、ガイド板６，７，８，９の表面に多数の孔を形
成したことと相俟って、空気吹出口１から発せられる騒
音を効果的に低減させることができるとともに、最上段
のガイド板６には吸音材を配設しないようにしたので、
送風機１３からの空気流が吸音材に強く当たることによ
って風切音が発生することを防止することができるもの
となる。
段階的に長くなるように形成した複数枚のガイド板６，
７，８，９を、空気吹出口１の高さ方向に所定の間隔を
あけて水平に取り付けるようにしているため、送風機１
３からの空気流がガイド板６，７，８，９によって強制
的に分割され、空気吹出口１の高さ方向の開口寸法Ｈが
比較的大きい場合であっても、空気吹出口１全体として
吹出空気の均一な速度分布を確保することができるもの
となる。また、最上段のガイド板６を除く他のガイド板
７，８，９の表面に吸音材１４を配設するようにしてい
るため、ガイド板６，７，８，９の表面に多数の孔を形
成したことと相俟って、空気吹出口１から発せられる騒
音を効果的に低減させることができるとともに、最上段
のガイド板６には吸音材を配設しないようにしたので、
送風機１３からの空気流が吸音材に強く当たることによ
って風切音が発生することを防止することができるもの
となる。
【００２２】そして、整流板２とガイド板６，７，８，
９を一体としたブロック状に構成することにより、両者
を一緒に取り外せるようし、メンテナンス時の作業性を
良好にすることができるものとなる。
９を一体としたブロック状に構成することにより、両者
を一緒に取り外せるようし、メンテナンス時の作業性を
良好にすることができるものとなる。
【００２３】なお、ガイド板６，７，８，９は、本実施
例では、４枚構成としたが、これに限定されず、空気吹
出口１の高さ方向の開口寸法Ｈ等に応じて、３枚あるい
は５枚以上とすることができる。
例では、４枚構成としたが、これに限定されず、空気吹
出口１の高さ方向の開口寸法Ｈ等に応じて、３枚あるい
は５枚以上とすることができる。
【００２４】ところで、特に限定されるものではない
が、空気吹出口１全体として吹出空気の均一な速度分布
を確保することができるようにするために、本実施例に
おいては、図２に示すように、ガイド板６，７，８，９
の高さ方向の間隔を、以下の式（１）の関係を満たすよ
うに設定するようにしている。 ｙn＝２ｙn-1 ・・・・・（１） ここで、ｙ：送風機１３の吹出口からの高さ方向の距離 ｎ：２以上の整数（ｎ＝１の場合、すなわち、ｙ1は、
次の式（２）から求める。）である。
が、空気吹出口１全体として吹出空気の均一な速度分布
を確保することができるようにするために、本実施例に
おいては、図２に示すように、ガイド板６，７，８，９
の高さ方向の間隔を、以下の式（１）の関係を満たすよ
うに設定するようにしている。 ｙn＝２ｙn-1 ・・・・・（１） ここで、ｙ：送風機１３の吹出口からの高さ方向の距離 ｎ：２以上の整数（ｎ＝１の場合、すなわち、ｙ1は、
次の式（２）から求める。）である。
【００２５】また、下方のものほど段階的に長くなるよ
うに形成するガイド板６，７，８，９の奥行き寸法は、
以下の式（２）の関係を満たすように設定している。 ｘn＝ｙn（Ｘ／Ｙ） ・・・・・（２） ここで、Ｘ：送風機１３の吹出口の奥行き寸法 Ｙ：送風機１３の吹出口から空気吹出口１の最下部まで
の距離 ｘ：ガイド板６，７，８，９の奥行き寸法 ｙ：送風機１３の吹出口からの高さ方向の距離 ｎ：１以上の整数（ただし、ｎ＝１の場合、ｘ1＝０．
１Ｘとする。）である。
うに形成するガイド板６，７，８，９の奥行き寸法は、
以下の式（２）の関係を満たすように設定している。 ｘn＝ｙn（Ｘ／Ｙ） ・・・・・（２） ここで、Ｘ：送風機１３の吹出口の奥行き寸法 Ｙ：送風機１３の吹出口から空気吹出口１の最下部まで
の距離 ｘ：ガイド板６，７，８，９の奥行き寸法 ｙ：送風機１３の吹出口からの高さ方向の距離 ｎ：１以上の整数（ただし、ｎ＝１の場合、ｘ1＝０．
１Ｘとする。）である。
【００２６】また、ガイド板６，７，８，９の取り付け
角度は、送風機１３の吹出口の一端Ａと、空気吹出口１
の最下部の他端（送風機１３の吹出口の奥行き寸法Ｘの
位置）Ｂとを結ぶ直線に対する法線と同じになるように
している。
角度は、送風機１３の吹出口の一端Ａと、空気吹出口１
の最下部の他端（送風機１３の吹出口の奥行き寸法Ｘの
位置）Ｂとを結ぶ直線に対する法線と同じになるように
している。
【００２７】
【発明の効果】本発明の空気調和装置によれば、空気吹
出口の上流側に、奥行き寸法を下方のものほど段階的に
長くなるように形成した複数枚のガイド板を、空気吹出
口の高さ方向に所定の間隔をあけて取り付けるようにし
ているため、送風機からの空気流がガイド板によって強
制的に分割され、空気吹出口の高さ方向の開口寸法が比
較的大きい場合であっても、空気吹出口全体として吹出
空気の均一な速度分布を確保することができるととも
に、ガイド板の表面に吸音材を配設するようにしている
ため、空気吹出口から発せられる騒音を効果的に低減さ
せることができ、使用感の極めて良好な空気調和装置を
得ることができる。
出口の上流側に、奥行き寸法を下方のものほど段階的に
長くなるように形成した複数枚のガイド板を、空気吹出
口の高さ方向に所定の間隔をあけて取り付けるようにし
ているため、送風機からの空気流がガイド板によって強
制的に分割され、空気吹出口の高さ方向の開口寸法が比
較的大きい場合であっても、空気吹出口全体として吹出
空気の均一な速度分布を確保することができるととも
に、ガイド板の表面に吸音材を配設するようにしている
ため、空気吹出口から発せられる騒音を効果的に低減さ
せることができ、使用感の極めて良好な空気調和装置を
得ることができる。
【００２８】また、ガイド板の表面に多数の孔を形成す
ることにより、ガイド板の表面での音の反射を少なくす
ることができ、空気吹出口から発せられる騒音を一層効
果的に低減させることができる。
ることにより、ガイド板の表面での音の反射を少なくす
ることができ、空気吹出口から発せられる騒音を一層効
果的に低減させることができる。
【００２９】また、ガイド板のうち最上段のガイド板に
は、吸音材を配設しないようにすることにより、送風機
からの空気流が吸音材に強く当たることによって風切音
が発生することを防止することができる。
は、吸音材を配設しないようにすることにより、送風機
からの空気流が吸音材に強く当たることによって風切音
が発生することを防止することができる。
【００３０】また、空気吹出口とガイド板の間に整流板
を配することにより、ガイド板によって強制的に分割さ
れた送風機からの空気流を整流することができ、空気吹
出口全体として吹出空気の一層均一な速度分布を確保す
ることができる。
を配することにより、ガイド板によって強制的に分割さ
れた送風機からの空気流を整流することができ、空気吹
出口全体として吹出空気の一層均一な速度分布を確保す
ることができる。
【図１】本発明の空気調和装置の一実施例を示す断面図
である。
である。
【図２】同ガイド板の取付状態の説明図である。
【図３】同空気吹出口の構成を示す分解斜視図である。
【図４】ガイド板の説明図である。
【図５】従来の空気調和装置を示す断面図である。
【図６】従来の空気調和装置の空気吹出口の吹出空気の
速度分布の説明図である。
速度分布の説明図である。
Ｃ ケーシング Ｒ 空気吹出室 １ 空気吹出口 ２ 整流板 ３ 背面板 ４ 底板 ５ 吸音材 ６，７，８，９ ガイド板 １０ 空気吸込口 １１ フィルター １２ 熱交換器 １３ 送風機 １４ 吸音材
Claims (4)
- 【請求項１】 ケーシングの上部に空気吸込口を、下部
に空気吹出口をそれぞれ備え、ケーシング内に熱交換器
及び送風機を配設した空気調和装置において、空気吹出
口の上流側に、奥行き寸法を下方のものほど段階的に長
くなるように形成した複数枚のガイド板を、空気吹出口
の高さ方向に所定の間隔をあけて取り付けるとともに、
ガイド板の表面に吸音材を配設したことを特徴とする空
気調和装置。 - 【請求項２】 ガイド板の表面に多数の孔を形成したこ
とを特徴とする請求項１記載の空気調和装置。 - 【請求項３】 ガイド板のうち最上段のガイド板には、
吸音材を配設しないようにしたことを特徴とする請求項
１又は２記載の空気調和装置。 - 【請求項４】 空気吹出口とガイド板の間に整流板を配
したことを特徴とする請求項１、２又は３記載の空気調
和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000135630A JP2001317759A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000135630A JP2001317759A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001317759A true JP2001317759A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18643681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000135630A Withdrawn JP2001317759A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001317759A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009024936A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| JP2009510344A (ja) * | 2005-09-29 | 2009-03-12 | エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 流体輸送管内の体積流量の低騒音スロットリング |
| JP2010159046A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-07-22 | Nippon Soken Inc | 空調装置 |
| CN106152459A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-11-23 | 芜湖美智空调设备有限公司 | 空调柜机和空调柜机的出风控制方法 |
| JP2022088282A (ja) * | 2020-12-02 | 2022-06-14 | Ｊｓｗ株式会社 | 空気浄化装置、及び、室内の空気浄化方法 |
-
2000
- 2000-05-09 JP JP2000135630A patent/JP2001317759A/ja not_active Withdrawn
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