JPH0355728B2 - - Google Patents
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- JPH0355728B2 JPH0355728B2 JP63266800A JP26680088A JPH0355728B2 JP H0355728 B2 JPH0355728 B2 JP H0355728B2 JP 63266800 A JP63266800 A JP 63266800A JP 26680088 A JP26680088 A JP 26680088A JP H0355728 B2 JPH0355728 B2 JP H0355728B2
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、全域にわたつて流速および方向の均
一な一様空気流を供給する一様空気流供給装置に
関するものである。
一な一様空気流を供給する一様空気流供給装置に
関するものである。
(従来の技術)
工場の換気やクリーンルームやエアーカーテン
等における空気流は、流速および方向が全域にわ
たつて均一な一様空気流が理想的である。このよ
うな一様空気流を吹出す装置として、従来、本発
明の出願人が既に提案している一様空気流吹出装
置がある(特願昭62−7910号参照)。これは、2
枚の有孔板により流速を均一化し、かつハニカム
状の層流板を用いて方向を均一化して一様空気流
を得る構成であつた。
等における空気流は、流速および方向が全域にわ
たつて均一な一様空気流が理想的である。このよ
うな一様空気流を吹出す装置として、従来、本発
明の出願人が既に提案している一様空気流吹出装
置がある(特願昭62−7910号参照)。これは、2
枚の有孔板により流速を均一化し、かつハニカム
状の層流板を用いて方向を均一化して一様空気流
を得る構成であつた。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来の構成では、全体にわたつて小さい孔
が形成された有孔板を用いていたので、装置の厚
さすなわち吹出口と直交する方向の寸法を薄くす
ると、上流側の有孔板の背面に沿つて流れる空気
流による吹出口の下部から空気を巻込み、一様空
気流が乱されることから、装置の薄形化を図るこ
とができなかつた。また、ハニカム状の層流板に
より充分に空気流の方向を均一化する場合、層流
板の厚さに対して孔の直径を充分に小さくする必
要があり、このため厚さの薄い層流板を製作する
ことは非常に困難であつて、このことからも装置
の薄形化を図ることができなかつた。
が形成された有孔板を用いていたので、装置の厚
さすなわち吹出口と直交する方向の寸法を薄くす
ると、上流側の有孔板の背面に沿つて流れる空気
流による吹出口の下部から空気を巻込み、一様空
気流が乱されることから、装置の薄形化を図るこ
とができなかつた。また、ハニカム状の層流板に
より充分に空気流の方向を均一化する場合、層流
板の厚さに対して孔の直径を充分に小さくする必
要があり、このため厚さの薄い層流板を製作する
ことは非常に困難であつて、このことからも装置
の薄形化を図ることができなかつた。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するため、本発明の一様空気流
供給装置は、一方の面に空気流の吹出口を有する
パネル状の吹出装置と、一方の面に前記吹出口と
対向する吸込口を有するパネル状の吸込装置と、
外部の空気を吸引して前記吹出装置内に供給する
給気装置と、前記吸込装置内の空気を吸引して外
部に排気する排気装置とを設け、前記吹出装置の
内部に、前記吹出口の全面を覆いかつ空気流の流
速および方向を全域にわたつて均一化する複数の
一様流調整板を互いに平行に配置し、これら複数
の一様流調整板のうち最も上流に位置する一様流
調整板を、前記給気装置から前記吹出装置内への
空気の供給箇所に近い側から遠い側にかけて、孔
の形成されていない無孔部分と多数の小さい孔が
形成された有孔部分とを交互に有する多孔板によ
り構成すると共に、前記有孔部分の幅および開口
率を前記供給箇所に近い側から遠い側にかけて次
第に小さくし、前記吸込装置の内部に、前記吸込
口の全面を覆いかつ空気流の流速および方向を全
域にわたつて均一化する複数の一様流調整板を互
いに平行に配置したものである。
供給装置は、一方の面に空気流の吹出口を有する
パネル状の吹出装置と、一方の面に前記吹出口と
対向する吸込口を有するパネル状の吸込装置と、
外部の空気を吸引して前記吹出装置内に供給する
給気装置と、前記吸込装置内の空気を吸引して外
部に排気する排気装置とを設け、前記吹出装置の
内部に、前記吹出口の全面を覆いかつ空気流の流
速および方向を全域にわたつて均一化する複数の
一様流調整板を互いに平行に配置し、これら複数
の一様流調整板のうち最も上流に位置する一様流
調整板を、前記給気装置から前記吹出装置内への
空気の供給箇所に近い側から遠い側にかけて、孔
の形成されていない無孔部分と多数の小さい孔が
形成された有孔部分とを交互に有する多孔板によ
り構成すると共に、前記有孔部分の幅および開口
率を前記供給箇所に近い側から遠い側にかけて次
第に小さくし、前記吸込装置の内部に、前記吸込
口の全面を覆いかつ空気流の流速および方向を全
域にわたつて均一化する複数の一様流調整板を互
いに平行に配置したものである。
(作用)
給気装置により吹出装置に供給された空気は、
一様流調整板により全域にわたつて流速および方
向の均一な一様空気流に整流されて吹出口から吹
出される。この空気は排気装置により吸込口から
吸込装置に吸込まれて排出される。かくして吹出
口と吸込口との間に一様空気流が形成される。
一様流調整板により全域にわたつて流速および方
向の均一な一様空気流に整流されて吹出口から吹
出される。この空気は排気装置により吸込口から
吸込装置に吸込まれて排出される。かくして吹出
口と吸込口との間に一様空気流が形成される。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例における一様空気流
供給装置の側面図で、本実施例では喫煙ゾーンに
用いた例を示している。第1図において、1は金
属製の箱体からなるパネル状の吹出装置であり、
一方の面の上半部にほぼ全幅にわたつて一様空気
流の吹出口2が形成されている。吹出装置1から
所定距離離れて吹出装置1と平行に金属製の箱体
からなるパネル状の吸込装置3が立設されてお
り、この吸込装置3の一方の面の上半部には吹出
口2に対向する吸込口4がほぼ全幅にわたつて形
成されている。吹出装置1は他方の面の下端部に
は空気流の供給口5が形成されており、この供給
口5は連通管6を介して給気装置7の給気口8に
連通している。給気装置7は吸気口9から室内の
空気を吸引して給気口8から排出するもので、消
音ボツクス付の給気フアンにより構成されてい
る。吸込装置3の他方の面の下端部には空気流の
排出口11が形成されており、この排出口11は
連通管12を介して排気装置13の吸引口14に
連通している。排気装置13は吸引口14から空
気を吸引して排気口15から室内に排出するもの
で、消音ボツクス付の排気フアンにより構成され
ており、煙草の煙等の鹿芥を吸着して空気を浄化
するためのフイルタを内蔵している。排気装置1
3の排気フアンは給気装置7の給気フアンよりも
容量が大きい。
供給装置の側面図で、本実施例では喫煙ゾーンに
用いた例を示している。第1図において、1は金
属製の箱体からなるパネル状の吹出装置であり、
一方の面の上半部にほぼ全幅にわたつて一様空気
流の吹出口2が形成されている。吹出装置1から
所定距離離れて吹出装置1と平行に金属製の箱体
からなるパネル状の吸込装置3が立設されてお
り、この吸込装置3の一方の面の上半部には吹出
口2に対向する吸込口4がほぼ全幅にわたつて形
成されている。吹出装置1は他方の面の下端部に
は空気流の供給口5が形成されており、この供給
口5は連通管6を介して給気装置7の給気口8に
連通している。給気装置7は吸気口9から室内の
空気を吸引して給気口8から排出するもので、消
音ボツクス付の給気フアンにより構成されてい
る。吸込装置3の他方の面の下端部には空気流の
排出口11が形成されており、この排出口11は
連通管12を介して排気装置13の吸引口14に
連通している。排気装置13は吸引口14から空
気を吸引して排気口15から室内に排出するもの
で、消音ボツクス付の排気フアンにより構成され
ており、煙草の煙等の鹿芥を吸着して空気を浄化
するためのフイルタを内蔵している。排気装置1
3の排気フアンは給気装置7の給気フアンよりも
容量が大きい。
吹出装置1と吸込装置3との間には喫煙ゾーン
17が形成され、喫煙ゾーン17には机18と椅
子19とが配置されており、椅子19に着座した
喫煙者20の頭部は吹出口2と吸込口4との間に
位置している。吸込装置3の上面にはバツフルプ
レート21が取付けられている。
17が形成され、喫煙ゾーン17には机18と椅
子19とが配置されており、椅子19に着座した
喫煙者20の頭部は吹出口2と吸込口4との間に
位置している。吸込装置3の上面にはバツフルプ
レート21が取付けられている。
吹出装置1の内部には、第2図のように、吹出
口2の全面を覆う複数(本実施例では4枚)の一
様流調整板23,24,25,26が適当間隔を
あけて相互に平行に配置されており、これら一様
流調整板23,24,25,26の下方には空気
流を案内する案内板27が傾斜して配置されてい
る。一様流調整板23,24,25,26のう
ち、上流側の3枚の一様流調整板23,24,2
5は多数の小さい孔が形成された多孔板により構
成されており、最も下流側の一様流調整板26
は、目の細かいフイルタにより構成されている。
すなわち一様流調整板26は、例えば繊維体を1
対の樹脂製の多孔板あるいは網により狭み込んだ
ものである。最も上流側の一様流調整板23は、
第3図のように、孔の形成されていない無孔部分
23aと、多数の小さい孔が形成された有孔部分
23bとが、上下方向に交互に配置されており、
有孔部分23bの上下方向の寸法には、上側の有
孔部分23bほど小さくなつている。また有孔部
分23bの開口率は、例えば最も下側の有孔部分
23bが41%、下から2番目の有孔部分23bが
30%、下から3番目の有孔部分23bが23%、最
も上側の有孔部分23bが17%であり、上側の有
孔部分23bほど開口率が小さくなつている。一
様流調整板23と一様流調整板26とに狭まれた
2枚の一様流調整板24,25は、一様流調整板
23とは異なつて全面に小さな孔が形成されてい
るが、全体に均一に孔が形成されているのではな
く、互いに開口率の異なる複数の領域が形成され
ている。多孔板からなる3枚の一様流調整板2
3,24,25は、隣接する一様流調整板23,
24同士あるいは一様流調整板24,25同士
で、孔が互いに対向しないように適当に位置をず
らせて配置されている。
口2の全面を覆う複数(本実施例では4枚)の一
様流調整板23,24,25,26が適当間隔を
あけて相互に平行に配置されており、これら一様
流調整板23,24,25,26の下方には空気
流を案内する案内板27が傾斜して配置されてい
る。一様流調整板23,24,25,26のう
ち、上流側の3枚の一様流調整板23,24,2
5は多数の小さい孔が形成された多孔板により構
成されており、最も下流側の一様流調整板26
は、目の細かいフイルタにより構成されている。
すなわち一様流調整板26は、例えば繊維体を1
対の樹脂製の多孔板あるいは網により狭み込んだ
ものである。最も上流側の一様流調整板23は、
第3図のように、孔の形成されていない無孔部分
23aと、多数の小さい孔が形成された有孔部分
23bとが、上下方向に交互に配置されており、
有孔部分23bの上下方向の寸法には、上側の有
孔部分23bほど小さくなつている。また有孔部
分23bの開口率は、例えば最も下側の有孔部分
23bが41%、下から2番目の有孔部分23bが
30%、下から3番目の有孔部分23bが23%、最
も上側の有孔部分23bが17%であり、上側の有
孔部分23bほど開口率が小さくなつている。一
様流調整板23と一様流調整板26とに狭まれた
2枚の一様流調整板24,25は、一様流調整板
23とは異なつて全面に小さな孔が形成されてい
るが、全体に均一に孔が形成されているのではな
く、互いに開口率の異なる複数の領域が形成され
ている。多孔板からなる3枚の一様流調整板2
3,24,25は、隣接する一様流調整板23,
24同士あるいは一様流調整板24,25同士
で、孔が互いに対向しないように適当に位置をず
らせて配置されている。
吸込装置3の内部には、第4図のように、吸込
口4の全面を覆う複数(本実施例では3枚)の一
様流調整板28,29,30が適当間隔をあけて
相互に平行に配置されており、これら一様流調整
板28,29,30の下方には空気流を案内する
案内板31が傾斜して配置されている。最も上流
側の一様流調整板28は、一様流調整板26と同
様の構成であり、下流側の2枚の一様流調整板2
9,30は、一様流調整板24,25と同様の構
成である。
口4の全面を覆う複数(本実施例では3枚)の一
様流調整板28,29,30が適当間隔をあけて
相互に平行に配置されており、これら一様流調整
板28,29,30の下方には空気流を案内する
案内板31が傾斜して配置されている。最も上流
側の一様流調整板28は、一様流調整板26と同
様の構成であり、下流側の2枚の一様流調整板2
9,30は、一様流調整板24,25と同様の構
成である。
吹出装置1および吸込装置3の高さは例えば
1400mmで、吹出装置1と吸込装置3との間隔は例
えば1800mmである。バツフルプレート21の上下
方向の寸法は例えば500mmで、吹出口2および吸
込口4の寸法は、例えば横が1200mm、縦が600mm
である。一様流調整板26および一様流調整板2
8の厚さは例えば10mmで、一様流調整板23,2
4,25,26同士の間隔および一様流調整板2
8,29,30同士の間隔は例えば5mmである。
1400mmで、吹出装置1と吸込装置3との間隔は例
えば1800mmである。バツフルプレート21の上下
方向の寸法は例えば500mmで、吹出口2および吸
込口4の寸法は、例えば横が1200mm、縦が600mm
である。一様流調整板26および一様流調整板2
8の厚さは例えば10mmで、一様流調整板23,2
4,25,26同士の間隔および一様流調整板2
8,29,30同士の間隔は例えば5mmである。
次に作用を説明する。給気装置7により吸気口
9から吸引された室内の空気は、給気口8と連通
管6とを通つて吸込口4から吹出装置1の内部に
供給される。この空気流は吹出装置1の内部を上
向きに流れ、一様流調整板23,24,25,2
6を通過する間に全域にわたつて流速および方向
の均一な一様空気流に整流されて吹出口2から吹
出される。このとき、供給口5から吹出装置1の
内部に供給された空気は一様流調整板23の背面
に沿つて高速で吹出装置1の上端まで流れるの
で、その空気流により吹出口2の下部において外
部の空気を巻込む傾向にあるが、一様流調整板2
3は無孔部分23aと有孔部分23bとを上下方
向に交互に有しているので、無孔部分23aによ
り外部空気の巻込みが良好に阻止される。また供
給口5から吹出装置1の内部に供給された空気は
高速で吹出装置1の上端まで流れるので、一様流
調整板23の背面に当る空気流は上側ほど流速が
速いが、一様流調整板23の有孔部分23bは上
側ほど上下方向の寸法および開口率が小さいの
で、一様流調整板23を通過した空気流は良好に
流速を均一化される。
9から吸引された室内の空気は、給気口8と連通
管6とを通つて吸込口4から吹出装置1の内部に
供給される。この空気流は吹出装置1の内部を上
向きに流れ、一様流調整板23,24,25,2
6を通過する間に全域にわたつて流速および方向
の均一な一様空気流に整流されて吹出口2から吹
出される。このとき、供給口5から吹出装置1の
内部に供給された空気は一様流調整板23の背面
に沿つて高速で吹出装置1の上端まで流れるの
で、その空気流により吹出口2の下部において外
部の空気を巻込む傾向にあるが、一様流調整板2
3は無孔部分23aと有孔部分23bとを上下方
向に交互に有しているので、無孔部分23aによ
り外部空気の巻込みが良好に阻止される。また供
給口5から吹出装置1の内部に供給された空気は
高速で吹出装置1の上端まで流れるので、一様流
調整板23の背面に当る空気流は上側ほど流速が
速いが、一様流調整板23の有孔部分23bは上
側ほど上下方向の寸法および開口率が小さいの
で、一様流調整板23を通過した空気流は良好に
流速を均一化される。
吹出口2から吹出された一様空気流は、煙草の
煙等の麈芥と共に吸込口4から吸込装置3の内部
に吸込まれ、排気装置13により排出口11と連
通管12と吸込口14とを通つて排気口15から
室内に放出される。このとき、吸込口4から吸込
まれた空気流は、一様流調整板28,29,30
により一様空気流に整流されるので、吸込みによ
り喫煙ゾーン17の一様空気流が乱れることはな
い。また吸込口4に吸込まれた空気は、排気装置
13に内蔵されたフイルタにより浄化されるの
で、排気口15から室内に放出される空気は清浄
な空気である。
煙等の麈芥と共に吸込口4から吸込装置3の内部
に吸込まれ、排気装置13により排出口11と連
通管12と吸込口14とを通つて排気口15から
室内に放出される。このとき、吸込口4から吸込
まれた空気流は、一様流調整板28,29,30
により一様空気流に整流されるので、吸込みによ
り喫煙ゾーン17の一様空気流が乱れることはな
い。また吸込口4に吸込まれた空気は、排気装置
13に内蔵されたフイルタにより浄化されるの
で、排気口15から室内に放出される空気は清浄
な空気である。
かくして、空気の吹出しと吸込みとを同時に行
ういわゆるプツシユプル方式により、第1図に矢
印で示すように全域にわたつて流速および方向の
均一な一様空気流が喫煙ゾーン17を流れ、煙草
の煙等により室内空気の汚染が良好に防止され
る。
ういわゆるプツシユプル方式により、第1図に矢
印で示すように全域にわたつて流速および方向の
均一な一様空気流が喫煙ゾーン17を流れ、煙草
の煙等により室内空気の汚染が良好に防止され
る。
このように、一様流調整板12に無孔部分23
aと有孔部分23bとを上下方向に交互に設け、
しかも有孔部分23bの上下方向の寸法および開
口率を上側ほど小さくしたので、吹出装置1の厚
さを薄くしても吹出口2の外部の空気を巻込むこ
とがなく、しかも効率良く空気流の流速および方
向を均一化できることから、吹出装置1の厚さを
薄くすることができる。また本実施例では、一様
流調整板26としてハニカム状のものを用いず、
目の細かいフイルタを用いたので、このことから
も吹出装置1の厚さを薄くすることができる。し
たがつて、吹出装置1および吸込装置3を薄形パ
ネル化して、間仕切りとして利用したり、あるい
は壁面に埋め込んだり、その用途を大幅に拡大で
きる。
aと有孔部分23bとを上下方向に交互に設け、
しかも有孔部分23bの上下方向の寸法および開
口率を上側ほど小さくしたので、吹出装置1の厚
さを薄くしても吹出口2の外部の空気を巻込むこ
とがなく、しかも効率良く空気流の流速および方
向を均一化できることから、吹出装置1の厚さを
薄くすることができる。また本実施例では、一様
流調整板26としてハニカム状のものを用いず、
目の細かいフイルタを用いたので、このことから
も吹出装置1の厚さを薄くすることができる。し
たがつて、吹出装置1および吸込装置3を薄形パ
ネル化して、間仕切りとして利用したり、あるい
は壁面に埋め込んだり、その用途を大幅に拡大で
きる。
(別の実施例)
上記実施例においては、本発明の一様空気流供
給装置を喫煙ゾーン17に用いた例について説明
したが、本発明の一様空気流供給装置はこれに限
らず、例えばクリーンブースやクリーンベンチあ
るいはエアーカーテンやエアーシヤツター等、他
の用途にも用いることができることは勿論であ
り、例えば上から下に向けて一様空気流を吹出す
ような装置の場合、吹出装置1の薄形化により装
置の高さを低くすることができる。
給装置を喫煙ゾーン17に用いた例について説明
したが、本発明の一様空気流供給装置はこれに限
らず、例えばクリーンブースやクリーンベンチあ
るいはエアーカーテンやエアーシヤツター等、他
の用途にも用いることができることは勿論であ
り、例えば上から下に向けて一様空気流を吹出す
ような装置の場合、吹出装置1の薄形化により装
置の高さを低くすることができる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、吹出装置
の複数の一様流調整板のうち最も上流に位置する
一様流調整板を、給気装置から吹出装置内への空
気の供給箇所に近い側から遠い側にかけて、孔の
形成されていない無孔部分と多数の小さな孔が形
成された有孔部分とを交互に有する多孔板により
構成し、かつ有孔部分の幅および開口率を供給箇
所に近い側から遠い側にかけて次第に小さくした
ので、吹出装置の厚さを薄くしても吹出口の外部
の空気を巻込むことがなく、しかも効率良く空気
流の流速および方向を均一化できることから、全
域にわたつて流速および方向の均一な優れた一様
空気流を得ることができるものでありながら、吹
出装置の厚さを薄くすることができる。したがつ
て、吹出装置および吸込装置を薄形パネル化し
て、間仕切りとして利用したり、あるいは壁面に
埋め込んだり、その用途を大幅に拡大できる。
の複数の一様流調整板のうち最も上流に位置する
一様流調整板を、給気装置から吹出装置内への空
気の供給箇所に近い側から遠い側にかけて、孔の
形成されていない無孔部分と多数の小さな孔が形
成された有孔部分とを交互に有する多孔板により
構成し、かつ有孔部分の幅および開口率を供給箇
所に近い側から遠い側にかけて次第に小さくした
ので、吹出装置の厚さを薄くしても吹出口の外部
の空気を巻込むことがなく、しかも効率良く空気
流の流速および方向を均一化できることから、全
域にわたつて流速および方向の均一な優れた一様
空気流を得ることができるものでありながら、吹
出装置の厚さを薄くすることができる。したがつ
て、吹出装置および吸込装置を薄形パネル化し
て、間仕切りとして利用したり、あるいは壁面に
埋め込んだり、その用途を大幅に拡大できる。
また、吹出装置の複数の一様流調整板のうち最
も下流に位置する一様流調整板としてハニカム状
のものを用いず、目の細かいフイルタを用いるこ
とにより、吹出装置の厚さをさらに薄くすること
ができる。
も下流に位置する一様流調整板としてハニカム状
のものを用いず、目の細かいフイルタを用いるこ
とにより、吹出装置の厚さをさらに薄くすること
ができる。
第1図は本発明の一実施例における一様空気流
供給装置の側面図、第2図は吹出装置の要部縦断
側面図、第3図は吹出装置の複数の一様流調整板
のうち最も上流に位置する一様流調整板の正面
図、第4図は吸込装置の要部縦断側面図である。 1……吹出装置、2……吹出口、3……吸込装
置、4……吸込口、7……給気装置、13……排
気装置、23〜26,28〜30……一様流調整
板、23a……無孔部分、23b……有孔部分。
供給装置の側面図、第2図は吹出装置の要部縦断
側面図、第3図は吹出装置の複数の一様流調整板
のうち最も上流に位置する一様流調整板の正面
図、第4図は吸込装置の要部縦断側面図である。 1……吹出装置、2……吹出口、3……吸込装
置、4……吸込口、7……給気装置、13……排
気装置、23〜26,28〜30……一様流調整
板、23a……無孔部分、23b……有孔部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方の面に空気流の吹出口を有するパネル状
の吹出装置と、一方の面に前記吹出口と対向する
吸込口を有するパネル状の吸込装置と、外部の空
気を吸引して前記吹出装置内に供給する給気装置
と、前記吸込装置内の空気を吸引して外部に排気
する排気装置とを設け、前記吹出装置の内部に、
前記吹出口の全面を覆いかつ空気流の流速および
方向を全域にわたつて均一化する複数の一様流調
整板を互いに平行に配置し、これら複数の一様流
調整板のうち最も上流に位置する一様流調整板
を、前記給気装置から前記吹出装置内への空気の
供給箇所に近い側から遠い側にかけて、孔の形成
されていない無孔部分と多数の小さい孔が形成さ
れた有孔部分とを交互に有する多孔板により構成
すると共に、前記有孔部分の幅および開口率を前
記供給箇所に近い側から遠い側にかけて次第に小
さくし、前記吸込装置の内部に、前記吸込口の全
面を覆いかつ空気流の流速および方向を全域にわ
たつて均一化する複数の一様流調整板を互いに平
行に配置したことを特徴とする一様空気流供給装
置。 2 吹出装置内の一様流調整板は、最も下流に位
置する一様流調整板が目の細かいフイルタからな
り、他の一様流調整板が多孔板からなる特許請求
の範囲第1項に記載の一様空気流供給装置。 3 吸込装置内の一様流調整板は、最も上流に位
置する一様流調整板が目の細かいフイルタからな
り、他の一様流調整板が多孔板からなる特許請求
の範囲第1項または第2項に記載の一様空気流供
給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63266800A JPH02115642A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 一様空気流供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63266800A JPH02115642A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 一様空気流供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02115642A JPH02115642A (ja) | 1990-04-27 |
JPH0355728B2 true JPH0355728B2 (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=17435858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63266800A Granted JPH02115642A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 一様空気流供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02115642A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5009859B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2012-08-22 | 株式会社大気社 | 開放式プッシュプル型換気装置 |
JP5808986B2 (ja) * | 2011-09-06 | 2015-11-10 | 興研株式会社 | 空気吹き出し装置 |
JP5881227B1 (ja) * | 2015-08-07 | 2016-03-09 | 有限会社川野技研 | エアカーテン装置 |
JP2020101208A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 株式会社不二工機 | 流路切換弁 |
JP6669845B1 (ja) | 2018-12-25 | 2020-03-18 | 日機装株式会社 | 感染抑制装置 |
JP6996787B1 (ja) * | 2020-11-13 | 2022-01-17 | 株式会社日本マシンサービス | 雰囲気浄化方法及び雰囲気浄化装置 |
-
1988
- 1988-10-21 JP JP63266800A patent/JPH02115642A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02115642A (ja) | 1990-04-27 |
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Legal Events
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