JP2020101208A - 流路切換弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えばハウジング径を大きくした場合に、スライド弁体のシール面や弁座ブロックの弁シート面の位置をハウジングの中心線(軸線)付近に配置しなくても、スムーズに流路切換を行うことのできる流路切換弁を提供する。【解決手段】四方切換弁(流路切換弁)1における連結体10は、ハウジング80の軸線(中心線)O上で弁シート部材81の弁シート面82に平行に配置された一枚の板材で構成されるとともに、スライド弁体90のシール面92側に向けて変形せしめられた変形部14が設けられ、この変形部14を介して2つのピストン84A、84Bの往復移動に伴ってスライド弁体90を押動させるようにされている。【選択図】図1
Description
本発明は、シリンダ型のハウジング内にスライド弁体が配在されたスライド式の流路切換弁に係り、特に、ハウジング内に配備された2つのピストンを一体移動可能に連結する連結体により2つのピストンの往復移動に伴ってスライド弁体を押動する流路切換弁に関する。
従来より、シリンダ型のハウジング内にスライド弁体が配在されたスライド式の四方切換弁や六方切換弁等の流路切換弁はよく知られている。また、このスライド式の流路切換弁に、スライド弁体を移動(スライド)させるべく、SUS等を素材としてプレス加工等により矩形板状に作製された連結体を用いることも既知である(例えば、下記特許文献1参照)。
図6(A)に、従来例の流路切換弁を示す。図示従来例の流路切換弁は、例えばヒートポンプ式冷暖房システムにおいて流路切換用として使用されるスライド式の四方切換弁101であり、シリンダ型のハウジング80、該ハウジング80内に設けられた弁シート部材81、該弁シート部材81の上面に形成された弁シート面82に開口する、左右方向に横並びに設けられたポートpC、ポートpS(低圧ポート)、及びポートpE、並びに、弁シート面82上を左右方向に摺動可能に配在された断面逆立椀形状のスライド弁体90を有する。
スライド弁体90は、前記弁シート面82に対接するシール面92を有し、スライド弁体90内には、前記3つのポートpC、pS、pEを選択的に連通させるべく、言い換えれば、ポートpSとポートpEとを連通させる第1の状態と、ポートpSとポートpCとを連通させる第2の状態とを作り出すべく、Uターン連通路95が設けられている。
ハウジング80の両端には、蓋部材87A、87Bが気密的に固着され、ハウジング80内は、左右2つのパッキン付きピストン84A、84Bにより気密的に仕切られて、弁室83と、2つの作動室86A、86Bとが画成されている。弁室83には、圧縮機の吐出側に接続されるポートpD(高圧ポート)が開口せしめられている。
2つのピストン84A、84Bは、横長矩形板状の連結体110により一体移動可能に連結されている。連結体110には、スライド弁体90が下側から摺動自在に嵌合せしめられる開口112が形成されており、スライド弁体90は、2つのピストン84A、84Bの往復移動に伴って連結体110の開口112部分に押動され、その内部に形成されたUターン連通路95を介してポートpEとポートpSとを連通させる右端位置(第1の状態)と、ポートpCとポートpSとを連通させる左端位置(第2の状態)との間を摺動するようにされている。なお、図6(A)は、第2の状態を示している。
また、連結体110には、前記開口112の左右に円形開口115が形成されている。
前記2つの作動室86A、86Bは、四方パイロット弁(図6(A)では不図示、図1に図示)を介して選択的に圧縮機吐出側と圧縮機吸入側とに接続され、2つの作動室86A、86Bの圧力差を利用してピストン84A、84Bを移動させ、それに伴ってスライド弁体90を弁シート面82上で摺動させて流路の切り換えを行うようにされている。
かかる流路切換弁において、流路切換(つまり、スライド弁体の位置切換)を行う際は、連結体でスライド弁体の所定位置を押して当該スライド弁体を移動させる必要があるが、その押圧部分の所定位置がスライド弁体のシール面(弁シート部材の弁シート面との摺動面)から離れすぎると、スティックスリップ現象が起こりやすくなり、異音が発生するとともに、スライド弁体のシール面が摩耗しやすくなる。そのため、前記した押圧部分の所定位置は、スライド弁体のシール面にできるだけ近づける必要がある。
しかし、昨今、大流量の流路切換弁が求められ、ハウジング内の流路を確保すべく、ハウジング径(ハウジングの内径)を大きくすることが検討されている。各構成部品に作用する力のバランス上、スライド弁体を押す連結体は、ハウジングの中心線(軸線)付近に配置されているが(上記特許文献1や図6(A)参照)、上述したように、連結体は、シール面からできるだけ近い位置でスライド弁体を押す必要があり、その結果、弁シート部材の弁シート面の位置をハウジングの中心線(軸線)付近に寄せる必要がある(図6(B)参照)。そのため、ハウジング径を大きくしても、ハウジング内で弁シート部材が占有する体積が大きくなり、流量増加の効果が体格増加に見合わなくなってしまう。また、ハウジング(の内壁)とスライド弁体との間の流路高さを確保することも難しく、この点からも、流量増加の効果が十分に得られない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、例えばハウジング径を大きくした場合に、スライド弁体のシール面や弁座ブロックの弁シート面の位置をハウジングの中心線(軸線)付近に配置しなくても、スムーズに流路切換を行うことのできる流路切換弁を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る流路切換弁は、基本的に、一対のピストンにより画成されるとともにポートが開口せしめられた弁室を有するシリンダ型のハウジングと、該ハウジング内に設けられた弁シート部材と、該弁シート部材に形成された弁シート面に開口せしめられた複数のポートと、前記弁シート面上に軸線方向に摺動可能に配在され、前記弁シート面に対接するシール面を有するとともに前記複数のポートを選択的に連通させる連通路が設けられたスライド弁体と、前記一対のピストンを一体移動可能に連結し、前記一対のピストンの往復移動に伴って前記スライド弁体を押動させる連結体と、を備え、前記連結体は、前記ハウジングの軸線上で前記弁シート部材の弁シート面に平行に配置された一枚の板材で構成されるとともに、前記一対のピストンの往復移動に伴って前記スライド弁体を押動させるべく、前記スライド弁体のシール面側に向けて変形せしめられた変形部が設けられていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記連結体に、前記スライド弁体が嵌合せしめられる開口が設けられ、前記開口の軸線方向の端縁部に前記変形部が設けられる。
他の好ましい態様では、前記変形部の表面が、前記スライド弁体と摺接せしめられるようにされる。
他の好ましい態様では、前記変形部の端面が、前記スライド弁体と摺接せしめられるようにされる。
更に好ましい態様では、前記変形部の先端部は、前記弁シート部材の弁シート面に平行に形成される。
別の好ましい態様では、前記変形部は、前記弁シート部材の弁シート面に対して傾斜した傾斜部を有する。
本発明に係る流路切換弁における連結体は、ハウジングの軸線(中心線)上で弁シート部材の弁シート面に平行に配置された一枚の板材で構成されるとともに、スライド弁体のシール面側に向けて変形せしめられた変形部が設けられ、この変形部を介して(すなわち、この変形部がスライド弁体に当接して)一対のピストンの往復移動に伴ってスライド弁体を押動させるようにされている。
この場合、連結体をハウジングの軸線(中心線)上で弁シート部材の弁シート面に平行に配置したまま、変形部を介してスライド弁体のシール面に近い位置を押すことができるので、例えばハウジング径を大きくした場合でも、弁シート部材の弁シート面の位置をハウジングの中心線(軸線)付近に寄せる必要がなくなる。言い換えれば、弁シート部材の弁シート面の位置を低く抑えることができる。そのため、ハウジング内で弁シート部材が占有する体積が少なくて済み、また、ハウジング(の内壁)とスライド弁体との間の流路高さを確保しやすくなり、流量増加の効果を十分に得ることができる。
したがって、例えば連結体がハウジングの軸線(中心線)上で弁シート部材の弁シート面に平行に配置された板材で構成されただけの従来のものに比べて、例えばハウジング径を大きくした場合に、スライド弁体のシール面や弁シート部材の弁シート面の位置をハウジングの中心線(軸線)付近に配置しなくても、スムーズに流路切換(つまり、スライド弁体の移動)を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る流路切換弁の一実施形態を示す全体縦断面図である。図2は、図1に示される連結体の斜視図である。
なお、本明細書において、上下、左右、前後等の位置、方向を表わす記述は、説明が煩瑣になるのを避けるために図面に従って便宜上付けたものであり、実際に冷暖房システム等に組み込まれた状態での位置、方向を指すとは限らない。
また、各図において、部材間に形成される隙間や部材間の離隔距離等は、発明の理解を容易にするため、また、作図上の便宜を図るため、各構成部材の寸法に比べて大きくあるいは小さく描かれている場合がある。
図示実施形態の流路切換弁は、例えばヒートポンプ式冷暖房システムにおいて流路切換用として使用されるスライド式の四方切換弁1であり、スライド弁体90を内蔵する主弁72と、四方パイロット弁8とを備える。
主弁72は、シリンダ型(円筒状)のハウジング80、該ハウジング80内に設けられた弁シート部材81、該弁シート部材81の上面に形成された平坦で滑らかな弁シート面82に開口する、左右方向(ハウジング80の長さ又は軸線O方向)に横並びに設けられたポートpC、ポートpS(低圧ポート)、及びポートpE、並びに、弁シート面82上を左右方向に摺動可能に配在された断面逆立椀形状のスライド弁体90を有する。
スライド弁体90は、前記弁シート面82に対接するシール面92を有し、スライド弁体90内には、前記3つのポートpC、pS、pEを選択的に連通させるべく、言い換えれば、ポートpSとポートpEとを連通させる第1の状態と、ポートpSとポートpCとを連通させる第2の状態とを作り出すべく、Uターン連通路95が設けられている。
ハウジング80の両端には、蓋部材87A、87Bが気密的に固着され、ハウジング80内は、左右2つの(一対の)パッキン付きピストン84A、84Bにより気密的に仕切られて、弁室83と、2つの作動室86A、86Bとが画成されている。弁室83(図示例では、中央のポートpSに対向する位置)には、圧縮機の吐出側に接続されるポートpD(高圧ポート)が開口せしめられている。
2つのピストン84A、84Bは、横長矩形板状の連結体10により一体移動可能に連結されている。連結体10には、スライド弁体90が下側から摺動自在に嵌合せしめられる矩形状の開口12が形成されており、スライド弁体90は、2つのピストン84A、84Bの往復移動に伴って連結体10の開口12部分に押動され、その内部に形成されたUターン連通路95を介してポートpEとポートpS(低圧ポート)とを連通させる右端位置(第1の状態)と、ポートpCとポートpS(低圧ポート)とを連通させる左端位置(第2の状態)との間を摺動するようにされている。なお、図1は、第2の状態を示している。
より詳しくは、本実施形態の連結体10は、例えばSUS等を素材としてプレス加工等により作製された横長(左右方向に長い)矩形状の一枚の板材(単一部材)で構成されている。この連結体10は、基本的に(後述する取付脚部11や変形部14以外の部分が)ハウジング80の中心線(軸線O)上で弁シート部材81の弁シート面82に平行に配置されている。連結体10の左右の端部には、前後で上下逆向きに折り曲げて形成されるとともに、ボルト85を通す通し穴(ねじ穴)が設けられた取付脚部11が設けられている。各取付脚部11をボルト85で各ピストン84A、84Bに締め付け固定することにより、連結体10は、2つのピストン84A、84Bに連結されている。なお、2つのピストン84A、84Bと連結体10との取付(連結)構成は、図示例に限られないことは勿論である。
また、本実施形態において、連結体10の略中央に設けられた開口12の左右(軸線O方向)の端縁部は、湾曲部13を介して下方に(換言すれば、弁体90のシール面92側に向けて略垂直に)立ち下がるように変形(折り曲げ又は屈曲)せしめられており(変形部14)、各変形部14の表面(詳しくは、折り曲げ又は屈曲されたことによって内側を向いた面)は、当該開口12に嵌合せしめられた弁体90(の外面)に摺接せしめられるようになっている。
したがって、本実施形態において、スライド弁体90は、2つのピストン84A、84Bの往復移動に伴って連結体10の開口12(の端縁部)に形成された変形部14に押動されて、前記右端位置(第1の状態)と左端位置(第2の状態)との間を摺動するようになっている。
また、連結体10には、前記開口12の左右、すなわち、弁体90が右端位置(第1の状態)をとるとき左側のポートCの略真上に位置する部位に円形開口15が形成されるとともに、弁体90が左端位置(第2の状態)をとるとき右側のポートEの略真上に位置する部位に円形開口15が形成されている。
かかる主弁72において、前記2つの作動室86A、86Bは、四方パイロット弁8及び細管#1〜#4を介して選択的に圧縮機吐出側と圧縮機吸入側とに接続され、2つの作動室86A、86Bの圧力差を利用してピストン84A、84Bを移動させ、それに伴って(前記変形部14を介して)スライド弁体90を弁シート面82上で摺動させて流路の切り換えを行うようにされている。
このように、本実施形態の四方切換弁(流路切換弁)1における連結体10は、ハウジング80の軸線(中心線)O上で弁シート部材81の弁シート面82に平行に配置された一枚の板材で構成されるとともに、スライド弁体90のシール面92側に向けて変形せしめられた変形部14が設けられ、この変形部14を介して(すなわち、この変形部14がスライド弁体90に当接して)2つのピストン84A、84Bの往復移動に伴ってスライド弁体90を押動させるようにされている。
この場合、連結体10をハウジングの軸線(中心線)O上で弁シート部材81の弁シート面82に平行に配置したまま、変形部14を介してスライド弁体90のシール面92に近い位置を押すことができるので、例えばハウジング径を大きくした場合でも、弁シート部材81の弁シート面82の位置をハウジング80の中心線(軸線)O付近に寄せる必要がなくなる。言い換えれば、弁シート部材81の弁シート面82の位置を低く抑えることができる。そのため、ハウジング80内で弁シート部材81が占有する体積が少なくて済み、また、ハウジング80(の内壁)とスライド弁体90との間の流路高さを確保しやすくなり、流量増加の効果を十分に得ることができる。
したがって、例えば連結体がハウジングの軸線(中心線)上で弁シート部材の弁シート面に平行に配置された板材で構成されただけの従来のものに比べて、例えばハウジング径を大きくした場合に、スライド弁体90のシール面92や弁シート部材81の弁シート面82の位置をハウジング80の中心線(軸線)O付近に配置しなくても、スムーズに流路切換(つまり、スライド弁体90の移動)を行うことができる。
なお、図示例では、連結体10の開口12の端縁部の(前後方向の)全長にわたって変形部14が設けられているが、連結体10の開口12の端縁部の一部のみに前記変形部14を形成してもよい。
また、前記連結体10における変形部14の形状は、ピストン84A、84Bの往復移動に伴って弁体90のシール面92に近い位置を押せれば、図示例に限られないことは勿論である。
例えば、図3に示される如くに、変形部14の先端部(内端部)を弁シート部材81の弁シート面82(換言すれば、連結体10の平板部分)に平行に形成し、その変形部14の端面14aが、前記弁体90(の外面)に摺接(当接)せしめられるようにしてもよい。プレス成形にて連結体10を作製する際に、変形部14を曲げた後に端面14aを型抜きで形成する場合、端面14aの位置出しを正確に行えるので、弁体90において所望の位置を押すことができる。
また、図4に示される如くに、変形部14を弁シート部材81の弁シート面82(換言すれば、連結体10の平板部分)に対して傾斜して形成してもよい。換言すれば、変形部14を、弁シート部材81の弁シート面82に対して傾斜して形成された傾斜部で構成してもよい。この場合、変形部14の(連結体10の平板部分に対する)変形量を抑えられるので、当該変形部14を加工・成形しやすくなる。
また、図5に示される如くに、変形部14を、弁シート部材81の弁シート面82(換言すれば、連結体10の平板部分)に対して傾斜して形成された部分と、弁シート部材81の弁シート面82に略垂直に立ち下がる部分とで構成してもよい。換言すれば、図4に示す例において、変形部(傾斜部)14の先端を、弁シート部材81の弁シート面82(換言すれば、連結体10の平板部分)に垂直に形成してもよい。この場合、図4に示す例において、弁体90との摺接(当接)面積を確保しやすくなる。
なお、上記実施形態では、流路切換弁として四方切換弁を例示して説明したが、本発明は、スライド弁体により流路の切り換えを行う二方弁や、三方切換弁、五方以上の多方切換弁にも適用できることは勿論である。
1 四方切換弁(流路切換弁)
8 四方パイロット弁
10 連結体
11 取付脚部
12 開口
13 湾曲部
14 変形部
15 円形開口
72 主弁
80 ハウジング
81 弁シート部材
82 弁シート面
83 弁室
84A、84B ピストン
85 ボルト
86A、86B 作動室
87A、87B 蓋部材
90 スライド弁体
92 シール面
95 Uターン連通路
8 四方パイロット弁
10 連結体
11 取付脚部
12 開口
13 湾曲部
14 変形部
15 円形開口
72 主弁
80 ハウジング
81 弁シート部材
82 弁シート面
83 弁室
84A、84B ピストン
85 ボルト
86A、86B 作動室
87A、87B 蓋部材
90 スライド弁体
92 シール面
95 Uターン連通路
Claims (6)
- 一対のピストンにより画成されるとともにポートが開口せしめられた弁室を有するシリンダ型のハウジングと、該ハウジング内に設けられた弁シート部材と、該弁シート部材に形成された弁シート面に開口せしめられた複数のポートと、前記弁シート面上に軸線方向に摺動可能に配在され、前記弁シート面に対接するシール面を有するとともに前記複数のポートを選択的に連通させる連通路が設けられたスライド弁体と、前記一対のピストンを一体移動可能に連結し、前記一対のピストンの往復移動に伴って前記スライド弁体を押動させる連結体と、を備える流路切換弁であって、
前記連結体は、前記ハウジングの軸線上で前記弁シート部材の弁シート面に平行に配置された一枚の板材で構成されるとともに、前記一対のピストンの往復移動に伴って前記スライド弁体を押動させるべく、前記スライド弁体のシール面側に向けて変形せしめられた変形部が設けられていることを特徴とする流路切換弁。 - 前記連結体に、前記スライド弁体が嵌合せしめられる開口が設けられ、前記開口の軸線方向の端縁部に前記変形部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流路切換弁。
- 前記変形部の表面が、前記スライド弁体と摺接せしめられるようにされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流路切換弁。
- 前記変形部の端面が、前記スライド弁体と摺接せしめられるようにされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流路切換弁。
- 前記変形部の先端部は、前記弁シート部材の弁シート面に平行に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の流路切換弁。
- 前記変形部は、前記弁シート部材の弁シート面に対して傾斜した傾斜部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の流路切換弁。
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- 2018-12-20 JP JP2018238322A patent/JP2020101208A/ja active Pending
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2019
- 2019-11-08 WO PCT/JP2019/043937 patent/WO2020129458A1/ja active Application Filing
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