JP6009249B2 - 切換弁、切換弁ユニット及び着脱部材 - Google Patents
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Description
上記着脱部材において、前記連通路は、該連通路の前記流路に対する連通状態を変化させる複数位置間をスライド移動可能に設けられたスライド部材に形成されているのが好ましい。
以下、切換弁の第1実施形態について図1〜図6を参照しつつ説明する。
図1に示すように、切換弁11は、一対のベースねじ12(図3参照)によりマニホールドベース13上に取り付けられる。切換弁11は、弁ボディ14と、ボディブロック15と、弁ボディ14及びボディブロック15の長手方向の両側位置に取り付けられた第1ピストン室形成体16及び第2ピストン室形成体17とにより構成されている。さらに、切換弁11の長手方向の両側位置には第1パイロット弁18及び第2パイロット弁19が取り付けられている。
さて、図2に示すように、第1パイロット弁18及び第2パイロット弁19のいずれからも正圧空気が供給されないオフ時には、スプール26が中間位置に位置する。すると、各通気孔41〜47は着脱部材21(具体的には、そのガスケット90)に閉塞されているため、各弁室74〜78同士が非連通となる。したがって、切換弁11は、各ポート35同士が非連通状態となって各ポート35内の圧力が維持されるCC(クローズドセンタ)タイプとして機能している。
(1)装着部22に形成された各通気孔41〜47の開口を装着部22に装着された場合に閉塞する着脱部材21を装着部22に装着することにより、切換弁11の仕様を、各ポート35同士を非連通状態にして各ポート35内の圧力を維持させるCCタイプとすることができる。したがって、例えばCCタイプとなっている切換弁11において、装着部22に装着されている着脱部材21を装着部22への装着状態で特定の通気孔同士を連通させる別仕様の着脱部材に交換することにより複数ポート35の連通仕様の変更を簡便に行うことができる。
次に、切換弁の第2実施形態について図7〜図10を参照しつつ説明する。なお、この第2実施形態は、装着部22に着脱可能に取り付けられる着脱部材92が第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
さて、図7に示すように、第1パイロット弁18及び第2パイロット弁19のいずれからも正圧空気が供給されないオフ時には、スプール26が中間位置に位置する。すると、第1弁室74と第2弁室75は、第1通気孔41、第2通気孔42、第1凹部93を介して連通する。したがって、第1弁室74に開口する第1排出ポートR1と第2弁室75に開口する第1出力ポートAは互いに連通する。さらに、第4弁室77と第5弁室78は、第6通気孔46、第7通気孔47、第2凹部94を介して連通する。したがって、第4弁室77に開口する第2出力ポートBと第5弁室78に開口する第2排出ポートR2は互いに連通する。一方、第4通気孔44は閉塞されるため、給気ポートPは他のポート35と非連通となる。
(4)装着部22に形成された第1通気孔41及び第2通気孔42を連通させると共に、第6通気孔46と第7通気孔47とを連通させる着脱部材92を装着部22に装着することにより、切換弁11の仕様をABRタイプとすることができる。したがって、例えばCCタイプとなっている切換弁11において、装着部22に装着されている着脱部材21を着脱部材92に交換することにより複数ポート35の連通仕様の変更を簡便に行うことができる。
次に、切換弁の第3実施形態について図11〜図14を参照しつつ説明する。なお、この第3実施形態は、装着部22に着脱可能に取り付けられる着脱部材97が第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
さて、図11に示すように、第1パイロット弁18及び第2パイロット弁19のいずれからも正圧空気が供給されないオフ時には、スプール26が中間位置に位置する。すると、第2弁室75と第3弁室76と第4弁室77は、第3〜第5通気孔43〜45及び凹部98を介して連通する。したがって、第2〜第4弁室75〜77に開口する第1出力ポートA、給気ポートP、第2出力ポートBは互いに連通する。一方、第1排出ポートR1と第2排出ポートR2は、その他のポート35と非連通となる。したがって、切換弁11は、給気ポートPと第1出力ポートAと第2出力ポートBとが連通状態となって第1出力ポートA及び第2出力ポートBから圧縮エアが出力されるPAB(プレッシャセンタ)タイプとして機能している。
(7)弁ボディ14に形成される各ポート35と各通気孔41〜47の配置構成を次のように設定した。すなわち、軸方向において、第1出力ポート開口部37と給気ポート開口部38との間に第3通気開口部51を形成すると共に、第2出力ポート開口部39と給気ポート開口部38との間に第5通気開口部53を形成した。さらに中間位置に位置するスプール26における第3弁部82よりも軸方向で第3通気開口部51とは反対側の位置、及び第4弁部83よりも軸方向で第5通気開口部53とは反対側の位置に第4通気開口部52を形成した。また、中間位置に位置するスプール26における第2弁部81は、第1排出ポート開口部36及び第1出力ポート開口部37の間に位置すると共に、第5弁部84は、第2出力ポート開口部39及び第2排出ポート開口部40の間に位置するようにした。これにより、着脱部材97を装着部22に装着すると切換弁11の仕様を、給気ポートPと第1出力ポートAと第2出力ポートBとを連通状態にして第1出力ポートA及び第2出力ポートBから圧縮エアを出力させるPABタイプとすることができる。
次に、切換弁の第4実施形態について図15〜図21を参照しつつ説明する。なお、この第4実施形態は、各通気孔41〜47の装着部22に開口する形状と着脱部材101が第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図16に示すように、各スライド部材102,103が一端側(左側)に位置している場合には、図17に示すように、各ガスケット105,106によって各通気孔41〜47が閉塞される。したがって、切換弁11は、オフ時に各ポート35同士を非連通状態にして各ポート35内の圧力を維持させるCCタイプとして機能する。
(11)着脱部材101のスライド部材102,103をスライド移動させることにより、切換弁11の仕様を変更することができる。したがって、着脱部材21,92,97を交換する場合に比べ、複数ポート35の連通仕様の変更をより簡便に行うことができる。
・ 上記各実施形態において、第1弁部80と第6弁部85の少なくとも1つをスプール26と摺動可能に設けてもよい。すなわち、第1弁部80と第6弁部85を固定配置で設けてもよい。
Claims (10)
- 複数のポート及び前記各ポートに連通する弁孔が形成された弁ボディと、
前記弁孔内に移動可能に収容され、該弁孔内の第1位置では前記弁孔内を前記複数のポートの1つごとに対応した複数の単一ポート弁室に仕切ると共に、前記弁孔内の第2位置では該弁孔内を複数のポートに対応した複数ポート弁室を含む複数の弁室に仕切可能な仕切部を有する弁体と
を備え、
前記弁ボディには、
該弁ボディに対して着脱可能な着脱部材が装着される装着部を前記各ポートが形成された部位とは異なる部位に形成すると共に、
一端が前記弁孔に開口する一方で他端が前記装着部に開口する複数の流路を形成し、
前記装着部には、
該装着部に対する装着状態において前記各流路間の連通状態を相違させる複数仕様の着脱部材のうち何れか1つの着脱部材が装着可能であり、
該着脱部材を前記装着部に装着した状態において前記弁体が前記弁孔内を移動することにより前記各ポート間の連通状態を切り換え、
複数の前記流路のうち第1流路の前記弁孔に開口する第1流路開口部は、前記弁体の移動方向において、前記複数のポートのうちで第1ポートの前記弁孔に開口する第1ポート開口部と第2ポートの前記弁孔に開口する第2ポート開口部との間に位置すると共に、
複数の前記流路のうち第2流路の前記弁孔に開口する第2流路開口部は、前記弁孔内の前記第1位置に位置する前記弁体における前記仕切部よりも前記移動方向で前記第1流路開口部とは反対側に位置することを特徴とする切換弁。 - 前記装着部には、該装着部に対する装着状態において前記各流路を他の流路に対して非連通とする仕様及び1つの前記流路を少なくとも1つの他の流路に対して連通させる仕様のうち何れか1つの仕様の前記着脱部材が装着されることを特徴とする請求項1に記載の切換弁。
- 複数のポート及び前記各ポートに連通する弁孔が形成された弁ボディと、
前記弁孔内に移動可能に収容され、該弁孔内の第1位置では前記弁孔内を前記複数のポートの1つごとに対応した複数の単一ポート弁室に仕切ると共に、前記弁孔内の第2位置では該弁孔内を複数のポートに対応した複数ポート弁室を含む複数の弁室に仕切可能な仕切部を有する弁体と
を備え、
前記弁ボディには、
該弁ボディに対して着脱可能な着脱部材が装着される装着部を前記各ポートが形成された部位とは異なる部位に形成すると共に、
一端が前記弁孔に開口する一方で他端が前記装着部に開口する複数の流路を形成し、
前記装着部には、
該装着部に対する装着状態において前記各流路間の連通状態を相違させる複数仕様の着脱部材のうち何れか1つの着脱部材が装着可能であり、
該着脱部材を前記装着部に装着した状態において前記弁体が前記弁孔内を移動することにより前記各ポート間の連通状態を切り換え、
前記弁体は、複数の仕切部を有し、
前記第1位置に位置する前記弁体の第1仕切部は、複数の前記流路のうち第1流路の前記弁孔に開口する第1流路開口部と複数の前記流路のうち第2流路の前記弁孔に開口する第2流路開口部との間に位置し、
前記第1位置に位置する前記弁体の第2仕切部は、第2ポートの前記弁孔に開口する第2ポート開口部と第3ポートの前記弁孔に開口する第3ポート開口部との間に位置することを特徴とする切換弁。 - 前記複数のポートのうちで第1ポートは、気体を排出する排出ポートであり、前記第2ポートは、気体を出力する出力ポートであり、前記第3ポートは、気体が供給される給気ポートであることを特徴とする請求項3に記載の切換弁。
- 前記複数の流路のうち第3流路の前記弁孔に開口する第3流路開口部と、第4流路の前記弁孔に開口する第4流路開口部は、前記第1位置に位置する前記弁体における前記第2仕切部の前記移動方向で両側位置に形成されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の切換弁。
- 前記弁ボディと前記弁体とを備え、前記装着部に前記着脱部材を装着することにより、請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の切換弁を形成する切換弁ユニット。
- 請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の切換弁の前記装着部に着脱可能に装着される着脱部材であって、
前記装着部に開口した前記流路の他端同士を連通させる連通路を有することを特徴とする着脱部材。 - 前記連通路は、前記装着部に対する装着状態で該装着部と対向する対向面に形成された凹部を含んで構成されていることを特徴とする請求項7に記載の着脱部材。
- 前記連通路は、該連通路の前記流路に対する連通状態を変化させる複数位置間をスライド移動可能に設けられたスライド部材に形成されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の着脱部材。
- 請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の切換弁の前記装着部に着脱可能に装着される着脱部材であって、
前記装着部に装着された際に、前記各流路を閉塞することを特徴とする着脱部材。
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JP2012153936A JP6009249B2 (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 切換弁、切換弁ユニット及び着脱部材 |
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Family
ID=50110862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012153936A Active JP6009249B2 (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 切換弁、切換弁ユニット及び着脱部材 |
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