JP6515154B2 - 流路切換弁 - Google Patents

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Description

本発明は、弁体を移動させることにより流路の切り換えを行う流路切換弁に係り、例えば、ヒートポンプ式冷暖房システム等において流路切換を行うのに好適な流路切換弁に関する。
一般に、ルームエアコン、カーエアコン等のヒートポンプ式冷暖房システムは、圧縮機、室外熱交換器、室内熱交換器、及び膨張弁等に加えて、流路(流れ方向)切換手段としての流路切換弁(四方切換弁や六方切換弁)を備え、運転モード(冷房運転と暖房運転)の切り換えを当該流路切換弁で行うようになっている。
前記した如くのヒートポンプ式冷暖房システム等に組み込まれる流路切換弁として、例えば特許文献1に所載の如くの、スライド式のものが知られている。このスライド式の流路切換弁(六方切換弁)は、スライド式主弁体を内蔵する弁本体(主弁ハウジング)と電磁式のパイロット弁(四方パイロット弁)とを有し、主弁ハウジングに、複数のポートが設けられるとともに、スライド式主弁体が左右方向に摺動可能に配在されている。主弁ハウジングにおけるスライド式主弁体の左右には、パイロット弁を介して圧縮機吐出側及び圧縮機吸入側に接続される、それぞれスライド式主弁体に結合された左右一対のピストン型パッキンにより画成される二つの作動室が設けられ、この二つの作動室への高圧流体(冷媒)の導入・排出を前記パイロット弁で選択的に行い、この二つの作動室の圧力差を利用して前記スライド式主弁体を左右方向に摺動させることで前記流路切換を行うようにされている。
より詳しくは、前記二つの作動室を画成する左右のピストンは、連結体により一体移動可能に連結され、その連結体に形成された開口にスライド式主弁体が嵌合ないし固定されていて、スライド式主弁体は、前記二つの作動室への高圧流体(冷媒)の導入・排出によるピストンの往復移動に伴って前記連結体により複数のポートが設けられた主弁座(の弁シート面)上を摺動せしめられる。スライド式主弁体には、前記複数のポートのうち隣り合う2個のポートを選択的に連通させる大きさの内腔(連通路)が形成されており、前記スライド式主弁体の移動によって前記複数のポートが前記内腔を介して選択的に連通せしめられることにより、前記流路切換を行うようにされている。
特開平8−170864号公報
ところで、前記した如くの従来の流路切換弁においては、ピストンとスライド式主弁体とを連結する連結体が、基本的に主弁座の弁シート面に対向配置(言い換えれば、弁シート面に平行に配置)された一枚の板材で作製されている。そのため、前記連結体には、主弁ハウジング内の高圧流体(冷媒)、特に、スライド式主弁体を介して連通せしめられるポート以外のポートに流入ないし流出する高圧流体(冷媒)の流れを阻害しないように開口を設ける必要があり、加工コストや加工工数が増加するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、加工コストや加工工数を抑えつつ、主弁ハウジング内において冷媒をスムーズに流すことのできる流路切換弁を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る流路切換弁は、基本的には、ピストン及び主弁室が配在された筒状の主弁ハウジング、複数のポートが開口せしめられた弁シート面を持つ主弁座、前記主弁室内に軸線方向に移動可能に配在されるとともに、前記弁シート面に摺動自在に対接せしめられたスライド式の主弁体、及び前記ピストンの往復移動に伴って前記主弁体を移動させるための連結体を備え、前記主弁室内で前記連結体を介して前記主弁体を移動させることにより、連通するポート間が切り換えられるようにされた流路切換弁であって、前記連結体は、前記主弁座の弁シート面に対して直交する方向に配置された一枚又は複数枚の板材からなるとともに、前記ピストンと前記主弁体との間に延在する接続板部が、前記主弁座の弁シート面に対して直交する方向に視て前記ポートを避けた位置に配在されていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記接続板部は、前記ポートから、前記軸線に対して垂直な方向にオフセットした位置に配在される。
他の好ましい態様では、前記主弁ハウジングの軸線に対して反対側に前記複数のポートが開口せしめられるとともに、前記主弁体は、一対のスライド弁体が前記主弁座の弁シート面に対して直交する方向で背中合わせの状態で配在されて構成される。
別の好ましい態様では、前記連結体に、前記主弁体の移動規制を行うストッパ部が設けられる。
更に好ましい態様では、前記ストッパ部は、前記主弁ハウジングに当接せしめられるようにされる。
別の好ましい態様では、前記連結体は、逆向きに配置された同一寸法及び同一形状の一対の板材で構成される。
更に好ましい態様では、前記一対の板材には、該一対の板材を相互に位置合わせするための凹凸状嵌め合わせ部が設けられる。
更に好ましい態様では、前記一対の板材の一部同士が対接せしめられる。
別の好ましい態様では、前記連結体は、一枚の板材で構成される。
他の好ましい態様では、前記連結体は、前記主弁体が軸線方向に一体的に移動自在、かつ、前記主弁座の弁シート面に対して直交する方向に摺動自在に嵌合せしめられて支持される支持板部と、該支持板部から前記ピストンまで延びる前記接続板部とを有する。
他の好ましい態様では、前記主弁ハウジングは、前記ピストンが配在されるピストン部と前記主弁体が配在される胴体部とを有するとともに、前記ピストン部と前記胴体部とが異なる内径を有する。
本発明に係る流路切換弁では、ピストンの往復移動に伴って主弁体を移動させるための連結体が、主弁座の弁シート面に対して直交する方向に配置された板材(連結板)からなるとともに、ピストンと主弁体との間に延在する接続板部が、主弁座の弁シート面に対して直交する方向に視てポートを避けた位置に配在されている。そのため、上記従来の流路切換弁と比べて、簡単な加工で連結体を作製できるので、加工コストや加工工数を抑えられるとともに、主弁ハウジング内の冷媒、特に、主弁体を介して連通せしめられるポート以外のポートに流入ないし流出する冷媒がピストンと主弁体との間に延在する接続板部に衝突しなくなるので、主弁ハウジング内において冷媒をスムーズに流すことができる。
上記した以外の、課題、構成、及び作用効果は、以下の実施形態により明らかにされる。
本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)の第1実施形態の第1連通状態(冷房運転時)を示す縦断面図。 本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)の第1実施形態の第2連通状態(暖房運転時)を示す縦断面図。 図1に示される六方切換弁の要部を拡大して示す要部拡大縦断面図。 図1のU−U矢視線に従う断面図。 本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)の第1実施形態の主弁体及び連結体を示す斜視図。 本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)の第1実施形態の連結体を構成する一対の連結板を離間した状態で示す図であり、(A)は側面図、(B)は(A)の上面図、(C)は(A)の下面図。 本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)の第1実施形態の連結体を構成する一対の連結板の他例を離間した状態で示す図であり、(A)は側面図、(B)は(A)の上面図、(C)は(A)の下面図。 本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)に使用される四方パイロット弁を拡大して示す図であり、(A)は第1連通状態(冷房運転時)(通電OFF時)、(B)は第2連通状態(暖房運転時)(通電ON時)をそれぞれ示す縦断面図。 本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)の第2実施形態(の第1連通状態(冷房運転時))を示す縦断面図。 図9のV−V矢視線に従う断面図。 本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)の第3実施形態(の第1連通状態(冷房運転時))を示す縦断面図。 図11のX−X矢視線に従う断面図。 本発明に係る流路切換弁(六方切換弁)の第4実施形態(の第1連通状態(冷房運転時))を示す縦断面図。 図13のY−Y矢視線に従う断面図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1及び図2は、本発明に係る流路切換弁としての六方切換弁の第1実施形態を示す縦断面図であり、図1は、第1連通状態(冷房運転時)、図2は、第2連通状態(暖房運転時)を示す図である。
なお、本明細書において、上下、左右、前後等の位置、方向を表わす記述は、説明が煩瑣になるのを避けるために図面に従って便宜上付けたものであり、実際にヒートポンプ式冷暖房システム等に組み込まれた状態での位置、方向を指すとは限らない。
また、各図において、部材間に形成される隙間や部材間の離隔距離等は、発明の理解を容易にするため、また、作図上の便宜を図るため、各構成部材の寸法に比べて大きくあるいは小さく描かれている場合がある。
図示実施形態の六方切換弁1は、例えばヒートポンプ式冷暖房システムにおける六方切換弁として用いられるスライド式のもので、基本的に、シリンダ型の六方弁本体10と、パイロット弁としての単一の電磁式四方パイロット弁90とを備える。なお、本実施形態の六方切換弁1に備えられている6個のポートは、上記特許文献1に所載の六方切換弁の各ポートpA〜pFに対応させて同一の符号が付されている。当該六方切換弁1を含むヒートポンプ式冷暖房システムの基本構成については、上記特許文献1等を参照されたい。
[六方弁本体10の構成]
六方弁本体10は、真鍮あるいはステンレス等の金属製とされた筒状の主弁ハウジング11を有し、この主弁ハウジング11に、一端側(上端側)から順次、第1作動室31、第1ピストン21、主弁室12、第2ピストン22、及び第2作動室32が配在されている。前記第1及び第2ピストン21、22にはいずれにも、主弁ハウジング11を気密的に仕切るべく、主弁ハウジング11の内周面にその外周部が圧接するばね付きパッキンが取り付けられている。
詳しくは、主弁ハウジング11は、比較的大径の胴体部11cを有し、この胴体部11cの上端開口部に気密的に取り付けられた厚肉円板状の上側連結蓋11dに設けられた中央穴に、(比較的小径の)パイプ部材からなる第1ピストン部11aがろう付け等により気密的に固着され、この第1ピストン部11aに前記第1ピストン21が配在されている。同様に、胴体部11cの下端開口部に気密的に取り付けられた厚肉円板状の下側連結蓋11eに設けられた中央穴に、(比較的小径の)パイプ部材からなる第2ピストン部11bがろう付け等により気密的に固着され、この第2ピストン部11bに前記第2ピストン22が配在されている。
主弁ハウジング11(の第1ピストン部11a)の上端には、容量可変の第1作動室31を画成する第1ピストン21の上方向への移動を阻止するストッパを兼ねる厚肉円板状の上端側蓋部材11Aがろう付け等により気密的に固着され、主弁ハウジング11(の第2ピストン部11b)の下端には、容量可変の第2作動室32を画成する第2ピストン22の下方向への移動を阻止するストッパを兼ねる厚肉円板状の下端側蓋部材11Bがろう付け等により気密的に固着されている。上端側蓋部材11A及び下端側蓋部材11Bには、第1作動室31及び第2作動室32に高圧流体(冷媒)を導入・排出するためのポートp11、p12がそれぞれ取り付けられている。
前記主弁ハウジング11(の主弁室12)には、合計で6個のポートが設けられている。
詳しくは、前記主弁室12の左部中央には、その表面(右面)が平坦な弁シート面とされた例えば金属製の第1主弁座(弁シート)13がろう付け等により主弁ハウジング11の胴体部11c(の内周)に気密的に固着され、その第1主弁座13の弁シート面に、左方に向けて延びる管継手からなる3個のポート(上端側から順次、ポートpB、ポートpA、ポートpF)が縦並びで(軸線O方向に並んで)略等間隔に開口せしめられている。
また、前記主弁室12の右部中央(第1主弁座13に対向する位置、言い換えれば、軸線Oに対して第1主弁座13の反対側の位置)には、その表面(左面)が平坦な弁シート面とされた例えば金属製の第2主弁座(弁シート)14がろう付け等により主弁ハウジング11の胴体部11c(の内周)に気密的に固着され、その第2主弁座14の弁シート面に、右方に向けて延びる管継手からなる3個のポート(上端側から順次、ポートpC、ポートpD、ポートpE)が縦並びで(軸線O方向に並んで)略等間隔に開口せしめられている。
第1主弁座13に設けられた各ポート(ポートpB、ポートpA、ポートpF)と第2主弁座14に設けられた各ポート(ポートpC、ポートpD、ポートpE)とは、対向する位置(軸線Oに対して反対側)に設定されるとともに、本例では、第1主弁座13及び第2主弁座14に設けられた各ポートpA〜pFの口径は略同径に設定されている。
前記主弁室12内、具体的には、主弁ハウジング11の胴体部11c内には、両側面(左面及び右面)が前記第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面にそれぞれ摺動自在に対接せしめられる、レーストラック形の環状シール面を持つ断面矩形状のスライド式の主弁体15が軸線O方向(上下方向)に移動可能に配在されている。本例では、主弁体15の左右方向の寸法は、前記主弁ハウジング11の第1ピストン部11a及び第2ピストン部11bの外径より若干大きくされている。
前記主弁体15は、例えば合成樹脂製とされ、第1主弁座13側(左側)の第1スライド弁体15Aと、第2主弁座14側(右側)の第2スライド弁体15Bとが、背面合わせの状態で配在されて構成されている。
第1スライド弁体15Aの左面側(第2スライド弁体15B側とは反対側)には、第1主弁座13の弁シート面に開口する3個のポートのうちの隣り合う2個のポート(ポートpBとポートpA、あるいは、ポートpAとポートpF)を選択的に連通させ得るような大きさの椀状窪みからなる第1Uターン通路(連通路)16Aが開設されている。また、第2スライド弁体15Bの右面側(第1スライド弁体15A側とは反対側)には、第2主弁座14の弁シート面に開口する3個のポートのうちの隣り合う2個のポート(ポートpCとポートpD、あるいは、ポートpDとポートpE)を選択的に連通させ得るような大きさの椀状窪みからなる第2Uターン通路(連通路)16Bが開設されている。
一方、第2スライド弁体15Bの左面(第1スライド弁体15Aに対向する面)には、該第2スライド弁体15Bの外形とほぼ同形の筒状部15bが(左向きに)延設され、第1スライド弁体15Aの右面(第2スライド弁体15Bに対向する面)には、該第1スライド弁体15Aの外形(言い換えれば、第2スライド弁体15Bの外形)より若干小さい短筒状の嵌合凸部15aが(右向きに)突設されている。前記嵌合凸部15aが前記筒状部15bに(間に設けられた段差部分にOリング18を挟んで)摺動自在に内嵌されることにより、第1スライド弁体15Aと第2スライド弁体15Bとは、左右方向(軸線Oに対して垂直な方向であって第1主弁座13に設けられた各ポート(ポートpB、ポートpA、ポートpF)と第2主弁座14に設けられた各ポート(ポートpC、ポートpD、ポートpE)とが対向する方向、つまり、第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に対して直交する方向)に相互に若干の移動自在、かつ、上下方向(軸線O方向)に一体的に移動自在とされている。
なお、第1スライド弁体15Aの嵌合凸部15aと第2スライド弁体15Bの筒状部15bとの配置関係は逆でも良い。つまり、第1スライド弁体15Aに筒状部を設け、第2スライド弁体15Bに嵌合凸部を設け、第1スライド弁体15Aの筒状部に第2スライド弁体15Bの嵌合凸部を内嵌して、当該第1スライド弁体15Aと第2スライド弁体15Bとを一体としても良い。
また、図示例では、第1スライド弁体15Aの右面(における嵌合凸部15aの内側の部分)と第2スライド弁体15Bの左面(における嵌合凸部15aの内側の部分)との間に、若干の隙間が形成されるとともに、第1スライド弁体15A(における第1Uターン通路16Aの底部)に、第1Uターン通路16Aと前記隙間とを連通する横孔からなる連通孔16aが設けられており、前記嵌合凸部15aと前記筒状部15bとの間に、シール部材としてのOリング18が介装されている。なお、Oリング18に替えて、リップシール等のシール部材を用いてもよいことは勿論である。
そのため、前記隙間を含む前記Oリング18より内側の部分は、ポート(吐出側高圧ポート)pAから第1Uターン通路16A及び連通孔16aを介して高圧流体(冷媒)が導入される圧力室17とされている。この圧力室17と主弁室12とは、その間に配在された前記Oリング18によりシール(封止)されている。
ここでは、図1及び図2とともに図3を参照すればよく分かるように、左右方向(軸線Oに対して垂直な方向)で視て、第1スライド弁体15Aにおける圧力室17側(右面側)の受圧面積Sbは第1主弁座13側(左面側)の受圧面積Saより大きくされる。
より詳しくは、左右方向に対して垂直な平面に対する前記圧力室17の投影面積であって、前記圧力室17内に導入された高圧冷媒によって第1スライド弁体15A(の右面)が左方向の圧力を受ける面の投影面積(受圧面積Sb)が、左右方向に対して垂直な平面に対する前記第1主弁座13側の環状シール面の投影面積であって、ポート(環状シール面の内側)を流れる高圧冷媒によって第1スライド弁体15A(の左面)が右方向の圧力を受ける面の投影面積(受圧面積Sa)より大きくされている。
これにより、ポート(吐出側高圧ポート)pAを介して第1Uターン通路16Aに高圧冷媒が導入され、該第1Uターン通路16Aに導入された高圧冷媒の一部が前記連通孔16aを介して圧力室17に充填されたときに、圧力室17(の高圧冷媒)から受ける圧力(より詳細には、圧力室17(の高圧冷媒)から受ける圧力と第2Uターン通路16Bを流れる冷媒(低圧冷媒)から受ける圧力との差圧)によって、第2スライド弁体15Bの右面(の環状シール面)が第2主弁座14の弁シート面に押し付けられるとともに、圧力室17(の高圧冷媒)から受ける圧力と第1Uターン通路16Aを流れる冷媒(高圧冷媒)から受ける圧力との差圧によって、第1スライド弁体15Aの左面(の環状シール面)が第1主弁座13の弁シート面に押し付けられるようになっている。
また、本例では、第1スライド弁体15Aの右面と第2スライド弁体15Bの左面の各々(図示例では、圧力室17に面する部分)に、複数のばね受け穴19a、19bが形成され、そのばね受け穴19a、19bに、第1スライド弁体15Aと第2スライド弁体15Bとを相互に逆方向(引き離す方向)に付勢する圧縮コイルばね19が縮装されており(図示例では、第1スライド弁体15Aの右面と第2スライド弁体15Bの左面との間の上下2箇所に圧縮コイルばね19が装填されており)、これによっても、第1スライド弁体15Aの左面(の環状シール面)は第1主弁座13の弁シート面に圧接せしめられる(押し付けられる)とともに、第2スライド弁体15Bの右面(の環状シール面)は第2主弁座14の弁シート面に圧接せしめられる(押し付けられる)。
なお、本例では、第1スライド弁体15Aの第1Uターン通路16A及び第2スライド弁体15Bの第2Uターン通路16Bの略中央に、形状保持のための補強ピン15c、15dが前後方向に向けて架設されている(図5も併せて参照)。
また、本例では、主弁体15(を構成する第1スライド弁体15A及び第2スライド弁体15B)の上下面に、後述する連結体25(の連結板25A、25B)の支持板部25cが(左右方向に若干の隙間を持って)嵌め込まれる窪み面15eが形成されている。
前記主弁体15は、前述のように、第1スライド弁体15Aと第2スライド弁体15Bとが一体となって軸線O方向に移動せしめられ、図1に示される如くの、ポートpFを開きかつポートpBとポートpAとを第1スライド弁体15Aの第1Uターン通路16Aを介して連通させるとともに、ポートpEを開きかつポートpCとポートpDとを第2スライド弁体15Bの第2Uターン通路16Bを介して連通させる冷房位置(上端位置)と、図2に示される如くの、ポートpBを開きかつポートpAとポートpFとを第1スライド弁体15Aの第1Uターン通路16Aを介して連通させるとともに、ポートpCを開きかつポートpDとポートpEとを第2スライド弁体15Bの第2Uターン通路16Bを介して連通させる暖房位置(下端位置)とを選択的にとり得るようにされている。
主弁体15の第1スライド弁体15Aは、移動時以外は3個のポートのうちの2個のポート(ポートpBとポートpA、あるいは、ポートpAとポートpF)の真上に位置し、主弁体15の第2スライド弁体15Bは、移動時以外は3個のポートのうちの2個のポート(ポートpCとポートpD、あるいは、ポートpDとポートpE)の真上に位置し、このときは、第1スライド弁体15Aと第2スライド弁体15Bとの間に設けられた圧力室17(に導入された高圧冷媒)からの圧力や圧縮コイルばね19の付勢力によりそれぞれ左右に押圧されて第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に圧接せしめられている。
第1ピストン21と第2ピストン22とは、連結体25により一体移動可能に連結されており、この連結体25に、前記主弁体15の第1スライド弁体15Aと第2スライド弁体15Bとが左右方向に若干の摺動自在かつ前後方向での移動はほぼ阻止された状態で嵌合せしめられて支持されている。
前記連結体25は、本例では、例えばプレス成形等で作製された、同一寸法及び同一形状の一対の板材で構成されており、各板材が、左右方向(第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に対して直交する方向)に沿って(言い換えれば、弁シート面に対して直交する平面に平行となるように)配置されるとともに、それら一対の板材が、前後方向で対向配置されており、前記一対の板材の間に前記主弁体15が(前後方向で)挟持されている。なお、以下、主弁体15の前側に配置される板材を連結板25A、主弁体15の後側に配置される板材を連結板25Bと称する。
より詳しくは、図1及び図2とともに図4〜図6を参照すればよく分かるように、各連結板25A、25Bは、その中心から前後方向に延びる中心線(対称線)に対して対称な縦長矩形状の板材で構成されている。各連結板25A、25Bの(上下方向の)略中央には、前記主弁体15(の前側部分又は後側部分)を軸線O方向に一体的に移動自在に係合支持すべく、前記主弁体15の外周(前面及び上下面、又は、後面及び上下面)に沿う形状(つまり、断面略凹状)の支持板部25cが形成されている。この支持板部25cの(左右方向の)幅は、前記弁体15の上下面に設けられた窪み面15eの幅より若干小さくされている。
各連結板25A、25Bにおける前記支持板部25cの上下には、第1ピストン21又は第2ピストン22まで延在する比較的幅狭(左右方向の幅狭)の接続板部25aが(軸線Oに沿って)連接されている。ここで、前側の連結板25Aにおける接続板部25aは、軸線Oより前側、特に、左右方向に視て第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に開口せしめられた6個のポートpA〜pFを前側に避けた位置(言い換えれば、6個のポートpA〜pFから前方にオフセットした位置)に配在され、後側の連結板25Bにおける接続板部25aは、軸線Oより後側、特に、左右方向に視て第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に開口せしめられた6個のポートpA〜pFを後側に避けた位置(言い換えれば、6個のポートpA〜pFから後方にオフセットした位置)に配在される。すなわち、本例では、左右方向に視て、一対の連結板25A、25Bにおける接続板部25a同士が第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に開口せしめられた各ポートpA〜pFの口径より(前後方向で)離間して配置され、その一対の連結板25A、25Bにおける接続板部25a同士の間に各ポートpA〜pF(より詳しくは、図1に示される冷房位置(上端位置)では下側に位置するポートpFとポートpE、図2に示される暖房位置(下端位置)では上側に位置するポートpBとポートpC)が位置せしめられることになる(特に、図4参照)。
また、各連結板25A、25B(の接続板部25a)の上下の端部には、対向配置される連結板25B、25A側(断面略凹状の支持板部25cが形成される方向とは逆側)に向けて略90°折り曲げられて形成された取付脚部25bが設けられ、その取付脚部25bに、当該連結板25A、25Bを第1ピストン21又は第2ピストン22に連結するボルト30を挿通するための挿通孔29が貫設されている。
また、本例では、組立性を考慮して(後で詳述)、各連結板25A、25Bの取付脚部25bの端部に、対向配置される連結板25B、25Aに対して当該連結板25A、25B(の左右方向及び前後方向の位置)を当接させて位置合わせする(すなわち、一対の連結板25A、25Bを相互に位置合わせする)ための凹凸状嵌め合わせ部25dが形成されている(特に、図5及び図6参照)。
なお、図示例では、各連結板25A、25Bの凹凸状嵌め合わせ部25dにおける凹凸は1個ずつであるが、例えば図7に示される如くに、前記凹凸状嵌め合わせ部25dにおける凹凸を複数個(図7に示される例では、2個ずつ)形成してもよいことは詳述するまでも無い。
本例では、前記したように、各連結板25A、25Bは、同一寸法及び同一形状の板材で構成されているので、2枚の連結板25A、25Bを前後方向で対向して配置するとともに、前記凹凸状嵌め合わせ部25dを介して逆向きで(詳しくは、上下逆さまにして)組み合わせて(相互に位置合わせした状態で)配置し、ボルト30を介して各取付脚部25bを前記第1ピストン21又は第2ピストン22に固定する。そして、各連結板25A、25Bにおける支持板部25c同士の間(側面視略矩形状の空間)に前記主弁体15の第1スライド弁体15A及び第2スライド弁体15Bを(左右方向から)配置することで、前記主弁体15の第1スライド弁体15Aと第2スライド弁体15Bとが、左右方向に若干の摺動自在かつ前後方向での移動はほぼ阻止された状態で当該連結体25に嵌合せしめられる(特に、図5参照)。
連結体25(の一対の連結板25A、25B)に嵌合されて支持された主弁体15は、第1及び第2ピストン21、22の往復移動に伴って前記連結体25の連結板25A、25Bにおける断面凹状の支持板部25cの上側部分又は下側部分(左右方向で幅広の矩形状平面)に押動されて(ここでは、主弁体15の第1スライド弁体15Aと第2スライド弁体15Bの上下面が押圧されて)冷房位置(上端位置)と暖房位置(下端位置)との間を行き来するようにされている。
[六方弁本体10の動作]
次に、上記した如くの構成を有する六方弁本体10の動作を説明する。
主弁ハウジング11内に配在された主弁体15が暖房位置(下端位置)(図2に示される如くの第2連通状態)にあるときにおいて、後述する四方パイロット弁90を介して、第2作動室32を吐出側高圧ポートであるポートpAに連通させるとともに、第1作動室31を吸入側低圧ポートであるポートpDに連通させると、第2作動室32に高温高圧の冷媒が導入されるとともに、第1作動室31から高温高圧の冷媒が排出される。そのため、主弁室12の他端側(下端側)の第2作動室32の圧力が主弁室12の一端側(上端側)の第1作動室31の圧力より高くなり、図1に示される如くに、第1、第2ピストン21、22及び主弁体15が上方に移動して第1ピストン21が上端側蓋部材11Aに接当係止され、主弁体15が冷房位置(上端位置)(図1に示される如くの第1連通状態)をとる。
これにより、ポートpAとポートpBとが(第1Uターン通路16Aを介して)連通せしめられ、ポートpCとポートpDとが(第2Uターン通路16Bを介して)連通せしめられ、ポートpEとポートpFとが(主弁室12を介して)連通せしめられるので、ヒートポンプ式冷暖房システムにおいて、冷房運転が行われる。
主弁体15が冷房位置(上端位置)(図1に示される如くの第1連通状態)にあるときにおいて、後述する四方パイロット弁90を介して、第1作動室31を吐出側高圧ポートであるポートpAに連通させるとともに、第2作動室32を吸入側低圧ポートであるポートpDに連通させると、第1作動室31に高温高圧の冷媒が導入されるとともに、第2作動室32から高温高圧の冷媒が排出される。そのため、主弁室12の一端側(上端側)の第1作動室31の圧力が主弁室12の他端側(下端側)の第2作動室32の圧力より高くなり、図2に示される如くに、第1、第2ピストン21、22及び主弁体15が下方に移動して第2ピストン22が下端側蓋部材11Bに接当係止され、主弁体15が暖房位置(下端位置)(図2に示される如くの第2連通状態)をとる。
これにより、ポートpAとポートpFとが(第1Uターン通路16Aを介して)連通せしめられ、ポートpEとポートpDとが(第2Uターン通路16Bを介して)連通せしめられ、ポートpCとポートpBとが(主弁室12を介して)連通せしめられるので、ヒートポンプ式冷暖房システムにおいて、暖房運転が行われる。
[四方パイロット弁90の構成]
パイロット弁としての四方パイロット弁90は、その構造自体はよく知られているもので、図8(A)、(B)に拡大図示されている如くに、基端側(左端側)外周に電磁コイル91が外嵌固定された円筒状のストレートパイプからなる弁ケース92を有し、該弁ケース92に、基端側から順次、吸引子95、圧縮コイルばね96、プランジャ97が直列的に配在されている。
弁ケース92の左端部は、吸引子95の鍔状部(外周段丘部)に溶接等により密封接合されており、吸引子95は、通電励磁用の電磁コイル91の外周を覆うカバーケース91Aにボルト92Bにより締結固定されている。
一方、弁ケース92の右端開口部には、高圧冷媒を導入するための細管挿着口(高圧導入ポートa)を有するフィルタ付き蓋部材98が溶接、ろう付け、かしめ等により気密的に取着されており、蓋部材98とプランジャ97と弁ケース92とで囲まれる領域が弁室99となっている。弁室99には、蓋部材98の細管挿着口(高圧導入ポートa)に気密的に挿着された可撓性を有する高圧細管#aを介して前記ポート(吐出側高圧ポート)pAから高温高圧の冷媒が導入されるようになっている。
また、弁ケース92におけるプランジャ97と蓋部材98との間には、その内端面が平坦な弁シート面とされた弁座93がろう付け等により気密的に接合されており、この弁座93の弁シート面(内端面)には、先端側(右端側)から順次、前記した六方弁本体10の第1作動室31に細管#bを介して接続されるポートb、ポート(吸入側低圧ポート)pDに細管#cを介して接続されるポートc、第2作動室32に細管#dを介して接続されるポートdが弁ケース92の長手方向(左右方向)に沿って所定間隔をあけて横並びに開口せしめられている。
吸引子95に対向配置されたプランジャ97は、基本的には円柱状とされ、弁ケース92内を軸方向(弁ケース92の中心線Lに沿う方向)に摺動自在に配在されている。そのプランジャ97の吸引子95側とは反対側の端部には、弁体94をその自由端側で厚み方向に摺動可能に保持する弁体ホルダ94Aがその基端部を取付具94Bと共に圧入、かしめ等により取付固定されている。この弁体ホルダ94Aには、弁体94を弁座93に押し付ける方向(厚み方向)に付勢する板ばね94Cが取り付けられている。弁体94は、弁座93の弁シート面に開口するポートb、c、d間の連通状態を切り換えるべく、当該弁座93の弁シート面に対接せしめられた状態で、弁座93の弁シート面をプランジャ97の左右方向の移動に伴って摺動するようになっている。
また、弁体94には、弁座93の弁シート面に開口する3個のポートb〜dのうちの隣り合うポートb−c間、c−d間を選択的に連通させ得るような大きさの凹部94aが設けられている。
また、圧縮コイルばね96は、吸引子95とプランジャ97との間に縮装されてプランジャ97を吸引子95から引き離す方向(図では、右方)に付勢するようになっているが、本例では、弁座93(の左端部)が、プランジャ97の右方への移動を阻止するストッパとされている。なお、このストッパの構成としては、その他の構成を採用し得ることは言うまでも無い。
なお、上記四方パイロット弁90は、取付具92Aを介して六方弁本体10の背面側等の適宜の箇所に取付けられる。
[四方パイロット弁90の動作]
上記した如くの構成とされた四方パイロット弁90においては、電磁コイル91への通電OFF時には、図1及び図8(A)に示される如くに、プランジャ97は圧縮コイルばね96の付勢力により、その右端が弁座93に接当する位置まで押し動かされている。この状態では、弁体94がポートbとポートc上に位置し、その凹部94aによりポートbとポートcが連通するとともに、ポートdと弁室99とが連通するので、ポート(吐出側高圧ポート)pAに流入する高圧流体が高圧細管#a→弁室99→ポートd→細管#d→ポートp12を介して第2作動室32に導入されるとともに、第1作動室31の高圧流体がポートp11→細管#b→ポートb→凹部94a→ポートc→細管#c→ポート(吸入側低圧ポート)pDへと流れて排出される。
それに対し、電磁コイル91への通電をONにすると、図2及び図8(B)に示される如くに、プランジャ97は吸引子95の吸引力により、その左端が吸引子95に接当する位置まで(圧縮コイルばね96の付勢力に抗して)引き寄せられる。このときには、弁体94がポートcとポートd上に位置し、その凹部94aによりポートcとポートdが連通するとともに、ポートbと弁室99とが連通するので、ポート(吐出側高圧ポート)pAに流入する高圧流体が高圧細管#a→弁室99→ポートb→細管#b→ポートp11を介して第1作動室31に導入されるとともに、第2作動室32の高圧流体がポートp12→細管#d→ポートd→凹部94a→ポートc→細管#c→ポート(吸入側低圧ポート)pDへと流れて排出される。
したがって、電磁コイル91への通電をOFFにすると、六方弁本体10の主弁体15が暖房位置(第2連通状態)から冷房位置(第1連通状態)に移行し、前記した如くの流路切換が行われる一方、電磁コイル91への通電をONにすると、六方弁本体10の主弁体15が冷房位置(第1連通状態)から暖房位置(第2連通状態)に移行し、前記した如くの流路切換が行われる。
このように、本実施形態の六方切換弁1では、電磁式四方パイロット弁90への通電をON/OFFで切り換えることで、六方切換弁1内を流通する高圧流体(高圧部分であるポートpAを流れる流体)と低圧流体(低圧部分であるポートpDを流れる流体)との差圧を利用して六方弁本体10を構成する主弁体15を主弁室12内で移動させることにより、主弁ハウジング11に合計で6個設けられたポート間の連通状態が切り換えられ、ヒートポンプ式冷暖房システムにおいて、暖房運転から冷房運転への切り換え、及び、冷房運転から暖房運転への切り換えを行うことができる。
[六方切換弁1の作用効果]
以上の説明から理解されるように、本実施形態の六方切換弁1においては、第1及び第2ピストン21、22の往復移動に伴って主弁体15を移動させるための連結体25が、第1及び第2主弁座13、14の弁シート面に対して直交する方向に配置された板材(連結板25A、25B)からなるとともに、第1及び第2ピストン21、22と主弁体15との間に延在する接続板部25aが、第1及び第2主弁座13、14の弁シート面に対して直交する方向(左右方向)に視てポートpA〜pFを避けた位置に配在されている。そのため、上記従来の流路切換弁と比べて、簡単な加工で連結体25を作製できるので、加工コストや加工工数を抑えられるとともに、主弁ハウジング11内の冷媒、特に、主弁体15を介して連通せしめられるポート以外のポートに流入ないし流出する冷媒が第1及び第2ピストン21、22と主弁体15との間に延在する接続板部25aに衝突しなくなるので、主弁ハウジング11内において冷媒をスムーズに流すことができる。
また、上記従来の流路切換弁(ピストンとスライド式主弁体とを連結する連結体が、主弁座の弁シート面に対向配置された一枚の板材で作製されているもの)では、2部品(第1スライド弁体15A及び第2スライド弁体15B)で構成される主弁体15の端面(上下面)を正確に押すことが難しいものの、本実施形態の六方切換弁1においては、前後方向で対向配置された一対の連結板25A、25Bにおける支持板部25cの上側部分及び下側部分(左右方向で幅広の矩形状平面)で主弁体15の端面(上下面)を押すことができるので、連結体25による主弁体15の押圧位置の位置ずれが抑えられ、前記主弁体15において同一幅(前後方向の幅)の端面を正確に押すことが可能となる。
また、本実施形態においては、前記連結体25が、同一寸法及び同一形状の一対の板材(連結板25A、25B)で構成されるので、寸法誤差が少なくて済む。
さらに、本実施形態においては、主弁ハウジング11の胴体部11cと上側ピストン部11a及び下側ピストン部11bとの内径を異なる寸法とすることで、駆動荷重とCv値とを適正にバランスさせられるといった利点もある。
<第2実施形態>
図9は、本発明に係る流路切換弁としての六方切換弁の第2実施形態を示す縦断面図である。また、図10は、図9のV−V矢視線に従う断面図である。
図示第2実施形態の六方切換弁2は、前述した第1実施形態の六方切換弁1に対し、主にピストンと主弁体とを接続する連結体の構成が相違しており、その他の構成は略同じである。よって、六方切換弁1の各部に対応する部分には共通の符号を付して重複説明を省略し、以下においては、相違点を重点的に説明する。
図示実施形態の六方切換弁2は、第1実施形態の六方切換弁1と同様、例えばヒートポンプ式冷暖房システムにおける六方切換弁として用いられるスライド式のものであるが、本例では、上記第1実施形態の六方切換弁1と比べて、連結体25(の各連結板25A、25B)における接続板部25a、並びに、第1及び第2ピストン部11a、11bが、上下(軸線O方向)に若干短く形成されている。
そして、主弁ハウジング11の上側連結蓋11d(における第1ピストン部11aの外周部分)が、連結体25(の各連結板25A、25B)における支持板部25c(の上端側角部)に当接して当該連結体25(つまり、連結体25に嵌合せしめられた主弁体15)の上方向への移動を阻止するストッパとされ、主弁ハウジング11の下側連結蓋11e(における第2ピストン部11bの外周部分)が、連結体25(の各連結板25A、25B)における支持板部25c(の下端側角部)に当接して当該連結体25(つまり、連結体25に嵌合せしめられた主弁体15)の下方向への移動を阻止するストッパとされる。
言い換えれば、本実施形態では、連結体25(の各連結板25A、25Bにおける支持板部25c)に、主弁ハウジング11の上側連結蓋11d又は下側連結蓋11eに当接して主弁体15の上下方向の移動規制を行うストッパ部25sが設けられている。
このように、本第2実施形態の六方切換弁2においては、主弁体15の移動規制を行うストッパ部25sが連結体25に設けられるので、上記第1実施形態と同様の作用効果が得られることに加えて、第1及び第2ピストン21、22に加わる負荷を軽減できるとともに、主弁体15の位置規制のための第1及び第2ピストン21、22の構成部品並びに上端側及び下端側蓋部材11A、11B等の寸法精度を緩和でき、当該六方切換弁2の製造コストを格段に抑えられる。
<第3実施形態>
図11は、本発明に係る流路切換弁としての六方切換弁の第3実施形態を示す縦断面図である。また、図12は、図11のX−X矢視線に従う断面図である。
図示第3実施形態の六方切換弁3は、前述した第1実施形態の六方切換弁1に対し、主にピストンと主弁体とを接続する連結体の構成が相違しており、その他の構成は略同じである。よって、六方切換弁1の各部に対応する部分には共通の符号を付して重複説明を省略し、以下においては、相違点を重点的に説明する。
上記第1実施形態の六方切換弁1では、連結体25が、同一寸法及び同一形状の一対の板材(連結板25A、25B)で構成されるが、図示第3実施形態の六方切換弁3では、連結体25が、左右方向(第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に対して直交する方向)に沿って(言い換えれば、弁シート面に対して直交する平面に平行となるように)配置された、縦長矩形状の一枚の板材(連結板25C)で構成されている。
より詳しくは、本例では、上記第1実施形態の六方切換弁1と比べて、連結体25(連結板25C)の略中央に設けられた断面凹状の支持板部25cの深さ(つまり、前後方向の長さ)が大きくされ、主弁体15(の上下面)との係合面積を確保するとともに、その支持板部25cの上下に設けられた接続板部25aが、左右方向に視て第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に開口せしめられた各ポートpA〜pFの後側を通って各第1及び第2ピストン21、22まで延在されている。
なお、この場合、上記第1実施形態の六方切換弁1の連結体25(連結板25A、25B)における凹凸状嵌め合わせ部25dを省略することができる。
このように、本第3実施形態の六方切換弁3においては、連結体25が例えばプレス成形等で作製される一枚の板材(連結板25C)で構成されるので、上記第1実施形態と同様の作用効果が得られることに加えて、部品点数や組立工数等が少なくて済む。
<第4実施形態>
図13は、本発明に係る流路切換弁としての六方切換弁の第4実施形態を示す縦断面図である。また、図14は、図13のY−Y矢視線に従う断面図である。
図示第4実施形態の六方切換弁4は、前述した第2実施形態の六方切換弁2に対し、主にピストンと主弁体とを接続する連結体の構成が相違しており、その他の構成は略同じである。よって、六方切換弁2の各部に対応する部分には共通の符号を付して重複説明を省略し、以下においては、相違点を重点的に説明する。
図示第4実施形態の六方切換弁4では、上記第2実施形態の六方切換弁2と比べて、連結体25(の各連結板25A、25B)における接続板部25aの一部(図示例では、第1ピストン21又は第2ピストン22に近接する部分であって、第1主弁座13及び第2主弁座14の弁シート面に開口せしめられた各ポートpA〜pFとラップしない部分)が、反対側の(対向配置される)連結板25B、25A側に折り曲げられて対接せしめられている。すなわち、連結体25を構成する一対の連結板25A、25Bにおける接続板部25aに、反対側の連結板25B、25Aの接続板部25aに対接せしめられる対接板部25eが設けられている。
また、本例では、各連結板25A、25B(の接続板部25a)の上下の端部は、対向配置される連結板25B、25A側とは反対側(断面略凹状の支持板部25cが形成される方向)に向けて折り曲げられて形成された取付脚部25bとされ、その取付脚部25bに、当該連結板25A、25Bを第1ピストン21又は第2ピストン22に連結するボルト30を挿通するための挿通孔29が貫設されている。
なお、この場合、上記第1及び第2実施形態の六方切換弁1、2の連結体25(連結板25A、25B)における凹凸状嵌め合わせ部25dを省略してもよい。
このように、本第4実施形態の六方切換弁4においては、対向配置される一対の連結板25A、25Bの一部が対接せしめられる(対接板部25eが設けられる)ので、上記第2実施形態と同様の作用効果が得られることに加えて、連結体25の強度が向上して、軽量化に繋がるといった利点もある。
なお、上記第1〜第4実施形態の六方切換弁1〜4では、ヒートポンプ式冷暖房システムにおける六方切換弁を例示して説明したが、主弁ハウジング11(の主弁室12)に設けられるポートの数や位置、主弁ハウジング11の構成や形状、主弁ハウジング11(の主弁室12)内に配在される主弁体15の構成や形状等は、図示例に限られないことは勿論である。
また、上記第1〜第4実施形態の六方切換弁1〜4では、四方パイロット弁90を用いて主弁室12内で主弁体15を駆動する構成について説明したが、例えば四方パイロット弁90に代えてモータを用いて主弁室12内で主弁体15を駆動する構成でも良い。
また、本第1〜第4実施形態の六方切換弁1〜4は、ヒートポンプ式冷暖房システムのみならず、他のシステム、装置、機器類にも組み込めることは勿論である。
1 六方切換弁(流路切換弁)(第1実施形態)
2 六方切換弁(流路切換弁)(第2実施形態)
3 六方切換弁(流路切換弁)(第3実施形態)
4 六方切換弁(流路切換弁)(第4実施形態)
10 六方弁本体
11 主弁ハウジング
11A 上端側蓋部材
11B 下端側蓋部材
11a 第1ピストン部
11b 第2ピストン部
11c 胴体部
12 主弁室
13 第1主弁座(弁シート)
14 第2主弁座(弁シート)
15 主弁体
15A 第1スライド弁体
15B 第2スライド弁体
15a 第1スライド弁体の嵌合凸部
15b 第2スライド弁体の筒状部
15e 窪み面
16A 第1Uターン通路(連通路)
16B 第2Uターン通路(連通路)
16a 連通孔
17 圧力室
18 Oリング
19 圧縮コイルばね
21 第1ピストン
22 第2ピストン
25 連結体
25A、25B 一対の連結板(板材)
25C 一枚の連結板(板材)(第3実施形態)
25a 接続板部
25b 取付脚部
25c 支持板部
25d 凹凸状嵌め合わせ部
25e 対接板部(第4実施形態)
25s 連結体のストッパ部(第2実施形態)
31 第1作動室
32 第2作動室
51 上側貫通路(連通路)
90 四方パイロット弁
pA、pB、pC、pD、pE、pF ポート

Claims (11)

  1. ピストン及び主弁室が配在された筒状の主弁ハウジング、複数のポートが開口せしめられた弁シート面を持つ主弁座、前記主弁室内に軸線方向に移動可能に配在されるとともに、前記弁シート面に摺動自在に対接せしめられたスライド式の主弁体、及び前記ピストンの往復移動に伴って前記主弁体を移動させるための連結体を備え、前記主弁室内で前記連結体を介して前記主弁体を移動させることにより、連通するポート間が切り換えられるようにされた流路切換弁であって、
    前記連結体は、前記主弁座の弁シート面に対して直交する方向に配置された一枚又は複数枚の板材からなるとともに、前記ピストンと前記主弁体との間に延在する接続板部が、前記主弁座の弁シート面に対して直交する方向に視て前記ポートを避けた位置に配在されていることを特徴とする流路切換弁。
  2. 前記接続板部は、前記ポートから、前記軸線に対して垂直な方向にオフセットした位置に配在されていることを特徴とする請求項1に記載の流路切換弁。
  3. 前記主弁ハウジングの軸線に対して反対側に前記複数のポートが開口せしめられるとともに、前記主弁体は、一対のスライド弁体が前記主弁座の弁シート面に対して直交する方向で背中合わせの状態で配在されて構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流路切換弁。
  4. 前記連結体に、前記主弁体の移動規制を行うストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の流路切換弁。
  5. 前記ストッパ部は、前記主弁ハウジングに当接せしめられるようにされていることを特徴とする請求項4に記載の流路切換弁。
  6. 前記連結体は、逆向きに配置された同一寸法及び同一形状の一対の板材で構成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の流路切換弁。
  7. 前記一対の板材には、該一対の板材を相互に位置合わせするための凹凸状嵌め合わせ部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の流路切換弁。
  8. 前記一対の板材の一部同士が対接せしめられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の流路切換弁。
  9. 前記連結体は、一枚の板材で構成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の流路切換弁。
  10. 前記連結体は、前記主弁体が軸線方向に一体的に移動自在、かつ、前記主弁座の弁シート面に対して直交する方向に摺動自在に嵌合せしめられて支持される支持板部と、該支持板部から前記ピストンまで延びる前記接続板部とを有することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の流路切換弁。
  11. 前記主弁ハウジングは、前記ピストンが配在されるピストン部と前記主弁体が配在される胴体部とを有するとともに、前記ピストン部と前記胴体部とが異なる内径を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の流路切換弁。
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