JPH09262972A - インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置 - Google Patents

インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置

Info

Publication number
JPH09262972A
JPH09262972A JP8077026A JP7702696A JPH09262972A JP H09262972 A JPH09262972 A JP H09262972A JP 8077026 A JP8077026 A JP 8077026A JP 7702696 A JP7702696 A JP 7702696A JP H09262972 A JPH09262972 A JP H09262972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
pair
inks
textile printing
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8077026A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemasa Namiki
武政 双木
Hiroshi Tsunoda
博 角田
Kenji Negishi
健治 根岸
Kazuaki Itou
計章 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP8077026A priority Critical patent/JPH09262972A/ja
Publication of JPH09262972A publication Critical patent/JPH09262972A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4078Printing on textile

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質の良い捺染を行なうインク切換方法およ
びインクジェット布帛捺染装置を実現する。 【解決手段】 第1群のインクA〜Nの中から1つを選
んで1対のプリンタヘッドHD1,HD2に供給する第
1のインク供給状態と、第1群のインクA〜Nの中から
1つを選んでプリンタヘッドHD1に供給するとともに
第2群のインクA’〜N’の中から1つを選んでプリン
タヘッドHD2に供給する第2のインク供給状態との間
で切り換えを行うインク切換手段SXを具備することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインク切換方法およ
びインクジェット布帛捺染装置に関し、特に、カラー作
画のためのインク切換方法およびインクジェット布帛捺
染装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント織布の捺染には従来スクリーン
捺染装置が使用されてきたが、近年インクジェットプリ
ンタの発達に伴い、特開昭50−59108号公報や特
開昭54−18975号公報に見られるように、インク
ジェットプリンタを布帛の捺染に応用しようとする試み
がなされている。
【0003】カラー作画を行うときは例えばY(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(クロ)の4
原色が用いられる。これら4原色の各色毎にインクヘッ
ドが設けられ、各インクヘッドから吹きつけられたイン
クドットの組合せによって多様な色彩が表現される。
【0004】インクヘッドは所定のドットピッチでイン
クを噴射しながら布帛の表面を走査する。インクヘッド
は複数個のノズルを有し1走査で所定幅の帯領域を捺染
する。同一の帯領域が各色のインクヘッドで重複して走
査されインクドットの色の組合せが形成される。各イン
クヘッドの各ノズルからのインクの噴射は原画データに
基づいてコンピュータによって制御され、原画の複製が
布帛上にプリントされる。
【0005】布は絹、ウール、木綿等の天然繊維のもの
からポリエステル、アクリル、ナイロン等の合成繊維の
ものまで種類が多い。このような布帛の種類の違いに合
わせてそれぞれ適切なインクが選ばれる。例えば、木綿
等の植物性繊維に対しては反応性染料のインクが用いら
れ、ポリエステル等の合成繊維に対しては分散染料のイ
ンクが用いられる。したがって、インクジェット布帛捺
染装置においては、布帛の変更に合わせてインクの種類
を切り換える必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インクの種類の切り換
えはインク系統をインクタンクを含めて全部交換するこ
とでも行えるが、それでは時間がかかりインクのロスも
大きくなり不利である。インク系統をカートリッジ方式
にしインクカートリッジ毎に交換することも考えられる
が、大量のインクを入れるカートリッジが設置スペース
等の問題でうまく作れないため、長尺の布帛を捺染する
プリンタを実現することができない。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、品質の良い捺染を行なうイ
ンク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置を実現
することである。
【0008】また、本発明の目的は多種の布帛に対応す
るインク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置を
実現することである。また、本発明の目的は高速度の捺
染を行うインク切換方法およびインクジェット布帛捺染
装置を実現することである。
【0009】また、本発明の目的は高品位の捺染を行う
インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置を実
現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 (1)課題を解決するための第1の発明は、インクジェ
ットによって布帛を捺染するプリンタヘッドのインクを
切り換える方法であって、互いに規格が異なる複数のイ
ンクからなる第1群のインクの中から1つを選んで1対
のプリンタヘッドの双方に供給する第1のインク供給状
態と、前記第1群のインクの中から1つを選んで前記1
対のプリンタヘッドの一方に供給するとともに前記第1
群とは規格が異なりかつ互いに規格が異なる複数のイン
クからなる第2群のインクの中から1つを選んで前記1
対のプリンタヘッドの他方に供給する第2のインク供給
状態との間で切り換えを行うことを特徴とするインク切
換方法である。
【0011】なお、課題を解決するための第1の発明に
おいて、規格が異なるインクとは、布地または用途に応
じて種類が異なるインク、濃度が異なるインク、色調が
異なるインク、またはインク経路を洗浄する洗浄液を意
味するものとする。
【0012】第1のインク供給状態では、同一のインク
を1対のプリンタヘッドの双方に供給することにより高
速度の捺染を行う。第2のインク供給状態では、1対の
プリンタヘッドの一方と他方に規格の異なるインクを供
給することにより高品位の捺染を行う。また、インクを
第1群および第2群のインクの中からそれぞれ選ぶこと
により多種のインクまたは多種の布帛に対応する。
【0013】課題を解決するための第1の発明によれ
ば、1対のプリンタヘッドへの多種のインクの選択的供
給状態を第1の供給状態と第2の供給状態に切り換える
ようにしたので、多種のインクまたは多種の布帛に対応
し、高速度の捺染を行い、また、高品位の捺染を行うイ
ンク切換方法を実現することができる。
【0014】(2)課題を解決するための第2の発明
は、インクジェットによって布帛を捺染するプリンタヘ
ッドのインクを切り換える方法であって、インク供給経
路上前記プリンタヘッドの直前においてインク切換を行
うようにしたことを特徴とするインク切換方法である。
【0015】課題を解決するための第2の発明によれ
ば、インク供給経路上プリンタヘッドの直前においてイ
ンク切換を行うようにしたので、前のインクの影響を除
去することが容易になり、品質の良い捺染を行なうイン
ク切換方法を実現することができる。
【0016】(3)課題を解決するための第3の発明
は、1対のプリンタヘッドのインクを切り換えて布帛を
捺染するインクジェット布帛捺染装置において、互いに
規格が異なる複数のインクからなる第1群のインクの中
から1つを選んで前記1対のプリンタヘッドの双方に供
給する第1のインク供給状態と、前記第1群のインクの
中から1つを選んで前記1対のプリンタヘッドの一方に
供給するとともに前記第1群とは規格が異なりかつ互い
に規格が異なる複数のインクからなる第2群のインクの
中から1つを選んで前記1対のプリンタヘッドの他方に
供給する第2のインク供給状態との間で切り換えを行う
インク切換手段を具備することを特徴とするインクジェ
ット布帛捺染装置である。
【0017】なお、課題を解決するための第3の発明に
おいて、規格が異なるインクとは、布地または用途に応
じて種類が異なるインク、濃度が異なるインク、色調が
異なるインク、またはインク経路を洗浄する洗浄液を意
味するものとする。
【0018】第1のインク供給状態では、同一のインク
を1対のプリンタヘッドの双方に供給することにより高
速度の捺染を行う。第2のインク供給状態では、1対の
プリンタヘッドの一方と他方に規格の異なるインクを供
給することにより高品位の捺染を行う。また、インクを
第1群および第2群の中からそれぞれ選ぶことにより多
種のインクまたは多種の布帛に対応する。
【0019】課題を解決するための第3の発明によれ
ば、1対のプリンタヘッドへの多種のインクの選択的供
給状態を第1の供給状態と第2の供給状態に切り換える
ようにしたので、多種のインクまたは多種の布帛に対応
し、高速度の捺染を行い、また、高品位の捺染を行うイ
ンクジェット布帛捺染装置を実現することができる。
【0020】課題を解決するための第3の発明におい
て、前記インク切換手段は、互いに規格が異なる複数の
インクからなる第1群のインクの中から1つを選んで出
力する第1の選択手段と、前記第1群とは規格が異なり
かつ互いに規格が異なる複数のインクからなる第2群の
インクの中から1つを選んで出力する第2の選択手段
と、前記第1の選択手段の出力液と洗浄液の中から1つ
を選んで前記1対のプリンタヘッドの一方に供給する第
3の選択手段と、前記第2の選択手段の出力液と前記第
3の選択手段の出力液の中から1つを選んで前記1対の
プリンタヘッドの他方に供給する第4の選択手段とを具
備することが、インク切換手段を少数の選択手段で構成
する点で好ましい。
【0021】ここで、前記第1群のインクは第1の種類
の第1の濃度のインクと第2の種類の第1の濃度のイン
クからなり、前記第2群のインクは第1の種類の第2の
濃度のインクと第2の種類の第2の濃度のインクからな
ることが、例えば木綿とポリエステルのような代表的な
2種類の布帛に対応し、高速度の捺染を行い、また、高
品位の捺染を行う点で好ましい。
【0022】また、前記インク切換手段は、前記第1の
選択手段で前記第1の種類の第1の濃度のインクを選択
し、前記第3の選択手段で前記第1の選択手段の出力液
を選択し、前記第4の選択手段で前記第3の選択手段の
出力液を選択して、前記第1の種類の第1の濃度のイン
クを前記1対のプリンタヘッドの双方に供給するように
構成することが、第1の種類のインクで高速の捺染を行
う点で好ましい。
【0023】また、前記インク切換手段は、前記第1の
選択手段で前記第1の種類の第1の濃度のインクを選択
し、前記第2の選択手段で前記第1の種類の第2の濃度
のインクを選択し、前記第3の選択手段で前記第1の選
択手段の出力液を選択し、前記第4の選択手段で前記第
2の選択手段の出力液を選択して、前記第1の種類の第
1の濃度のインクを前記1対のプリンタヘッドの一方に
供給し、前記第1の種類の第2の濃度のインクを前記1
対のプリンタヘッドの他方に供給するように構成するこ
とが、第1の種類のインクで高品位の捺染を行う点で好
ましい。
【0024】また、前記インク切換手段は、前記第1の
選択手段で前記第2の種類の第1の濃度のインクを選択
し、前記第3の選択手段で前記第1の選択手段の出力液
を選択し、前記第4の選択手段で前記第3の選択手段の
出力液を選択して、前記第2の種類の第1の濃度のイン
クを前記1対のプリンタヘッドの双方に供給するように
構成することが、第2の種類のインクで高速の捺染を行
う点で好ましい。
【0025】また、前記インク切換手段は、前記第1の
選択手段で前記第2の種類の第1の濃度のインクを選択
し、前記第2の選択手段で前記第2の種類の第2の濃度
のインクを選択し、前記第3の選択手段で前記第1の選
択手段の出力液を選択し、前記第4の選択手段で前記第
2の選択手段の出力液を選択して、前記第2の種類の第
1の濃度のインクを前記1対のプリンタヘッドの一方に
供給し、前記第2の種類の第2の濃度のインクを前記1
対のプリンタヘッドの他方に供給するように構成するこ
とが、第2の種類のインクで高品位の捺染を行う点で好
ましい。
【0026】また、前記インク切換手段は、前記第3の
選択手段で前記洗浄液を選択し、前記第4の選択手段で
前記第3の選択手段の出力液を選択して、前記洗浄液を
前記1対のプリンタヘッドの双方に供給するように構成
することが、1対のプリンタヘッドの洗浄を行う点で好
ましい。
【0027】また、上記において、前記第1〜第4の選
択手段を3方弁とすることが、選択手段の出力側で他方
のインクの混入がない点で好ましい。また、課題を解決
するための第3の発明において、前記インク切換手段
は、互いに規格が異なる複数のインクからなる第1群の
インクの個々の供給路と前記1対のプリンタヘッドの一
方へのインク供給路との間を個々に開閉する第1の開閉
手段と、前記第1群とは規格が異なりかつ互いに規格が
異なる複数のインクからなる第2群のインクの個々の供
給路と前記1対のプリンタヘッドの他方へのインク供給
路との間を個々に開閉する第2の開閉手段と、前記1対
のプリンタヘッドの一方へのインク供給路と前記1対の
プリンタヘッドの他方へのインク供給路との間を開閉す
る第3の開閉手段とを具備することが、インク切換手段
を単純な開閉手段を用いて構成する点で好ましい。
【0028】ここで、前記第1群のインクは第1の種類
の第1の濃度のインクと第2の種類の第1の濃度のイン
クからなり、前記第2群のインクは第1の種類の第2の
濃度のインクと第2の種類の第2の濃度のインクからな
ることが、例えば木綿とポリエステルのような代表的な
2種類の布帛に対応し、高速度の捺染を行い、また、高
品位の捺染を行う点で好ましい。
【0029】また、前記1対のプリンタヘッドの一方へ
のインク供給路と前記1対のプリンタヘッドの他方への
インク供給路の少なくともいずれかに第4の開閉手段を
介して洗浄液の供給路を接続することが、プリンタヘッ
ドの洗浄を行う点で好ましい。
【0030】また、上記において、前記第1〜第3の開
閉手段をオン・オフ弁とすることが、開閉手段を単純化
する点で好ましい。 (4)課題を解決するための第4の発明は、プリンタヘ
ッドのインクを切り換えて布帛を捺染するインクジェッ
ト布帛捺染装置において、インク切換手段を前記プリン
タヘッドの直前のインク供給経路上に設けたことを特徴
とするインクジェット布帛捺染装置である。
【0031】課題を解決するための第4の発明によれ
ば、インク供給経路上プリンタヘッドの直前においてイ
ンク切換を行うようにしたので、前のインクの影響を除
去することが容易になり、高品質の捺染を行なうインク
ジェット布帛捺染装置を実現することができる。
【0032】(5)課題を解決するための第5の発明
は、プリンタヘッドを担持し布帛面上を走査するヘッド
キャリッジと、前記ヘッドキャリッジの走査経路に沿っ
て設けられたリニアエンコーダとを有するインクジェッ
ト布帛捺染装置において、前記リニアエンコーダをPE
Tフィルムを用いて構成したことを特徴とするインクジ
ェット布帛捺染装置である。
【0033】課題を解決するための第5の発明によれ
ば、リニアエンコーダをPETフィルムを用いて構成し
たので、高精度のリニアエンコーダを構成することがで
き、それによって、高品質の捺染を行なうインクジェッ
ト布帛捺染装置を実現することができる。
【0034】(6)課題を解決するための第6の発明
は、それぞれ所定色のインクを噴射する複数の単位プリ
ンタヘッドを担持して布帛の表面を走査するヘッドキャ
リッジを有するインクジェット布帛捺染装置において、
前記複数の単位プリンタヘッドに対応する複数のヘッド
拭き取り手段と、前記複数のヘッド拭き取り手段をそれ
ぞれ対応する前記単位プリンタヘッドの走査経路中に進
退させる進退手段とを設け、前記単位プリンタヘッドが
所定位置に来た際、該単位プリンタヘッドに対応する前
記ヘッド拭き取り手段を前記進退手段により走査経路中
に移動させるようにしたことを特徴とするインクジェッ
ト布帛捺染装置である。
【0035】課題を解決するための第6の発明によれ
ば、複数の単位プリンタヘッドに対応する複数のヘッド
拭き取り手段と、複数のヘッド拭き取り手段をそれぞれ
対応する単位プリンタヘッドの走査経路中に進退させる
進退手段とを設けたので、拭き取りを単位ヘッド毎に行
うことができ、それによって、高品質の捺染を行なうイ
ンクジェット布帛捺染装置を実現することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。 (基本的構成)図1に本発明の実施の形態の一例の装置
の基本的な構成を示す。本装置の構成によって本発明の
装置の実施の形態の一例を示す。本装置の動作によって
本発明の方法の実施の形態の一例を示す。
【0037】図1において、元巻10から巻ほどかれた
布帛11がローラ20および30の回転によって矢印の
方向に搬送されるようになっている。ローラ20および
30は円筒形をなしている。ローラ20および30は軸
方向(図1の紙面に垂直な方向)に布帛11の幅を越え
る長さを持っている。
【0038】ピンチローラ40は布帛11をローラ20
に押し付けるようになっている。ピンチローラ40もロ
ーラ20と同じ長さの円筒形のローラである。ピンチロ
ーラ40による押し付けによってローラ20の搬送力が
布帛11に的確に伝えられる。
【0039】布帛11はローラ20の回転速度に対応し
た搬送速度で搬送される。ローラ30はローラ20と同
じ速度で回転し布帛11を搬送する。ローラ20と30
の間には作画テーブル50が設けられる。布帛11は作
画テーブル50の上を搬送される。
【0040】プリンタヘッド60は作画テーブル50の
上で布帛11と対向し、インクを噴射して布帛11を捺
染するようになっている。プリンタヘッド60はヘッド
キャリッジ61に搭載されている。ヘッドキャリッジ6
1は例えば箱型に構成され、その中に後に詳しく説明す
るインク切換装置およびヘッドドライバを収容してい
る。
【0041】プリンタヘッド60は本発明におけるプリ
ンタヘッドの実施の形態の一例である。ヘッドキャリッ
ジ61は本発明におけるヘッドキャリッジの実施の形態
の一例である。
【0042】ヘッドキャリッジ61は図示しない駆動機
構によって駆動され、布帛11の表面を図1の紙面に垂
直な方向に走査するようになっている。ヘッドキャリッ
ジ61の1走査毎に布帛11は一定距離ずつステップ的
に搬送される。ヘッドキャリッジ61は走査を行わない
ときは布帛11の表面を外れた待機位置(ホームポジシ
ョン)で待機する。
【0043】ホームポジションを含みヘッドキャリッジ
61の全走査範囲にわたってリニアエンコーダ70が設
けられている。このリニアエンコーダ70に対応してヘ
ッドキャリッジ61には光センサ62が設けられ、ヘッ
ドキャリッジ61の走査方向の位置を検出するようにな
っている。リニアエンコーダ70は本発明におけるリニ
アエンコーダの実施の形態の一例である。
【0044】図2にプリンタヘッド60における単位ヘ
ッドの配列を示す。図2はプリンタヘッド60をそのイ
ンク噴射ノズルに面して見た図である。図2においてx
方向がプリンタヘッド60の走査方向、y方向が布帛1
1の搬送方向である。
【0045】図2において、イエローヘッドY1,Y
2、マゼンタヘッドM1,M2、シアンヘッドC1,C
2およびクロヘッドK1,K2はいずれも同一寸法の矩
形の単位ヘッドであり、それらが対角線の方向に配列さ
れている。これら単位ヘッドにおいて、イエローヘッド
Y1,Y2、マゼンタヘッドM1,M2、シアンヘッド
C1,C2およびクロヘッドK1,K2は、それぞれ本
発明における1対のプリンタヘッドの実施の形態の一例
である。
【0046】1つの単位ヘッドのノズル面は例えば図3
に示すようになっている。図3において、ノズルNZL
が32個ずつ2列に形成されている。各列のノズルのピ
ッチは例えば140μmであり、かつ2つの列は半ピッ
チずつずらして形成される。これによって、全体として
70μmピッチの64個のノズルが形成される。
【0047】本装置においては、プリンタヘッド60の
1走査毎に布帛11は単位ヘッドの1個分の距離もしく
は2個分の距離ずつ搬送される。単位ヘッド1個分の距
離ずつ搬送するときは、布帛11上で同一の帯状領域が
同色のヘッドで2度ずつ走査されることになる。すなわ
ち、例えばイエローヘッドY1が走査した帯状領域は次
にイエローヘッドY2で走査されることになる。その他
の単位ヘッドM1〜K2についても同様である。
【0048】このようにした場合、同色の2つの単位ヘ
ッドのインクを互いに濃度規格の異なるもの、例えば濃
いものと薄いものにしておくと、それらの使い分けある
いは組合せによりプリントの濃淡の階調を増やすことが
できる。したがって、高品位(高階調)の捺染を行うこ
とができる。
【0049】一方、単位ヘッド2個分の距離ずつ搬送す
るようにしたときは、同色の2つの単位ヘッドのインク
を同一の濃度にして2つの単位ヘッド(1対のプリンタ
ヘッド)をあたかも1個の単位ヘッドのように使用す
る。このようにすると、単位ヘッド2個分の幅が1走査
で捺染されるので捺染速度を2倍にすることができる。
すなわち、高速の捺染を行うことができる。
【0050】図4にインク系統の模式的構成を示す。図
4において、インクタンクTKのインクがインク供給経
路であるチューブTBを通じダンパDPおよびインク切
換装置SXを経てヘッドHDに供給される。インク切換
装置SXは本発明におけるインク切換手段の実施の形態
の一例である。
【0051】インクタンクTKは固定側に設置される。
ダンパDP、インク切換装置SXおよびヘッドHDはヘ
ッドキャリッジ61に収容される。インク切換装置SX
はヘッドHDの近傍の上流、最も好ましくは直前に設置
される。これによって、インク切換装置SXからヘッド
HDまでインク経路が短くなり、インクの種類を切り換
えたとき、前のインクの残りを捨てて新しいインクに切
り換えることが短時間で行え、また、インクのロスも少
ない。
【0052】インク供給系の構成をこのようにすること
により、インクタンクTKは大容量のものを固定側に配
置することができ、長尺な布帛の捺染に容易に対応する
ことができる。また、インクの交換ないし補給を行うこ
とも容易になる。
【0053】ヘッドHDは図示しないヘッドドライバで
駆動されてインク噴射を行う。ダンパDPはヘッドHD
の走行に伴うチューブTB内のインクの液流変動の影響
を緩衝する。
【0054】(インク切換装置)本装置においては、多
種類の布帛に対応できるように布帛に合わせた多種類の
インクが用意されインク切換装置SXによって切り換え
て使用されるようになっている。
【0055】図5に、1つの色の系統についてのインク
切換装置の概念図を示す。図5において、インク切換装
置SXに第1群の複数のインクA,B,C,…,Nおよ
び第2群の複数のインクA’,B’,C’,…,N’が
供給されるようになっている。
【0056】インクA,B,C,…,Nは互いに規格が
異なる複数のインクである。これらインクA〜Nは例え
ばイエロー等の同色の発色をするインクであるが、例え
ば互いに種類の異なる布帛用のインク、もしくは同種の
布帛用のインクであっても捺染効果の差異に応じて使い
分けられる別規格のインク等である。これらインクA〜
Nは、本発明における第1群のインクの実施の形態の一
例である。
【0057】インクA’,B’,C’,…,N’は第1
群とは規格が異なりかつ互いに規格が異なる複数のイン
クである。これらインクA’〜N’は例えばイエロー等
の同色の発色をするインクであるが、例えば互いに種類
の異なる布帛用のインク、もしくは同種の布帛用のイン
クであっても捺染効果の差異に応じて使い分けられる別
規格のインク等である。これらインクA’〜N’は、本
発明における第2群のインクの実施の形態の一例であ
る。
【0058】第1群と第2群ではアルファベット記号の
同一なもの同士が同種の布帛用のインク対である。な
お、第1群と第2群の間の規格の相違は例えば濃度の違
いとされる。
【0059】これら第1群のインクおよび第2群のイン
クの中から、布帛の種類に対応したインクがインク切換
装置SXにより選択されて、1対のプリンタヘッドHD
1,HD2に供給されるようになっている。
【0060】1対のプリンタヘッドHD1,HD2への
インク供給状態は2通り設定されている。1つは第1群
の1つインクを1対のプリンタヘッドHD1,HD2の
双方に供給する第1の供給状態である。この供給状態を
破線で示す。これは高速で捺染する時のインク供給状
態である。
【0061】他は第1群の1つインクをプリンタヘッド
HD1に供給し、第2群の1つインクをプリンタヘッド
HD2に供給する第2の供給状態である。この供給状態
を一点鎖線で示す。これは高品位の捺染を行う場合の
インク供給状態である。なお、このとき第1群と第2群
で対をなすインク同士が用いられる。
【0062】他の全ての単位色のインク系統についても
同様なインク切換装置がそれぞれ構成され、同様な捺染
が行えるようになっている。これによって、多種類の布
帛についてそれぞれ高速の捺染と高品位の捺染が行える
ようになる。
【0063】(3方弁を用いたインク切換装置)図6
に、布帛の種類を2種類にした場合のインク切換装置S
Xの一例のブロック図を示す。2種類の布帛の一方は例
えば木綿とされ他方は例えばポリエステルとされる。木
綿とポリエステルに対応できれば市場の需要の80〜9
0%に応じられる。
【0064】図6において、回転バルブV1のaポート
にインクタンクTKaからインクAが供給され、bポー
トにインクタンクTKbからインクBが供給される。回
転バルブV2にはaポートにインクタンクTKa’から
インクA’が供給され、bポートにインクタンクTK
b’からインクB’が供給される。
【0065】インクAは材質A(例えば木綿)の布帛用
のインクであり、インクBは材質B(例えばポリエステ
ル)の布帛用のインクである。インクA’およびB’は
それぞれ材質Aの布帛用およびBの布帛用のインクでは
あるが、ぞれぞれインクAおよびBとは濃度を異ならせ
たものである。
【0066】インクAは本発明における第1の種類の第
1の濃度のインクの実施の形態の一例である。インクB
は本発明における第2の種類の第1の濃度のインクの実
施の形態の一例である。インクA’は本発明における第
1の種類の第2の濃度のインクの実施の形態の一例であ
る。インクB’は本発明における第2の種類の第2の濃
度のインクの実施の形態の一例である。
【0067】回転バルブV3のaポートには洗浄液タン
クTKcから洗浄液が供給され、bポートには回転バル
ブV1のcポートの出力液が供給される。洗浄液は本発
明における洗浄液の実施の形態の一例である。
【0068】回転バルブV3のcポートの出力液はヘッ
ドHD1に供給される。この出力液の流路には分岐が設
けられ、分岐された流路が回転バルブV4のaポートに
接続される。
【0069】回転バルブV4のbポートには回転バルブ
V2のcポートの出力液が供給される。回転バルブV4
のcポートの出力液がヘッドHD2に供給される。回転
バルブVk(k:1〜4)は図7に示すように3つの切
換状態(バルブ位置(1)〜(3))を有する。図7に
おいて、バルブ位置(1)はストップ状態であり、流路
を遮断する状態である。バルブ位置(2)はbポートと
cポートを連通させる状態である。バルブ位置(3)は
aポートとcポートを連通させる状態である。
【0070】回転バルブV1〜V4はそれぞれ本発明に
おける第1の選択手段ないし第4の選択手段の実施の形
態の一例である。回転バルブV1〜V4の切換は図示し
ない制御装置によって制御される。回転バルブV1〜V
4の切換状態は制御装置にバルブ位置信号としてフィー
ドバックされる。また、インク識別信号および洗浄液識
別信号が制御装置に伝達される。これら制御系の信号経
路を破線によって示す。
【0071】ヘッドHD1およびHD2は同じ色のイン
ク用の単位ヘッドであり、例えば図2に示したイエロー
ヘッドY1およびY2である。マゼンタヘッドM1,M
2、シアンヘッドC1,C2およびクロヘッドK1,K
2についても全く同様なインク切換装置が設けられてい
る。
【0072】回転バルブV1〜V4としては例えば3方
弁が用いられる。3方弁の具体例を図8および図9に示
す。図8はLポートの3方ボールバルブ、図9はTポー
トの3方ボールバルブの例である。
【0073】図8に示すLポートの3方ボールバルブは
L字型の流路が形成されたボールBALの回転位置に応
じて同図(B)に示すようにbポートとcポートを連通
させる状態、または同図(C)に示すようにaポートと
cポートを連通させる状態にする。
【0074】図9に示すTポートの3方ボールバルブは
T字型の流路が形成されたボールBALの回転位置に応
じて同図(B)に示すようにbポートとcポートを連通
させる状態、または同図(C)に示すようにaポートと
cポートを連通させる状態にする。
【0075】次に、以上のように構成されたインク切換
装置SXの動作について説明する。なお、動作説明は1
つの色の系統についての説明で代表させるが、他の3つ
の系統についても全く同様である。
【0076】図10に各動作モードにおける各作動部の
作動状態を示す。動作モードは5つある。すなわち、材
質Aの布帛についての高階調プリント、同高速プリン
ト、材質Bの布帛についての高階調プリント、同高速プ
リントおよび洗浄の5つのモードである。
【0077】以下、各モードの動作について説明する。 (材質Aの布帛についての高階調プリント)このモード
では、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位
置は(3)、回転バルブV2のバルブ位置は(3)、回
転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4の
バルブ位置は(2)とされる。
【0078】これによって、図11に示すようなインク
供給経路が形成され、ヘッドHD1にインクAが供給さ
れ、ヘッドHD2にインクA’が供給されることとな
る。このとき布帛11は単位ヘッド1個分のピッチで搬
送され、濃度の異なる同色のインクによる2度描きによ
って高階調の作画が行われる。
【0079】(材質Aの布帛についての高速プリント)
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1
のバルブ位置は(3)、回転バルブV2のバルブ位置は
(1)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バ
ルブV4のバルブ位置は(3)とされる。
【0080】これによって、図12に示すようなインク
供給経路が形成され、ヘッドHD1およびヘッドHD2
に同一のインクAが供給されることとなる。このとき布
帛11は単位ヘッド2個分のピッチで搬送され、ヘッド
HD1およびヘッドHD2の並列使用により2倍速の作
画が行われる。
【0081】(材質Bの布帛についての高階調プリン
ト)このモードでは、図10に示すように、回転バルブ
V1のバルブ位置は(2)、回転バルブV2のバルブ位
置は(2)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回
転バルブV4のバルブ位置は(2)とされる。
【0082】これによって、図13に示すようなインク
供給経路が形成され、ヘッドHD1にインクBが供給さ
れ、ヘッドHD2にインクB’が供給されることとな
る。このとき布帛11は単位ヘッド1個分のピッチで搬
送され、濃度の異なる同色のインクによる2度描きによ
り、材質Bの布帛11につきそれ用のインクB,B’に
より高階調の作画が行われる。
【0083】(材質Bの布帛についての高速プリント)
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1
のバルブ位置は(2)、回転バルブV2のバルブ位置は
(1)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バ
ルブV4のバルブ位置は(3)とされる。
【0084】これによって、図14に示すようなインク
供給経路が形成され、ヘッドHD1およびヘッドHD2
に同一のインクBが供給されることとなる。このとき布
帛11は単位ヘッド2個分のピッチで搬送され、ヘッド
HD1およびヘッドHD2の並列使用により2倍速の作
画が行われる。
【0085】(洗浄)このモードでは、図10に示すよ
うに、回転バルブV1のバルブ位置は(1)、回転バル
ブV2のバルブ位置は(1)、回転バルブV3のバルブ
位置は(3)、回転バルブV4のバルブ位置は(3)と
される。
【0086】これによって、図15に示すようなインク
供給経路が形成され、ヘッドHD1およびヘッドHD2
に洗浄液が供給されることとなる。この洗浄液によって
回転バルブV3のcポートからヘッドHD1およびHD
2のノズルに到るインク流路が洗浄される。洗浄液とし
ては例えばジエチレングリコールと水を混ぜたものが用
いられる。
【0087】この洗浄は、例えばインクA(および
A’)からインクB(およびB’)への切換またはその
逆の切換を行うときに実施され、両インクが混じり合う
ことによって例えば凝集等の不都合が生じるのを防止し
ている。
【0088】なお、通常はインクAとBは混じり合って
も問題が生じないもの同士が選ばれるので、必ずしもイ
ンク切換の度に洗浄を行うことはしない。その場合、洗
浄はインクの切り換えで凝集等の問題が懸念される場合
等に所定の洗浄プログラムに従って実施することとな
る。
【0089】上記の各モードの作画において、回転バル
ブVkを切り換えた直後暫くはヘッドキャリッジ61の
ホームポジションでインク噴射もしくは吸引を続け新し
いインクが完全にプリンタヘッド60のノズルから噴射
される状態になってから捺染を開始する。
【0090】このようなインク切換装置は、上記の構成
により多様なプリント動作のためのインク切換を少ない
切換弁(回転バルブ)の使用により実現できる。また、
インクの切換をプリンタヘッドの直前の上流で行うよう
に構成したのでインク切換に伴うインクロスが極めて少
ない。さらにインク交換時のインクの凝固の危険性も無
くなる。
【0091】また、高速プリントから高階調プリントに
切り換えたとき濃度の異なるインクが混じり合うことに
よる階調の不具合も生じない。すなわち、例えば図12
に示す高速プリントのインク供給状態から図11に示す
高階調プリントのインク供給状態に切り換えたとき分岐
路BRにインクAが取り残され、このインクがヘッドH
D1からのインク噴射につれて本流MSに漏れ出して来
るが、分岐路BRのインクは本流MSのインクと同じイ
ンクなので全く問題は生じない。図14の状態から図1
3の状態へ切り換えた場合も同様である。
【0092】また、インク流路の切換に3方弁を用いる
ことにより、切換後は弁の出力側の系統(cポートの系
統)は他方のインク系統から完全に切り離されるように
なる。このため、切換後にも他系のインクが混入し続け
るという事態は生じない。
【0093】以上によって、本インク切換装置によれば
インク切換にともなって前のインクが混入することによ
るプリント品質の低下は生じず品質の良いプリント結果
を得ることができる。
【0094】分散染料のインクを用いた場合でインクの
沈降対策が必要な時は、インクタンクから切換弁へのイ
ンク供給経路を例えば図16に示すように構成すると良
い。なお、図16にはインクAとBの供給経路について
示したが、インクA’とB’の供給経路についても同様
である。
【0095】図16に示すように、インクAとBの切換
には回転バルブV1’が用いられる。回転バルブV1’
は4つのポートa〜dを持つ4方弁である。ここで、a
ポートにはインクAの供給路が接続される。bポートに
はインクBの供給路が接続される。cポートにはインク
の出力経路が接続される。dポートにはインクの戻り経
路が接続される。戻り経路にはポンプPMPが設けられ
る。
【0096】回転バルブV1’の切換によってaポート
とcポートを連通させた時は、bポートとdポートが連
通するようになっている。この状態を実線で示す。この
とき、インクAが選択されて出力経路に供給される。
【0097】一方、インクBは戻り経路に供給され、ポ
ンプPMPによってインクタンクTKbに戻される。こ
れによってインクBの循環が行われ、滞留によるインク
の沈降が防止される。
【0098】回転バルブV1’の切換によってbポート
とcポートを連通させた時は、aポートとdポートが連
通する。この状態を破線で示す。このとき、インクBが
選択されて出力経路に供給され、インクAが戻り経路の
ポンプPMPによってインクタンクTKaに戻される。
これによってインクAの循環が行われ、滞留による沈降
が防止される。
【0099】なお、切換直後は戻り経路に前のインクが
詰まっているので、その分を捨ててからインクタンクに
戻すようにするのはいうまでもない。 (オン・オフ弁を用いたインク切換装置)図17に、イ
ンク切換装置SXの他の構成の例を示す。これは、電磁
弁E1〜E6を用いてインク切換装置SXを構成した例
である。電磁弁E1〜E6はインクの流路を開閉するオ
ン・オフ弁である。これら電磁弁E1〜E6は、本発明
における開閉手段の実施の形態の一例である。
【0100】図17において、電磁弁E1の入力ポート
にはインクAの供給路が接続され、電磁弁E2の入力ポ
ートにはインクBの供給路が接続され、電磁弁E3の入
力ポートには洗浄液の供給路が接続され、電磁弁E4の
入力ポートにはインクA’の供給路が接続され、電磁弁
E5の入力ポートにはインクB’の供給路が接続される
ようになっている。
【0101】電磁弁E1〜E3の出力ポートは、ヘッド
HD1に連通するインク経路PAS1に連通するように
なっている。電磁弁E4およびE5の出力ポートは、ヘ
ッドHD2に連通するインク経路PAS2に連通するよ
うになっている。インク経路PAS1とPAS2の間に
は電磁弁E6が設けられている。
【0102】電磁弁E1〜E6の開閉は図示しない制御
装置から与えられる制御信号によって制御される。電磁
弁E1〜E6の開閉状態は制御装置にフィードバックさ
れる。また、インク種別信号および洗浄液識別信号が制
御装置に入力される。これら制御系の信号の経路を破線
で示す。
【0103】ヘッドHD1およびHD2は同じ色のイン
ク用の単位ヘッドであり、例えば図2に示したイエロー
ヘッドY1およびY2である。マゼンタヘッドM1,M
2、シアンヘッドC1,C2およびクロヘッドK1,K
2についても全く同様なインク切換装置が設けられてい
る。
【0104】次に、このように構成されたインク切換装
置SXの動作について説明する。なお、動作説明は1つ
の色の系統についての説明で代表させるが、他の3つの
系統についても全く同様である。
【0105】図18に各動作モードにおける各作動部の
作動状態を示す。動作モードは前述と同様に5つある。
すなわち、材質Aの布帛についての高階調プリント、同
高速プリント、材質Bの布帛についての高階調プリン
ト、同高速プリントおよび洗浄の5つのモードである。
【0106】以下、各モードの動作について説明する。 (材質Aの布帛についての高階調プリント)このモード
では、図18に示すように、電磁弁E1とE4がONと
され、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これに
よって、図19に示すように、ヘッドHD1にインクA
を供給し、ヘッドHD2にインクA’を供給するインク
経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Aの
布帛についての高階調プリントが行われる。
【0107】(材質Aの布帛についての高速プリント)
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E1とE
6がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされ
る。これによって、図20に示すように、ヘッドHD1
とHD2にインクAを供給するインク経路が形成され
る。この状態で、前述と同様に材質Aの布帛についての
高速プリントが行われる。
【0108】(材質Bの布帛についての高階調プリン
ト)このモードでは、図18に示すように、電磁弁E2
とE5がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFと
される。これによって、図21に示すように、ヘッドH
D1にインクBを供給し、ヘッドHD2にインクB’を
供給するインク経路が形成される。この状態で、前述と
同様に材質Bの布帛についての高階調プリントが行われ
る。
【0109】(材質Bの布帛についての高速プリント)
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E2とE
6がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされ
る。これによって、図22に示すように、ヘッドHD1
とHD2にインクBを供給するインク供給経路が形成さ
れる。この状態で、前述と同様に材質Bの布帛について
の高速プリントが行われる。
【0110】(洗浄)このモードでは、図18に示すよ
うに、電磁弁E3とE6がONとされ、その他の電磁弁
はすべてOFFとされる。これによって、図23に示す
ように、ヘッドHD1とHD2に洗浄液を供給する経路
が形成される。この状態で、前述と同様にヘッドHD1
とHD2の洗浄が−行われる。
【0111】なお、電磁弁E3の出力ポートはインク経
路PAS1の代わりにPAS2側に連通するようにして
も良い。このようなインク切換装置SXはインク切換手
段を単なる開閉手段を用いて構成できる点で好ましい。
また、開閉手段をオン・オフ弁(電磁弁)で実現するこ
とは開閉手段を単純化する点で好ましい。
【0112】(カプラを用いたインク切換)インク経路
の切換(選択)または開閉は、上記のような3方弁やオ
ン・オフ弁ばかりでなく、例えば図24に示すようなカ
プラを利用して行うようにしても良い。
【0113】このカプラは図24に示すように、着脱可
能なプラグPLGとソケットSKTからなる。プラグP
LGは筒型の構造になっており、その内部に円錐形の弁
VLV1とバネSPG1を有する。弁VLV1にはバネ
SPG1による押し出し力が作用している。
【0114】ソケットSKTも同様な構成になってお
り、その内部に円錐形の弁VLV2とバネSPG2を有
し、弁VLV2にバネSPG2の押し出し力が作用して
いる。プラグPLGとソケットSKTを結合した状態で
は、図24(A)に示すように弁VLV1とVLV2と
が先端で衝接して互いに押し合うことにより、プラグP
LGとソケットSKTの間に液体の流通経路(矢印)が
開成される。
【0115】プラグPLGとソケットSKTを分離する
と、図24(B)に示すように、プラグPLGにおいて
は弁VLV1がバネSPG1で押し出され、ソケットS
KTにおいては弁VLV2がバネSPG2によって押し
出されて、それぞれの先端部を塞ぐ。
【0116】すなわち、結合によって自ずと流通路を開
成し、分離によって自ずと流通路を封じるカプラとなっ
ている。このようなカプラを用いてインク切換装置を構
成した例を図25および図26に示す。
【0117】図25に示すインク切換装置SXは、図6
に示したインク切換装置において回転バルブV1〜V4
をカプラCPL1〜CPL4で置き換えたものとなって
いる。
【0118】ここで、各カプラCPLk(k:1〜4)
は、2系統のインク供給経路の先端にそれぞれソケット
SKTを設け、1系統のインク受入経路の先端にプラグ
PLGを設けたものとなっている。
【0119】ソケットSKTとプラグPLGの結合およ
び分離は図示しない制御装置からの制御信号によって制
御され、それによって、図6に示したインク切換装置と
同様な動作が行われる。
【0120】図26に示すインク切換装置SXは、図1
7に示したインク切換装置において電磁弁E1〜E6を
カプラCPL1〜CPL6で置き換えたものとなってい
る。ここで、各カプラCPLm(m:1〜6)は、ソケ
ットSKTとプラグPLGの対によって構成されてい
る。
【0121】ソケットSKTとプラグPLGの結合およ
び分離は図示しない制御装置からの制御信号によって制
御され、それによって、図17に示したインク切換装置
と同様な動作が行われる。
【0122】このようなカプラを用いたインク切換は手
動で行うようにすることもできる。その場合、操作者は
プラグPLGとソケットSKTの組合せを自在に選ぶこ
とができるので、インク供給経路の編集の自由度が大幅
に向上する。
【0123】以上、インク切換装置SXから導出する各
インク経路毎に1つのヘッドを設ける例を記載したが、
インク切換装置SX以降(下流)でインク経路を分岐
し、分岐したインク経路毎にヘッドをさらに接続して印
捺を行うように構成することで、印捺速度を一層向上さ
せることができる。
【0124】(リニアエンコーダ)本装置において、リ
ニアエンコーダ70は例えば図27に示すようにヘッド
キャリッジ61の走査方向(x方向)に沿って懸張され
たベルトBTで構成される。ベルトBTの材料としては
PET(ポリエチレンテレフタレート)からなるフィル
ムが用いられている。ベルトBTの寸法は例えば、長さ
が2500mm、幅8mm、厚さ0.5mmとされる。
【0125】PETは温度および湿度による伸びが極め
て小さくリニアエンコーダのベースとして極めて好適で
ある。この性質はアニール処理によってさらに向上させ
ることができる。
【0126】ベルトBT上には少なくともヘッドキャリ
ッジ61の走行範囲にわたって例えば図28に示すよう
な縞模様のパターンが形成されている。縞模様は透明部
分TPと不透明部分OPの繰返しによって形成され、繰
り返しのピッチは例えば140μmとされる。このとき
透明部分TPと不透明部分OPの幅は70μmずつとな
る。このような縞模様がベルトBTの幅全体にわたって
形成される。
【0127】このようなパターンは、例えば感光膜を塗
布したPETフィルムをレーザビームで露光し現像する
こと等によって形成される。レーザビーム描画によれば
容易に長尺物にパターンを形成することができる。
【0128】これによって長尺のリニアエンコーダを容
易に得ることができるので、本装置におけるように全長
2500mmのリニアエンコーダ70も容易に製作する
ことができる。
【0129】また、レーザビーム露光で描画されるパタ
ーンは不透明部分OPと透明部分TPの境界のエッジを
急峻に作ることができる。したがって、高精度のリニア
エンコーダを得ることができる。リニアエンコーダ70
の精度が高いのでヘッドキャリッジ61の位置検出が高
精度に行える。これによってインクドットの噴射位置の
精度が良くなり、したがって品質の良いプリント結果が
得られる。
【0130】比較のために金属ベルトを用いたリニアエ
ンコーダの例を挙げると、この種のリニアエンコーダは
例えばステンレス等の金属ベルトにエッチングによりス
リットパターンを穿つことによって構成される。その場
合、製作可能なリニアエンコーダの長さにはエッチング
装置の構造に基づく限度があり、例えば両面エッチング
によってスリットを形成する場合は1000mmが限度
であり、片面エッチングによる場合でも2000mmが
限度である。
【0131】すなわち金属ベルトを用いた場合は一般に
長尺物は作れない。しかも片側エッチングの場合はスリ
ットのエッジの鈍りが大きいので高精度のリニアエンコ
ーダに適しない。
【0132】金属ベルトでリニアエンコーダを作る場
合、エッチングの版下はPETフィルムにパターンを描
画することによって製作される。本装置におけるリニア
エンコーダもPETフィルムにパターンを描画すること
で製作される。したがって、いわば版下を作った段階で
すでにリニアエンコーダが出来上がることになり、金属
ベルトのものに比べて遙かに少ない工数で製作すること
ができる。
【0133】また、金属ベルトのリニアエンコーダはス
リットが穿たれるので引張りに対する強度が低下する
が、本装置におけるPETベルトには何らのスリットも
あけないので強度の低下はない。また、重量が軽いので
少ない張力で懸張することができ、懸張手段を簡略化す
ることができる。
【0134】また、不注意に触っても金属ベルトのよう
に手を切ることはなく、汚れても簡単に拭き取ることが
できるので取扱いが容易である。図29にリニアエンコ
ーダ70の取付け機構の一例を示す。図29において
(A)は正面図、(B)はB−B断面図である。同図に
示すように、リニアエンコーダ70の右端は支持板71
1および712の間にネジで挟持され、支持板712が
固定部713にネジ止めされている。
【0135】リニアエンコーダ70の左端は支持板71
4および715の間にネジで挟持され、支持板715が
ベース716にネジ止めされている。ベース716は固
定部717にネジ止めされている。
【0136】支持板715およびベース716は共にL
字形をしており、両者の左端の立ち上がり部分が対面す
るようになっている。これら立ち上がり部分がネジ71
8で結合される。
【0137】リニアエンコーダ70の懸張に際し、ネジ
718の締めつけを加減することによりリニアエンコー
ダ70に加わる張力を適切に調整する。上記の寸法のベ
ルトBTにおいては厚さは0.5mmであり、張力は7
00g〜1.2kgの範囲とすることが好ましい。70
0gを下回るとベルトBTのたるみが許容できない程大
きくなり、また1.2kgを越えるとベルトBTにカー
ルが生じるので不都合である。
【0138】なお、張力調整の際、支持板715とベー
ス716の間のネジ止めは緩くしておき、張力調整が済
んだ後に最終的に緊結するのはいうまでもない。図30
に左端の止め方の他の例を示す。図30において、
(A)は正面図(B)は下面図、(C)はC−C断面図
である。同図に示すように、リニアエンコーダ70の左
端が支持板721および722の間にネジで挟持され、
この挟持部がバネ723によってL字金具724に係合
されている。L字金具724の立ち上がり部分がL字形
のベース725の立ち上がり部分にネジ726によって
係合される。ベース725は固定部727にネジ止めさ
れる。ベース725は横断面が偏平なC字形となってお
り、支持板722およびL字金具724を収容する鞘と
もなっている。
【0139】このような構成とするより、リニアエンコ
ーダ70はバネ723の張力によって懸張されることと
なる。バネ723の張力はネジ726の締め方によって
調節される。この止め方は張力の調整がし易い点で好ま
しい。
【0140】なお、リニアエンコーダ70の左端部にマ
ークMKを設け、それを利用して張力調整を行うように
すると調整作業が一層容易になる点で好ましい。このよ
うなマークは図29の場合においても利用できることは
いうまでもない。
【0141】あるいは、他の張力調節法として、リニア
エンコーダ70の上辺に沿って極細の線を張り、この線
からのリニアエンコーダ70の中央部の上辺の下がりが
1mm程度となるように張力を調節する方法もある。こ
の方法は簡便かつ実用的な点で好ましい。
【0142】(ヘッドクリーナ)本装置においは、ヘッ
ドキャリッジ61のホームポジションの近傍にプリンタ
ヘッド60の表面を拭くヘッドクリーナが設けられる。
図31にヘッドクリーナの構成の一例を示す。
【0143】図31において、8個のブレードBL1〜
BL8が回転円板RPの周に沿って取り付けられてい
る。回転円板RPはヘッドキャリッジ61の走査方向
(紙面に垂直な方向)と交差する向きに設置される。ブ
レードBLi(i:1〜8)はプリンタヘッド60の表
面を拭くワイパーの役目をするもので例えばゴム等によ
って構成される。ブレードBLiは本発明におけるヘッ
ド拭き取り手段の実施の形態の一例である。
【0144】ブレードBLiはプリンタヘッド60の8
個の単位ヘッドY1〜K2のおのおのに対応して設けら
れる。拭き取り時は、回転円板RPを回転させてブレー
ドBLiを対応する単位ヘッドの拭き取り位置すなわち
対応する単位ヘッドの走査経路中に移動させるようにな
っている。回転円板RPの回転は図示しない制御装置に
よって制御されるようになっている。
【0145】拭き取り位置においてはヘッドキャリッジ
61の走査方向への移動によって拭き取り操作が行われ
る。拭き取りをしないときは回転円板RPはブレードB
Liが取り付けられていない部分を上にした状態で保持
される。回転円板RPは本発明における進退手段の実施
の形態の一例である。
【0146】プリンタヘッド60がホームポジション前
の所定位置に来たことを図示しない検知手段で検知する
と、そのプリンタヘッド60に対応したブレードが進退
手段により走査経路中に移動させられる。そして、ヘッ
ドY1はブレードBL1で、ヘッドY2はブレードBL
2で、…という対応で常に単位ヘッドに対応したブレー
ドにより、異なった種類のインクが混じることなくクリ
ーニングが行われる。
【0147】これによって、各単位ヘッドがそれぞれ専
用のブレードで拭き取られ、ノズルの先端に付着した余
分なインク等によるインク噴射の妨害が未然に防止され
る。拭き取りは例えばインク噴射が5万ドット等所定の
数に達する度に行われる。この場合、それぞれ専用のヘ
ッドで拭き取るようにしたので、別な色のインクがヘッ
ドに付着してプリント品質を落とすことがない。
【0148】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、課題を解決
するための第1の発明によれば、1対のプリンタヘッド
への多種のインクの選択的供給状態を第1の供給状態と
第2の供給状態に切り換えるようにしたので、多種のイ
ンクまたは多種の布帛に対応し、高速度の捺染を行い、
また、高品位の捺染を行うインク切換方法を実現するこ
とができる。
【0149】また、課題を解決するための第2の発明に
よれば、インク供給経路上プリンタヘッドの直前におい
てインク切換を行うようにしたので、前のインクの影響
を除去することが容易になり、品質の良い捺染を行なう
インク切換方法を実現することができる。
【0150】また、課題を解決するための第3の発明に
よれば、1対のプリンタヘッドへの多種のインクの選択
的供給状態を第1の供給状態と第2の供給状態に切り換
えるようにしたので、多種のインクまたは多種の布帛に
対応し、高速度の捺染を行い、また、高品位の捺染を行
うインクジェット布帛捺染装置を実現することができ
る。
【0151】また、課題を解決するための第4の発明に
よれば、インク供給経路上プリンタヘッドの直前におい
てインク切換を行うようにしたので、前のインクの影響
を除去することが容易になり、高品質の捺染を行なうイ
ンクジェット布帛捺染装置を実現することができる。
【0152】また、課題を解決するための第5の発明に
よれば、リニアエンコーダをPETフィルムを用いて構
成したので、高精度のリニアエンコーダを構成すること
ができ、それによって、高品質の捺染を行なうインクジ
ェット布帛捺染装置を実現することができる。
【0153】また、課題を解決するための第6の発明に
よれば、複数の単位プリンタヘッドに対応する複数のヘ
ッド拭き取り手段と、複数のヘッド拭き取り手段をそれ
ぞれ対応する単位プリンタヘッドの走査経路中に進退さ
せる進退手段とを設けたので、拭き取りを単位ヘッド毎
に行うことができ、それによって高品質の捺染を行なう
インクジェット布帛捺染装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置の基本的な構
成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置におけるプリ
ンタヘッドの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置におけるプリ
ンタヘッドの単位ヘッドの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク系統の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク切換装置の概念を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク切換装置の構成を示すブロック図である。
【図7】回転バルブの切換状態を示すブロック図であ
る。
【図8】3方バルブの構成を示す図である。
【図9】3方バルブの構成を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作状態を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図14】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図15】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図16】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク供給経路のブロック図である。
【図17】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作状態を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図20】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図21】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図22】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図23】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の動作説明図である。
【図24】カプラの構成を示す図である。
【図25】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク切換装置の構成を示すブロック図である。
【図27】本発明の実施の形態の一例の装置におけるリ
ニアエンコーダの構成を示す図である。
【図28】本発明の実施の形態の一例の装置におけるリ
ニアエンコーダの一部の詳細な構成を示す図である。
【図29】本発明の実施の形態の一例の装置におけるリ
ニアエンコーダの支持機構の構成を示す図である。
【図30】本発明の実施の形態の一例の装置におけるリ
ニアエンコーダの支持機構の構成を示す図である。
【図31】本発明の実施の形態の一例の装置におけるへ
ッドクリーナの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 元巻 11 布帛 20,30 ローラ 40 ピンチローラ 50 作画テーブル 60 プリンタヘッド 61 ヘッドキャリッジ 62 光センサ 70 リニアエンコーダ 90 巻取り枠 TK,TKa〜TKb’ インクタンク TKc 洗浄液タンク TB チューブ DP ダンパ SX インク切換装置 HD,HD1,HD2 ヘッド V1,V1’〜V4 回転バルブ BAL ボール PMP ポンプ E1〜E6 電磁弁 PLG プラグ SKT ソケット VLV1,VLV2 弁 SPG1,SPG2 バネ CPL1〜CPL6 カプラ BT ベルト BL1〜BL8 ブレード RP 回転円板

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットによって布帛を捺染する
    プリンタヘッドのインクを切り換える方法であって、互
    いに規格が異なる複数のインクからなる第1群のインク
    の中から1つを選んで1対のプリンタヘッドの双方に供
    給する第1のインク供給状態と、前記第1群のインクの
    中から1つを選んで前記1対のプリンタヘッドの一方に
    供給するとともに前記第1群とは規格が異なりかつ互い
    に規格が異なる複数のインクからなる第2群のインクの
    中から1つを選んで前記1対のプリンタヘッドの他方に
    供給する第2のインク供給状態との間で切り換えを行う
    ことを特徴とするインク切換方法。
  2. 【請求項2】 インクジェットによって布帛を捺染する
    プリンタヘッドのインクを切り換える方法であって、イ
    ンク供給経路上前記プリンタヘッドの直前においてイン
    ク切換を行うようにしたことを特徴とするインク切換方
    法。
  3. 【請求項3】 1対のプリンタヘッドのインクを切り換
    えて布帛を捺染するインクジェット布帛捺染装置におい
    て、互いに規格が異なる複数のインクからなる第1群の
    インクの中から1つを選んで前記1対のプリンタヘッド
    の双方に供給する第1のインク供給状態と、前記第1群
    のインクの中から1つを選んで前記1対のプリンタヘッ
    ドの一方に供給するとともに前記第1群とは規格が異な
    りかつ互いに規格が異なる複数のインクからなる第2群
    のインクの中から1つを選んで前記1対のプリンタヘッ
    ドの他方に供給する第2のインク供給状態との間で切り
    換えを行うインク切換手段を具備することを特徴とする
    インクジェット布帛捺染装置。
  4. 【請求項4】 前記インク切換手段は、互いに規格が異
    なる複数のインクからなる第1群のインクの中から1つ
    を選んで出力する第1の選択手段と、前記第1群とは規
    格が異なりかつ互いに規格が異なる複数のインクからな
    る第2群のインクの中から1つを選んで出力する第2の
    選択手段と、前記第1の選択手段の出力液と洗浄液の中
    から1つを選んで前記1対のプリンタヘッドの一方に供
    給する第3の選択手段と、前記第2の選択手段の出力液
    と前記第3の選択手段の出力液の中から1つを選んで前
    記1対のプリンタヘッドの他方に供給する第4の選択手
    段とを具備することを特徴とする請求項3に記載のイン
    クジェット布帛捺染装置。
  5. 【請求項5】 前記第1群のインクは第1の種類の第1
    の濃度のインクと第2の種類の第1の濃度のインクから
    なり、前記第2群のインクは第1の種類の第2の濃度の
    インクと第2の種類の第2の濃度のインクからなること
    を特徴とする請求項4に記載のインクジェット布帛捺染
    装置。
  6. 【請求項6】 前記インク切換手段は、前記第1の選択
    手段で前記第1の種類の第1の濃度のインクを選択し、
    前記第3の選択手段で前記第1の選択手段の出力液を選
    択し、前記第4の選択手段で前記第3の選択手段の出力
    液を選択して、前記第1の種類の第1の濃度のインクを
    前記1対のプリンタヘッドの双方に供給するように構成
    したことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット
    布帛捺染装置。
  7. 【請求項7】 前記インク切換手段は、前記第1の選択
    手段で前記第1の種類の第1の濃度のインクを選択し、
    前記第2の選択手段で前記第1の種類の第2の濃度のイ
    ンクを選択し、前記第3の選択手段で前記第1の選択手
    段の出力液を選択し、前記第4の選択手段で前記第2の
    選択手段の出力液を選択して、前記第1の種類の第1の
    濃度のインクを前記1対のプリンタヘッドの一方に供給
    し、前記第1の種類の第2の濃度のインクを前記1対の
    プリンタヘッドの他方に供給するように構成したことを
    特徴とする請求項5に記載のインクジェット布帛捺染装
    置。
  8. 【請求項8】 前記インク切換手段は、前記第1の選択
    手段で前記第2の種類の第1の濃度のインクを選択し、
    前記第3の選択手段で前記第1の選択手段の出力液を選
    択し、前記第4の選択手段で前記第3の選択手段の出力
    液を選択して、前記第2の種類の第1の濃度のインクを
    前記1対のプリンタヘッドの双方に供給するように構成
    したことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット
    布帛捺染装置。
  9. 【請求項9】 前記インク切換手段は、前記第1の選択
    手段で前記第2の種類の第1の濃度のインクを選択し、
    前記第2の選択手段で前記第2の種類の第2の濃度のイ
    ンクを選択し、前記第3の選択手段で前記第1の選択手
    段の出力液を選択し、前記第4の選択手段で前記第2の
    選択手段の出力液を選択して、前記第2の種類の第1の
    濃度のインクを前記1対のプリンタヘッドの一方に供給
    し、前記第2の種類の第2の濃度のインクを前記1対の
    プリンタヘッドの他方に供給するように構成したことを
    特徴とする請求項5に記載のインクジェット布帛捺染装
    置。
  10. 【請求項10】 前記インク切換手段は、前記第3の選
    択手段で前記洗浄液を選択し、前記第4の選択手段で前
    記第3の選択手段の出力液を選択して、前記洗浄液を前
    記1対のプリンタヘッドの双方に供給するように構成し
    たことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット布
    帛捺染装置。
  11. 【請求項11】 前記第1〜第4の選択手段を3方弁と
    したことを特徴とする請求項5〜10の何れか1つに記
    載のインクジェット布帛捺染装置。
  12. 【請求項12】 前記インク切換手段は、互いに規格が
    異なる複数のインクからなる第1群のインクの個々の供
    給路と前記1対のプリンタヘッドの一方へのインク供給
    路との間を個々に開閉する第1の開閉手段と、前記第1
    群とは規格が異なりかつ互いに規格が異なる複数のイン
    クからなる第2群のインクの個々の供給路と前記1対の
    プリンタヘッドの他方へのインク供給路との間を個々に
    開閉する第2の開閉手段と、前記1対のプリンタヘッド
    の一方へのインク供給路と前記1対のプリンタヘッドの
    他方へのインク供給路との間を開閉する第3の開閉手段
    とを具備することを特徴とする請求項3に記載のインク
    ジェット布帛捺染装置。
  13. 【請求項13】 前記第1群のインクは第1の種類の第
    1の濃度のインクと第2の種類の第1の濃度のインクか
    らなり、前記第2群のインクは第1の種類の第2の濃度
    のインクと第2の種類の第2の濃度のインクからなるこ
    とを特徴とする請求項12に記載のインクジェット布帛
    捺染装置。
  14. 【請求項14】 前記1対のプリンタヘッドの一方への
    インク供給路と前記1対のプリンタヘッドの他方へのイ
    ンク供給路の少なくともいずれかに第4の開閉手段を介
    して洗浄液の供給路を接続したことを特徴とする請求項
    12または13に記載のインクジェット布帛捺染装置。
  15. 【請求項15】 前記第1〜第4の開閉手段をオン・オ
    フ弁としたことを特徴とする請求項12〜14のいずれ
    か1つに記載のインクジェット布帛捺染装置。
  16. 【請求項16】 プリンタヘッドのインクを切り換えて
    布帛を捺染するインクジェット布帛捺染装置において、
    インク切換手段を前記プリンタヘッドの直前のインク供
    給経路上に設けたことを特徴とするインクジェット布帛
    捺染装置。
  17. 【請求項17】 プリンタヘッドを担持し布帛面上を走
    査するヘッドキャリッジと、前記ヘッドキャリッジの走
    査経路に沿って設けられたリニアエンコーダとを有する
    インクジェット布帛捺染装置において、前記リニアエン
    コーダをPETフィルムを用いて構成したことを特徴と
    するインクジェット布帛捺染装置。
  18. 【請求項18】 それぞれ所定色のインクを噴射する複
    数の単位プリンタヘッドを担持して布帛の表面を走査す
    るヘッドキャリッジを有するインクジェット布帛捺染装
    置において、前記複数の単位プリンタヘッドに対応する
    複数のヘッド拭き取り手段と、前記複数のヘッド拭き取
    り手段をそれぞれ対応する前記単位プリンタヘッドの走
    査経路中に進退させる進退手段とを設け、前記単位プリ
    ンタヘッドが所定位置に来た際、該単位プリンタヘッド
    に対応する前記ヘッド拭き取り手段を前記進退手段によ
    り走査経路中に移動させるようにしたことを特徴とする
    インクジェット布帛捺染装置。
JP8077026A 1996-03-29 1996-03-29 インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置 Pending JPH09262972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8077026A JPH09262972A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8077026A JPH09262972A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004096247A Division JP3724494B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ヘッドクリーナー付きヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09262972A true JPH09262972A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13622247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8077026A Pending JPH09262972A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09262972A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187458A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置および印字ヘッドへのインク供給方法
JP2002331674A (ja) * 2001-05-11 2002-11-19 Dainippon Printing Co Ltd インクジェット記録装置
JP2006175626A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP2009190376A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Seiko I Infotech Inc インクジェットプリンタのインク供給システム、インクジェットプリンタのインク供給方法、並びにインクジェットプリンタ
JP2010006052A (ja) * 2008-05-27 2010-01-14 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドユニット及びその製造方法
JP2010214968A (ja) * 2010-07-06 2010-09-30 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
US7959267B2 (en) 2006-11-29 2011-06-14 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus
JP2013007126A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Seiko Epson Corp インクジェット捺染方法、インクジェット捺染装置
JP2013129081A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Seiko Epson Corp 印刷装置、及び、インク戻し方法
JP2014111388A (ja) * 2008-05-27 2014-06-19 Seiko Epson Corp 切替部材
WO2015037646A1 (ja) * 2013-09-12 2015-03-19 ローランドディー.ジー.株式会社 インクジェットプリンタ、インクの充填方法、インク抜き取り方法、およびインク経路の洗浄方法
JP2017209893A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 セイコーエプソン株式会社 液体供給弁および流路システム並びに液体供給弁の使用方法
JP2020157675A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置
JP2020157674A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6425133U (ja) * 1987-07-25 1989-02-10
JPH0226750A (ja) * 1988-06-15 1990-01-29 Xerox Corp モノクローム、ハイライト又はプロセスカラーモードで作動するように適合されたサーマルインクジェットプリンタ
JPH03142249A (ja) * 1989-10-30 1991-06-18 Fujitsu Ltd 多色インクジェット装置
JPH07246713A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Canon Inc 画像形成装置
JPH07246710A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Canon Inc 液体噴射装置
JPH0839793A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 Canon Inc 布帛類および紙葉類にプリント可能なインクジェットプリンタとプリントシステム、該システムに用いられるインクおよび該システムを用いて製造された物品の製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6425133U (ja) * 1987-07-25 1989-02-10
JPH0226750A (ja) * 1988-06-15 1990-01-29 Xerox Corp モノクローム、ハイライト又はプロセスカラーモードで作動するように適合されたサーマルインクジェットプリンタ
JPH03142249A (ja) * 1989-10-30 1991-06-18 Fujitsu Ltd 多色インクジェット装置
JPH07246713A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Canon Inc 画像形成装置
JPH07246710A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Canon Inc 液体噴射装置
JPH0839793A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 Canon Inc 布帛類および紙葉類にプリント可能なインクジェットプリンタとプリントシステム、該システムに用いられるインクおよび該システムを用いて製造された物品の製造方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187458A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置および印字ヘッドへのインク供給方法
JP2002331674A (ja) * 2001-05-11 2002-11-19 Dainippon Printing Co Ltd インクジェット記録装置
JP4686054B2 (ja) * 2001-05-11 2011-05-18 大日本印刷株式会社 インクジェット記録装置
JP2006175626A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
US7959267B2 (en) 2006-11-29 2011-06-14 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus
JP2009190376A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Seiko I Infotech Inc インクジェットプリンタのインク供給システム、インクジェットプリンタのインク供給方法、並びにインクジェットプリンタ
JP2014111388A (ja) * 2008-05-27 2014-06-19 Seiko Epson Corp 切替部材
JP2010006052A (ja) * 2008-05-27 2010-01-14 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドユニット及びその製造方法
JP2010214968A (ja) * 2010-07-06 2010-09-30 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP2013007126A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Seiko Epson Corp インクジェット捺染方法、インクジェット捺染装置
US9102158B2 (en) 2011-06-23 2015-08-11 Seiko Epson Corporation Inkjet textile printing method and inkjet textile printing apparatus
JP2013129081A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Seiko Epson Corp 印刷装置、及び、インク戻し方法
WO2015037646A1 (ja) * 2013-09-12 2015-03-19 ローランドディー.ジー.株式会社 インクジェットプリンタ、インクの充填方法、インク抜き取り方法、およびインク経路の洗浄方法
US9469121B2 (en) 2013-09-12 2016-10-18 Roland Dg Corporation Inkjet printer
JP6013615B2 (ja) * 2013-09-12 2016-10-25 ローランドディー.ジー.株式会社 インクジェットプリンタ、インクの充填方法、インク抜き取り方法、およびインク経路の洗浄方法
JP2017209893A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 セイコーエプソン株式会社 液体供給弁および流路システム並びに液体供給弁の使用方法
JP2020157675A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置
JP2020157674A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09262972A (ja) インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置
JP2672767B2 (ja) プリント方法及び装置及びそのプリント物及び加工品
EP0566540B1 (en) Recording apparatus and method for the manufacturing of a product with this apparatus
US5485188A (en) Ink jet recording method employing inks, ink set, and apparatus for use with the inks
EP1955853B1 (en) Printer
JPH10168765A (ja) 捺染用プリンタ
JPH08302576A (ja) 捺染方法および装置
US6106623A (en) Printed sheet coating apparatus
JP2002029041A (ja) インクジェットプリンタ
JP3724494B2 (ja) ヘッドクリーナー付きヘッド
JPH09254366A (ja) プリント装置及びプリント製品の製造方法
JP2001187458A (ja) インクジェット記録装置および印字ヘッドへのインク供給方法
JP3226663B2 (ja) 画像出力装置、画像出力方法およびプリント物の製造方法
JP2704590B2 (ja) インクジェット印捺法
JP7385789B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP4487381B2 (ja) 記録ヘッド交換調整方法およびインクジェット記録装置
JP3610252B2 (ja) 記録装置
JP3549783B2 (ja) インクジェット捺染装置
WO2024058032A1 (ja) 圧力測定装置およびこれを備えた記録装置
WO2023210358A1 (ja) 印刷ユニットおよび記録装置
JPH04249177A (ja) 記録装置
KR20110127078A (ko) 잉크젯 날염 방법 및 잉크젯 날염 장치
WO2023210359A1 (ja) 印刷ユニットおよび記録装置
JPH11192727A (ja) インクジェットプリント装置
US20240042761A1 (en) Inkjet recording device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817