JP2001187458A - インクジェット記録装置および印字ヘッドへのインク供給方法 - Google Patents

インクジェット記録装置および印字ヘッドへのインク供給方法

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JP2001187458A
JP2001187458A JP37530599A JP37530599A JP2001187458A JP 2001187458 A JP2001187458 A JP 2001187458A JP 37530599 A JP37530599 A JP 37530599A JP 37530599 A JP37530599 A JP 37530599A JP 2001187458 A JP2001187458 A JP 2001187458A
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ink
unit
ink supply
switching
print head
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JP37530599A
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Yoshio Miyazawa
芳雄 宮澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジを交換する際の作業に伴
う手間やスループットの減退を解消し、また、インクカ
ートリッジを交換することなしに複数種のインクを同一
記録装置で使用し、互いに種類の異なるインクの混合を
防止することを可能にする。 【解決手段】 ノズル開口からインク滴を吐出する印字
ヘッド部、前記印字ヘッド部へインクを供給する複数の
インク供給手段を備えるインクジェット記録装置におい
て、前記印字ヘッド部へ供給するインク種に応じて、任
意のインク供給手段を選択可能な切替手段から構成され
る。この切替手段により、ユーザの所望するインク種を
有するインク供給手段からインクを印字ヘッドへ供給す
るために、任意のインク供給手段を選択できる。また、
互いに種類の異なるインクの混合を防止するために、洗
浄液供給手段とも切替可能とし、切替手段から印字ヘッ
ドまでのインク流路を洗浄可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク収容手段か
らインクの供給を受けて印字ヘッドのノズル開口部から
インク滴を吐出しながら記録媒体に印刷を行う印字装
置、及び印字ヘッドへのインク供給方法に関する。特
に、印字ヘッド部へ供給するインク種に応じて、任意の
インク供給手段または洗浄液供給手段を選択可能な切替
手段を有する印字装置およびその切替手段を利用したイ
ンク供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、印刷時の騒
音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形
成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多く
の印刷に使用されている。このようなインクジェット記
録装置は、インクカートリッジからのインクの供給を受
けるインクジェット式印字と、記録用紙を印字ヘッドに
対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、印字ヘッ
ドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向(主走査方向)に
移動させながら印字ヘッドに対して機械的圧力や熱エネ
ルギーを発生させることで記録用紙に対してインク滴を
吐出させることで記録が行われる。そしてキャリッジ上
に、例えばブラックインクおよびイエロー、シアン、マ
ゼンタの各カラーインクが吐出が可能な印字ヘッドを搭
載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでな
く、各インクの吐出割合を変えることにより、フルカラ
ー印刷を可能としている。
【0003】さらに昨今においては、カラー印刷時の品
質を向上させるために、ライトシアンおよびライトマゼ
ンタを加え、黒インクを含め合計6色のインクを使用す
る記録装置も提供されており、しかも大判紙など大量の
印刷をインクカートリッジを交換することなく可能にす
るインクジェット記録装置も要求されている。これに伴
って各印字ヘッドにインクを供給するためのインクカー
トリッジの容量も大型化せざるを得ず、例えばキャリッ
ジ上にではなく装置本体の両側の固定部に配置したカー
トリッジホルダ内に各インクカートリッジを着脱可能に
装填し、カートリッジホルダよりフレキシブルチューブ
等を介してインク供給路を介して印字ヘッドにインクを
供給するような構成の記録装置も提供されている。
【0004】一方、これらのインクジェット式印字ヘッ
ドは、その印字ヘッドの内部に形成された圧力発生室で
加圧したインクをノズル開口からインク滴として記録用
紙などの記録媒体に吐出させて印刷を行う関係上、ノズ
ル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇
や、インクの固化により、また塵埃の付着、さらには気
泡の混入などにより、印刷不良を起こすという問題を抱
えている。このために、インクジェット記録装置には、
非印刷時に印字ヘッドのノズル開口を封止して乾燥を防
止するためのキャッピング手段を備えている。
【0005】このキャッピング手段は、非印刷時、すな
わち印刷の休止時に前記したノズル開口のインクの乾燥
を防止する気密の蓋として機能するだけでなく、ノズル
開口に目詰まりが生じた場合には、キャッピング手段に
よりノズルプレートを封止し、キャッピング手段に接続
された吸引ポンプからの負圧により、すべてのノズル開
口からインクを吸引してノズル開口のインク固化による
目詰まりや、インク流路内への気泡混入によるインク吐
出不良を解消する機能をも備えている。
【0006】印字ヘッドの目詰まりや、インク流路内へ
の気泡の混入状態を解消させるためのインクの強制的な
吸引排出処理は、通常クリーニング操作と呼ばれ、装置
の長時間の休止後に印刷を再開する場合に自動的に実行
されたり、またユーザが記録画像の品質が悪化したのを
解消するためにクリーニングスイッチを手動操作した場
合などにインク滴を負圧により排出させる操作が実行さ
れる。
【0007】また、印字ヘッドに印刷とは関係のない駆
動信号を印加してインク滴を空吐出させる機能も備えて
おり、これはフラッシング操作と呼ばれ、クリーニング
操作時のワイピング等で生じた印字ヘッドのノズル開口
近傍の不揃いのメニスカスを回復させたり、また印刷中
にインク滴の吐出量の少ないノズル開口において、イン
クの増粘による目詰まりを防止する目的で一定周期ごと
に実行させる操作である。
【0008】他に、印刷中にインク滴の吐出量の少ない
ノズル開口において、インクの増粘による目詰まりを防
止する手段として、特願平9−238259号に掲載さ
れる記録ヘッドの洗浄方法がある。
【0009】ところで前記した記録装置においては、こ
れに用いられるインクの種類も多様化され、例えば染料
を素材としたもの、また顔料を素材としたもの、さらに
前記したライトシアンまたはライトマゼンタに代えて他
の特色のインクを用いるような要求も発生している。ま
た、インクの種類にはさまざまな違いが考えられる。例
えば、濃色系や淡色系のインク、同じ濃度の同じ色のイ
ンクであっても、発色性などが極端に良い高価なハイグ
レード用や一般に使用される安価なスタンダード用など
があり、使用者の用途に合わせ様々な種類のインクが使
用され、かつ、今後さらにその種類は増大していくもの
と考えられる。
【0010】このような状況において、インクジェット
記録装置は、印字ヘッドのノズル開口から吐出させるイ
ンク滴により多用な印刷に対応可能であるため、印刷目
的に応じてインクカートリッジを交換することが行うこ
とができる。即ち、現に装着されているインクカートリ
ッジとは異なる種類のインクによって印刷を行いたい場
合には、その現に装着されているインクカートリッジを
一旦取り外し、それに代えて、所望の種類のインクを有
するインクカートリッジを装着し直すことが行われてい
た。
【0011】しかし、ユーザが手作業によりインクカー
トリッジを脱着しなければならず、また、新たなインク
カートリッジを装着した直後は、印字ヘッドおよびイン
ク供給路には依然として、以前に装着されていたインク
カートリッジのインクが、インク供給路や印字ヘッドに
残存しているため、手間やスループットを損ね、交換当
初の印字品質が低下する。また、異なるインク種のイン
クが混合した場合に危険を伴う予期せぬ化学変化を起こ
してしまう可能性や粘性等の変化により目詰まりの原因
になるという問題が起こりうる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ユーザ
が、印刷目的に応じて現に装着されているインクカート
リッジとは異なる種類のインクによって印刷を行いたい
場合には、その現に装着されているインクカートリッジ
を一旦取り外し、それに代えて、所望の種類のインクを
有するインクカートリッジを装着し直すことが行われて
いた。かかるインクカートリッジの交換作業は、ユーザ
の手作業に因らなければならず、装着されているインク
カートリッジを取り外す作業および新たなインクカート
リッジを取り付ける作業を伴うため、手間がかかり、大
幅にスループットを減退させる原因になる。
【0013】また、インクカートリッジの交換時には、
以前に装着されていたインクカートリッジのインクが、
流路や印字ヘッドに残存しているため、交換当初の印字
品質が低下するという問題がある。
【0014】記録装置に異なる色のインクを収容した複
数のインクカートリッジを装着させて使用した場合、イ
ンクの適性がそれぞれ異なっていると記録用紙の上で混
ざり合ったときに所望の発色がされないばかりか、危険
を伴う予期せぬ化学変化を起こしてしまう可能性もあ
る。また、各国で定められた工業基準や環境基準に合わ
ない化学組成を使ってはならないことは言うまでもな
い。
【0015】異なるインク種のインクが混合した場合に
粘性等の変化により目詰まりがし易いという問題を抱え
ており、好ましくない現象が生じることが予想されるた
め、前記したクリーニング、フラッシングの動作が必要
になる。
【0016】また、特願平9−238259号には洗浄
液による印字ヘッドの洗浄手段および洗浄方法が掲載さ
れているが、該洗浄方法は、印字ヘッドを保管、輸送の
ために、インクの漏れや乾燥を防止し、印字ヘッドのノ
ズル開口の目詰まりを解消する事を目的とするものであ
る。従って、インク種の異なるインクカートリッジを使
用する場合に、印字ヘッドおよびインク流路を洗浄し、
該インクを印字ヘッド部へ供給する手段については何ら
開示していない。
【0017】ここで、インクカートリッジは一般にオン
キャリッジ型インクジェット記録装置のインク収容手段
を意味するが、オフキャリッジ型インクジェット記録装
置のインク収容手段についても同様のことがいえる。
【0018】本発明は、インクカートリッジを交換する
際の作業に伴う手間やスループットの減退を解消し、ま
た、ユーザがインクカートリッジを交換することなしに
複数種のインクを同一記録装置で使用し、印刷すること
を目的とする。
【0019】また、本発明により、インクカートリッジ
の交換前後の印字ヘッドに供給されるインク種の相違、
複数種のインクを同一記録装置で使用した場合の異なる
インク種の混合による、種々の弊害を解消することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、ノズル開口からインク滴を吐出する印字
ヘッド部、前記印字ヘッド部へインクを供給する複数の
インク供給手段を備えるインクジェット記録装置におい
て、前記印字ヘッド部へ供給するインク種に応じて、任
意のインク供給手段を選択可能な切替手段から構成され
る。この切替手段により、ユーザの所望するインク種を
有するインクカートリッジからインクを印字ヘッドへ供
給するために、任意のインク供給手段を選択できる。
【0021】本発明によれば、任意のインク供給手段を
選択可能な切替手段は、印刷時における操作方向に移動
する印字ヘッドのキャリッジに配備してもよく、インク
供給手段の途中に配備してもよく、インク収容手段に配
備してもよい。
【0022】また、インク収容手段は、オンキャリッジ
型の記録装置においてはキャリッジに搭載されるインク
カートリッジ、オフキャリッジ型の記録装置においては
インク供給チューブにより印字ヘッドにインクを供給す
るケースに設置されたものであってもよい。
【0023】特に、オフキャリッジ型の記録装置にあっ
ては、インク流路であるインク供給チューブが、オンキ
ャリッジ型の記録装置のものに比較して、長いために、
インク供給チューブまたは印字ヘッド内にて、互いにイ
ンク種の異なるインクを印字ヘッドに供給する場合に、
それらのインクが混合してしまう機会が多い。従って、
オフキャリッジ型の記録装置において、本発明の切替手
段およびインク供給方法の効果が大きいと考えられる。
【0024】さらに、本発明によれば、印字ヘッドへイ
ンクを供給するインク収容手段は、単一インク種のイン
ク収容手段を配備してもよく、また複数のインク収容手
段、複数インク種のインク収容手段を配備してもよい。
例えば、濃色系や淡色系のインク、同じ濃度の同じ色の
インクであっても、発色性などが極端に良い高価なハイ
グレード用や一般に使用される安価なスタンダード用な
どがあり、使用者の用途に合わせ様々なインク種のイン
ク収容手段が配備され得る。
【0025】また、これらのインク収容手段は、単一イ
ンク種のインク収容手段のみを配備でき、ユーザの手動
により交換することにより、所望されるインク種のイン
ク収容手段を選択することも可能だが、好ましくは、所
望されるインク種が複数ある場合には、その複数インク
種のインク収容手段を同時に配備可能であり、それぞれ
のインク収容手段に対応したインク流路によって各イン
ク収容手段は印字ヘッドへ連通し、任意のインク流路を
選択可能な切替手段によって、インク手段を選択するこ
とにより、所望されるインク種のインク収容手段を選択
する。
【0026】本発明における切替手段は、任意のインク
供給手段を選択可能な公知の技術により構成され得る。
例えば、特開昭58−71170号公報に開示される切
替弁がある。
【0027】さらに、本発明においては、ノズル開口か
らインク滴を吐出する印字ヘッド部、前記印字ヘッド部
へインクを供給する複数のインク供給手段、前記印字ヘ
ッド部へ洗浄液を供給する洗浄液供給手段、前記インク
供給手段を介して前記印字ヘッド部へ連通しているイン
ク収容手段、前記洗浄液供給手段を介して前記印字ヘッ
ド部へ連通している洗浄液収容手段、および任意のイン
ク供給手段または洗浄液供給手段を選択可能な切替手
段、から構成されるインクジェット記録装置において、
前記切替手段が、前記印字ヘッド部へ供給するインク種
に応じ、任意のインク供給手段または洗浄液供給手段を
選択する。それによって、インク種の異なるインクを印
字ヘッドへ供給する際に、一旦、洗浄液により印字ヘッ
ド内を洗浄することができる。この洗浄により、その
後、互いにインク種の異なるインクが混合することな
く、印字ヘッドへインクを供給することができるので、
上記の弊害を防止することができる。
【0028】本発明においては、前記切替手段が、前記
印字ヘッド部へ供給するインクのインク種が同一の場合
であっても洗浄液供給手段を選択し、洗浄液により印字
ヘッド内を洗浄することができるが、好ましくは、該イ
ンクのインク種が異なる場合に洗浄液供給手段を選択
し、洗浄液により印字ヘッド内を洗浄することが望まし
い。
【0029】かかる洗浄に代えて、クリーニング操作、
フラッシング操作または空吐出等を行ってもよいが、印
字ヘッドおよびインク流路内での互いに異なる種類のイ
ンクが混合することを完全に防止するには、洗浄液によ
る洗浄を行うことが最適である。
【0030】また、該洗浄液については、特に限定しな
いが、水性インク、油性インク等のインク種に応じた複
数種の洗浄液を使用してもよく、水性インクおよび油性
インクの両者に適用できる界面活性剤を含む洗浄液を使
用してもよい。特に、油性インクを使用した場合には、
イソプロパノール系などの洗浄液の使用を必要とするた
め、複数種の洗浄液を要する場合も考えられる。
【0031】本発明においては、一のインク種のインク
収容手段から他のインク種のインク収容手段に、ユーザ
が交換する間に、および/または切替手段が他のインク
種のインク収容手段を選択するよう切替える間に、一
旦、該切替手段が洗浄液供給手段と印字ヘッドとを連通
させ、印字ヘッド内を洗浄することが好ましい。具体的
には、切替手段は、第1インク種のインク収容手段に対
応するインク供給手段から、次に洗浄液供給手段、続い
て、第2インク種のインク収容手段に対応するインク供
給手段の順で選択する手法がある。
【0032】また、切替手段は、ユーザが手動によって
直接任意のインク供給手段または洗浄液供給手段を選択
してもよく、また、当該インクジェット記録装置にあら
かじめ操作パネルを配備して、ユーザがその操作パネル
に入力した命令に対応した信号を切替手段に出力し、該
切替手段を切替えることにより、任意のインク供給手段
または洗浄液供給手段を選択してもよい。さらに、当該
インクジェット記録装置の外部にPCを配備して、ユー
ザがそのPCに入力した命令に対応した信号を切替手段
に出力し、該切替手段を切替えることにより、任意のイ
ンク供給手段または洗浄液供給手段を選択してもよい。
さらに、当該インクジェット記録装置の外部にPCを配
備して、インク収容手段の交換前後のインク収容手段の
インク種の信号を外部コンピュータへ出力し、それらの
信号比較し、それに対応した外部コンピュータの信号に
応じて、該切替手段を切替えることにより、任意のイン
ク供給手段または洗浄液供給手段を選択してもよい。
【0033】また、切替手段は、手動で制御してもよ
く、または自動制御可能なモータドライブ等により自動
で動作させてもよい。
【0034】本実施例において、インク供給手段とは、
インクを収容するインク収容手段と、インク収容手段か
ら切替手段を介して印字ヘッド部までのインク流路とを
含む概念である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0036】本発明にかかるインクジェット記録装置に
ついて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0037】各図は、理解を容易にするために、ある程
度、誇張または強調されて描かれている。
【0038】図1には、オフキャリッジ型インクジェッ
ト記録装置の一実施例の概略斜視図である。
【0039】タイミングベルト102を介して駆動モー
タ104に接続された印字ヘッド部150、印字ヘッド
部150の走査方向の動作をフレキシブルケーブル10
8を介して制御する制御装置110、印字ヘッドへイン
クを供給するインク収容手段120、印字ヘッドとイン
ク収容手段とを連通するインク流路130、任意のイン
ク収容手段を印字ヘッドへ連通させるために任意のイン
ク供給手段を選択できる切替手段140、を有する。
【0040】非印字領域には、非印刷時に印字ヘッド1
50を封止してノズル開口の目詰まりを防止するととも
に、ポンプユニット112から負圧の供給を受けて印字
ヘッドにインクを充填するキャッピングユニット114
が配置されている。
【0041】ここで、インク流路130、インク収容手
段120、洗浄液流路131、洗浄液収容手段121お
よび切替手段140の数は限定しない。また、図1にお
いて図示するように、インク収容手段120、洗浄液収
容手段121は、印字ヘッドからのインクの逆流を防止
するために、横並びにするのが好適である。しかし、配
置の仕方を限定するものではなく、配置の仕方は任意で
ある。切替手段140は、単一構造であってもよく、複
数構造であってもよい。また、記録装置内に一体的にで
設置してもよく、記録装置とは独立に設置してもよい。
【0042】本実施例において、Y1、Y2、Y3は互
いにインク種の異なるイエロー色のインク、M1、M
2、M3は互いにインク種の異なるマゼンダ色のイン
ク、C1、C2、C3は互いにインク種の異なるシアン
色のインクを示す(以下同様)。
【0043】図1の実施例では、各インク収容手段12
0および各洗浄液収容手段121から切替手段140
へ、各収容手段ごとにインク流路130または洗浄液流
路131が連通し、さらに、インク流路または洗浄液流
路135が切替手段140にて選択された種類のインク
または洗浄液を印字ヘッド150へ連通する。従って、
切替手段140から印字ヘッド150までのインク流路
または洗浄液流路135は、インクの色数になってお
り、互いに種類の異なる同色のインクが切替手段140
から印字ヘッド150までは、同一流路を流れる。ま
た、洗浄液も、切替手段140から印字ヘッド150ま
では、インク流路と同一流路を流れる。したがって、互
いに種類の異なるインクの混合はインク流路または洗浄
液流路135にて起こり得るが、切替手段140が洗浄
液供給手段を選択することによって、そのインク流路ま
たは洗浄液流路135を洗浄できるため、互いに種類の
異なるインクを混合させることなく、同一の印字ヘッド
にて、かつノズル開口数を増加することなく、使用する
ことが可能である。
【0044】図2には、切替手段の一実施例を示す。
(a)は断面図、(b)は正面図である。201は切替弁筐
体、202は出入口板、200は弁パッキンホルダ、2
10はゴム製の弁パッキン、220はバネであり図のよ
うに弁パッキンホルダ200は弁パッキン210を保持
して弁筐体180内に装着されたバネ220で弁パッキ
ン210と出入口板190が押圧された状態で組み立っ
ている。出入口板190には、その中部にヘッドへイン
ク導管を介して接続される開口230、その周りに一の
インク収容手段へ接続される開口240、一のインク収
容手段内のインク種と異なるインク種を有する他のイン
ク収容手段または洗浄液収容手段へ接続される開口26
0が設けられており、弁パッキン210には図のように
中部にある開口230と周りの開口260とを接続する
流路280が設けられている。図の状態では印字ヘッド
への開口230とインク収容手段への開口240が接続
された状態にあり他の開口260は閉じられている。弁
パッキンホルダ200の尾部290を回転すると、流路
280の位置が変わり、その回転の180度毎に印字ヘ
ッドへの開口230と接続する開口が開口240から開
口260へ、さらに回転すると元の開口240へ接続す
る開口が変化する。従って、図における位置で保持する
ことにより、一のインク収容手段からインクが印字ヘッ
ドへ供給され、他のインク収容手段または洗浄液収容手
段へ接続する場合には、弁パッキンホルダ200を18
0度回転することにより達成される。再度、一のインク
収容手段から印字ヘッドへインクを供給する場合には、
弁パッキンホルダ200をさらに180度回転すること
により達成される。
【0045】図3には切替手段の他の実施例を示す。中
部にある開口330の周りに開口340、350、36
0を設け、弁パッキンホルダ300を120度回転する
毎に印字ヘッドへ接続する開口が開口340から開口3
50へ、再度回転すると開口350から開口360へ、
さらに回転すると開口360から元の開口340へと印
字ヘッドと接続する開口が変化する。
【0046】図4には切替手段のさらに他の実施例を示
す。中部にある開口430の周りに開口440、45
0、460、470を設け、弁パッキンホルダ400を
90度回転する毎に印字ヘッドへ接続する開口が開口4
40から開口450へ、さらに回転すると開口450か
ら開口460へ、さらに回転すると開口460から開口
470へ、さらに回転すると開口470から元の開口4
40へと印字ヘッドと接続する開口が変化する。
【0047】さらに、中部にある開口230、330、
430の周りに有る開口の数は増設することができ、特
定の数には限定しない。
【0048】図5には、切替手段のさらに他の実施例を
示す。その(a)は断面構造図、(b)、(c)は概略動作図
である。図2ないし図4はロータリー式であったのに対
し、この切り替え弁はスライド式である。520は弁パ
ッキンホルダであり、ゴム製の弁パッキン530を保持
しているバネ540で弁筐体500の内面に弁パッキン
53を押圧するようにスライダ510内に装着されてい
る。弁筐体500には印字ヘッド、インクタンクまたは
洗浄液への開口として開口550、560、590がス
ライダ510のスライダ方向と平行に直線上に並んで設
けられている。弁筐体500の内側のみへの開口570
は開口560と開口590との間に設けられ、弁筐体5
00の内側に湾曲する流路580で開口550に接続し
ている。弁パッキン530にはそれぞれの開口550、
560、570、590の接続を変える流路595が設
けられ、図(a)のようにスライダ510が右端にあると
き開口560と開口570が接続されている。スライダ
510が左方向へ移動するに従い準じ接続する開口が変
化するが、その模様を図(b)、(c)の概略動作図で示
す。図(b)は、弁パッキン530が左方向へ移動し、開
口570と開口590とを接続し、開口560は閉じら
れた状態である。さらに弁パッキン530が左方向へ移
動すると流路595は開口590のみと対抗する位置に
なり、開口550は閉じられた状態である。尚、弁筐体
500内へ開口550が弁パッキン530から解放さ
れ、開口550が大気と通じるように設計することもで
きる。
【0049】図6には、上記の切替弁を使用したインク
収容手段から印字ヘッドへのインク供給システムの実施
例の概略図を示す。インク収容手段620(本実施例に
おいて、Y1、Y2は互いにインク種の異なるイエロー
色のインク、M1、M2は互いにインク種の異なるマゼ
ンダ色のインク、C1、C2は互いにインク種の異なる
シアン色のインクを示す。以下同様)からインク流路6
30を介して切替弁640に通じ、さらにインク流路6
35を介して印字ヘッド650へインクを供給する。こ
こで、インク収容手段620には、それぞれ2種類ずつ
のイエロー、マゼンダおよびシアンのインクが設けられ
ており、それぞれのインク収容手段からインク流路63
0を介して切替弁640へ通ずる。それぞれのインク色
に対して1つの切替弁を使用し、各インク色におけるイ
ンク種を任意に選択し、インク流路635を介して印字
ヘッドへその選択されたインクを供給することができ
る。
【0050】例えば、Y1、Y2に着目した場合、Y1
およびY2のインクは、それぞれインク流路630Y
1、630Y2を介し、図2の切替弁における開口24
0、260へ通じる。ここで、印字ヘッドへの開口23
0と開口240とを接続し、それによってY1のインク
を印字ヘッドへ供給することができ、弁パッキンホルダ
200を回転させることによって、印字ヘッドへの開口
230と開口260とを接続することによってインク流
路635を介してY1またはY2のいずれかの種類のイ
ンクを印字ヘッドへ供給することができる。インク流路
630Y1、630Y2は、それぞれ同種のインクが通
過する。一方、インク流路635は異なる種類のインク
種が通過する。同様のことは、M1、M2およびC1、
C2についてもいえる。
【0051】図7には、図6のインク供給システムに、
さらに洗浄液収容手段710および洗浄液流路715を
付加したものである。この実施例においては、各インク
色に対する切替弁に図3の切替弁を使用し、開口34
0、350、360のうち1の開口を洗浄液を通じるた
めの開口とする。
【0052】例えば、Y1、Y2に着目した場合、Y1
およびY2のインクは、それぞれインク流路730Y
1、730Y2を介し、図3の切替弁における開口34
0、360へ通じる。洗浄液収容手段710は洗浄液流
路715を介して図3の切替弁における開口350へ通
じる。ここで、印字ヘッドへの開口330と開口340
とを接続し、それによってY1のインクを印字ヘッドへ
供給することができ、弁パッキンホルダ300を回転さ
せることによって、印字ヘッドへの開口330と開口3
50とを接続し、それによって洗浄液収容手段710の
洗浄液を印字ヘッドへ供給することができ、さらに、弁
パッキンホルダ300を回転させることによって、印字
ヘッドへの開口330と開口360とを接続し、それに
よってY2のインクを印字ヘッドへ供給することができ
る。インク流路730Y1、730Y2は、それぞれ同
種のインクが通過する。一方、インク流路735は異な
る種類のインク種が通過する。したがって、インク流路
735から印字ヘッドまでは洗浄液により洗浄されるこ
とが好ましいが、本実施例においては、後述のとおり洗
浄が可能である。さらに、図3における流路同様のこと
は、M1、M2およびC1、C2についてもいえる。
【0053】図8には、上記の切替弁を使用したインク
収容手段から印字ヘッドへのインク供給システムの他の
実施例の概略図を示す。インク収容手段820からイン
ク流路830を介して切替弁840に通じ、さらにイン
ク流路835を介して印字ヘッド850へインクを供給
する。ここで、インク収容手段820には、それぞれ3
種類ずつのイエロー、マゼンダおよびシアンのインクが
設けられており、それぞれのインク収容手段からインク
流路830を介して切替弁840へ通ずる。それぞれの
インク色に対して1つの切替弁を使用し、各インク色に
おけるインク種を任意に選択し、インク流路635を介
して印字ヘッドへその選択されたインクを供給すること
ができる。
【0054】例えば、図7において、洗浄液収容手段7
10および洗浄液流路715をそれぞれインク収容手段
840Y3およびインク流路830Y3に置き換えた場
合に、相当する。この場合にも、図3の切替弁を使用す
ればよい。
【0055】図9には、図8のインク供給システムに、
さらに洗浄液収容手段910および洗浄液流路915を
付加したものである。この場合も、前述した実施例に倣
い、任意のインク種のインク収容手段から印字ヘッドへ
インクを供給することができ、または、洗浄液収容手段
から印字ヘッドへ洗浄液を供給することができる。この
実施例の場合は、図4の切替弁を切替弁940に使用す
ればよい。
【0056】さらに多くのインク収容手段を増設するこ
とは容易であり、また、さらに多くの開口を有する切替
弁を選択することも容易である。洗浄液収容手段につい
ても一種類の洗浄液のみならず、複数種の洗浄液を印字
ヘッドへ供給するために、複数の洗浄液収容手段を設け
ることができる。
【0057】また、図7、9に示したとおり、洗浄液収
容手段710、910は、切替弁740、940に洗浄
液流路715、915を介して切替弁740、940通
じ、洗浄液をインク流路735、935を介して印字ヘ
ッドへ供給するため、印字ヘッドのみならず、各インク
色でそれぞれ共通に使用されるインク流路735、93
5に残存するインクをも排除できる。さらに、図7、9
で使用される切替弁740、940、即ち、図3、4の
切替弁の流路380、480は、各インク種および洗浄
液に共通に使用されているので、印字ヘッドへ供給する
インク種を変更する毎に洗浄液を該流路380、480
に流すことによって、該流路380、480に残存する
インクをも排除できる。従って、互いに異なるインク種
の混合を完全に防止することができる。
【0058】図10には、オフキャリッジ型プリンタの
実施例の概略斜視図が示されている。構成要素は、図1
におけるオフキャリッジ型プリンタの実施例と同様であ
るが、切替手段1040が、印字ヘッド1050と一体
として取り付けられ、印刷時には印字ヘッド1050と
共に走査する。
【0059】図10の実施例においては、互いに種類の
異なるインクが通過する同一インク流路が短いため、図
1、図11の実施例に比較し、洗浄の重要性がそれほど
大きくなく、また、洗浄液の流量が少量で足りる。
【0060】図11(a)には、オフキャリッジ型プリン
タの他の実施例の概略斜視図が示されている。構成要素
は、図1におけるオフキャリッジ型プリンタの実施例と
同様であるが、切替手段1140が、インク収容手段1
120と一体として取り付けられている。本実施例の場
合、(b)に図示するように、切替手段1140と互いに
インク種の異なる複数のインク収容手段1120とを組
み合わせた結合体として取引可能である。
【0061】図12には、オンキャリッジ型インクジェ
ット記録装置の一実施例の概略斜視図である。
【0062】タイミングベルト1202を介して駆動モ
ータ1204に接続されたキャリッジ1206には、上
側にブラックインクを収容したブラックインクカートリ
ッジ1232を格納する収容室1236と、カラーイン
クを収容したカラーインクカートリッジ1234を格納
する収容室1237、また下側には、所望のインク種の
インクカートリッジを選択し、印字ヘッドへ所望の種類
のインクを供給できる切替手段1240が設置されてい
る。その切替手段の下側にインクの供給を受ける印字ヘ
ッド1250が設けられている。また、切替手段124
0は洗浄液流路1215と接続し、その切替手段124
0が洗浄液流路1215を選択することにより、洗浄液
収容手段1210が洗浄液流路1215と切替手段12
40とを介して、洗浄液収容手段1210から印字ヘッ
ド1250へ洗浄液を供給する。
【0063】この洗浄液収容手段1210は、キャリッ
ジ1206に配備してもよく、またキャリッジ1206
以外のプリンタ内外に配置してもよい。
【0064】図13には、オンキャリッジ型インクジェ
ット記録装置(以下単に、記録装置ともいう。)の他の
実施例の概略斜視図である。
【0065】タイミングベルト1302を介して駆動モ
ータ1304に接続されたキャリッジ1306には、上
面に後述するブラックインクを収容したブラックインク
カートリッジ1332を格納する収容室1336と、カ
ラーインクを収容したカラーインクカートリッジ133
4を格納する収容室1337、カラーインクカートリッ
ジ1334と異なるインク種のカラーインクカートリッ
ジ1336を備えたホルダ1338が形成され、また下
面には、所望のインク種のインクカートリッジを選択
し、印字ヘッドへ所望の種類のインクを供給できる切替
手段1340が設置されている。その切替手段の下側に
インクの供給を受ける印字ヘッド1350が設けられて
いる。
【0066】切替手段は、上述した切替弁であってもよ
く、他の既知の切替手段を使用してもよい。また、本実
施例においては、互いにインク種の異なるインクカート
リッジはそれぞれ独立しており、それぞれの収容室に装
着される。しかし、これらのインクカートリッジはそれ
ぞれ独立している必要はなく、一体として組み合わせる
ことによって、複数種のインクを有する一体型インクカ
ートリッジとしても実施できることに注意されたい。以
下にその実施例を記述する。
【0067】図14には、複数種のインクを有する一体
型インクカートリッジの他の実施例を図示する。この一
体型インクカートリッジの下部には、所望のインク種を
選択できる切替手段1440が設置されている。この切
替手段1440は、上述した切替弁であってもよく、他
の既知の切替手段を使用してもよい。
【0068】図15には、図14における一体型インク
カートリッジに設置される切替手段の一実施例を示す。
インクカートリッジ部1520の下部に切替弁1540
を設置する。その切替弁1540の内部には、その中心
軸周りに回転可能な円柱型の部材が配置され、その円柱
型部材の裏面にはその中部に開口1530を施し、その
円柱型部材の表面には、その中心から隔たった個所に開
口1535を施し、開口1530と開口1535とは、
その円柱型部材内で通じている。
【0069】ここで、開口1530は印字ヘッドへ接続
し、開口1535はインクを有するインクカートリッジ
部1540に接続する。
【0070】動作は、図15(a)の状態においては、開
口1535はインクカートリッジ部1520のうちイン
ク種Y1を有する部分と接続し、Y1のインク種のイン
クを開口1530を介して、印字ヘッドへ供給する。図
15(a)の状態から円柱型部材を180度回転させる
と、円柱型部材は、図15(b)の状態になり、開口15
35はインクカートリッジ部1520のうちインク種Y
2を有する部分と接続し、Y2のインク種のインクを開
口1530を介して、印字ヘッドへ供給する。図15
(b)の状態から円柱型部材をさらに180度回転させる
と、円柱型部材は、元の図15(a)の状態になり、開口
1535はインクカートリッジ部1520のうちインク
種Y1を有する部分と接続し、Y1のインク種のインク
を開口1530を介して、印字ヘッドへ供給する。
【0071】Y1、Y2の種類のインクの内いずれかを
洗浄液に置き換えてもよい。その場合は、印字ヘッドお
よび切替弁のインク流路が洗浄可能である。
【0072】ここでは、イエロー色のインク種Y1、Y
2について記述したが、マゼンダ色のインク種M1、M
2、およびシアン色のインク種C1、C2についても同
様である。
【0073】図16には、さらに、複数種のインクおよ
び洗浄液を有する一体型インクカートリッジの実施例を
図示する。インクカートリッジ部1620の下部に切替
弁1640を設置する。その切替弁1640の内部に
は、図15と同じ円柱型部材を設置している(図16の
下部参照)。
【0074】動作は、図16(a)の状態においては、開
口1635はインクカートリッジ部1620のうちイン
ク種Y1を有する部分と接続し、インク種Y1のインク
が開口1630を介して印字ヘッドへ供給される。図1
6(a)の状態から円柱型部材を90度回転させると、円
柱型部材は、図16(b)の状態になり、開口1635は
インクカートリッジ部1620のうち洗浄液を有する部
分と接続し、洗浄液が開口1630を介して印字ヘッド
へ供給される。図16(b)の状態から円柱型部材をさら
に90度回転させると、円柱型部材は、図16(c)の状
態になり、開口1635はインクカートリッジ部162
0のうちインク種Y2を有する部分と接続し、インク種
Y2のインクが開口1630を介して印字ヘッドへ供給
される。図16(c)の状態から円柱型部材をさらに90
度回転させると、円柱型部材は、図16(d)の状態にな
り、開口1635はインクカートリッジ部1620のう
ち洗浄液を有する部分と接続し、洗浄液が開口1630
を介して印字ヘッドへ供給される。図16(d)の状態か
ら円柱型部材をさらに90度回転させると、円柱型部材
は、元の図16(a)の状態になり、開口1635はイン
クカートリッジ部1620のうちインク種Y1を有する
部分と接続し、インク種Y1のインクが開口1630を
介して印字ヘッドへ供給される。
【0075】図17、18は、本発明に従ったインクジ
ェット記録装置の実施例の構成を示すブロック図であ
る。図17、18に共通の構成として、印字ヘッド70
50、8050、印字ヘッド7050、8050へイン
クまたは洗浄液を供給するインク収容手段または洗浄液
収容手段(以下単に、収容手段という)7020、80
20、印字ヘッド7050、8050と任意のインク収
容手段とを連通するためにインク流路または洗浄液流路
(以下、両者を含めて単に、流路という)(図17、1
8では図示せず)を選択する切替手段7040、804
0がある。また、7001、8001はインクの流れの
方向を矢印で示す。
【0076】図17においては、一実施例として切替手
段7040の切替を手動にて行う。
【0077】例えば、ユーザがインク収容手段を交換し
た場合や所望のインク種で印刷を行いたい場合に、切替
手段7040に備えられるダイヤルやレバー(図示せ
ず)等をユーザの手7060で動作させることにより、
インク供給手段の選択または洗浄液供給手段の選択をす
ることができる。
【0078】図18においては、ドライバ8052を使
用して切替手段8040を動作させる。ドライバ805
2は、切替手段駆動回路8054によって駆動せられ
る。切替手段駆動回路8054は、切替手段駆動制御装
置8056によって制御される。
【0079】動作においては、インクジェット記録装置
が、収容手段8020に備えられる検知手段(図示せ
ず)が検知した情報(例えば、インク種の情報、収容手
段の交換情報など)を信号Sとして切替手段駆動制御装
置8056に送信する。該信号Sのインク種の情報に応
じた命令を切替手段駆動回路8054に与え、ドライバ
8052によって、切替手段8040を動作させる。
【0080】切替手段駆動制御装置8056が、交換前
のインク収容手段のインク種の情報を記憶しておき、交
換後のインク収容手段のインク種の情報と比較して、切
替手段8040を動作させるか否かを決定してもよい。
【0081】切替手段駆動制御装置8056に所定のシ
ーケンスを記憶させておき、または所定のルックアップ
テーブルを格納しておき、それらのシーケンスまたはル
ックアップテーブルに従って命令を切替手段駆動回路8
054に与え、ドライバ8052によって、切替手段8
040を動作させてもよい。
【0082】ドライバ8052、切替手段駆動回路80
54、切替手段駆動制御装置8056および検知手段
は、既知の技術を使用して構成することができる。例え
ば、ドライバ8052は、電動モータなどでもよい。切
替手段駆動制御装置8056は、インクジェット記録装
置に備えられる入力パネルであってもよく、外部PCで
あってもよい。切替手段駆動回路8054も既知の回路
をインクジェット記録装置内部に配置されてもよく、外
部に配置してもよい。検知手段は、インク収容手段に取
り付けられたインク種等の情報を有する半導体記憶装置
であってもよく、インク収容手段にインク種毎に異なる
位置に取り付けられた突起であってもよい。
【0083】図19は、切替手段駆動制御装置8056
が、交換前後のインク収容手段のインク種の情報を比較
して、切替手段8040を動作させるか否かを決定する
場合の実施例を表にしたものである。このように、切替
のシーケンスを予め設定しておいて、そのシーケンスに
従って、切替を行ってもよい。
【0084】例えば、table1では、インク収容手段80
20の交換前後のインク種が異なるごとに、切替手段を
切替え、印字ヘッド洗浄を行う場合である。切替手段駆
動制御装置8056が、交換前のインク収容手段のイン
ク種の信号S1を記憶し、交換後のインク収容手段のイン
ク種の信号S2と比較する。信号S1および信号S2がともに
Y1若しくは、信号S1および信号S2がともにY2の場合
は、切替手段駆動制御装置8056は切替手段駆動回路
8054へ命令を発することなく、切替手段の切替え、
洗浄は行われない。信号S1および信号S2のうち一方がY
1、他方がY2の場合は、切替手段駆動制御装置805
6は切替手段駆動回路8054へ命令を発することによ
り、切替手段の切替え、印字ヘッド洗浄が行われる。互
いにインク種の異なるマゼンダ色のインク、互いにイン
ク種の異なるシアン色のインクであっても同様である。
【0085】Table2では、例えば、Y1をY2へ交換し
た場合に、切替手段の切替え、印字ヘッド洗浄が行わ
れ、Y2をY1へ交換した場合には、切替手段の切替
え、印字ヘッド洗浄は行われない場合である。Y1が染
料系インク、Y2が顔料系インクの場合や、Y1が濃色
系インク、Y2が淡色系インクの場合等に利用できる。
【0086】その他、様々なインク種の組み合わせを切
替手段の切替え、印字ヘッド洗浄の条件にできる。ま
た、インク種の数も2種以上に増やしてもよく、その組
み合わせは、無限といってよい。
【0087】ここで、オフキャリッジ型インクジェット
記録装置またはオンキャリッジ型インクジェット記録装
置について区別して記述した部分もあるが、それぞれオ
ンキャリッジ型インクジェット記録装置またはオフキャ
リッジ型インクジェット記録装置も同様に実施できる。
【0088】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0089】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、ユーザがインクカートリッジを交換する際の作
業に伴う手間やスループットの減退を解消し、また、ユ
ーザがインクカートリッジを交換することなしに複数種
のインクを同一記録装置で使用し、印刷することができ
る。
【0090】また、本発明により、インクカートリッジ
の交換前後の印字ヘッドに供給されるインク種の相違、
複数種のインクを同一記録装置で使用した場合の異なる
インク種の混合による、種々の弊害を解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オフキャリッジ型インクジェット記録装置の実
施例の概略斜視図。
【図2】切替手段の実施例であり、 (a)は断面図、
(b)は正面図。
【図3】切替手段の実施例であり、 (a)は断面図、
(b)は正面図。
【図4】切替手段の実施例であり、 (a)は断面図、
(b)は正面図。
【図5】切替手段の実施例の断面図。
【図6】切替弁を使用したインク収容手段から印字ヘッ
ドへのインク供給システムの実施例の概略図。
【図7】切替弁を使用したインク収容手段から印字ヘッ
ドへのインク供給システムに、洗浄液収容手段および洗
浄液流路を付加した実施例の概略図。
【図8】切替弁を使用したインク収容手段から印字ヘッ
ドへのインク供給システムの実施例の概略図。
【図9】切替弁を使用したインク収容手段から印字ヘッ
ドへのインク供給システムに、洗浄液収容手段および洗
浄液流路を付加した実施例の概略図。
【図10】オフキャリッジ型プリンタの実施例の概略斜
視図。
【図11】オフキャリッジ型プリンタの実施例の概略斜
視図。
【図12】オンキャリッジ型インクジェット記録装置の
実施例の概略斜視図。
【図13】オンキャリッジ型インクジェット記録装置の
実施例の概略斜視図。
【図14】複数種のインクを有する一体型インクカート
リッジの実施例の図。
【図15】図14における一体型インクカートリッジに
設置される切替手段の実施例の図。
【図16】複数種のインクおよび洗浄液を有する一体型
インクカートリッジの実施例の図。
【図17】本発明に従ったインクジェット記録装置の実
施例の構成を示すブロック図。
【図18】本発明に従ったインクジェット記録装置の実
施例の構成を示すブロック図。
【図19】切替のシーケンスを示したtableを表した
図。
【符号の説明】
100 インクジェット記録装置 120、620、820、1050、1120 インク
収容手段 121、710、910、1210 洗浄液収容手段 130、830 インク流路 131、715、915 洗浄液流路 135、635、735、835 インク流路または洗
浄液流路 140、640、740、840、940、1040、
1140、1240、1340、1440、1540、
1640、7040、8040 切替手段 150、650、8501350、7050、8050
印字ヘッド部 201 切替弁筐体 202 出入口板 200 弁パッキンホルダ 210 ゴム製の弁パッキン 220 バネ 380、480 流路 1215 洗浄液流路 1206、1306 キャリッジ 7001、8001 インクの流れの方向 7020、8020 インク流路または洗浄液流路 8052 ドライバ 8054 切替手段駆動回路 8056 切替手段駆動制御装置

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置であって:ノズ
    ル開口からインク滴を吐出する印字ヘッド部;前記印字
    ヘッド部へインクを供給するインク供給手段;および前
    記印字ヘッド部へ供給するインク種に応じて、任意のイ
    ンク供給手段を選択可能な切替手段;を備えることを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置であって、前記切替手段は、前記インク供給手段に備
    えられる、ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置であって、前記切替手段は、該印字ヘッド部に備えら
    れる、ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置であって、前記インク供給手段は、前記印字ヘッド部
    と共に走査する、ことを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置であって、 前記インク供給手段は、複数あり、それぞれ異なる種類
    のインクを前記印字ヘッド部へ供給可能であり、 前記切替手段は任意の種類のインクを前記ヘッド部へ供
    給するため、任意のインク供給手段を選択可能である、 ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置であって:前記印字ヘッド部へ洗浄液を供給する洗浄
    液供給手段;前記切替手段は、前記印字ヘッド部へ供給
    するインク種に応じて、任意のインク供給手段または前
    記洗浄液供給手段を選択できることを特徴とする切替手
    段;を備えることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のインクジェット記録装
    置であって:前記インク供給手段は、それぞれ異なる種
    類のインクを前記印字ヘッド部へ供給する第1インク供
    給手段および第2インク供給手段を有し、 前記切替手段は、前記第1インク供給手段、前記第2イ
    ンク供給手段および前記洗浄液供給手段のいずれかを任
    意に選択可能とする、 ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のインクジェット記録装
    置であって:前記切替手段は、まず、第1インク供給手
    段を選択し、次に、洗浄液供給手段を選択し、続いて、
    第2インク供給手段を選択する構造を有する、ことを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置であって、前記切替手段は、所望のインク供給手段を
    選択して供給することが可能な切替弁である、ことを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のインクジェット記録
    装置であって、前記切替手段は、手動によって前記イン
    ク供給手段を選択することが可能である、ことを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のインクジェット記録
    装置であって:前記切替手段は、外部から入力される信
    号に応じて、前記インク供給手段を選択することを特徴
    とする、インクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のインクジェット記
    録装置であって:前記切替手段は、外部コンピュータか
    ら入力される信号に応じて、前記インク供給手段を選択
    することを特徴とする、インクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のインクジェット記録
    装置であって:さらに、外部から命令が入力された場合
    に、該命令に対応する信号を前記切替手段へ出力するた
    めの制御信号入出力手段、から構成され、 前記切替手段は、前記制御信号入出力手段から出力され
    た前記信号に応じて、前記インク供給手段を選択する、 ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  14. 【請求項14】 ノズル開口からインク滴を吐出する印
    字ヘッド部、前記印字ヘッド部へインクを供給するイン
    ク供給手段、および任意のインク供給手段を選択可能な
    切替手段、から構成されるインクジェット記録装置にお
    ける、前記印字ヘッド部へインクを供給するインク供給
    方法であって:前記切替手段が、前記印字ヘッド部へ供
    給するインク種に応じ、インク供給手段を選択する段
    階;を有することを特徴とするインク供給方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって:前記インク供給手段は、それぞれ異なる種類の
    インクを前記印字ヘッド部へ供給する第1インク供給手
    段および第2インク供給手段を有し、 前記切替手段が、第1インク供給手段を選択しており、
    第1インク種のインクを前記印字ヘッドへ供給するステ
    ップ;前記切替手段が、第2インク供給手段を選択し、
    第2インク種のインクを前記ヘッド部へ供給するステッ
    プ;を有することを特徴とするインク供給方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって:さらに、前記印字ヘッド部へ洗浄液を供給する
    洗浄液供給手段;前記インク供給手段は、それぞれ異な
    る種類のインクを前記印字ヘッド部へ供給する第1イン
    ク供給手段および第2インク供給手段;から構成され、 前記切替手段は、前記印字ヘッド部へ供給するインク種
    に応じて、任意のインク供給手段または前記洗浄液供給
    手段を選択できることを特徴とし、 前記切替手段が、前記第1インク供給手段を選択するス
    テップ;前記切替手段が、前記洗浄液供給手段を選択す
    るステップ;前記切替手段が、前記第2インク供給手段
    を選択するステップ;を有することを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって:前記印字ヘッド部へ洗浄液を供給する洗浄液供
    給手段から構成され、 該洗浄液供給手段は、それぞれ異なる種類の洗浄液を前
    記印字ヘッド部へ供給する第1洗浄液供給手段および第
    2洗浄液供給手段を有し、 前記インク供給手段は、それぞれ異なる種類のインクを
    前記印字ヘッド部へ供給する第1インク供給手段および
    第2インク供給手段を有し、 前記切替手段は、前記印字ヘッド部へ供給するインク種
    に応じて、任意のインク供給手段または前記洗浄液供給
    手段を選択できることを特徴とし、 前記切替手段が、前記第1インク供給手段を選択するス
    テップ;前記切替手段が、前記第1洗浄液供給手段を選
    択するステップ;前記切替手段が、前記第2インク供給
    手段を選択するステップ;前記切替手段が、前記第2洗
    浄液供給手段を選択するステップ;前記切替手段が、前
    記第1インク供給手段を選択するステップ;を有するこ
    とを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって:前記印字ヘッド部へ洗浄液を供給する洗浄液供
    給手段から構成され、 該洗浄液供給手段は、それぞれ異なる種類の洗浄液を前
    記印字ヘッド部へ供給する第1洗浄液供給手段および第
    2洗浄液供給手段を有し、 前記インク供給手段は、それぞれ異なる種類のインクを
    前記印字ヘッド部へ供給する第1インク供給手段、第2
    インク供給手段および第3インク供給手段を有し、 前記切替手段は、前記印字ヘッド部へ供給するインク種
    に応じて、任意のインク供給手段または前記洗浄液供給
    手段を選択できることを特徴とし、 前記切替手段が、前記第1インク供給手段を選択するス
    テップ;前記切替手段が、前記第1洗浄液供給手段を選
    択するステップ;前記切替手段が、前記第2インク供給
    手段を選択するステップ;前記切替手段が、前記第2洗
    浄液供給手段を選択するステップ;前記切替手段が、前
    記第3インク供給手段を選択するステップ;を有するこ
    とを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって:手によって切替手段を動作させ、前記インク供
    給手段を選択することが可能であることを特徴とし、 任意のインク供給手段を選択するために、前記切替手段
    を手動させる段階;を有することを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって、外部から入力される信号に応じて、前記切替手
    段が前記インク供給手段を選択するステップ、を有する
    ことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって:外部コンピュータから入力される信号に応じ
    て、前記切替手段が前記インク供給手段を選択するステ
    ップ、を有することを特徴とする、インクジェット記録
    装置。
  22. 【請求項22】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって:当該インクジェット記録装置は、外部から命令
    が入力された場合に、該命令に対応する信号を前記切替
    手段へ出力するための制御信号入出力手段を有し、 外部からの命令が、前記制御信号入出力手段に入力され
    るステップ;前記制御信号入出力手段が、該命令に対応
    する信号を前記切替手段へ出力するステップ;前記切替
    手段が、前記制御信号入出力手段から出力された前記信
    号に応じて、前記インク供給手段を選択するステップ;
    を有することを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 請求項14に記載のインク供給方法で
    あって:前記切替手段が、所定のシーケンスに従い任意
    のインク配送手段または洗浄液配送手段を選択するステ
    ップ;を有することを特徴とする方法。
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