JP2003182109A - 液体給排機構および画像形成装置 - Google Patents

液体給排機構および画像形成装置

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JP2003182109A
JP2003182109A JP2001388213A JP2001388213A JP2003182109A JP 2003182109 A JP2003182109 A JP 2003182109A JP 2001388213 A JP2001388213 A JP 2001388213A JP 2001388213 A JP2001388213 A JP 2001388213A JP 2003182109 A JP2003182109 A JP 2003182109A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体吐出ヘッドに対する従来の液体吸排機構
は、部品コストが嵩む上にコンパクト化し得ない。 【解決手段】 液体吐出ヘッド11に供給される液体I
を貯溜する第1の液体タンク27と、液体吐出ヘッド1
1から排出される廃液を貯溜する廃液タンク40と、一
端が第1の液体タンク27内に連通する共通配管32
と、この共通配管32の他端側に設けられた共用ポンプ
34と、この共用ポンプ34と第1の液体タンク27に
供給される液体Iを貯溜する第2の液体タンク31とを
連通する液体補給管33と、この液体補給管33に設け
られてこれを開閉し得る第1の開閉弁46と、共用ポン
プ34と廃液タンク40とを連通する吸引管42と、こ
の吸引管42に設けられてこれを開閉し得る第2の開閉
弁47とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体吐出ヘッドに
対する液体の供給およびこの液体吐出ヘッドから排出さ
れる廃液の回収を行う液体給排機構およびこの液体給排
機構が組み込まれた画像形成装置に関する。
【0002】なお、本明細書において、「プリント」ま
たは「記録」とは、文字や図形など有意の情報を形成す
る場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚
で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わ
ず、広くプリント媒体上に画像,模様,パターンなどを
形成したり、あるいはエッチングなどの加工をも含む。
【0003】また、「プリント媒体」とは、一般的なプ
リント装置で用いられる紙片のみならず、布帛,プラス
チックフィルム,金属板,ガラス,セラミックス,木
材,皮革など、インクを受容可能なものであり、シート
状物体以外の三次元立体、例えば球体や円筒体などもそ
の対象となる。
【0004】さらに、「液体」とは、上記「プリント
(または記録)」の定義と同様広く解釈されるべきもの
であり、プリント媒体に付与されることによって、画
像,模様,パターンなどの形成、またはプリント媒体の
エッチング加工、あるいはインクの処理(例えばプリン
ト媒体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶
化)などに供されるものを含む。
【0005】
【従来の技術】液体吐出ヘッドに形成された吐出口から
インクなどの液体の小滴を飛翔させて紙などのプリント
媒体に付着させ、プリント媒体に所望の画像を形成する
インクジェット方式による画像形成は、米国特許第47
23129号にその原理や技術について記載されてい
る。
【0006】このようなインクジェット方式によるプリ
ンタにおいては、インクなどの液体の使用量の増大に伴
い、予め大量の液体を貯溜した液体タンク、すなわちメ
インタンクを交換可能に設け、このメインタンクと液体
吐出ヘッドに組み付けられた小容量の液体タンク、すな
わちサブタンクとを液体供給管を介して接続し、サブタ
ンク内の液体の消費量に応じてメインタンクからサブタ
ンク内に液体を補給する技術が特開平10−15715
5号公報において提案されている。
【0007】一方、このようなインクジェット方式によ
る液体吐出ヘッドにおいては、この液体吐出ヘッドに形
成された吐出口に連通する液路内に介在する液体が乾燥
して増粘したり、塵埃などが吐出口に付着して目詰りを
生ずる問題がある。同様に、液路内に介在する液体に気
泡が発生して液体の吐出が正常に行われにくくなり、円
滑な吐出操作が困難または不可能となる問題がある。こ
のため、吸引ポンプを用いて液体吐出ヘッド内を減圧
し、液体吐出ヘッドに形成された液路内に介在する増粘
液体や気泡などを吐出口から吸引除去することにより、
吐出口の目詰まりや吐出不良を回復することが一般的に
行われている。
【0008】インクジェット方式の液体吐出ヘッドに対
する従来の液体の吸排機構の一例を図6に模式的に示
す。すなわち、液体吐出ヘッドとしてのインクジェット
ヘッド101と、このインクジェットヘッド101に供
給される液体Lを貯溜する副液体タンク102とは、液
体供給管103を介して連結されている。
【0009】副液体タンク102と、この副液体タンク
102に補給される液体Lを貯溜する主液体タンク10
6とは液体補給管107を介して連結され、この液体補
給管107の途中に設けられた液体補給ポンプ108の
作動により、主液体タンク106内の液体Lが副液体タ
ンク102内に補給されるようになっている。
【0010】図示しない多数の吐出口が下向きに開口す
るインクジェットヘッド101の吐出口面109を密着
状態で覆うことが可能なキャッピング部材110には、
インクジェットヘッド101からの廃液LWを貯溜する
廃液タンク111が廃液吸引管112を介して連結され
ている。廃液吸引管112の途中には廃液吸引ポンプ1
13が設けられ、この廃液吸引ポンプ113の作動によ
って、インクジェットヘッド101の図示しない液路内
に介在する増粘液体や気泡などを吐出口からキャッピン
グ部材110に引き込み、さらにここから廃液吸引管1
12を介して廃液タンク111内に回収するようになっ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット方式の
液体吐出ヘッドに対する図6に示したような従来の液体
吸排機構においては、1つのインクジェットヘッド10
1に対して液体補給ポンプ108と廃液吸引ポンプ11
3とが必要となるため、特にカラーインクジェットプリ
ンタなどでインクジェットヘッド101を3つ以上組み
込んだ場合には、各インクジェットヘッド101毎に少
なくとも2つのポンプがそれぞれ必要となり、そのため
の部品コストが嵩む上に液体給排機構自体が大型化し、
プリンタ自体のコンパクト化を阻害する不具合があっ
た。
【0012】
【発明の目的】本発明の目的は、1つのポンプに2つの
機能を持たせることにより、部品コストを抑制すると共
にコンパクト化を企図し得る液体給排機構およびこの液
体給排機構が組み込まれた画像形成装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
液体吐出ヘッドに供給される液体を貯溜する第1の液体
タンクと、前記液体吐出ヘッドから排出される廃液を貯
溜する廃液タンクと、一端が前記第1の液体タンク内に
連通する共通配管と、この共通配管の他端側に設けられ
た共用ポンプと、この共用ポンプと前記第1の液体タン
クに供給される液体を貯溜する第2の液体タンクとを連
通する液体補給管と、この液体補給管に設けられて当該
液体補給管を開閉し得る第1の開閉弁と、前記共用ポン
プと前記廃液タンクとを連通する吸引管と、この吸引管
に設けられて当該吸引管を開閉し得る第2の開閉弁とを
具えたことを特徴とする液体給排機構にある。
【0014】本発明の第1の形態において、第1の液体
タンクから液体吐出ヘッドへの液体の供給に伴って第1
の液体タンクに液体の補給が必要になった場合、第1の
開閉弁を開くと共に第2の開閉弁を閉じ、共用ポンプを
駆動することにより、第2の液体タンク内の液体を液体
補給管から共通配管を介して第1の液体タンク内に補給
する。液体吐出ヘッドから廃液タンク内に廃液を引き込
む場合、第1の開閉弁を閉じると共に第2の開閉弁を開
き、共用ポンプを駆動することにより、廃液タンク内の
空気が吸引管および共通配管を介して第1の液体タンク
内に吸引される結果、廃液タンク内が減圧状態となって
液体吐出ヘッドから廃液が廃液タンク内に吸引される。
【0015】本発明の第2の形態は、プリント媒体に液
体を吐出する液体吐出ヘッドの取り付け部と、この取り
付け部に取り付けられた液体吐出ヘッドに対するプリン
ト媒体の搬送手段と、上述した本発明の第1の形態によ
る液体給排機構とを具えたことを特徴とする画像形成装
置にある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態による液体給
排機構において、第1の開閉弁および第2の開閉弁は、
両方とも閉弁状態にあるか、または一方が開弁状態の間
は他方が閉弁状態にあることが好ましい。
【0017】廃液タンク内に開口する吸引管の開口端を
廃液タンクの上端部に位置させることが好ましい。
【0018】液体吐出ヘッドから排出される廃液を受け
る受け容器と、この受け容器と廃液タンクとに連通して
受け容器内の廃液を廃液タンク内に導く廃液誘導管とを
さらに具えたものであってよい。この場合、廃液タンク
内に開口する廃液誘導管の開口端から廃液タンク内に引
き込まれた廃液中に含まれる気泡の消泡を促進させる消
泡促進部材を廃液誘導管の開口端の直下に配することが
好ましく、これが廃液を保持し得る多孔質または繊維質
の液体保持部材であるか、あるいは廃液タンクの内部に
固定された板状部材であってよい。
【0019】廃液タンク内に開口する廃液誘導管の開口
端をこの廃液誘導管の軸線に対して斜めに傾斜させたも
のであってよい。
【0020】この廃液タンク内に吸引される廃液の貯溜
量を規定するための液面検出センサを廃液タンクに設け
ることも可能である。
【0021】本発明の第2の形態による画像形成装置に
おいて、液体吐出ヘッドがプリント媒体に液体を吐出し
得るラインタイプのものであってよい。この場合、複数
の液体吐出ヘッドを並列に配置することができ、これら
を搬送手段によるプリント媒体の搬送方向に対して交差
する方向に配列することができる。
【0022】第1の液体に供給される液体を貯溜する着
脱可能な第2の液体タンクをさらに設けることができ
る。
【0023】液体が、インクおよび/またはプリント媒
体に対するインクのプリント性を調整するための処理液
であってよい。
【0024】
【実施例】本発明による液体給排機構およびこれが組み
込まれた画像形成装置をフルラインタイプのインクジェ
ットプリンタに応用した実施例について、図1〜図5を
参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限らず、これらをさらに組み合わせたり、特許請求
の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる
変更や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属す
る他の技術にも当然応用することができる。
【0025】本実施例におけるインクジェットプリンタ
の外観を模式的に図1に示し、そのインクジェットヘッ
ドの1つに対するインクの給排系を図2に模式的に示
す。すなわち、図1に示すようにプリント媒体Pの搬送
方向と直交する幅方向に沿って図示しない吐出口が所定
間隔で下向きに開口する複数(図示例では4つ)のイン
クジェットヘッド11は、プリント媒体Pの搬送方向に
沿って所定間隔で配列し、プリント媒体Pの搬送方向下
流側から順に黄色インク, マゼンタ色インク, シアン色
インク, 黒色インクをそれぞれ吐出するようになってお
り、プリント媒体Pに対してカラープリントを行うこと
ができるようになっている。各インクジェットヘッド1
1には、個々の吐出口からインクIをそれぞれ吐出する
ための吐出エネルギー発生手段が組み込まれており、こ
の吐出エネルギー発生手段の駆動は制御装置12からの
指令に基づいてヘッドドライバ13により切り換えられ
る。これらインクジェットヘッド11は、無端の搬送用
ベルト14を挟んでプラテン15と所定間隔を隔てて対
向しており、制御装置12によって作動が制御される回
復処理のためのヘッド移動手段16により、プラテン1
5との対向方向に昇降し得るようになっている。各イン
クジェットヘッド11の側方(プリント媒体Pの搬送方
向上流側)には、プリント媒体Pに対するプリント作業
に先立ち、インクジェットヘッド11の吐出口に連通す
る図示しないインク路内に介在する古いインクを吐出口
から吐出してインクジェットヘッド11の回復処理を行
うためのヘッドキャップ17が本発明の受け容器として
インクジェットヘッド11の配列間隔に対して半ピッチ
ずらした状態で配置され、制御装置12によって作動が
制御されるキャップ移動手段18により、それぞれイン
クジェットヘッド11の直下に移動し、吐出口から吐出
される廃インクIWを受けるようになっている。
【0026】プリント媒体Pを搬送する搬送用ベルト1
4は、ベルト駆動モータ19に連結された駆動ローラ2
0に巻掛けられ、制御装置12に接続するモータドライ
バ21によってその作動が切り換えられる。また、搬送
用ベルト14の上流側には、この搬送用ベルト14を帯
電することにより、プリント媒体Pを搬送用ベルト14
に密着させるための帯電器22が設けられており、この
帯電器22は、制御装置12に接続する帯電器ドライバ
23によって、その通電のオン/オフが切り換えられ
る。搬送用ベルト14上にプリント媒体Pを供給するた
めの一対の給紙ローラ24には、これら一対の給紙ロー
ラ24を駆動回転させるための給紙用モータ25が連結
され、この給紙用モータ25は、制御装置12に接続す
るモータドライバ26によってその作動が切り換えられ
る。
【0027】従って、プリント媒体Pに対するプリント
作業に先立ち、インクジェットヘッド11がプラテン1
5から離れるように上昇し、次いでヘッドキャップ17
がこれらインクジェットヘッド11の直下に移動してイ
ンクジェットヘッド11の回復処理を行った後、ヘッド
キャップ17を元の待機位置へ移動させ、さらにインク
ジェットヘッド11をプリント位置までプラテン15側
に移動する。そして、帯電器22を作動させると同時に
搬送用ベルト14を駆動し、さらに給紙ローラ24によ
ってプリント媒体Pを搬送用ベルト14上に載置し、各
インクジェットヘッド11によって所定の色画像がプリ
ント媒体Pにプリントされる。
【0028】図2に示すように、各インクジェットヘッ
ド11には、副インクタンク27がインク供給管28を
介して連結されている。副インクタンク27と、この副
インクタンク27に補給されるインクIを貯溜する主イ
ンクタンク31とは、一端が副インクタンク27の上端
部で上向きに開口する共通配管32および一端が主イン
クタンク31内に引き込まれたインク補給管33を介し
て連結され、共通配管32の途中に設けられた共用ポン
プ34の作動により、主インクタンク31内のインクI
が副インクタンク27内に補給されるようになってい
る。この場合、副インクタンク27内に貯溜されるイン
ク量の変化により副インクタンク27内の圧力が変動
し、インクジェットヘッド11に対するインクIの円滑
な循環供給が阻害されないように、副インクタンク27
の上端部には大気連通孔35が設けられている。共用ポ
ンプ34は、その作動が停止中であっても共通配管32
内に介在するインクまたは空気の流動を阻止しない構造
を持つ。
【0029】本実施例における主インクタンク31は、
インクIを密閉状態で収容する可撓性のインク収容袋3
6と、これを保護するケーシング37と有しており、副
インクタンク27へのインクIの補給動作に伴ってイン
ク収容袋36の容積が減少する際に、ケーシング37内
が密閉構造の場合にはケーシング37内が減圧状態とな
ってインクIの円滑な補給動作が困難となるのを回避す
るため、ケーシング37には大気連通孔38が形成され
ている。
【0030】インクジェットヘッド11に形成された吐
出口が開口する吐出口面39を密着状態で覆うことが可
能なヘッドキャップ17には、インクジェットヘッド1
1からの廃インクIWを貯溜する廃インクタンク40が
廃インク誘導管41を介して連結されている。また、廃
インクタンク40と共用ポンプ34とは一端が廃インク
タンク40内の上端部に開口する吸引管42を介して連
通しており、共用ポンプ34を作動させることによって
廃インクタンク40内が減圧され、これに伴ってインク
ジェットヘッド11の吐出口に連通する図示しないイン
ク路内に介在する増粘液体や気泡などを吐出口からヘッ
ドキャップ17に引き込み、さらにここから廃インク誘
導管41を介して廃インクタンク40内に回収するよう
になっている。
【0031】廃インク誘導管41および吸引管42の途
中にはそれぞれ分割可能な継手43が組み込まれてお
り、廃インクタンク40内に貯溜される廃インクIW
所定量に達した時点で、新たな廃インクタンク40と交
換できるようになっている。このため、廃インクタンク
40には廃インクIWの貯溜量を規定するための液面検
出センサ44が設けられており、その検出信号が制御装
置12に出力されるようになっている。本実施例では、
廃インクタンク40内に後述するインク吸収体45を組
み込んでいるため、廃インクタンク40の交換に伴って
これを動かす際に廃インクIWの揺れを抑えることがで
き、廃インク誘導管41や吸引管42からの液漏れを抑
制することができる。
【0032】上述したように、インク補給管33および
吸引管42の他端が共通配管32の他端に連通している
ため、副インクタンク27の外に引き出された共通配管
32の他端側が二股に分岐し、一方がインク補給管33
となって主インクタンク31内に連通すると共に他方が
吸引管42となって廃インクタンク40内に連通した状
態となっている。このため、共用ポンプ34を作動させ
た場合、インクIの補給または廃インクIWの吸引が選
択的に行われるように、インク補給管33および吸引管
42の途中には電磁開閉弁46,47がそれぞれ組み込
まれており、両方が同時に閉弁状態となるか、あるいは
一方が開弁状態の場合に他方が閉弁状態となるように、
これらの開閉動作が制御装置12によって制御される。
【0033】廃インクタンク40の部分を抽出拡大した
図3に示すように、廃インクタンク40内には、廃イン
ク誘導管41の他端側の開口から吸い出される廃インク
W内に介在する気泡を消泡してこれを保持するインク
吸収体45が本発明の消泡促進部材として収容されてお
り、このインク吸収体45は連続気泡体を持つ発泡樹脂
やフェルトなどのテキスタイルなどを採用することがで
きる。
【0034】廃インクタンク40内に引き込まれた廃イ
ンク誘導管41の他端側の開口を完全にインク吸収体4
5の上端面に当接させたり、またはこれをインク吸収体
45内に埋め込んだ場合、インク吸収体45自体の網目
構造によって逆に気泡が発生したり、廃インク誘導管4
1の他端側の開口が廃インクIWによって塞がれ、廃イ
ンクタンク40内が単に減圧されるだけに留まり、ヘッ
ドキャップ17側から廃インクIWを吸引することがで
きなくなるので、この廃インク誘導管41の開口は、イ
ンク吸収体45の上端面と所定の隙間を隔てて配置され
ており、廃インクタンク40内の減圧状態によって、廃
インク誘導管41の他端から吸い出される廃インクIW
がインク吸収体45に速やかに浸透するように配慮して
いる。
【0035】このような観点から、本発明の他の実施例
における廃インクタンク40の内部構造を表す図4に示
すように、廃インク誘導管41の開口をその軸線に対し
て斜めに傾斜させることにより、廃インクタンク40の
上端部に形成される空間48に廃インク誘導管41の開
口を確実に臨ませるようにしてもよい。また、インク吸
収体45を廃インクタンク40内に組み込まない場合に
は、本発明のさらに別な実施例における廃インクタンク
40の内部構造を表す図5に示すように、廃インクタン
ク40内の廃インク誘導管41の開口直下に樹脂などで
形成された板状部材49を傾斜状態で突設し、この板状
部材49の傾斜面50に廃インクIWを導くことによっ
ても、消泡効果を得ることが可能である。
【0036】なお、上述したインクの吸排系は、各イン
クジェットヘッド11毎に設けられているが、廃インク
タンク40に回収される廃インクIWは、混色を避ける
必要がないため、1つの廃インクタンク40をすべての
インクジェットヘッド11のヘッドキャップ17にそれ
ぞれ廃インク誘導管41を介して連結させるようにして
もよい。また、プリント媒体Pに対するインクのプリン
ト性を調整するための処理液を吐出するインクジェット
ヘッドをさらに組み込むことも可能である。この場合、
処理液吐出用のインクジェットヘッドに対してもその処
理液の給排系を上述したインクの給排系と同じ構成にす
ることができる。
【0037】プリント媒体Pに対するプリント作業の経
過に伴って副インクタンク27内のインクIが消費され
るため、随時、新たに主インクタンク31からインクI
を副インクタンク27に補給する必要がある。この場
合、インク補給管33側の電磁開閉弁46を開弁状態に
切り換えると共に吸引管42側の電磁開閉弁47を閉弁
した後、共用ポンプ34を駆動することにより、主イン
クタンク31からインク補給管33および共通配管32
を介して副インクタンク27内に所定量のインクIが補
給される。
【0038】一方、このプリント作業の経過に伴って、
インクジェットヘッド11の吐出口に紙粉や塵埃などが
付着したり、インク路内に気泡が溜まったり、インクの
増粘などの悪影響により、プリント品位が低下しないよ
うに、あらかじめシーケンス制御にて定められたタイミ
ングでインクジェットヘッド11の回復処理が行われ
る。この回復処理に際しては、ヘッド移動手段16とキ
ャップ移動手段18とを作動させ、インクジェットヘッ
ド11の吐出口面39にヘッドキャップ17を押し当
て、さらにインク補給管33側の電磁開閉弁46を閉弁
すると共に吸引管42側の電磁開閉弁47を開弁状態に
切り換えた後、共用ポンプ34を駆動することにより、
吸引管42を介して廃インクタンク40内の空気が副イ
ンクタンク27内に吸引される結果、廃インクタンク4
0内が減圧されてインクジェットヘッド11の吐出口に
連通する図示しないインク路内に介在する増粘液体や気
泡などが吐出口からヘッドキャップ17内に引き込ま
れ、さらにここから廃インク誘導管41を通って廃イン
クタンク40内のインク吸収体45に浸透保持される。
【0039】廃インクタンク40内に導かれる廃インク
W中には気泡が含まれており、これが減圧雰囲気にあ
る廃インクタンク40内において発泡しやすくなるが、
廃インク誘導管41の開口から廃インクタンク40内に
吸い出される廃インクIWを速やかにインク吸収体45
に当接浸透させることにより、この発泡を抑制すること
ができる。副インクタンク27内に吸引される空気は、
大気連通孔35から外に排出され、副インクタンク27
内に廃インクIWが吸収されるような不具合は生じな
い。
【0040】共用ポンプ34によって発生する負圧によ
り、インクジェットヘッド11の吐出口から廃インクを
吸引するためには、吐出口の周囲をヘッドキャップ17
により完全に塞ぐことが必要である。しかしながら、イ
ンクジェットヘッド11と副インクタンク27との間を
連通するインク供給管28などの途中に加圧ポンプを設
ける場合、回復処理の際にこの加圧ポンプを作動してイ
ンクジェットヘッド11の吐出口に正圧を加え、これに
よって廃インクをヘッドキャップ17側に押し出すこと
も可能である。本発明は、このような構成を採用した場
合であっても、インク吸収袋36から副インクタンク3
5へのインク供給と、ヘッドキャップ17から廃インク
タンク40への廃液輸送とを1つの共用ポンプ34によ
り行うことができる。このような加圧ポンプを組み込む
場合には、インクジェットヘッド11と副インクタンク
27とをインク戻し管を介してさらに接続することによ
り、インク供給管28からインクジェットヘッド11に
至るインク供給経路中に含まれる気泡を除去し、インク
戻し管を介して副インクタンク27に排出することがで
きる。
【0041】なお、本発明は、液体の吐出を行わせるた
めに利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生す
る手段(例えば電気熱変換体やレーザ光など)を具え、
この熱エネルギーにより液体の状態変化を生起させるイ
ンクジェット方式の液体吐出ヘッドを用いる画像形成装
置において優れた効果をもたらすものである。かかる方
式によれば、プリントの高密度化および高精細化が達成
できるからである。
【0042】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第4723129号明細書や、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は、いわゆるオンデマン
ド型およびコンティニュアス型の何れにも適用可能であ
るが、特にオンデマンド型の場合には、液体が保持され
ているシートや流路に対応して配置される電気熱変換体
に、プリント情報に対応した核沸騰を越える急速な温度
上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加すること
により熱エネルギーを発生させ、液体吐出ヘッドの熱作
用面に膜沸騰を生じさせ、結果的にこの駆動信号に一対
一で対応した液体内の気泡を形成できるので有効であ
る。この気泡の成長および収縮により、吐出口を介して
液体を吐出させ、少なくとも1つの液滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体の吐出
が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号
としては、米国特許第4463359号明細書や、同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。
【0043】なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れたプリントを行うこ
とができる。
【0044】液体吐出ヘッドの構成としては、上述の各
明細書に開示されているような吐出口と液路と電気熱変
換体との組合せ構成(電気熱変換体が液路に沿って配置
された直線状液路または電気熱変換体が液路を挟んで吐
出口と正対する直角液路)の他に、熱作用部が屈曲する
領域に配置されている構成を開示する米国特許第455
8333号明細書や、米国特許第4459600号明細
書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加え
て、複数の電気熱変換体に対し、共通するスリットを電
気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−
123670号公報や、熱エネルギーの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示した特開昭59
−138461号公報に基いた構成としても、本発明の
効果は有効である。すなわち、液体吐出ヘッドの形態が
どのようなものであっても、本発明によればプリントを
確実に効率良く行うことができるようになるからであ
る。
【0045】画像形成装置がプリントできるプリント媒
体の最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの
液体吐出ヘッドとしては、複数の液体吐出ヘッドの組合
せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成され
た1個の液体吐出ヘッドとしての構成の何れでもよい。
【0046】本発明の画像形成装置の構成として、液体
吐出ヘッドからの液体の吐出状態を適正にするための回
復手段や、予備的な補助手段などを付加することは本発
明の効果を一層安定できるので、好ましいものである。
これらを具体的に挙げれば、液体吐出ヘッドに対するキ
ャッピング手段,クリーニング手段,加圧あるいは吸引
手段,電気熱変換体やこれとは別の加熱素子あるいはこ
れらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段,プ
リント作業とは別に吐出を行う予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0047】搭載される液体吐出ヘッドの種類や個数に
ついても、例えば単色のインクに対応して1個のみが設
けられたものの他、プリント色や濃度(明度)を異にす
る複数種のインクに対応して複数個設けられるものであ
ってもよい。すなわち、例えば画像形成装置のプリント
モードとしては黒色などの主流色のみのプリントモード
だけではなく、液体吐出ヘッドを一体的に構成するか、
複数個の組み合わせによるか何れでもよいが、異なる色
の複色カラーまたは混色によるフルカラーの各プリント
モードの少なくとも一つを備えた画像形成装置にも本発
明は極めて有効である。この場合、プリント媒体の種類
やプリントモードに応じてインクのプリント性を調整す
るための処理液(プリント性向上液)を専用あるいは共
通の液体吐出ヘッドからプリント媒体に吐出することも
有効である。
【0048】本発明にかかる画像形成装置の形態として
は、コンピュータなどの情報処理機器の画像出力端末と
して用いられるものの他、リーダなどと組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置や捺
染装置、あるいはエッチング装置の形態を採るものなど
であっても良く、プリント媒体としては、シート状ある
いは長尺の紙や布帛、あるいは板状をなす木材や皮革,
石材,樹脂,ガラス,金属などの他に、3次元立体構造
物などを挙げることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明の液体給排機構によると、一端が
第1の液体タンク内に連通する共通配管の他端側に共用
ポンプを設け、この共用ポンプと第2の液体タンクとを
連通する液体補給管に第1の開閉弁を設けると共に共用
ポンプと廃液タンクとを連通する吸引管に第2の開閉弁
を設けたので、これら2つの開閉弁の一方を開弁状態に
する間は他方を閉弁状態にすることにより、共用ポンプ
が第2の液体タンクから第1の液体タンクへの液体の補
給操作と、液体吐出ヘッドから廃液タンクへの廃液の吸
引操作とを兼用することが可能となり、液体給排機構の
コンパクト化およびその部品コストの削減とを達成する
ことができる。
【0050】廃液タンク内に開口する吸引管の開口端を
廃液タンクの上端部に位置させた場合には、液体吐出ヘ
ッドから廃液タンク内に吸引される廃液が吸引管から第
1の液体タンク内に引き込まれるような不具合を防止す
ることができる。
【0051】液体吐出ヘッドから排出される廃液を受け
る受け容器と、この受け容器と廃液タンクとに連通して
受け容器内の廃液を廃液タンク内に導く廃液誘導管とを
さらに具えた場合には、受け容器から廃液誘導管を介し
て廃液タンク内に液体吐出ヘッドからの廃液を吸引する
ことができる。
【0052】廃液タンク内に開口する廃液誘導管の開口
端の直下に消泡促進部材を設けた場合には、この廃液誘
導管の開口端から廃液タンク内に引き込まれた廃液中に
含まれる気泡を速やかに消泡させることができ、廃液タ
ンク内に吸引された廃液の一部が吸引管から第1の液体
タンク内に引き込まれてしまうような不具合を防止する
ことができる。
【0053】消泡促進部材が廃液を保持し得る多孔質ま
たは繊維質の液体保持部材の場合には、廃液誘導管の開
口端から廃液タンク内に引き込まれた廃液を毛細管力を
利用して液体保持部材に浸透保持させることにより、廃
液中に含まれる気泡を円滑に消泡することができる。
【0054】消泡促進部材が廃液タンクの内部に固定さ
れた板状部材の場合には、廃液誘導管の開口端から廃液
タンク内に引き込まれた廃液を板状部材に導くことによ
り、廃液中に含まれる気泡を円滑に消泡することができ
る。
【0055】廃液タンク内に開口する廃液誘導管の開口
端をこの廃液誘導管の軸線に対して斜めに傾斜させた場
合には、この開口端が消泡促進部材によって塞がれてし
まうような不具合を防止することができる。
【0056】廃液タンク内に吸引される廃液の貯溜量を
規定するための液面検出センサを廃液タンクに設けた場
合には、廃液タンクの交換時期を確実に把握することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置をフルラインタイプ
のインクジェットプリンタに応用した一実施例の概略構
造を表す模式図である。
【図2】図1に示した実施例における1つの液体吐出ヘ
ッドに関する液体給排機構の概念図である。
【図3】図2に示した実施例における廃液タンクの部分
の抽出拡大図である。
【図4】本発明による液体給排機構における廃液タンク
の他の実施例の概略構造を表す断面図である。
【図5】本発明による液体給排機構における廃液タンク
のさらに別な実施例の概略構造を表す断面図である。
【図6】液体吐出ヘッドに関する従来の液体給排機構の
一例を表す概念図である。
【符号の説明】
P プリント媒体 I インク IW 廃インク 11 インクジェットヘッド 12 制御装置 13 ヘッドドライバ 14 搬送用ベルト 15 プラテン 16 ヘッド移動手段 17 ヘッドキャップ 18 キャップ移動手段 19 ベルト駆動モータ 20 駆動ローラ 21 モータドライバ 22 帯電器 23 帯電器ドライバ 24 給紙ローラ 25 給紙用モータ 26 モータドライバ 27 副インクタンク 28 インク供給管 31 主インクタンク 32 共通配管 33 インク補給管 34 共用ポンプ 35 大気連通孔 36 インク収容袋 37 ケーシング 38 大気連通孔 39 吐出口面 40 廃インクタンク 41 廃インク誘導管 42 吸引管 43 継手 44 液面検出センサ 45 インク吸収体 46,47電磁開閉弁 48 空間 49 板状部材 50 傾斜面50
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA15 EA23 EA24 EA27 EB20 EB50 EC16 EC17 EC18 EC19 EC61 EC62 EC64 FA13 JA13 JC06 JC10 JC13 KA01 KB04 KB08 KB13 KC02 KC11 KC14 KC16

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体吐出ヘッドに供給される液体を貯溜
    する第1の液体タンクと、 前記液体吐出ヘッドから排出される廃液を貯溜する廃液
    タンクと、 一端が前記第1の液体タンク内に連通する共通配管と、 この共通配管の他端側に設けられた共用ポンプと、 この共用ポンプと前記第1の液体タンクに供給される液
    体を貯溜する第2の液体タンクとを連通する液体補給管
    と、 この液体補給管に設けられて当該液体補給管を開閉し得
    る第1の開閉弁と、 前記共用ポンプと前記廃液タンクとを連通する吸引管
    と、 この吸引管に設けられて当該吸引管を開閉し得る第2の
    開閉弁とを具えたことを特徴とする液体給排機構。
  2. 【請求項2】 前記第1の開閉弁および前記第2の開閉
    弁は、両方とも閉弁状態にあるか、または一方が開弁状
    態の間は他方が閉弁状態にあることを特徴とする請求項
    1に記載の液体給排機構。
  3. 【請求項3】 前記廃液タンク内に開口する前記吸引管
    の開口端は、前記廃液タンクの上端部に位置しているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体給
    排機構。
  4. 【請求項4】 液体吐出ヘッドから排出される廃液を受
    ける受け容器と、 この受け容器と前記廃液タンクとに連通して受け容器内
    の廃液を前記廃液タンク内に導く廃液誘導管とをさらに
    具えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか
    に記載の液体給排機構。
  5. 【請求項5】 前記廃液タンク内に開口する前記廃液誘
    導管の開口端の直下に配され、この廃液誘導管の開口端
    から前記廃液タンク内に引き込まれた廃液中に含まれる
    気泡の消泡を促進させる消泡促進部材をさらに具えたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の液体給排機構。
  6. 【請求項6】 前記消泡促進部材が廃液を保持し得る多
    孔質または繊維質の液体保持部材であることを特徴とす
    る請求項5に記載の液体給排機構。
  7. 【請求項7】 前記消泡促進部材が前記廃液タンクの内
    部に固定された板状部材であることを特徴とする請求項
    5に記載の液体給排機構。
  8. 【請求項8】 前記廃液タンク内に開口する前記廃液誘
    導管の開口端は、この廃液誘導管の軸線に対して斜めに
    傾斜していることを特徴とする請求項4から請求項7の
    何れかに記載の液体給排機構。
  9. 【請求項9】 前記廃液タンクに設けられ、この廃液タ
    ンク内に吸引される廃液の貯溜量を規定するための液面
    検出センサをさらに具えたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項8の何れかに記載の液体給排機構。
  10. 【請求項10】 プリント媒体に液体を吐出する液体吐
    出ヘッドの取り付け部と、 この取り付け部に取り付けられた液体吐出ヘッドに対す
    るプリント媒体の搬送手段と、 請求項1から請求項9の何れかに記載の液体給排機構と
    を具えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 液体吐出ヘッドは、プリント媒体に液
    体を吐出し得るラインタイプのものであることを特徴と
    する請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 複数の液体吐出ヘッドが並列に配置さ
    れていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 前記液体吐出ヘッドは、前記搬送手段
    によるプリント媒体の搬送方向に対して交差する方向に
    配列されていることを特徴とする請求項12に記載の画
    像形成装置。
  14. 【請求項14】 第1の液体に供給される液体を貯溜す
    る着脱可能な第2の液体タンクをさらに具えたことを特
    徴とする請求項10から請求項13の何れかに記載の画
    像形成装置。
  15. 【請求項15】 液体が、インクおよび/またはプリン
    ト媒体に対するインクのプリント性を調整するための処
    理液であることを特徴とする請求項10から請求項14
    の何れかに記載の画像形成装置。
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