JPH11207984A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH11207984A
JPH11207984A JP1085998A JP1085998A JPH11207984A JP H11207984 A JPH11207984 A JP H11207984A JP 1085998 A JP1085998 A JP 1085998A JP 1085998 A JP1085998 A JP 1085998A JP H11207984 A JPH11207984 A JP H11207984A
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JP
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ink
valve
gas
print head
filter
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JP1085998A
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Takuro Ito
卓郎 伊藤
Yasuhiro Suzuki
康裕 鈴木
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【謀題】 印字へッドへ円滑にインクを供給することが
でき、かつ最適な条件で印字へッドからインクを吐出し
て高品質印刷を達成することができるようにする。 【解決手段】 印字へッド20(20C〜20B)とイ
ンクタンク40とをインク供給チューブ31を介して接
続するとともにインク供給チューブ31に送りポンプ3
2と加熱手段50とをこの順に介装させて所定温度のイ
ンクを印字へッド20(20C〜20B)に供給可能に
形成するとともに、インク供給チューブ31で加熱手段
50の下流側に選択的にガス抜き動作可能に形成された
フィルター70を設けた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドにイン
ク供給管およびインク戻し管を介して接続されたインク
タンクからインクを供給可能なインクジェットプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すいわゆるシリアル型のインク
ジェットプリンタは、ガイドバー100に沿って往復移
動可能なキャリア101に印字ヘッド20Pとインクカ
セット(図示省略)とを搭載させ、媒体(用紙)Pの行
(X)方向(図で左右方向)に印字ヘッド20Pを移動
させつつ各ノズルからインクをジェットして画像を形成
する。印字ヘッド20Pの各色インク用ノズルは、X方
向にはそれぞれに単一である。したがって、例えばA4
サイズl枚のカラー印刷には10分(0.1PPM)か
かる。
【0003】これに対し、例えば20PPMの印刷高速
化を図れるインクジェットプリンタが提案(例えば、特
願平8−296959号)されている。
【0004】図5において、印字へッド20を形成する
各色用ノズルユニット(20C,20Y,20M,20
B)の各色インク用ノズルは、媒体(用紙P)を担持す
るドラム10の長手方向〔行方向(X)〕に例えば解像
度相当ピッチあるいは解像度相当ピッチの2〜4倍のピ
ッチで整列配設された多数とされ、X方向に静止あるい
はノズルピッチ分だけX方向に往復移動可能とされてい
る。
【0005】ここに、ドラム10は、その外周面に媒体
(P)を担持した状態で軸線Zを申心に例えば120r
pmでR方向に回転可能とされている。かくして、例え
ばA4サイズ1枚を2〜3秒でカラー印刷することがで
きる。
【0006】しかも、印字へッド20はほとんど静止状
態に近くかつインクカセットを印字へッド20と一体的
に形成しなくてもよいので、大量インクを充填可能な別
置きインクタンクを用いて多数枚を連続的に印刷するこ
とができる。
【0007】ここに、インク供給手段30Pは、図6に
示す如く、離隔配設された印字へッド20(20C〜2
0B)と各インクタンク40(フィルタ41)とをイン
ク供給チューブ31Pで接続しかつその途中に供給ポン
プ32Pを設け、この供給ポンプ32Pを用いて印字へ
ッド20(20C〜20B)内のインク圧カ室26ヘイ
ンクを供給している。また、印刷運転中には、供給ポン
プ32Pとインク供給チューブ31Pとの係合を解き、
印刷のために使用したインク量だけインク供給チューブ
31Pを介した毛細管現象を利用して印字へッド20
(26)ヘ供給している。
【0008】なお、インクタンク40内のインク液面
は、印字へッド20(20C〜20B)の各ノズル27
出口(先端)のインク面よりも低い位置に配設されてい
る。各ノズル27に吸引負圧を掛けることによって、各
ノズル27からのインク漏れ(流出)を防止するためで
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先提案のイ
ンクジェットプリンタでは、インク供給チューブ31P
の内面や印字へッド20(20C〜20B)のインク圧
カ室26の内壁面等にインク付着固形化が生じたり、イ
ンク中にインク塊が生じることがある。これを放置する
と、円滑印字が阻害されかつノズル目詰りやインク不吐
出によりドット欠けの原因ともなる。
【0010】また、印字ヘッド20(20C〜20B)
に供給されたインクの粘度が高すぎたり,逆に低すぎた
りして、当該印字へッド20の各ノズル27から吐出さ
れるインク滴の大きさにばらつきが生じれば印刷品質が
低下することになる。
【0011】本発明の目的は、インク付着固形化やイン
ク塊の発生を阻止して印字へッドヘ円滑にインクを供給
することができ、かつ最適な条件で印字へッドからイン
クを吐出して高品質印刷を達成することができるインク
ジェットプリンタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
ノズルを有する印字へッドとインクタンクとをインク供
給管を介して接続するとともにインク供給管に送りポン
プとヒータとをこの順に介装させて所定温度のインクを
印字へッドに供給可能に形成するとともに、インク供給
管で加熱手段の下流側に選択的にガス抜き動作可能に形
成されたフィルタ一を設けたインクジェットプリンタで
ある。
【0013】かかる発明の場合、インク供給管内を印字
ヘッドに向けて送られるインクは、その種類等に応じて
決定された最適な所定温度(例えば、45〜55℃)と
なるように加熱手段を用いて加熱される。
【0014】これにより、インクが、インク供給管の内
面や印字へッド(インク圧力室)の内壁面に付着して固
形化するのが確実に防止できるとともに、流動性を良好
に維持できるので、印字へッドへのインク供給の円滑化
を図れる。インクを加熱することによりインク中から析
出されたエアーは、フィルターのガス抜き動作によりイ
ンク供給管内から除去される。
【0015】また、印字へッドに供給されたインクは所
定温度に加温されているので、当該印字へッドの各ノズ
ルから吐出されるインク滴の粘度等を一定化してその形
状・大きさを最適化できる。なお、印字へッドに供給さ
れたインクは、エアー抜きされているので、エアーの混
入が原因でインク吐出不良が生じるようなことはない。
したがって、良好なインク吐出条件で高品質印刷するこ
とができる。
【0016】その結果、印字へッドへ円滑にインクを供
給することができかつ高品質印刷を達成することができ
る。
【0017】請求項2の発明は、前記フィルターが、筒
状フィルター部材を装着可能かつ上方にガス潤り部を有
する本体と,入口弁と,出口弁と,ガス溜り部に接続さ
れたガス抜き弁とから形成され、入口弁および出口弁を
開放しかつガス抜き弁を閉鎖してインク供給可能である
とともに入口弁およびガス抜き弁を開放しかつ出口弁を
閉鎖してガス抜き可能に形成されているインクジェット
プリンタである。
【0018】かかる発明の場合、加熱手段を用いてイン
ク供給管中のインク温度を高めた結呆、当該インク中に
溶存していたエアーが析出されガス溜り部に溜まった場
合には、入口弁およびガス抜き弁を開放しかつ出口弁を
閉鎖してガス(エアー)抜きすることができる。したが
って、請求項1の発明の場含と同様な作用効果を奏し得
る他、エアーが原因でノズルからのインク吐出不良が生
じるのを一段と確実に防止することができる。
【0019】請求項3の発明は、前記ガス抜き弁と前記
インクタンクとがガス抜き管を介て接続され、ガス抜き
弁からの放出ガス中に含まれるインクを前記インクタン
ク内に回収可能に形成されているインクジェットプリン
タである。
【0020】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得る他、ガス抜き弁からの放出ガス中
に含まれるインクはインクタンク内に回収されるので、
インクの無駄消費を防止することができる。
【0021】請求項4の発明は、前記ガス抜き弁と廃イ
ンク回収部とがガス抜き管を介して接続され、ガス抜き
弁からの放出ガス中に含まれるインクを廃インク回収部
内に回収可能に形成されているインクジェットプリンタ
である。
【0022】かかる発明の場合、大気に直接廃棄しない
ので環境汚染することがない。また、異物や気泡を含む
インクをインクタンクに戻さず廃インクボトルへ回収す
るので、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏し
得る他、ガス抜きインクタンク内のインクを汚したり、
余分な気泡の混入を防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
〜図3に示す如く、基本的構成は先提案インクジェット
プリンタ(図5)の場合と同様であるが、印字へッド2
0とインクタンク40とをインク供給管(インク供給チ
ューブ31)を介して接続するとともに、インク供給管
(31)で加熱手段50の下流側に選択的にガス抜き動
作可能に形成されたフィルター70を設け、印字へッド
20に供給するインクを所定温度に加熱可能かつ加熱す
ることによりインク中から析出したエアーを捕捉可能に
形成されている。
【0024】なお、図5に示す先提案インクジェットプ
リンタの場合と共通する構成要素については同一の番号
を付し、その説明を筒略化または省略する。
【0025】図1において、印字へッド20は、インク
圧カ室26と連通された多数のノズル27を有する各色
(C,Y,M,B)用のノズルユニット(20C,20
Y,20M,20B)から形成され、印刷媒体(図示省
略)の行方向に例えばl/75インチだけ往復移動可能
である。
【0026】印字ヘッド20を形成する各色用ノズルユ
ニット(20C,20Y,20M,20B)には、それ
ぞれインク供給チューブ31およびインク戻しチューブ
33を介して各色用のインクタンク40が接続されてい
る。このインク供給チューブ31には、送りポンプ32
が介装されており、インク戻しチューブ33には戻しポ
ンプ34が介装されている。
【0027】送りポンプ32(戻しポンプ34)は、円
軌跡上に所定間隔で配設された複数(例えば、4つ)の
押圧ローラ32R(34R)を有するローラポンプから
形成されている。
【0028】したがって、両ポンプ(32,34)を同
時駆動することにより、インクがインクタンク40と印
字ヘッド20(例えば、ノズルユニット20C)との間
を循環供給される。
【0029】加熱手段50は、インク供給チューブ31
で送りポンプ32の下流側に取付けられたヒーター51
と,このヒーター51によって加熱されたインクの温度
を検出可能なインク温度検出手段(インク温度検出セン
サー55)と,ヒーター51をインク温度検出手段(5
5)による検出結果に基づきON−OFFコントロール
および発熱容量(電流)を切替コントロールするための
コントローラ52とからなり、印字へッド20(20C
〜20B)のインク圧力室26へ供給するインクを所定
温度(例えば、45〜55℃)に加熱可能に形成されて
いる。
【0030】この実施形態では、インクの種類(シア
ン,イエロー,マゼンタ,ブラック)ごとに決定された
最適な温度となるように、各色インクは加熱される。ま
た、コントローラ52が駆動制御手段60からの制御信
号でコントロール動作するものとされている。
【0031】駆動制御手段60は、図3に示す如く、C
PU,ROM,RAM,表示器(IND),キーボード
(KB),入出カポート(I/O)等を含み、プリンタ
全体を駆動制御することができる。
【0032】フィルター70は、インクを加熱手段50
で加熱することで析出したエアーを捕捉する手段で、イ
ンク供給チューブ31で加熱手段50の下流側に設けら
れている。
【0033】具体的には、フィルター70は、筒状フィ
ルター部材77を装着可能な本体7lと,入口弁73
と,出口弁74と,ガス溜り部72に一端部が接続(連
通)されたガス抜き管76と,このガス抜き管76に介
装されたガス抜き弁75とから形成され、入口弁73お
よび出口弁74を開放しかつガス抜き弁75を閉鎖して
印字へッド20(20C〜20B)ヘインク供給可能で
あるとともに、入口弁73およびガス抜き弁75を開放
しかつ出口弁74を閉鎖してガス抜き動作可能に形成さ
れている。なお、この実施形態では、このフィルター7
0のガス溜り部72にエアが所定量溜まったか否かを検
出可能な気泡検出手段(図示省略)が設けられている。
【0034】ここにおいて、本体71は、インク供給チ
ューブ31に介装されており、上部にはガス溜り部72
が形成されている。筒状フィルター部材77は、小型化
を図りつつインク流量に対する濾過有効断面積が大きく
なるように円筒形状とされている。筒状フィルター部材
77は、本体71から着脱可能に形成されている。
【0035】また、入口弁73は、本体71の底部開口
部71Bに接続されており、出口弁74は本体71の側
面開口部71Sに接続されている。ガス抜き管76は、
その一端部が本体71の上部開口部71Uに接続されて
おり、かつ他端部はインクタンク40に接続されてい
る。このガス抜き管76には、ガス抜き弁75が介装さ
れている。
【0036】したがって、入口弁73および出口弁74
を開放すると、加熱手段50によって所定温度に加熱さ
れたインクが下方から本体71内に流入し、筒状フィル
タ部材77を通過して濾過された後出口弁74等を介し
て印字へッド20へ供給される。この際、インク中から
析出されたエアは、ガス溜り部72に集められる。
【0037】気泡検出手段によってガス溜り部72にエ
アー(気泡)が所定量溜まったことが検出された場合に
は、駆動制御手段60は入口弁73およびガス抜き弁7
5を開放しかつ出口弁74を閉鎖する(すなわち、ガス
抜き動作させる)構成とされている。
【0038】次に、この実施形態の作用について説明す
る。送りポンプ32によってインク供給チユーブ31内
を印字へッド20(20C〜20B)に向けて送られる
インクは、加熱手段50によって最適な所定温度(例え
ば、45〜55℃)に加熱される。これにより、インク
が、インク供給チューブ31内面や印字ヘッド20(2
0C〜20B)の内壁面に付着して固形化するのが確実
に防止できるとともに、流動性を良好に維持できるの
で、印字へッド20(20C〜20B)へのインク供給
の円滑化を図れる。
【0039】加熱手段50を用いてインク供給チューブ
31中のインク温度を高めた結果、当該インク中に溶存
しているエアーが析出されガス溜り部72に所定量溜ま
ったことが気泡検出手段によって検出された場合には、
入口弁73およびガス抜き弁75が開放されるとともに
出口弁74が閉鎖される。
【0040】これにより、ガス溜り部72のエアーはガ
ス抜き弁75およびガス抜き管76を介して本体71か
ら排出される。なお、ガス抜き弁75からの放出ガス中
に含まれるインクはインクタンク40内に回収される。
放出ガスは大気連通弁49を介して大気中へ排出され
る。
【0041】なお、ガス抜き弁75をガス抜き管(7
6)を介して廃インク回収部(図示省略)に接続し、ガ
ス抜き弁75からの放出ガス中に含まれるインクを廃イ
ンク回収部内に回収可能に形成してもよい。
【0042】こうして、印字ヘッド20(20C〜20
B)に供給されたインクは、最適な所定温度に加熱され
ているとともにガス抜きされているので、各ノズル27
から吐出されるインク滴の形状・大きさを最適化でき
る。また、エアーの混入が原因でインク吐出不良が生じ
るようなことはなく、高品質印刷できる。
【0043】しかして、この実施形態によれば、印字へ
ッド20(20C〜20B)とインクタンク40とをイ
ンク供給チューブ31を介して接続するとともに、イン
ク供給チューブ31で加熱手段50の下流側に選択的に
ガス抜き動作可能に形成されたフィルター70を設けた
ので、印字ヘッド20(20C〜20B)の各ノズル2
7から吐出されるインク滴の粘度等を一定化してその形
状・大きさを最適化できるとともに、エアーの混入によ
るインク吐出不良を一掃できる。その結果、印字へッド
へ円滑にインクを供給することができるとともに、高品
質印刷を達成することができる。
【0044】また、フィルター70が、筒状フィルター
部材77を装着可能かつ上方にガス溜り部72を有する
本体71と,入口弁73と,出口弁74と,ガス溜り部
72に一端部が接続(連通)されたガス抜き管76と,
このガス抜き管76に介装されたガス抜き弁75とから
形成されているので、エアー抜きおよび異物除去された
インクを、印字ヘッド20(20C〜20B)ヘ確実に
供給することができる。
【0045】また、ガス抜き弁75とインクタンク40
とがガス抜き管76を介して接続され、ガス抜き弁75
からの放出ガス中に含まれるインクをインクタンク40
内に回収可能に形成されているのでインクの無駄消費を
一段と確実に防止できる。
【0046】ガス抜き弁75と廃インク回収部(図示省
略)とがガス抜き管(76)を介して接続され、ガス抜
き弁75からの放出ガス中に含まれるインクを廃インク
回収部内に回収可能に形成した場合には、大気に直接廃
棄しないので環境汚染することがない。また、異物や気
泡を含むインクをインクタンクに戻さず廃インク回収部
へ回収するので、ガス抜きインクタンク40内のインク
を汚したり、余分な気泡の混入を防止できる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、印字へッドと
インクタンクとをインク供給管を介して接続するととも
に、インク供給管で加熱手段の下流側に選択的にガス抜
き動作可能に形成されたフィルターを設けたので、印字
へッドの各ノズルから吐出されるインク摘の粘度等を一
定化してその形状・大きさを最適化できるとともに、エ
アーの混入によるインク吐出不良を一掃できる。その結
果、印字へッドへ円滑にインクを供給することができる
とともに高品質印刷を達成することができる。
【0048】請求項2の発明は、フィルターが、筒状フ
ィルター部材を装着可能かつ上方にガス溜り部を有する
本体と,入口弁と,出口弁と,ガス溜り部に接続された
ガス抜き弁とから形成され、入口弁および出口弁を開放
しかつガス抜き弁を閉鎖してインク供給可能であるとと
もに入口弁およびガス抜き弁を開放しかつ出口弁を閉鎖
してガス抜き可能に形成されているので、温度を高めた
結果、インク中から析出されたエアーを外部排出でき
る。したがって、請求項lの発明の場合と同様な効果を
奏し得る他、エアーによるインク吐出不良を一層確実に
防止して印刷品質を一段と向上させることができる。
【0049】請求項3の発明は、ガス抜き弁とインクタ
ンクとがガス抜き管を介して接続され、ガス抜き弁から
の放出ガス中に含まれるインクをインクタンク内に回収
可能に形成されているので、請求項2の発明の場合と同
様な効果を奏し得る他、ガス抜き弁からの放出ガス中に
含まれるインクはインクタンク内に回収されるので、イ
ンクの無駄消費を一段と確実に防止できる。
【0050】請求項4の発明は、ガス抜き弁と廃インク
回収部とがガス抜き管を介して接続され、ガス抜き弁か
らの放出ガス中に含まれるインクを廃インク回収部内に
回収可能に形成されているので、大気に直接廃棄しない
ので環境汚染することがない。また、異物や気泡を含む
インクをインクタンクに戻さず廃インクボトルへ回収す
るので、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏し
得る他、ガス抜きインクタンク内のインクを汚したり、
余分な気泡の混入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、フィルターを説明するための図であ
る。
【図3】同じく、駆動制御手段を示す図である。
【図4】従来のインクジェットプリンタを説明するため
の図である。
【図5】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの図である。
【図6】同じく、インク供給手段を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
20 印字へッド 20C,20Y,20M,20B 各色用ノズルユニツ
ト 27 ノズル 31 インク供給チューブ(インク供給管) 32 送りポンプ 40 インクタンク 50 加熱手段 70 フイルター 71 本体 72 ガス溜り部 73 入口弁 74 出口弁 75 ガス抜き弁 76 ガス抜き管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ノズルを有する印字へッドとインク
    タンクとをインク供給管を介して接続するとともにイン
    ク供給管に送りポンプとヒータとをこの順に介装させて
    所定温度のインクを印字へッドに供給可能に形成すると
    ともに、インク供給管で加熱手段の下流側に選択的にガ
    ス抜き動作可能に形成されたフィルタ一を設けたインク
    ジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記フィルターが、筒状フィルター部材
    を装着可能かつ上方にガス潤り部を有する本体と,入口
    弁と,出口弁と,ガス溜り部に接続されたガス抜き弁と
    から形成され、入口弁および出口弁を開放しかつガス抜
    き弁を閉鎖してインク供給可能であるとともに入口弁お
    よびガス抜き弁を開放しかつ出口弁を閉鎖してガス抜き
    可能に形成されている請求項l記載のインクジェットプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 前記ガス抜き弁と前記インクタンクとが
    ガス抜き管を介して接続され、ガス抜き弁からの放出ガ
    ス中に含まれるインクを前記インクタンク内に回収可能
    に形成されている請求項2記載のインクジェットプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 前記ガス抜き弁と廃インク回収部とがガ
    ス抜き管を介して接続され、ガス抜き弁からの放出ガス
    中に含まれるインクを廃インク回収部内に回収可能に形
    成されている請求項2記載のインクジェットプリンタ。
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