JPH02286249A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH02286249A
JPH02286249A JP10832989A JP10832989A JPH02286249A JP H02286249 A JPH02286249 A JP H02286249A JP 10832989 A JP10832989 A JP 10832989A JP 10832989 A JP10832989 A JP 10832989A JP H02286249 A JPH02286249 A JP H02286249A
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JP
Japan
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ink
pump
reservoir
air bubbles
tank
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JP10832989A
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English (en)
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Naoyuki Matsuda
松田 直行
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインクジェットプリンタに関し、特に、ノズル
から吐出されるインク内に気泡が自まれないようにした
インクジェットプリンタに関する。
従来の技術 インクジェットプリンタにおいては、ポンプで加圧され
たインクをノズルから吐出させ、表面張力等によって粒
子化されたインクのうち、画像データに応じた所定のも
のを記録紙に付着させるようにしている。このタイプの
プリンタによって、カラー画像を形成するには、イエロ
ー、マゼンタ、及びシアンの色のインクを吐出すべく、
3つのノズルを用いるか、或いはこれにブラックのイン
クを吐出するノズルを付加することになる。インクを所
定の圧力にまで加圧するためのポンプとしては、実開昭
61−111746号公報に示されるように、シリンダ
内に往復動自在となったビストンを用いることがあり、
このポンプ内に送り込まれたインク内に気泡が発生して
いると、インクを吐出するためにこれを所定の圧力まで
加圧する際の妨げとなるのみならず、印字用のインク粒
子の形成状態が不安定となり、高品質の画像が再現され
なくなる。
気泡が発生する原因としては、インクタンク内に収容さ
れたインクをポンプで吸引する際にインクが負圧となる
ので、インクを案内するチューブの表面や接続部等から
外部の空気がインク内に入り込む場合があるからであり
、更には、インクの圧力や温度が変化することから、イ
ンク内にもともと溶解していたガスが次第に気泡となる
場合があるからである。このような原因によって、イン
クタンクとインクポンプとの間のインク供給路の部分で
相対的に多量の気泡が発生する可能性があるので、前記
公報に示されたインクポンプにあっては、インクポンプ
のシリンダ室端部に空気溜め部を形成し、インク内の気
泡をそこに溜めるようにしている。溜まった空気はプリ
ンタのメインテナンス時に空気抜き用部材を取り外して
除去するようにしている。
発明が解決しようとする課題 この公報に示されたポンプにあっては、空気を除去する
操作を人手によっており、作業性が良好でないという問
題点がある。
人手によらないで気泡を除去する技術としては、特開昭
63−112154号公報に示されるものがある。この
技術はノズルとインクタンクとの間に排出チュ−ブを設
け、この排出チューブにこの中の流路を開閉する排出バ
ルブを設けるようにしており、印字動作が開始される前
に、所定の時間だけ、排出チューブを通してインクをイ
ンクタンクに戻すようにしている。この技術にあっては
、排出バルブを有する排出チューブを必要とすることか
ら、装置が複雑かつ大掛りとなるのみならず、バルブの
内部構造が複雑となって、この内部に気泡が引掛って溜
まってしまうことがある。
気泡を除去する技術としては、更に特開昭61−233
549号公報に示されるものがある。この技術は、ノズ
ルに形成されたインク液室とインク溜まりとの間に循環
流路を接続するようにし、印字動作を行なう前に、比較
的吐出量の大きい回収ポンプの作動によって、ノズルか
ら循環流路を介してインクをインク溜まりに流すように
している。この場合にも、複雑な流路を必要とするので
、前述した従来技術と同様な問題点がある。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、インクタンク内のインクをノズルにまで案内する
ためのインクチューブを、気泡除去の際のインク案内流
路としても利用することにより、簡単な構造で自動的に
インク内の気泡を除去し得るようにすることを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明は、インクタンクから
インクをインクチューブを通してインクポンプへ供給し
、ノズルから記録部に向けてインク粒子を吐出して、所
定のインク粒子を前記記録部に付着させるようにしたイ
ンク、ジェットプリンタにおいて、前記インクポンプは
インクの吸引動作に使用されるインクチューブと連通ず
る吸入ポートと、インクの吐出動作に使用されるノズル
と連通ずる吐出ポートを備え、前記吸入ポートを前記吐
出ポートより高くし、更に前記インクポンプのインク溜
め部の上部位置に設け、前記インクチューブにこの中の
流路を開閉する弁を備え、気泡除去動作時には、前記弁
を開いた状態のもとで前記インクポンプを吐出動作させ
、前記インクポンプ内のインクを前記インクタンク内に
向けて逆流させる制御手段を有するインクジェットプリ
ンタである。
作用 インク溜め部内にはインクポンプを作動させることによ
ってインクが供給されることになる。このインクをイン
クノズルから噴射させて記録部に画像を形成する場合に
は、インクポンプを駆動させて吐出ポートからインクノ
ズルにインク案内し、ここからインクを吐出させる。一
方、インク内の気泡除去動作を行なわせるには、インク
ポンプとインクタンクとを吸入ポートを介して連通させ
た状態で、インク溜め部内のインクをインクチューブを
介してインクタンクに向けて逆流させる。このとき、吸
入ポートは吐出ポートよりも高くしてインク溜め部の上
部に設けられていることから、この中で気泡は引掛るこ
となく、確実に逆流移動することになる。
実施例 以下、図示する本発明の実施例に基いて本発明の詳細な
説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るインクジェットプリン
タのインク吐出系の概略構造を示す図であり、記録紙1
0を支持するためのプラテンドラム11に隣接してこれ
に向けてインクを吐出するためのノズル12が装着され
ている。画像形成時には、ドラム11を回転させた状態
で、ノズル12をドラム11の回転中心軸に平行に移動
させることになる。ノズル12とドラム11との間には
、偏向電極によって偏向電場が形成されており、静電誘
導によって画像信号に対応して帯電されたインク粒子と
帯電されないインク粒子とが形成され、例えば帯電され
ないインク粒子は記録紙10にまで飛翔し、帯電された
インク粒子は偏向電場内で偏向させて回収されるように
なっている。
このようなプリンタを用いて、カラー画像を形成する場
合には、それぞれ色彩が相違したインクを吐出するノズ
ルをドラム11の回転中心軸に沿う方向に3つないし4
つ装着することになる。
ノズル12にはこれにインクを供給するために、インク
ポンプ13が接続され、このポンプ13を介してノズル
12はインクチューブ14によりインクタンク15に接
続されている。インクチューブ14には、このチューブ
14内の流路を開閉するための電磁弁16と、チューブ
14内を流れるインク内のゴミ等を除去するためのフィ
ルター17とが組付けられている。ポンプ13内で加圧
されたインクの圧力を検出するためにポンプ13には圧
力センサー18が備えられ、この圧力センサー等の故障
によって異常圧が生じた場合に作動する安全スイッチ1
9がポンプ13に設けられている。
第1図に示されたインクポンプ13の詳細な構造を示す
と第2図の通りである。
ポンプ本体をなすシリンダ20のシリンダ室21内には
軸方向に往復動自在にピストン22が装着されている。
図示実施例にあっては、シリンダ20はこれの一端部が
上側となるように上下方向を向いて図示しないプリンタ
本体に取付けられており、シリンダ室21の一端部に形
成されたインクl留め部23はインクポンプ13つまり
シリンダ20の上端部に位置し、上端面は円錐形となっ
ている。シリンダ20の上端面に開口部を有する吸入ポ
ート24がインク溜め部23の円錐形の最上部の中心部
に連通し、シリンダ20の側面に開口部をaする吐出ポ
ート25がインク溜め部23に連通している。吸入ポー
ト24がインク溜め部23に連通ずる位置は、前記吐出
ポート25が連通ずる位置よりも上側となっている。
インク溜め部23内にインクを吸入するには、電磁弁1
6を開いた状態でピストン22を後退させてインク溜め
部23の容積を広げる吸引動作を行なわせることになり
、この中のインクをプリントの際に記録紙10に向けて
インク粒子として噴射するには、電磁弁16を閉じた状
態でインク溜め部23内の容積を狭める吐出動作を行な
う。また、所定枚数のプリント終了後、或いはインク溜
め部23内に気泡が発生した時には、これを除去すべく
、インクポンプ13を吐出動作させてインクチューブ1
4を介してインクタンク15に向けてインクを逆流させ
る。
1−述したように、吸入ポート24の開口部を吐出ポー
ト25の開口部よりも上側に位置させ、しかもインク溜
め部23の上端面を円錐形状としたので、インク内に含
まれる気泡除去を行なうべく、インクを逆流させる際に
、インクはノズル12に向かうことなく、確実にタンク
タンク15に向けて逆流することになる。
シリンダ20は上部20aと下部20bとの2つの部分
から描成されており、上部20aの下端部に形成された
段部に、ピストン22とシリンダ20との間をシールす
るためのOリング26が組込まれている。尚、前記実施
例にあっては、インクポンプ13を上下方向に設置し、
インク溜め部23がインクポンプ13の1上部に位置す
るようにしているが、インクポンプ13を吸入ポート2
5と吐出ポート24の相対高さ位置の差が大きくなるよ
うに(第2図中時計回り方向に成度)傾斜させて設置す
るようにして、気泡を含むインクを確実に逆流し得るよ
うにしても良い。
第3図はインクポンプ13内に形成されるインク溜め部
23の他の実施例を示す図であり、この場合には、イン
ク溜め部23の上端面は(1シ坦となっており、吸入ポ
ート24はインク溜め部24の側面に開口している。こ
の場合にも吸入ポート24は吐出ポート25よりも」二
方に位置しているので、気泡を含むインクを逆流する際
には確実にインクをインクタンク15に向けて吐出させ
ることが可能となる。このように、吸入ポート24の開
口部は、吐出ポート25の開口部と同一位置か、これよ
りも上方に位置させることが望ましい。
ピストン22を軸方向に往復動するために、ピストン2
2の下端には送りねじ30が固定され、この送りねじ3
0はシリンダ20の下端に固着されたナツト31にねじ
結合されている。シリンダ20の下方にはこれと同心状
態となった中空の伝達軸32が軸受29によって図示し
ないプリンタ本体に装着されている。この伝達軸32内
に形成された六角形の孔に、外周面が六角形となった六
角スライダ33が軸方向に摺動自在に嵌合しており、こ
のスライダ33には前記送りねじ30の下端部が締結さ
れている。伝達軸32に一体に設けられた歯車34には
、モータ35の主軸に固定された歯車36がアイドル歯
車37を介して噛合っている。したがって、モータ35
を駆動すると、伝達軸32、六角スライダ33を介して
送りねじ30が回転する。この送りねじ30はこれがナ
ツト31にねじ結合されていることから、送りねじ30
の回転に伴なって軸方向に移動し、この軸方向移動がピ
ストン22に伝達される。送りねじ30が軸方向に移動
すると、゛六角スライダ33が伝達軸32内で軸方向に
摺動することになる。
第4図は第1図に示された電磁弁16の詳細を示す図で
あり、電磁弁本体40にはインクタンク15に接続され
るタンク側ポート41と、ポンプ13に接続されるポン
プ側ポート42とが形成され、これらは軸孔43を介し
て連通ずるようになっている。これらのポート41.4
2により形成される流路を開閉すべく、電磁弁本体40
内には、ばね44により流路を開く方向に付勢された二
ドル弁45が作動自在に装着され、このニードル弁45
はソレノイド46によって流路を閉じる方向に作動する
ことになる。このニードル弁45の耐圧は60kg/c
J程度に設定されている。第4図に示すように、タンク
側ポート41の軸孔43に対する開口部の位置は、ポン
プ側ポート42の同様の開口部の位置よりも上側に形成
されているので、インク内の気泡はインクポンプ13側
には流れに<<、インクタンク15側には流れ易くなっ
ている。
第5図(A)は記録紙10に画像を形成する際における
インクポンプ13を駆動するためのモータ35の作動タ
イミングと、電磁弁16の作動タイミングとを示すタイ
ムチャートを示す図である。
ピストン22が所定のストローク後退してインク溜め部
23内に、1枚の記録紙10のプリントに充分な量のイ
ンクが収容された状態で、モータ35を正転させてピス
トン22を前進させることによってプリントを行なう。
このときには、電磁弁16は閉じており、インクタンク
15ヘインクを送り始めるときには、電磁弁16を閉じ
た状態として所定の圧力まで加圧した後に、電磁弁16
を開く。1枚のプリントが完了した後には、モータ35
を逆転させてインクタンク15内のインクをインク溜め
部23内に吸い込ませる。このときには、電磁弁16は
開くことになり、ノズル12の内径が10μm程度で極
めて細くなっており、流路の圧損がインクチューブ14
に比して極めて大きくなっているので、吸引動作の際に
はノズル12内にこれの先端開口部から外気が流入する
ことはない。このタイムチャートには、記録紙2枚分の
作動が示されている。
第5図(B)は気泡除去動作の作動タイミングを示すタ
イムチャートであり、モータ35を正転させてインクポ
ンプを吐出動作させてインク溜め部23内のインクをイ
ンクタンク側に戻す動作と、モータ35を逆転させてイ
ンクを吸引する動作とを複数回繰り返す。モータ35を
逆転させた当初は、電磁弁を閉じており、所定時間が経
過してから電磁弁を開くようにしている。これにより、
急激にインクが流れ出すことから、気泡が動き易くなる
。また、インクを吸引する場合には、図示するようにイ
ンクを逆流させる場合よりも遅くピストン22を駆動す
る。第5図(B)には2回分の吐出動作と吸引動作とが
示されているが、この実施例では3回これを行なうよう
にしている。
I−述した手順での本発明のインクジェットプリンタの
作動を制御させる制御回路を示すと第6図の通りであり
、プリント動作を開始させるプリントスイッチ50と、
圧力センサー18と、ピストン位置検出センサー51と
からの信号は、それぞれマイクロコンピュータCPU5
2に送られ、このCPU52からは、電磁弁16、モー
タ35、インクジェット変調機構53、及び記録紙搬送
機構54にそれぞれ制御信号が送られるようになってい
る。
第7図〜第9図は本発明のインクジェットプリンタの作
動手順を示すフローチャートであり、本発明のインクジ
ェットプリンタが起動状態に設定されると、まずステッ
プ60で初期膜、定がなされる。この初期設定のステッ
プにおいては、前回の気泡動作がなされてからプリント
された記録紙の枚数の値Nと、気泡除去動作を繰り返し
て行なうべき回数の値Mとが設定されることになる。初
期設定がなされると、まずステップ61で示す気泡除去
処理のサブルーチンが実行され、ステップ62でプリン
トスイッチ62のオンが判断されると、ステップ63で
示すプリント処理サブルーチンが実行されることになる
ステップ63で示されたプリント処理サブルーチンの詳
細を示すと第8図の通りである。プリント動作は第5図
(A)に示した手順でなされることになり、インクポン
プ13のモータ35を正転させたときに、インク溜め部
23内のインクの圧力が基準の圧力値にならない場合に
は、ステップ68でエラー処理が行なわれて図示しない
表示器にエラー表示等がなされる。1枚の記録紙に対す
るプリント操作が完了して、再度インクがインク溜め部
23内に吸引されたことを、ステップ75で判断したら
、予め連続的にプリント操作がなされるべく設定された
枚数値Nから1をステップ76で減算する。
第9図は第7図に示された気泡除去処理のサブルーチン
を示す図であり、前記Nの値がゼロとなっていないとス
テップ80で判断されれば、直ちに次の記録紙に対する
プリント処理が実行される。
このMNがゼロとなっていれば、気泡除去動作の繰り返
し数Mがステップ81で設定される。図示実施例では、
この数Mを3と設定するようにしているが、この数は任
意の数に設定することが可能である。ステップ91で設
定された回数Mの気泡除去動作がなされたことを判断し
たら、ステップ92で連続プリント枚数Nを設定する。
この場合には100枚に設定するようにしている。
第10図は本発明の他の実施例に係るインクジェットプ
リンタを示す図であり、前記実施例の第1図に相当する
部分が示され、第1図に示された部材と共通する部材に
は同一の符号が付されている。
この実施例では電磁弁16とインクタンク15との間の
インクチューブ14の部分に気泡収集器101を設ける
ようにしている。第1図に示された構造の場合、インク
ポンプ13からインクタンク15が離れていると、ピス
トン22の1回の前進ストロークによる吐出量では気泡
の混ざったインクがインクタンク15まで届かない場合
があるが、この第10図に示す構造にすれば、インクタ
ンク15がインクポンプ13から比較的遠(に離れてい
ても、気泡の混ざったインクを前進ストローク1回で充
分に気泡収集器101にまで送ることが可能となる。
第11図は更に本発明の他の実施例に係るインクジエツ
トプリンタを示す図であり、この場合もインクタンク1
5とインクポンプ13とがかなり離れていても、前述し
た気泡収集器を用いることなく、インク内の気泡の除去
を行ない得るようにしている。
この場合には前述した電磁弁16に代えて三方向電磁弁
102が用いられている。この三方向電磁弁102は、
インクポンプ13に連なった連通ポート103と、イン
ク供給用チューブ14aが接続された供給用ポート10
4と、気泡除去用チューブ14bが接続された逆流用ポ
ー)105とを白゛している。この三方向電磁弁102
には、弁部材106が組込まれており、連通ポート10
3を供給用ポート104と逆流用ポート105との何れ
かに連通させる2つの位置と、これらの連通を阻止させ
る位置との3位置に、三方向電磁弁102は作動するよ
うになっている。この場合には、プリント動作を行なう
べく、インク溜め部23の容積を狭めるときには、弁部
材106はポートを阻止させる位置となる。インク溜め
部23内にインクを供給する際には、連通ポート103
と供給用ポート104とを連通させる位置に弁部材10
6を操作する。インク内の気泡を除去すべく、インク溜
め部23内のインクをインクタンク側に戻す場合には、
連通ポート103と逆流用ポート105とを連通させる
位置に弁部材106を操作する。
図示実施例にあっては、例えば100枚程度のプリント
操作が終了する毎に気泡除去動作を行なわせるようにし
ているが、インク溜め部23内に気泡が発生しているか
否かを検知すべく、インクポンプ13に圧力センサーや
光センサー等を組付けるようにしても良い。
また、印字方式としては、上述した電化制御方式以外に
、電界制御方式やオンデマンド方式を用いることが可能
である。
発明の効果 以上のように、本発明にあっては、インクタンク内のイ
ンクをインクポンプを介してインクノズルに案内するた
めのインクチューブをそのまま利用して、インクポンプ
のインク溜め部内の気泡を除去するようにしたので、イ
ンクジェットプリンタのインク吐出系の流路の構造が簡
単となり、インク内に含まれているインクの流れを円滑
化させることが可能となり、確実に気泡の除去を自動化
することができる。これにより、本発明のインクジェッ
トプリンタの印字品質を向上させることが可能となった
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るインクジェットプリン
タのインク吐出系を示す概略図、第2図は第1図に示さ
れたインクポンプを示す断面図、第3図はインクポンプ
内のインク溜め部の他の実施例を示す断面図、第4図は
第1図に示された電磁弁を示す断面図、第5図(A)は
プリトン動作時のインクポンプモータと電磁弁の作動タ
イミングを示すタイムチャート、第5図(B)気泡除去
動作時の作動タイミングを示すタイムチャート、第6図
は本発明のインクジェットプリンタの作動を制御する制
御回路を示すブロック図、第7図は本発明のインクジェ
ットプリンタの作動状態を示すメインフローチャート、
第8図は第7図におけるプリント処理サブルーチンを示
すフローチャート、第9図は第7図における気泡除去処
理サブルーチンを示すフローチャート、第10図は本発
明の他の実施例に係るインクジェットプリンタのインク
吐出系を示す概略図、第11図は本発明の更に他の実施
例に係るインクジェットプリンタのインク吐出系を示す
概略図である。 10・・・記録紙、11・・・プラテンドラム(記録部
)、12・・・インクノズル、13・・・インクポンプ
、14・・・インクチューブ、15・・・インクタンク
、16・・・電磁弁、23・・・インク溜め部、50・
・・CPU (制御手段)102・・・三方向電磁弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 インクタンクからインクをインクチューブを通してイン
    クポンプへ供給し、ノズルから記録部に向けてインク粒
    子を吐出して、所定のインク粒子を前記記録部に付着さ
    せるようにしたインクジェットプリンタにおいて、 前記インクポンプはインクの吸引動作に使用されるイン
    クチューブと連通する吸入ポートと、インクの吐出動作
    に使用されるノズルと連通する吐出ポートを備え、前記
    吸入ポートを前記吐出ポートより高くし、更に前記イン
    クポンプのインク溜め部の上部位置に設け、 前記インクチューブにこの中の流路を開閉する弁を備え
    、 気泡除去動作時には、前記弁を開いた状態のもとで前記
    インクポンプを吐出動作させ、前記インクポンプ内のイ
    ンクを前記インクタンク内に向けて逆流させる制御手段
    を有するインクジェットプリンタ。
JP10832989A 1989-04-27 1989-04-27 インクジェットプリンタ Pending JPH02286249A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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