JP3724494B2 - ヘッドクリーナー付きヘッド - Google Patents

ヘッドクリーナー付きヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP3724494B2
JP3724494B2 JP2004096247A JP2004096247A JP3724494B2 JP 3724494 B2 JP3724494 B2 JP 3724494B2 JP 2004096247 A JP2004096247 A JP 2004096247A JP 2004096247 A JP2004096247 A JP 2004096247A JP 3724494 B2 JP3724494 B2 JP 3724494B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
head
fabric
heads
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004096247A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004181978A (ja
Inventor
武政 双木
博 角田
健治 根岸
計章 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2004096247A priority Critical patent/JP3724494B2/ja
Publication of JP2004181978A publication Critical patent/JP2004181978A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3724494B2 publication Critical patent/JP3724494B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明はヘッドクリーナー付きヘッドに関し、特に、作画のためのインクを吐出するヘッドクリーナー付きヘッドに関する。
プリント織布の捺染には従来スクリーン捺染装置が使用されてきたが、近年インクジェットプリンタの発達に伴い、インクジェットプリンタを布帛の捺染に応用しようとする試みがなされている。
カラー作画を行うときは例えばY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(クロ)の4原色が用いられる。これら4原色の各色毎にインクヘッドが設けられ、各インクヘッドから吹きつけられたインクドットの組合せによって多様な色彩が表現される。
インクヘッドは所定のドットピッチでインクを噴射しながら布帛の表面を走査する。インクヘッドは複数個のノズルを有し1走査で所定幅の帯領域を捺染する。同一の帯領域が各色のインクヘッドで重複して走査されインクドットの色の組合せが形成される。各インクヘッドの各ノズルからのインクの噴射は原画データに基づいてコンピュータによって制御され、原画の複製が布帛上にプリントされる。インクヘッドのインク吐出面はときどきワイピングブレードで払拭されて清浄性が保たれる(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−246710号公報(第5−7頁、図3−6)
上記のようなインクジェットプリンタでは、1つのワイピングブレードでYMCKのヘッドを順番に拭き取るようにしているので、ワイピングブレードで拭き取ったインクが隣のヘッドになすりつけられインク混じりが生じる。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、インク混じりが生じないをヘッドクリーナー付きヘッドを実現することである。
上記の課題を解決するための本発明は、互いに異なったインクを吐出する複数のヘッドと、前記複数のヘッドに対応して設けられた複数のヘッド拭き取り手段と、前記複数のヘッド拭き取り手段を周囲に有し、回転可能な回転円板と、前記複数のヘッド拭き取り手段をそれぞれ対応する前記ヘッドに係合するように前記回転円板を回転させる手段とを備えたヘッドクリーナー付きヘッドである。
複数のヘッドから吐出される複数のインクは、互いに色が異なっていることがカラープリントを行う点で好ましい。
本発明では、互いに異なったインクを吐出する複数のヘッドと、複数のヘッドに対応して設けられた複数のヘッド拭き取り手段と、複数のヘッド拭き取り手段を周囲に有し、回転可能な回転円板と、複数のヘッド拭き取り手段をそれぞれ対応する前記ヘッドに係合するように回転円板を回転させる手段とを設けたので、拭き取りを単位ヘッド毎に行うことができ、それによってインク混じりが生じないをヘッドクリーナー付きヘッドを実現することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。
(基本的構成)
図1にインクジェット布帛捺染装置の基本的な構成を示す。本発明のヘッドクリーナー付きヘッドは例えばこのインクジェット布帛捺染装置において使用される。
図1において、元巻10から巻ほどかれた布帛11がローラ20および30の回転によって矢印の方向に搬送されるようになっている。ローラ20および30は円筒形をなしている。ローラ20および30は軸方向(図1の紙面に垂直な方向)に布帛11の幅を越える長さを持っている。
ピンチローラ40は布帛11をローラ20に押し付けるようになっている。ピンチローラ40もローラ20と同じ長さの円筒形のローラである。ピンチローラ40による押し付けによってローラ20の搬送力が布帛11に的確に伝えられる。
布帛11はローラ20の回転速度に対応した搬送速度で搬送される。ローラ30はローラ20と同じ速度で回転し布帛11を搬送する。ローラ20と30の間には作画テーブル50が設けられる。布帛11は作画テーブル50の上を搬送される。
プリンタヘッド60は作画テーブル50の上で布帛11と対向し、インクを噴射して布帛11を捺染するようになっている。プリンタヘッド60はヘッドキャリッジ61に搭載されている。ヘッドキャリッジ61は例えば箱型に構成され、その中に後に詳しく説明するインク切換装置およびヘッドドライバを収容している。
ヘッドキャリッジ61は図示しない駆動機構によって駆動され、布帛11の表面を図1の紙面に垂直な方向に走査するようになっている。ヘッドキャリッジ61の1走査毎に布帛11は一定距離ずつステップ的に搬送される。ヘッドキャリッジ61は走査を行わないときは布帛11の表面を外れた待機位置(ホームポジション)で待機する。
ホームポジションを含みヘッドキャリッジ61の全走査範囲にわたってリニアエンコーダ70が設けられている。このリニアエンコーダ70に対応してヘッドキャリッジ61には光センサ62が設けられ、ヘッドキャリッジ61の走査方向の位置を検出するようになっている。
図2にプリンタヘッド60における単位ヘッドの配列を示す。図2はプリンタヘッド60をそのインク噴射ノズルに面して見た図である。図2においてx方向がプリンタヘッド60の走査方向、y方向が布帛11の搬送方向である。
図2において、イエローヘッドY1,Y2、マゼンタヘッドM1,M2、シアンヘッドC1,C2およびクロヘッドK1,K2はいずれも同一寸法の矩形の単位ヘッドであり、それらが対角線の方向に配列されている。
1つの単位ヘッドのノズル面は例えば図3に示すようになっている。図3において、ノズルNZLが32個ずつ2列に形成されている。各列のノズルのピッチは例えば140μmであり、かつ2つの列は半ピッチずつずらして形成される。これによって、全体として70μmピッチの64個のノズルが形成される。
本装置においては、プリンタヘッド60の1走査毎に布帛11は単位ヘッドの1個分の距離もしくは2個分の距離ずつ搬送される。
単位ヘッド1個分の距離ずつ搬送するときは、布帛11上で同一の帯状領域が同色のヘッドで2度ずつ走査されることになる。すなわち、例えばイエローヘッドY1が走査した帯状領域は次にイエローヘッドY2で走査されることになる。その他の単位ヘッドM1〜K2についても同様である。
このようにした場合、同色の2つの単位ヘッドのインクを互いに濃度規格の異なるもの、例えば濃いものと薄いものにしておくと、それらの使い分けあるいは組合せによりプリントの濃淡の階調を増やすことができる。したがって、高品位(高階調)の捺染を行うことができる。
一方、単位ヘッド2個分の距離ずつ搬送するようにしたときは、同色の2つの単位ヘッドのインクを同一の濃度にして2つの単位ヘッド(1対のプリンタヘッド)をあたかも1個の単位ヘッドのように使用する。このようにすると、単位ヘッド2個分の幅が1走査で捺染されるので捺染速度を2倍にすることができる。すなわち、高速の捺染を行うことができる。
図4にインク系統の模式的構成を示す。図4において、インクタンクTKのインクがインク供給経路であるチューブTBを通じダンパDPおよびインク切換装置SXを経てヘッドHDに供給される。
インクタンクTKは固定側に設置される。ダンパDP、インク切換装置SXおよびヘッドHDはヘッドキャリッジ61に収容される。インク切換装置SXはヘッドHDの近傍の上流、最も好ましくは直前に設置される。これによって、インク切換装置SXからヘッドHDまでインク経路が短くなり、インクの種類を切り換えたとき、前のインクの残りを捨てて新しいインクに切り換えることが短時間で行え、また、インクのロスも少ない。
インク供給系の構成をこのようにすることにより、インクタンクTKは大容量のものを固定側に配置することができ、長尺な布帛の捺染に容易に対応することができる。また、インクの交換ないし補給を行うことも容易になる。
ヘッドHDは図示しないヘッドドライバで駆動されてインク噴射を行う。ダンパDPはヘッドHDの走行に伴うチューブTB内のインクの液流変動の影響を緩衝する。
(インク切換装置)
本装置においては、多種類の布帛に対応できるように布帛に合わせた多種類のインクが用意されインク切換装置SXによって切り換えて使用されるようになっている。
図5に、1つの色の系統についてのインク切換装置の概念図を示す。図5において、インク切換装置SXに第1群の複数のインクA,B,C,…,Nおよび第2群の複数のインクA’,B’,C’,…,N’が供給されるようになっている。
インクA,B,C,…,Nは互いに規格が異なる複数のインクである。これらインクA〜Nは例えばイエロー等の同色の発色をするインクであるが、例えば互いに種類の異なる布帛用のインク、もしくは同種の布帛用のインクであっても捺染効果の差異に応じて使い分けられる別規格のインク等である。
インクA’,B’,C’,…,N’は第1群とは規格が異なりかつ互いに規格が異なる複数のインクである。これらインクA’〜N’は例えばイエロー等の同色の発色をするインクであるが、例えば互いに種類の異なる布帛用のインク、もしくは同種の布帛用のインクであっても捺染効果の差異に応じて使い分けられる別規格のインク等である。
第1群と第2群ではアルファベット記号の同一なもの同士が同種の布帛用のインク対である。なお、第1群と第2群の間の規格の相違は例えば濃度の違いとされる。
これら第1群のインクおよび第2群のインクの中から、布帛の種類に対応したインクがインク切換装置SXにより選択されて、1対のプリンタヘッドHD1,HD2に供給されるようになっている。
1対のプリンタヘッドHD1,HD2へのインク供給状態は2通り設定されている。1つは第1群の1つインクを1対のプリンタヘッドHD1,HD2の双方に供給する第1の供給状態である。この供給状態を破線1で示す。これは高速で捺染する時のインク供給状態である。
他は第1群の1つインクをプリンタヘッドHD1に供給し、第2群の1つインクをプリンタヘッドHD2に供給する第2の供給状態である。この供給状態を一点鎖線2で示す。これは高品位の捺染を行う場合のインク供給状態である。なお、このとき第1群と第2群で対をなすインク同士が用いられる。
他の全ての単位色のインク系統についても同様なインク切換装置がそれぞれ構成され、同様な捺染が行えるようになっている。これによって、多種類の布帛についてそれぞれ高速の捺染と高品位の捺染が行えるようになる。
(3方弁を用いたインク切換装置)
図6に、布帛の種類を2種類にした場合のインク切換装置SXの一例のブロック図を示す。2種類の布帛の一方は例えば木綿とされ他方は例えばポリエステルとされる。木綿とポリエステルに対応できれば市場の需要の80〜90%に応じられる。
図6において、回転バルブV1のaポートにインクタンクTKaからインクAが供給され、bポートにインクタンクTKbからインクBが供給される。回転バルブV2にはaポートにインクタンクTKa’からインクA’が供給され、bポートにインクタンクTKb’からインクB’が供給される。
インクAは材質A(例えば木綿)の布帛用のインクであり、インクBは材質B(例えばポリエステル)の布帛用のインクである。インクA’およびB’はそれぞれ材質Aの布帛用およびBの布帛用のインクではあるが、ぞれぞれインクAおよびBとは濃度を異ならせたものである。
回転バルブV3のaポートには洗浄液タンクTKcから洗浄液が供給され、bポートには回転バルブV1のcポートの出力液が供給される。
回転バルブV3のcポートの出力液はヘッドHD1に供給される。この出力液の流路には分岐が設けられ、分岐された流路が回転バルブV4のaポートに接続される。
回転バルブV4のbポートには回転バルブV2のcポートの出力液が供給される。回転バルブV4のcポートの出力液がヘッドHD2に供給される。
回転バルブVk(k:1〜4)は図7に示すように3つの切換状態(バルブ位置(1)〜(3))を有する。図7において、バルブ位置(1)はストップ状態であり、流路を遮断する状態である。バルブ位置(2)はbポートとcポートを連通させる状態である。バルブ位置(3)はaポートとcポートを連通させる状態である。
回転バルブV1〜V4の切換は図示しない制御装置によって制御される。回転バルブV1〜V4の切換状態は制御装置にバルブ位置信号としてフィードバックされる。また、インク識別信号および洗浄液識別信号が制御装置に伝達される。これら制御系の信号経路を破線によって示す。
ヘッドHD1およびHD2は同じ色のインク用の単位ヘッドであり、例えば図2に示したイエローヘッドY1およびY2である。マゼンタヘッドM1,M2、シアンヘッドC1,C2およびクロヘッドK1,K2についても全く同様なインク切換装置が設けられている。
回転バルブV1〜V4としては例えば3方弁が用いられる。3方弁の具体例を図8および図9に示す。図8はLポートの3方ボールバルブ、図9はTポートの3方ボールバルブの例である。
図8に示すLポートの3方ボールバルブはL字型の流路が形成されたボールBALの回転位置に応じて同図(B)に示すようにbポートとcポートを連通させる状態、または同図(C)に示すようにaポートとcポートを連通させる状態にする。
図9に示すTポートの3方ボールバルブはT字型の流路が形成されたボールBALの回転位置に応じて同図(B)に示すようにbポートとcポートを連通させる状態、または同図(C)に示すようにaポートとcポートを連通させる状態にする。
次に、以上のように構成されたインク切換装置SXの動作について説明する。なお、動作説明は1つの色の系統についての説明で代表させるが、他の3つの系統についても全く同様である。
図10に各動作モードにおける各作動部の作動状態を示す。動作モードは5つある。すなわち、材質Aの布帛についての高階調プリント、同高速プリント、材質Bの布帛についての高階調プリント、同高速プリントおよび洗浄の5つのモードである。
以下、各モードの動作について説明する。
(材質Aの布帛についての高階調プリント)
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(3)、回転バルブV2のバルブ位置は(3)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4のバルブ位置は(2)とされる。
これによって、図11に示すようなインク供給経路が形成され、ヘッドHD1にインクAが供給され、ヘッドHD2にインクA’が供給されることとなる。このとき布帛11は単位ヘッド1個分のピッチで搬送され、濃度の異なる同色のインクによる2度描きによって高階調の作画が行われる。
(材質Aの布帛についての高速プリント)
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(3)、回転バルブV2のバルブ位置は(1)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4のバルブ位置は(3)とされる。
これによって、図12に示すようなインク供給経路が形成され、ヘッドHD1およびヘッドHD2に同一のインクAが供給されることとなる。このとき布帛11は単位ヘッド2個分のピッチで搬送され、ヘッドHD1およびヘッドHD2の並列使用により2倍速の作画が行われる。
(材質Bの布帛についての高階調プリント)
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(2)、回転バルブV2のバルブ位置は(2)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4のバルブ位置は(2)とされる。
これによって、図13に示すようなインク供給経路が形成され、ヘッドHD1にインクBが供給され、ヘッドHD2にインクB’が供給されることとなる。このとき布帛11は単位ヘッド1個分のピッチで搬送され、濃度の異なる同色のインクによる2度描きにより、材質Bの布帛11につきそれ用のインクB,B’により高階調の作画が行われる。
(材質Bの布帛についての高速プリント)
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(2)、回転バルブV2のバルブ位置は(1)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4のバルブ位置は(3)とされる。
これによって、図14に示すようなインク供給経路が形成され、ヘッドHD1およびヘッドHD2に同一のインクBが供給されることとなる。このとき布帛11は単位ヘッド2個分のピッチで搬送され、ヘッドHD1およびヘッドHD2の並列使用により2倍速の作画が行われる。
(洗浄)
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(1)、回転バルブV2のバルブ位置は(1)、回転バルブV3のバルブ位置は(3)、回転バルブV4のバルブ位置は(3)とされる。
これによって、図15に示すようなインク供給経路が形成され、ヘッドHD1およびヘッドHD2に洗浄液が供給されることとなる。この洗浄液によって回転バルブV3のcポートからヘッドHD1およびHD2のノズルに到るインク流路が洗浄される。洗浄液としては例えばジエチレングリコールと水を混ぜたものが用いられる。
この洗浄は、例えばインクA(およびA’)からインクB(およびB’)への切換またはその逆の切換を行うときに実施され、両インクが混じり合うことによって例えば凝集等の不都合が生じるのを防止している。
なお、通常はインクAとBは混じり合っても問題が生じないもの同士が選ばれるので、必ずしもインク切換の度に洗浄を行うことはしない。その場合、洗浄はインクの切り換えで凝集等の問題が懸念される場合等に所定の洗浄プログラムに従って実施することとなる。
上記の各モードの作画において、回転バルブVkを切り換えた直後暫くはヘッドキャリッジ61のホームポジションでインク噴射もしくは吸引を続け新しいインクが完全にプリンタヘッド60のノズルから噴射される状態になってから捺染を開始する。
このようなインク切換装置は、上記の構成により多様なプリント動作のためのインク切換を少ない切換弁(回転バルブ)の使用により実現できる。また、インクの切換をプリンタヘッドの直前の上流で行うように構成したのでインク切換に伴うインクロスが極めて少ない。さらにインク交換時のインクの凝固の危険性も無くなる。
また、高速プリントから高階調プリントに切り換えたとき濃度の異なるインクが混じり合うことによる階調の不具合も生じない。すなわち、例えば図12に示す高速プリントのインク供給状態から図11に示す高階調プリントのインク供給状態に切り換えたとき分岐路BRにインクAが取り残され、このインクがヘッドHD1からのインク噴射につれて本流MSに漏れ出して来るが、分岐路BRのインクは本流MSのインクと同じインクなので全く問題は生じない。図14の状態から図13の状態へ切り換えた場合も同様である。
また、インク流路の切換に3方弁を用いることにより、切換後は弁の出力側の系統(cポートの系統)は他方のインク系統から完全に切り離されるようになる。このため、切換後にも他系のインクが混入し続けるという事態は生じない。
以上によって、本インク切換装置によればインク切換にともなって前のインクが混入することによるプリント品質の低下は生じず品質の良いプリント結果を得ることができる。
分散染料のインクを用いた場合でインクの沈降対策が必要な時は、インクタンクから切換弁へのインク供給経路を例えば図16に示すように構成すると良い。なお、図16にはインクAとBの供給経路について示したが、インクA’とB’の供給経路についても同様である。
図16に示すように、インクAとBの切換には回転バルブV1’が用いられる。回転バルブV1’は4つのポートa〜dを持つ4方弁である。ここで、aポートにはインクAの供給路が接続される。bポートにはインクBの供給路が接続される。cポートにはインクの出力経路が接続される。dポートにはインクの戻り経路が接続される。戻り経路にはポンプPMPが設けられる。
回転バルブV1’の切換によってaポートとcポートを連通させた時は、bポートとdポートが連通するようになっている。この状態を実線で示す。このとき、インクAが選択されて出力経路に供給される。
一方、インクBは戻り経路に供給され、ポンプPMPによってインクタンクTKbに戻される。これによってインクBの循環が行われ、滞留によるインクの沈降が防止される。
回転バルブV1’の切換によってbポートとcポートを連通させた時は、aポートとdポートが連通する。この状態を破線で示す。このとき、インクBが選択されて出力経路に供給され、インクAが戻り経路のポンプPMPによってインクタンクTKaに戻される。これによってインクAの循環が行われ、滞留による沈降が防止される。
なお、切換直後は戻り経路に前のインクが詰まっているので、その分を捨ててからインクタンクに戻すようにするのはいうまでもない。
(オン・オフ弁を用いたインク切換装置)
図17に、インク切換装置SXの他の構成の例を示す。これは、電磁弁E1〜E6を用いてインク切換装置SXを構成した例である。電磁弁E1〜E6はインクの流路を開閉するオン・オフ弁である。
図17において、電磁弁E1の入力ポートにはインクAの供給路が接続され、電磁弁E2の入力ポートにはインクBの供給路が接続され、電磁弁E3の入力ポートには洗浄液の供給路が接続され、電磁弁E4の入力ポートにはインクA’の供給路が接続され、電磁弁E5の入力ポートにはインクB’の供給路が接続されるようになっている。
電磁弁E1〜E3の出力ポートは、ヘッドHD1に連通するインク経路PAS1に連通するようになっている。電磁弁E4およびE5の出力ポートは、ヘッドHD2に連通するインク経路PAS2に連通するようになっている。インク経路PAS1とPAS2の間には電磁弁E6が設けられている。
電磁弁E1〜E6の開閉は図示しない制御装置から与えられる制御信号によって制御される。電磁弁E1〜E6の開閉状態は制御装置にフィードバックされる。また、インク種別信号および洗浄液識別信号が制御装置に入力される。これら制御系の信号の経路を破線で示す。
ヘッドHD1およびHD2は同じ色のインク用の単位ヘッドであり、例えば図2に示したイエローヘッドY1およびY2である。マゼンタヘッドM1,M2、シアンヘッドC1,C2およびクロヘッドK1,K2についても全く同様なインク切換装置が設けられている。
次に、このように構成されたインク切換装置SXの動作について説明する。なお、動作説明は1つの色の系統についての説明で代表させるが、他の3つの系統についても全く同様である。
図18に各動作モードにおける各作動部の作動状態を示す。動作モードは前述と同様に5つある。すなわち、材質Aの布帛についての高階調プリント、同高速プリント、材質Bの布帛についての高階調プリント、同高速プリントおよび洗浄の5つのモードである。
以下、各モードの動作について説明する。
(材質Aの布帛についての高階調プリント)
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E1とE4がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図19に示すように、ヘッドHD1にインクAを供給し、ヘッドHD2にインクA’を供給するインク経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Aの布帛についての高階調プリントが行われる。
(材質Aの布帛についての高速プリント)
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E1とE6がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図20に示すように、ヘッドHD1とHD2にインクAを供給するインク経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Aの布帛についての高速プリントが行われる。
(材質Bの布帛についての高階調プリント)
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E2とE5がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図21に示すように、ヘッドHD1にインクBを供給し、ヘッドHD2にインクB’を供給するインク経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Bの布帛についての高階調プリントが行われる。
(材質Bの布帛についての高速プリント)
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E2とE6がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図22に示すように、ヘッドHD1とHD2にインクBを供給するインク供給経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Bの布帛についての高速プリントが行われる。
(洗浄)
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E3とE6がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図23に示すように、ヘッドHD1とHD2に洗浄液を供給する経路が形成される。この状態で、前述と同様にヘッドHD1とHD2の洗浄が−行われる。
なお、電磁弁E3の出力ポートはインク経路PAS1の代わりにPAS2側に連通するようにしても良い。
このようなインク切換装置SXはインク切換手段を単なる開閉手段を用いて構成できる点で好ましい。また、開閉手段をオン・オフ弁(電磁弁)で実現することは開閉手段を単純化する点で好ましい。
(カプラを用いたインク切換)
インク経路の切換(選択)または開閉は、上記のような3方弁やオン・オフ弁ばかりでなく、例えば図24に示すようなカプラを利用して行うようにしても良い。
このカプラは図24に示すように、着脱可能なプラグPLGとソケットSKTからなる。プラグPLGは筒型の構造になっており、その内部に円錐形の弁VLV1とバネSPG1を有する。弁VLV1にはバネSPG1による押し出し力が作用している。
ソケットSKTも同様な構成になっており、その内部に円錐形の弁VLV2とバネSPG2を有し、弁VLV2にバネSPG2の押し出し力が作用している。 プラグPLGとソケットSKTを結合した状態では、図24(A)に示すように弁VLV1とVLV2とが先端で衝接して互いに押し合うことにより、プラグPLGとソケットSKTの間に液体の流通経路(矢印)が開成される。
プラグPLGとソケットSKTを分離すると、図24(B)に示すように、プラグPLGにおいては弁VLV1がバネSPG1で押し出され、ソケットSKTにおいては弁VLV2がバネSPG2によって押し出されて、それぞれの先端部を塞ぐ。
すなわち、結合によって自ずと流通路を開成し、分離によって自ずと流通路を封じるカプラとなっている。
このようなカプラを用いてインク切換装置を構成した例を図25および図26に示す。
図25に示すインク切換装置SXは、図6に示したインク切換装置において回転バルブV1〜V4をカプラCPL1〜CPL4で置き換えたものとなっている。
ここで、各カプラCPLk(k:1〜4)は、2系統のインク供給経路の先端にそれぞれソケットSKTを設け、1系統のインク受入経路の先端にプラグPLGを設けたものとなっている。
ソケットSKTとプラグPLGの結合および分離は図示しない制御装置からの制御信号によって制御され、それによって、図6に示したインク切換装置と同様な動作が行われる。
図26に示すインク切換装置SXは、図17に示したインク切換装置において電磁弁E1〜E6をカプラCPL1〜CPL6で置き換えたものとなっている。 ここで、各カプラCPLm(m:1〜6)は、ソケットSKTとプラグPLGの対によって構成されている。
ソケットSKTとプラグPLGの結合および分離は図示しない制御装置からの制御信号によって制御され、それによって、図17に示したインク切換装置と同様な動作が行われる。
このようなカプラを用いたインク切換は手動で行うようにすることもできる。その場合、操作者はプラグPLGとソケットSKTの組合せを自在に選ぶことができるので、インク供給経路の編集の自由度が大幅に向上する。
以上、インク切換装置SXから導出する各インク経路毎に1つのヘッドを設ける例を記載したが、インク切換装置SX以降(下流)でインク経路を分岐し、分岐したインク経路毎にヘッドをさらに接続して印捺を行うように構成することで、印捺速度を一層向上させることができる。
(リニアエンコーダ)
本装置において、リニアエンコーダ70は例えば図27に示すようにヘッドキャリッジ61の走査方向(x方向)に沿って懸張されたベルトBTで構成される。ベルトBTの材料としてはPET(ポリエチレンテレフタレート)からなるフィルムが用いられている。ベルトBTの寸法は例えば、長さが2500mm、幅8mm、厚さ0.5mmとされる。
PETは温度および湿度による伸びが極めて小さくリニアエンコーダのベースとして極めて好適である。この性質はアニール処理によってさらに向上させることができる。
ベルトBT上には少なくともヘッドキャリッジ61の走行範囲にわたって例えば図28に示すような縞模様のパターンが形成されている。縞模様は透明部分TPと不透明部分OPの繰返しによって形成され、繰り返しのピッチは例えば140μmとされる。このとき透明部分TPと不透明部分OPの幅は70μmずつとなる。このような縞模様がベルトBTの幅全体にわたって形成される。
このようなパターンは、例えば感光膜を塗布したPETフィルムをレーザビームで露光し現像すること等によって形成される。レーザビーム描画によれば容易に長尺物にパターンを形成することができる。
これによって長尺のリニアエンコーダを容易に得ることができるので、本装置におけるように全長2500mmのリニアエンコーダ70も容易に製作することができる。
また、レーザビーム露光で描画されるパターンは不透明部分OPと透明部分TPの境界のエッジを急峻に作ることができる。したがって、高精度のリニアエンコーダを得ることができる。リニアエンコーダ70の精度が高いのでヘッドキャリッジ61の位置検出が高精度に行える。これによってインクドットの噴射位置の精度が良くなり、したがって品質の良いプリント結果が得られる。
比較のために金属ベルトを用いたリニアエンコーダの例を挙げると、この種のリニアエンコーダは例えばステンレス等の金属ベルトにエッチングによりスリットパターンを穿つことによって構成される。その場合、製作可能なリニアエンコーダの長さにはエッチング装置の構造に基づく限度があり、例えば両面エッチングによってスリットを形成する場合は1000mmが限度であり、片面エッチングによる場合でも2000mmが限度である。
すなわち金属ベルトを用いた場合は一般に長尺物は作れない。しかも片側エッチングの場合はスリットのエッジの鈍りが大きいので高精度のリニアエンコーダに適しない。
金属ベルトでリニアエンコーダを作る場合、エッチングの版下はPETフィルムにパターンを描画することによって製作される。本装置におけるリニアエンコーダもPETフィルムにパターンを描画することで製作される。したがって、いわば版下を作った段階ですでにリニアエンコーダが出来上がることになり、金属ベルトのものに比べて遙かに少ない工数で製作することができる。
また、金属ベルトのリニアエンコーダはスリットが穿たれるので引張りに対する強度が低下するが、本装置におけるPETベルトには何らのスリットもあけないので強度の低下はない。また、重量が軽いので少ない張力で懸張することができ、懸張手段を簡略化することができる。
また、不注意に触っても金属ベルトのように手を切ることはなく、汚れても簡単に拭き取ることができるので取扱いが容易である。
図29にリニアエンコーダ70の取付け機構の一例を示す。図29において(A)は正面図、(B)はB−B断面図である。同図に示すように、リニアエンコーダ70の右端は支持板711および712の間にネジで挟持され、支持板712が固定部713にネジ止めされている。
リニアエンコーダ70の左端は支持板714および715の間にネジで挟持され、支持板715がベース716にネジ止めされている。ベース716は固定部717にネジ止めされている。
支持板715およびベース716は共にL字形をしており、両者の左端の立ち上がり部分が対面するようになっている。これら立ち上がり部分がネジ718で結合される。
リニアエンコーダ70の懸張に際し、ネジ718の締めつけを加減することによりリニアエンコーダ70に加わる張力を適切に調整する。上記の寸法のベルトBTにおいては厚さは0.5mmであり、張力は700g〜1.2kgの範囲とすることが好ましい。700gを下回るとベルトBTのたるみが許容できない程大きくなり、また1.2kgを越えるとベルトBTにカールが生じるので不都合である。
なお、張力調整の際、支持板715とベース716の間のネジ止めは緩くしておき、張力調整が済んだ後に最終的に緊結するのはいうまでもない。
図30に左端の止め方の他の例を示す。図30において、(A)は正面図( B)は下面図、(C)はC−C断面図である。同図に示すように、リニアエンコーダ70の左端が支持板721および722の間にネジで挟持され、この挟持部がバネ723によってL字金具724に係合されている。L字金具724の立ち上がり部分がL字形のベース725の立ち上がり部分にネジ726によって係合される。ベース725は固定部727にネジ止めされる。ベース725は横断面が偏平なC字形となっており、支持板722およびL字金具724を収容する鞘ともなっている。
このような構成とするより、リニアエンコーダ70はバネ723の張力によって懸張されることとなる。バネ723の張力はネジ726の締め方によって調節される。この止め方は張力の調整がし易い点で好ましい。
なお、リニアエンコーダ70の左端部にマークMKを設け、それを利用して張力調整を行うようにすると調整作業が一層容易になる点で好ましい。このようなマークは図29の場合においても利用できることはいうまでもない。
あるいは、他の張力調節法として、リニアエンコーダ70の上辺に沿って極細の線を張り、この線からのリニアエンコーダ70の中央部の上辺の下がりが1mm程度となるように張力を調節する方法もある。この方法は簡便かつ実用的な点で好ましい。
(ヘッドクリーナー付きヘッド)
本装置においは、ヘッドキャリッジ61のホームポジションの近傍にプリンタヘッド60の表面を拭くヘッドクリーナが設けられる。図31にヘッドクリーナー付きヘッドの構成の一例を示す。本ヘッドは、本発明を実施するための最良の形態の一例である。本ヘッドの構成によって、ヘッドクリーナー付きヘッドに関する本発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
図31において、8個のブレードBL1〜BL8が回転円板RPの周に沿って取り付けられている。回転円板RPはヘッドキャリッジ61の走査方向(紙面に垂直な方向)と交差する向きに設置される。ブレードBLi(i:1〜8)はプリンタヘッド60の表面を拭くワイパーの役目をするもので例えばゴム等によって構成される。
ブレードBLiはプリンタヘッド60の8個の単位ヘッドY1〜K2のおのおのに対応して設けられる。拭き取り時は、回転円板RPを回転させてブレードBLiを対応する単位ヘッドの拭き取り位置すなわち対応する単位ヘッドの走査経路中に移動させるようになっている。回転円板RPの回転は図示しない制御装置によって制御されるようになっている。
拭き取り位置においてはヘッドキャリッジ61の走査方向への移動によって拭き取り操作が行われる。拭き取りをしないときは回転円板RPはブレードBLiが取り付けられていない部分を上にした状態で保持される。
プリンタヘッド60がホームポジション前の所定位置に来たことを図示しない検知手段で検知すると、そのプリンタヘッド60に対応したブレードが進退手段により走査経路中に移動させられる。そして、ヘッドY1はブレードBL1で、ヘッドY2はブレードBL2で、…という対応で常に単位ヘッドに対応したブレードにより、異なった種類のインクが混じることなくクリーニングが行われる。
これによって、各単位ヘッドがそれぞれ専用のブレードで拭き取られ、ノズルの先端に付着した余分なインク等によるインク噴射の妨害が未然に防止される。拭き取りは例えばインク噴射が5万ドット等所定の数に達する度に行われる。この場合、それぞれ専用のヘッドで拭き取るようにしたので、別な色のインクがヘッドに付着してプリント品質を落とすことがない。
インクジェット布帛捺染装置の基本的な構成を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるプリンタヘッドの構成を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるプリンタヘッドの単位ヘッドの構成を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク系統の構成を示すブロック図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の概念を示すブロック図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の構成を示すブロック図である。 回転バルブの切換状態を示すブロック図である。 3方バルブの構成を示す図である。 3方バルブの構成を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作状態を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク供給経路のブロック図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の構成を示すブロック図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作状態を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の動作説明図である。 カプラの構成を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の構成を示すブロック図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるインク切換装置の構成を示すブロック図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるリニアエンコーダの構成を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるリニアエンコーダの一部の詳細な構成を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるリニアエンコーダの支持機構の構成を示す図である。 インクジェット布帛捺染装置におけるリニアエンコーダの支持機構の構成を示す図である。 本発明を実施するための最良の形態の一例のへッドクリーナー付きヘッドの構成を示す図である。
符号の説明
10 元巻
11 布帛
20,30 ローラ
40 ピンチローラ
50 作画テーブル
60 プリンタヘッド
61 ヘッドキャリッジ
62 光センサ
70 リニアエンコーダ
90 巻取り枠
BL1〜BL8 ブレード
RP 回転円板

Claims (2)

  1. 互いに異なったインクを吐出する複数のヘッドと、
    前記複数のヘッドに対応して設けられた複数のヘッド拭き取り手段と、
    前記複数のヘッド拭き取り手段を周囲に有し、回転可能な回転円板と、
    前記複数のヘッド拭き取り手段をそれぞれ対応する前記ヘッドに係合するように前記回転円板を回転させる手段と
    を備えたヘッドクリーナー付きヘッド。
  2. 複数のヘッドから吐出される複数のインクは、互いに色が異なっている請求項1に記載のヘッドクリーナー付きヘッド。
JP2004096247A 2004-03-29 2004-03-29 ヘッドクリーナー付きヘッド Expired - Fee Related JP3724494B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096247A JP3724494B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ヘッドクリーナー付きヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096247A JP3724494B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ヘッドクリーナー付きヘッド

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8077026A Division JPH09262972A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004181978A JP2004181978A (ja) 2004-07-02
JP3724494B2 true JP3724494B2 (ja) 2005-12-07

Family

ID=32768355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004096247A Expired - Fee Related JP3724494B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ヘッドクリーナー付きヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3724494B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004181978A (ja) 2004-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4032360B2 (ja) インクジェット記録装置及び吐出不良検出方法
JPH09262972A (ja) インク切換方法およびインクジェット布帛捺染装置
US6412902B2 (en) Printing head inspecting device and method for printer
US8820876B2 (en) Printing apparatus and inspection method
JP2003118149A (ja) インクジェット印刷装置、およびインクジェット印刷装置におけるリカバー方法
JP5282549B2 (ja) 画像形成装置
JP2011143654A (ja) 画像形成装置およびその制御方法並びにプログラム
US20060103707A1 (en) Media print system
JP2005096447A (ja) インクジェット記録装置及び吐出不良検出方法
JP3724494B2 (ja) ヘッドクリーナー付きヘッド
JP2002144549A (ja) インクジェットプリンタ
US7771009B2 (en) Image recording apparatus
JP5563561B2 (ja) 印刷機校正方法
JP2020163583A (ja) 液体吐出装置
JPH10329311A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2752759B2 (ja) インクジェット記録方法およびそれを実施するインクジェット記録装置
JPH0615817A (ja) インクジェット記録装置
JP7385789B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
WO2023210358A1 (ja) 印刷ユニットおよび記録装置
WO2023021892A1 (ja) 印刷装置およびそのメンテナンス方法
US11794477B2 (en) Image forming apparatus, control method and non-transitory recording medium
JP2018065666A (ja) プリンタ
JP2022085433A (ja) インクジェット印刷装置
JP5717346B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、記録装置および記録方法
JPH0761078A (ja) インクジェットプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050912

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080930

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090930

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090930

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100930

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120930

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120930

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130930

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees