JP3724494B2 - ヘッドクリーナー付きヘッド - Google Patents
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Description
(基本的構成)
図1にインクジェット布帛捺染装置の基本的な構成を示す。本発明のヘッドクリーナー付きヘッドは例えばこのインクジェット布帛捺染装置において使用される。
単位ヘッド1個分の距離ずつ搬送するときは、布帛11上で同一の帯状領域が同色のヘッドで2度ずつ走査されることになる。すなわち、例えばイエローヘッドY1が走査した帯状領域は次にイエローヘッドY2で走査されることになる。その他の単位ヘッドM1〜K2についても同様である。
(インク切換装置)
本装置においては、多種類の布帛に対応できるように布帛に合わせた多種類のインクが用意されインク切換装置SXによって切り換えて使用されるようになっている。
これら第1群のインクおよび第2群のインクの中から、布帛の種類に対応したインクがインク切換装置SXにより選択されて、1対のプリンタヘッドHD1,HD2に供給されるようになっている。
図6に、布帛の種類を2種類にした場合のインク切換装置SXの一例のブロック図を示す。2種類の布帛の一方は例えば木綿とされ他方は例えばポリエステルとされる。木綿とポリエステルに対応できれば市場の需要の80〜90%に応じられる。
回転バルブV3のcポートの出力液はヘッドHD1に供給される。この出力液の流路には分岐が設けられ、分岐された流路が回転バルブV4のaポートに接続される。
回転バルブVk(k:1〜4)は図7に示すように3つの切換状態(バルブ位置(1)〜(3))を有する。図7において、バルブ位置(1)はストップ状態であり、流路を遮断する状態である。バルブ位置(2)はbポートとcポートを連通させる状態である。バルブ位置(3)はaポートとcポートを連通させる状態である。
(材質Aの布帛についての高階調プリント)
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(3)、回転バルブV2のバルブ位置は(3)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4のバルブ位置は(2)とされる。
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(3)、回転バルブV2のバルブ位置は(1)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4のバルブ位置は(3)とされる。
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(2)、回転バルブV2のバルブ位置は(2)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4のバルブ位置は(2)とされる。
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(2)、回転バルブV2のバルブ位置は(1)、回転バルブV3のバルブ位置は(2)、回転バルブV4のバルブ位置は(3)とされる。
このモードでは、図10に示すように、回転バルブV1のバルブ位置は(1)、回転バルブV2のバルブ位置は(1)、回転バルブV3のバルブ位置は(3)、回転バルブV4のバルブ位置は(3)とされる。
分散染料のインクを用いた場合でインクの沈降対策が必要な時は、インクタンクから切換弁へのインク供給経路を例えば図16に示すように構成すると良い。なお、図16にはインクAとBの供給経路について示したが、インクA’とB’の供給経路についても同様である。
回転バルブV1’の切換によってbポートとcポートを連通させた時は、aポートとdポートが連通する。この状態を破線で示す。このとき、インクBが選択されて出力経路に供給され、インクAが戻り経路のポンプPMPによってインクタンクTKaに戻される。これによってインクAの循環が行われ、滞留による沈降が防止される。
(オン・オフ弁を用いたインク切換装置)
図17に、インク切換装置SXの他の構成の例を示す。これは、電磁弁E1〜E6を用いてインク切換装置SXを構成した例である。電磁弁E1〜E6はインクの流路を開閉するオン・オフ弁である。
(材質Aの布帛についての高階調プリント)
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E1とE4がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図19に示すように、ヘッドHD1にインクAを供給し、ヘッドHD2にインクA’を供給するインク経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Aの布帛についての高階調プリントが行われる。
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E1とE6がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図20に示すように、ヘッドHD1とHD2にインクAを供給するインク経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Aの布帛についての高速プリントが行われる。
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E2とE5がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図21に示すように、ヘッドHD1にインクBを供給し、ヘッドHD2にインクB’を供給するインク経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Bの布帛についての高階調プリントが行われる。
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E2とE6がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図22に示すように、ヘッドHD1とHD2にインクBを供給するインク供給経路が形成される。この状態で、前述と同様に材質Bの布帛についての高速プリントが行われる。
このモードでは、図18に示すように、電磁弁E3とE6がONとされ、その他の電磁弁はすべてOFFとされる。これによって、図23に示すように、ヘッドHD1とHD2に洗浄液を供給する経路が形成される。この状態で、前述と同様にヘッドHD1とHD2の洗浄が−行われる。
このようなインク切換装置SXはインク切換手段を単なる開閉手段を用いて構成できる点で好ましい。また、開閉手段をオン・オフ弁(電磁弁)で実現することは開閉手段を単純化する点で好ましい。
インク経路の切換(選択)または開閉は、上記のような3方弁やオン・オフ弁ばかりでなく、例えば図24に示すようなカプラを利用して行うようにしても良い。
このようなカプラを用いてインク切換装置を構成した例を図25および図26に示す。
ここで、各カプラCPLk(k:1〜4)は、2系統のインク供給経路の先端にそれぞれソケットSKTを設け、1系統のインク受入経路の先端にプラグPLGを設けたものとなっている。
本装置において、リニアエンコーダ70は例えば図27に示すようにヘッドキャリッジ61の走査方向(x方向)に沿って懸張されたベルトBTで構成される。ベルトBTの材料としてはPET(ポリエチレンテレフタレート)からなるフィルムが用いられている。ベルトBTの寸法は例えば、長さが2500mm、幅8mm、厚さ0.5mmとされる。
ベルトBT上には少なくともヘッドキャリッジ61の走行範囲にわたって例えば図28に示すような縞模様のパターンが形成されている。縞模様は透明部分TPと不透明部分OPの繰返しによって形成され、繰り返しのピッチは例えば140μmとされる。このとき透明部分TPと不透明部分OPの幅は70μmずつとなる。このような縞模様がベルトBTの幅全体にわたって形成される。
また、レーザビーム露光で描画されるパターンは不透明部分OPと透明部分TPの境界のエッジを急峻に作ることができる。したがって、高精度のリニアエンコーダを得ることができる。リニアエンコーダ70の精度が高いのでヘッドキャリッジ61の位置検出が高精度に行える。これによってインクドットの噴射位置の精度が良くなり、したがって品質の良いプリント結果が得られる。
金属ベルトでリニアエンコーダを作る場合、エッチングの版下はPETフィルムにパターンを描画することによって製作される。本装置におけるリニアエンコーダもPETフィルムにパターンを描画することで製作される。したがって、いわば版下を作った段階ですでにリニアエンコーダが出来上がることになり、金属ベルトのものに比べて遙かに少ない工数で製作することができる。
図29にリニアエンコーダ70の取付け機構の一例を示す。図29において(A)は正面図、(B)はB−B断面図である。同図に示すように、リニアエンコーダ70の右端は支持板711および712の間にネジで挟持され、支持板712が固定部713にネジ止めされている。
リニアエンコーダ70の懸張に際し、ネジ718の締めつけを加減することによりリニアエンコーダ70に加わる張力を適切に調整する。上記の寸法のベルトBTにおいては厚さは0.5mmであり、張力は700g〜1.2kgの範囲とすることが好ましい。700gを下回るとベルトBTのたるみが許容できない程大きくなり、また1.2kgを越えるとベルトBTにカールが生じるので不都合である。
図30に左端の止め方の他の例を示す。図30において、(A)は正面図( B)は下面図、(C)はC−C断面図である。同図に示すように、リニアエンコーダ70の左端が支持板721および722の間にネジで挟持され、この挟持部がバネ723によってL字金具724に係合されている。L字金具724の立ち上がり部分がL字形のベース725の立ち上がり部分にネジ726によって係合される。ベース725は固定部727にネジ止めされる。ベース725は横断面が偏平なC字形となっており、支持板722およびL字金具724を収容する鞘ともなっている。
本装置においては、ヘッドキャリッジ61のホームポジションの近傍にプリンタヘッド60の表面を拭くヘッドクリーナが設けられる。図31にヘッドクリーナー付きヘッドの構成の一例を示す。本ヘッドは、本発明を実施するための最良の形態の一例である。本ヘッドの構成によって、ヘッドクリーナー付きヘッドに関する本発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
11 布帛
20,30 ローラ
40 ピンチローラ
50 作画テーブル
60 プリンタヘッド
61 ヘッドキャリッジ
62 光センサ
70 リニアエンコーダ
90 巻取り枠
BL1〜BL8 ブレード
RP 回転円板
Claims (2)
- 互いに異なったインクを吐出する複数のヘッドと、
前記複数のヘッドに対応して設けられた複数のヘッド拭き取り手段と、
前記複数のヘッド拭き取り手段を周囲に有し、回転可能な回転円板と、
前記複数のヘッド拭き取り手段をそれぞれ対応する前記ヘッドに係合するように前記回転円板を回転させる手段と
を備えたヘッドクリーナー付きヘッド。 - 複数のヘッドから吐出される複数のインクは、互いに色が異なっている請求項1に記載のヘッドクリーナー付きヘッド。
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JP2004096247A JP3724494B2 (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | ヘッドクリーナー付きヘッド |
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