JP2018065666A - プリンタ - Google Patents

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啓八 福井
Keihachi Fukui
啓八 福井
彰寛 貞木
Akihiro Sadaki
彰寛 貞木
倉島 憲彦
Norihiko Kurashima
憲彦 倉島
角野 徳重
Norishige Sumino
徳重 角野
基弘 池村
Motohiro Ikemura
基弘 池村
康司 ▲高▼橋
康司 ▲高▼橋
Koji Takahashi
武文 遠藤
Takefumi Endo
武文 遠藤
史祥 吉澤
Fumiaki Yoshizawa
史祥 吉澤
宗樹 成澤
Muneki Narisawa
宗樹 成澤
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Abstract

【課題】記録媒体を印刷時の搬送方向とは逆方向に搬送する際に、記録媒体上の画像の劣化を抑制する。【解決手段】記録媒体9がピンチローラ51,52,61,62と駆動ローラ41との間に挟み込まれた状態で、駆動ローラ41が搬送モータ43により回転駆動されることによって、記録媒体9が前方に搬送される際には、ヘッド21により印刷が行われる。その後、ピンチローラ61,62が駆動ローラ41から離間して、記録媒体9がピンチローラ51,52と駆動ローラ41との間に挟み込まれた状態で、駆動ローラ41が搬送モータ43により回転駆動されることによって、記録媒体9が後方に搬送される。【選択図】図5

Description

本発明は、記録媒体に向けてインクを吐出することによって前記記録媒体に印刷するプリンタに関する。
特許文献1には、シリアルヘッド方式のインクジェットプリンタが開示されている。具体的には、キャリッジに搭載されたヘッドがキャリッジとともに主走査方向に往復移動し、記録用紙が主走査方向に対して直交する副走査方向に搬送手段によって搬送され、ヘッドからインクが吐出されることによって記録用紙に画像が形成される。搬送手段は、駆動ローラと、駆動ローラの軸方向に間隔を置いて配列された複数のピンチローラと、を有するものである。これらピンチローラは同一のシャフトに取り付けられている。そのため、これらピンチローラは、シャフトの回転によって、互いに連動して駆動ローラに対して接離する。
特開2006−56642号公報
ところで、ヘッドによって記録用紙に印刷がなされた後、記録用紙を印刷時の搬送方向とは逆に搬送することがある。その場合、記録用紙に形成された画像のインクがピンチローラに付着するので、画像の劣化(滲みや脱色)が生じてしまう。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、記録用紙等の記録媒体を印刷時の搬送方向とは逆方向に搬送する際に、記録媒体上の画像の劣化を抑制することである。
上記目的を達成するための主たる発明は、駆動機と、前記駆動機により回転駆動される駆動ローラと、前記駆動ローラの軸方向に配列され、前記駆動ローラに対して接離可能に設けられた複数のピンチローラと、前記複数のピンチローラを相互独立的に前記駆動ローラに対して接離するよう駆動する駆動機構と、前記記録媒体に対向し、前記記録媒体に向けてインクを吐出することにより印刷を行うヘッドと、を備え、前記複数のピンチローラが前記駆動機構により前記駆動ローラに近接して、前記複数のピンチローラと前記駆動ローラとの間に前記記録媒体が挟み込まれた状態で、前記駆動ローラが前記駆動機により回転駆動されるとともに、前記ヘッドにより印刷が行われた後、前記駆動機構により前記複数のピンチローラのうち何れかの第一ピンチローラが前記駆動ローラから離間して、残りの第二ピンチローラが前記駆動ローラに近接して、前記第二ピンチローラと前記駆動ローラとの間に前記記録媒体が挟み込まれた状態で、前記駆動ローラが前記駆動機により逆方向に回転駆動されるプリンタである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、画像の劣化を抑制できる。
図1は、プリンタの斜視図である。 図2は、プリンタの本体部の内部の側面図である。 図3は、プリンタのブロック図である。 図4は、プリンタの本体部の内部の側面図である。 図5は、プリンタの本体部の内部の側面図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
駆動機と、前記駆動機により回転駆動される駆動ローラと、前記駆動ローラの軸方向に配列され、前記駆動ローラに対して接離可能に設けられた複数のピンチローラと、前記複数のピンチローラを相互独立的に前記駆動ローラに対して接離するよう駆動する駆動機構と、前記記録媒体に対向し、前記記録媒体に向けてインクを吐出することにより印刷を行うヘッドと、を備え、前記複数のピンチローラが前記駆動機構により前記駆動ローラに近接して、前記複数のピンチローラと前記駆動ローラとの間に前記記録媒体が挟み込まれた状態で、前記駆動ローラが前記駆動機により回転駆動されるとともに、前記ヘッドにより印刷が行われた後、前記駆動機構により前記複数のピンチローラのうち何れかの第一ピンチローラが前記駆動ローラから離間して、残りの第二ピンチローラが前記駆動ローラに近接して、前記第二ピンチローラと前記駆動ローラとの間に前記記録媒体が挟み込まれた状態で、前記駆動ローラが前記駆動機により逆方向に回転駆動されるプリンタが明らかとなる。
以上によれば、駆動ローラが逆方向に回転駆動される際に第一ピンチローラが駆動ローラ及び記録媒体から離間するので、記録媒体に印刷された画像のインクが第一ピンチローラに付着しない。そのため、記録媒体に印刷された画像の劣化を抑制できる。
好ましくは、前記第二ピンチローラと前記駆動ローラとの間に前記記録媒体の両側部が挟み込まれる。
記録媒体が順方向に搬送されて印刷される際には、記録媒体の両側部に画像が形成されないことが通常であるので、以上によれば、記録媒体の両側部が第二ピンチローラと駆動ローラとの間に挟み込まれた状態で記録媒体が逆方向に搬送されても、記録媒体に印刷された画像のインクが第二ピンチローラに付着しない。そのため、記録媒体に印刷された画像の劣化を抑制できる。
好ましくは、前記第一ピンチローラは前記ヘッドにより印刷された画像の前記軸方向の範囲内に配置されている。
以上によれば、複数のピンチローラのうち、ヘッドにより印刷された画像の軸方向の範囲内に配置された第一ピンチローラが駆動ローラから離間するので、記録媒体に印刷された画像のインクが第一ピンチローラに付着しない。そのため、記録媒体に印刷された画像の劣化を抑制できる。
好ましくは、前記第一ピンチローラが前記駆動ローラから離間した場合の前記駆動ローラに対する前記第二ピンチローラの押付力は、前記第一ピンチローラが前記駆動ローラに近接した場合の前記駆動ローラに対する前記第二ピンチローラの押付力よりも大きい。
以上によれば、第一ピンチローラが駆動ローラから離間すると、駆動ローラに対する第二ピンチローラの押付力が増加する。そのため、駆動ローラが記録媒体に対して滑らず、記録媒体を正確且つ確実に逆方向に搬送することができる。
好ましくは、前記複数のピンチローラが前記ヘッドよりも前記記録媒体の逆搬送方向側に配置されている。
以上によれば、複数のピンチローラがヘッドよりも記録媒体の逆搬送方向側に配置されていても、駆動ローラが逆方向に回転駆動される際に第一ピンチローラが駆動ローラ及び記録媒体から離間するので、記録媒体に印刷された画像のインクが第一ピンチローラに付着しない。そのため、記録媒体に印刷された画像の劣化を抑制できる。
好ましくは、前記プリンタが、前記記録媒体に対向し、前記ヘッドが吐出するインクと色の異なるインクを前記記録媒体に向けて吐出することにより印刷を行う第二ヘッドを更に備え、前記駆動ローラが前記駆動機により逆方向に回転駆動される工程において前記第二ヘッドにより印刷が行われる。更に好ましくは、前記ヘッドがプロセスカラーのインクを吐出し、前記第二ヘッドがクリアインクを吐出する。
以上によれば、駆動ローラが逆方向に回転駆動される際に第一ピンチローラが駆動ローラ及び記録媒体から離間するので、第二ヘッドによって記録媒体に吐出されたインクが第一ピンチローラに付着しない。そのため、記録媒体に印刷された画像の劣化を抑制できる。
好ましくは、前記駆動ローラが前記駆動機により逆方向に回転駆動される工程において、前記ヘッドによる印刷が行われない。
また、駆動機と、前記駆動機により回転駆動される駆動ローラと、前記駆動ローラとの間に記録媒体を挟み込むピンチローラと、前記記録媒体に対向し、前記記録媒体に向けてインクを吐出することにより印刷を行うヘッドと、前記ピンチローラに接して、前記ピンチローラに付着したインクを除去するインク除去部と、を備えるプリンタが明らかとなる。
以上によれば、記録媒体に印刷された画像のインクが第一ピンチローラに付着したものとしても、そのインクがインク除去部によって除去されるので、記録媒体に印刷された画像の劣化を抑制できる。
好ましくは、前記インク除去部が不織布、織布、綿状体、スクレーパ又はブレードである。
好ましくは、前記ピンチローラに対する前記インク除去部の押付力が前記駆動ローラに対する前記ピンチローラの押付力よりも大きい。
以上によれば、ピンチローラの回転がインク除去部によって止められることがなく、ピンチローラが駆動ローラに従動する。記録媒体を正確且つ確実に搬送することができる。
===実施の形態===
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔1.プリンタの構成〕
図1は、プリンタ1の本体部2の一部を切り欠いて示す斜視図である。図2は、プリンタ1の本体部2の内部の概略側面図である。図3は、プリンタ1の制御構成を示したブロック図である。なお、以下の図面において、符号F、Rr、LおよびRは、それぞれ前、後、左及び右を表す。また、図1に示す符号Yは主走査方向(左右方向)を表す。図1及び図2に示す符号Xは、主走査方向Yと垂直な副走査方向(前後方向)を表す。
図1に示すように、プリンタ1は、樹脂製の記録媒体9に印刷を行うものである。記録媒体9はシート状又はウェブ状であり、原反ロールに巻回された記録媒体9がプリンタ1の本体部2に繰り出される。なお、記録媒体9の材質は樹脂製に限るものではなく、例えば紙製、金属製(例えば金属箔)又は複合材製(例えば樹脂層と金属層の積層フィルム)であってもよい。
プリンタ本体部2の機枠には、ガイドレール11、キャリッジ駆動機構15、プラテン30、駆動ローラ(グリッドローラ)41、サイドピンチローラ51,52及びセンターピンチローラ61,62が取り付けられている。
ガイドレール11は主走査方向Yに延びている。このガイドレール11にはキャリッジ20が摺動自在に取り付けられている。キャリッジ20はガイドレール11によって主走査方向Yに案内される。
キャリッジ駆動機構15はガイドレール11に沿って設けられている。キャリッジ20がこのキャリッジ駆動機構15に連結され、このキャリッジ駆動機構15がキャリッジ20を主走査方向Yに移動させる。キャリッジ駆動機構15は、モータと、そのモータの動力をキャリッジ20の動力としてキャリッジ20に伝達する動力伝達機構(例えばベルト伝動機構、チェーン伝動機構、ボールねじ伝動機構又はピニオンラック機構)とを有する。
キャリッジ20には複数のヘッド21及び複数のヘッド22が搭載されている。ヘッド21には、インクタンク(図示略)からインクが供給される。ヘッド21の下面には複数のノズルが形成されており、ヘッド21がノズルから下方に向けてインクを吐出する。ヘッド22にもインクタンクからインクが供給され、ヘッド22の下面の複数のノズルからインクを吐出する。
ヘッド21は、プロセスカラー(例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブロック)のインクを吐出するプロセスカラー用ヘッドである。ヘッド22は、プロセスカラー以外の特殊インク(例えば、特色インク、白色インク、クリアインク、下地インク)を吐出する特殊インク用ヘッドもある。クリアインクとは、染料或いは顔料が含まれていない無色透明なインクのことをいう。なお、ヘッド21,22から吐出されるインクが紫外線硬化性樹脂からなる場合、下方に向けて光を照射する紫外線光源がキャリッジ20に搭載されているか、紫外線光源がキャリッジ20の前方且つ後述のプラテン30の上方において主走査方向Yに沿ってプリンタ本体部2の機枠に取り付けられている。
ガイドレール11、キャリッジ20及びヘッド21,22の下方にはプラテン30が配設されている。プラテン30の上面が上下左右に延在して平面状に形成されており、記録媒体9がプラテン30上に支持される。ヘッド21,22の下面がこのプラテン30の上面及び記録媒体9に対向する。キャリッジ20及びヘッド21,22はプラテン30及び記録媒体9の上方において主走査方向Yに移動する。
キャリッジ20及びヘッド21,22の下方であって且つヘッド21,22よりも後ろ側には、駆動ローラ41が配設されている。この駆動ローラ41は、その回転軸が主走査方向Yに延在するようにしてプリンタ本体部2の機枠に取り付けられている。駆動ローラ41の一部がプラテン30に埋設され、駆動ローラ41の上側の周面がプラテン30の上面から露出している。この駆動ローラ41は搬送モータ(駆動機)43によって回転駆動される。
駆動ローラ41の上方には、サイドピンチローラ51,52及びセンターピンチローラ61,62が配設されている。これらピンチローラ51,52,61,62は、主走査方向Yに間隔を置いて配列されている。これらピンチローラ51,52,61,62のうちサイドピンチローラ51,52が両側に配置され、センターピンチローラ61,62がサイドピンチローラ51とサイドピンチローラ52との間に配置されている。本実施形態では、サイドピンチローラ51,52の間に2体のセンターピンチローラ61,62があるが、センターピンチローラの数は1であってもよいし、3以上であってもよい。
サイドピンチローラ51は駆動ローラ41に対して上下方向に接離可能に設けられている。具体的には、図2に示すように、サイドピンチローラ51が第一揺動アーム53の前端部に回転可能に取り付けられ、その第一揺動アーム53の後端部が第二揺動アーム54の中間部に回転可能に取り付けられ、第二揺動アーム54の後部がプリンタ本体部2の機枠に回転可能に取り付けられている。そのため、第二揺動アーム54がその後部を支点にして上下に揺動可能に設けられ、第一揺動アーム53がその後端部を支点にして上下に揺動可能に設けられている。第一揺動アーム53の中間部には摺動ピン55が形成され、第二揺動アーム54の前部には上下方向に長尺な長穴56が形成され、摺動ピン55が長穴56に挿入されている。第一揺動アーム53の後端部の回転軸にはトーションスプリング57が設けられ、トーションスプリング57によって第一揺動アーム53が第二揺動アーム54に対して相対的に下方へ向けて付勢されている。
第二揺動アーム54が振り上げられた状態では、摺動ピン55が長穴56の下縁に当接している。第二揺動アーム54が下方に振り下げられると、サイドピンチローラ51が駆動ローラ41に当接し、第二揺動アーム54が更に下方に振り下げられると、トーションスプリング57の弾性力によってサイドピンチローラ51が駆動ローラ41に圧接される。ここで、第二揺動アーム54の下方への変位が大きくなるにつれて、トーションスプリング57の弾性力が高くなる。
プリンタ本体部2には、駆動機構70(図3参照)が設けられている。駆動機構70は、第二揺動アーム54を上下に揺動させることによって、サイドピンチローラ51を上下方向に駆動ローラ41に対して接離するよう駆動する。
サイドピンチローラ51と同様にして、サイドピンチローラ52及びセンターピンチローラ61,62も駆動機構70によって駆動ローラ41に対して上下方向に接離するよう駆動される。ここで、駆動機構70は、ピンチローラ51,52,61,62を相互独立的に上下方向に駆動ローラ41に対して接離するよう駆動する。なお、駆動機構70は、共通の動力源(例えばモータ)によってピンチローラ51,52,61,62を独立させて上下動させるものでもよいし、別々の動力源(例えばモータ、電磁ソレノイド)によってピンチローラ51,52,61,62を独立させて上下動させるものでもよい。
第一揺動アーム53にはインク除去部(インク拭取部)59が設けられており、このインク除去部59がばね等によってサイドピンチローラ51に圧接されている。サイドピンチローラ51に対するインク除去部59の押付力は、駆動ローラ41に対するサイドピンチローラ51の押付力よりも大きい。
このインク除去部59は不織布、織布、綿状体、スクレーパ又はブレードであり、サイドピンチローラ51に付着したインクを拭き取るものである。ここで、インク除去部59が不織布、織布、綿状体といった吸収性材料である場合、インク除去部59に溶剤が含浸されていてもよい。
サイドピンチローラ51と同様にして、サイドピンチローラ52及びセンターピンチローラ61,62もインク除去部に圧接されて、インク除去部によってインクが拭き取られる。
上述したキャリッジ駆動機構15、ヘッド21,22、搬送モータ43及び駆動機構70は制御部90によって制御される。制御部90は各種の駆動回路(例えばモータドライバ)及びマイクロコンピュータ(例えばプログラムロジックコントローラ)等を有する制御回路である。
〔2.プリンタの動作〕
(1)記録媒体の挟み込み
作業者が原反ロールから記録媒体9をプリンタ本体部2へ引き出す。そして、作業者はその記録媒体9をプリンタ本体部2の後ろ側からピンチローラ51,52,61,62と駆動ローラ41との間に通す(図2参照)。そして、作業者がスイッチ或いは押しボタン等を操作すると、制御部90が駆動機構70を作動させる。そうすると、駆動機構70によってサイドピンチローラ51,52及びセンターピンチローラ61,62が下降されて駆動ローラ41に押し付けられる(図4参照)。これにより、記録媒体9の両側部がサイドピンチローラ51,52と駆動ローラ41との間に挟み込まれ、記録媒体9の中央部がセンターピンチローラ61,62と駆動ローラ41との間に挟み込まれる。
(2)順方向への記録媒体の送り及び印刷
次に、制御部90が搬送モータ43を間欠的に作動させる。そうすると、駆動ローラ41が搬送モータ43によって間欠的に所定角度ずつ順方向(図4に示す方向に見て、反時計回り)に回転駆動される。これにより、記録媒体9が前方に向かって間欠的に搬送される。記録媒体9が搬送される際には、ピンチローラ51,52,61,62が駆動ローラ41に従動する。
搬送モータ43の各回の停止の際には、制御部90がキャリッジ駆動機構15を作動させて、キャリッジ20がキャリッジ駆動機構15により主走査方向Yに移動する。キャリッジ20の移動の際に、制御部90がプロセスカラー用のヘッド21を制御して、ヘッド21によって記録媒体9に向けてプロセスカラーのインクが吐出される。これにより、記録媒体9上に画像が形成される。なお、記録媒体9の両側部に対してはプロセスカラーのインクが吐出されないため、記録媒体9の両側部は無地のままである。
以上のような記録媒体9の間欠的な送りが多数回繰り返されることによって、記録媒体9が前方へ所定距離(所定距離は間欠的な1回当たりの送り距離よりも十分に長い)送られて、副走査方向Xにおける所定範囲が印刷される。そうすると、制御部90が搬送モータ43及びキャリッジ駆動機構15を一時停止させる。更に、制御部90はヘッド21によるインク吐出も一時停止する。
(3)駆動ローラからセンターピンチローラの離間
次に、制御部90が駆動機構70を作動させる。そうすると、駆動機構70によってセンターピンチローラ61,62が上昇されて駆動ローラ41から離れるが、サイドピンチローラ51,52が駆動ローラ41に押し付けられた状態が維持される(図5参照)。ここで、サイドピンチローラ51,52の第二揺動アームが駆動機構70によって更に振り下げられて、駆動ローラ41に対するサイドピンチローラ51,52の押付力が増加する。
(4)逆方向への記録媒体の空送り
次に、制御部90が搬送モータ43を連続的に作動させる。そうすると、駆動ローラ41が搬送モータ43によって逆方向(図5に示す方向に見て、時計回り)に回転駆動されて、サイドピンチローラ51,52と駆動ローラ41との間に挟まれた記録媒体9が後方へ搬送される。
ここで、サイドピンチローラ51,52が記録媒体9の両側部を挟み込んでいるため、既に印刷された画像のプロセスカラーインクがサイドピンチローラ51,52に付着しない。また、センターピンチローラ61,62が記録媒体9から離間しているため、既に印刷された画像のプロセスカラーインクがセンターピンチローラ61,62に付着しない。そのため、印刷画像の画質低下を抑制できる。
記録媒体9に形成された画像がヘッド21,22の下方を後方へ通過した後、制御部90が搬送モータ43を停止させる。
(5)順方向への記録媒体の送り及び印刷
次に、制御部90が搬送モータ43を間欠的に作動させる。そうすると、駆動ローラ41が搬送モータ43によって間欠的に所定角度ずつ順方向に回転駆動される。これにより、記録媒体9が前方に向かって間欠的に搬送される。記録媒体9が搬送される際には、サイドピンチローラ51,52が駆動ローラ41に従動する。
搬送モータ43の各回の停止の際には、制御部90がキャリッジ駆動機構15を作動させて、キャリッジ20がキャリッジ駆動機構15により主走査方向Yに移動する。キャリッジ20の移動の際に、制御部90が特殊インク用のヘッド22を制御して、ヘッド22によって記録媒体9に向けて特殊インクが吐出される。これにより、既に形成された画像上に特殊インクが重ね打ちされる。特殊インクが透明であれば、画像が透明な特殊インクによってコーティングされ、画像の光沢性が向上する。特殊インクが特色インク又は白色インクであれば、画像に特色模様又は白模様が付加される。なお、記録媒体9の両側部に対しては特殊インクが吐出されないため、記録媒体9の両側部は無地のままである。
この際も、センターピンチローラ61,62が記録媒体9から離間しているため、既に印刷された画像のインクがセンターピンチローラ61,62に付着せず、印刷画像の画質低下を抑制できる。
以上のような記録媒体9の間欠的な送りが多数回繰り返されることによって、記録媒体9が前方へ所定距離(所定距離は間欠的な1回当たりの送り距離よりも十分に長い)送られて、副走査方向Xにおける所定範囲が重ね打ち印刷される。そうすると、制御部90が搬送モータ43及びキャリッジ駆動機構15を一時停止させる。更に、制御部90はヘッド22によるインク吐出も一時停止する。
(6)記録媒体の中央部の挟持
次に、制御部90が駆動機構70を作動させる。そうすると、駆動機構70によってセンターピンチローラ61,62が下降されて駆動ローラ41に押し付けられる。これにより、記録媒体9の中央部がセンターピンチローラ61,62と駆動ローラ41との間に挟み込まれる。ここで、サイドピンチローラ51,52の第二揺動アームが駆動機構70によって振り下げられるが、駆動ローラ41に対するサイドピンチローラ51,52の押付力が低くなる。
その後、必要に応じて、上述の(2)〜(6)の工程が繰り返し行われる。
〔3.効果〕
(a) ピンチローラ51,52,61,62がヘッド21よりも後方に配置されているため、上記(2)の工程の際に記録媒体9に付着したインクがピンチローラ51,52,61,62に付着することがない。また、上記(2)の工程の際には、記録媒体9がサイドピンチローラ51,52のみならず、センターピンチローラ61,62によっても挟持されているので、プラテン30から記録媒体9の浮きを抑制できる。そのため、質の高い印刷を行える。
(b) 上記(4)及び(5)の工程の際にはセンターピンチローラ61,62が記録媒体9及び駆動ローラ41から離間しているため、印刷画像の画質低下を抑制できる。
(c) 上記(3)の工程の際にセンターピンチローラ61.62が駆動ローラ41から離間すると、駆動ローラ41に対するサイドピンチローラ51,52の押付力が増加する。そのため、上記(4)及び(5)の工程の際に、駆動ローラ41が記録媒体9に対して滑らず、記録媒体9を正確且つ確実に搬送することができる。
(d) ピンチローラ51,52,61,62に対するインク除去部59の押付力が駆動ローラ41に対するピンチローラ51,52,61,62の押付力よりも大きいため、ピンチローラ51,52,61,62の回転がインク除去部59によって止められることがない。それゆえ、ピンチローラ51,52,61,62が駆動ローラ41に従動して、記録媒体を正確且つ確実に搬送することができる。
===変形例===
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。以上の実施形態からの変更点について以下に説明する。以下に説明する変更点は、可能な限り組み合わせて適用してもよい。
(a) 上記(3)及び(6)の工程の動作が行われなくてもよい。つまり、上述の(4)の逆方向搬送工程の際、記録媒体9がピンチローラ51,52,61,62と駆動ローラ41との間に挟まれた状態で後方へ搬送されてもよい。この場合、インク除去部がピンチローラ51,52,61,62に圧接されているので、記録媒体9上のプロセスカラーインクや特殊インクがピンチローラ51,52,61,62に付着しても、インク除去部によってピンチローラ51,52,61,62から拭き取られる。そのため、印刷画像の画質低下を抑制できる。
(b) 上述の実施形態では、上記(4)の逆方向搬送工程の際に記録媒体9が後方へ連続的に搬送され、上記(5)の工程の際に記録媒体9が前方へ間欠的に搬送される。それに対して、上記(4)の逆搬送工程の際に記録媒体9が後方へ間欠的に搬送され、上記(5)の順方向搬送工程の際に記録媒体9が前方へ連続的に搬送されてもよい。この場合、上記(5)の工程の際に特殊インクの重ね打ちが行われず、上記(4)の工程の際に特殊インク又はプロセスカラーインクの重ね打ちが行われる。つまり、上記(4)の工程における搬送モータ43の各回の停止の際には、キャリッジ20がキャリッジ駆動機構15により主走査方向Yに移動して、ヘッド22(又はヘッド21)によって記録媒体9に向けて特殊インク(又はプロセスカラーインク)が吐出される。
(c) 上述の実施形態では、上記(2)の工程の際に、ヘッド21がプロセスカラーのインクを吐出し、上記(5)の工程の際に、ヘッド22が特殊インクを吐出した。それに対して、上記(2)の工程の際に、ヘッド22が特殊インク(例えば下地インク)を吐出し、上記(5)の工程の際に、ヘッド21がプロセスカラーのインクを吐出してもよい。なお、上記(b)の変形例のように上記(2)の工程の際に記録媒体9が前方へ間欠的に搬送され、上記(4)の工程の際に記録媒体9が後方へ間欠的に搬送され、上記(5)の工程の際に記録媒体9が前方へ連続的に搬送される場合において、上記(2)の工程の際に、ヘッド22が特殊インク(例えば下地インク)を吐出し、上記(4)の工程の際に、ヘッド21がプロセスカラーのインクを吐出してもよい。
(d) 上述の実施形態では、上記(5)の工程の際に、ヘッド22が特殊インクを吐出した。それに対して、上記(5)の工程の際に、ヘッド21がプロセスカラーインクを吐出してもよい。
(e) 上述の実施形態では、上記(4)の工程の際に記録媒体9が後方へ連続的に搬送された。それに対して、上記(4)の工程の際に記録媒体9が後方へ間欠的に搬送されてもよい。この場合、上記(2)の工程の際に、ヘッド21がプロセスカラーインクを吐出するか、又はヘッド22が特殊インク(例えば下地インク)を吐出する。また、上記(4)の工程の際に、ヘッド21がプロセスカラーインクを吐出するか、又はヘッド22が特殊インク(例えば特色インク)を吐出する。上記(5)の工程の際に、ヘッド22が特殊インク(例えばクリアインク)を吐出する。
(f) 上述の実施形態では、プリンタ1がシリアルヘッド方式(走査方式)のインクジェットプリンタであったが、ラインヘッド方式のインクジェットプリンタであってもよい。つまり、ガイドレール11、キャリッジ20及びキャリッジ駆動機構15が設けられておらず、ヘッド21,22がプラテン30の上方において主走査方向Yに延在した状態でプリンタ本体部2の機枠に取り付けられている。この場合、上記(2)及び(4)の工程の際、記録媒体9が連続的に搬送されるようにしてもよい。
(g) 上述の実施形態では、駆動機構70がピンチローラ51,52,61,62を相互独立的に上下方向に駆動ローラ41に対して接離するよう駆動する。それに対して、駆動機構70がサイドピンチローラ51,52を連動させて上下方向に駆動ローラ41に対して接離するよう駆動するとともに、駆動機構70がサイドピンチローラ51,52とは独立させてセンターピンチローラ61,62を連動させて上下方向に駆動ローラ41に対して接離するよう駆動してもよい。
(h) 上述の実施形態では、上記(3)の工程の際、ピンチローラ51,52,61,62のうち中央のピンチローラ61,62が駆動ローラ41から離間し、両側のピンチローラ51,52が駆動ローラ41から離間しなかった。それに対して、ユーザが記録媒体9の幅に合わせて、ピンチローラ51,52,61,62の中から離間させるものを選択してもよい。
例えば、記録媒体9の幅がピンチローラ51とピンチローラ52の間隔よりも狭い場合、上記(1)の工程の際、記録媒体9をセッティングすると、記録媒体9の両側部がピンチローラ51,62と駆動ローラ41との間に挟まれ、記録媒体9の中央部がピンチローラ61と駆動ローラ41との間に挟まれる。ところが、記録媒体9はピンチローラ52と駆動ローラ41との間に挟まれない。こうした場合、ユーザが制御部90に接続された入力部(タッチパネル、押しボタン、スイッチ等)を操作することによって、ピンチローラ61を選択すると、その旨が制御部90によって認識される。そうすると、上記(3)の工程の際、制御部90が駆動機構70を作動させることによって、ピンチローラ51,52,61,62のうちピンチローラ61が駆動ローラ41から離間し、ピンチローラ51,52,62が駆動ローラ41から離間しない。その後の上記(6)の工程の際、制御部90が駆動機構70を作動させると、駆動機構70によってセンターピンチローラ61が下降されて駆動ローラ41に押し付けられる。
なお、記録媒体9の両側部がセンサー等によって検出され、ピンチローラ51,52,61,62の中から、駆動ローラ41から離間させるものと離間させないものとがその検出結果に基づいて制御部90によって選択されてもよい。
(i) 上述の実施形態では、上記(3)の工程の際、ピンチローラ51,52,61,62のうち両側のピンチローラ61,62が駆動ローラ41から離間し、ピンチローラ51,52が駆動ローラ41から離間しなかった。それに対して、上記(2)の順方向搬送工程における印刷される画像の主走査方向Yの範囲に基づいて、ピンチローラ51,52,61,62の中から離間させるものを選択してもよい。具体的には、上記(2)の順方向搬送工程の際に、外部コンピューターから制御部90に印刷ジョブデータ(印刷ジョブデータには、印刷画像の主走査方向Yの範囲のデータが含まれている)が転送されるが、制御部90は印刷ジョブデータを参照することによって、ピンチローラ51,52,61,62の中から、印刷画像の主走査方向Y内にあるもの(全てのピンチローラ51,52,61,62が印刷画像の主走査方向Yの範囲内にある場合には、印刷画像との重なり面積が最小になるもの以外)を選択する。そして、上記(3)の工程の際に、制御部90は、ピンチローラ51,52,61,62のうち、選択したものを駆動ローラ41から離間させるように駆動機構70を制御する。例えば、上記(2)の順方向搬送工程において画像が記録媒体9の左側に寄って印刷された場合には、上記(3)の工程の際にはピンチローラ51,61が駆動ローラ41から離間する。そのため、その後の(4)の工程の際には、ピンチローラ51,61に印刷画像のインクが付着しない。
(j) 上述の実施形態では、上記(3)の工程の際、ピンチローラ51,52,61,62のうちピンチローラ61,62が駆動ローラ41から離間し、ピンチローラ51,52が駆動ローラ41から離間しなかった。それに対して、上記(3)の工程の際、ピンチローラ51,52,61,62のうちピンチローラ61が駆動ローラ41から離間し、ピンチローラ51,52,62が駆動ローラ41から離間しなくてもよい。この場合、その後の上記(4)の逆方向搬送工程の途中において、ピンチローラ62が駆動ローラ41から離間する。この変形例の効果・利点について詳細に説明する。上記(2)の順方向搬送工程の前半では、画像がピンチローラ51とピンチローラ52との間の範囲に印刷されるが、上記(2)の順方向搬送工程の後半では、画像の印刷範囲がピンチローラ51とピンチローラ62との間になるように狭くなることもある。こうした場合、その後の(4)の逆方向搬送工程の前半では、駆動ローラ41から離間したピンチローラ61には印刷画像のインクが付着せず、駆動ローラ41から離間しなかったピンチローラ51,52,62も印刷画像が接しない上、プラテン30から記録媒体9の浮きを防止することができる。上記(4)の逆方向搬送工程の後半では、ピンチローラ61のみならずピンチローラ62も駆動ローラ41から離間するので、印刷画像の幅が広くなっても、ピンチローラ61,62には印刷画像のインクが付着しない。ここで、上記変形例(i)で説明したように制御部90が印刷ジョブデータを参照することによって印刷画像の幅を認識するので、(4)の逆方向搬送工程においてピンチローラ62を駆動ローラ41から離間させるタイミングは制御部90が印刷ジョブデータを参照して決定する。
なお、上記(2)の順方向搬送工程の前半では、画像がピンチローラ51とピンチローラ52との間の範囲に印刷されるが、上記(2)の順方向搬送工程の後半では、画像の印刷範囲がピンチローラ52とピンチローラ61との間になるように狭くなることもある。この場合には、上記(3)の工程の際、ピンチローラ51,52,61,62のうちピンチローラ62が駆動ローラ41から離間し、その後の上記(4)の逆方向搬送工程の途中において、ピンチローラ61が駆動ローラ41から離間するものとする。
1…プリンタ, 9…記録媒体, 21…ヘッド, 41…駆動ローラ, 43…搬送モータ(駆動機), 49…インク除去部, 51,52…サイドピンチローラ(第二ピンチローラ), 61,62…センターピンチローラ(第一ピンチローラ), 70…駆動機構, 90…制御部

Claims (11)

  1. 駆動機と、
    前記駆動機により回転駆動される駆動ローラと、
    前記駆動ローラの軸方向に配列され、前記駆動ローラに対して接離可能に設けられた複数のピンチローラと、
    前記複数のピンチローラを相互独立的に前記駆動ローラに対して接離するよう駆動する駆動機構と、
    前記記録媒体に対向し、前記記録媒体に向けてインクを吐出することにより印刷を行うヘッドと、を備え、
    前記複数のピンチローラが前記駆動機構により前記駆動ローラに近接して、前記複数のピンチローラと前記駆動ローラとの間に前記記録媒体が挟み込まれた状態で、前記駆動ローラが前記駆動機により回転駆動されるとともに、前記ヘッドにより印刷が行われた後、
    前記駆動機構により前記複数のピンチローラのうち何れかの第一ピンチローラが前記駆動ローラから離間して、残りの第二ピンチローラが前記駆動ローラに近接して、前記第二ピンチローラと前記駆動ローラとの間に前記記録媒体が挟み込まれた状態で、前記駆動ローラが前記駆動機により逆方向に回転駆動されるプリンタ。
  2. 前記第二ピンチローラと前記駆動ローラとの間に前記記録媒体の両側部が挟み込まれる請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記第一ピンチローラは前記ヘッドにより印刷された画像の前記軸方向の範囲内に配置されている請求項1に記載のプリンタ。
  4. 前記第一ピンチローラが前記駆動ローラから離間した場合の前記駆動ローラに対する前記第二ピンチローラの押付力は、前記第一ピンチローラが前記駆動ローラに近接した場合の前記駆動ローラに対する前記第二ピンチローラの押付力よりも大きい請求項1から3の何れか一項に記載のプリンタ。
  5. 前記複数のピンチローラが前記ヘッドよりも前記記録媒体の逆搬送方向側に配置されている請求項1から4の何れか一項に記載のプリンタ。
  6. 前記記録媒体に対向し、前記ヘッドが吐出するインクと色の異なるインクを前記記録媒体に向けて吐出することにより印刷を行う第二ヘッドを更に備え、
    前記駆動ローラが前記駆動機により逆方向に回転駆動される工程において前記第二ヘッドにより印刷が行われる請求項1から5の何れか一項に記載のプリンタ。
  7. 前記ヘッドがプロセスカラーのインクを吐出し、前記第二ヘッドがクリアインクを吐出する請求項6に記載のプリンタ。
  8. 前記駆動ローラが前記駆動機により逆方向に回転駆動される工程において、前記ヘッドによる印刷が行われない請求項1から5の何れか一項に記載のプリンタ。
  9. 駆動機と、
    前記駆動機により回転駆動される駆動ローラと、
    前記駆動ローラとの間に記録媒体を挟み込むピンチローラと、
    前記記録媒体に対向し、前記記録媒体に向けてインクを吐出することにより印刷を行うヘッドと、
    前記ピンチローラに接して、前記ピンチローラに付着したインクを除去するインク除去部と、を備えるプリンタ。
  10. 前記インク除去部が不織布、織布、綿状体、スクレーパ又はブレードである請求項9に記載のプリンタ。
  11. 前記ピンチローラに対する前記インク除去部の押付力が前記駆動ローラに対する前記ピンチローラの押付力よりも大きい請求項9又は10に記載のプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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