JP2020171978A - カット機およびプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】カット位置の視認容易化【解決手段】ここで提案されるカット機では、制御装置60は、メディアを切断するカット位置を記憶した記憶部M1を備えている。さらに制御装置60は、搬送装置16およびカッターユニット20を操作して、記憶部M1に記憶されたカット位置に基づいてメディア80aを切断する処理A1と、処理A1が実行された後で、ライト26,27によって光が照射された領域にカット位置を移動し、停止させる処理A2とが実行されるように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、カット機およびプリンタに関する。
特開2018−99758号公報には、例えば、ベースシートと、ベースシートに接着剤によって貼り付けられた表面シートからなるシートに対して、表面シートに切れ目を入れて、表面シートの一部をベースシートに残し、他の部分をベースシートから剥がす用途に用いられるカッティング装置が開示されている。
特開2018−99758号公報
ところで、カッティング処理によって、表面のシートのみを切断するような場合、シートに薄く切れ目を入れることになる。このようなカッティング処理では、例えば、事前にテストカット、および切れ目から表面のシートを剥がず作業が繰り返される。テストカットでは、適切な切れ目の深さを得るために、カット圧、またはカット刃の突出量が調整される。また、切れ目から表面のシートを剥がず作業は、手作業で行なわれる。このような作業においては、目視にて切れ目が入れられた位置を直ぐに見つけることが難しい場合がある。シートのうち、カッティング処理で切れ目が形成されたカット済みの位置は、ここでは、「カット位置」と適宜に称される。なお、カッティング処理は、シートを切断する処理である。ここで、「シートを切断する」とは、カッティング処理によって表面のシートのみを切断し、表面のシートが張り付いている下地であるベースシートは切断しない場合と、表面のシートと下地のベースシートの両方を切断する場合の両方を含む。また、シートは、メディアとも適宜称される。
ここで提案されるカット機は、メディアを予め定められた搬送経路に沿って搬送するように構成された搬送装置と、搬送経路に沿って搬送されているメディアを切断するように構成されたカッターユニットと、メディアの搬送経路の予め定められた領域に光を照射するライトと、制御装置とを備えている。制御装置は、メディアを切断するカット位置を記憶した記憶部M1を備えている。さらに、制御装置は、搬送装置およびカッターユニットを操作して、記憶部M1に記憶されたカット位置に基づいてメディアを切断する処理A1と、処理A1が実行された後で、ライトによって光が照射された領域にカット位置を移動し、停止させる処理A2とが実行されるように構成されている。
またここで提案されるプリンタは、メディアを予め定められた搬送経路に沿って搬送するように構成された搬送装置と、搬送経路に沿って配置されたプラテンと、プラテンに沿って搬送されているメディアに印刷を施すように構成されたプリントユニットと、搬送経路に沿って搬送されているメディアを切断するように構成されたカッターユニットと、メディアの搬送経路の予め定められた領域に光を照射するライトと、制御装置とを備えている。制御装置は、メディアに印刷を施すプリント位置を記憶した記憶部N1と、メディアを切断するカット位置を記憶した記憶部N2とを備えている。さらに、制御装置60は、搬送装置およびプリントユニットを操作して、記憶部N1に記憶されたプリント位置に基づいてメディアに印刷を施す処理B1と、搬送装置およびカッターユニットを操作して、記憶部N2に記憶されたカット位置に基づいて前記メディアを切断する処理B2と、処理B1が実行された後で、ライトによって光が照射された領域にカット位置を移動し、停止させる処理B3とが実行されるように構成されている。
かかるカット機およびプリンタによれば、それぞれライトによって光が照射された領域にカット位置を移動し、停止させる処理が実行されるので、カット処理におけるカット位置が確認しやすい。
図1は、プリンタ10の正面図である。 図2は、図1のII‐II線に沿う断面図である。 図3は、メディア80aの一例を示す図である。 図4は、テストカットされたメディア80aを模式的に示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、ここで提案されるカット機およびプリンタを説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら本発明を限定することを意図したものではない。また、各図面は模式的に描かれており、必ずしも実物を反映していない。また、各図面は、一例を示すのみであり、特に言及されない限りにおいて本発明を限定しない。また、同一の作用を奏する部材・部位には、適宜に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、プリンタ10の正面図である。図2は、図1のII‐II線に沿う断面図である。この実施形態では、プリンタ10は、図1に示されているように、メディア80aに文字や絵柄等の印刷を行うための装置である。なお、図1では、メディア80aは、搬送経路16aに沿って前方側において部分的に破断されており、メディア80aに隠れたプリンタ10の構造が露出した状態で図示されている。プリンタ10の印刷方式などは、特に限定されない。ここでは、インクジェット式のプリンタを例にしてプリンタ10を説明する。プリンタ10は、カット機能付きのプリンタであり、ここで提案されるカット機の構成を充足している。ここでは、プリンタ10に基づいて、カット機およびカット機能付きのプリンタを説明する。
なお、本明細書において「インクジェット式」とは、液相状態のインクを、プリントヘッドから微細な液滴として吐出することで、目的の位置に該インクを付着させるインク供給手法を意味する。インクの液滴化の手法は特に制限されない。インクの液滴化の手法には、例えば、二値偏向方式あるいは連続偏向方式などの各種の連続方式や、サーマル方式あるいは圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式が含まれる。
また、インクジェット式の印刷に用いるインクの種類も特に制限されず、本質的には色料と溶剤(分散媒であり得る。)とを含む各種の液体(流体,粘性体等を含む。以下同じ。)であってよい。色料は、顔料および染料の少なくとも1つであってよく、溶剤は水性溶剤、油性溶剤および揮発性ソルベントの少なくとも1つを含んでいてもよい。またインクは、定着性や発色性、耐候性等の各種の性状を高めるための各種の添加剤、樹脂成分等を含んでいてもよい。顔料および染料の種類は特に制限されず、この種のインクに用いられる各種の化合物の1種以上であってよい。このようなインクとしては、代表的には、いわゆる顔料系インク,染料系インクおよびソルベント顔料インクなどが挙げられる。また、UV光(紫外線)が当てられることによって硬化する、光硬化樹脂を含む、いわゆるUVインクなども用いられうる。なお、特に言及されない限りにおいて、プリンタ10のプリントの印刷方式やインクの種類などは限定されない。
〈ロールメディア80〉
ロールメディア80は、インクジェット式のプリンタ10による印刷が行われる対象である。ロールメディア80は、フレキシブルかつ長尺のメディア80aがロール状に巻取られたものである。図3は、メディア80aの一例を示す図である。メディア80aは、図3に示されているように、ベースシート80a1と、接着剤によってベースシート80a1に貼り付けられた表面シート80a2とを備えている。メディア80aは、例えば、巻芯、紙管などに巻取られているとよい。なお、この実施形態では、プリンタ10に対してロールメディア80が用いられているが、メディア80aは、ロールメディア80に限定されない。例えば、図示は省略するが、メディア80aは、枚葉印刷に用いられるような印刷媒体でもよい。
メディア80aの素材は、ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP),ポリカーボネート(PC),ポリ塩化ビニル(PVC),ポリスチレン(PS),アクリル樹脂(PMMA),ポリエチレンテレフタレート(PET),アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)共重合体,熱可塑性ポリウレタン(TPU)等の高分子材料、紙,天然皮革,棉、麻、絹等の有機材料、アルミニウム合金,金,銀,銅,ステンレス鋼等の金属材料、陶器,セラミック,ガラス等の無機材料等を少なくとも1つを含むものを広く採用することができる。これらの物は、織布や不織布等の布帛に加工されていてもよいし、シート状に成形または加工されていてもよい。メディア80aは、吸水性や乾燥性を高めるよう表面処理が施されたものであってもよいし、かかる処理が施されていないものであってもよい。具体的には、ポリ塩化ビニルやポリエステル等の樹脂製のシートやフィルム、ターポリン、その他の媒体であってもよい。
図面中の符号Yは主走査方向を表す。図面中の符号Xは副走査方向を表す。この実施形態では、メディア80aは、プリンタ10に対して後方から前方に向けて送り出される。このように副走査方向Xは、プリンタ10の前後方向に向けられている。ロールメディア80から引き出される長尺のメディア80aは、かかる副走査方向Xに沿って搬送される。この際、メディア80aの長手方向に直交する幅方向が、主走査方向Yに一致している。プリンタ10の正面は、ロールメディア80から引き出されるメディア80aが、プリンタ10から送り出される方向、つまり、プリンタ10の前方に設定されている。
左、右、上、下は、プリンタ10の正面(プリンタ10の前方)にいる作業者からプリンタ10を見たときの、作業者の左、右、上、下をそれぞれ意味する。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。主走査方向Yは、後述のプリントユニット18の移動方向である。図示例では、主走査方向Yは、左右方向に向けられている。副走査方向Xは、主走査方向Yと交差する方向であり、ロールメディア80が搬送される方向である。この実施形態では、副走査方向Xは、主走査方向Yに直交するように設定されている。
〈プリンタ10〉
プリンタ10は、図1および図2に示されているように、プラテン12と、ホルダ14と、搬送装置16と、プリントユニット18と、カッターユニット20と、第1ライト26と、第2ライト27と、制御装置60と、ケーシング70とを備えている。
〈ケーシング70〉
ケーシング70は、図1に示されているように、主走査方向Yに沿って長い筐体である。ケーシング70は、下面に取り付けられた左右のスタンド71L,71Rによって支持されている。プラテン12、プリントユニット18、カッターユニット20および制御装置60などは、ケーシング70内に収容されている。
〈プラテン12〉
プラテン12は、印刷対象であるロールメディア80を支持する部材である。プラテン12は、ロールメディア80から引き出されるメディア80aの搬送経路16aに設置される。このプラテン12上にメディア80aが搬送されて、搬送されたメディア80aに対して印刷が行われる。図2に示されているように、プラテン12の上面には、高精細な印刷が可能なように平面部が設けられている。プラテン12は、ケーシング70内に平面部がほぼ水平となるよう配置されている。プラテン12は、ケーシング70の主走査方向Yの中央部分に、主走査方向Yに沿うように延設されている。本実施形態におけるプラテン12は、板状の金属部材により構成されている。
〈ホルダ14〉
ホルダ14は、ロールメディア80を回転可能に保持する部材である。この実施形態では、ホルダ14は、ケーシング70の外側で、ケーシング70の後方かつ下側に配置されている。ホルダ14は、ケーシング70の外側で、ケーシング70の後方かつ下側において、ロールメディア80の巻軸を主走査方向Yに向け、かつ、回転可能に保持している。ホルダ14に保持されたロールメディア80からは、長尺のメディア80aが主走査方向Yに直交する方向に送り出される。メディア80aは、記録媒体とも称される。
〈搬送装置16〉
搬送装置16は、メディア80aを予め定められた搬送経路16aに沿って搬送するように構成されている。この実施形態では、ホルダ14に保持されたロールメディア80を引き出しつつ、プラテン12に沿って予め定められた搬送方向に搬送し、かつ、引き出されたメディア80aをプラテン12に沿って搬送方向とは逆方向に搬送するように構成された装置である。この実施形態では、「搬送方向」は、プラテン12に対して前方へメディア80aを搬送する方向を意味する。「搬送方向とは逆方向」は、プラテン12に対して後方へメディア80aを搬送する方向を意味する。
この実施形態では、搬送装置16は、グリットローラ31と、ピンチローラ32とを備えている。グリットローラ31は、円柱または円筒状のローラ部材である。この実施形態では、複数のグリットローラ31が、プラテン12に配置されている。グリットローラ31の円柱または円筒の軸が主走査方向Yに一致し、かつ、グリットローラ31の上面部が平面部から露出する状態でプラテン12に、それぞれ埋設されている。ピンチローラ32は、円柱または円筒状のローラ部材である。ピンチローラ32は、円柱または円筒軸を主走査方向Yに一致させてグリットローラ31の上方に配置されている。ピンチローラ32とグリットローラ31とは、プラテン12の上面に沿って搬送されるメディア80aを上下から挟持する。図示は省略するが、ピンチローラ32は、メディア80aの厚さに応じて上下方向の位置を自在に調整可能に構成されており、所要の圧縮圧でメディア80aを挟むように構成されているとよい。
グリットローラ31は、フィードモータ31aによって回転駆動される。ピンチローラ32は、グリットローラ31およびメディア80aに従動する。グリットローラ31が回転することによって、プラテン12上のメディア80aが副走査方向Xの前方または後方に移動する。メディア80aの移動方向は、グリットローラ31の回転方向により決定される。つまり、グリットローラ31が前方に向けて回転すると、メディア80aが副走査方向Xに沿って前方に搬送される。グリットローラ31が後方に向けて回転すると、メディア80aが副走査方向Xに沿って後方に搬送される。フィードモータ31aの回転速度が制御されることによって、メディア80aの搬送速度が調整される。なお、グリットローラ31およびピンチローラ32は、プラテン12上のロールメディア80を副走査方向Xに移動させる搬送装置16の構成例である。
〈プリントユニット18〉
プリントユニット18は、プラテン12の上方に平面部に対向して配置されている。プリントユニット18が、プラテン12上のメディア80aに対して印刷を実行する。本実施形態のプリントユニット18は、プリントヘッド18aと、移動装置18bとを備えている。
プリントヘッド18aは、この実施形態では、インクジェットヘッドである。インクジェットヘッドは、例えば、インク流路、ノズルプレートおよび薄膜ピエゾ素子などが組み込まれている。そして、電圧を印加することによってピエゾ素子を駆動させて、ノズルプレートからインクを液滴状に吐出するように構成されている。なお、特段、言及されない限りにおいて、プリントユニット18は、インクジェット方式に限定されない。
移動装置18bは、図1および図2に示すように、ガイドレール33と、プーリ34A、34Bと、駆動装置35と、ベルト36と、キャリッジ38とにより構成されている。ガイドレール33は、プラテン12の上方において、主走査方向Yに沿って延びている。キャリッジ38は、プリントヘッド18aを保持する部材である。キャリッジ38は、ガイドレール33の前方でガイドレール33に摺動自在に係合されている。キャリッジ38に搭載されたプリントヘッド18aのノズルがプラテン12の上方に位置するように、キャリッジ38はプラテン12の上方のやや後方側に配置されている。
キャリッジ38は、ベルト36に固定されている。ベルト36は、無端ベルトであり、プラテン12の左端上方および右端上方にそれぞれ設けられたプーリ34B、34Aに回し掛けられている。プーリ34Aは、駆動装置35に接続されている。駆動装置35によってプーリ34Aが順方向または逆方向に回転駆動することで、ベルト36およびプーリ34Bが従動する。その結果、キャリッジ38がガイドレール33に沿って主走査方向Yに左向きまたは右向きに移動する。これと同時に、プリントヘッド18aが主走査方向Yに左向きまたは右向きに移動する。このように駆動装置35を制御することによって、プリントヘッド18aが主走査方向Yに沿って左右に走査される。
プリントヘッド18aは、移動装置18bによって主走査方向Yで自在に移動するよう構成されている。プリントヘッド18aが主走査方向Yで移動しながらメディア80aに向けてインクを吐出することで印刷が実施される。
〈ガイド40,ヒータ42〉
この実施形態では、プリンタ10は、プラテン12の前方にガイド40を備えている。ガイド40の上面は、水平方向から下方に向けて湾曲している。ガイド40の上面の後端は、プラテン12の上面の前端と面一となるよう構成されている。ガイド40は、後端から前方斜め下方に向けて、プリンタ10の前方に垂下する。ガイド40は、プラテン12の前方においてメディア80aを支持している。ガイド40は、プラスチック部材からなる湾曲された板状部材により構成されている。この実施形態では、ガイド40の下面にヒータ42が備えられている。ヒータ42は、ガイド40を加熱するための装置である。かかるヒータ42によって、印刷されたメディア80aを早期に乾燥させ、インクをメディア80aに定着させることができる。
〈減圧装置23〉
この実施形態では、プリンタ10は、減圧装置23を備えている。プラテン12やガイド40は、減圧装置23に連通し、負圧が形成される通気流路(図示省略)を備えているとよい。また、プラテン12やガイド40の上面には、通気流路に連通した通気孔を備えていてもよい。かかる通気孔によって、プラテン12やガイド40の上面に、メディア80aを吸着するための適度な負圧が形成されているとよい。これにより、上述のプラテン12やガイド40に、それぞれメディア80aが吸着される。この実施形態では、減圧装置23は、プラテン12の下面に設けられている。
この実施形態では、プリンタ10は、プラテン12の前方下部に、メディア80aを巻取る巻芯を保持する巻取りホルダ15を備えている。プリンタ10によって印刷されたメディア80aが長尺である場合には、当該巻取りホルダ15に保持された巻芯によって巻き取れるように構成されているとよい。これにより、印刷後のメディア80aに折れやしわが発生するのが抑制される。この実施形態では、プリンタ10は、ホルダ14に保持されたロールメディア80から、プラテン12に沿ってメディア80aを送り出し、巻取りホルダ15に保持された巻芯にメディア80aを巻取る。メディア80aは、いわゆるロールtoロールにて搬送される。
〈カッターユニット20〉
カッターユニット20は、搬送経路16aに沿って搬送されているメディア80aを切断するように構成されている。この実施形態では、カッターユニット20は、プラテン12に沿って搬送されているメディア80aを切断するように構成されている。カッターユニット20は、例えば、プラテン12に沿って搬送されているメディア80aに向けて刃先が押し付けられるように構成されたカッターを備えているとよい。かかるカッターは、例えば、プリントユニット18の移動装置18bのキャリッジ38に搭載されているとよい。この場合、移動装置18bが制御されることによって、キャリッジ38に搭載されたカッターは主走査方向Yに移動する。搬送装置16が制御されることによって、メディア80aは副走査方向Xに移動する。移動装置18bと搬送装置16を制御することによって、メディア80aとカッターとの相対位置が制御される。さらにカッターの刃先の突出量などが制御されることによって、メディア80aが所定の形状に切断される。制御装置60は、搬送装置16と、移動装置18bと、カッターユニット20を制御して、予め定められた切断線(カット線とも称される)に沿ってメディア80aを切断する。この際、メディア80aをどの程度の深さで切断するかについても制御され、例えば、ミシン目状にもカットしうる。どの程度の深さで切断するかについては、例えば、メディア80aにカッターの刃先を当てる力が調整されることによって調整されるとよい。
〈ライト26,27〉
ライト26,27は、メディア80aの搬送経路16aの予め定められた領域R1,R2に光を照射する装置である。この実施形態では、第1ライト26と、第2ライト27とを備えている。
第1ライト26は、搬送経路16aに沿って搬送されるメディア80aに対して、プリントユニット18が印刷する側に向けて光を照射するように構成されている。この実施形態では、第1ライト26は、ケーシング70に取り付けられている。第1ライト26は、プラテン12の前方かつ上方において、搬送経路16aの予め定められた領域R1に光が照射されるように向けられている。第1ライト26は、メディア80aの表面に対して光を照射することができる。第1ライト26は、プリントの品質や光が当てられた時の色合いなどを確認するためのライトとしても利用されうる。また、第1ライト26は、搬送経路を通過するメディア80aの法線方向に対して、予め定められた角度で光が入射するように、光源の向きが設定されているとよい。
第2ライト27は、搬送経路16aに沿って搬送されるメディア80aに対して、プリントユニット18が印刷する側とは反対側の表面に向けて光を照射するように構成されている。この実施形態では、第2ライト27は、メディア80aの搬送経路の予め定められた領域R2において、メディア80aの裏側に光が照射されるように配置されている。第2ライト27は、例えば、メディア80aが光を透過する布やシースルー素材であるような場合において、プリントの品質を確認するためのライトとして機能しうる。光を透過するシースルー素材は、例えば、バックライトが当てられる広告サインに用いられる。この場合、バックライトが当てられた際の色合いなどの確認に利用される。
第1ライト26と第2ライト27は、それぞれ主走査方向Yに沿ってメディア80aの幅方向に光を当てることができるように構成されているとよい。第1ライト26と第2ライト27は、主走査方向Yに沿って配置された細長いライト(光源)で構成されていてもよい。また、第1ライト26と第2ライト27は、主走査方向Yに沿って配置された複数のライト(光源)で構成されていてもよい。なお、この実施形態では、後述するが、印刷の色合いなどを検査するための第1ライト26または第2ライト27が、カット位置を視認しやすくするためのライトに兼用されている。印刷の色合いなどを検査するための第1ライト26または第2ライト27とは別に、カット位置を視認しやすくするためのライトが用意されてもよい。
また、この実施形態では、第1ライト26によって光が照射された領域R1および第2ライト27によって光が照射された領域R2は、それぞれ作業者にとって視認しやすい位置に設定されているとよい。例えば、プラテン12の前方寄りで、メディア80aがプラテン12から排出される位置や、プラテン12から巻取りホルダ15に至る搬送経路などが、作業者にとって視認しやすい位置として挙げられる。
例えば、この実施形態では、プラテン12の前方にガイド40を備えている。ガイド40の上面は、水平方向から下方に向けて湾曲している。第1ライト26は、搬送経路16aに沿って搬送されるメディア80aに対し、カッターユニット20がメディア80aを切断する側の面に光を照射するように構成されている。第1ライト26は、図2に示されているように、ガイド40の水平方向から下方に向けて湾曲した部位に沿って送られるメディア80aの上方から光を照射するように構成されている。そして、第1ライト26によって光が照射された領域R1では、第1ライト26から照射される光の照射方向が、カッターユニット20によってメディア80aが切断された面に対して傾いている。
カッターユニット20によってメディア80aが切断された部位では、カット線に沿ってメディア80aに僅かな凹凸が生じる。この実施形態では、第1ライト26から照射される光の照射方向が、メディア80aの法線方向に対して傾いているので、カット線に沿ったメディア80aの僅かな凹凸に起因してメディア80aに影が生じやすい。このため、カット線およびカット位置を視認しやすくなる。
カット線に沿ったメディア80aの僅かな凹凸に起因してメディア80aに影を生じさせるとの観点において、第1ライト26から照射される光の照射方向は、メディア80aに対して適当な角度で設定されているとよい。例えば、第1ライト26から照射される光の照射方向はメディア80aに対して、例えば、20度以上、好ましくは30度以上、また、70度以下、好ましくは60度以下の範囲で傾いているとよい。また、さらに好ましくは、第1ライト26から照射される光の照射方向はメディア80aに対して35度以上55度以下の範囲、より好ましくは40度以上50度以下の範囲で傾いているとよい。
また、この実施形態では、第1ライト26の照射方向は垂直方向に設定されており、かつ、ガイド40の上面が水平方向から下方に向けて湾曲した部位に沿って搬送されるメディア80aに対して、光が照射されている。これに限らず、水平に搬送されるメディア80aに対して、第1ライト26の照射方向が傾けられていてもよい。なお、プラテン12の前方で、ガイド40の上面が水平方向から下方に向けて湾曲している部位は、前方からメディア80aの上面が視認しやすい。かかる部位に、第1ライト26から光が適当な角度で照射されていることによって、カット線に沿って生じた影が前方から視認しやすくなる。かかる部位は、前方に立った作業者において、切断されたメディア80aの表面シート80a2を剥がしやすい。従って、前方からカット位置を視認しやすく、かつ、切断されたメディア80aの表面シート80a2を剥がしやすいとの観点で、プラテン12の前方で、ガイド40の上面が水平方向から下方に向けて湾曲している部位に、ライトによって光が照射される領域R1が設定されているとよい。
この実施形態では、メディア80aの搬送経路16aには、ライトによって光が照射された領域が複数ある。このようにメディア80aの搬送経路16aには、ライトによって光が照射された領域が複数あってもよい。また、この実施形態では、メディア80aの搬送経路16aには、ライトによって光が照射された領域が複数あるが、ライトによって光が照射された領域は、メディア80aの搬送経路16aに1つでもよい。また、第1ライト26,第2ライト27は、メディア80aの幅方向(副走査方向)に沿って延びた直線状(あるいは、棒状)のライトでもよい。第1ライト26,第2ライト27は、メディア80aの幅方向(副走査方向)に沿って、複数のライトが、配置されていてもよい。また、この実施形態では、メディア80aの搬送経路16aに光を照射するためのライトとして、第1ライト26と第2ライト27とがある。メディア80aの搬送経路16aに光を照射するためのライトは、第1ライト26と第2ライト27とのうち何れか一方のみでもよい。
〈制御装置60〉
制御装置60は、プリンタ10の全体の動作を包括的に制御する装置である。制御装置60および制御部の各部は、電子回路等のハードウェアで構成してもよいし、また、中央演算処理装置(CPU)がコンピュータプログラムを実行することにより機能的に実現されるように構成されていてもよい。前者の場合、制御装置60は、例えば、公知のパーソナルコンピュータや汎用コンピュータなどに設けられるCPUと、CPUが実行するプログラム等が格納されたROM(リードオンリーメモリ)およびRAM(ランダムアクセスメモリ)等により実現可能である。本実施形態では、制御装置60は、電子的な情報を記憶する記憶部と、予め定められたプログラムに従って演算処理を行なう処理部とを備えている。制御装置60の各機能は、コンピュータに予め定められた処理を実行させるためのソフトウェアと、コンピュータに組み込まれたまたはコンピュータによって制御されるハードウェアとの協働によって具現化されうる。
この実施形態では、制御装置60は、図1に示されているように、記憶部N1、記憶部N2を備えている。また制御装置60は、処理B1〜B5を実行するように構成されている。制御装置60は、図1に示されているように、処理B1〜B5をそれぞれ実行するための処理部b1〜処理部b5を備えている。
〈記憶部N1〉
記憶部N1は、プリント位置を記憶している。プリント位置は、メディア80aに対して印刷が施される位置である。プリント位置は、例えば、メディア80aに対して設定される位置座標によって特定される。プリント位置では、例えば、メディア80aに対して設定される位置座標に従って、印刷する位置や色などが特定される。印刷ソフトなどで作成されるデータに基づいて規定される。
〈記憶部N2〉
記憶部N2は、メディア80aを切断するカット位置を記憶している。カット位置は、例えば、メディア80aに対して設定される位置座標に従って、メディア80aが切断される位置が特定される。ここで、記憶部N2には、カット位置のうち少なくとも一箇所に定められた剥がし位置がさらに記憶されていてもよい。また、記憶部N2に記憶されたカット位置には、いわゆるカストリ線を形成するためのカット位置が含まれていてもよい。なお、カット位置は、例えば、メディア80aに対して設定される座標系によって位置が特定されるように構成されていてもよい。また、カット位置は、メディア80aが切断されるラインに沿った線として特定されるように記憶されていてもよい。
例えば、図3に示された例では、メディア80aは、ベースシート80a1と、接着剤によってベースシート80a1に貼り付けられた表面シート80a2とを備えている。メディア80aにアルファベット大文字の「A」が印刷されている。処理B2では、カッターユニット20が操作され、当該メディア80aにアルファベット大文字の「A」が印刷された印刷領域S1の周りに第1カットラインL1が設定されている。さらに、アルファベット大文字の「A」を囲む矩形の枠S2に沿って第2カットラインL2が設定されている。さらに、矩形の枠S2には、カストリ線L3が設定されている。
カストリ線L3は、表面シート80a2をベースシート80a1から綺麗に剥がすためのカット線である。また、この実施形態では、矩形の枠S2に、剥がし位置P1が設定されている。剥がし位置P1は、カットされた表面シート80a2を剥がし始める位置である。剥がし位置P1は、第2カットラインL2によって区画される矩形の枠S2の角部に設定されている。
例えば、図3に示された形態では、第2カットラインL2によって区画される矩形の枠S2の角部に設定された剥がし位置P1から、表面シート80a2が剥がされ、めくり上げられる。表面シート80a2をめくり上げる際、表面シート80a2は、第2カットラインL2に沿って剥がれ、さらに矩形の枠S2に設定されたカストリ線L3に沿って剥がれる。カストリ線L3によって、表面シート80a2がベースシート80a1から容易に剥がれる。カストリ線L3に沿って表面シート80a2がベースシート80a1から容易に剥がれるので、第1カットラインL1に沿っても表面シート80a2が剥がしやすくなる。このため、第1カットラインL1に沿った印刷領域S1を、ベースシート80a1に綺麗に残しやすくなる。
このように、適切なカストリ線が設定されていることによって、表面シート80a2がベースシート80a1から剥がされる際に、表面シート80a2がベースシート80a1から容易に剥がれる。そして、表面シート80a2がベースシート80a1に残されるべき部位において、表面シート80a2が裂けたり、千切れたりすることが防止される。なお、カストリ線L3が形成される位置は、図3の形態に限定されず、表面シート80a2をベースシート80a1から綺麗に剥がすとの観点において定められうる。また、剥がし位置P1についても、任意の位置に定められうる。
この場合、制御装置60は、記憶部N1には、アルファベット大文字の「A」が印刷される印刷領域S1が特定されるように、プリント位置が記憶されている。第1カットラインL1、第2カットラインL2およびカストリ線L3に沿って表面シート80a2が切断されるように定められたカット位置が、記憶部N2に記憶されているとよい。また、記憶部N2には、カット位置の少なくとも一箇所に、予め定められた剥がし位置P1がさらに記憶されているとよい。また、剥がし位置P1は、カストリ線L3に設定されていてもよい。
この実施形態では、制御装置60は、例えば、搬送装置16およびプリントユニット18を操作して、印刷領域S1に沿って、アルファベット大文字の「A」を印刷する。次に、制御装置60は、搬送装置16およびカッターユニット20を操作して、第1カットラインL1、第2カットラインL2およびカストリ線L3に沿って、メディア80aの表面シート80a2をカットする。つまり、第1カットラインL1、第2カットラインL2およびカストリ線L3に沿って、表面シート80a2が切断される。なお、制御装置60は、第1カットラインL1、第2カットラインL2およびカストリ線L3に沿って、メディア80aの表面シート80a2が切断された後で、搬送装置16およびプリントユニット18を操作して、印刷領域S1に沿って、アルファベット大文字の「A」が印刷されるように構成されていてもよい。
〈処理B1〉
処理B1は、搬送装置16およびプリントユニット18を操作して、記憶部N1に記憶されたプリント位置に基づいてメディア80aに印刷を施す処理である。制御装置60は、予め定められたプログラムに従って、プリントユニット18を主走査方向Yに走査しつつ、プリントユニット18によってメディア80aにインクを吐出する。さらに、メディア80aを副走査方向Xに順次送り、メディア80aに印刷する。これにより、メディア80aに対して所定の位置に所定の印刷を施す。印刷位置などは、予め用意されたデータに従って定められる。制御装置60は、メディア80aを副走査方向Xに順次送っており、インクの吐出位置もプリントユニット18の走査位置によって制御されている。このため、制御装置60は、メディア80aに対し、印刷が施された位置を、データとして保持している。
〈処理B2〉
処理B2は、搬送装置16およびカッターユニット20を操作して、記憶部N2に記憶されたカット位置に基づいて搬送経路16aに沿って搬送されているメディア80aを切断する処理である。この実施形態では、制御装置60は、メディア80aを副走査方向Xに沿って前後に移動し、かつ、カッターユニット20を主走査方向Yに沿って左右に走査しつつ、カッターユニット20の刃を操作する。例えば、カッターユニット20の刃の向きは、メディア80aとの接触により、方向が変えられるように構成されているとよい。また、カッターユニット20の刃は、予め定められた荷重でメディア80aに押し当てられる。また、メディア80aを切断しない位置では、カッターユニット20の刃は、適宜にメディア80aから離される。制御装置60は、記憶部N2に記憶されたカット位置に従って、カッターユニット20および搬送装置16を操作することによって、メディア80aを切断する。
処理B2は、メディアの予め定められたカストリ線を形成する処理を含んでいてもよい。剥がし位置P1やカストリ線L3は、メディアの予め定められた複数の位置にそれぞれ形成されていてもよい。例えば、処理B2において、ロールメディア80には、副走査方向Xに沿った複数の位置に、剥がし位置P1やカストリ線L3が設定されていてもよい。
〈処理B3〉
処理B3は、処理B1が実行された後で、ライトによって光が照射された領域にメディア80aが切断された位置を移動し、停止させる処理である。この実施形態では、処理B3では、第1ライト26または第2ライト27によって光が照射された領域にカット位置を移動し、停止させる処理である。かかる処理B3の処理によって、第1ライト26によって光が照射された領域R1または第2ライト27によって光が照射された領域R2に、カット位置が移動し、かつ、停止する。このため、カット位置に光が照射される。カット位置に光が照射されると、カットされた表面シート80a2の切れ目に沿って影や、切れ目のエッジによる光沢が確認できる。このため、表面シート80a2がカットされた位置が視認されやすくなる。なお、この実施形態では、図2に示されているように、第1ライト26によって光が照射された領域R1と、第2ライト27によって光が照射された領域R2とがある。上述のように、カット位置を照らすためのライトが、適当な位置に用意されていてもよい。なお、停止させる処理は、一時的な停止でよい。停止させる処理は、例えば、予め定められた時間停止されるとよい。また、制御装置60は、かかる停止させる処理による停止を解除させる処理部を備えていてもよい。
また、処理B3では、この実施形態では、プリンタ10には、第1ライト26によって光が照射された領域R1と、第2ライト27によって光が照射された領域R2とがある。処理B3では、カット位置が移動し、かつ、停止する領域が、領域R1と領域R2とのうち何れか一方に選択的に設定できるように構成されていてもよい。このように、ライトによって光が照射された複数の領域がある場合には、カット位置が移動し、かつ、停止する領域が、複数の領域のうち何れか一または複数の領域が選択的に設定できるように構成されていてもよい。例えば、領域R1のみに、カット位置が順に移動し、かつ、停止するように構成されてもよい。また、領域R2のみに、カット位置が順に移動し、かつ、停止するように構成されてもよい。また、領域R1と領域R2との両方の領域においてそれぞれ、カット位置が移動し、かつ、停止するように構成されてもよい。
ここで、制御装置60は、メディア80aを切断する処理B2のため、カット位置を記憶している。制御装置60は、搬送装置16を操作することによって、メディア80aが切断されたカット位置を、第1ライト26によって光が照射された領域R1または第2ライト27によって光が照射された領域R2に移動させ、停止させることができる。第1ライト26によって光が照射された領域R1または第2ライト27によって光が照射された領域R2では、カット位置に形成された表面シート80a2の切れ目が視認されやすくなる。このため、カット品質が確認されやすく、またカットされた表面シート80a2が剥がされやすくなる。
ここで、記憶部N2において、剥がし位置P1が記憶されている場合には、処理B3では、剥がし位置P1を、第1ライト26によって光が照射された領域R1または第2ライト27によって光が照射された領域R2に移動し、停止させるように構成されていてもよい。かかる処理によって、表面シート80a2を剥がす位置が視認されやすくなる。この際、作業者は、表面シート80a2を剥がす位置を確認し、カットされた表面シート80a2を剥がすとよい。
また、記憶部N2には、剥がし位置P1が複数記憶されていてもよい。この場合、処理B3は、複数の剥がし位置P1を、第1ライト26によって光が照射された領域R1または第2ライト27によって光が照射された領域R2に順に移動し、停止させるように構成されていてもよい。かかる処理によって、第1ライト26によって光が照射された領域R1または第2ライト27によって光が照射された領域R2に、表面シート80a2を剥がす位置が順に送られる。このため、表面シート80a2を剥がす位置が、順に視認されやすい位置に移動する。この際、作業者は、表面シート80a2を剥がす位置を確認し、カットされた表面シート80a2を順に剥がすとよい。カットされた表面シート80a2が複数ある場合でも、表面シート80a2を剥がす作業の作業性が向上する。
また、記憶部N2に記憶されたカット位置には、上述のようにカストリ線L3(図3参照)を形成するためのカット位置が含まれていてもよい。この場合、処理B2は、メディア80aにカストリ線L3を形成する処理を含んでいるとよい。さらに、処理B3は、カストリ線L3が形成された位置を、ライトによって光が照射された領域R1,R2に移動し、停止させるように構成されているとよい。これにより、カストリ線L3の位置が、視認されやすい位置に移動する。このため、カストリ線L3のカット品質が確認されやすくなる。また、カストリ線L3からカットされた表面シート80a2をめくり上げ、表面シート80a2を剥がすような場合には、その作業がしやすくなる。
また、記憶部N2に記憶されたカット位置には、複数のカストリ線L3を形成するためのカット位置が含まれていてもよい。この場合、処理B2は、メディア80aに複数のカストリ線L3を形成する処理を含んでいるとよい。さらに、処理B3は、カストリ線L3が形成された複数の位置を、ライトによって光が照射された領域R1,R2に順に移動し、停止させるように構成されているとよい。これにより、複数のカストリ線L3が順に視認されやすい位置に移動する。このため、各カストリ線L3のカット品質が確認されやすくなる。また、各カストリ線L3からカットされた表面シート80a2をめくり上げ、表面シート80a2を剥がすような場合には、その作業がしやすくなる。
〈処理B4〉
処理B4は、処理B1が実行される前に、搬送装置16およびカッターユニット20を操作して、メディア80aに予め定められたテストカットを施す処理である。処理B5は、処理B4が実行された後で、ライトによって光が照射された領域R1,R2に、テストカットが施された位置を移動し、停止させる処理である。
このようなテストカットは、メディア80aに印刷対象となる印刷やカットが行なわれる前に、主にカット品質を確認するために実行されうる。図4は、テストカットされたメディア80aを模式的に示す平面図である。図4に示された例では、テストカットTは、円形にカットされた第1テストカットラインTL1と、当該第1テストカットラインTL1に区画された円形の内側に正方形をカットする第2テストカットラインTL2とで、表面シート80a2が切断されている。この場合、適切にカットされている場合には、正方形の外側かつ円形の内側の領域T1で、表面シート80a2が剥がされる。図4では、当該正方形の外側かつ円形の内側の領域T1で、表面シート80a2が剥がされた状態が示されている。内側の正方形の領域T2および円形の外側の領域T3は、表面シート80a2が残っている状態である。
この場合、図4に示されているように、第1テストカットラインTL1に沿って、当該正方形の外側かつ円形の内側の領域T1を剥がすことで、カット品質が確認される。例えば、正方形の外側かつ円形の内側の領域T1と、内側の正方形の領域T2とが、別々に剥がれる場合には、カッターユニット20のカッター圧が適当であると判断できる。しかし、正方形の外側かつ円形の内側の領域T1と、内側の正方形の領域T2とが一緒に剥がれるような場合は、ベースシート80a1まで切断されたような場合には、カッターユニット20のカッター圧が適当でないと判断される。このようなテストカットは、所定の印刷及びカットを施す前に、メディア80aにカット圧の確認のために実行されるとよい。
テストカットでは、カット品質を確認するため、カットされた表面シート80a2を剥がす作業が必要になる。しかし、このようなテストカットにおいても、カッターユニット20の刃がシャープであればあるほど、かつ、カット品質が良好であればあるほど、第1テストカットラインTL1および第2テストカットラインTL2は、それぞれ確認しにくい。テストカットでは、通常は、メディア80aに印刷がされていない。このため、テストカットでカットされた位置を探すことが難しい場合がある。
ここで提案される処理B4および処理B5によれば、テストカットを施す処理B4の後で、ライトによって光が照射された領域R1,R2に、テストカットが施された位置が移動し、停止する。このため、テストカットTの第1テストカットラインTL1および第2テストカットラインTL2が、それぞれ確認しやすくなる。また、テストカットでカットされた位置が、そもそもライトによって光が照射された領域R1,R2に、テストカットが施された位置が移動し、停止するので、作業者にとっては、テストカットでカットされた位置を探しやすい。
ここでは、カット機能付きのプリンタであるプリンタ10に基づいて、ここで提案されるプリンタを説明した。ここで提案されるプリンタ10は、ここで提案されるカット機の構成を充足している。
図1に示されたプリンタ10を例にすると、ここで提案されるカット機は、メディア80aを予め定められた搬送経路16aに沿って搬送するように構成された搬送装置16と、搬送装置16に沿って搬送されているメディア80aを切断するように構成されたカッターユニット20と、メディア80aの搬送経路16aの予め定められた領域R1,R2に光を照射するライト26,27と、制御装置60とを備えている。
制御装置60は、メディア80aを切断するカット位置を記憶した記憶部M1を備えている。制御装置60は、処理A1と、処理A2とを実行するように構成されているとよい。ここで、処理A1は、搬送装置16およびカッターユニット20を操作して、記憶部M1に記憶されたカット位置に基づいてメディア80aを切断する処理である。処理A2は、処理A1が実行された後で、ライト26,27によって光が照射された領域にカット位置を移動し、停止させる処理である。このように、上述したプリンタ10の記憶部N2は、カット機の記憶部M1として機能に対応している。プリンタ10の制御装置60の処理B2は、カット機の処理A1に対応している。プリンタ10の制御装置60の処理B3は、カット機の処理A2に対応している。このようにプリンタ10は、ここで提案されるカット機の構成を充足している。ここで提案されるカット機における、記憶部M1、制御装置によって実行される処理A1およびA2は、それぞれ上述したプリンタ10の記憶部N2、処理B2および処理B3の説明が参照されうる。プリンタ10は、カット機を充足しているため、カット機についてのこれらの構成については、プリンタ10において説明されているため、説明を省略する。なお、ここで提案されるカット機は、当然ながらカット専用機としても構成されうる。
以上の通りに、ここで提案されるカット機およびプリンタの一実施形態を種々説明したが、ここで提案されるカット機およびプリンタは、上述した実施形態に限定されない。また、ここで提案されるカット機およびプリンタは、種々変更でき、特段の問題が生じない限りにおいて、各構成要素やここで言及された各処理は適宜に省略され、または、適宜に組み合わされうる。
10 プリンタ
12 プラテン
14 ホルダ
15 巻取りホルダ
16 搬送装置
16a 搬送経路
18 プリントユニット
18a プリントヘッド
18b 移動装置
20 カッターユニット
23 減圧装置
26 第1ライト
27 第2ライト
31 グリットローラ
31a フィードモータ
32 ピンチローラ
33 ガイドレール
34A プーリ
34B プーリ
35 駆動装置
36 ベルト
38 キャリッジ
40 ガイド
42 ヒータ
60 制御装置
70 ケーシング
71L,71R スタンド
80 ロールメディア
80a メディア
80a1 ベースシート
80a2 表面シート
b1〜b5 処理部
L1 第1カットライン
L2 第2カットライン
L3 カストリ線
N1,N2 記憶部
P1 剥がし位置
R1 第1ライト26によって光が照射された領域
R2 第2ライト27によって光が照射された領域
S1 印刷領域
S2 矩形の枠
T テストカット
TL1 第1テストカットライン
TL2 第2テストカットライン
X 副走査方向
Y 主走査方向

Claims (15)

  1. メディアを予め定められた搬送経路に沿って搬送するように構成された搬送装置と、
    前記搬送経路に沿って搬送されているメディアを切断するように構成されたカッターユニットと、
    前記メディアの搬送経路の予め定められた領域に光を照射するライトと、
    制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記搬送経路に沿って搬送されるメディアを切断するカット位置を記憶した記憶部M1を備え、かつ、
    前記搬送装置および前記カッターユニットを操作して、前記記憶部M1に記憶されたカット位置に基づいてメディアを切断する処理A1と、
    前記処理A1が実行された後で、前記ライトによって光が照射された領域に前記カット位置を移動し、停止させる処理A2と
    が実行されるように構成された、
    カット機。
  2. 前記記憶部M1には、前記カット位置のうち少なくとも一箇所に定められた剥がし位置がさらに記憶されており、
    前記処理A2は、前記剥がし位置を、前記ライトによって光が照射された領域に移動し、停止させるように構成された、
    請求項1に記載されたカット機。
  3. 前記記憶部M1には、前記剥がし位置が複数記憶されており、
    前記処理A2は、複数の前記剥がし位置を、前記ライトによって光が照射された領域に順に移動し、停止させるように構成された、請求項1に記載されたカット機。
  4. 前記記憶部M1に記憶された前記カット位置には、カストリ線を形成するためのカット位置が含まれており、
    前記処理A1は、前記メディアにカストリ線を形成する処理を含み、
    前記処理A2は、前記カストリ線が形成された位置を、前記ライトによって光が照射された領域に移動し、停止させるように構成された、
    請求項1から3までの何れか一項に記載されたカット機。
  5. 前記記憶部M1に記憶された前記カット位置には、複数のカストリ線を形成するためのカット位置が含まれており、
    前記処理A1は、前記メディアに複数のカストリ線をそれぞれ形成する処理を含み、
    前記処理A2は、前記カストリ線が形成された複数の位置を、前記ライトによって光が照射された領域に順に移動し、停止させるように構成された、
    請求項1から3までの何れか一項に記載されたカット機。
  6. 前記ライトは、前記搬送経路に沿って搬送されるメディアに対し、前記カッターユニットがメディアを切断する側の面に光を照射するように構成されており、かつ、
    前記ライトによって光が照射された領域では、前記ライトから照射される光の照射方向が、前記カッターユニットによって前記メディアが切断された面に対して傾いている、請求項1から5までの何れか一項に記載されたプリンタ。
  7. メディアを予め定められた搬送経路に沿って搬送するように構成された搬送装置と、
    前記搬送経路に沿って配置されたプラテンと、
    前記プラテンに沿って搬送されているメディアに印刷を施すように構成されたプリントユニットと、
    前記搬送経路に沿って搬送されているメディアを切断するように構成されたカッターユニットと、
    前記メディアの搬送経路の予め定められた領域に光を照射するライトと、
    制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記搬送経路に沿って搬送されるメディアに印刷を施すプリント位置を記憶した記憶部N1と、
    前記搬送経路に沿って搬送されるメディアを切断するカット位置を記憶した記憶部N2と
    を備え、かつ、
    前記搬送装置および前記プリントユニットを操作して、前記記憶部N1に記憶されたプリント位置に基づいてメディアに印刷を施す処理B1と、
    前記搬送装置および前記カッターユニットを操作して、前記記憶部N2に記憶されたカット位置に基づいてメディアを切断する処理B2と、
    前記処理B1が実行された後で、前記ライトによって光が照射された領域に前記カット位置を移動し、停止させる処理B3と
    が実行されるように構成された、
    プリンタ。
  8. 前記記憶部N2には、前記カット位置のうち少なくとも一箇所に定められた剥がし位置がさらに記憶されており、
    前記処理B3は、前記剥がし位置を、前記ライトによって光が照射された領域に移動し、停止させるように構成された、
    請求項7に記載されたプリンタ。
  9. 前記記憶部N2には、前記剥がし位置が複数記憶されており、
    前記処理B3は、複数の前記剥がし位置を、前記ライトによって光が照射された領域に順に移動し、停止させるように構成された、請求項7に記載されたプリンタ。
  10. 前記記憶部N2に記憶された前記カット位置には、カストリ線を形成するためのカット位置が含まれており、
    前記処理B2は、前記メディアにカストリ線を形成する処理を含み、
    前記処理B3は、前記カストリ線が形成された位置を、前記ライトによって光が照射された領域に移動し、停止させるように構成された、
    請求項7から9までの何れか一項に記載されたプリンタ。
  11. 前記記憶部N2に記憶された前記カット位置には、複数のカストリ線を形成するためのカット位置が含まれており、
    前記処理B2は、前記メディアに複数のカストリ線をそれぞれ形成する処理を含み、
    前記処理B3は、前記カストリ線が形成された複数の位置を、前記ライトによって光が照射された領域に順に移動し、停止させるように構成された、請求項7から9までの何れか一項に記載されたプリンタ。
  12. 前記制御装置は、
    前記処理B1が実行される前に、前記搬送装置および前記カッターユニットを操作して、前記メディアに予め定められたテストカットを施す処理B4と、
    前記処理B4が実行された後で、前記ライトによって光が照射された領域に、前記テストカットが施された位置を移動し、停止させる処理B5と
    を実行するように構成された、請求項7から11までの何れか一項に記載されたプリンタ。
  13. 前記ライトは、前記搬送経路に沿って搬送されるメディアに対して、前記プリントユニットが印刷する側に向けて光を照射するように構成されている、請求項7から12までの何れか一項に記載されたプリンタ。
  14. 前記カッターユニットは、前記搬送経路に沿って搬送されるメディアに対し、前記ライトが光を照射する側の面を切断するように構成されており、かつ、
    前記ライトによって光が照射された領域では、前記ライトから照射される光の照射方向が、前記カッターユニットによって前記メディアが切断された面に対して傾いている、請求項13に記載されたプリンタ。
  15. 前記ライトは、前記搬送経路に沿って搬送されるメディアに対して、前記プリントユニットが印刷する側とは反対側の表面に向けて光を照射するように構成されている、請求項7から12までの何れか一項に記載されたプリンタ。
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