JPH09249818A - 染料の熱に安定な結晶変態、その製造方法及びこれを用いる疎水性繊維の染色方法 - Google Patents

染料の熱に安定な結晶変態、その製造方法及びこれを用いる疎水性繊維の染色方法

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JPH09249818A
JPH09249818A JP8088968A JP8896896A JPH09249818A JP H09249818 A JPH09249818 A JP H09249818A JP 8088968 A JP8088968 A JP 8088968A JP 8896896 A JP8896896 A JP 8896896A JP H09249818 A JPH09249818 A JP H09249818A
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dyeing
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靖夫 村上
Yoshiki Akatani
宜樹 赤谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱に安定な染料の結晶変態、その製造方法及び
それを用いる染色または捺染法を提供すること。 【解決手段】特定の構造式で示される熱に対して不安定
な結晶変態の染料を水中、水溶性溶剤またはアニオンも
しくはノニオン界面活性剤を含有する水中で40℃以上
の温度で加熱処理すると熱に安定な結晶変態が得られ
る。これは高温における染色安定性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱に安定な分散染
料の結晶変態、その製造方法及びそれを用いる染色方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】式(1)
【0003】
【化2】
【0004】で示される染料は特公昭45−12035
号に記載の染料である。前記式(1)で示される染料は
合成繊維例えばポリエチレンテレフタレート繊維を濃紺
色に染色することが知られている。近年染色業界では染
色方法の合理化、省エネルギー対策が進み、浴比の減少
が図られると共にオーバーマイヤー染色、チーズ染色、
ビーム染色、液流染色のような被染物を静止し染色分散
液を強制的に循環するという方法で染色する方法が多く
採用されるようになっており、フィルター効果による斑
染を防ぐため高温での分散安定性の優れた染料が強く望
まれている。式(1)で示される染料のα型結晶は例え
ばCuーKα線回折法において第2図に示すごとくなだ
らかな起伏のピークを有したいわゆる無定型である。こ
のα型結晶の染料を通常の製品化の方法に従って、分散
剤、例えばナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の
ソーダ塩またはリグニンスルホン酸ソーダ塩などと共に
サンドミル等により機械的に微粒子化した後、ポリエス
テル繊維織物或いはポリエステル繊維とアクリル繊維ま
たは綿等の混紡織物の染色に供した場合には、このα型
結晶が熱に不安定であるため、ポリエステル繊維の染色
が行なわれる95〜135℃の温度において結晶の変換
が起こり染料粒子がタール化したり、凝集物を生成す
る。このようなタール化物や粗大化した染料粒子は均一
な染着を妨害する。特にオーバーマイヤー染色、チーズ
染色、ビーズ染色、液流染色等においては凝集した粒子
が、繊維層により濾過され、目詰まり、内部浸透不良、
ケーシングスポット等の原因となり均一な染色物を与え
ないばかりでなく、染色物の堅牢度低下等の不都合を来
す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常の方法により製造
された前記式(1)で示される染料を高温度における染
色に用いた場合、染浴中の染料粒子の分散状態が低下す
る欠点がありそのため均一な染色濃度の染色物を得るこ
とが難しい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような
欠点を改善しまた市場の要求に応えるべく鋭意研究を重
ねた結果、前記したX線回折図で特徴づけられるβ型結
晶が高温における染色安定性に極めて優れていることを
見いだし本発明を完成させた。
【0007】即ち本発明は (1)Cu−Kα線による粉末X線回折法において回折
角(2θ)〔゜〕21.1、22.9、24.2、2
5.2、26.1にやや強いピーク及び9.0、11.
6、16.8、27.0に中程度のピークをもつX線回
折図(図1)により特徴づけられる式(1)で示される
染料の熱に安定な結晶変態(以後これをβ型結晶とす
る)
【0008】
【化3】
【0009】(2)前項(1)記載の式(1)で示され
る染料であって熱に対して不安定な結晶変態を有する染
料を水中、水溶性有機溶媒またはアニオンもしくはノニ
オン界面活性剤を含有する水中において40℃以上の温
度で加熱処理することを特徴とする前項(1)記載の結
晶変態の製造方法(なお回折角については通常の誤差範
囲(±0.2)は許されるものとする。) (3)前項(1)記載の式(1)で示される構造及び結
晶変態を有する染料を用いることを特徴とする疎水性繊
維の染色方法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、β型結晶に変換される前記式(1)で
示される染料の熱に不安定な結晶変態(以後これをα型
結晶とする)は、公知の方法に従って、6−ブロモ−
2、4−ジニトロアニリンをジアゾ化し、酸性媒体中3
−N−エチル−N−シアノエチルアミノ−4−メトキシ
アセトアニリドにカップリングすることによって得られ
る。
【0011】高温における染色に安定な前記式(1)で
示される染料のβ型結晶は公知のジアゾ化に続くカップ
リングによって得られるα型結晶の湿潤ケ−キまたは乾
燥ケ−キを水または水溶性有機溶媒、アニオン界面活性
剤もしくはノニオン界面活性剤を含んでいてもよい水中
において40℃以上の温度で加熱することによって得ら
れる。前記溶媒はα型結晶1重量部(乾燥重量)に対し
て5〜100重量部使用するのが好ましい。処理時間は
必要に応じて長くしたり短くすることが可能である。通
常40℃以上200℃以下、好ましくは50℃以上10
0℃以下で通常1時間から3時間程度加熱することによ
りα型結晶からβ型結晶に変換される。この際100℃
以上に温度を保持したり、処理時間を長くすることはな
んら差し支えないが、経済的に不利である。使用されう
る水溶性有機溶媒の例としてはメタノ−ル、エタノ−
ル、イソプロピルアルコ−ル、ブチルアルコ−ル等の低
級アルコ−ル類、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ等のエチレングリコ−ルモノアル
キルエ−テル類、エチレングリコ−ル等のグリコ−ル
類、アセトン、メチルエチルケトン類のケトン類、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エ−テル類が挙げ
られる。また使用されうるアニオン界面活性剤の例とし
てはβ−ナフタレンスルホン酸塩類のホルマリン縮合
物、リグニンスルホン酸塩類等が、またノニオン界面活
性剤の例としてはソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシ
エチレンアルキルエ−テル類、ポリオキシエチレンアル
キルフェノ−ル類、ポリオキシエチレンアルキルアマイ
ド類等が挙げられる。これらは単独でまたは2種以上を
併用することが可能である。
【0012】α型結晶からβ型結晶への変換はカップリ
ング反応後、濾過水洗して得られる湿潤ケ−キ、または
それを乾燥したものを用いて行うか、濾過工程を経るこ
となくカップリング反応の終了した反応液をそのままあ
るいは中和後に加熱するか、またはその反応液に必要量
の水溶性有機溶媒、またはアニオンあるいはノニオン界
面活性剤を添加した後加熱することによって行いうる。
またカップリング反応に悪い影響を及ぼさないのであれ
ばそれらの溶媒または界面活性剤をカップリング反応に
先立って加えておき、カップリング反応終了後、熱処理
することによってもα型結晶からβ型結晶への変換が可
能である。水溶性有機溶媒は通常水に対して5〜50重
量%、界面活性剤は水または水と有機溶媒の混合物に対
して0.1〜50重量%添加して使用される。
【0013】本発明においてβ型結晶へ結晶変換が完結
しているかどうかは、X線回折スペクトルの測定によっ
て容易に確かめられる。本発明のβ型結晶を有する染料
により染色しうる繊維類としては例えばポリエチレンテ
レフタレ−ト繊維、トリアセテ−ト繊維、ジアセテ−ト
繊維、ポリアミド繊維及びこれら同志の混紡品、あるい
はこれらとレ−ヨン等の再生繊維あるいは木綿、絹、羊
毛等の天然繊維との混紡品、混織品が挙げられる。本発
明の前記式(1)の構造を有しβ型結晶を有する染料を
用いて繊維の染色を行うには通常ナフタレンスルホン酸
塩類のホルマリン縮合物、特殊芳香族スルホン酸塩類の
ホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸塩類
のホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸ソ−ダ塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩類、高級アルコ−ル硫酸
エステル、高級アルキルベンゼンスルホン酸塩類等の分
散剤の存在下(通常、分散剤は染料原末に対して重量比
で1〜5倍使用される。)、水性媒体中で染料ケ−キを
ライ潰機、サンドミル或いはサンドグラインダ−等を用
いて充分に湿式粉砕してそのままペ−スト品として、ま
たはスプレ−ドライ等で乾燥して乾燥品の微粒子化染料
とし(微粒子化)、染色浴または捺染糊を調製し、これ
を用いて浸染または捺染処理を行うことが出来る。浸染
の場合には、例えば高温染色法、キャリア−染色法、サ
−モゾル染色法等の染色法を適用することが出来る。染
色を行うにあたり本発明のβ型結晶の前記式(1)の染
料と他の染料とを併用しても差し支えなく、又種々の配
合剤を添加してもよい。実際の染色法は例えば次のよう
にして行われる。疎水性繊維を浸染法で染色するには、
繊維を浸漬した水性溶媒中で加圧下105℃以上、好ま
しくは110〜140℃で染色するのが有利である。ま
た、キャリア−染色法においては、o−フェニルフェノ
−ルやトリクロロベンゼン等のキャリア−の存在下に比
較的高温、例えば水の沸騰状態で染色することもでき
る。更にサ−モゾル染色法では染料分散液を布にパディ
ングし、150〜230℃、30秒〜1分間の乾熱処理
を施すいわゆるサ−モゾル方式での染色も可能である。
捺染法においては分散化された染料と天然糊剤(例えば
ロ−カストビ−ンガム、グア−ガム等)、加工糊剤(例
えばカルボキシメチルセルロ−ス等の繊維素誘導体、加
工ロ−カストビ−ンガム等)、合成糊剤(例えばポリビ
ニルアルコ−ル、ポリビニル酢酸等)等と共に捺染糊を
調製し、布に印捺した後スチ−ミングまたはサ−モゾル
処理する捺染法による染色を行ってもよい。本発明によ
れば、高温における安定性の優れた分散液が得られ、か
つ式(1)の染料の有する本来の染色特性(色相、ビル
ドアップ性、カラ−バリュ−)及び堅牢度特性を維持し
た上でケ−シングスポットのない染色物を与える。
【0014】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。なお実施例中、%及び部とあるのは重量基準
である。
【0015】実施例1 濃硫酸18.5部及び40重量%ニトロシル硫酸16.
2部の中に2、4−ジニトロ−6−ブロモアニリン1
3.1部を加え、50±2℃で2時間撹拌し2、4−ジ
ニトロ−6−ブロモアニリンのジアゾ液を得た。一方、
8重量%硫酸水溶液110部中に3−(N−エチル−N
−シアノエチル)アミノ−4−メトキシアセトアニリド
13.1部を溶解させ、次いで0℃以下に冷却し、前記
ジアゾ液を滴下し、カップリングを行った。反応終了
後、炭酸ナトリウムでコンゴ−レッド中性迄中和し、ろ
過、水洗して染料ケ−キ25.7部(乾燥相当分)を得
た。このケ−キの一部のX線回折図は図2に示すような
無定型のα型結晶であった。次いでこの染料ケ−キを水
500ml中に分散させ、撹拌下75〜85℃で1時間
加熱処理を行った。処理後、ケ−キをろ過し、この一部
をX線回折法によって分析した結果図1に示すようなX
線回折図を有するβ型結晶であった。
【0016】実施例2 実施例1と同様な方法で得たα型結晶の湿潤ケ−キ21
部(乾燥相当分)とナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物21部、ナフタレンスルホン酸・クレゾ−ルスルホ
ン酸ホルマリン縮合物28部及び水300容量部の混合
物を70℃〜75℃に1時間加熱し、その一部をろ過、
水洗の後減圧にて乾燥した。得られた染料結晶のX線回
折図は図1と同様でありβ型であった。前記熱処理液を
サンドミルで磨砕した後、スプレ−ドライした染料組成
物3部を水3000容量部に分散し、酢酸−酢酸ソ−ダ
でpH5に調整した染浴中にテトロン布100部を浸漬
して130℃、60分間染色した。ソ−ピング、水洗、
及び乾燥を行ったところ、均一に染着した濃紺色の染布
が得られた。
【0017】実施例3 実施例1と同様な方法で得たα型結晶の湿潤ケ−キ21
部(乾燥相当分)とナフタレンスルホン酸のホルマリン
縮合物ソ−ダ塩21部、ナフタレンスルホン酸・クレゾ
−ルスルホン酸ホルマリン縮合物28部及び水300容
量部の混合物を70〜75℃に1時間加熱し、その一部
を濾過、水洗の後減圧にて乾燥した。得られた染料結晶
のX線回折図は図1と同様でありβ型であった。前記熱
処理液をサンドミルで磨砕した後、噴霧乾燥した染料組
成物3部を水3000部に分散し、酢酸−酢酸ソ−ダで
pH5に調整した染浴中にテトロン布100部を浸漬し
て130℃、60分間染色した。ソ−ピング、水洗及び
乾燥を行ったところ、均一に染着した濃紺色の染布が得
られた。
【0018】実施例4 実施例3における結晶変換のための分散剤の代わりにレ
オド−ルTW−O(商品名、ポリオキシエチレンソルビ
タン系ノニオン界面活性剤、花王(株)製)、7.5部
を用いて実施例3と同様の操作を行い式(1)の染料の
β型結晶を得た。
【0019】実施例5 実施例3における結晶変換のための分散剤の代わりにエ
チレングリコ−ルモノエチルエ−テル30部を用いて実
施例3と同様の処理を行い式(1)の染料のβ型結晶を
得た。
【0020】実施例6 実施例1と同様にしてカップリングを行い、その後引続
きカップリング液を65〜75℃にて10時間撹拌し
た。濾過、水洗によって得られた式(1)の染料の結晶
はβ型結晶を示した。
【0021】実施例7 実施例1と同様にジアゾ液を調製し所定のカップラ−を
硫酸水溶液に溶解させた後、更にレオドールTW−O、
1.25部を加え0℃以下でジアゾ液を滴下しカップリ
ングを行った。滴下後0〜5℃で炭酸ナトリウムでコン
ゴ−レッド中性まで中和した。さらに15〜25℃、1
時間保持し濾過、水洗した。得られた式(1)の染料の
結晶はβ型を示した。
【0022】比較試験 α型またはβ型を示す式(1)の染料を各々21部、ナ
フタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ソ−ダ塩21部、
ナフタレンスルホン酸・クレゾ−ルスルホン酸ホルマリ
ン縮合物28部と共にサンドミルにより湿式粉砕後、減
圧乾燥してそれぞれ分散化染料組成物を調製した。得ら
れた各染料組成物の熱に対する安定性を比較するため、
1)熱凝集性試験、2)ケ−シングスポット試験を行っ
た。
【0023】
【表1】 表 1 テスト方法 熱凝集性試験 ケ−シングスポット試験 結晶型 β型結晶 3級 4級 α型結晶 1級 1級
【0024】各試験方法の詳細は下記の通りである。 1)熱凝集性試験 分散化染料組成物0.5部を水100容量部中に分散さ
せ酢酸と酢酸ソ−ダによりpH4.5に調整した染浴を
(繊維を浸漬することなく=ブランク浴)60℃から4
0分かけて130℃とし、同温度に10分保った後、5
分間で95℃に冷却し、定量ろ紙(東洋ろ紙No.5
A)を用い、吸引ろ過してろ紙上の残渣の量と状態から
判定した。以下の5級〜1級の5段階表示による。 5級:ろ紙上に凝集物なし 4級:ろ紙上に凝集物がわずかに認められる 3級:ろ紙上にやや凝集物が認められる 2級:ろ紙上に相当凝集物が認められる 1級:ろ紙上に凝集物が極めて著しい 2)ケ−シングスポット試験 分散化染料組成物0.25部を水180容量部に分散
し、酢酸、酢酸ソ−ダでpH4.5に調整した染浴中に
テトロンジャ−ジ10部を浸漬して60℃から40分か
けて(カラ−ペット染色機を使用)130℃とし、同温
度に10分保った後、60℃迄冷却し、被染物が被染物
ホルダ−に内接する部分に付着した凝集物の状態から判
定した。以下の5級〜1級の5段階表示による。 5級:スポットの発生なし 4級:スポットの発生わずか 3級:スポットの発生やや 2級:スポットの発生相当 1級:スポットの発生極めて著しい
【0025】
【発明の効果】式(1)で示される染料につき高温での
分散安定性の優れた結晶変態(β型結晶)が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱に安定なβ型結晶のX線回折図
【図2】熱に不安定なα型結晶(無定型)のX線回折図
【符号の説明】
図1及び図2において横軸は回折角2θを示し、縦軸は
回折強度を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Cu−Kα線による粉末X線回折法におい
    て回折角(2θ)〔゜〕21.1、22.9、24.
    2、25.2、26.1にやや強いピーク及び9.0、
    11.6、16.8、27.0に中程度のピークをもつ
    X線回折図により特徴づけられる式(1)で示される染
    料の結晶変態。 【化1】
  2. 【請求項2】請求項1記載の式(1)で示される構造を
    有し熱に対して不安定な結晶変態を有する染料を水中、
    水溶性有機溶媒またはアニオンもしくはノニオン界面活
    性剤を含有する水中において40℃以上の温度で加熱処
    理することを特徴とする熱に安定な結晶変態の製造方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の式(1)で示される構造及
    び熱に安定な結晶変態を有する染料を用いることを特徴
    とする疎水性繊維の染色方法。
JP8088968A 1996-03-19 1996-03-19 染料の熱に安定な結晶変態、その製造方法及びこれを用いる疎水性繊維の染色方法 Pending JPH09249818A (ja)

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