JPH09137533A - パネル - Google Patents
パネルInfo
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- JPH09137533A JPH09137533A JP7296647A JP29664795A JPH09137533A JP H09137533 A JPH09137533 A JP H09137533A JP 7296647 A JP7296647 A JP 7296647A JP 29664795 A JP29664795 A JP 29664795A JP H09137533 A JPH09137533 A JP H09137533A
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Classifications
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B2/00—Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
- E04B2/74—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
- E04B2/7407—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts
- E04B2/7416—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts with free upper edge, e.g. for use as office space dividers
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
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- E04B2/7416—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts with free upper edge, e.g. for use as office space dividers
- E04B2/7422—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts with free upper edge, e.g. for use as office space dividers with separate framed panels without intermediary support posts
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- E04B2002/7461—Details of connection of sheet panels to frame or posts
- E04B2002/7462—Details of connection of sheet panels to frame or posts using resilient connectors, e.g. clips
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- E04B2002/7487—Partitions with slotted profiles
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- E04B2/74—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
- E04B2002/749—Partitions with screw-type jacks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】パネル本体の一の縁部と、これに直交する縁部
とに共にＲ加工を施した場合に、それらの縁部が直交す
るコーナー部を端整に作り込むことが難しく、その上に
被装する表装材の巻き込みを美しく仕上げることが困難
であるという不具合を解消する。 【解決手段】パネル２を、板金素材の縁部を塑性変形さ
せることによって成形されるパネル本体３と、このパネ
ル本体３の表面を被覆する位置に配設される表装材４と
から構成するとともに、パネル本体３のコーナー部に切
欠３５、３６を設け、これらの切欠３５、３６に樹脂製
のコーナー部材５、６を装着する。そして、コーナー部
材５、６に樹脂成形時に設けた湾曲面５４、６４によっ
て、パネル本体３にＲ加工により形成した湾曲面３２
ｃ、３４ｃ間、及び、湾曲面３３ｃ、３４ｃ間を滑らか
に連続させる。
とに共にＲ加工を施した場合に、それらの縁部が直交す
るコーナー部を端整に作り込むことが難しく、その上に
被装する表装材の巻き込みを美しく仕上げることが困難
であるという不具合を解消する。 【解決手段】パネル２を、板金素材の縁部を塑性変形さ
せることによって成形されるパネル本体３と、このパネ
ル本体３の表面を被覆する位置に配設される表装材４と
から構成するとともに、パネル本体３のコーナー部に切
欠３５、３６を設け、これらの切欠３５、３６に樹脂製
のコーナー部材５、６を装着する。そして、コーナー部
材５、６に樹脂成形時に設けた湾曲面５４、６４によっ
て、パネル本体３にＲ加工により形成した湾曲面３２
ｃ、３４ｃ間、及び、湾曲面３３ｃ、３４ｃ間を滑らか
に連続させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等におい
てパーティション等に好適に適用されるパネルに関する
ものである。
てパーティション等に好適に適用されるパネルに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、パーティションを、自立性を有
する枠体の開口部にパネルを着脱可能に装着することに
よって構成したものが知られている。すなわち、パネル
の背面における上下両縁近傍に板金素材で作った長寸な
取付用部材を取着しておき、これらの取付用部材を開口
部の上縁及び下縁に係合させて、パネルを枠体に係合状
態で装着するようにしている。このように、この種のパ
ーティションは、パネルを枠体から簡単に取り外すこと
ができるため、パネル交換が容易であり、パネルの色を
替えてオフィスの模様替えをしたり、パネルを物品を掛
止できるようなオプションタイプのものにするなど、利
用者が目的・用途に応じて随意に変更使用することので
きる使い勝手の良好なものとして利用に供されている。
する枠体の開口部にパネルを着脱可能に装着することに
よって構成したものが知られている。すなわち、パネル
の背面における上下両縁近傍に板金素材で作った長寸な
取付用部材を取着しておき、これらの取付用部材を開口
部の上縁及び下縁に係合させて、パネルを枠体に係合状
態で装着するようにしている。このように、この種のパ
ーティションは、パネルを枠体から簡単に取り外すこと
ができるため、パネル交換が容易であり、パネルの色を
替えてオフィスの模様替えをしたり、パネルを物品を掛
止できるようなオプションタイプのものにするなど、利
用者が目的・用途に応じて随意に変更使用することので
きる使い勝手の良好なものとして利用に供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパネ
ル構造は、板金素材を塑性変形させることにより成形さ
れるパネル本体と、このパネル本体の表面を被覆する位
置に配設される表装材とから構成され、前記パネル本体
のコーナー部は、折り曲げ時若しくは折り曲げ後に上縁
若しくは下縁と側縁とが連続するように、当該板金素材
によって作り込まれている。ところが、パネルの美感を
向上させるために縁部にいわゆるＲ加工を施す場合に、
上縁及び下縁と、側縁とを同時に湾曲させると、両縁部
のコーナー部の作り込みが難しく、表装材を被包したと
きにコーナー部における表装材の巻き込みを美しく仕上
げることが困難になる。このため、従来では実質上、上
縁及び下縁のみ、或いは側縁のみにしかＲ加工を施すこ
とができないという制約があった。
ル構造は、板金素材を塑性変形させることにより成形さ
れるパネル本体と、このパネル本体の表面を被覆する位
置に配設される表装材とから構成され、前記パネル本体
のコーナー部は、折り曲げ時若しくは折り曲げ後に上縁
若しくは下縁と側縁とが連続するように、当該板金素材
によって作り込まれている。ところが、パネルの美感を
向上させるために縁部にいわゆるＲ加工を施す場合に、
上縁及び下縁と、側縁とを同時に湾曲させると、両縁部
のコーナー部の作り込みが難しく、表装材を被包したと
きにコーナー部における表装材の巻き込みを美しく仕上
げることが困難になる。このため、従来では実質上、上
縁及び下縁のみ、或いは側縁のみにしかＲ加工を施すこ
とができないという制約があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、板金素材によりコーナー部の作り込み
をする事を止め、それに代えて、パネル本体のコーナー
部に切欠を設け、その切欠に成形容易な別部材を装着す
るようにしたものである。このような部材を用いれば、
それらの直交する縁部に同時にＲ加工を施しても、かか
る部材を両縁部に連続する形状に成形することが容易と
なり、パネルの製造を複雑化することなく、パネル本体
のコーナー部の仕上がり度を有効に高めることが可能に
なる。
解決するために、板金素材によりコーナー部の作り込み
をする事を止め、それに代えて、パネル本体のコーナー
部に切欠を設け、その切欠に成形容易な別部材を装着す
るようにしたものである。このような部材を用いれば、
それらの直交する縁部に同時にＲ加工を施しても、かか
る部材を両縁部に連続する形状に成形することが容易と
なり、パネルの製造を複雑化することなく、パネル本体
のコーナー部の仕上がり度を有効に高めることが可能に
なる。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、板金素材の縁部を塑性
変形させることによって成形されるパネル本体と、この
パネル本体の表面を被覆する位置に配設される表装材と
から構成されるものにおいて、前記パネル本体のコーナ
ー部に切欠を設け、この切欠に樹脂製のコーナー部材を
装着したものである。
変形させることによって成形されるパネル本体と、この
パネル本体の表面を被覆する位置に配設される表装材と
から構成されるものにおいて、前記パネル本体のコーナ
ー部に切欠を設け、この切欠に樹脂製のコーナー部材を
装着したものである。
【０００６】かかるパネルがパーティション等に着脱可
能に装着されるものである場合に、コーナー部材を採用
することによって部品点数が増大することを有効に防止
するためには、コーナー部材に係合爪を一体突設し、そ
の係合爪を枠体の開口部に係合させることによってパネ
ル本体を枠体に着脱可能に装着するようにしておくこと
が有効となる。
能に装着されるものである場合に、コーナー部材を採用
することによって部品点数が増大することを有効に防止
するためには、コーナー部材に係合爪を一体突設し、そ
の係合爪を枠体の開口部に係合させることによってパネ
ル本体を枠体に着脱可能に装着するようにしておくこと
が有効となる。
【０００７】上記のように構成されるパネルであれば、
パネル本体の上縁及び下縁と、側縁とに同時にＲ加工を
施したような場合に、上縁や下縁と側縁との突き合わせ
部分にコーナー部材が介在して、このコーナー部材がそ
れらのＲ形状を滑らかに連続させるので、その上から表
装材を被包したときに、その表装材のコーナー部におけ
る巻き込みを美しく仕上げることができ、パネルの意匠
的外観を簡単かつ有効に向上させることが可能となる。
パネル本体の上縁及び下縁と、側縁とに同時にＲ加工を
施したような場合に、上縁や下縁と側縁との突き合わせ
部分にコーナー部材が介在して、このコーナー部材がそ
れらのＲ形状を滑らかに連続させるので、その上から表
装材を被包したときに、その表装材のコーナー部におけ
る巻き込みを美しく仕上げることができ、パネルの意匠
的外観を簡単かつ有効に向上させることが可能となる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
説明する。
【０００９】図１〜図３に示すものは、机の周囲や接客
用の空間等を視覚的に遮断するために利用される比較的
背丈の低いローパーティションである。このローパーテ
ィションは、自立性を有する枠体１の開口部１ａに着脱
可能にパネル２を嵌め込んで構成されている。
用の空間等を視覚的に遮断するために利用される比較的
背丈の低いローパーティションである。このローパーテ
ィションは、自立性を有する枠体１の開口部１ａに着脱
可能にパネル２を嵌め込んで構成されている。
【００１０】枠体１は、上枠材１１、下枠材１２及び左
右の側枠材１３、１３を組み付け、間欠的な高さ位置に
おいて、左右の側枠材１３、１３間に横桟１４を架設す
ることによって構成してある。横桟１４は、押し出し成
形によって作られるもので、図４に拡大して示すよう
に、中央上面及び中央下面に平行に伸びる平坦部１４
ａ、１４ｂと、上側の平坦部１４ａの幅方向両縁に上向
きに突出する突条１４ｃと、下側の平坦部１４ｂの幅方
向両縁に下向きに突出する突条１４ｄとを備えるととも
に、上向きの突条１４はその上面が縁部から中央に向か
って漸次低くなる斜面をなし、下向きの突条１４ｄもそ
の下面が縁部から中央に向かって漸次低くなる斜面をな
している。上枠材１１は押し出し成形によって作られる
下向きコ字形のもので、中央下面に伸びる平坦部１１ａ
の幅方向両縁に前記横桟１４の突条１４ｄと同一形状の
突条１１ｂが形成されている。下枠材１２も押し出し成
形によって作られた上向きコ字形のもので、中央上面に
伸びる平坦部１２ａの幅方向両縁に前記横桟１４の突条
１４ｃと同一形状の突条１２ｂが形成されている。
右の側枠材１３、１３を組み付け、間欠的な高さ位置に
おいて、左右の側枠材１３、１３間に横桟１４を架設す
ることによって構成してある。横桟１４は、押し出し成
形によって作られるもので、図４に拡大して示すよう
に、中央上面及び中央下面に平行に伸びる平坦部１４
ａ、１４ｂと、上側の平坦部１４ａの幅方向両縁に上向
きに突出する突条１４ｃと、下側の平坦部１４ｂの幅方
向両縁に下向きに突出する突条１４ｄとを備えるととも
に、上向きの突条１４はその上面が縁部から中央に向か
って漸次低くなる斜面をなし、下向きの突条１４ｄもそ
の下面が縁部から中央に向かって漸次低くなる斜面をな
している。上枠材１１は押し出し成形によって作られる
下向きコ字形のもので、中央下面に伸びる平坦部１１ａ
の幅方向両縁に前記横桟１４の突条１４ｄと同一形状の
突条１１ｂが形成されている。下枠材１２も押し出し成
形によって作られた上向きコ字形のもので、中央上面に
伸びる平坦部１２ａの幅方向両縁に前記横桟１４の突条
１４ｃと同一形状の突条１２ｂが形成されている。
【００１１】パネル２は、図５に示すように、パネル本
体３と、表装材４とから構成される。パネル本体３は、
図６〜図９に示すように、板金素材の四辺を塑性変形さ
せることによって面板部３１の上縁及び下縁にコ字形の
折曲部３２、３３を一体成形し、左右両縁に同じくコ字
形の折曲部３４を一体形成してなる。具体的には、折曲
部３２、３３は例えばロールフォーミング加工によって
成形され、上面部３２ａ（又は下面部３３ａ）と背面部
３２ｂ（３３ｂ）からなるとともに、面板部３１の前面
と上面部３２ａ（又は下面部３３ａ）との境界部分にＲ
加工による湾曲面３２ｃ（３３ｃ）を付与している。折
曲部３４は例えばプレス加工によって成形され、側面部
３４ａ及び背面部３４ｂからなるとともに、面板部３１
の前面と側面部３４ａとの境界部分にＲ加工による湾曲
面３４ｃを付与している。また、パネル本体３の四隅、
具体的には、上縁と側縁の交叉部分、及び、下縁と側縁
の交叉部分に、切欠３５、３６を形成している。前記切
欠３５は、面板部３１に方形に開口し、上面部３２ａ及
び側面部３４ａに一部をＲ形状とする部分方形状に開口
し、背面部３２ｂ、３４ｂに４５°の切込みに沿って一
定幅で開口する。また、切欠３６は、面板部３１に方形
に開口し、下面部３３ａ及び側面部３４ａに一部をＲ形
状とする部分方形状に開口し、背面部３３ｂ、３４ｂに
４５°の切込みに沿って一定幅で開口する。
体３と、表装材４とから構成される。パネル本体３は、
図６〜図９に示すように、板金素材の四辺を塑性変形さ
せることによって面板部３１の上縁及び下縁にコ字形の
折曲部３２、３３を一体成形し、左右両縁に同じくコ字
形の折曲部３４を一体形成してなる。具体的には、折曲
部３２、３３は例えばロールフォーミング加工によって
成形され、上面部３２ａ（又は下面部３３ａ）と背面部
３２ｂ（３３ｂ）からなるとともに、面板部３１の前面
と上面部３２ａ（又は下面部３３ａ）との境界部分にＲ
加工による湾曲面３２ｃ（３３ｃ）を付与している。折
曲部３４は例えばプレス加工によって成形され、側面部
３４ａ及び背面部３４ｂからなるとともに、面板部３１
の前面と側面部３４ａとの境界部分にＲ加工による湾曲
面３４ｃを付与している。また、パネル本体３の四隅、
具体的には、上縁と側縁の交叉部分、及び、下縁と側縁
の交叉部分に、切欠３５、３６を形成している。前記切
欠３５は、面板部３１に方形に開口し、上面部３２ａ及
び側面部３４ａに一部をＲ形状とする部分方形状に開口
し、背面部３２ｂ、３４ｂに４５°の切込みに沿って一
定幅で開口する。また、切欠３６は、面板部３１に方形
に開口し、下面部３３ａ及び側面部３４ａに一部をＲ形
状とする部分方形状に開口し、背面部３３ｂ、３４ｂに
４５°の切込みに沿って一定幅で開口する。
【００１２】そして、これらの切欠３５、３６に、図５
に示すコーナー部材５、６を装着するようにしている。
に示すコーナー部材５、６を装着するようにしている。
【００１３】コーナー部材５は、樹脂一体成形によって
作られたもので、図１０〜図１２に示すように、厚み寸
法が前記パネル本体３の面板部３１と各背面部３２ｂ、
３４ｂとの内法寸法に略対応する平面視方形の平板部５
１と、この平板部５１の四隅の一角に形成され前面側、
上面側、側面側及び背面側に前記パネル本体３の肉厚寸
法分だけ突出させてなる、前記切欠３５の形状に対応し
た切欠嵌合部５２とを具備し、前記平板部５１の略中央
部分に厚み方向に貫通するビス孔５３を設けている。ま
た、コーナー部材６も、樹脂一体成形によって作られた
もので、図１３〜図１５に示すように、厚み寸法が前記
パネル本体３の面板部３１と各背面部３３ｂ、３４ｂと
の内法寸法に略対応する平面視方形の平板部６１と、こ
の平板部６１の四隅の一角に形成され前面側、下面側、
側面側及び背面側に前記パネル本体３の肉厚寸法分だけ
突出させてなる、前記切欠３６の形状に対応した切欠嵌
合部６２とを具備し、前記平板部６１の略中央部分に厚
み方向に貫通するビス孔６３を設けている。そして、こ
れらのコーナー部材５、６を、そのビス孔５３、６３
と、前記パネル本体３の面板部３１に形成したビス孔３
１ａ、３１ｂとを利用して該パネル本体３の背面にビス
止めによって取着し、その位置で平板部５１、６２の一
部をパネル本体３の面板部３１と背面部３２ｂ、３４ｂ
との隙間あるいは面板部３１と背面部３３ｂ、３４ｂと
の隙間に嵌装するとともに、それらの切欠嵌合部５２、
６２をそれぞれ対応する切欠３５、３６に嵌装してい
る。その際、予め前述した切欠嵌合部５２の一部に取付
位置でパネル本体３の湾曲面３２ｃ、３４ｃの間を滑ら
かに連続させる湾曲面５２ａを形成し、切欠嵌合部６２
の一部に取付位置でパネル本体３の湾曲面３３ｃ、３４
ｃの間を滑らかに連続させる湾曲面６２ａを形成してい
る（図１６参照）。
作られたもので、図１０〜図１２に示すように、厚み寸
法が前記パネル本体３の面板部３１と各背面部３２ｂ、
３４ｂとの内法寸法に略対応する平面視方形の平板部５
１と、この平板部５１の四隅の一角に形成され前面側、
上面側、側面側及び背面側に前記パネル本体３の肉厚寸
法分だけ突出させてなる、前記切欠３５の形状に対応し
た切欠嵌合部５２とを具備し、前記平板部５１の略中央
部分に厚み方向に貫通するビス孔５３を設けている。ま
た、コーナー部材６も、樹脂一体成形によって作られた
もので、図１３〜図１５に示すように、厚み寸法が前記
パネル本体３の面板部３１と各背面部３３ｂ、３４ｂと
の内法寸法に略対応する平面視方形の平板部６１と、こ
の平板部６１の四隅の一角に形成され前面側、下面側、
側面側及び背面側に前記パネル本体３の肉厚寸法分だけ
突出させてなる、前記切欠３６の形状に対応した切欠嵌
合部６２とを具備し、前記平板部６１の略中央部分に厚
み方向に貫通するビス孔６３を設けている。そして、こ
れらのコーナー部材５、６を、そのビス孔５３、６３
と、前記パネル本体３の面板部３１に形成したビス孔３
１ａ、３１ｂとを利用して該パネル本体３の背面にビス
止めによって取着し、その位置で平板部５１、６２の一
部をパネル本体３の面板部３１と背面部３２ｂ、３４ｂ
との隙間あるいは面板部３１と背面部３３ｂ、３４ｂと
の隙間に嵌装するとともに、それらの切欠嵌合部５２、
６２をそれぞれ対応する切欠３５、３６に嵌装してい
る。その際、予め前述した切欠嵌合部５２の一部に取付
位置でパネル本体３の湾曲面３２ｃ、３４ｃの間を滑ら
かに連続させる湾曲面５２ａを形成し、切欠嵌合部６２
の一部に取付位置でパネル本体３の湾曲面３３ｃ、３４
ｃの間を滑らかに連続させる湾曲面６２ａを形成してい
る（図１６参照）。
【００１４】以上のような構成に加えて、前記コーナー
部材５、６には、このパネル本体３を、図１に示した枠
体１の開口部１ａに着脱可能に装着するために係合爪５
４、６４が樹脂一体成形してある。係合爪５４は、図１
０〜図１２に示すように、後上方に向かって傾斜する基
端部５４ａと、その基端部５４ａの先端から後下方及び
前上方に傾斜して伸びる先端部５４ｂとを具備してな
る。この係合爪５４は薄肉なもので、全体が比較的容易
に弾性変形可能なものである。これに対して、係合爪６
４は、図１３〜図１５に示すように、後下方に向かって
傾斜する基端部６４ａと、その基端部６４ａの先端から
下方に真っ直ぐに伸びる先端部６４ｂとを具備してな
る。この係合爪６４は、前記係合爪５４に比し厚肉なも
のであり、弾性変形の少ない強度を有したものに設計し
てある。なお、このパネル本体３には最後に前面側から
表装材４が被包され、背面側の適宜位置にタッカ等を用
いて止着される。
部材５、６には、このパネル本体３を、図１に示した枠
体１の開口部１ａに着脱可能に装着するために係合爪５
４、６４が樹脂一体成形してある。係合爪５４は、図１
０〜図１２に示すように、後上方に向かって傾斜する基
端部５４ａと、その基端部５４ａの先端から後下方及び
前上方に傾斜して伸びる先端部５４ｂとを具備してな
る。この係合爪５４は薄肉なもので、全体が比較的容易
に弾性変形可能なものである。これに対して、係合爪６
４は、図１３〜図１５に示すように、後下方に向かって
傾斜する基端部６４ａと、その基端部６４ａの先端から
下方に真っ直ぐに伸びる先端部６４ｂとを具備してな
る。この係合爪６４は、前記係合爪５４に比し厚肉なも
のであり、弾性変形の少ない強度を有したものに設計し
てある。なお、このパネル本体３には最後に前面側から
表装材４が被包され、背面側の適宜位置にタッカ等を用
いて止着される。
【００１５】そして、例えば枠体１における横桟１４と
横桟１４の間に開口する開口部１ａにこのパネル２を装
着する場合には、図４に想像線で示すように、先ずパネ
ル２を若干前傾させた状態で下縁側の係合爪５４の基端
部５４ａから先端部５４ｂに亘る部位の下面を下側の横
桟１４の上向の突条１４ｃに係合させ、その位置でパネ
ル２をその係合部分を支点に回動させて、上縁側の係合
爪６４を上側の横桟１４の下向の突条１１ｂに近付け
る。そしてパネル２の上縁を指等によって押圧する。こ
のとき、係合爪６４の先端部６４ｂが基端部６４ａと共
に若干弾性変形しながら下向きの突条１１ｂを通過し、
通過した位置で弾性復元してその先端部６４ｂが突条１
１ｂの内面に係合する。この状態では、下縁側の係合爪
５４の先端５４ｂも突条１４ｃの内面に係合するため、
パネル２は開口部２ａに脱落不能な状態で保持され、該
パネル２に前記とは逆方向の操作力を加えない限り、パ
ネル２は開口部２ａから離脱することが防止される。
横桟１４の間に開口する開口部１ａにこのパネル２を装
着する場合には、図４に想像線で示すように、先ずパネ
ル２を若干前傾させた状態で下縁側の係合爪５４の基端
部５４ａから先端部５４ｂに亘る部位の下面を下側の横
桟１４の上向の突条１４ｃに係合させ、その位置でパネ
ル２をその係合部分を支点に回動させて、上縁側の係合
爪６４を上側の横桟１４の下向の突条１１ｂに近付け
る。そしてパネル２の上縁を指等によって押圧する。こ
のとき、係合爪６４の先端部６４ｂが基端部６４ａと共
に若干弾性変形しながら下向きの突条１１ｂを通過し、
通過した位置で弾性復元してその先端部６４ｂが突条１
１ｂの内面に係合する。この状態では、下縁側の係合爪
５４の先端５４ｂも突条１４ｃの内面に係合するため、
パネル２は開口部２ａに脱落不能な状態で保持され、該
パネル２に前記とは逆方向の操作力を加えない限り、パ
ネル２は開口部２ａから離脱することが防止される。
【００１６】このように、本実施例では、板金素材によ
りコーナー部の作り込みをする事を止め、それに代え
て、コーナー部に切欠３５、３６を設け、それらの切欠
３５、３６に樹脂製のコーナー部材５、６を装着するよ
うにしたものである。そして、図１６に示すように、パ
ネル本体３の上縁にＲ加工により形成した湾曲面３２ｃ
と側縁にＲ加工により形成した湾曲面３４ｃとをその間
に介設したコーナー部材５の湾曲面５２ａによって滑ら
かに連続させ、また、下縁にＲ加工により形成した湾曲
面３３ｃと側縁にＲ加工により形成した湾曲面３４ｃと
をその間に介設したコーナー部材６の湾曲面６２ａによ
って滑らかに連続させることができる。このため、その
上から表装材４を被包したときに、その表装材４のコー
ナー部における巻き込みを美しく仕上げることができ、
パネル２の意匠的外観を簡単かつ有効に向上させること
が可能となる。
りコーナー部の作り込みをする事を止め、それに代え
て、コーナー部に切欠３５、３６を設け、それらの切欠
３５、３６に樹脂製のコーナー部材５、６を装着するよ
うにしたものである。そして、図１６に示すように、パ
ネル本体３の上縁にＲ加工により形成した湾曲面３２ｃ
と側縁にＲ加工により形成した湾曲面３４ｃとをその間
に介設したコーナー部材５の湾曲面５２ａによって滑ら
かに連続させ、また、下縁にＲ加工により形成した湾曲
面３３ｃと側縁にＲ加工により形成した湾曲面３４ｃと
をその間に介設したコーナー部材６の湾曲面６２ａによ
って滑らかに連続させることができる。このため、その
上から表装材４を被包したときに、その表装材４のコー
ナー部における巻き込みを美しく仕上げることができ、
パネル２の意匠的外観を簡単かつ有効に向上させること
が可能となる。
【００１７】また、本実施形態を視点を変えて見た場
合、パネル２を枠体１の開口部１ａに装着するための係
合爪５４、６４を有した樹脂製のコーナー部材５、６
に、切欠嵌合部５２、６２を一体に設けたものと見るこ
とができる。つまり、パネル２を枠体１の開口部１ａに
取り付けるための部品を利用してコーナー部の仕上げを
可能にしたものであり、実用に供した場合に部品点数の
増大とならず、またパネル本体３やコーナー部材５、６
の製作工数やコストを大幅に増加させることもなく、パ
ネル２の意匠的外観を飛躍的に高めることができるとい
う優れた効果が奏されるものとなる。
合、パネル２を枠体１の開口部１ａに装着するための係
合爪５４、６４を有した樹脂製のコーナー部材５、６
に、切欠嵌合部５２、６２を一体に設けたものと見るこ
とができる。つまり、パネル２を枠体１の開口部１ａに
取り付けるための部品を利用してコーナー部の仕上げを
可能にしたものであり、実用に供した場合に部品点数の
増大とならず、またパネル本体３やコーナー部材５、６
の製作工数やコストを大幅に増加させることもなく、パ
ネル２の意匠的外観を飛躍的に高めることができるとい
う優れた効果が奏されるものとなる。
【００１８】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。
施例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【００２０】先ず、パネルを、パネル本体と、このパネ
ル本体の表面を被覆する位置に配設される表装材とから
構成し、その際、パネル本体のコーナー部に切欠を設
け、この切欠に樹脂製のコーナー部材を装着したもので
ある。このため、パネルの互いに直交する水平方向の縁
部と鉛直方向の縁部に同時にＲ加工を施しても、それら
の交叉部分に配設される前記コーナー部材にそれらのＲ
面を滑らかに連続させる湾曲面を樹脂成形によって容易
に成形することができる。したがって、本発明による
と、塑性変形加工を簡略に行っても、パネル本体のコー
ナー部における表装材の巻き込みを美しく仕上げること
が可能となり、これによりパネルの意匠的外観を簡単か
つ極めて有効に向上させることができるという優れた効
果が奏されるものとなる。
ル本体の表面を被覆する位置に配設される表装材とから
構成し、その際、パネル本体のコーナー部に切欠を設
け、この切欠に樹脂製のコーナー部材を装着したもので
ある。このため、パネルの互いに直交する水平方向の縁
部と鉛直方向の縁部に同時にＲ加工を施しても、それら
の交叉部分に配設される前記コーナー部材にそれらのＲ
面を滑らかに連続させる湾曲面を樹脂成形によって容易
に成形することができる。したがって、本発明による
と、塑性変形加工を簡略に行っても、パネル本体のコー
ナー部における表装材の巻き込みを美しく仕上げること
が可能となり、これによりパネルの意匠的外観を簡単か
つ極めて有効に向上させることができるという優れた効
果が奏されるものとなる。
【００２１】パネルが、パーティション等の枠体の開口
部に着脱可能に装着されるものである場合に、コーナー
部材に、パネルを枠体の開口部に装着するための係合爪
を一体突設した場合には、別途に係合爪をパネルに取着
する必要性を無くすことができ、部品の共用による工数
及びコスト削減の効果を付与することが可能となる。
部に着脱可能に装着されるものである場合に、コーナー
部材に、パネルを枠体の開口部に装着するための係合爪
を一体突設した場合には、別途に係合爪をパネルに取着
する必要性を無くすことができ、部品の共用による工数
及びコスト削減の効果を付与することが可能となる。
【図１】本発明の一実施例に係るパネルを採用したパー
ティションを示す正面図。
ティションを示す正面図。
【図２】図１におけるII-II 線断面図。
【図３】図１におけるIII-III 線断面図。
【図４】図２の要部拡大図。
【図５】同実施例のパネルを背面側から見た斜視図。
【図６】同パネルを構成するパネル本体の背面図。
【図７】図６の平面図。
【図８】同左側面図。
【図９】図６におけるIX-IX 線断面図。
【図１０】同実施例で用いた上側のコーナー部材の背面
図。
図。
【図１１】図１０の左側面図。
【図１２】同平面図。
【図１３】同実施例で用いた下側のコーナー部材の背面
図。
図。
【図１４】図１３の左側面図。
【図１５】同平面図。
【図１６】同実施例のパネル本体を前面側から見た斜視
図。
図。
１…枠体 １ａ…開口部 ２…パネル ３…パネル本体 ４…表装材 ５、６…コーナー部材 ３５、３６…切欠 ５４、６４…係合爪
Claims (2)
- 【請求項１】板金素材の縁部を塑性変形させることによ
って成形されるパネル本体と、このパネル本体の表面を
被覆する位置に配設される表装材とから構成されるもの
において、前記パネル本体のコーナー部に切欠を設け、
この切欠に樹脂製のコーナー部材を装着してなることを
特徴とするパネル。 - 【請求項２】コーナー部材に係合爪を一体突設し、その
係合爪を枠体の開口部に係合させることによってパネル
本体を枠体に着脱可能に装着するようにしていることを
特徴とする請求項１記載のパネル。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7296647A JP2861896B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | パネル |
| CN96191464A CN1168164A (zh) | 1995-11-15 | 1996-11-15 | 镶板 |
| PCT/JP1996/003352 WO1997018362A1 (fr) | 1995-11-15 | 1996-11-15 | Panneau |
| US08/860,115 US5809715A (en) | 1995-11-15 | 1996-11-15 | Panel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7296647A JP2861896B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09137533A true JPH09137533A (ja) | 1997-05-27 |
| JP2861896B2 JP2861896B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17836255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7296647A Expired - Fee Related JP2861896B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | パネル |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5809715A (ja) |
| JP (1) | JP2861896B2 (ja) |
| CN (1) | CN1168164A (ja) |
| WO (1) | WO1997018362A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001295400A (ja) * | 2000-04-13 | 2001-10-26 | Kokuyo Co Ltd | パネル |
| JP2007198058A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Daiwa House Ind Co Ltd | 設備取付用下地及び界壁下地、並びに界壁パネル |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6223485B1 (en) | 1996-06-07 | 2001-05-01 | Herman Miller, Inc. | Wall panel system |
| US6167665B1 (en) | 1996-06-07 | 2001-01-02 | Herman Miller, Inc. | Corner post for a wall panel system |
| CA2310548A1 (en) | 1999-06-04 | 2000-12-04 | Herman Miller, Inc. | Stackable wall panel system |
| GB2353541B (en) | 1999-06-04 | 2003-10-15 | Miller Herman Inc | Stackable wall panel system |
| CN1289763C (zh) * | 1999-06-28 | 2006-12-13 | 科库友株式会社 | 可动间壁 |
| US6729085B2 (en) | 2001-02-09 | 2004-05-04 | Herman Miller, Inc. | Wall panel system |
| US6722096B2 (en) | 2002-01-23 | 2004-04-20 | Quanex Corporation | Frame assembly and frame component for tensioning fabric about a panel of a partition system |
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| JPH0532516U (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-27 | コマニー株式会社 | 間仕切りパネル用爪 |
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-
1995
- 1995-11-15 JP JP7296647A patent/JP2861896B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-11-15 CN CN96191464A patent/CN1168164A/zh active Pending
- 1996-11-15 US US08/860,115 patent/US5809715A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-15 WO PCT/JP1996/003352 patent/WO1997018362A1/ja active Application Filing
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1168164A (zh) | 1997-12-17 |
| WO1997018362A1 (fr) | 1997-05-22 |
| US5809715A (en) | 1998-09-22 |
| JP2861896B2 (ja) | 1999-02-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |