JP3012924U - コーナーカバー - Google Patents

コーナーカバー

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JP3012924U
JP3012924U JP1994015864U JP1586494U JP3012924U JP 3012924 U JP3012924 U JP 3012924U JP 1994015864 U JP1994015864 U JP 1994015864U JP 1586494 U JP1586494 U JP 1586494U JP 3012924 U JP3012924 U JP 3012924U
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JP
Japan
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corner
base
hole
fixing member
frame structure
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Application number
JP1994015864U
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English (en)
Inventor
博和 吉田
Original Assignee
サカセ化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枠組構造体の各枠材を容易に連結でき、しか
もコーナー部に簡単に取付け可能なコーナーカバーを提
供すること。 【構成】 枠組構造体の隅角を構成する複数本のバー材
1を連結すべきベースであって、このベースの連結面21
には止着孔22が穿設され、かつ、同ベースの外縁部23に
は掛止部24が形成された固定部材2と;この固定部材2
の掛止部24に冠着可能な掛合部31が内面に形成されたバ
ネ弾性を有するコーナー部材3とから成るコーナーカバ
ーを採用した。 【効果】 枠組構造体の枠材やコーナー部材の組立作業
が容易になり、作業能率が大幅に向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、枠組構造体のコーナー部に用いるコーナーカバーの改良、更に詳し くは、複数本の枠材を用いて組立式のデスクやラックを作製する際に、枠材同士 を容易かつ確実に連結でき、しかも、連結された枠材のコーナー部に簡単に取付 可能なコーナーカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、枠組構造体は、作業現場にて複数本の枠材を連結して簡単に組 み立てられるため、各方面において広く利用されている。従来、このような枠組 構造体においては、その構造体のコーナー部材として、コーナー部材自体に枠材 連結用の固定部を一体成形したものが使用され、この固定部に各枠材がネジにて 内側から連結されている。
【0003】 しかし、この一体成形されたコーナー部材にあっては、どうしても形状が複雑 になってしまい、成形が困難になるという欠点があった。また、各枠材をコーナ ー部材の内側から連結しているため、組立作業が難しく、手間を要した。
【0004】 そこで、枠材連結用の固定部を分離したセパレートタイプのコーナー部材が採 用された。これにより、それぞれの部材の形状が単純になり、成形における問題 は解消されたけれども、内側から連結することによる作業困難性は依然として解 決されないままであった。
【0005】
【解決すべき技術的課題】
本考案は、従来の枠組構造体のコーナー部材に前述の如き欠点があったことに 鑑みて為されたものであり、枠組構造体の各枠材を容易に連結でき、しかもコー ナー部に簡単に取付可能なコーナーカバーを提供することを技術的課題とするも のである。
【0006】
【課題解決のために採用した手段】
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照 して説明すれば、次のとおりである。
【0007】 即ち、本考案は、各端面11に孔部12がそれぞれ穿設され、かつ、枠組構造体の 隅角を構成する複数本のバー材1を連結すべきベースであって、これらバー材1 の各端面11に当接すべき連結面21を有すると共に、前記ベースの各連結面21には 前記バー材1の孔部12に対応する止着孔22がそれぞれ穿設され、かつ、同ベース の外縁部23には少なくとも1つの掛止部24が形成された固定部材2と;この固定 部材2の掛止部24に冠着可能な掛合部31が内面に形成されたバネ弾性を有するコ ーナー部材3というカバーリング手段を採用することによって、上記技術的課題 を解決した点に特徴がある。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づいて更に詳しく説明する。なお、 図1は本考案を適用して構成した本実施例品の分解図、図2は本実施例品のコー ナー部材を取外した状態を示す斜視図、図3は本実施例品の斜視図、図4は本実 施例品の変更態様を示す斜視図、図5は本実施例品で用いる固定部材の平面図、 図6は本実施例品で用いるコーナー部材の下面図である。
【0009】 まず、本考案を適用して構成した実施例のコーナーカバーを図1〜図3に基づ いて説明する。図面上、符号1で指示するものは、枠組構造体の隅角を構成する 3本のバー材であり、各端面11には孔部12がそれぞれ螺設されている。
【0010】 符号2で指示するものは、前記バー材1を連結すべきベースから成る固定部材 であり、前記バー材1の各端面11に当接すべき連結面21を備えている。この固定 部材2の各連結面21には、前記バー材1の孔部12に対応する止着孔22がそれぞれ 穿設されている。これら止着孔22にネジ等の留め具Sを挿入し、対応する前記孔 部12に螺合すると、図2に示すように、バー材1と固定部材2とが確実に連結さ れる。この際、バー材1の内側からでなく外側から留め具Sを止着孔22に挿入し て取り付ける外締め方式を採用しているため、組立作業が非常に容易になり、作 業能率が向上する。留め具Sとしては、ネジ以外にピン等を使用してもよい。本 実施例では、固定部材2の材質としてプラスチック材を使用している。また、固 定部材2の外縁部23には、後述のコーナー部材を冠着するための3つの掛止部24 が凹設されている。
【0011】 符号3で指示するものは、隅角が曲面に形成されたキャップ状のコーナー部材 であり、バネ弾性を有する材質から成る。このコーナー部材3の内面には3つの 掛合部31が凸設されている。前記固定部材2の外縁部23上に被せるようにコーナ ー部材3を当ててその外面を手で押さえ付けると、当該コーナー部材3に生じる 弾性変形によりコーナー部材3の凸部(掛合部31)と固定部材2の凹部(掛止部 24)とが互いに雌雄連結される。このように、キャップ状のコーナー部材3を3 本のバー材1の隅角に押し込むだけで、図3に示すように、枠組構造体のコーナ ー部をスマートかつ簡単に構成できる。本実施例では、コーナー部材3に凸部、 固定部材2に凹部を形成したものを使用しているけれども、各部材2・3に対し て逆に凹凸部を形成したものを採用することも当然可能である。また、これら凹 凸部は各部材2・3に少なくとも1対形成してあればよいが、実際には、コーナ ー部材3が確実に冠着されるのに必要な数だけ所要箇所に形成してある。コーナ ー部材3の材質としては、プラスチック材を使用しているけれども、バネ弾性を 有する材質ならば何れでもよく、アルミニウム材などの金属を採用することも可 能である。
【0012】 つぎに、本考案を適用して構成した別の実施例のコーナーカバーを図4に基づ いて説明する。前述の実施例のコーナーカバーと略同一であるが、コーナー部材 3を取外し可能に構成した点が異なる。本実施例においては、コーナー部材3の 端縁部に溝状の抜脱部32が刻設されている。この溝状抜脱部32にマイナスドライ バー等の先端を差し込んで抉りあけると、コーナー部材3の弾性変形により固定 部材2から容易に外れる。このような抜脱部32を設けることにより、バー材1や コーナー部材3の交換が簡単かつ迅速に行える着脱可能なコーナーカバーが得ら れる。
【0013】 本考案の実施例は概ね上記のとおりであるが、本考案は前述の実施例に限定さ れるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の 変更が可能であって、例えば、本実施例においては、固定部材2とコーナー部材 3とを連結する構造として、凹凸部を形成しているけれども、フック状や鋸歯状 の掛合部を形成することも可能であり、このような変更は本考案の技術的範囲に 属することはいうまでもない。
【0014】
【考案の効果】
以上実施例を挙げて説明したとおり、本考案のコーナーカバーによれば、複数 本の枠材を用いて組立デスクや組立ラック等の枠組構造体を作製する際に、枠材 同士の連結に外締め方式を採用しているので、組立作業が容易になり、その結果 作業能率が大幅に向上する。
【0015】 また、コーナー部材の弾性変形を巧みに利用しているので、枠組構造体の隅角 にコーナー部材を容易に冠着できると共に、枠材やコーナー部材を交換する必要 が生じた場合には、交換作業を簡単かつ迅速に行うことが可能になる。したがっ て、産業上の実用価値が大となる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用して構成した実施例品の分解図で
ある。
【図2】本実施例品のコーナー部材を取外した状態を示
す斜視図である。
【図3】本実施例品の斜視図である。
【図4】本実施例品の変更態様を示す斜視図である。
【図5】本実施例品で用いる固定部材の平面図である。
【図6】本実施例品で用いるコーナー部材の下面図であ
る。
【符号の説明】
1 バー材 11 端面 12 孔部 2 固定部材 21 連結面 22 止着孔 23 外縁部 24 掛止部 3 コーナー部材 31 掛合部 32 抜脱部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各端面11に孔部12がそれぞれ穿設され、
    かつ、枠組構造体の隅角を構成する複数本のバー材1を
    連結すべきベースであって、これらバー材1の各端面11
    に当接すべき連結面21を有すると共に、前記ベースの各
    連結面21には前記バー材1の孔部12に対応する止着孔22
    がそれぞれ穿設され、かつ、同ベースの外縁部23には少
    なくとも1つの掛止部24が形成された固定部材2と;こ
    の固定部材2の掛止部24に冠着可能な掛合部31が内面に
    形成されたバネ弾性を有するコーナー部材3とから成る
    ことを特徴としたコーナーカバー。
  2. 【請求項2】 各端面11に孔部12がそれぞれ穿設され、
    かつ、枠組構造体の隅角を構成する複数本のバー材1を
    連結すべきベースであって、これらバー材1の各端面11
    に当接すべき連結面21を有すると共に、前記ベースの各
    連結面21には前記バー材1の孔部12に対応する止着孔22
    がそれぞれ穿設され、かつ、同ベースの外縁部23には少
    なくとも1つの掛止部24が形成されたプラスチック製の
    固定部材2と;この固定部材2の掛止部24に冠着可能な
    掛合部31が内面に形成されたバネ弾性を有するプラスチ
    ック製のコーナー部材3とから成ることを特徴としたコ
    ーナーカバー。
  3. 【請求項3】 各端面11に孔部12がそれぞれ穿設され、
    かつ、枠組構造体の隅角を構成する複数本のバー材1を
    連結すべきベースであって、これらバー材1の各端面11
    に当接すべき連結面21を有すると共に、前記ベースの各
    連結面21には前記バー材1の孔部12に対応する止着孔22
    がそれぞれ穿設され、かつ、同ベースの外縁部23には少
    なくとも1つの掛止部24が形成された固定部材2と;こ
    の固定部材2の掛止部24に冠着可能な掛合部31が内面に
    形成され、かつ、抜脱部32が端縁部に形成されたバネ弾
    性を有するコーナー部材3とから成ることを特徴とした
    コーナーカバー。
JP1994015864U 1994-12-26 1994-12-26 コーナーカバー Expired - Lifetime JP3012924U (ja)

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