JPH0138614Y2 - - Google Patents

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JPH0138614Y2
JPH0138614Y2 JP16345884U JP16345884U JPH0138614Y2 JP H0138614 Y2 JPH0138614 Y2 JP H0138614Y2 JP 16345884 U JP16345884 U JP 16345884U JP 16345884 U JP16345884 U JP 16345884U JP H0138614 Y2 JPH0138614 Y2 JP H0138614Y2
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pin
pin clip
card
clip body
clamping
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JP16345884U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はマネキン等に着せて展示する衣服等の
商品にカード等を取付ける場合に用いるピンクリ
ツプに関する。
「従来の技術」 従来、この種のピンクリツプは第15図に示す
ように、つまみ部1を突出形成した方形状の金属
材の2枚の挟着板2,2を前記つまみ部1に通す
孔3,3を形成した筒状に湾曲したバネ板4で挟
着してクリツプ本体5を構成するとともに、この
クリツプ本体5にピン6を固定して構成したピン
クリツプ7が知られている。
しかし、このピンクリツプ7はカード等を挟着
する挟着板2をすべりやすい金属材の平板で形成
したので、該挟着板2の挟着部にカード等を挟着
して衣服等の商品に取付けた場合、店内を歩く人
等の体がカード等に触れると、簡単にカード等が
外れて落下するという欠点があつた。また、挟着
板2、バネ板4およびピン6の各部品を組立てて
製作するので、製作コストが高くなつたり、品質
にバラつきが生じるという欠点があつた。さらに
挟着板2やバネ板4を金属材で形成しているの
で、角部にデリケートな衣服等の繊維が引掛り、
商品を駄目にすることがあるという欠点があつ
た。
また、該ピンクリツプは衣服等の商品にピン6
を単に差込むだけで取付けるので、人の体等がカ
ード等に触れた場合、ピン6が衣服等の商品から
きわめて容易に抜けて、カード等と一緒に落下す
ることがあるという欠点があつた。
「本考案の目的」 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、カー
ド等を挟着部に挟着して衣服等の商品に取付けた
とき、容易にピンが衣服等の商品から抜けること
がなく、かつ店内を歩く人がカード等に触れても
簡単に外れることなく、かつ組立て作業の不要
な、安価で品質の安定したピンクリツプを得るに
ある。
「本考案の目的を達成するための手段」 本考案はカード等を挟着する挟着部を備えた合
成樹脂材で成形されたピンクリツプ本体と、この
ピンクリツプ本体の背面に所定間隔で形成された
一対の突部と、この一対の突部間の前記ピンクリ
ツプ本体の背面に該突部の高さより低くかつ該ピ
ンクリツプ本体の背面との間に隙間ができるよう
に頭部が固定された該ピンクリツプ本体を衣服等
の商品に取付けることのできるピンとからなるこ
とを特徴としている。
「本考案の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細
に説明する。
第1図ないし第6図の実施例において、11は
カード等を挟着する溝状の挟着部12を備えた合
成樹脂材で成形された正面形状が長方形状のピン
クリツプ本体である。前記溝状の挟着部12は前
記ピンクリツプ本体11の正面側内壁面13を波
形状に形成するとともに、該ピンクリツプ本体1
1の背面側内壁面14の波形状の前記正面側内壁
面13の凹部分の位置に垂直方向の、本考案の実
施例では3個の山形状の突起15,15,15を
形成して構成している。
16,16は前記ピンクリツプ本体11の背面
略中央の垂直方向に形成した所定間隔で一対の突
部である。17は前記ピンクリツプ本体11の背
面に形成された一対の突部16,16を上端で連
結するように突出形成されたピン固定部である。
18は前記ピン固定部17に埋設固定されたピン
で、このピン18は前記一対の突部16,16の
高さより低く、かつ該ピンクリツプ本体11の背
面との間に隙間ができる位置に該ピン18の頭部
が埋設されている。
上記構成のピンクリツプ10にあつては、マネ
キン等に着せて展示する衣服等の商品にカード等
を取付ける場合に用いるもので、その使用にあつ
ては、カード19等の略中央に位置する場所に挟
着部12の挟着口20を合せる。このとき、カー
ド19等に記入された価格等の文字が正面側にな
るよう確認する。次に確認したカードがOKなら
ばピンクリツプ本体11の平面を指で係止するま
で押込むと、該カード19等は挟着部12の突起
15に押し圧されて正面側内壁面13の形状の波
形状に挟着される。
次にカード等を挟着したピンクリツプ10を衣
服等の商品にピン18を差込んで取付ける。この
とき、該ピン18と前記ピンクリツプ本体11の
背面に形成した一対の突部16,16とで衣服等
の布地が波形状態に取付けられ、該ピンクリツプ
10が容易に回転したり、ピン18が抜けて落下
しないように構成されている。また、該ピンクリ
ツプの製造にあつては、合成樹脂材でかつピン1
8をピンインサート方式の一体成形で製造して組
立て作業を省略できるようにしている。
次に第7図ないし第14図に示す本考案の異な
る実施例につき説明する。なお、これらの実施例
の説明に当つて、前記本考案の実施例と同一構成
部分には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
第7図の実施例において、前記本考案の実施例
と主に異なる点は、カード等を挟着する挟着部1
2を正・背面側内壁面13,14を平面状に形成
するとともに、この正・背面側内壁面13,14
に互いに噛合う所定間隔の山形状突起21を形成
した点で、このように構成しても前記本考案の実
施例と同様の作用効果が得られる。
第8図の実施例において、前記第7図の実施例
と主に異なる点は、正・背面側内壁面13,14
に形成した突起21の形状を半円形状に形成した
点で、このように構成しても同様の作用効果が得
られる。
第9図の実施例において、前記本考案の実施例
と主に異なる点は、挟着部12の正・背面側内壁
面13,14を互いに噛合うような波形状に形成
した点で、このように構成しても同様の作用効果
がある。
第10図の実施例において、前記本考案の実施
例と主に異なる点は、ピン18をU字状に折曲げ
て使用できるように構成した点で、このように構
成することにより、ピンクリツプ本体11の上部
側にカード19等を挟着した状態で使用すること
ができる。
第11図の実施例において、前記本考案の実施
例と主に異なる点はピン18を2個設けた点で、
このように構成することにより、該ピンクリツプ
10Aを衣服等の商品に取付けた場合、より安定
して取付けられる。なお、この場合のピンクリツ
プ10Aは前記ピン18,18Aを挟むように一
対の突部16,16Aが形成される。
第12図および第13図の実施例において、前
記本考案の実施例と主に異なる点は、ピンクリツ
プ本体11の正面壁に両面接着テープ22を取付
けて曲げ加工を施したカードケース23を接着し
て使用できるように構成した点で、このように構
成することにより、カードケース23と挟着部1
2の両方にカード等を装着することにより、幅広
いカード等の表示ができる。
第14図の実施例において、前記第12図およ
び第13図の実施例と主に異なる点は、ピンクリ
ツプ本体11の正面壁にスプリング24を固定し
て、このスプリング24にカードケース23を固
着できるようにした点で、このように構成するこ
とにより、カードケース23が揺れるので表示効
果を高めることができる。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあつ
ては、次に列挙する効果がある。
(1) カード等を挟着する挟着部を備えた合成樹脂
材で成形したピンクリツプ本体の背面に所定間
隔で一対の突部を形成し、この一対の突部の間
に該突部の高さより低くかつ前記ピンクリツプ
本体の背面との間に隙間ができるようにピンを
固定して構成したので、ピンを衣服等の商品に
係止するまで差込んだとき、衣服等の布地が前
記ピンと一対の突部によつて波形状態に取付け
られる。したがつて、ピンクリツプは衣服等の
商品に安定した状態で取付けることができる。
(2) ピンクリツプ本体に備えられた挟着部は該挟
着部の正・背面側内壁面を波形状に形成した
り、あるいは突起を形成して構成すれば、カー
ド等を波形状に押し圧して挟着することができ
る。したがつて、使用時にカード等に触れても
容易に外れて落下する心配がない。
(3) 挟着部を備えた合成樹脂材のピンクリツプ本
体とピンをピンインサート方式の一体成形で製
造すれば、同品質のものを効率良く作ることが
できる。
(4) ピンクリツプ本体を合成樹脂材で成形するの
で、角部にバリ等のない滑かな形状に作ること
ができる。したがつて、衣服等の商品を傷付け
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す背面図から見
た斜視図、第2図は正面図、第3図は背面図、第
4図は平面図、第5図は底面図、第6図は第3図
のA−A線に沿う断面図、第7図、第8図、第9
図、第10図、第11図、第12図および第13
図、第14図はそれぞれ本考案の異なる実施例を
示す説明図、第15図は従来のピンクリツプを示
す説明図である。 10,10A……ピンクリツプ、11……ピン
クリツプ本体、12……挟着部、13……正面側
内壁面、14……背面側内壁面、15……突起、
16,16A……突部、17……ピン固定部、1
8,18A……ピン、19……カード、20……
挟着口、21……突起、22……両面接着テー
プ、23……カードケース、24……スプリン
グ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 カード等を挟着する挟着部を備えた合成樹脂
    材で成形されたピンクリツプ本体と、このピン
    クリツプ本体の背面に所定間隔で形成された一
    対の突部と、この一対の突部間の前記クリツプ
    本体の背面に該突部の高さより低く、かつ該ピ
    ンクリツプ本体の背面との間に隙間ができるよ
    うに頭部が固定された該ピンクリツプ本体を衣
    服等の商品に取付けることのできるピンとから
    なることを特徴とするピンクリツプ。 2 ピンクリツプ本体は正面形状が長方形状に成
    形されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のピンクリツプ。 3 ピンクリツプ本体に備えられた挟着部はカー
    ド等を挟着する場合に、該カードを押し圧して
    脱落するのを防止する突起が形成されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    または第2項記載のピンクリツプ。
JP16345884U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0138614Y2 (ja)

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JP16345884U JPH0138614Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JP16345884U JPH0138614Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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Publication Number Publication Date
JPS6179373U JPS6179373U (ja) 1986-05-27
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JP16345884U Expired JPH0138614Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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