JP2850829B2 - 間仕切パネルのエンド部材取付構造 - Google Patents

間仕切パネルのエンド部材取付構造

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JP2850829B2 JP2803696A JP2803696A JP2850829B2 JP 2850829 B2 JP2850829 B2 JP 2850829B2 JP 2803696 A JP2803696 A JP 2803696A JP 2803696 A JP2803696 A JP 2803696A JP 2850829 B2 JP2850829 B2 JP 2850829B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切パネルの端
部にエンド部材を好適に取着する間仕切パネルのエンド
部材取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエンド部材取付構造とし
て、コア材の両面に、紙、木材、あるいは金属製の表面
材たるボードなどを添着してなる間仕切パネルの端縁
に、平断面コ字形をなすエンド部材を外嵌するようにし
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものは、エンド部材の間仕切パネルに対する結合
力が、両者間の嵌合度合に依存することになり、結合力
を大きくしようとすると両者を嵌合させ難くなり、逆
に、嵌合し易くすると結合力が不足するという問題点が
あった。
【0004】このため、エンド部材に長手方向に延びる
突条を設けるとともに、間仕切パネルの端部に上下に延
びる凹溝を形成しておき、その凹溝に前記突条を部材の
弾性変形等を利用して係合させることによって、前記エ
ンド部材を前記間仕切パネルに取付けるようにしたもの
も開発されている。しかして、このものは例えばコア材
の両面に添設したボードを金属製のものにし、それら両
ボードの縁部を間仕切パネルの端面側に折り曲げること
によって前記凹溝を形成している。
【0005】また、他の取付構造として、両縁に鍔部を
有するチャンネル形のブラケットを間仕切パネルの端面
にビス等を用いて取着しておき、このブラケットにエン
ド部材を上下方向からスライド係合させて、該エンド部
材を間仕切パネルに装着するようにしたものも開発され
ている。ところが、これらのものはエンド部材の結合力
を強くするために間仕切パネルの端部に加工を要した
り、あるいは表面材などに強度が要求される、という問
題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、間仕切パネルの端部と第一エンド部
材の第一溝とを嵌合したのち第二エンド部材の凸部と第
一エンド部材の第二溝とを嵌合するよう構成するもの
で、前記第一エンド部材を前記第二溝の幅を拡大すると
前記第一溝の幅が縮小するよう構成して、前記第二エン
ド部材の凸部が前記第一エンド部材の第二溝の幅を拡大
する方向へ付勢することにより前記第一エンド部材の前
記第一溝の幅を縮小させることとしており、間仕切パネ
ルの端部に前記凹部や前記溝を設ける加工を不要とし、
また強度の弱い材料を使用した間仕切パネルに対しても
適用することができ、さらに第一エンド部材と間仕切パ
ネルとの結合をより強固なものとすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、間仕切パネルと、該間
仕切パネルの端部に取着される第一エンド部材と、該第
一エンド部材に取着される第二エンド部材を具備してな
り、前記第一エンド部材には、前記間仕切パネルの端部
と嵌合する第一溝と、該第一溝の反対側に形成する第二
溝とを長手方向に延出させ、前記第二エンド部材には、
前記第二溝に進入してこれと嵌合する凸部を具備させて
なる間仕切パネルのエンド部材取付構造であって、前記
第一エンド部材が、前記第二溝の幅を拡大すると前記第
一溝の幅が縮小するよう構成されるとともに、前記第二
エンド部材が前記第一エンド部材に嵌合する際に、前記
第二エンド部材の凸部が前記第一エンド部材の第二溝の
幅を拡大する方向へ付勢するよう構成したものである。
【0008】前記第一エンド部材及び第二エンド部材
は、長手方向に対称な形状をなす弾性変形可能な樹脂製
の一体押出成形品とすることが好ましい。また、前記第
一エンド部材は、前後2つの板状の添設部の中央を板状
の連結部により連結して、前後の前記添設部の間仕切パ
ネル側および前記連結部とにより前記第一溝を、前後の
前記添設部の第二エンド部材側および前記連結部とによ
り第二溝をそれぞれ形成して、前記添接部の第二エンド
部材側を外側方へ付勢して前記第二溝の幅を拡大すると
前記添接部の間仕切パネル側が内側方へ付勢されて前記
第一溝の幅が縮小するよう構成することが好ましい。
【0009】また、前記第二エンド部材は、本体の前後
両縁から2つの前記凸部を延出させて、前記第一エンド
部材への取着時に2つの前記凸部により前記第二溝をそ
れぞれ外側方へ付勢するよう構成することが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図3を参
照して説明する。この間仕切パネル1のエンド部材取付
構造は、図1に示すように、間仕切パネル1の端部たる
側端1aに第一エンド部材2を、また第一エンド部材3
に第二エンド部材3を、それぞれ嵌合して取着するもの
である。
【0011】間仕切パネル1は、紙製のペーパーコア1
1の前後両面に紙製の表面板たるボード12を貼着した
もので、ボード12の表面には布製のクロス13を貼着
して概観を整えている。また、上端1bには、断面下向
きコ字形状の樹脂製の笠木14を嵌合して被覆を行い、
外観を整えている。第一エンド部材2は、弾性変形可能
な樹脂製のもので、図2及び図3に示すように、前後2
つの板状の添設部21の中央を板状の連結部22で連結
した同一厚の一体押出成形品であり、間仕切パネル1の
上下長と同一長としたものである。間仕切パネル1に取
着された際には、前後の添設部21の間仕切パネル側2
1aおよび連結部22とにより構成される第一溝2aに
間仕切パネル1の側端1aを収容するとともに、前後の
添設部21の第二エンド部材側21bおよび連結部22
とにより構成される第二溝2bに第二エンド部材3を取
着する。添設部21は、間仕切パネル側21aを幅方向
内側にやや折り曲げて間仕切パネル1への取着時には先
端211を間仕切パネル1の側面に当接するようにする
とともに、第二エンド部材側21bの先端212を幅方
向内側に折り曲げた形状とする。連結部22は、間仕切
パネル1への取着時には間仕切パネル1の側端1aに添
接する。このような第一エンド部材2は、添接部21の
第二エンド部材側21bの先端212を外側方へ付勢し
て第二溝2bの幅を拡大すると、添接部21の間仕切パ
ネル側21aの先端211は内側方へ付勢されて第一溝
2aの幅が縮小する。
【0012】第二エンド部材3は、弾性変形可能な樹脂
製のもので、中空の断面半円形状の本体31の前後両縁
から2つの凸部32を延出させた同一厚の一体押出成形
品であり、間仕切パネル1の上下長と同一長としたもの
である。第一エンド部材2に取着された際には、凸部3
2が第二溝2bに進入してこれと嵌合する。本体31
は、外側面に上下に延出する3つの溝311を形成した
ものである。2つの凸部32は、添設部21の第二エン
ド部材側21bの先端212の形状に対応して幅方向内
側に傾いて延出させるともに先端32aを幅方向外側に
折り曲げたフック形状のもので、第一エンド部材2への
取着時には前後の添接部21の第二エンド部材側21b
の先端212をそれぞれ外側方へ均等に付勢するよう構
成する。
【0013】このような構成の間仕切パネル1のエンド
部材取付構造において、間仕切パネル1への第一エンド
部材2及び第二エンド部材3の取付作業は次の手順で行
われる。まず、図2に示すように第一エンド部材2の連
結部材22を弾性変形させて第一溝2aに間仕切パネル
1の側端1aを収容させつつ間仕切パネル1の側端1a
に嵌合する。次いで、第二エンド部材3を、凸部32を
弾性変形を伴いつつ第一エンド部材2の第二溝2bに進
入させ、凸部32の先端32aを添接部21の第二エン
ド部材側21bの先端212と係合させつつ第一エンド
部材2に嵌合する。この際、図3に示すように、第二エ
ンド部材3の凸部32によって第一エンド部材2の添接
部21の第二エンド部材側21bの先端212を外側方
へ付勢するので、第一エンド部材2の添接部21の間仕
切パネル側21aの先端211は内側方へ付勢されて間
仕切パネル1の側面に圧接されることになる。なお、取
付が終了した後、第一エンド部材2及び第二エンド部材
3の上端には図1に示すキャップ15を取着して外観を
整えるとともに第一エンド部材2と第二エンド部材3の
上端同士を結合する。
【0014】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施例のみに限定されるものではない。例えば、本発明を
間仕切パネル1の他の端部たる上端1bに適用してもよ
い。また、第一エンド部材2および第二エンド部材3
は、樹脂及び押出成形品に限定されるものではない。さ
らに、間仕切パネル1の構成は本実施例に限定されるも
のではなく、例えば従来の金属製の表面板の使用した構
成を除外するものではない。その他、材料・形状・大き
さなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可
能である。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。間仕切
パネルの端部に前記凹部や前記溝を設ける加工を不要と
することができる。
【0016】そして、表面板を紙製など強度の弱い材料
とした間仕切パネルに対しても適用することができる。
さらに、第二エンド部材の第一エンド部材への嵌合によ
って第一エンド部材の第一溝が幅を縮小する方向に付勢
されるので、第一エンド部材と間仕切パネルとの結合を
より強固なものとすることができる。
【0017】また、第一エンド部材及び第二エンド部材
を長手方向に対称に延出する樹脂製の一体押出成形品と
することにより、弾性変形可能な第一エンド部材及び第
二エンド部材を容易に製造することができる。また、前
記第一エンド部材を前後2つの板状の添設部の中央を板
状の連結部により連結したものとすると、前記第一溝及
び前記第二溝を簡素な構造により容易に形成できるとと
もに、前記第二溝の幅の拡大により確実に前記第一溝の
幅を縮小させることができる。
【0018】また、前記第二エンド部材を本体の前後両
縁から2つの凸部を延出させたものとすると、2つの前
記凸部により前記第二溝の両側端をそれぞれ外側方へ均
等に付勢させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部分解した斜視図。
【図2】同実施例の要部を示す平断面図。
【図3】同実施例の要部を示す分解平断面図。
【符号の説明】
1…間仕切パネル 1a…端部(側端) 2…第一エンド部材 2a…第一溝 2b…第二溝 3…第二エンド部材 21…添接部 21a…間仕切パネル側 21b…第二エンド部材側 22…連結部 32…凸部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間仕切パネルと、該間仕切パネルの端部に
    取着される第一エンド部材と、該第一エンド部材に取着
    される第二エンド部材を具備してなり、前記第一エンド
    部材には、前記間仕切パネルの端部と嵌合する第一溝
    と、該第一溝の反対側に形成する第二溝とを長手方向に
    延出させ、前記第二エンド部材には、前記第二溝に進入
    してこれと嵌合する凸部を具備させてなる間仕切パネル
    のエンド部材取付構造であって、 前記第一エンド部材が、前記第二溝の幅を拡大すると前
    記第一溝の幅が縮小するよう構成されるとともに、前記
    第二エンド部材が前記第一エンド部材に嵌合する際に、
    前記第二エンド部材の凸部が前記第一エンド部材の第二
    溝の幅を拡大する方向へ付勢するよう構成したことを特
    徴とする間仕切パネルのエンド部材取付構造。
  2. 【請求項2】前記第一エンド部材及び第二エンド部材
    が、長手方向に対称な形状をなす弾性変形可能な樹脂製
    の一体押出成形品であることを特徴とする請求項1記載
    の間仕切パネルのエンド部材取付構造。
  3. 【請求項3】前記第一エンド部材が、前後2つの板状の
    添設部の中央を板状の連結部により連結したもので、前
    後の前記添設部の間仕切パネル側および前記連結部とに
    より前記第一溝を、前後の前記添設部の第二エンド部材
    側および前記連結部とにより第二溝をそれぞれ形成し
    て、前記添接部の第二エンド部材側を外側方へ付勢して
    前記第二溝の幅を拡大すると前記添接部の間仕切パネル
    側が内側方へ付勢されて前記第一溝の幅が縮小するよう
    構成したことを特徴とする請求項1または2記載の間仕
    切パネルのエンド部材取付構造。
  4. 【請求項4】前記第二エンド部材が、本体の前後両縁か
    ら2つの凸部を延出させたもので、前記第一エンド部材
    への取着時には2つの前記凸部により前記第二溝をそれ
    ぞれ外側方へ付勢するよう構成したことを特徴とする請
    求項1、2、または3記載の間仕切パネルのエンド部材
    取付構造。
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