JP2001295400A - パネル - Google Patents

パネル

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JP2001295400A
JP2001295400A JP2000112682A JP2000112682A JP2001295400A JP 2001295400 A JP2001295400 A JP 2001295400A JP 2000112682 A JP2000112682 A JP 2000112682A JP 2000112682 A JP2000112682 A JP 2000112682A JP 2001295400 A JP2001295400 A JP 2001295400A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の要望や種々の使用態様に良好に対応
し得るパネルを提供する。 【解決手段】 可動間仕切壁本体106の厚み方向とそ
の奥行方向を略一致させた状態で構造枠体2に取り付け
られる厚み調整部材108を具備してなり、この厚み調
整部材108が、横枠部材22の前後面22aとパネル
要素3の内面3a間にその一部を介在させて装着される
ものであり、異なる奥行寸法を有する厚み調整部材10
8A、108Bを取り付けることにより、横枠部材22
の前後面22aとパネル要素3の内面3aとの離間距離
を変更して可動間仕切壁本体106の厚み寸法を部分的
に異なるものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動間仕切壁等と
してオフィス等で好適に利用されるパネルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、オフィス等で空間を仕切るもの
として使用される可動間仕切壁等のパネルがある。この
種のパネルとしては、パネル本体の骨格を形成する構造
枠体と、この構造枠体の前後両面の略全域を覆う位置に
着脱可能に装着されるパネル要素とを具備してなるもの
が挙げられる。
【0003】そして、このパネルをオフィス内で使用す
る際には、種々の使用態様に合わせて異なる厚み寸法の
ものを選択して利用するのが一般的である。例えば、パ
ネルの配線機能を利用してオフィス内に配線を張り巡ら
したい場合には、構造枠体とパネル要素間に形成される
空間を配線空間として利用するべくパネルの厚み寸法が
約120mmと比較的厚いタイプのものを利用し、一
方、オフィスの省スペース化を図る場合には、その厚み
寸法が約60mmと比較的薄いタイプのものを使用する
などの使用態様が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1枚のパネ
ルにおいて部分的にその厚み寸法に違いを持たせ、様々
な使用態様に柔軟に対応させたいという要望がある。
【0005】具体例を挙げると、対面配置させた机間に
パネルを介在させて使用する際に、机の天板下に位置す
るパネルの下端部側は配線機能を付与すべく比較的厚み
を有する構成とし、天板上に位置する上端部側は作業ス
ペースを拡大するために薄くしたいなどの場合である。
【0006】しかしながら、従来、1枚のパネルにおい
て部分的にその厚み寸法に違いを持たせているような構
成は見当たらないのが実状である。
【0007】一方、従来、異なる厚み寸法のパネルを各
種構成する際には、各種厚み寸法が異なる構造枠体を数
種類用意し、これら構造枠体にパネル要素のみ共通のも
のを装着するようにしている。しかしながら、このよう
な構成であると、比較的大型で生産及び保管上の負担が
大きい構造枠体において厚みの異なるものが各種必要と
なり、生産上の負担やコストが増大するだけでなく、常
時、工場内に数種類を在庫しておかねばならないため専
用の在庫スペースが必要となるなど、種々の負担が製造
者側に生じるものであった。また、現場で簡単に使用者
の要望に合わせて厚み変更できない等、使用変更や要求
に対し柔軟に対応できないという不具合もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本発明
では、1枚のパネルで部分的に厚みが異なるものを構成
するようにし、様々な使用態様に柔軟に対応し得るよう
にしている。さらに、構造枠体及びパネル要素に変更を
加えずとも、厚み調整部材を利用してパネル本体の厚み
寸法を簡単に変更できるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、側枠部材と
横枠部材とから構成されパネル本体の骨格を形成する構
造枠体と、前記構造枠体の前後少なくとも一方の面に着
脱可能に装着されるパネル要素とを具備してなるものに
おいて、パネル本体が、部分的に異なる厚み寸法を有す
るものであることを特徴とするパネルである。
【0010】このような構成のものであると、例えば、
対面配置させた机間にパネルを介在させて使用する際
に、机の天板下に位置するパネルの下端部側は配線機能
を付与したいが、天板上に位置する上端部側は天板面の
作業スペースを拡大して使用したいなどという要望があ
る場合に、パネルの下端部側を配線機能を付与すべく比
較的厚みを持たせた構成とするとともに、上端部を薄く
構成して天板面を拡大することにより前述した使用者の
要望に的確に応えることが可能となる。すなわち、本願
発明のような構成であると、パネルの適当な部分を付与
したい機能に相応しい厚さ寸法にして、使用者が要望す
る種々の使用形態に柔軟に応えることが可能となる。
【0011】この場合の好適な実施の形態としては、パ
ネル本体の厚み寸法が上下位置或いは左右位置で部分的
に異なるものや、パネル本体の厚み寸法が上下位置及び
左右位置で部分的に異なるものが挙げられる。
【0012】特に、好適な実施の形態としては、パネル
本体が、下端部側の厚み寸法を上端部側の厚み寸法より
も大きく設定されているものが挙げられる。
【0013】構造枠体やパネル要素に設計変更を加えず
とも、パネル本体の厚み寸法を部分的に異なるものとす
るには、パネル本体の厚み方向とその奥行方向を略一致
させた状態で構造枠体或いはパネル要素に取り付けられ
る厚み調整部材を具備してなり、この厚み調整部材が、
前記構造枠体の前後少なくとも一方の面とパネル要素の
内面間にその一部を介在させて装着され、前記構造枠体
の前後少なくとも一方の面とパネル要素の内面との離間
距離を変更して前記パネル本体の厚み寸法を部分的に異
なるものとし得ることが望ましい。
【0014】また、1枚のパネルにおいて部分的に厚み
寸法を異ならせるだけでなく、前記厚み調整部材を利用
して異なる厚みを有する数種類のパネルを構成するに
は、側枠部材と横枠部材とから構成されパネル本体の骨
格を形成する構造枠体と、前記構造枠体の前後少なくと
も一方の面に着脱可能に装着されるパネル要素とを具備
してなるものにおいて、パネル本体の厚み方向とその奥
行方向を略一致させた状態で構造枠体或いはパネル要素
に取り付けられる厚み調整部材を具備してなり、この厚
み調整部材が、前記構造枠体の前後少なくとも一方の面
とパネル要素の内面間にその一部を介在させて装着さ
れ、前記構造枠体の前後少なくとも一方の面とパネル要
素の内面との離間距離を変更して前記パネル本体の厚み
寸法を変更し得るものであることが望ましい。
【0015】このような構成のものであると、例えば、
厚み調整部材の構造枠体に対する奥行寸法を変更するだ
けで、パネル本体の主要部をなす構造枠体及びパネル要
素に構造変更を加えずとも、簡単に異なる厚み寸法のパ
ネルを構成することが可能となる。特に、厚み調整部材
を小型樹脂製のものにすれば、従来のように厚みの異な
るパネルを形成するために各種厚みの異なる比較的大型
な構造枠体を個別に製造する必要がなく、該構造枠体の
共通化が可能となるため、生産上の負担軽減やコストの
低減化を図り得ることは勿論、工場内在庫を極力減少さ
せることができる。また、従来のものに比べて、現場で
簡単に使用者の要望に合わせてパネルの厚みを変更する
ことができるなど、使用者の使用変更や要求に対し柔軟
に対応することも可能となる。
【0016】パネルの厚み変更を簡単に行い得るものと
するには、厚み調整部材が、前記構造枠体に着脱可能に
取り付けられるものであることが望ましい。
【0017】好適な実施の形態としては、異なる奥行寸
法を有する複数の厚み調整部材を選択的に使い分けるこ
とによりパネル本体の厚み寸法を変更するようにしてい
るものが挙げられる。
【0018】1種類の厚み調整部材で数種類の厚み寸法
に対応し得るようにして部品点数の削減を図るには、厚
み調整部材が、異なる離間距離を有する複数組の対向面
を具備する平面視略多角形状のものであり、構造枠体に
対する取付方向を変更することでパネル本体の厚み寸法
を変更するようにしていることが望ましい。
【0019】パネル要素の安定支持を図るには、厚み調
整部材が、パネル要素の内面と対向する対向面を前記パ
ネル要素の内面を添え設け支持するパネル要素支持面と
するものであることが望ましい。
【0020】構造枠体に複雑な加工を施さずにパネル要
素を構造枠体に簡単に取り付け得る構成とするには、厚
み調整部材が、前記パネル要素を取り付け得る取付機能
を有しており、前記パネル要素の内面から突設した爪と
係り合うことができる係り合い溝を具備していることが
望ましい。
【0021】パネルが内部に配線空間を有するものであ
る場合に、隣設するパネル間で配線類を横配線し易いも
のとするには、厚み調整部材を、前記横枠部材に取り付
けることが望ましい。
【0022】
【実施例】<第1実施例>以下、本発明の一実施例につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】この実施例におけるパネルたる可動間仕切
壁101は、図1及び図2に示すように、可動間仕切壁
本体106の骨格を形成する構造枠体2と、この構造枠
体2の前後両面側に着脱可能に装着されるパネル要素3
と、前記構造枠体2の上端部に取り付けられる笠木10
4と、前記構造枠体2の側端面に取り付けられるカバー
105とを具備してなるものである。そして、本実施例
の可動間仕切壁101は、前記構造枠体2とパネル要素
3とによって閉止される位置である内部空間を配線類を
収納し得る配線空間Sとしている。
【0024】このような構成の可動間仕切壁101にお
いて、本実施例では、可動間仕切壁本体106の厚み寸
法を部分的に異なるものとしている。具体的には、異な
る厚み寸法を有する第1、第2の厚み調整部材108
A、108Bを利用することにより可動間仕切壁本体1
06の下半部106a側の厚み寸法を上半部106b側
の厚み寸法よりも厚いものとしている。
【0025】以下、各部の構成について説明する。
【0026】構造枠体2は、可動間仕切壁1の側端面を
形成する略鉛直方向に沿って配置した左右の側枠部材2
1と、これら左右の側枠部材21を連結する略水平方向
に沿って配置した複数の横枠部材22とを具備してな
り、これら側枠部材21と横枠部材22とを枠体状に連
結している。
【0027】側枠部材21は、板金素材を内側面側が開
放するように横断面略コ字形に塑性変形してなる2つの
部材を組み合わせて構成した略角パイプ状のものであ
る。横枠部材22は、前記側枠部材21と略等しい前後
巾を有する横断面略ロ字形の角パイプ状のものである。
そして、その左右側端面を前記左右の側枠部材21の内
側面に当接させて、溶接等の適宜の手段で左右の側枠部
材21間に取り付けてある。
【0028】パネル要素3は、図2に示すように板金製
の板状部材31の内面に芯材32を充填してなる長方形
状のもので、上下方向に沿って複数枚連設することによ
り、該構造枠体2の略全域を覆う位置に設けてある。こ
れらのパネル要素3には、コーナー部近傍の内面側にそ
れぞれ前記芯材32に代えて上向爪33aを有する樹脂
部材33及び下向爪34aを有する樹脂部材34が設け
てあり、これら爪33a、34aを利用して、複数の横
枠部材22のうち任意の2つの間にパネル要素3を着脱
可能に装着し得るようにしている。
【0029】第1、第2の厚み調整部材108A、10
8Bは、可動間仕切壁本体106の厚み方向とその奥行
方向を略一致させた状態で構造枠体2に取り付けられる
ものであり、これら厚み調整部材108A、108B
が、前記構造枠体2の前後面とパネル要素3の内面3a
間にその一部を介在させて装着されるものであり、前記
構造枠体2の前後面とパネル要素3の内面3aとの離間
距離を変更して前記可動間仕切壁本体106の厚み寸法
を部分的に異なるものとしている。
【0030】第1の厚み調整部材108Aは、図2及び
図3に示すように、合成樹脂製で、最下の横枠部材22
の上面側と、最下の横枠部材22のすぐ上方に位置する
横枠部材22の上下両面側と、さらにその上方に位置す
る横枠部材22の下面側において、その左右端部に取り
付けられている。この第1の厚み調整部材108Aは、
その前後巾が、側枠部材21及び横枠部材22の前後巾
よりも巾広であり、装着位置で、その前後面108aを
側枠部材21及び横枠部材22の前後面21a、22a
よりも外方に突出した位置に設けてパネル要素3の内面
3aを添え設け支持するパネル要素支持面Pとしてい
る。この第1の厚み調整部材108Aは、上下何れか一
方の面に、前記パネル3の下向爪34a或いは上向爪3
3aが係り合い得る凹状の係り合い溝1081を有して
おり、横枠部材22の上面側に取り付けられる場合に
は、前記係り合い溝1081が上方に開口するように、
横枠部材22の下面側に取り付けられる場合には、係り
合い溝1081が下方に開口するように取り付けられ
る。なお、この第1の厚み調整部材108Aを横枠部材
22に取り付ける場合には、該第1の厚み調整部材10
8Aから突出した係り合い爪(図示せず)を横枠部材2
2の上面に設けた開口(図示せず)に係り合わせた後、
ねじ止めする等して取り付けるが、取付方法はこれに限
定されない。
【0031】第2の厚み調整部材108Bは、合成樹脂
製で、最上の横枠部材22の下面側と、最上の横枠部材
22のすぐ下方の横枠部材22の上下両面側と、さらに
下方の横枠部材22の上面側において、その左右端部に
取り付けられる。この第2の厚み調整部材108Bは、
前記構造枠体2と略等しい前後巾を有しており、前記第
1の厚み調整部材108Aよりもその厚み寸法が小さく
設定されているものである。そして、前記第1の厚み調
整部材108Aと同様、その前後面108bを、パネル
要素3の内面3aを添え設け支持するパネル要素支持面
Pとしている。また、この第2の厚み調整部材横枠部材
108Bは、上下何れか一方の面に、前記パネル3の下
向爪34a或いは上向爪33aが係り合い得る凹状の係
り合い溝1082を有しており、横枠部材22の上面側
に取り付けられる場合には、前記係り合い溝1082が
上方に開口するように、横枠部材22の下面側に取り付
けられる場合には、係り合い溝1082が下方に開口す
るように取り付けられる。なお、この第2の厚み調整部
材108Bを横枠部材22に取り付ける場合には、該第
2の厚み調整部材108Bから突出した係り合い爪(図
示せず)を横枠部材22の上面に設けた開口(図示せ
ず)に係り合わせた後、ねじ止めする等して取り付ける
が、取付方法はこれに限定されない。
【0032】次に、これら第1、第2の厚み調整部材1
08A、108Bを利用して構造枠体2にパネル要素3
を取り付ける場合について説明する。この場合は、図3
に示すように、横枠部材22の上面側に取り付けた第
1、第2の厚み調整部材108A、108Bの係り合い
溝1081、1082にパネル要素3の下向爪34a
を、横枠部材22の下面側に取り付けた第1、第2の厚
み調整部材108A、108Bの係り合い溝1081、
1082に上向爪33aを引っ掛け、パネル要素3の内
面3aを厚み調整部材108A、108Bのパネル要素
支持面Pに添え設けた状態で取り付けるようにする。な
お、本実施例では、横枠部材22の左右端部に第1、第
2の厚み調整部材108A、108Bを取り付けている
ため、これら厚み調整部材108A、108Bを設けて
いない中央部分では、パネル要素3の内面3aと横枠部
材22の前後面22a間に隙間が生じることとなる。そ
のため、図2に示すように、横枠部材22の左右方向の
略中央位置にパネル要素3のべこつきを防止するべこつ
き防止部材23を設けるようにしている。このべこつき
防止部材23は、断面略コ字形状のものであり、配線受
けとしての機能も有するものである。
【0033】このような構成のものであると、例えば、
対面配置させた机間に可動間仕切壁101を介在させて
使用する際に、机の天板下に位置する可動間仕切壁10
1の下半部106a側には配線機能を付与し、天板上に
位置する上半部106b側は天板面の作業スペースを拡
大したいという要望がある場合に、本実施例のように下
半部106aを配線機能を十分に付与するために比較的
厚みを有するものとし、上半部106b側を薄くして天
板面の拡大を図るようにすればよい。すなわち、可動間
仕切壁101の厚み寸法を部分的に異ならせることによ
り、パネルの適当な部分を付与したい機能に相応しい厚
さ寸法にして、使用者が要望する種々の使用形態に的確
に応えることができる。
【0034】特に、本実施例では、部分的に可動間仕切
壁101の厚みを異ならせる構造を、厚み調整部材10
8A、108Bを利用して実現しているので、この厚み
調整部材108A、108Bの構造枠体2に対する奥行
寸法を適宜変更するだけで、可動間仕切壁本体106の
主要部をなす構造枠体2及びパネル要素3に構造変更を
加えずとも、簡単に、可動間仕切壁101の厚み寸法を
部分的に異なるように構成することが可能となる。特
に、本実施例のように、厚み調整部材108A、108
Bを小型樹脂製のものにすれば、部分的に構造枠体2の
厚みを変えて対応する場合と異なり、各種厚みの異なる
比較的大型な構造枠体2を個別に製造する必要がなく前
記構造枠体2の共通化が可能となる。そのため、生産上
の負担軽減やコストの低減化を図り得ることは勿論、工
場内在庫を極力減少させることができる。また、現場で
簡単に使用者の要望に合わせてパネルの厚みを部分的に
変更することができるなど、使用者の使用変更や要求に
対し柔軟に対応することも可能となる。
【0035】また、本実施例では、可動間仕切壁本体1
06が、下半部106a側の厚み寸法を上半部106b
側の厚み寸法よりも大きく設定されているので、下半部
106a側をより厚くすることにより可動間仕切壁10
1に安定感を持たせることが可能になる上、配線機能を
付与することなども容易となる。また、上半部106b
側がより薄いので、可動間仕切壁101の軽量化や使用
者に与える圧迫感の軽減化を図ることができる。
【0036】さらに、本実施例では、異なる奥行寸法の
複数の厚み調整部材108A、108Bを選択的に使い
分けることにより可動間仕切壁本体106の厚み寸法を
変更するようにしているので、異なる奥行寸法を有する
厚み調整部材を各種準備しておけば、簡単な構成で、使
用者の要望に合わせて可動間仕切壁101の厚みを部分
的に変更することができる。
【0037】厚み調整部材108A、108Bが、パネ
ル要素3の内面3aと対向する対向面である前後面10
8a、108bを前記パネル要素3の内面3aを添え設
け支持するパネル要素支持面Pとするものであるので、
パネル要素3の安定支持が可能となる。
【0038】厚み調整部材108A、108Bが、前記
パネル要素3を取り付け得る取付機能を有しており、前
記パネル要素3の内面3aから突設した爪33a、34
aと係り合うことができる係り合い溝1081、108
2を具備しているので、比較的加工が行い易い樹脂製の
厚み調整部材108A、108Bに取付機能を付与する
ことにより、加工が行い難い構造枠体2に特別な加工を
施さずにパネル要素3を簡単に構造枠体2に取り付け得
る構成とすることができる。
【0039】厚み調整部材108A、108Bが、前記
横枠部材22に取り付けられるものであるので、本実施
例のように可動間仕切壁101が内部に配線空間Sを有
するものである場合に、隣設する可動間仕切壁101間
で配線類を横配線する際、前記厚み調整部材108A、
108Bが横配線の妨げとなることを有効に防止するこ
とができる等、側枠部材21に厚み調整部材108A、
108Bを取り付ける場合に比べて配線類の引き回しが
行い易いものとなる。
【0040】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、図4に
示すように、厚み調整部材208が、異なる離間距離
a、bを有する2組の対向面を具備する平面視略矩形状
のものであり、構造枠体2に対する取付方向を変更する
ことで可動間仕切壁本体6の厚み寸法を変更するように
しているものであってもよい。このような構成のもので
あると、水平面内で約90度回転させて構造枠体2に対
する取付方向を変更するだけで、1種類の厚み調整部材
208で2種類の厚み寸法を構成することができる。ま
た、このような厚み調整部材の形状は、平面視略矩形状
に限定されず、それぞれ異なる離間距離を有する複数組
の対向面を具備する平面視略多角形状のものであれば、
どのような形状であってもよい。
【0041】また、厚み調整部材の構成は、上述したも
のに限定されず、図5に示すように、パネル要素3の内
面3aから、その奥行方向を可動間仕切壁本体106の
厚み方向に略一致させて延出する厚み調整部材308
A、308Bを設け、この厚み調整部材308A、30
8Bの奥行方向に沿って複数箇所に設けた爪部308
a、308bを選択的に横枠部材122の上下面に設け
た凹溝122aに係り合わせることにより、前記構造枠
体102の前後面102aとパネル要素3の内面3aと
の離間距離を変更して前記可動間仕切壁本体106の厚
み寸法を変更し得るものであってもよい。
【0042】その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
【0043】次に、前記厚み調整部材を利用して、厚み
の異なる可動間仕切壁1を構成する場合について説明す
る。 <第2実施例>以下、本発明の第2実施例について図6
〜図11を参照して説明する。
【0044】この実施例におけるパネルたる可動間仕切
壁6は、図6に示すように、可動間仕切壁本体6の骨格
を形成する構造枠体2と、この構造枠体2の前後両面側
に着脱可能に装着されるパネル要素3と、前記構造枠体
2の上端部に取り付けられる笠木4と、前記構造枠体2
の側端面に取り付けられるカバー5とを具備してなるも
のである。そして、本実施例の可動間仕切壁1は、前記
構造枠体2とパネル要素3とによって閉止される位置で
ある内部空間を配線類を収納し得る配線空間Sとしてい
る。
【0045】以下、各部の構成について説明する。
【0046】構造枠体2は、可動間仕切壁1の側端面を
形成する略鉛直方向に沿って配置した左右の側枠部材2
1と、これら左右の側枠部材21を連結する略水平方向
に沿って配置した複数の横枠部材22とを具備してな
り、これら側枠部材21と横枠部材22とを枠体状に連
結している。
【0047】側枠部材21は、図6及び図7に示すよう
に、板金素材を内側面側が開放するように横断面略コ字
形に塑性変形してなる2つの部材を組み合わせて構成し
た略角パイプ状のものである。横枠部材22は、前記側
枠部材21と略等しい前後巾を有する横断面略ロ字形の
角パイプ状のものである。そして、その左右側端面を前
記左右の側枠部材21の内側面に当接させて、溶接等の
適宜の手段で左右の側枠部材21間に取り付けてある。
【0048】パネル要素3は、図6に示すように板金製
の板状部材31の内面に芯材32を充填してなる長方形
状のもので、上下方向に沿って複数枚連設することによ
り、該構造枠体2の略全域を覆う位置に設けてある。こ
れらのパネル要素3には、コーナー部近傍の内面側にそ
れぞれ前記芯材32に代えて上向爪33aを有する樹脂
部材33及び下向爪34aを有する樹脂部材34が設け
てあり、これら爪33a、34aを利用して、複数の横
枠部材22のうち任意の2つの間にパネル要素3を着脱
可能に装着し得るようにしている。
【0049】このような構成からなる可動間仕切壁1に
おいて、本実施例では、図6〜図8に示すように、可動
間仕切壁本体6の厚み方向とその奥行方向を略一致させ
た状態で構造枠体2に取り付けられる厚み調整部材8を
具備してなり、この厚み調整部材8が、前記構造枠体2
の前後面とパネル要素2の内面2a間にその一部を介在
させて装着され、前記構造枠体2の前後面とパネル要素
2の内面2aとの離間距離を変更して前記可動間仕切壁
本体6の厚み寸法を部分的に異なるものとしている。
【0050】以下、前記厚み調整部材8について詳細に
説明する。なお、前記厚み調整部材8は、図6に示すよ
うに、最上の横枠部材22の下面側と、最下の横枠部材
22の上面側と、中間の横枠部材22の上下両面側に取
り付けられるが、本実施例では、横枠部材22の上下に
取り付けられる厚み調整部材8をそれぞれ若干形態の異
なるものとしている。そのため、以下、横枠部材22の
上面側に取り付けられる厚み調整部材8を第1の厚み調
整部材8Aとするとともに、横枠部材22の下面側に取
り付けられる厚み調整部材8を第2の厚み調整部材8B
として具体的な説明を行うものである。
【0051】第1の厚み調整部材8Aは、図6〜図8に
示すように、合成樹脂製で、前記横枠部材22の左右端
部において上面部側に着脱可能に装着されるものであ
る。この第1の厚み調整部材8Aは、その前後巾が、側
枠部材21及び横枠部材22の前後巾よりも巾広である
とともに、その前後面8aを、側枠部材21及び横枠部
材22の前後面21a、22aよりも外方に突出した位
置に設けてパネル要素3の内面3aを添え設け支持する
パネル要素支持面Pとしている。そして、前記第1の厚
み調整部材8Aは、横断面略H形状の厚み調整部材本体
81と、前記厚み調整部材本体81の一端側から側枠部
材21の前後面21aに向かって延出した前後一対の平
面視略L字形状の配線収束部82とを具備している。厚
み調整部材本体81は、上面に前記パネル3の下向爪3
4aが係り合い得る係り合い溝81aを有するととも
に、下面に前記横枠部材22に外側から嵌め得る凹溝8
1bを有している。配線収束部82は、図6及び図7に
示すように、側枠部材21の前後面21a側に張り出し
た状態で取り付けられ、本実施例では、この配線収束部
82を利用して、側枠部材21の前後面21aを上下方
向に縦配線している配線類(図示せず)を略束ねた状態
で案内するようにしている。なお、この配線収束部82
の前後面は、厚み調整部材本体81の前後面と略面一と
なっている。さらに、この第1の厚み調整部材8Aを横
枠部材22に取り付ける場合には、横枠部材22の上面
に設けた開口(図示せず)に、厚み調整部材本体81か
ら突出した係り合い爪(図示せず)を係り合わせた後、
ねじ止めする等して取り付けるが、取付方法はこれに限
定されない。
【0052】第2の厚み調整部材8Bは、合成樹脂製
で、前記横枠部材22の左右端部において下面部側に着
脱可能に装着されるものである。この第2の厚み調整部
材8Bは、前記第1の厚み調整部材8Aと略等しい前後
巾を有している。したがって、前記第1の厚み調整部材
8Aと同様、その前後面8aを、側枠部材21及び横枠
部材22の前後面21a、22aよりも外方に突出した
位置に設けてパネル要素3の内面3aを添え設け支持す
るパネル要素支持面Pとしている。この第2の厚み調整
部材8Bは、横断面略H形状の厚み調整部材本体83を
具備しており、この厚み調整部材本体83は、下面に前
記パネル要素3の上向爪33aが係り合い得る係り合い
溝83aを有している。なお、本実施例では、最上の横
枠部材22に取り付けた第2の厚み調整部材8Bを利用
して構造枠体2の上端部に笠木4を取り付けるようにし
ている。具体的には、第2の厚み調整部材8Bの前後両
側から弾性変形可能な係り合い爪84を突出し、この係
り合い爪84を笠木4の前後両側に連続して設けた凹溝
41に係り合わせて取り付けるようにしている。さら
に、この第2の厚み調整部材8Bを横枠部材22に取り
付ける場合には、横枠部材22の下面に設けた開口(図
示せず)に、厚み調整部材本体83から突出した係り合
い爪(図示せず)を係り合わせた後、ねじ止めする等し
て取り付けるが、取付方法はこれに限定されない。
【0053】次に、これら第1、第2の厚み調整部材8
A、8Bを利用して構造枠体2にパネル要素3を取り付
ける場合について説明する。この場合は、図8に示すよ
うに、上面側の第1の厚み調整部材8Aの係り合い溝8
1aにパネル要素3の下向爪34aを、下面側の第2の
厚み調整部材8Bの係り合い溝81aに上向爪33aを
引っ掛け、パネル要素3の内面3aを厚み調整部材8
A、8Bのパネル要素支持面Pに添え設けた状態で取り
付けるようにする。なお、本実施例では、横枠部材22
の左右端部に第1、第2の厚み調整部材8A、8Bを取
り付けているため、これら厚み調整部材8A、8Bを設
けていない中央部分では、パネル要素3の内面3aと横
枠部材22の前後面22a間に隙間が生じることとな
る。そのため、図1に示すように、横枠部材22の左右
方向の略中央位置にパネル要素3のべこつきを防止する
べこつき防止部材23を設けるようにしている。このべ
こつき防止部材23は、断面略コ字形状のものであり、
配線受けとしての機能も有するものである。
【0054】このような構成のものにおいて、本実施例
では、異なる厚み寸法の厚み調整部材を数種類準備し、
使用者の要望に合わせて各厚み調整部材を選択的に使い
分けることにより可動間仕切壁本体の厚み寸法を適宜変
更するようにしている。例えば、図8に示すような厚み
寸法の可動間仕切壁1を薄いタイプに変更したい場合に
は、図9の模式的な断面図に示すように、前述した厚み
調整部材8よりも厚み寸法が小さい厚み調整部材408
を構造枠体2に取り付け、これら厚み調整部材408に
パネル要素3を支持させるようにすればよい。なお、可
動間仕切壁の厚みを変更した場合には、構造枠体2の前
後面とパネル要素3の内面3a間に形成される隙間が上
方及び側方から露見するため、笠木404及びカバーの
厚み寸法を可動間仕切壁本体の厚み寸法に対応するもの
に適宜変更する等して前記隙間を外部から隠蔽するよう
にする。
【0055】このような構成のものであると、厚み調整
部材8の構造枠体2に対する奥行寸法を変更するだけ
で、可動間仕切壁本体6の主要部をなす構造枠体2及び
パネル要素3に構造変更を加えずとも、簡単に、異なる
厚み寸法の可動間仕切壁1を構成することが可能とな
る。特に、本実施例のように、厚み調整部材8を小型樹
脂製のものにすれば、従来のように各種厚みの異なる比
較的大型な構造枠体2を個別に製造する必要がなく、厚
みの異なるタイプの可動間仕切壁1においても前記構造
枠体2の共通化が可能となる。そのため、生産上の負担
軽減やコストの低減化を図り得ることは勿論、工場内在
庫を極力減少させることができる。また、現場で簡単に
使用者の要望に合わせてパネルの厚みを変更することが
できるなど、使用者の使用変更や要求に対し柔軟に対応
することも可能となる。
【0056】異なる奥行寸法の複数の厚み調整部材を選
択的に使い分けることにより可動間仕切壁本体の厚み寸
法を変更するようにしているので、異なる奥行寸法を有
する厚み調整部材を各種準備しておけば、簡単な構成
で、可動間仕切壁の厚み変更に柔軟に対応することがで
きる。
【0057】厚み調整部材8が、その前後面8aを前記
パネル要素3の内面3aを添え設け支持するパネル要素
支持面Pとし、前記構造枠体2の前後面に装着される両
パネル要素3を支持し得るものであるので、構造枠体2
の厚み方向に対して1つの厚み調整部材8で前後両側の
パネル要素3を支持することができ、部品点数の軽減を
図り得るとともに、取付作業の負担も軽減することがで
きる。
【0058】厚み調整部材8が、前記パネル要素3を取
り付け得る取付機能を有しており、前記パネル要素3の
内面3aから突設した爪33a、34aと係り合うこと
ができる係り合い溝81a、83aを具備しているの
で、比較的加工が行い易い樹脂製の厚み調整部材8に取
付機能を付与することにより、加工が行い難い構造枠体
2に特別な加工を施さずにパネル要素3を簡単に構造枠
体2に取り付け得る構成とすることができる。
【0059】厚み調整部材8が、前記横枠部材22に取
り付けられるものであるので、本実施例のように可動間
仕切壁1が内部に配線空間Sを有するものである場合
に、隣設する可動間仕切壁1間で配線類を横配線する
際、前記厚み調整部材8が横配線の妨げとなることを有
効に防止することができる等、側枠部材21に厚み調整
部材8を取り付ける場合に比べて配線類の引き回しが行
い易いものとなる。
【0060】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、図10
に示すように、厚み調整部材208が、異なる離間距離
a、bを有する2組の対向面を具備する平面視略矩形状
のものであり、構造枠体2に対する取付方向を変更する
ことで可動間仕切壁本体6の厚み寸法を変更するように
しているものであってもよい。このような構成のもので
あると、水平面内で約90度回転させて構造枠体2に対
する取付方向を変更するだけで、1種類の厚み調整部材
208で2種類の厚み寸法のパネルを構成することがで
きる。また、このような厚み調整部材の形状は、平面視
略矩形状に限定されず、それぞれ異なる離間距離を有す
る複数組の対向面を具備する平面視略多角形状のもので
あれば、どのような形状であってもよい。
【0061】また、厚み調整部材の構成は、上述したも
のに限定されず、第1実施例中図5に示すように、パネ
ル要素3の内面から、その奥行方向を可動間仕切壁本体
106の厚み方向に略一致させて延出する厚み調整部材
308A、308Bを設け、この厚み調整部材308
A、308Bの奥行方向に沿って複数箇所に設けた爪部
308a、308bを選択的に横枠部材122の上下面
に設けた凹溝122aに係り合わせることにより、前記
構造枠体102の前後面102aとパネル要素3の内面
3aとの離間距離を変更して前記可動間仕切壁本体10
6の厚み寸法を変更し得るものであってもよい。
【0062】さらに、図11に示すように、構造枠体2
の上下位置にそれぞれ異なる厚み寸法の厚み調整部材5
08、608を取り付けることにより、構造枠体2に加
工を施さずとも、1枚のパネルにおいて上下で部分的に
厚み寸法が異なる可動間仕切壁本体506を構成するこ
とも可能である。
【0063】その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。
【0065】すなわち、本発明は、側枠部材と横枠部材
とから構成されパネル本体の骨格を形成する構造枠体
と、前記構造枠体の前後少なくとも一方の面に着脱可能
に装着されるパネル要素とを具備してなるものにおい
て、パネル本体が、部分的に異なる厚み寸法を有するも
のであるので、パネルの適当な部分を付与したい機能に
相応しい厚さにして、使用者が要望する種々の使用形態
に柔軟に応えることが可能となる。
【0066】また、この場合には使用者の要望に合わせ
て、パネル本体の厚み寸法が上下位置或いは左右位置で
部分的に異なるように構成したり、パネル本体の厚み寸
法が上下位置及び左右位置で部分的に異なるように構成
することが望ましい。
【0067】パネル本体が、下端部側の厚み寸法を上端
部側の厚み寸法よりも大きく設定されているならば、下
端部側をより厚くすることによりパネルに安定感を持た
せることが可能になる上、配線機能を付与することなど
も容易となる。また、上端部側がより薄いので、パネル
の軽量化や使用者に与える圧迫感の軽減化を図ることが
できる。
【0068】パネル本体の厚み方向とその奥行方向を略
一致させた状態で構造枠体或いはパネル要素に取り付け
られる厚み調整部材を具備してなり、この厚み調整部材
が、前記構造枠体の前後少なくとも一方の面とパネル要
素の内面間にその一部を介在させて装着され、前記構造
枠体の前後少なくとも一方の面とパネル要素の内面との
離間距離を変更して前記パネル本体の厚み寸法を部分的
に異なるものとし得るならば、例えば、使用する厚み調
整部材の奥行寸法を変更するだけで、パネル本体の主要
部をなす構造枠体及びパネル要素に構造変更を加えずと
も、簡単に部分的に異なる厚み寸法のパネルを構成する
ことが可能となる。特に、厚み調整部材を小型樹脂製の
ものにすれば、従来のように厚みの異なるパネルを形成
するために各種厚みの異なる比較的大型な構造枠体を個
別に製造する必要がなく、該構造枠体の共通化が可能と
なるため、生産上の負担軽減やコストの低減化を図り得
ることは勿論、工場内在庫を極力減少させることができ
る。また、従来のものに比べて、現場で簡単に使用者の
要望に合わせてパネルの厚みを部分的に変更することが
できるなど、使用者の使用変更や要求に対し柔軟に対応
することも可能となる。
【0069】また、この厚み調整部材は、1枚のパネル
で部分的に厚み寸法を変更する場合にその使用を限られ
ない。側枠部材と横枠部材とから構成されパネル本体の
骨格を形成する構造枠体と、前記構造枠体の前後少なく
とも一方の面に着脱可能に装着されるパネル要素とを具
備してなるものにおいて、パネル本体の厚み方向とその
奥行方向を略一致させた状態で構造枠体或いはパネル要
素に取り付けられる厚み調整部材を具備してなり、この
厚み調整部材が、前記構造枠体の前後少なくとも一方の
面とパネル要素の内面間にその一部を介在させて装着さ
れ、前記構造枠体の前後少なくとも一方の面とパネル要
素の内面との離間距離を変更して前記パネル本体の厚み
寸法を変更し得るものであるならば、例えば、厚み調整
部材の構造枠体に対する奥行寸法を変更するだけで、パ
ネル本体の主要部をなす構造枠体及びパネル要素に構造
変更を加えずとも、簡単に異なる厚み寸法のパネルを構
成することが可能となる。特に、厚み調整部材を小型樹
脂製のものにすれば、従来のように厚みの異なるパネル
を形成するために各種厚みの異なる比較的大型な構造枠
体を個別に製造する必要がなく、該構造枠体の共通化が
可能となるため、生産上の負担軽減やコストの低減化を
図り得ることは勿論、工場内在庫を極力減少させること
ができる。また、従来のものに比べて、現場で簡単に使
用者の要望に合わせてパネルの厚みを変更することがで
きるなど、使用者の使用変更や要求に対し柔軟に対応す
ることも可能となる。
【0070】厚み調整部材が、前記構造枠体に着脱可能
に取り付けられるものであるならば、構造枠体に設計変
更を加えずともパネルの厚み変更を簡単に行い得る。
【0071】異なる奥行寸法を有する複数の厚み調整部
材を選択的に使い分けることによりパネル本体の厚み寸
法を変更するならば、異なる奥行寸法を有する厚み調整
部材を各種準備しておけば、簡単な構成で、厚み変更に
柔軟に対応することができる。
【0072】厚み調整部材が、それぞれ異なる離間距離
を有する複数組の対向面を具備する平面視略多角形状の
ものであり、構造枠体に対する取付方向を変更すること
でパネル本体の厚み寸法を変更するようにしているなら
ば、1種類の厚み調整部材で数種類の厚み寸法に対応す
ることが可能となり、厚み変更の度に各種個別に厚み調
整部材を準備する必要がなく、厚み変更を現場で迅速に
しかも工場内在庫を減少させて対応することができる。
【0073】厚み調整部材が、パネル要素の内面と対向
する対向面を前記パネル要素の内面を添え設け支持する
パネル要素支持面とするものであるならば、パネル要素
の安定支持が可能となる。
【0074】厚み調整部材が、前記パネル要素を取り付
け得る取付機能を有しており、前記パネル要素の内面か
ら突設した爪と係り合うことができる係り合い溝を具備
しているならば、比較的加工が行い易い厚み調整部材に
取付機能を付与することにより、構造枠体に特別な加工
を施さずにパネル要素を簡単に構造枠体に取り付け得る
構成を実現することができる。
【0075】厚み調整部材が、前記横枠部材に取り付け
られるものであるならば、パネルが内部に配線空間を有
するものである場合に、隣設するパネル間で配線類を横
配線する際、厚み調整部材が横配線の妨げとなることを
有効に防止することができる等、側枠部材に厚み調整部
材を取り付ける場合に比べて配線類の引き回しが行い易
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における可動間仕切壁を示
す全体斜視図。
【図2】同分解斜視図。
【図3】同断面図
【図4】同厚み調整部材の一変形例を示す斜視図。
【図5】同厚み調整部材の他の変形例を示す模式図。
【図6】本発明の第2実施例における可動間仕切壁を示
す分解斜視図。
【図7】同要部を示す一部を破断した斜視図。
【図8】同側断面図。
【図9】同模式的な断面図。
【図10】同厚み調整部材の一変形例を示す斜視図。
【図11】同一使用状態を示す模式的な断面図。
【符号の説明】
1、101…パネル(可動間仕切壁) 2、102…構造枠体 21…側枠部材 22、122…横枠部材 3…パネル要素 33a…係り合い爪(上向爪) 34a…係り合い爪(下向爪) 6、106、406、506…パネル本体(可動間仕切
壁本体) 8A、108A…厚み調整部材(第1の厚み調整部材) 8B、108B…厚み調整部材(第2の厚み調整部材) 8a、108a、108b…前後面 81a、83a、1081、1082…係り合い溝 208、308A、308B、408、508、608
…厚み調整部材 P…パネル要素支持面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側枠部材と横枠部材とから構成されパネル
    本体の骨格を形成する構造枠体と、前記構造枠体の前後
    少なくとも一方の面に着脱可能に装着されるパネル要素
    とを具備してなるものにおいて、 パネル本体が、部分的に異なる厚み寸法を有するもので
    あることを特徴とするパネル。
  2. 【請求項2】パネル本体の厚み寸法が上下位置或いは左
    右位置で部分的に異なることを特徴とする請求項1記載
    のパネル。
  3. 【請求項3】パネル本体の厚み寸法が上下位置及び左右
    位置で部分的に異なることを特徴とする請求項1記載の
    パネル。
  4. 【請求項4】パネル本体が、下端部側の厚み寸法を上端
    部側の厚み寸法よりも大きく設定されていることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載のパネル。
  5. 【請求項5】パネル本体の厚み方向とその奥行方向を略
    一致させた状態で構造枠体或いはパネル要素に取り付け
    られる厚み調整部材を具備してなり、この厚み調整部材
    が、前記構造枠体の前後少なくとも一方の面とパネル要
    素の内面間にその一部を介在させて装着され、前記構造
    枠体の前後少なくとも一方の面とパネル要素の内面との
    離間距離を変更して前記パネル本体の厚み寸法を部分的
    に異なるものとし得ることを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載のパネル。
  6. 【請求項6】側枠部材と横枠部材とから構成されパネル
    本体の骨格を形成する構造枠体と、前記構造枠体の前後
    少なくとも一方の面に着脱可能に装着されるパネル要素
    とを具備してなるものにおいて、 パネル本体の厚み方向とその奥行方向を略一致させた状
    態で構造枠体或いはパネル要素に取り付けられる厚み調
    整部材を具備してなり、この厚み調整部材が、前記構造
    枠体の前後少なくとも一方の面とパネル要素の内面間に
    その一部を介在させて装着され、前記構造枠体の前後少
    なくとも一方の面とパネル要素の内面との離間距離を変
    更して前記パネル本体の厚み寸法を変更し得るものであ
    ることを特徴とするパネル。
  7. 【請求項7】厚み調整部材が、前記構造枠体に着脱可能
    に取り付けられるものであることを特徴とする請求項5
    又は6記載のパネル。
  8. 【請求項8】異なる奥行寸法を有する複数の厚み調整部
    材を選択的に使い分けることによりパネル本体の厚み寸
    法を変更するようにしていることを特徴とする請求項
    5、6又は7記載のパネル。
  9. 【請求項9】厚み調整部材が、異なる離間距離を有する
    複数組の対向面を具備する平面視略多角形状のものであ
    り、構造枠体に対する取付方向を変更することでパネル
    本体の厚み寸法を変更するようにしていることを特徴と
    する請求項5、6又は7記載のパネル。
  10. 【請求項10】厚み調整部材が、パネル要素の内面と対
    向する対向面を前記パネル要素の内面を添え設け支持す
    るパネル要素支持面とするものであることを特徴とする
    請求項7、8又は9記載のパネル。
  11. 【請求項11】厚み調整部材が、前記パネル要素を取り
    付け得る取付機能を有しており、前記パネル要素の内面
    から突設した爪と係り合うことができる係り合い溝を具
    備しているものであることを特徴とする請求項7、8、
    9又は10記載のパネル。
  12. 【請求項12】厚み調整部材が、前記横枠部材に取り付
    けられるものであることを特徴とする請求項7、8、
    9、10又は11記載のパネル。
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