JPH0853973A - 折り畳み戸装置 - Google Patents

折り畳み戸装置

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JPH0853973A
JPH0853973A JP19083294A JP19083294A JPH0853973A JP H0853973 A JPH0853973 A JP H0853973A JP 19083294 A JP19083294 A JP 19083294A JP 19083294 A JP19083294 A JP 19083294A JP H0853973 A JPH0853973 A JP H0853973A
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Japan
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rail
traveling body
folding door
guide roller
groove
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JP19083294A
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Tsunemasa Sumioka
継正 住岡
Kazutoshi Tanioka
和登志 谷岡
Yoshiro Arakawa
芳郎 荒川
Yasuo Katsuyama
泰男 勝山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Mazroc Co Ltd
Original Assignee
Mazroc Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り畳み戸において荷重を下レールで安定し
て支持する。折り畳み戸を折り畳んで表面側に突出させ
た際に車輪が下レールのレール部から外れるのが防止す
る。 【構成】 折り畳み戸3において、下走行体4を下レー
ル7に走行自在に取り付ける。上走行体5を上レール6
に走行自在に取り付ける。上面部にレール部8を設けた
下レール7の折り畳み戸が折り畳み時に突出する方向と
は反対側の側端部において上方に向けて倒れ防止用受け
部9を立ち上げる。下走行体4に下レール7のレール部
8に載置されて走行する車輪10と、倒れ防止用受け部
9の下側に位置して走行する倒れ防止部11を設ける。
倒れ防止部11を倒れ防止用受け部9の下面部に当接自
在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り畳み戸装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から2枚のパネルの一端部同士を枢
支部により折り畳み自在に連結した折り畳み戸の枢支部
と反対側の端部に下走行体と上走行体とをそれぞれパネ
ルに対して回転自在に設け、下走行体を下レールに走行
自在に取り付けると共に上走行体を上レールに走行自在
に取り付けた折り畳み戸装置が知られている。この従来
例の折り畳み戸装置は例えば実開平3ー86986号公
報に示されるように、上レールを下方が開口した断面リ
ップ付きコ字状とし、上走行体の両側に垂直回転自在に
取付けた垂直ころを上レールの下端開口部のレール部と
なるリップ部上に走行自在に載置し、折り畳み戸の荷重
は全て上レールにより支持するようにしたいわゆる上吊
り式ものものであった。そして、下走行体は折り畳み戸
が振れないようにガイドするために下方に開口した溝状
をした下レールの溝内に走行自在にはめ込んで、ガイド
とすると共に、折り畳み戸を折り畳んで表面側に突出さ
せた場合、下走行体が下レールの溝の内側壁に当たるこ
とで倒れを防止するようにしていた。
【0003】ところが、上記のような上吊り式の折り畳
み戸にあっては、上レールに吊り下げ荷重が全てかかる
ため、上レールの構造上、あるいは上レールの天井への
取付け部分の強度等の制約により大型化に制約があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その主な目的
とするところは、折り畳み戸において荷重を下レールで
安定して支持でき、しかも折り畳み戸を折り畳んで表面
側に突出させた際に車輪が下レールのレール部から外れ
るのが防止できるようにすることにあり、また、他の目
的とするところは、上レールに対して荷重は支持しない
が上走行体の走行性を良くすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の折り畳み
戸装置は、2枚のパネル1の一端部同士を枢支部2によ
り折り畳み自在に連結した折り畳み戸3の枢支部2と反
対側の端部に下走行体4と上走行体5とをそれぞれパネ
ル1に対して回転自在に設け、下走行体4を下レール7
に走行自在に取り付けると共に上走行体5を上レール6
に走行自在に取り付けた折り畳み戸装置において、上面
部にレール部8を設けた下レール7の折り畳み戸が折り
畳み時に突出する方向とは反対側の側端部において上方
に向けて倒れ防止用受け部9を立ち上げ、下走行体4に
下レール7のレール部8に載置されて走行する車輪10
と、倒れ防止用受け部9の下側に位置して走行する倒れ
防止部11を設け、倒れ防止部11を倒れ防止用受け部
9の下面部に当接自在として成ることを特徴とするもの
である。
【0006】また、上レール6に、下方が開口した溝部
12を形成し、該溝部12の上レール6の下端開口端よ
りも少し上方位置において両側壁から内鍔部13を突設
し、溝部12の内鍔部13よりも上方位置をレール溝部
12とし、上走行体5をパネル1に対して回転自在に取
付けられ且つ上下移動自在で且つばねにより上方に弾性
的に付勢された縦軸部14と、該縦軸部14の上端部に
回動自在に取り付けた水平ガイドころ15と、水平ガイ
ドころ15の下方において縦軸部14に取付けた横長の
本体部14aと、本体部14aの前後部の両側に設けた
垂直ガイドころ16とで構成し、水平回転自在な水平ガ
イドころ15が上レール6のレール溝部12内に走行自
在に配設されると共に垂直回転自在な垂直ガイドころ1
6が内鍔部13の下面側に当接された状態で走行自在に
配設されて成ることも好ましい。
【0007】また、上レール6に、下方が開口した溝部
12を形成し、該溝部12の上レール6の下端開口端よ
りも少し上方位置において両側壁から内鍔部13を突設
し、溝部12の内鍔部13よりも上方位置をレール溝部
12とし、上走行体5をパネル1に対して回転自在に取
付けられ且つ上下移動自在で且つばねにより上方に弾性
的に付勢された縦軸部と、該縦軸部の上端部に回動自在
に取り付けた水平ガイドころ15と、水平ガイドころ1
5の下方において縦軸部に取付けたスライダー17とで
構成し、水平回転自在な水平ガイドころ15が上レール
6のレール溝部12内に走行自在に配設されると共にス
ライダー17が内鍔部13の下面側に当接された状態で
走行自在に配設されて成ることも好ましい。
【0008】
【作用】上記のような構成の本発明においては、下レー
ル7の上面部にレール部8を設け、下走行体4に下レー
ル7のレール部8に載置されて走行する車輪10を設け
てあるので、下レール7のレール部8に車輪10を走行
自在に載置することで、折り畳み戸3の荷重を下レール
7により支持する構成とできるものである。そして、下
レール7の折り畳み戸3が折り畳み時に突出する方向と
は反対側の側端部において上方に向けて倒れ防止用受け
部9を立ち上げ、下走行体4に倒れ防止用受け部9の下
側に位置して走行する倒れ防止部11を設け、倒れ防止
部11を倒れ防止用受け部9の下面部に当接自在として
あることで、折り畳み戸3を折り畳んで表面側に突出さ
せた場合に車輪10がレール部8から外れようとする力
が作用しても倒れ防止部11が倒れ防止用受け部9の下
面側に当たって車輪10がレール部8から外れるのが防
止されることになる。
【0009】また、水平回転自在な水平ガイドころ15
が上レール6のレール溝部12内に走行自在に配設され
ると共に垂直回転自在な垂直ガイドころ16が内鍔部1
3の下面側に当接された状態で走行自在に配設されるこ
とで、水平ガイドころ15により折り畳み戸3が走行時
あるいは折り畳み時に横方向にがたついた際に水平ガイ
ドころ15がレール溝部12内の内側壁に当たって走行
しながらがたつきを防止し、また、垂直ガイドころ16
が内鍔部13の下面に当たっていることで、上下方向の
がたつきを防止しながら上走行体5を上レール6の長手
方向に沿ってスムーズに走行させることができるもので
ある。
【0010】また、水平回転自在な水平ガイドころ15
が上レール6のレール溝部12内に走行自在に配設され
ると共にスライダー17が内鍔部13の下面側に当接さ
れた状態で走行自在に配設されるものにおいては、水平
ガイドころ15により折り畳み戸3が走行時あるいは折
り畳み時に横方向にがたついた際に水平ガイドころ15
がレール溝部12内の内側壁に当たって走行しながらが
たつきを防止し、また、スライダー17が内鍔部13の
下面に当たることで上下方向のがたつきを防止しつつ上
走行体5を上レール6の長手方向に沿ってスムーズに走
行させることができるものである。
【0011】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図6、図8には本発明の一実施例
が示してある。折り畳み戸3は2枚のパネル1の一端部
同士を枢支部2により折り畳み自在に連結して構成して
ある。2枚のパネル1の枢支部2と反対側の端部の下端
部と上端部とにはそれぞれ下走行体4と上走行体5とが
それぞれパネル1に対して回転自在に設けてある。
【0012】下走行体4は図6に示すようなもので、固
定軸体18に下部に本体ケース部19を回転自在に取付
けてあり、本体ケース部19に車輪10が回転自在に取
付けてある。本体ケース部19の一側部の下面部にはコ
字状をした倒れ防止部11が取付けてある。本体ケース
部19の両端部は半円状をしている。また車輪10は外
周に周溝20が凹設してある。
【0013】パネル1の枢支部2と反対側の端部の下端
部には下方及び両側に開口した凹部22が設けてある。
そして、凹部22の上底に形成した穴23に下走行体4
の固定軸体18を嵌合固着することで下走行体4をパネ
ル1に取付けるものであり、この場合、本体ケース部1
9は凹部22内に配置され、車輪10の下端部がパネル
1よりも下方に突出している。そして、本体ケース部1
9は回転することで両端部を凹部22の両側の開口部か
ら外部に突出したり、あるいは本体ケース部19が凹部
22内に完全におさまるようになったりするものであ
る。
【0014】下レール7は上面部に略V字状をした溝条
部21が設けてあり、溝条部21の溝底から上方に突条
21aが突設してあり、この突条21a付きの溝条部2
1がレール部8を構成している。上記のように、上面部
にレール部8を設けた下レール7の折り畳み戸3が折り
畳み時に突出する方向とは反対側の側端部には上方に向
けて逆L字状をした倒れ防止用受け部9が立ち上げてあ
る。ここで逆L字状をした倒れ防止用受け部9の上横片
は下レール7の上面部に対向している。
【0015】パネル1の枢支部2と反対側の端部の上端
部には上走行体5が取付けてある。ここで、上走行体5
は、図7に示すように、固定筒24内に上下移動自在に
はめ込まれた縦軸部14と、縦軸部14を上方に弾性的
に付勢するばね25と、縦軸部14の上端部に水平回転
自在に取付けた水平ガイドころ15と、縦軸部14に対
して水平回転自在に取付けた前後方向に長い本体部14
aと、本体部14aの前後部の両側に設けた垂直ガイド
ころ16とで構成してある。
【0016】そして、固定筒24をパネル1の枢支部2
と反対側の端部の上端部に設けた穴に嵌合固着すること
で上走行体5をパネル1に取付けるのである。上レール
6には下方が開口した溝部12が形成してあり、該溝部
12の上レール6の下端開口端よりも少し上方位置にお
いて両側壁から内鍔部13が突設してあり、また、溝部
12の内鍔部13よりも上方位置をレール溝部12とし
てある。
【0017】下走行体4及び上走行体5を取付けた折り
畳み戸3、上レール6、下レール7が上記のような構成
において、上レール6は天井30、あるいは家具などの
開口部の上端部に取付けられ、また、下レール7は床3
1、あるいは家具などの開口部の下端部に取付けられ
る。そして、下走行体4の車輪10を下レール7のレー
ル部8を構成する溝条部21に走行自在に載置する。こ
の場合、車輪10の外周部に設けた周溝20が突条21
aに移動自在にはめ込まれる。また、この状態で、下走
行体4に設けた倒れ防止部11が下レール7の折り畳み
戸3が折り畳み時に突出する方向とは反対側の側端部に
立ち上げた倒れ防止用受け部9の上横片の下面部のわず
かに下方に配置される。一方、上走行体5の水平回転自
在な水平ガイドころ15が上レール6のレール溝部12
内に走行自在に配設されると共に垂直回転自在な垂直ガ
イドころ16が内鍔部13の下面側に弾接された状態で
走行自在に配設さるものである。
【0018】上記のようにして下走行体4及び上走行体
5を下レール7及び上レール6に走行自在に取付けるも
のである。しかして、折り畳み戸3は2枚のパネル1が
上下レール6、7と平行に一直線状になるように展延し
た状態が閉状態であり、枢支部2を中心にして2枚のパ
ネル1を回動して折り畳み戸3を折り畳んで上下レール
6、7からパネル1が飛び出すようにした状態が開状態
であり、上記閉状態から開状態に、また開状態から閉状
態にするに当たり、上走行体5を上レール6に対して走
行させ、下走行体4を下レール7に対して走行させるこ
とで折り畳み戸3を展開したり、折り畳んだりしたりす
るものである。また、複数の折り畳み戸3を取付けた場
合、折り畳み戸3を展開状態で上下レール6、7に対し
て走行させたり、あるいは折り畳み状態で上下レール
6、7に対して走行させたりするものである。
【0019】ところで、下走行体4に設けた車輪10を
下レール7のレール部8に走行自在に載置してあるの
で、折り畳み戸3の荷重は車輪10を介して下レール7
により支持されることになり、折り畳み戸3が大型のも
ので、重量が重たいものであっても安定して支持できる
ことになる。この場合、車輪10の外周の周溝20が突
条21aにはめ込んでいるので横方向のがたつきを防止
して安定して走行ができる。
【0020】また、上走行体5の水平回転自在な水平ガ
イドころ15が上レール6のレール溝部12内に水平回
転自在にはめ込んであるので、折り畳み戸3が走行時あ
るいは折り畳み時に横方向にがたついた際に水平ガイド
ころ15がレール溝部12内の内側壁に当たって走行し
ながらがたつきを防止することができる。また、上走行
体5の垂直ガイドころ16が内鍔部13の下面に弾性的
に当たっているので、上下方向のがたつきを防止しなが
ら上走行体5を上レール6の長手方向に沿ってスムーズ
に走行させることができるのである。
【0021】ここで、折り畳み戸3の荷重を車輪10を
介して下レール7のレール部8に伝えて支持するように
したものにおいて、折り畳み戸3が折り畳まれて上下レ
ール6、7から飛び出した状態となると、図1矢印のよ
うな力が下走行体4に作用して車輪10がレール部8か
ら外れようとするが、この場合、倒れ防止防止部11が
倒れ防止用受け部9の上横片の下面部のわずかに下方に
配置してあるので、上記矢印方向の力が作用すると倒れ
防止部11が倒れ防止用受け部9の上横片に当たって車
輪10がレール部8から外れるのが防止されるのであ
る。
【0022】図9には本発明に用いる上走行体5の他の
実施例が示してある。この実施例では上走行体5の縦軸
部14の上端部に水平回転自在に水平ガイドころ15を
設け、水平ガイドころ15の下方において縦軸部14に
前後方向に長いスライダー17とを設けてある。そし
て、水平回転自在な水平ガイドころ15を上レール6の
レール溝部12内に走行自在に配設し、スライダー17
を内鍔部13の下面側に弾性的に当接した状態で走行自
在に配設してある。そして、この実施例においては、水
平ガイドころ15により折り畳み戸3が走行時あるいは
折り畳み時に横方向にがたついた際に水平ガイドころ1
5がレール溝部12内の内側壁に当たって走行しながら
がたつきを防止しするものである。また、スライダー1
7が内鍔部13の下面に当たることで上下方向のがたつ
きを防止しつつ上走行体5を上レール6の長手方向に沿
ってスムーズに走行させるのである。
【0023】図9には本発明に用いる上走行体5の更に
他の実施例が示してある。この実施例では、上走行体5
の縦軸部14の上端部に前後方向に長いスライダー17
を回転自在に取付け、スライダー17の下方において縦
軸部14に水平ガイドころ15を回転自在に取付けたも
のである。この実施例の場合には、スライダー17をレ
ール溝部12内に走行自在に入れ、水平回転自在な水平
ガイドころ15の上面部を内鍔部13の下面に弾接する
ものである。この実施例においてはスライダー17によ
り走行方向のガイドをし、また、水平ガイドころ15に
より水平方向のがたつきを防止し、また上下方向のがた
つきも防止するものである。
【0024】ところで、上走行体5は上記したいずれの
実施例においても、ばね25により垂直ガイドころ16
や、スライダー17や、水平ガイドころ15等が内鍔部
13に弾性的に当接することで、折り畳み戸3の上下方
向のがたつきを防止し、車輪10が下レール7のレール
部8から外れるのを防止している。なお図6の実施例に
おいては車輪10が一つの例を示した、車輪10を2つ
設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、上面部にレール部を設けた下レール
の折り畳み戸が折り畳み時に突出する方向とは反対側の
側端部において上方に向けて倒れ防止用受け部を立ち上
げ、下走行体に下レールのレール部に載置されて走行す
る車輪と、倒れ防止用受け部の下側に位置して走行する
倒れ防止部を設け、倒れ防止部を倒れ防止用受け部の下
面部に当接自在としてあるので、折り畳み戸の荷重を下
レールにより支持する構成とできて、折り畳み戸を大型
にしたり、重量の重いものにしても安定して支持できる
ものであり、また、このように折り畳み戸の荷重を下レ
ールに支持させるようにしたにもかかわらず、折り畳み
戸を折り畳んで表面側に突出させた場合に車輪がレール
部から外れようとする力が作用しても倒れ防止部が倒れ
防止用受け部の下面側に当たって車輪がレール部から外
れるのが防止できるものである。
【0026】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、請求項1記載の発明の効果に加えて、上レール
に、下方が開口した溝部を形成し、該溝部の上レールの
下端開口端よりも少し上方位置において両側壁から内鍔
部を突設し、溝部の内鍔部よりも上方位置をレール溝部
とし、上走行体をパネルに対して回転自在に取付けられ
且つ上下移動自在で且つばねにより上方に弾性的に付勢
された縦軸部と、該縦軸部の上端部に回動自在に取り付
けた水平ガイドころと、水平ガイドころの下方において
縦軸部に取付けた横長の本体部と、本体部の前後部の両
側に設けた垂直ガイドころとで構成し、水平回転自在な
水平ガイドころが上レールのレール溝部内に走行自在に
配設されると共に垂直回転自在な垂直ガイドころが内鍔
部の下面側に当接された状態で走行自在に配設されてい
るので、上レールに折り畳み戸の荷重を支持させない構
成のものにおいて、水平ガイドころにより折り畳み戸が
走行時あるいは折り畳み時に横方向にがたついた際に水
平ガイドころがレール溝部内の内側壁に当たって走行し
ながらがたつきを防止し、また、垂直ガイドころにより
上下方向のがたつきを防止しながら上走行体を上レール
の長手方向に沿ってスムーズに走行させることができる
ものである。また、折り畳み戸が上下方向にがたつかな
いので、車輪が下レールのレール部から外れるのが防止
されるものである。
【0027】また、本発明の請求項3記載の発明にあっ
ては、請求項1記載の発明の効果に加えて、上レール
に、下方が開口した溝部を形成し、該溝部の上レールの
下端開口端よりも少し上方位置において両側壁から内鍔
部を突設し、溝部の内鍔部よりも上方位置をレール溝部
とし、上走行体をパネルに対して回転自在に取付けられ
且つ上下移動自在で且つばねにより上方に弾性的に付勢
された縦軸部と、該縦軸部の上端部に回動自在に取り付
けた水平ガイドころと、水平ガイドころの下方において
縦軸部に取付けたスライダーとで構成し、水平回転自在
な水平ガイドころが上レールのレール溝部内に走行自在
に配設されると共にスライダーが内鍔部の下面側に当接
された状態で走行自在に配設されているので、上レール
に折り畳み戸の荷重を支持させない構成のものにおい
て、水平ガイドころにより折り畳み戸が走行時あるいは
折り畳み時に横方向にがたついた際に水平ガイドころが
レール溝部内の内側壁に当たって走行しながらがたつき
を防止し、また、スライダーにより上下方向のがたつき
を防止しながら上走行体を上レールの長手方向に沿って
スムーズに走行させることができるものである。また、
折り畳み戸が上下方向にがたつかないので、車輪が下レ
ールのレール部から外れるのが防止されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳み戸の折り畳み状態の側面断面
図である。
【図2】同上の折り畳み戸の展開状態の正面図である。
【図3】同上の側面断面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】同上の概略全体平面図である。
【図6】同上に用いる下走行体の一実施例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)
は側面図であり、(d)は断面図であり、(e)は下面
図である。
【図7】同上に用いる上走行体の一実施例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)
は断面図である。
【図8】同上に用いる上走行体の他の実施例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)
は断面図である。
【図9】同上に用いる上走行体の更に他の実施例を示
し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、
(c)は断面図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 枢支部 3 折り畳み戸 4 下走行体 5 上走行体 6 上レール 7 下レール 8 レール部 9 倒れ防止用受け部 10 車輪 11 倒れ防止部 12 溝部 13 内鍔部 14 縦軸部 15 水平ガイドころ 16 垂直ガイドころ 17 スライダー
フロントページの続き (72)発明者 谷岡 和登志 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 荒川 芳郎 大阪市天王寺区四天王寺1丁目5番47号 マツ六株式会社内 (72)発明者 勝山 泰男 大阪市天王寺区四天王寺1丁目5番47号 マツ六株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のパネルの一端部同士を枢支部によ
    り折り畳み自在に連結した折り畳み戸の枢支部と反対側
    の端部に下走行体と上走行体とをそれぞれパネルに対し
    て回転自在に設け、下走行体を下レールに走行自在に取
    り付けると共に上走行体を上レールに走行自在に取り付
    けた折り畳み戸装置において、上面部にレール部を設け
    た下レールの折り畳み戸が折り畳み時に突出する方向と
    は反対側の側端部において上方に向けて倒れ防止用受け
    部を立ち上げ、下走行体に下レールのレール部に載置さ
    れて走行する車輪と、倒れ防止用受け部の下側に位置し
    て走行する倒れ防止部を設け、倒れ防止部を倒れ防止用
    受け部の下面部に当接自在として成ることを特徴とする
    折り畳み戸装置。
  2. 【請求項2】 上レールに、下方が開口した溝部を形成
    し、該溝部の上レールの下端開口端よりも少し上方位置
    において両側壁から内鍔部を突設し、溝部の内鍔部より
    も上方位置をレール溝部とし、上走行体をパネルに対し
    て回転自在に取付けられ且つ上下移動自在で且つばねに
    より上方に弾性的に付勢された縦軸部と、該縦軸部の上
    端部に回動自在に取り付けた水平ガイドころと、水平ガ
    イドころの下方において縦軸部に取付けた横長の本体部
    と、本体部の前後部の両側に設けた垂直ガイドころとで
    構成し、水平回転自在な水平ガイドころが上レールのレ
    ール溝部内に走行自在に配設されると共に垂直回転自在
    な垂直ガイドころが内鍔部の下面側に当接された状態で
    走行自在に配設されて成ることを特徴とする請求項1記
    載の折り畳み戸装置。
  3. 【請求項3】 上レールに、下方が開口した溝部を形成
    し、該溝部の上レールの下端開口端よりも少し上方位置
    において両側壁から内鍔部を突設し、溝部の内鍔部より
    も上方位置をレール溝部とし、上走行体をパネルに対し
    て回転自在に取付けられ且つ上下移動自在で且つばねに
    より上方に弾性的に付勢された縦軸部と、該縦軸部の上
    端部に回動自在に取り付けた水平ガイドころと、水平ガ
    イドころの下方において縦軸部に取付けたスライダーと
    で構成し、水平回転自在な水平ガイドころが上レールの
    レール溝部内に走行自在に配設されると共にスライダー
    が内鍔部の下面側に当接された状態で走行自在に配設さ
    れて成ることを特徴とする請求項1記載の折り畳み戸装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332712A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Om Kiki Corp 移動側戸板の移動ガイド部材
AU2005200210B2 (en) * 2004-02-02 2011-05-19 Aluminium Extrusion And Distribution Pty Limited Bi-fold door assembly
JP2013060698A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Kayaba System Machinery Kk 吊り戸構造

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