JP2000073646A - 扉走行装置 - Google Patents

扉走行装置

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JP2000073646A
JP2000073646A JP10244677A JP24467798A JP2000073646A JP 2000073646 A JP2000073646 A JP 2000073646A JP 10244677 A JP10244677 A JP 10244677A JP 24467798 A JP24467798 A JP 24467798A JP 2000073646 A JP2000073646 A JP 2000073646A
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JP
Japan
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door
traveling
door body
horizontal wheel
traveling rail
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Pending
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JP10244677A
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English (en)
Inventor
Tsugutada Sumioka
継正 住岡
Kazutoshi Tanioka
和登志 谷岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行レールの外形を大きくすることなく小さ
い操作荷重にて扉本体を走行させることの可能な扉走行
装置を提供すること。 【解決手段】 折り戸等の扉本体8の上下何れかの端面
に水平輪2を突設し、同水平輪2を支持する支持面及び
両側壁部4、5を有する走行レール内にスライド自在に
挿入して扉本体8を走行させる扉走行装置1である。支
持面は、水平輪2の中心から走行レールの左右何れか一
方の側壁寄り位置に、水平輪2下面に当接する突部7を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉走行装置に関
し、詳しくは建物内の間仕切り等に用いられる折り戸、
引き戸等の扉本体を支持し走行させる扉走行装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の扉走行装置として、
例えば図4に示す如く、縦方向に軸支された4乃至6つ
の車輪Bをもった下ランナーAが扉本体8の下端面8a
に突設され、この下ランナーAが、扉本体8の下方に設
置された断面略U字状の下走行レール3内にスライド自
在に挿入された、引き戸に使用されるものがある。この
場合、扉本体8上部にも上走行レールが設けられてお
り、扉本体8をガイドするための上ランナーが扉本体8
上端に配設具備されている。
【0003】したがって、上記扉走行装置によると、扉
本体8の荷重を下ランナーAにて受ける構造のため、引
き戸を設けるための天井補強工事を簡略にすることが出
来、容易に扉本体8を後付け施工することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、扉本体8を支持する下ランナーA
が縦方向に軸支された複数の車輪Bにて形成されている
ため、下走行レール3を小型化するためには、この車輪
Bの外形を小さくする必要があった。したがって扉本体
8を走行させるための荷重が重くなるという問題があっ
た。また、下走行レール3内にごみをかんだ時にはさら
に走行が重くなり、下走行レール3がらごみを排出させ
る等の日常のメンテナンスに手間がかかるという問題も
あった。
【0005】ところで、上記の問題への対策として、例
えば実開昭63−122573として開示された、左右
2本の突条の上面の高さが左右において異なる形式のレ
ール内を走行する扉走行装置であって、その車輪を上下
2段に独立させて別個に取り付けて形成されたものがあ
る。しかし、この場合、上下に設けられた車輪を収容す
る下走行レールの高さが大きくなり、この下走行レール
を設置するのに床部材の加工に手間が掛かることが想定
される。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、走行レールの外形を大き
くすることなく小さい操作荷重にて扉本体を走行させる
ことの可能な扉走行装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の扉走行装置は、折り戸等の扉本体の
上下何れかの端面に水平輪を突設し、同水平輪を支持す
る支持面及び両側壁部を有する走行レール内にスライド
自在に挿入して扉本体を走行させる扉走行装置におい
て、支持面は、水平輪の中心から走行レールの左右何れ
か一方の側壁寄り位置に、水平輪下面に当接する突部を
有して成る。
【0008】したがって、この場合、折り戸等の扉本体
の上下何れかの端面に突設されて、支持面及び両側壁部
を有する走行レール内にスライド自在に挿入された水平
輪が、同水平輪の中心から走行レールの左右何れか一方
の側壁寄り位置に設けられた支持面上の突部に、その水
平輪下面を当接させて支持されて扉本体を走行させるこ
とが出来る。
【0009】また、請求項2記載の扉走行装置は、請求
項1記載の支持面が下走行レールの底面部であって、水
平輪が扉本体の下端面に突設されて成る。
【0010】したがって、この場合、扉本体の下端面に
突設された水平輪下面を、下走行レールの底面上の突部
に当接させて扉本体が走行される。
【0011】また、請求項3記載の扉走行装置は、請求
項1又は2記載の突部は、その上面に合成樹脂材料製の
保護カバーを有して成る。
【0012】したがって、この場合、水平輪下面が、突
部上面の合成樹脂材料製の保護カバーに当接され扉本体
が走行される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の請求項
1乃至3全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態の扉走行装置の概略構成を示す断
面図である。図2は、同扉走行装置を使用した折り戸示
す斜視図である。図3は、同扉走行装置他の実施例の概
略構成を示す断面図である。
【0014】この実施の形態の扉走行装置1は、折り戸
等の扉本体8の上下何れかの端面に水平輪2を突設し、
同水平輪2を支持する支持面及び両側壁部4、5を有す
る走行レール内にスライド自在に挿入して扉本体8を走
行させる扉走行装置1において、支持面は、水平輪2の
中心から走行レールの左右何れか一方の側壁寄り位置
に、水平輪2下面に当接する突部7を有して成る
【0015】又、該実施の形態の扉走行装置1において
は、支持面が下走行レール3の底面部6であって、水平
輪2が扉本体8の下端面8aに突設されてもいる。又、
該実施の形態の扉走行装置1においては、突部7は、そ
の上面に合成樹脂材料製の保護カバー71を有してもい
る。
【0016】詳しくは、この扉走行装置1は、図2に示
すような、開閉壁と呼ばれている住宅等の開閉可能な間
仕切りを形成する折り戸9の、多数枚の扉本体8が、下
走行レール3とガイドレールである上レール10との間
に走行自在に設けられている扉本体8の下部に使用され
るものである。そして、下ランナーを構成する、扉本体
8の下端面8aに突設された水平輪2と、下走行レール
3とを備えている。なお、この場合、扉本体8上部は、
縦方向に軸支された4の車輪をもった上ランナー11が
扉本体8の上端面に突設されて上レール10内に挿入さ
れ、扉本体8が下走行レール3を円滑に走行するように
ガイドしている。
【0017】水平輪2は、例えばポリアセタール樹脂材
料等の潤滑性の優れた合成樹脂材料、あるいは金属材料
等で成り、係止ピン22の基端がナット23、23に
て、扉本体8の中心長手方向の、前後何れかの一縁部の
下端面8aに設けられた固定板81の固定孔に82固定
され、さらに固定板81が扉本体8の下端面8aに木ね
じ等にて固着され突設されている。この水平輪2は、後
述する下走行レール3の、側壁部4、5の内面と底面部
6の突部7と上面31、31とに回転自在に当接するよ
うな、下走行レール3に収容されうる大きさの外径及び
厚さ寸法を有し、中心に、上記係止ピン22に設けられ
ている水平輪2の押さえ部24を収容する凹部21が形
成されている。なお、この場合、水平輪2上部には、後
述する走行レール3の上面開口32側部に回転自在に当
接するカラー25が係止ピン22に配設されている。
【0018】下走行レール3は、例えばアルミニウム材
料にて押し出し成形された長尺状部材にて形成され、上
面部31の長手方向に連設された開口32と、左右の側
壁部4、5と、支持面である底面部6に設けられた突部
7とを有している。そして、この場合、上面部31には
長手方向にわたって、下走行レール3が確実に床側に位
置決めされて設置されるように鍔部33が長手方向にわ
たって突設されている。また、側壁部4、5間の対向面
の間隔は、ごみが側壁部4、5内面に付着して水平輪2
の回動が妨げられないように、上記水平輪2の外径寸法
より大きい巾寸法をもって形成されている。
【0019】突部7は、この場合、水平輪2下面が、こ
の突部7上面に当接されて扉本体8がより円滑に走行さ
れるように、下走行レール3の底面61である底面部6
内方の左側の側壁部4寄り位置に突設された突条62の
上面に、例えばポリアセタール樹脂材料等の潤滑性の優
れた合成樹脂材料製の保護カバー71が嵌着されて形成
されている。
【0020】上記構成の扉走行装置1は、例えば折り戸
である扉本体8の下端面8aに突設された水平輪2下面
を、下走行レール3の底面上の突部7に当接させて扉本
体8が走行される。すなわち、扉本体8の荷重が、下ラ
ンナーである下走行レール3にて支持されるように、扉
本体8の下端面8aに突設されて、走行レール3内にス
ライド自在に挿入された水平輪2が、同水平輪2の中心
から走行レール3の左側の側壁部4に側に片寄った位置
に設けられた底面61上の突部7に、その水平輪2下面
を当接させて摺動自在に支持されて、両側壁部4、5の
何れかの内面を回転しながら扉本体8が走行される。
【0021】そして、例えば、巾830mmで高さが2
200mmの25mmの厚さを有する大略20kgWの
重量をもった、木質材による扉本体8が、従来の縦方向
に軸支された車輪をもった下ランナーによって走行させ
るときに実験値にて大略2.7kgf程度の操作荷重に
て走行させていたのを、略同様の大きさの下走行レール
3を使用した上記の構成によって、大略1.1kgf程
度の操作荷重にて走行させることが出来た。
【0022】したがって、以上説明した扉走行装置1に
よると、折り戸等の扉本体8の下端面8aに突設され
て、底面部6及び両側壁部4、5を有する走行レール3
内にスライド自在に挿入された水平輪2が、同水平輪2
の中心から走行レール3の左右何れか一方の側壁寄り位
置に設けられた底面61上の突部7に、その水平輪2下
面を当接させて支持されて扉本体8を走行させることが
出来るので、走行レール3の外形を大きくすることなく
小さい操作荷重にて扉本体8を走行させることが出来
る。
【0023】また、扉本体8の下端面8aに突設された
水平輪2下面を、下走行レール3の底面61上の突部7
に当接させて扉本体8が走行されるので、従来の技術の
ものと同様、扉本体8の荷重を下走行レール3にて受け
る構造にて、扉本体8を設けるための天井補強工事を簡
略化出来る。また、水平輪2下面が、突部7上面の合成
樹脂材料製の保護カバー71に当接され扉本体8が走行
されるので、より小さい操作荷重にて扉本体8を走行さ
せることが出来る。
【0024】なお、本発明は、上記によるもの以外に、
図3に示すように、支持面を上走行レール12の下部上
面12aとして、扉本体8の上端面8bに立設した水平
輪2の中心から走行レール12の左右何れか一方の側壁
寄り位置に、水平輪2下面に当接する突部13に相当す
る突条を設けたものであっても良く、また、本発明の突
部は、図3に示すもののように、その上面に合成樹脂材
料製の保護カバーの無いものであっても良い。
【0025】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の扉
走行装置は、折り戸等の扉本体の上下何れかの端面に突
設されて、支持面及び両側壁部を有する走行レール内に
スライド自在に挿入された水平輪が、同水平輪の中心か
ら走行レールの左右何れか一方の側壁寄り位置に設けら
れた支持面上の突部に、その水平輪下面を当接させて支
持されて扉本体を走行させることが出来るので、走行レ
ールの外形を大きくすることなく小さい操作荷重にて扉
本体を走行させることが出来る。
【0026】また、請求項2記載の扉走行装置は、請求
項1記載のものの効果に加え、扉本体の下端面に突設さ
れた水平輪下面を、下走行レールの底面上の突部に当接
させて扉本体が走行されるので、扉本体の荷重を下走行
レールにて受ける構造となり、以て、扉本体を設けるた
めの天井補強工事を簡略化出来る。
【0027】また、請求項3記載の扉走行装置は、請求
項1又2記載のものの効果に加え水平輪下面が、突部上
面の合成樹脂材料製の保護カバーに当接され扉本体が走
行されるので、より小さい操作荷重にて扉本体を走行さ
せることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の扉走行装置の概略構成
を示す断面図である。
【図2】同扉走行装置を使用した折り戸示す斜視図であ
る。
【図3】同扉走行装置他の実施例の概略構成を示す断面
図である。
【図4】本発明の従来例である扉走行装置の概略構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 扉走行装置 2 水平輪 3 下走行レール(走行レール) 4、5 側壁部 6 底面部(支持面) 7 突部 71 保護カバー 8 扉本体 8a 下端面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り戸等の扉本体の上下何れかの端面に
    水平輪を突設し、同水平輪を支持する支持面及び両側壁
    部を有する走行レール内にスライド自在に挿入して扉本
    体を走行させる扉走行装置において、 支持面は、水平輪の中心から走行レールの左右何れか一
    方の側壁寄り位置に、水平輪下面に当接する突部を有し
    て成ることを特徴とする扉走行装置。
  2. 【請求項2】 支持面が下走行レールの底面部であっ
    て、水平輪が扉本体の下端面に突設されて成ることを特
    徴とする請求項1記載の扉走行装置。
  3. 【請求項3】 突部は、その上面に合成樹脂材料製の保
    護カバーを有して成ることを特徴とする請求項1又は2
    記載の扉走行装置。
JP10244677A 1998-08-31 1998-08-31 扉走行装置 Pending JP2000073646A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267098A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Ykk Ap株式会社 建具
JP2009243182A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Toyo Exterior Co Ltd 戸体のガイドローラー案内装置

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